JP6708012B2 - 制御装置のためのコンピュータプログラム、及び、制御装置 - Google Patents

制御装置のためのコンピュータプログラム、及び、制御装置 Download PDF

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Description

本明細書では、印刷実行部に関係する処理を実行する制御装置に関する技術を開示する。
特許文献1には、プリンタが印字不可能になる日を推測するための技術が開示されている。具体的には、プリンタは、3日毎に現像剤の残量を測定して、残量と現像剤の使用日数とを記憶する。そして、プリンタは、記憶済みの複数個の残量を利用して、現像剤の将来の残量を予測するための直線を算出し、印字不可能な残量に対応する当該直線上の日を特定する。特に、印字不可能な日を予測するための2種類の直線が開示されている。第1種の直線は、複数個の残量のうちの現像剤の使用開始日における残量を示す点と、最新の残量を示す点と、の2点を通る直線である。第2種の直線は、複数個の残量を示す全ての点の近似直線である。
特開2003−15477号公報
印字枚数が多い期間もあれば少ない期間もある。即ち、単位時間当たりの現像剤の使用量は変化する。例えば、ある程度多くの残量があっても、単位時間当たりの現像剤の使用量が大きければ、現像剤が早期になくなる。上記の技術では、単位時間当たりの現像剤の使用量の変化が考慮されずに、印字不可能な日が予測される。このために、単位時間当たりの現像剤の使用量が大きい期間が将来に発生すれば、予測される日よりも早く、印字不可能な残量になる可能性がある。
本明細書では、印刷剤の将来の残量に関係する将来値を適切に算出するための技術を提供する。
本明細書は、印刷実行部に関係する処理を実行する制御装置のためのコンピュータプログラムを開示する。コンピュータプログラムは、複数の日時のそれぞれにおいて、前記印刷実行部で使用される印刷剤の現在の残量に関係する現在値を取得する取得部と、前記複数の日時に取得される複数個の前記現在値を利用して、N1個(前記N1は2以上の整数)の変化値を算出する変化値算出部であって、前記変化値は、単位時間当たりの前記印刷剤の残量の変化に関係する値である、前記変化値算出部と、前記N1個の変化値の中から、単位時間当たりの前記印刷剤の残量の変化が最も大きい第1の最大変化値を特定する特定部と、前記第1の最大変化値を利用して、前記印刷剤の将来の残量に関係する第1の将来値を算出する第1の予測処理を実行する予測処理実行部と、前記第1の予測処理が実行される場合に、前記第1の将来値を利用した出力処理を実行する出力処理実行部と、として、前記制御装置を機能させる。
上記の構成によれば、制御装置は、N1個の変化値のうちの第1の最大変化値を利用して、第1の将来値を算出する。即ち、制御装置は、印刷実行部における過去の大きな変化値が将来に発生する可能性を考慮して、第1の将来値を算出することができる。従って、制御装置は、印刷剤の将来の残量に関係する将来値を適切に算出することができる。
上記のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記憶媒体も新規で有用である。また、制御装置そのもの、及び、制御装置の制御方法も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 発注処理のフローチャートを示す。 第1〜第3実施例の特定処理のフローチャートと、第1実施例の具体的なケースを表わすグラフと、を示す。 第2実施例の具体的なケースを表わすグラフを示す。 第3実施例の具体的なケースを表わすグラフを示す。 第4実施例の特定処理のフローチャートと、第4実施例の具体的なケースを表わすグラフと、を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成:図1)
図1に示されるように、通信システム2は、管理サーバ10と、プリンタ100と、サービスサーバ500と、を備える。各装置10、100、500は、インターネット6を介して、相互に通信可能である。
(プリンタ100の構成)
プリンタ100は、少なくとも印刷機能を実行可能な装置である。プリンタ100は、プリンタ100の本体に対して着脱可能なカートリッジ(不図示)に収容されている印刷剤(例えば、トナー、インク等)を利用して、印刷を実行する。プリンタ100にはシリアル番号SN1が割り当てられている。シリアル番号SN1は、プリンタ100のモデル名MN1と同じモデル名を有する複数個のプリンタが製造される際に、プリンタ100のベンダによって割り当てられるユニークな文字列である。
また、プリンタ100は、プリンタ100に取り付けられているカートリッジに収容されている印刷剤の現在の残量を示す現在残量R1と、カートリッジの交換回数CN1と、をメモリ(不図示)に格納する。プリンタ100は、新しいカートリッジが取り付けられると、メモリ内の現在残量R1を100%に更新する。そして、プリンタ100は、印刷が実行される毎に、現在残量R1を更新する。具体的には、プリンタ100は、印刷されるべき画像を表わす画像データを取得する場合に、取得済みの画像データを利用して、画像の印刷に必要な印刷剤の使用量を推測する。そして、プリンタ100は、画像の印刷が実行されると、現在残量R1から推測済みの使用量を減算して、現在残量R1を更新する。なお、変形例では、プリンタ100は、カートリッジ内の印刷剤の残量を計測するセンサを備えていてもよく、当該センサが印刷剤の残量を計測する毎に、現在残量R1を更新してもよい。
また、プリンタ100は、カートリッジが交換される毎に、メモリ内の交換回数CN1を更新する。具体的には、プリンタ100は、プリンタ100が出荷されてから初めてカートリッジが取り付けられる場合に、「0」を示す交換回数CN1を格納し、その後、カートリッジが交換される毎に、交換回数CN1をインクリメントする。
(管理サーバ10の構成)
管理サーバ10は、プリンタ100を含む複数個のプリンタを管理するためのサーバである。管理サーバ10は、プリンタ100のベンダによってインターネット6上に設置される。
管理サーバ10は、ネットワークインターフェイス12と、制御部20と、を備える。各部12,20は、バス線(符号省略)に接続されている。なお、以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。制御部20は、CPU22と、メモリ24と、を備える。CPU22は、メモリ24に格納されているプログラム26に従って、様々な処理を実行する。メモリ24は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。
メモリ24は、上記のプログラム26の他に、複数個の登録情報RI1〜RI3を格納する。CPU22は、プリンタ100からプリンタ100のシリアル番号SN1を含む登録指示を取得すると、シリアル番号SN1をメモリ24に登録する。そして、CPU22は、シリアル番号SN1に関連付けて登録情報RI1をメモリ24に格納する。登録情報RI1は、プリンタ100のユーザの住所を示す住所情報AI1と、印刷材の残量の履歴を示す履歴情報HI1と、交換テーブルCT1と、最大傾き値GV1と、を含む。なお、CPU22は、プリンタ100とは異なる各プリンタから登録指示を取得すると、プリンタ100の場合と同様に、登録情報RI2、RI3等をメモリ24に格納する。
CPU22は、シリアル番号SN1がメモリ24に登録された後に、プリンタ100で住所情報AI1を入力する入力操作がユーザによって実行される場合に、プリンタ100から住所情報AI1を取得して、シリアル番号SN1に関連付けて住所情報AI1をメモリ24に登録する。
CPU22は、所定の周期(例えば1日毎)でプリンタ100から使用情報を取得する。使用情報は、シリアル番号SN1と、モデル名MN1と、印刷材の現在の残量R1と、交換回数CN1と、を含む。CPU22は、プリンタ100から使用情報を取得する毎に、当該使用情報が取得された日付と、当該使用情報に含まれる残量R1と、を関連付けて履歴情報HI1に追加する。これにより、複数の日付における複数個の残量を含む履歴情報HI1が格納される。なお、CPU22は、プリンタ100でカートリッジが交換される毎に、現在の履歴情報HI1を消去する。具体的には、CPU22は、取得済みの使用情報に含まれる交換回数CN1が交換テーブルCT1に登録済みでない場合に、プリンタ100でカートリッジが交換されたと判断して、履歴情報HI1を消去する。その後、CPU22は、当該使用情報が取得された日付と、当該使用情報に含まれる残量と、を新たな履歴情報HI1として記憶する。即ち、履歴情報HI1は、プリンタ100に現在取り付けられているカートリッジに関する情報のみを含む。なお、変形例では、CPU22は、プリンタ100でカートリッジが交換されても、履歴情報HI1を消去しなくてもよい。即ち、履歴情報HI1は、プリンタ100に現在取り付けられているカートリッジに関する情報のみならず、プリンタ100に過去取り付けられていたカートリッジに関する情報を含んでいてもよい。
交換テーブルCT1では、交換回数と発注フラグとが関連付けられている。CPU22は、プリンタ100から使用情報を取得する毎に、当該使用情報に含まれる交換回数が交換テーブルCT1に登録済みであるのか否かを判断する。CPU22は、交換回数が登録済みでないと判断する場合には、当該交換回数と発注フラグ「0」とを関連付けて交換テーブルCT1に新たに登録する、一方、CPU22は、交換回数が登録済みであると判断する場合には、当該交換回数を新たに登録しない。発注フラグ「0」は、当該発注フラグに関連付けられている交換回数に対応するカートリッジがプリンタ100に取り付けられている状況下において、新たなカートリッジをプリンタ100のユーザに発送するための発注情報がサービスサーバ500に未だ供給されていないことを意味する。また、発注フラグ「1」は、発注情報がサービスサーバ500に既に供給されたことを意味する。
また、最大傾き値GV1は、履歴情報HI1を利用して算出される複数個の傾き値の中で最も大きい傾き値を示す。各傾き値は、2個の日付(例えば4/3と4/4)における2個の残量から算出される1日当たりの残量の変化を示す。最大傾き値GV1の初期値は0%である。最大傾き値GV1は、プリンタ100でカートリッジが交換される毎に、初期値に変更される。即ち、最大傾き値GV1は、プリンタ100に現在取り付けられているカートリッジの残量の履歴のみから算出される。なお、変形例では、最大傾き値GV1は、プリンタ100でカートリッジが交換されても初期化されなくてもよい。この場合、最大傾き値GV1は、プリンタ100に現在取り付けられているカートリッジの残量の履歴と、プリンタ100に過去取り付けられていたカートリッジの残量の履歴と、の双方から算出される。
(サービスサーバ500の構成)
サービスサーバ500は、カートリッジの発送サービスを提供するサーバである。サービスサーバ500は、管理サーバ10のベンダによってインターネット6上に設置されてもよいし、当該ベンダとは異なる事業者によって設置されてもよい。サービスサーバ500は、管理サーバ10から発注情報を取得すると、発注情報に含まれる住所情報によって示される住所を宛先として、カートリッジを発送する。
(発注処理:図2)
図2を参照して、管理サーバ10のCPU22がプログラム26に従って実行する発注処理の内容を説明する。発注処理は、管理サーバ10の電源がONされることをトリガとして開始される。
S10では、CPU22は、ネットワークI/F12を介して、プリンタ(例えばプリンタ100)から使用情報を取得することを監視する。使用情報は、1日毎にプリンタから取得される。CPU22は、使用情報を取得する場合(S10でYES)に、使用情報に含まれるシリアル番号(例えば「SN1」)に関連付けられている登録情報(例えば「RI1」)を特定して、S12に進む。以下では、プリンタ100に対応する登録情報RI1が特定される場合を例として、説明を続ける。
S12では、CPU22は、本日の日付と、S10で取得された使用情報に含まれる残量と、を関連付けて、登録情報RI1に含まれる履歴情報HI1に追加し、傾き値を算出する。具体的には、CPU22は、まず、履歴情報HI1の中から、最新の日付(即ち本日の日付)における残量と、前回の日付(即ち前日の日付)における残量と、を特定する。そして、CPU22は、特定済みの残量の差を算出することにより、1日当たりの残量の変化を示す傾き値を算出する。
S18では、CPU22は、算出済みの傾き値が所定値(例えば10%)以下であるのか否かを判断する。CPU22は、算出済みの傾き値が所定値以下であると判断する場合(S18でYES)に、S20に進み、算出済みの傾き値が所定値より大きい場合(S18でNO)に、S20、S22の処理をスキップして、S30に進む。
S20では、CPU22は、算出済みの傾き値がメモリ24に格納されている最大傾き値GV1より大きいのか否かを判断する。CPU22は、算出済みの傾き値が最大傾き値GV1より大きいと判断する場合(S20でYES)に、S22に進み、算出済みの傾き値が最大傾き値GV1以下である場合(S20でNO)に、S22の処理をスキップして、S30に進む。
S22では、CPU22は、メモリ24に格納されている最大傾き値GV1を算出済みの傾き値に更新する。換言すれば、CPU22は、履歴情報HI1を利用して算出される複数個の傾き値の中から、1日当たりの残量の変化が最も大きい傾き値を特定し、当該傾き値を最大傾き値GV1としてメモリ24に格納する。
特に、S18の処理が実行されることにより、CPU22は、所定値より大きい傾き値が最大傾き値GV1として記憶されるのを防止することができる。例えば、所定値より大きい傾き値は、ユーザが大量の印刷を実行する等の特別な状況が発生した期間における残量の変化を示す。S18の処理が実行されるので、このような特別な状況に影響されることなく予測日を算出することができ、予測日の精度を向上させることができる。なお、変形例では、S18の処理が実行されなくてよい。
S30では、CPU22は、登録情報RI1に含まれる交換テーブルCT1から、S10で取得された使用情報に含まれる交換回数に関連付けられている発注フラグを特定し、当該発注フラグが「0」を示すのか否かを判断する。CPU22は、発注フラグが「0」を示すと判断する場合(S30でYES)、即ち、カートリッジが未だに発送されていない場合に、S50に進み、発注フラグが「1」を示す場合(S30でNO)、即ち、カートリッジが発送済みである場合に、S30以降の処理をスキップして、S10に戻る。なお、第1実施例では、S40、S60の処理が実行されない。
S50では、CPU22は、図3に示される特定処理を実行する。図3のS52では、CPU22は、履歴情報HI1に含まれる複数の日付のうちの最新の日付(即ち本日の日付)における残量によって表される点を通過し、かつ、最大傾き値GV1によって示される傾きを有する直線を、予測直線として算出する。
図2のS70では、CPU22は、S52で算出された予測直線上の残量0%に対応する点によって示される日付を、カートリッジ内の印刷剤の残量が0%になると予測される予測日として算出する。即ち、予測日は、プリンタ100がカートリッジ内の印刷剤を利用した印刷を実行不可能になると予測される日である。
S80では、CPU22は、本日から予測日までの期間が10日以内であるのか否かを判断する。なお、変形例では、10日とは異なる期間が利用されてもよい。CPU22は、本日から予測日までの期間が10日以内であると判断する場合(S80でYES)に、S82に進み、本日から予測日までの期間が10日より大きい場合(S80でNO)に、以降の処理をスキップして、S10に戻る。
S82では、CPU22は、登録情報RI1に含まれる住所情報AI1と、カートリッジ情報と、を含む発注情報を、サービスサーバ500に供給する。カートリッジ情報は、S10で取得された使用情報に含まれるモデル名によって示されるモデルのプリンタ100に適合するカートリッジの種類を示す情報(例えばカートリッジの型番)である。これにより、サービスサーバ500は、住所情報AI1によって示されるユーザの住所を宛先として、カートリッジ情報によって示されるカートリッジを発送する。
S84では、CPU22は、S30で特定された発注フラグを「0」から「1」に変更する。S84の処理が終了すると、S10に戻る。
(第1実施例における具体的なケース;図3)
図3に示すグラフG1は、横軸が日付を示すと共に縦軸が残量を示すグラフである。グラフ内の各点は、履歴情報HI1に含まれる各日付の各残量を示す。以降の図4〜6のグラフも同様である。グラフG1では、最大傾き値GV1は、最新の日付D3における残量と、その1日前の日付D2における残量と、を利用して算出される値GD1を示す。即ち、日付D2から日付D3までの1日間の印刷剤の使用量が、他の期間における印刷剤の使用量よりも多いことを意味する。
本ケースでは、CPU22は、日付D3に使用情報を取得すると、最新の日付D3における残量を示す点を通過し、かつ、最大傾き値GV1である値GD1によって示される傾きを有する予測直線PS1を算出する(S52)。CPU22は、予測直線PS1上の残量0%に対応する点によって示される日付を、予測日PD1として算出する(S70)。そして、CPU22は、最新の日付D3から予測日PD1までの期間が5日なので(S80でYES)、発注情報をサービスサーバ500に供給する(S82)。
例えば、予測直線PS1の代わりに、図3に示す直線ST1を利用して、予測日を算出する比較例が想定される。直線ST1は、履歴情報HI1に含まれる最古の日付D1における最古の残量を示す点と、最新の日付D3における最新の残量を示す点と、を通過する直線である。この直線の傾きは、最古の日付から最新の日付までの期間における1日当たりの残量の変化の平均値を示す。この場合、最新の日付D3から予測日までの期間が12日なので(S80でNO)、カートリッジは発送されない。例えば、最新の日付D3より後の各日において、傾き値GD1によって示される変化量で印刷が実行される可能性がある。仮に、このような状況が発生すると、12日より短い期間で印刷剤の残量が0%となってしまう。この場合、比較例の構成では、ユーザは、カートリッジ内の印刷剤の残量が0%になっても、新しいカートリッジを受け取れない虞がある。
これに対し、本実施例では、予測直線PS1が最大傾き値GV1によって示される傾きを有するので、予測日PD1は、上記の状況が将来に発生する可能性が考慮された値である。そして、最新の日付D3から予測日PD1までの期間が5日なので(S80でYES)、カートリッジが発送される。従って、仮に、上記の状況が将来に発生したとしても、カートリッジ内の印刷剤の残量が0%になる前に、ユーザは、新しいカートリッジを受け取ることができる。このように、管理サーバ10は、予測日を適切に算出して、印刷剤の残量が0%になる前に新しいカートリッジをユーザに提供することができる。
(対応関係)
管理サーバ10が、「制御装置」の一例である。インターネット6が、「ネットワーク」の一例である。S10の使用情報に含まれる残量、S12で算出される傾き値、最大傾き値GV1が、それぞれ、「現在値」、「変化値」、「第1の最大変化値」の一例である。予測日PD1が、「第1の将来値」の一例である。S82の処理が、「出力処理」の一例である。S12で算出される複数個の傾き値、S18でYESと判断される2個以上の傾き値が、それぞれ、「M個の変化値」、「N1個の変化値」の一例である。S50及びS70の処理が、「第1の予測処理」の一例である。
(第2実施例)
本実施例では、図2のS40、S60の処理が実行される点を除き、第1実施例と同様の処理が実行される。
S40では、CPU22は、S10で取得された使用情報に含まれる残量が基準値(例えば20%)以下であるか否かを判断する。CPU22は、残量が基準値以下であると判断する場合(S40でYES)に、S50に進み、残量が基準値より大きいと判断する場合(S40でNO)に、S50の処理を実行せず、S60に進む。
S60では、CPU22は、履歴情報HI1に含まれる複数の日付の中の最古の日付における最古の残量を示す点と、最新の日付における最新の残量を示す点と、を通過する直線を、予測直線として算出する。この予測直線の傾きは、最古の日付から最新の日付までの期間における1日当たりの印刷剤の残量の変化の平均値を示す。
(第2実施例における具体的なケース;図4)
図4に示されるように、グラフG2では、最大傾き値GV1は、日付D3における残量と、1日前の日付D2における残量と、を利用して算出される値GD1を示す。
本ケースでは、日付D4以前に取得される使用情報には、基準値より大きい残量が含まれる。このため、CPU22は、日付D4以前の日付では、S40でNOと判断し、S60の処理によって予測直線を算出する。例えば、CPU22は、日付D3において、日付D3における残量を示す点と、最古の日付D1における残量を示す点と、を通過する予測直線PS2を算出する(S60)。CPU22は、予測直線PS2上の残量0%に対応する点によって示される日付を、予測日PD2として算出する(S70)。CPU22は、日付D3から予測日PD2までの期間が12日あるので(S80でNO)、発注情報を供給しない。これにより、カートリッジは発送されない。
一方、日付D4より後に取得される使用情報には、基準値以下の残量が含まれる。このため、CPU22は、例えば、日付D4より後の日付D5では、S40でYESと判断して、S50の処理によって予測直線PS3を算出する。予測直線PS3は、最大傾き値GV1(即ち傾き値GD1)によって示される傾きを有する。CPU22は、日付D5から予測直線PS3を利用して算出される予測日PD3までの期間が4日なので(S80でYES)、発注情報をサービスサーバ500に供給する(S82)。
日付D3では、残量が基準値より大きく、比較的に多くの印刷剤がカートリッジ内に残っている。このような状況において、仮に、CPU22が、S40、S60の処理を実行せずに、S50の処理を実行して、最大傾き値GV1によって示される傾きを有する直線ST2を利用して予測日を算出すると、S80でYESと判断され、カートリッジが発送される。この場合、の印刷剤がカートリッジ内に十分に残っているにも関わらず、ユーザがカートリッジを受け取ることになり、ユーザが不快に感じ得る。
これに対し、本実施例では、日付D3において、直線ST1の傾きより緩やかな傾きを有する予測直線PS2を利用して予測日を算出するので、S80でNOと判断され、カートリッジが発送されない。従って、印刷剤がカートリッジ内に十分に残っている状況で、ユーザがカートリッジを受け取ることを防止することができる。
(対応関係)
日付D3における残量、日付D1における残量が、それぞれ、「最新現在値」、「最古現在値」の一例である。予測直線PS2の傾きを示す傾き値が、「1個の変化値」の一例である。予測日PD2、予測日PD3が、それぞれ、「第1の将来値」、「第2の将来値」の一例である。S60及びS70の処理が、「第2の予測処理」の一例である。
(第3実施例)
本実施例では、図2のS12に続いてS14の処理が実行される点と、S40、S60の処理が実行される点と、を除き、第1実施例と同様の処理が実行される。
S14では、CPU22は、履歴情報HI1を利用して、1日当たりの印刷剤の残量の変化のばらつきを示すばらつき値を算出する。具体的には、CPU22は、履歴情報HI1に含まれる複数個の残量の中から、連続する2個の日付(例えば、4/3と4/4)における2個の残量の全ての組合せを特定し、全ての組合せのそれぞれについて、傾き値を算出する。そして、CPU22は、算出済みの複数個の傾き値の標準偏差をばらつき値として算出する。
なお、変形例では、CPU22は、各日付における残量と、各日付の前日の日付における残量と、から算出される1日当たりの印刷剤の残量の変化を、各日付における傾き値として算出してもよい。そして、CPU22は、例えば所定期間として7日間を採用する場合に、7日間の中心に当たる日(例えば当該7日間のうちの4日目の日)における傾き値と、当該7日間における7個の傾き値の平均値と、の差の絶対値を、当該7日間における傾き値の変動を示す変動値として算出する。そして、CPU22は、所定期間毎(例えば7日間毎)の変動値の平均値をばらつき値として採用してもよい。
S40では、CPU22は、S14で算出されるばらつき値が閾値以上であるのか否かを判断する。CPU22は、ばらつき値が閾値以上であると判断する場合(S40でYES)に、S50に進み、ばらつき値が閾値未満であると判断する場合(S40でNO)に、S50の処理を実行せず、S60に進む。S60の処理は、第2実施例と同様である。
(第3実施例における具体的なケース;図5)
図5に示されるように、グラフG3では、最大傾き値GV1は、日付D7における残量と、その1日前の日付D6における残量と、を利用して算出される傾き値GD2である。
本ケースでは、日付D6以前の期間と比べて、日付D6から日付D7までの期間における印刷剤の使用量がかなり多い。そのため、日付D6以前の期間における印刷剤の使用状況が安定しているので、グラフG3に対応する履歴情報HI1を利用して算出されるばらつき値は閾値未満である。このため、CPU22は、S14で算出されるばらつき値が閾値未満であるので(S40でNO)、S60の処理によって予測直線PS4を算出する。予測直線PS4は、最新の日付D7における残量を示す点と、最古の日付D1における残量を示す点と、を通過する。そして、CPU22は、日付D7から予測日PD4までの期間が12日間なので(S80でNO)、発注情報を供給しない。これにより、カートリッジは発送されない。
上記のように、日付D6から日付D7までの期間において、印刷剤が多量に使用される。このような特別な状況において、仮に、CPU22が、S14、S40、S60の処理を実行せず、S50の処理を実行して、最大傾き値GV1(即ち傾き値GD2)によって示される傾きを有する直線ST3を利用して予測日を算出すると、日付D7から予測日までの期間が4日間になり、カートリッジが発送されてしまう。しかしながら、このような特別な状況が将来に発生する可能性は低いので、カートリッジが早く発送され過ぎて、ユーザに不快感を与え得る。
これに対して、本実施例では、直線ST2の傾きより緩やかな傾きを有する予測直線PS4を利用して予測日を算出するので、S80でNOと判断され、カートリッジが発送されない。従って、カートリッジが早く発送され過ぎることを防止することができる。
(対応関係)
日付D7における残量、日付D1における残量が、それぞれ、「最新現在値」、「最古現在値」の一例である。予測直線PS4の傾きを示す傾き値が、「1個の変化値」の一例である。S60及びS70の処理が、「第2の予測処理」の一例である。
(第4実施例)
第4実施例では、管理サーバ10のメモリ24は、最大傾き値GV1の代わりに、最大傾きテーブルGT1を格納する(図1参照)。最大傾きテーブルGT1は、一週間のうちの各曜日における最大傾き値を格納するためのテーブルである。例えば、月曜日における傾き値は、月曜日に取得された残量と、月曜日の前日の日曜日に取得された残量と、から算出される。そして、複数の月曜日における複数個の傾き値の中で最も大きい傾き値が、月曜日における最大傾き値である。
本実施例では、図2のS18からS22の処理の代わりに、S16、S17の処理が実行される点と、S50の特定処理として図6のS54が実行される点と、を除き、第1実施例と同様の処理が実行される。
S16では、CPU22は、最大傾きテーブルGT1の中から履歴情報HI1の中の最新の日付(即ち本日)の曜日における最大傾き値を特定し、S12で算出された傾き値が特定済みの最大傾き値より大きいのか否かを判断する。CPU22は、算出済みの傾き値が特定済みの最大傾き値より大きいと判断する場合(S16でYES)に、S17に進み、算出済みの傾き値が特定済みの最大傾き値以下であると判断する場合(S16でNO)に、S17をスキップして、S30に進む。
S17では、CPU22は、最大傾きテーブルGT1の中の本日の曜日における最大傾き値を算出済みの傾き値に更新する。
図6のS54では、CPU22は、最大傾きテーブルGT1を利用して、本日における残量を示す点を通過する予測折れ線グラフを算出する。予測折れ線グラフは、各曜日の各最大傾き値を有する。
図2のS70では、CPU22は、S54で算出された予測折れ線グラフ上の残量0%に対応する点によって示される日付を、予測日として算出する。
(第4実施例における具体的なケース;図6)
図6に示されるように、CPU22は、水曜日である日付D5に使用情報を取得すると、日付D5を通過する予測折れ線グラフPP1を算出する(S54)。具体的には、CPU22は、まず、最大傾きテーブルGT1から木曜日における最大傾き値を特定し、使用情報に含まれる残量から特定済みの最大傾き値が減算された残量を示す点をプロットする。次いで、CPU22は、最大傾きテーブルGT1から金曜日における最大傾き値を特定し、直前にプロットされた残量から特定済みの最大傾き値が減算された残量を示す点をプロットする。CPU22は、これを繰り返すことによって、予測折れ線グラフPP1を算出し、次いで、グラフPP1上の残量0%に対応する点によって示される日付を予測日PD5として算出する(S70)。そして、CPU22は、最新の日付D5から予測日PD5までの期間が5日なので(S80でYES)、発注情報をサービスサーバ500に供給する(S82)。
本実施例でも、第1実施例と同様に、管理サーバ10は、予測日を適切に算出することができる。特に、管理サーバ10は、各曜日の最大傾き値を利用して予測日を算出するので、予測日を正確に算出し得る。
(対応関係)
例えば日曜日からその翌日の月曜日までの期間、例えば月曜日からその翌日の火曜日までの期間、最大傾きテーブルGT1の月曜日における最大傾き値、最大傾きテーブルGT1の火曜日における最大傾き値が、それぞれ、「第1の所定期間」、「第2の所定期間」、「第1の最大変化値」、「第2の最大変化値」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)
管理サーバ10が設けられなくてもよい。この場合、プリンタ100の制御部が、図2の発注処理を実行してもよい。この場合、プリンタ100の制御部、プリンタ100の印刷エンジンが、それぞれ、「制御装置」、「印刷実行部」の一例である。
(変形例2)
プリンタ100は、現在の残量R1の代わりに、カートリッジが取り付けられてから現在までの期間における当該カートリッジ内の印刷剤の使用量を格納してもよい。この場合、管理サーバ10は、プリンタ100から格納済みの使用量を含む使用情報を取得し、使用量を利用して、図2の発注処理を実行してもよい。本変形例では、使用情報に含まれる使用量が、「現在値」の一例である。
(変形例3)
CPU22は、図2のS12からS22の処理を実行しなくてもよい。この場合、CPU22は、S30の後であってS50の前に、履歴情報HI1に含まれる複数個の残量を利用して、複数個の傾き値を算出し、複数個の傾き値の中から最も大きい最大傾き値を特定してもよい。
(変形例4)
メモリ24は、履歴情報HI1の代わりに、最新の日付における1個の残量のみを格納してもよい。この場合、CPU22は、新たな使用情報を取得する際に、S12において、メモリ24内の残量(即ち前回に取得された使用情報に含まれる残量)と、取得済みの使用情報に含まれる残量と、を利用して、1日当たりの残量の変化を示す傾き値を算出してもよい。そして、CPU22は、傾き値を算出した後に、メモリ24内の残量を取得済みの使用情報に含まれる残量に更新してもよい。本変形例では、メモリ24に記憶されるべき情報量を低減させることができる。
(変形例5)
CPU22は、図2のS70以降の処理を実行しなくてもよい。この場合、CPU22は、最新の日付から所定日数(例えば3日間)が経過した日付における予測直線上の残量を特定し、特定済みの残量を外部装置(例えばプリンタ100)の表示部に表示させるために、特定済みの残量を示す情報をプリンタ100に供給してもよい。本変形例では、特定済みの残量、残量を示す情報の供給が、それぞれ、「第1の将来値」、「出力処理」の一例である。
(変形例6)
CPU22は、図2のS80、S82の処理を実行しなくてもよい。この場合、CPU22は、外部装置(例えばプリンタ100の表示部)に予測日を表示させるために、予測日を示す情報をプリンタ100に供給してもよい。本変形例では、予測日を示す情報の供給が、「出力処理」の一例である。
(変形例7)
最大傾きテーブルGT1は、各曜日における最大傾き値を格納する代わりに、平日における最大傾き値と、休日における最大傾き値と、を格納してもよい。その他の処理は、第4実施例と同様である。本変形例では、平日の期間、休日の期間、平日における最大傾き値、休日における最大傾き値が、それぞれ、「第1の所定期間」、「第2の所定期間」、「第1の最大変化値」、「第2の最大変化値」の一例である。
(変形例8)
CPU22は、第2実施例のS40の判断と第3実施例のS40の判断を組み合わせて、S50の処理及びS60の処理のいずれを実行するかを判断してもよい。一例では、CPU22は、残量が基準値以下であり、かつ、ばらつき値が閾値以上である場合に、S50の処理を実行し、それ以外の場合に、S60の処理を実行してもよい。また、他の例では、残量が基準値以下の場合、又は、残量が基準値より大きく、かつ、ばらつき値が閾値以上である場合に、S50の処理を実行し、それ以外の場合に、S60の処理を実行してもよい。
(変形例9)
CPU22は、S60において、履歴情報HI1に含まれる複数の日時における複数個の残量を利用して、近似直線を算出し、当該近似直線を予測直線として特定してもよい。近似直線を算出する方法は、例えば、最小二乗法である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、6:インターネット、10:管理サーバ、12:ネットワークI/F、20:制御部、22:CPU、24:メモリ、26:プログラム、100:プリンタ、500:サービスサーバ

Claims (11)

  1. 印刷実行部に関係する処理を実行する制御装置のためのコンピュータプログラムであって、
    複数の日時のそれぞれにおいて、前記印刷実行部で使用される印刷剤の現在の残量に関係する現在値を取得する取得部と、
    前記複数の日時に取得される複数個の前記現在値を利用して、N1個(前記N1は2以上の整数)の変化値を算出する変化値算出部であって、前記変化値は、単位時間当たりの前記印刷剤の残量の変化に関係する値である、前記変化値算出部と、
    前記N1個の変化値の中から、単位時間当たりの前記印刷剤の残量の変化が最も大きい第1の最大変化値を特定する特定部と、
    前記第1の最大変化値を利用して、前記印刷剤の将来の残量に関係する第1の将来値を算出する第1の予測処理を実行する予測処理実行部と、
    前記第1の予測処理が実行される場合に、前記第1の将来値を利用した出力処理を実行する出力処理実行部と、
    として、前記制御装置を機能させるコンピュータプログラム。
  2. 前記第1の将来値は、前記印刷実行部が前記印刷剤を利用した印刷を実行不可能になると予測される日に関係する値である、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記変化値算出部は、前記複数個の現在値を利用して、前記N1個の変化値を含むM個(前記Mは前記N1より大きい整数)の変化値を算出し、
    前記特定部は、
    前記M個の変化値の中から、単位時間当たりの前記印刷剤の残量の変化が所定値よりも大きい1個以上の変化値を除外することによって、前記N1個の変化値を特定し、
    特定済みの前記N1個の変化値の中から前記第1の最大変化値を特定する、請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記予測処理実行部は、前記複数個の現在値のうち、最新の日時に取得された最新現在値が、前記印刷剤の残量が基準値以下であることを示す場合に、前記第1の予測処理を実行する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記予測処理実行部は、さらに、前記最新現在値が、前記印刷剤の残量が前記基準値よりも大きいことを示す場合に、前記最新現在値と、前記複数個の現在値のうち、最古の日時に取得された最古現在値と、を利用して、1個の前記変化値を算出し、前記1個の変化値を利用して、前記印刷剤の将来の残量に関係する第2の将来値を算出する第2の予測処理を実行し、
    前記出力処理実行部は、さらに、前記第2の予測処理が実行される場合に、前記第2の将来値を利用した前記出力処理を実行する、請求項4に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記コンピュータプログラムは、さらに、
    前記複数個の現在値を利用して、単位時間当たりの前記印刷剤の残量の変化のばらつきに関係するばらつき値を算出するばらつき算出部として、前記制御装置を機能させ、
    前記予測処理実行部は、
    前記ばらつき値が、前記ばらつきが閾値以上であることを示す場合に、前記第1の予測処理を実行し、
    前記ばらつき値が、前記ばらつきが閾値未満であることを示す場合に、前記第1の予測処理を実行しない、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記予測処理実行部は、さらに、前記ばらつき値が、前記ばらつきが前記閾値未満であることを示す場合に、前記複数個の現在値のうち、最新の日時に取得された最新現在値と、前記複数個の現在値のうち、最古の日時に取得された最古現在値と、を利用して、1個の前記変化値を算出し、前記1個の変化値を利用して、前記印刷剤の将来の残量に関係する第2の将来値を算出する第2の予測処理を実行し、
    前記出力処理実行部は、さらに、前記第2の予測処理が実行される場合に、前記第2の将来値を利用した前記出力処理を実行する、請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記変化値算出部は、第1の所定期間に対応する前記N1個の変化値を算出し、
    前記変化値算出部は、さらに、前記複数個の現在値を利用して、前記第1の所定期間とは異なる第2の所定期間に対応するN2個の前記変化値を算出し、
    前記特定部は、さらに、前記N2個の変化値の中から、単位時間当たりの前記印刷剤の残量の変化が最も大きい第2の最大変化値を特定し、
    前記予測処理実行部は、前記第1の最大変化値と前記第2の最大変化値とを利用して、前記第1の将来値を算出する前記第1の予測処理を実行する、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記出力処理は、前記印刷剤を発注するための発注情報を出力するための処理を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記取得部は、ネットワークを介して、前記印刷実行部から前記現在値を取得する、請求項1から9のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  11. 印刷実行部に関係する処理を実行する制御装置であって、
    複数の日時のそれぞれにおいて、前記印刷実行部で使用される印刷剤の現在の残量に関係する現在値を取得する取得部と、
    前記複数の日時に取得される複数個の前記現在値を利用して、N1個(前記N1は2以上の整数)の変化値を算出する変化値算出部であって、前記変化値は、単位時間当たりの前記印刷剤の残量の変化に関係する値である、前記変化値算出部と、
    前記N1個の変化値の中から、単位時間当たりの前記印刷剤の残量の変化が最も大きい第1の最大変化値を特定する特定部と、
    前記第1の最大変化値を利用して、前記印刷剤の将来の残量に関係する第1の将来値を算出する第1の予測処理を実行する予測処理実行部と、
    前記第1の予測処理が実行される場合に、前記第1の将来値を利用した出力処理を実行する出力処理実行部と、
    を備える、制御装置。
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