JP6702044B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
特許文献1には、ユーザが行ったWebページのカスタマイズ内容をカスタマイズDBに登録し、そのユーザが利用するブラウザからのWebページの要求をWebサーバに転送してWebページを取得し、登録したカスタマイズ内容に従ってカスタマイズしたWebページをそのブラウザに送信する技術が開示されている。
特開2009−251754号公報
例えば申請業務システムにおいてユーザが申請用の装置を操作して申請の作業(申請書の作成作業や文書の添付作業など)を行う場合に、他のユーザが行った申請の作業で用いられた方法のうち、自分が望ましいと考える特定の方法(例えば作業時間が短い方法やミスが少ない方法など)を活用することができると便利である。
そこで、本発明は、過去に行われた作業の方法のうちユーザが望ましいと考える特定の方法を示す情報を出力する情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、文書及び当該文書に対して行われた作業の処理順序を示す第1情報と、当該作業の結果を複数の項目について示す第2情報とが複数蓄積されている場合に、ユーザの操作に基づいて前記複数の項目のうちのいずれかの項目を指定する指定部と、指定された前記項目の前記作業の結果が条件を満たす前記第2情報に対応する前記第1情報を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記第2情報は、前記作業に要した時間を前記作業の結果として示し、蓄積されている複数の前記第2情報が示す前記時間のうち短い方から決められた順番までの前記時間を示す前記第2情報が前記条件を満たすことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、請求項1又は2に記載の構成において、前記第2情報は、前記作業で発生したミスの回数を前記作業の結果として示し、蓄積されている複数の前記第2情報が示す前記ミスの回数のうち少ない方から決められた順番までの前記ミスの回数を示す前記第2情報が前記条件を満たすことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る情報処理装置は、請求項1から3のいずれか1項に記載の構成において、前記第2情報は、前記作業における操作の回数を前記作業の結果として示し、蓄積されている複数の前記第2情報が示す前記操作の回数のうち少ない方から決められた順番までの前記操作の回数を示す前記第2情報が前記条件を満たすことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る情報処理装置は、請求項1から4のいずれか1項に記載の構成において、前記作業は、特定の処理が対応付けられた操作用の画像を用いて行われ、前記第1情報には、前記操作用の画像を示す情報が含まれていることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る情報処理装置は、請求項1から5のいずれか1項に記載の構成において、前記作業は、ユーザに対応する文書に対して行われ、前記出力部が出力する前記第1情報を、当該第1情報が前記処理順序を示す作業を行ったユーザに対応する文書を示す情報から、前記項目を指定する操作を行ったユーザに対応する文書を示す情報に変更する変更部を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、過去に行われた作業の方法のうちユーザが望ましいと考える特定の方法を示す情報を出力する情報処理装置を提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、過去に行われた作業の方法を活用しない場合に比べて、作業時間を短くすることができる。
請求項3に係る発明によれば、過去に行われた作業の方法を活用しない場合に比べて、ミスの回数を少なくすることができる。
請求項4に係る発明によれば、過去に行われた作業の方法を活用しない場合に比べて、操作の回数を少なくすることができる。
請求項5に係る発明によれば、操作用の画像を示す情報が第1情報として用いられない場合に比べて、特定の処理を実行させる手間を少なくすることができる。
請求項6に係る発明によれば、文書の変更が行われない場合に比べて、ユーザが自分に対応する文書に対する作業を行う際の手間を少なくすることができる。
実施例に係る申請業務システムの全体構成を表す図 申請サーバ装置のハードウェア構成を表す図 ユーザ端末のハードウェア構成を表す図 文書提供サーバ装置のハードウェア構成を表す図 作業管理サーバ装置のハードウェア構成を表す図 申請業務システムが実現する機能構成を表す図 初期の申請関連情報の一例を表す図 表示された申請画面の一例を表す図 更新された申請関連情報の一例を表す図 蓄積された申請関連情報の一例を表す図 蓄積された作業の結果情報の一例を表す図 申請フォームを選択する画面の一例を表す図 表示された申請画面の一例を表す図 蓄積処理における各装置の動作手順の一例を表す図 表示処理における各装置の動作手順の一例を表す図 変形例の申請業務システムが実現する機能構成を表す図 文書テーブルの一例を表す図 申請関連情報の変更履歴の例を表す図 変形例の申請業務システムが実現する機能構成を表す図 変形例の申請業務システムが実現する機能構成を表す図
[1]実施例
図1は実施例に係る申請業務システム1の全体構成を表す。申請業務システム1は、企業等における申請業務に関する処理を行うシステムである。申請業務システム1は、通信回線2と、申請サーバ装置10と、ユーザ端末20−1、20−2、20−3、20−4(これらを区別しない場合は「ユーザ端末20」という)と、文書提供サーバ装置30と、作業管理サーバ装置40とを備える。
通信回線2は、移動体通信網やインターネットなどを含み、装置同士のデータのやり取りを仲介する。通信回線2には、申請業務システム1が備える各装置が有線(無線でもよい)で接続されている。申請サーバ装置10は、申請業務に関する処理を実行する情報処理装置である。ユーザ端末20は、申請業務システム1を利用するユーザが操作する端末装置である。
文書提供サーバ装置30は、申請業務に関する文書をユーザに提供するための処理を行う情報処理装置である。申請業務に関する文書とは、例えば出張申請に用いられる申請文書や休暇申請に用いられる申請文書などである。文書提供サーバ装置30は、後述する作業管理サーバ装置40と連携して、ユーザに適した文書を提供するための処理を行う。
作業管理サーバ装置40は、文書に対して行われる作業を管理する情報処理装置である。文書に対して行われる作業とは、文書を編集する作業や文書を送信する作業などである。作業管理サーバ装置40は、この管理を行うため、文書に対して行われた作業の履歴やその作業の結果を示す情報を蓄積する。作業管理サーバ装置40が蓄積する情報の詳細及び文書提供サーバ装置30との連携方法については後ほど詳しく説明する。
図2は申請サーバ装置10のハードウェア構成を表す。申請サーバ装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、NIC(Network Interface Card)14と、ストレージ15とを備えるコンピュータである。
CPU11は、RAM12をワークエリアとして用いてROM13やストレージ15に記憶されているプログラムを実行することで各部の動作を制御する。NIC14は、移動体通信に準拠した無線通信を行う通信回路を有し、通信回線2を介して外部装置と通信を行う。ストレージ15は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどの記憶手段であり、CPU11が制御に用いるデータやプログラムを記憶している。
図3はユーザ端末20のハードウェア構成を表す。ユーザ端末20は、CPU21と、RAM22と、ROM23と、NIC24と、ストレージ25と、UI(User Interface)部26とを備えるコンピュータである。CPU21からストレージ25までは、図2に表す同名のハードウェアと共通するハードウェアである。UI部26は、液晶ディスプレイを備え、ユーザ端末20を操作するためのメニュー画面などを表示する。また、UI部26は、キーボードやマウスなどの入力装置を備えている。
図4は文書提供サーバ装置30のハードウェア構成を表す。文書提供サーバ装置30は、CPU31と、RAM32と、ROM33と、NIC34と、ストレージ35とを備えるコンピュータである。これらは、図2に表す同名のハードウェアと共通するハードウェアである。
図5は作業管理サーバ装置40のハードウェア構成を表す。作業管理サーバ装置40は、CPU41と、RAM42と、ROM43と、NIC44と、ストレージ45とを備えるコンピュータである。これらは、図2に表す同名のハードウェアと共通するハードウェアである。
申請業務システム1が備える各装置のCPUがプログラムを実行して各部を制御することで、以下に述べる機能が実現される。
図6は申請業務システム1が実現する機能構成を表す。ユーザ端末20は、申請画面表示部201と、申請開始操作受付部202と、特定処理操作受付部203と、申請関連処理部204と、申請関連情報更新部205と、項目指定操作受付部206とを備える。文書提供サーバ装置30は、申請関連情報抽出部301と、申請関連情報出力部302と、項目指定部303と、抽出対象決定部304とを備える。作業管理サーバ装置40は、申請関連情報蓄積部401と、作業結果判定部402と、作業結果蓄積部403とを備える。
ユーザ端末20の申請画面表示部201は、ユーザに申請の作業を行わせるための申請画面を表示する。ユーザは、申請画面で自分が申請する種類を選択し、選択した種類の申請の作業を開始する操作を行う。申請開始操作受付部202は、この操作を受け付け、作業の開始操作を受け付けた申請の種類を文書提供サーバ装置30に通知する。文書提供サーバ装置30の申請関連情報抽出部301は、ユーザ端末20から通知された種類の申請業務に関する情報をまとめて表す申請関連情報を抽出する。
申請関連情報には、申請に用いられる定型の文書(申請フォーム)を識別する文書識別情報の他、申請者や承認者、申請の際に行われた作業などを特定するための情報が含まれている。つまり、申請関連情報は、申請業務における作業の対象となる文書及びその作業の履歴を示す情報である。申請関連情報は、申請者のユーザ端末20及び承認者のユーザ端末20に渡され、申請の処理が進むに連れて更新されていく。文書提供サーバ装置30には、それらの更新がされる前の初期の申請関連情報が記憶されている。
図7は初期の申請関連情報の一例を表す。図7の例では、「文書識別情報」、「作業時間」、「操作者のユーザIDの履歴」及び「カスタマイズ情報」という項目が設けられた申請関連情報が表されている。本実施例では、「文書識別情報」として、申請の種類を識別する第1ID(Identification:4桁の番号で表される)と、申請関連情報が更新される一連の申請手続きを識別する第2ID(こちらも4桁の番号で表される)とを繋げた情報が用いられる。第2IDとしては、初期値として「0000」が定められている。
例えばユーザAがこの申請関連情報を用いて申請を行うと「0001」が割り当てられ、次にユーザBがこの申請関連情報を用いて申請を行うと「0002」が割り当てられるというように、文書識別情報を用いた申請が異なるユーザによって行われる度に新たな第2IDが割り振られていく。図7の例では、出張申請の申請フォームを識別する「0001−0000」という文書識別情報が格納されている。
「作業時間」は、申請の業務が完了するまで、すなわち申請が承認されるまでに申請者が申請画面で作業を行った時間を表す。差し戻しを受けて再度作業を行った場合の作業時間もこの作業時間に加算される。図7の例ではまだ作業が開始されていないので「00:00:00」という作業時間が格納されている。「操作者のユーザIDの履歴」には、申請者と承認者のユーザIDが格納される。差し戻しを受けると、承認者の次に申請者のユーザIDが格納され、差し戻しがあったことが分かるようになっている。図7の例ではまだ作業が開始されていないので誰のユーザIDも格納されていない。
申請業務システム1においては、特定の処理が対応付けられた操作用の画像を用いて申請の作業が行われる。以下では、「操作用画像」と言えばこの画像を示すものとする。操作用画像としては、例えばツールバーのアイコンの画像やデスクトップ上に表示されるアイコンの画像が用いられ、ユーザによるカスタマイズを受け付けるようになっている。「カスタマイズ情報」には、この操作用画像をユーザがカスタマイズした結果が表される。図7の例では、初期の操作用画像として、「捺印処理アイコン」、「読取処理アイコン」、「変換処理アイコン」が「カスタマイズ情報」の項目に格納されている。このように、申請関連情報には、操作用の画像を示す情報が含まれている。
捺印処理アイコンには、ユーザの氏名を表す捺印を電子的に文書に施す捺印処理が対応付けられる。読取処理アイコンには、スキャナ装置に文書を読み取らせる読取処理が対応付けられる。変換処理アイコンには、文書データのフォーマットを変換する変換処理が対応付けられる。例えばこの捺印処理においては、ユーザ端末20を利用するユーザの氏名がパラメータとして定められている。
また、読取処理には、スキャナ装置からの画像データを受け取るアプリケーションプログラムを起動する処理と、スキャナ装置に画像データを要求する処理と、画像データを保存する処理とが含まれている。このように、操作用画像には、複数の処理が対応付けられていたり、それらの処理で用いられるパラメータが対応付けられていたりする。申請関連情報は、これらの操作用画像の画像データ及び各操作用画像を識別する画像IDを表すとともに、各操作用画像に対応付けられている処理やパラメータを表す。このように、申請関連情報は、申請業務において文書に対する作業が行われたときに実行される処理の内容及びそれらの処理の順序を少なくとも示す情報であり、本発明の「第1情報」の一例である。
申請関連情報抽出部301は、出張申請の作業の開始がユーザ端末20から通知された場合、図7に表す申請関連情報を抽出し、抽出した申請関連情報を申請関連情報出力部302に供給する。申請関連情報出力部302は、申請関連情報抽出部301によって抽出された申請関連情報を、申請作業の開始を通知してきたユーザ端末20に対して出力する。ユーザ端末20の申請画面表示部201は、文書提供サーバ装置30から出力されてきた申請関連情報に基づいて、ユーザが選択した種類の申請作業のための申請画面を表示する。
図8は表示された申請画面の一例を表す。図8の例では、申請画面表示部201が、図7に表す申請関連情報に基づいて、出張申請の申請フォームB1及び捺印処理アイコンC1を含む申請画面A1を表示している。申請画面表示部201は、申請関連情報が表す文書識別情報に対応する申請フォームを取得して表示する。申請フォームの記憶場所は、ユーザ端末20でもよいし、申請サーバ装置10でもよい。また、申請画面表示部201は、申請画面A1とは別に、上記申請関連情報に基づいて、読取処理アイコンD1及び変換処理アイコンD2を表示している。
特定処理操作受付部203は、表示された操作用画像に対する操作を、その操作用画像に対応付けられた特定の処理を実行させる操作として受け付ける。特定処理操作受付部203は、この操作を受け付けると、操作を受け付けた操作用画像の画像IDを申請関連処理部204に供給する。
申請関連処理部204は、申請業務に関する処理を実行する。申請関連処理部204は、例えば、特定処理操作受付部203から供給された画像IDに申請関連情報で対応付けられた処理、すなわち特定処理操作受付部203により操作が受け付けられた操作用画像に対応付けられた処理(前述した捺印処理、読取処理、変換処理など)を実行する。また、申請関連処理部204は、操作用画像に対応付けられていない処理でも、ユーザの操作が行われれば、申請文書を編集する処理や添付文書を申請文書に貼り付ける処理などを実行する。また、申請関連処理部204は、ユーザの操作に基づいて、操作用画像を追加する処理や操作用画像を削除する処理、操作用画像に対応付けられた処理やパラメータを変更する処理を実行する。
申請関連処理部204は、これらの処理を実行したときの動作記録(ログ)を、申請関連情報とともに申請関連情報更新部205に供給する。申請関連情報更新部205は、申請関連処理部204から供給された動作記録に基づいて、申請関連情報を更新する。
図9は更新された申請関連情報の一例を表す。図9の例では、作業時間が「00:15:00」に更新され、操作者のユーザIDの履歴が「申請者→承認者」に更新されている。これらは、申請者が15分作業をして完成させた申請フォームを承認者に送信したことを意味している。また、カスタマイズ情報が、「捺印処理アイコン、変換処理アイコン」に更新されている。これは、申請者が読取処理アイコンは不要と判断して削除したことを意味している。
申請関連情報更新部205は、申請作業が完了していない場合には、更新した申請関連情報を申請関連処理部204に供給する。申請関連情報更新部205は、自装置のユーザが申請者である場合、又は、承認者であるが差し戻しをする場合には、供給された申請関連情報を申請サーバ装置10に送信して、相手ユーザ(申請者なら承認者、承認者なら申請者)のユーザ端末20に転送することを要求する処理を実行する。申請関連情報更新部205は、自装置のユーザが承認者であり、且つ、申請作業が完了した場合(承認者が承認した場合)には、更新した申請関連情報を作業管理サーバ装置40に送信する。
作業管理サーバ装置40の申請関連情報蓄積部401は、ユーザ端末20から送信されてきた申請関連情報を蓄積する。このとき、申請関連情報蓄積部401は、文書識別情報の第1IDが共通する申請関連情報が既に蓄積されていれば、それらの第2ID及び初期値の「0000」とは異なる第2IDを割り当てて申請関連情報を蓄積する。
図10は蓄積された申請関連情報の一例を表す。図10の例では、申請関連情報蓄積部401は、第1IDが「0001」の申請関連情報を初めて蓄積するため、「0001」という第2IDを割り当てて蓄積している。この例では、作業時間が最終的に40分となり、申請が2回差し戻されたことが表されている。
作業管理サーバ装置40の作業結果判定部402は、申請関連情報蓄積部401に蓄積された申請関連情報が表す作業の履歴に基づいて、その作業の結果を複数の項目について判定する。作業結果判定部402は、本実施例では、作業時間と、ミスの回数と、操作手順数(作業における操作の回数)という3つの項目について作業の結果を判定する。作業結果判定部402は、申請関連情報蓄積部401に申請関連情報が蓄積されるとその申請関連情報を読み出し、その申請関連情報が表す作業時間を作業の結果として判定する。例えば図10の例では、作業結果判定部402は、40分という作業時間をそのまま作業の結果として判定する。
また、作業結果判定部402は、申請関連情報が表す操作者のユーザIDの履歴に基づいて、申請のミスの回数を作業の結果として判定する。例えば図10の例では、承認者が2回差し戻しを行っていることが表されているので、作業結果判定部402は、2回というミスの回数を判定する。また、作業結果判定部402は、申請関連情報が表すカスタマイズ情報に基づいて、操作手順数を作業の結果として判定する。例えば図10の例では、「捺印処理アイコン」及び「変換処理アイコン」という2つの操作用画像が表されているので、作業結果判定部402は、2回という操作手順数を判定する。
作業結果判定部402は、こうして判定した結果を、判定に用いた申請関連情報が表す文書識別情報とともに作業結果蓄積部403に供給する。作業結果蓄積部403は、作業結果判定部402により判定された作業の結果を複数の項目(本実施例では作業に要した時間、作業で発生したミスの回数、作業における操作の回数(操作手順数)という3つの項目)について示す結果情報を蓄積する。この結果情報は本発明の「第2情報」の一例である。
図11は蓄積された作業の結果情報の一例を表す。図11の例では、「0001−0001」という文書識別情報に対応付けて、「00:40:00」という作業時間と、「2」というミスの回数と、「2」という操作手順数とが蓄積されている。また、「0001−0002」という文書識別情報に対応付けて、「00:25:00」という作業時間と、「1」というミスの回数と、「3」という操作手順数とが蓄積され、「0001−0003」という文書識別情報に対応付けて、「00:30:00」という作業時間と、「0」というミスの回数と、「4」という操作手順数とが蓄積されている。
ユーザ端末20の項目指定操作受付部206は、作業の結果情報が示す複数の項目のうちのいずれかの項目を指定する操作を受け付ける。この操作は、例えば申請フォームを選択する画面で受け付けられる。
図12は申請フォームを選択する画面の一例を表す。図12の例では、申請画面表示部201が、申請フォームを選択するための申請画面A2を表示している。
申請画面A2には、申請の種類を選択するための選択欄E1(この例では「出張申請」が選択されている)と、ユーザが重視する項目(作業の結果情報が表す複数の項目のこと)として「なし」、「作業時間」、「ミスの回数」、「操作手順数」のいずれかを選択するための選択欄E2(この例では「ミスの回数」が選択されている)とが表されている。ユーザが選択欄E1及びE2を操作して申請の種類と重視する項目を選択した状態でOKボタンF1を押す操作を行うと、項目指定操作受付部206は、これらの操作を前述した項目を指定する操作として受け付ける。項目指定操作受付部206は、この操作を受け付けると、指定された申請の種類及び項目を文書提供サーバ装置30に通知する。
文書提供サーバ装置30の項目指定部303は、上記のユーザの操作に基づいて、作業の結果情報が示す複数の項目のうちのいずれかの項目を指定する。項目指定部303は本発明の「指定部」の一例である。項目指定部303は、受け取った通知が示す項目を複数の項目のうちのいずれかの項目として指定し、指定した項目を抽出対象決定部304に通知する。
抽出対象決定部304は、項目指定部303によって指定された項目に基づいて、申請関連情報抽出部301が抽出する対象となる申請関連情報を決定する。抽出対象決定部304は、次のようにして抽出対象を決定する。抽出対象決定部304は、まず、作業管理サーバ装置40に対して作業結果蓄積部403に蓄積されている結果情報を要求する。作業結果蓄積部403は、この要求を受け取ると、蓄積している複数の結果情報を文書提供サーバ装置30に送信する。
抽出対象決定部304は、送信されてきた複数の結果情報を取得すると、それら複数の結果情報から指定された項目の結果情報が条件を満たすものを特定する。抽出対象決定部304は、指定された項目が「作業時間」であれば、蓄積されている複数の作業の結果情報が示す作業時間のうち短い方から決められた順番までの作業時間を示す結果情報を、条件を満たす結果情報として特定する。抽出対象決定部304は、本実施例では、1番短い作業時間を示す結果情報を特定し、図11の例であれば、最も短い25分という作業時間を示す結果情報、すなわち「0001−0002」という文書識別情報に対応付けられた結果情報を特定する。
また、抽出対象決定部304は、指定された項目が「ミスの回数」であれば、蓄積されている複数の作業の結果情報が示すミスの回数のうち少ない方から決められた順番までのミスの回数を示す結果情報を、条件を満たす結果情報として特定する。抽出対象決定部304は、本実施例では、1番少ないミスの回数を示す結果情報を特定し、図11の例であれば、最も少ない0回というミスの回数を示す結果情報、すなわち「0001−0003」という文書識別情報に対応付けられた結果情報を特定する。
また、抽出対象決定部304は、指定された項目が「操作手順数」であれば、蓄積されている複数の作業の結果情報が示す操作手順数のうち少ない方から決められた順番までの操作手順数を示す結果情報を、条件を満たす結果情報として特定する。抽出対象決定部304は、本実施例では、1番少ない操作手順数を示す結果情報を特定し、図11の例であれば、最も少ない2回という操作手順数を示す結果情報、すなわち「0001−0001」という文書識別情報に対応付けられた結果情報を特定する。
抽出対象決定部304は、こうして特定した結果情報に含まれる文書識別情報に対応付けられた申請関連情報を抽出対象として決定する。抽出対象決定部304は、決定した申請関連情報に含まれる文書識別情報を申請関連情報抽出部301に供給する。申請関連情報抽出部301は、供給された文書識別情報に対応付けられた申請関連情報を作業管理サーバ装置40に対して要求する。作業管理サーバ装置40の申請関連情報蓄積部401は、この要求を受け取ると、要求された申請関連情報を読み出して文書提供サーバ装置30に送信する。
申請関連情報抽出部301は、こうして申請関連情報蓄積部401に蓄積されている申請関連情報から、抽出対象決定部304により抽出対象として決定された申請関連情報を抽出する。申請関連情報出力部302は、こうして抽出された申請関連情報、すなわち、ユーザにより指定された項目の作業の結果が条件を満たす作業の結果情報に対応する申請関連情報を出力する。申請画面表示部201は、出力されてきた申請関連情報に基づいて、ユーザが選択した種類の申請作業のための申請画面を表示する。
図13は表示された申請画面の一例を表す。図13の例では、申請画面表示部201が、図12の説明で述べた操作で「ミスの回数」という項目が指定された後に出力されてきた申請関連情報に基づいて申請画面を表示している。図11の例において最も少ない0回というミスの回数を示す結果情報は、4回という操作手順数を示しており、これは、対応する申請関連情報が4つの操作用画像をカスタマイズ情報として示すことを意味している。
申請画面表示部201は、その4つの操作用画像として、申請画面A3に含まれる捺印処理アイコンC1及び料金検索処理アイコンC2と、読取処理アイコンD1及び変換処理アイコンD2とを表示している。料金検索処理アイコンC2は、経路に入力された駅名等から移動に要する交通料金を検索する処理を実行させる操作を受け付ける操作用の画像である。これらの操作用の画像を用いて作業を行ったユーザはミスをすることなく(差し戻しを受けることなく)作業を終えているので、「ミスの回数」という項目を指定したユーザも、これらの操作用の画像を用いて作業を行うことで、操作用の画像が2つ又は3つである場合に比べて、差し戻しを受けることなく申請の作業を行うことが容易になっている。
ユーザ端末20、文書提供サーバ装置30及び作業管理サーバ装置40の各装置は、上記の構成に基づいて、申請関連情報及び作業の結果情報を蓄積する蓄積処理と、蓄積された申請関連情報に基づいて申請画面を表示する表示処理とを行う。
図14は蓄積処理における各装置の動作手順の一例を表す。この動作手順は、例えばユーザが選択した種類の申請を開始する操作を行うことを契機に開始される。まず、ユーザ端末20(申請開始操作受付部202)は、開始操作を受け付けた申請の種類を文書提供サーバ装置30に通知する(ステップS11)。
文書提供サーバ装置30(申請関連情報抽出部301)は、通知された種類の申請に関連する申請関連情報を抽出する(ステップS12)。次に、文書提供サーバ装置30(申請関連情報出力部302)は、抽出された申請関連情報をユーザ端末20に対して出力する(ステップS13)。ユーザ端末20(申請画面表示部201)は、出力されてきた申請関連情報に基づいて申請画面を表示する(ステップS14)。続いて、ユーザ端末20(特定処理操作受付部203)は、図8に表す捺印処理アイコンC1や読取処理アイコンD1などの操作用画像への特定処理の操作を受け付ける(ステップS21)。
次に、ユーザ端末20(申請関連処理部204)は、受け付けられた操作に基づいて、特定処理を含む申請関連処理を実行する(ステップS22)。続いて、ユーザ端末20(申請関連情報更新部205)は、実行された申請関連処理による動作記録に基づいて、ステップS13で受け取った申請関連情報を更新する(ステップS23)。ユーザ端末20(申請関連情報更新部205)は、申請作業が完了すると、更新した申請関連情報を作業管理サーバ装置40に送信する(ステップS24)。
作業管理サーバ装置40(申請関連情報蓄積部401)は、ステップS24で受け取った申請関連情報を蓄積する(ステップS25)。続いて、作業管理サーバ装置40(作業結果判定部402)は、蓄積された申請関連情報が表す作業の履歴に基づいて、その作業の結果を複数の項目について判定する(ステップS31)。そして、作業管理サーバ装置40(作業結果蓄積部403)は、ステップS31で判定された作業の結果を複数の項目について示す結果情報を蓄積する(ステップS32)。
図15は表示処理における各装置の動作手順の一例を表す。この動作手順は、例えば図12に表す申請画面で申請の種類を選択し、重視する項目を指定する操作をユーザが行うことを契機に開始される。まず、ユーザ端末20(項目指定操作受付部206)は、受け付けた操作により指定された申請の種類及び項目を文書提供サーバ装置30に通知する(ステップS41)。文書提供サーバ装置30(項目指定部303)は、ステップS41で受け取った通知が示す項目を、作業情報が示す複数の項目のうちのいずれかの項目として指定する(ステップS42)。
次に、文書提供サーバ装置30(抽出対象決定部304)は、作業管理サーバ装置40から蓄積されている作業の結果情報を取得する(ステップS43)。続いて、文書提供サーバ装置30(抽出対象決定部304)は、取得した作業の結果情報から、指定された項目の結果情報が条件を満たすものを特定する(ステップS44)。次に、文書提供サーバ装置30(抽出対象決定部304)は、特定した結果情報に対応する申請関連情報を抽出対象として決定する(ステップS45)。続いて、文書提供サーバ装置30(申請関連情報抽出部301)は、決定された申請関連情報を作業管理サーバ装置40に要求する(ステップS46)。
作業管理サーバ装置40(申請関連情報蓄積部401)は、ステップS46で要求された申請関連情報を読み出し(ステップS47)、文書提供サーバ装置30に送信する(ステップS48)。文書提供サーバ装置30(申請関連情報抽出部301)は、送信されてきた申請関連情報を受け取ることで、抽出対象である申請関連情報の抽出を完了する(ステップS49)。次に、文書提供サーバ装置30(申請関連情報出力部302)は、抽出された申請関連情報をユーザ端末20に対して出力する(ステップS50)。ユーザ端末20(申請画面表示部201)は、出力されてきた申請関連情報に基づいて申請画面を表示する(ステップS51)。
上述した申請関連情報に含まれるカスタマイズ情報は、ユーザがどの操作用画像を用いて作業を行ったか、すなわちユーザが行った作業によって実行される処理の内容及び処理の順序を示している。また、申請関連情報に含まれる文書識別情報は、ユーザがどの種類の文書に対して作業を行ったかということを示している。本実施例では、このようにユーザが作業した文書とその作業の処理内容及び処理順序とを示す申請関連情報のうち、ユーザの操作に基づいて指定された項目の作業の結果が条件を満たす結果情報に対応する申請関連情報が出力されることで、過去に行われた作業の方法のうちユーザが望ましいと考える特定の方法(ユーザが指定した項目の作業の結果が条件を満たす作業の方法)を示す情報が出力されるようになっている。
例えば、特定の方法として、作業時間が他に比べて短かった作業の方法が活用されることで、過去に行われた作業の方法を活用しない場合に比べて、作業時間が短くなりやすい。また、ミスの回数が他に比べて少なかった作業の方法が活用されることで、過去に行われた作業の方法を活用しない場合に比べて、ミスの回数が少なくなりやすい。また、操作手順数が他に比べて少なかった作業の方法が活用されることで、過去に行われた作業の方法を活用しない場合に比べて、操作手順数が少なくなりやすい。
また、申請関連情報に含まれるカスタマイズ情報が操作用画像を示しているので、申請関連情報に基づいてそれらの操作用画像が申請画面に表示されるようになっている。これにより、過去の作業で用いられた操作用の画像を表示させるための作業が不要になるので、操作用の画像を示す情報が申請関連情報として用いられない場合に比べて特定の処理を実行させる手間が少なくなっている。
[2]変形例
上述した実施例は本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、実施例及び各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施してもよい。
[2−1]ユーザ毎の文書
上述した文書に対する作業が、ユーザに対応する文書に対して行われる場合がある。例えば、会議室の予約を申請する文書のフォームが、ユーザが勤める事業所やフロア、ユーザの所属部門などによって異なっているという場合である。この場合に、或るユーザの申請画面の表示に用いられる申請関連情報が、そのユーザに対応した文書を示すように変更されてもよい。
図16は本変形例の申請業務システム1aが実現する機能構成を表す。申請業務システム1aは、ユーザ端末20aと、文書提供サーバ装置30aと、作業管理サーバ装置40とを備える。ユーザ端末20aは、図6に表す各部に加えてユーザID通知部207を備える。文書提供サーバ装置30aは、図6に表す各部に加えて文書識別情報変更部305を備える。
本変形例では、ユーザ端末20aの申請開始操作受付部202が申請の作業を開始する操作を受け付けると、その旨をユーザID通知部207に通知する。ユーザID通知部207は、この通知を受け取ると、自装置を利用するユーザのユーザIDを文書提供サーバ装置30aに送信する。文書提供サーバ装置30aの文書識別情報変更部305は、送信されてきたこのユーザIDを受け取る。また、文書識別情報変更部305には、申請関連情報抽出部301から抽出した申請関連情報が供給される。
文書識別情報変更部305は、申請関連情報抽出部301により抽出された申請関連情報が示す第1の文書識別情報を、ユーザ端末20aから通知されたユーザIDが割り当てられたユーザに対応する文書を示す第2の文書識別情報に変更する。文書識別情報変更部305は本発明の「変更部」の一例である。第1の文書識別情報は、抽出された申請関連情報が履歴(文書に対する作業により実行される処理の内容及び処理の手順を含むもの)を示す作業を行ったユーザに対応する文書を示す情報である。一方、第2の文書識別情報は、項目を指定する操作を行ったユーザに対応する文書を示す情報である。文書識別情報変更部305は、ユーザIDと文書の種類とを対応付けた文書テーブルを用いてこの変更を行う。
図17は文書テーブルの一例を表す。図17の例では、「ID001〜ID020」というユーザIDに「0011」という文書識別情報の第1IDが対応付けられている。また、「ID021〜ID050」というユーザIDに「0012」という文書識別情報の第1IDが対応付けられ、「ID051〜ID080」というユーザIDに「0013」という文書識別情報の第1IDが対応付けられている。文書識別情報変更部305は、ユーザ端末20aから送信されてきたユーザIDに文書テーブルで対応付けられている第1IDを読み出す。
文書識別情報変更部305は、申請関連情報抽出部301から申請関連情報が供給されると、その申請関連情報が示す文書識別情報の第1IDと読み出した第1IDとが一致していればその申請関連情報をそのまま申請関連情報出力部302に供給する。また、文書識別情報変更部305は、それらの第1IDが一致していなければ、申請関連情報が示す文書識別情報の第1IDを読み出した第1IDに変更し、変更後の申請関連情報を申請関連情報出力部302に供給する。
図18は申請関連情報の変更履歴の例を表す。図18(a)では、申請関連情報抽出部301から供給された申請関連情報の一例であり、文書識別情報が「0011−0003」となっている。文書識別情報変更部305は、例えば「ID060」というユーザIDをユーザ端末20aから受け取った場合、そのユーザIDに文書テーブルで対応付けられた「0013」という第1IDに変更し、図18(b)に示す申請関連情報にしてから申請関連情報出力部302に供給する。
ユーザ端末20aの申請画面表示部201は、こうして出力されてきた申請関連情報が表す文書識別情報に対応する申請フォームを取得して表示する。申請画面表示部201は、文書識別情報が変更されていなければ「0011」という第1IDに対応する申請フォームを表示する。その場合、ユーザは、申請フォームを自分に対応したものに変更する操作を行わなければならない。本変形例では、申請画面表示部201が変更された「0013」という第1IDに対応する申請フォームを表示するため、文書の変更が行われない場合に比べて、ユーザが自分に対応する文書に対する作業を行う際の手間が少なくなる。
[2−2]各機能を実現する装置
図6等に表す各機能を実現する装置は上記と異なっていてもよい。
図19は本変形例の申請業務システム1bが実現する機能構成を表す。申請業務システム1bは、ユーザ端末20と、文書提供サーバ装置30bとを備える。文書提供サーバ装置30bは、図6に表す各部に加えて、作業管理サーバ装置40が備えていた各機能(申請関連情報蓄積部401、作業結果判定部402及び作業結果蓄積部403)を備える。このように、申請関連情報及び結果情報の蓄積と、申請関連情報の抽出及び出力とを1台の装置が行ってもよい。この場合、文書提供サーバ装置30bが本発明の「情報処理装置」の一例となる。
図20は本変形例の申請業務システム1cが実現する機能構成を表す。申請業務システム1cは、ユーザ端末20cと、作業管理サーバ装置40とを備える。ユーザ端末20cは、図6に表す各部に加えて、文書提供サーバ装置30が備えていた各機能(申請関連情報抽出部301、申請関連情報出力部302、項目指定部303及び抽出対象決定部304)を備える。このように、申請関連情報の抽出及び出力をユーザ端末が行ってもよい。この場合、ユーザ端末20cが本発明の「情報処理装置」の一例となる。
[2−3]発明の適用範囲
実施例では、本発明が申請業務システムに適用されたが、これに限らない。本発明は、例えば、財務システムや人事管理システム、販売管理システム、生産管理システム、購買システムなど、文書に対して作業が行われる各種のシステムに適用されてもよい。例えば財務システムであれば、仕分伝票や内訳表、決算報告書などの文書に対して作業が行われ、その作業の履歴(その作業により実行される処理の内容及び処理の手順を含むもの)及び文書を示す第1情報と、その作業の結果を複数の項目について示す第2情報とが蓄積される。この場合も、ユーザの操作に基づいて指定された項目の作業の結果が条件を満たす第2情報に対応する第1情報が出力されることで、実施例のように、過去に行われた作業の方法のうち特定の方法を示す情報が出力されるようになっている。
[2−4]発明のカテゴリ
本発明は、文書提供サーバ装置30及び作業管理サーバ装置40という情報処理装置の他、それらの情報処理装置とユーザ端末とを備える情報処理システムとしても捉えられる。また、本発明は、各装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるし、各装置を制御するコンピュータを機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されてもよいし、インターネット等の通信回線を介してコンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されてもよい。
1…申請業務システム、10…申請サーバ装置、20…ユーザ端末、30…文書提供サーバ装置、40…作業管理サーバ装置、201…申請画面表示部、202…申請開始操作受付部、203…特定処理操作受付部、204…申請関連処理部、205…申請関連情報更新部、206…項目指定操作受付部、207…ユーザID通知部、301…申請関連情報抽出部、302…申請関連情報出力部、303…項目指定部、304…抽出対象決定部、305…文書識別情報変更部、401…申請関連情報蓄積部、402…作業結果判定部、403…作業結果蓄積部。

Claims (6)

  1. 文書及び当該文書に対して行われた作業の処理順序を示す第1情報と、当該作業の結果を複数の項目について示す第2情報とが複数蓄積されている場合に、ユーザの操作に基づいて前記複数の項目のうちのいずれかの項目を指定する指定部と、
    指定された前記項目の前記作業の結果が条件を満たす前記第2情報に対応する前記第1情報を出力する出力部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第2情報は、前記作業に要した時間を前記作業の結果として示し、
    蓄積されている複数の前記第2情報が示す前記時間のうち短い方から決められた順番までの前記時間を示す前記第2情報が前記条件を満たす
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2情報は、前記作業で発生したミスの回数を前記作業の結果として示し、
    蓄積されている複数の前記第2情報が示す前記ミスの回数のうち少ない方から決められた順番までの前記ミスの回数を示す前記第2情報が前記条件を満たす
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2情報は、前記作業における操作の回数を前記作業の結果として示し、
    蓄積されている複数の前記第2情報が示す前記操作の回数のうち少ない方から決められた順番までの前記操作の回数を示す前記第2情報が前記条件を満たす
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記作業は、特定の処理が対応付けられた操作用の画像を用いて行われ、
    前記第1情報には、前記操作用の画像を示す情報が含まれている
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記作業は、ユーザに対応する文書に対して行われ、
    前記出力部が出力する前記第1情報を、当該第1情報が前記処理順序を示す作業を行ったユーザに対応する文書を示す情報から、前記項目を指定する操作を行ったユーザに対応する文書を示す情報に変更する変更部を備える
    請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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