JP6696139B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6696139B2
JP6696139B2 JP2015194804A JP2015194804A JP6696139B2 JP 6696139 B2 JP6696139 B2 JP 6696139B2 JP 2015194804 A JP2015194804 A JP 2015194804A JP 2015194804 A JP2015194804 A JP 2015194804A JP 6696139 B2 JP6696139 B2 JP 6696139B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
value
estimated value
rotation speed
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015194804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017070122A (ja
Inventor
憲司 十津
憲司 十津
学 鶴田
学 鶴田
康平 蜂谷
康平 蜂谷
久康 間瀬
久康 間瀬
直樹 岡山
直樹 岡山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2015194804A priority Critical patent/JP6696139B2/ja
Publication of JP2017070122A publication Critical patent/JP2017070122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6696139B2 publication Critical patent/JP6696139B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

本発明の実施形態は、モータ制御装置に関する。
従来、適応オブザーバモデルや、拡張誘起電圧オブザーバモデルによる、ブラシレスDC(direct current)モータ等の同期電動機の位置センサレス制御の手法が、知られている。
楊耕、他3名、「適応オブザーバによるブラシレスDCモータの位置センサレス制御」、電気学会論文誌D、1993年、113巻、5号、579−586頁 市川真士、他4名、「拡張誘起電圧モデルに基づく突極型永久磁石同期モータのセンサレス制御」、電気学会論文誌D、2002年、122巻、12号、1088−1096頁
上記二つの制御手法をより有効に活用することが可能なモータ制御装置を得ることができれば、有意義である。
実施形態のモータ制御装置は、適応オブザーバモデルによりモータの電気角の第一の推定値を算出する第一の推定部と、拡張誘起電圧オブザーバモデルによりモータの電気角の第二の推定値を算出する第二の推定部と、上記第一の推定値に基づいてモータを制御する状態と、上記第二の推定値に基づいてモータを制御する状態と、上記第一の推定値と上記第二の推定値との加重平均値に基づいてモータを制御する状態と、を切り替え可能なモータ制御部と、上記モータの回転位置を検出するセンサの検出結果を上記モータ制御部による上記モータの制御に用いる際に、上記第一の推定値、上記第二の推定値、または上記加重平均値が、当該検出結果の精度向上に用いられる場合に、上記センサによる検出可能範囲から外れないように、上記第一の推定値、上記第二の推定値、または上記加重平均値を補正するリミッタ部と、を備える。よって、上記モータ制御装置は、例えば、各オブザーバモデルによる制御の長所をより有効に活用して、モータをより好適に制御することが可能となる。
また、上記モータ制御装置では、例えば、上記モータ制御部は、モータの回転速度が第一の範囲にある状態では上記第一の推定値に基づいてモータを制御し、モータの回転速度が上記第一の範囲よりも低い第二の範囲にある状態では上記第二の推定値に基づいてモータを制御し、モータの回転速度が上記第一の範囲と上記第二の範囲との境界となる第三の範囲にある状態では上記加重平均値に基づいてモータを制御する。適応オブザーバモデルによる制御では、モータの回転速度が低い場合に電気角をより精度良く推定し難く、拡張誘起電圧オブザーバモデルによる制御では、モータの回転速度が高い場合に電気角をより精度良く推定し難い。よって、モータ制御装置は、モータの回転速度に応じて、制御に用いる推定値を変更することにより、例えば、回転速度の低い状態から高い状態まで、より精度の高い電気角の推定値に基づいて、モータを制御できる。
また、上記モータ制御装置では、例えば、上記モータ制御部は、上記加重平均値に基づいてモータを制御し、上記加重平均値における上記第一の推定値の比率は、モータの回転速度が第一の回転速度である場合には1であり、モータの回転速度が上記第一の回転速度より低い第二の回転速度である場合には0であり、かつモータの回転速度が上記第一の回転速度と上記第二の回転速度との間である場合には上記モータの回転速度が高いほど大きい。よって、上記モータ制御装置は、例えば、電気角の推定値として第一の推定値が用いられる第一の状態と第二の推定値が用いられる第二の状態との間で、電気角の推定値が急変するのを抑制することができる。
また、上記モータ制御装置は、例えば、モータの回転速度に応じて、上記第一の推定値、上記第二の推定値、または上記加重平均値の遅れを補償する第一の補正部を備える。よって、上記モータ制御装置は、例えば、モータの回転速度に応じて遅れが補償されない構成に比べて、電気角をより精度良く推定できる。
また、上記モータ制御装置は、例えば、モータの温度に応じて、上記第一の推定値、上記第二の推定値、または上記加重平均値の遅れを補償する第二の補正部を備える。よって、上記モータ制御装置は、例えば、モータの温度に応じて遅れが補償されない構成に比べて、電気角をより精度良く推定できる。
また、上記モータ制御装置は、例えば、電気角の推定に用いられるデータのアナログ値からアナログ−デジタル変換によりデジタル値を取得するデータ取得部であって、上記アナログ値が所定値より低い場合には、上記アナログ値を所定倍率で大きくした値からアナログ−デジタル変換によりデジタル値を取得するデータ取得部を、備える。よって、上記モータ制御装置は、例えば、より少ないビット数でより精度良くアナログ−デジタル変換を実行することができる。
図1は、実施形態のモータ制御装置の例示的かつ模式的なブロック図である。 図2は、実施形態のモータ制御装置の遅れ補償部における回転速度と補正された出力値との相関関係の一例を示すグラフである。 図3は、実施形態のモータ制御装置のリミッタ部における補正前の推定値と補正後の推定値との相関関係の一例を示すグラフである。 図4は、実施形態のモータ制御装置のデータ取得部の演算処理を示す例示的かつ模式的なブロック図である。
以下、本発明の例示的な実施形態および変形例が開示される。以下に示される実施形態および変形例の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、および効果は一例である。本発明は、以下の実施形態および変形例に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果や派生的な効果のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
モータ制御装置1は、モータ制御部10と、電気角推定部20と、を有する。モータ制御装置1は、インバータ等を含む駆動回路30を制御することにより、モータ40を制御する。
モータ40は、DCブラシレスモータ等の、永久磁石同期モータであり、例えば、IPM(interior permanent magnet)同期モータや、SPM(surface permanent magnet)同期モータである。また、モータ40は、例えば、突極型の同期モータである。
モータ40には、温度センサ41が設けられている。温度センサ41は、モータ40のいずれかの位置の温度を検出する。温度センサ41によって検出される温度は、モータ40内のコイルの温度の変化に伴って変化する温度である。
モータ40には、位置センサ42が設けられてもよい。位置センサ42は、ロータの回転位置(回転角度)を検出する。位置センサ42が設けられる構成では、電気角推定部20によって算出された電気角の推定値は、例えば、位置センサ42による検出結果の精度向上に用いられうる。この場合、位置センサ42の検出分解能は、比較的低くてよく、したがって、比較的安価な位置センサ42が用いられうる。
温度センサ41および位置センサ42の検出結果は、モータ制御部10を介して電気角推定部20に入力される。なお、温度センサ41および位置センサ42の検出結果は、モータ制御部10を介さず電気角推定部20に入力されてもよい。
モータ制御部10は、例えば、電流指令値出力部や、電流電圧変換部、相変換部、PWM処理部、角速度出力部等を含む。電流指令値出力部は、受け取ったトルク指令値および現在の角速度(検出値または推定値)に対応する電流指令値を出力する。この場合の電流指令値は、d軸およびq軸の二相の電流指令値I,Iである。電流電圧変換部は、電流指令値I,Iに対応するd軸およびq軸の二相の電圧指令値V,Vを出力する。相変換部は、二相の電圧指令値V,Vに対応するU相、V相、およびW相の三相の電圧指令値V,V,Vを出力する。PWM処理部は、包絡線中心シフト変調等により、PWMにより駆動回路30のスイッチング素子を駆動するための信号S,S,Sを出力する。角速度出力部は、位置センサ42の検出結果に対応する角速度の検出値を出力する。モータ制御部10は、電気角推定部20による電気角の推定値を利用して、駆動回路30、ひいてはモータ40を制御するものであればよく、ここに開示した例には限定されない。
モータ制御部10は、例えば、CPU(central processing unit)や、コントローラ、ASIC(application specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)、PLD(programmable logic device)等によって構成されうる。モータ制御部10は、例えば、ECU(electronic control unit)等として構成されうる。モータ制御部10における演算処理がプログラムに基づいて実行される場合、当該プログラムは、ROMや、HDD、SSD、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部品や記憶装置(不図示)に記憶される。この場合のプログラムには、モータ制御部10内の各部に対応するモジュールが含まれる。
電気角推定部20は、演算部21と記憶部22とを有する。演算部21は、例えば、CPUや、コントローラ、ASIC、FPGA、PLD等によって構成されうる。電気角推定部20は、例えば、ECU等として構成されうる。電気角推定部20は、独立したECUであってもよいし、モータ制御部10等の他の制御部と共通のECU内に構成されてもよい。電気角推定部20は、電気角推定装置とも称されうる。
記憶部22には、主記憶部や、補助記憶部が含まれうる。記憶部22には、例えば、RAM(random access memory)や、ROM(read only memory)、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ等の記憶部品や記憶装置が含まれうる。演算部21における演算処理がプログラムに基づいて実行される場合、当該プログラムは、ROMや、HDD、SSD、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部品や記憶装置に記憶される。当該プログラムには、演算部21内の各部に対応するモジュールが含まれる。記憶部22には、演算部21での演算に用いられるデータや、演算処理結果、モータ制御部10等の外部からの受信データ(入力データ)や外部への送信データ(出力データ)等が記憶される。
演算部21は、データ取得部21aや、適応オブザーバ演算部21b、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21c、遅れ補償部21d、係数設定部21e、調整部21f、リミッタ部21g等を有する。
データ取得部21aは、モータ制御部10等から、演算部21での演算処理に用いられるデータを取得する。データは、例えば、電流や電圧の指令値等である。また、データ取得部21aは、取得したデータのアナログ値をデジタル値に変換する。すなわち、データ取得部21aは、AD(analog digital)変換機能を有している。データ取得部21aは、AD変換部とも称されうる。
適応オブザーバ演算部21bは、取得されたデータに基づいて、適応オブザーバモデルを用いた公知の手法により、モータ40の電気角を推定する。適応オブザーバモデルは、次の式(1)で表せる。
Figure 0006696139
ここに、Pは、微分演算子、iは、電流、λは、電機子巻線の界磁磁束鎖交数、Rは、レジスタンス、Lは、インダクタンス、ωは、回転速度(角速度)、vは、電圧、Gは、オブザーバゲインである。なお、添え字^は、推定値を意味し、添え字Mは、モータ40での真値を意味し、太字は、行列あるいはベクトルを意味する。なお、以下では、推定値を意味する添え字Oを用いる場合もある。式(1)中、I,J,ε,ελは、以下の式のとおりである。
Figure 0006696139
適応オブザーバ演算部21bは、次の式(2)により、電気角の推定値θO1を算出することができる。
Figure 0006696139
なお、添え字α,βは、固定座標系である。
拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cは、取得されたデータに基づいて、拡張誘起電圧オブザーバモデルを用いた公知の手法により、モータ40の電気角を推定する。拡張誘起電圧オブザーバモデルは、次の式(3)で表せる。
Figure 0006696139
ここに、eは、拡張誘起電圧、Kは、誘起電圧定数である。なお、添え字d,qは、それぞれd軸およびq軸を意味し、添え字・(ドット)は、微分演算子である。
拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cは、次の式(4)により、電気角の推定値θO2を算出することができる。
Figure 0006696139
遅れ補償部21dは、電気角推定部20によって算出された電気角の推定値の遅れを補償する。遅れ量は、モータ40の回転速度が高いほど大きくなり、かつ温度が高いほど小さくなることが、判明している。また、演算処理による遅れもある。本実施形態では、例えば、次の式(5)により、適応オブザーバ演算部21bによって算出された電気角の推定値θO1を補正する。図2には、補正前の推定値θO1と補正後の推定値θO1mとの相関関係の一例がグラフにより示されている。
θO1m=θO1+K・ω ・・・(5)
=α(T−T)+β
ここに、θO1mは、遅れ補償部21dによって補正された電気角の推定値、Kは、補償係数(係数)、ωは、モータ40の回転速度の推定値、αは、係数、βは、定数、Tは、初期温度、Tは、係数設定時の温度である。αは、例えば、定質量や透磁率に関わる温度係数である。βは、例えば、演算処理による遅れ時間に関わる定数である。式(5)において、補償係数Kは、関数あるいはマップとして、記憶部22のうちフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性の記憶装置に記憶されている。
遅れ補償部21dによって補正される電気角の推定値θO1mには、上限値および下限値が定められている。図2の例では、遅れ補償部21dは、回転速度ωが、予め定められた推定値θO1mの線形的な補正範囲内にある場合、すなわち、ωr2≦ω≦ωr1(ωr2:補正範囲の下限値、ωr1:補正範囲の上限値)の場合に、式(5)による補正を行う。また、遅れ補償部21dは、ω>ωr1の場合には、補正された電気角の推定値θO1mを、ω=ωr1における値とし、ω<ωr2の場合には、補正された電気角の推定値θO1mを、ω=ωr2における値とする。本実施形態では、遅れ補償部21dによって、モータ40の回転速度に応じた遅れ補償、ならびにモータ40の温度に応じた遅れ補償が行われる。よって、電気角推定部20は、例えば、モータ40の回転速度に応じて遅れが補償されない構成やモータ40の温度に応じて遅れが補償されない構成に比べて、電気角をより精度良く推定できる。遅れ補償部21dは、第一の補正部の一例であり、第二の補正部の一例でもある。なお、図1に例示される本実施形態の適応オブザーバ演算部21bは、遅れ補償部21dを含んでもよい。この場合には、遅れ補償部21dによって補正された電気角の推定値θO1mは、適応オブザーバ演算部21bによって算出された電気角の推定値θO1であってもよい。
係数設定部21eは、予め定められたタイミングで、補償係数Kを算出し、記憶部22に格納する。モータ40およびモータ制御装置1の使用開始時には、係数設定部21eは、モータ40が所定の回転速度で回転するよう、モータ制御部10に指示データを送信する。そして、式(5)における、補償係数Kを算出し、記憶部22に格納する。また、モータ40およびモータ制御装置1の使用中にあっては、所定の時刻で、式(5)における補償係数Kを算出し、記憶部22に記憶されている補償係数Kのデータを書き換える。
調整部21fは、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値、および拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値に基づいて、モータ制御部10に渡す、電気角推定部20の電気角の推定値θOf(出力値)を得る。本実施形態では、電気角推定部20は、モータ40の回転速度ωが所定の回転速度ωth1よりも高い状態、すなわち第一の範囲にある状態では、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1の補正値θO1mを、出力値θOfとする。電気角推定部20は、モータ40の回転速度ωが所定の回転速度ωth2(<ωth1)よりも低い状態、すなわち第二の範囲にある状態では、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値θO2を、出力値θOfとする。また、電気角推定部20は、モータ40の回転速度ωが、ωth2以上であり、かつωth1以下である場合には、次の式(6)により、出力値θOfを算出する。
θOf=γ・θO1m+(1−γ)θO2 ・・・(6)
γ=(ω−ωth2)/(ωth1−ωth2
ここに、γは、加重平均の重み付け係数であり、0≦γ≦1である。重み付け係数γは、比率の一例である。出力値θOfは、加重平均値の一例である。回転速度ωth1は、第一の回転速度の一例であり、回転速度ωth2は、第二の回転速度の一例である。なお、式(6)は、正回転の場合の一例であり、負回転の場合も同様に、出力値θOfを算出できる。
適応オブザーバモデルは、モータ40の回転速度が低い場合には電気角をより精度良く推定し難く、拡張誘起電圧オブザーバモデルは、モータ40の回転速度が高い場合に電気角をより精度良く推定し難い。この点、本実施形態では、モータ40の回転速度ωが回転速度ωth1よりも高い状態、すなわち第一の範囲にある状態では、出力値θOfは、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1に基づく値となる。また、モータ40の回転速度が回転速度ωth2よりも低い状態、すなわち第二の範囲にある状態では、出力値θOfは、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値θO2に基づく値となる。よって、電気角推定部20は、例えば、モータ40の回転速度の低い状態から高い状態まで、より精度の高い電気角の推定値を出力できる。適応オブザーバ演算部21bは、第一の推定部の一例であり、適応オブザーバ演算部21bによる推定値θO1(または補正値θO1m)は、第一の推定値の一例であり、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cは、第二の推定部の一例であり、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる推定値θO2は、第二の推定値の一例である。
また、本実施形態では、適応オブザーバ演算部21bによって電気角の推定値を得るモータ40の回転速度ωの第一の範囲と、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによって電気角の推定値を得るモータ40の回転速度ωの第二の範囲との境界となる回転速度ωの範囲、すなわち、モータ40の回転速度ωが、ωth2以上であり、かつωth1以下である第三の範囲では、出力値θOfを、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値と、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値との加重平均値として算出する。よって、上記第三の範囲において、回転速度に応じた電気角の推定値の変化を滑らかにすることができる。したがって、本実施形態によれば、例えば、回転速度の変化に伴って、電気角推定部20による電気角の推定値が急変するのが、抑制されうる。よって、例えば、推定値の急変に伴ってモータ40の動作に異常が生じるのが、抑制されうる。
リミッタ部21gは、モータ制御部10によるモータ40の制御に位置センサ42が用いられる場合、すなわち、電気角推定部20によって算出された電気角の推定値が位置センサ42による検出結果の精度向上に用いられる場合に、電気角の推定値が位置センサ42による検出結果から大きく外れないよう、あるいは位置センサ42による検出可能範囲から外れないよう、電気角の推定値を補正する。本実施形態では、例えば、次の式(7)により、リミッタ部21gは、調整部21fによって算出された電気角の推定値θOf(出力値)を補正する。図3には、補正前の推定値θOfと補正後の推定値θOfLとの相関関係の一例がグラフにより示されている。
θ−δ≦θOf≦θ+δ の場合、 θOfL=θOf
θOf<θ−δ の場合、 θOfL=θ−δ
θOf>θ+δ の場合、 θOfL=θ+δ
・・・(7)
ここに、θOfLは、リミッタ部21gによって補正された電気角の推定値、θは、位置センサ42による検出結果に基づく電気角の値(検出値)、δは、偏差の許容範囲である。本実施形態では、リミッタ部21gによって、例えば、電気角の推定値が電気角の検出値から乖離することにより、あるいは電気角の検出範囲から外れることにより、誤った推定値に基づく制御異常が生じるなど、モータ40の制御において不都合が生じるのが、抑制されうる。リミッタ部21gは、第三の補正部の一例である。
また、リミッタ部21gは、係数設定部21eにより補償係数Kが更新されているか否か、すなわち、モータ40およびモータ制御部10の動作開始後に補償係数Kが算出されたか否かによって、偏差の許容範囲δを切り替えることができる。例えば、補償係数Kが更新された場合、電気角の推定値θOf(出力値)の精度が比較的高い状態であると考えられるため、この場合には、リミッタ部21gは、許容範囲δによって、演算処理を行う。一方、補償係数Kが更新されていない場合、補償係数Kが更新された場合に比べて電気角の推定値θOf(出力値)の精度が低い状態であると考えられるため、この場合には、リミッタ部21gは、拡大された許容範囲a・δ(a>1)によって、演算処理を行う。ここに、aは、予め設定された拡大係数(倍率)である。本実施形態では、係数設定部21eにより補償係数Kが更新されている場合には、偏差の許容範囲δを小さくする。よって、例えば、偏差が大きいことにより、すなわち、電気角の推定の精度が低いことにより、モータ40の制御において不都合が生じるのが、抑制されうる。
電気角推定部20による電気角の推定値の演算の精度は、デジタル値の精度が高いほど高くなる。しかしながら、小さい値から大きい値までデジタル値の精度を確保するため、例えば、データ取得部21aにおけるデジタル値のビット数(桁数)を増やすと、例えば、データ取得部21aが高価になったり、推定値の演算処理の速度が遅くなったりといった、不都合な事象が生じやすい。そこで、本実施形態では、データ取得部21aは、アナログ値の大きさが所定値より小さい場合にあっては、取得したアナログ値を所定倍率で大きくした値に対して、アナログ−デジタル変換を実行する。具体的には、図4に例示されるように、データ取得部21aは、二つのデジタル値Id1s,Id2sを算出する。デジタル値Id1sは、モータ40の電流のアナログ値Iをアナログ−デジタル変換して得られたデジタル値Id1を、2のk乗倍して、すなわち値が0(ゼロ)のk個の下位ビットを付加して得られる。デジタル値Id2sは、モータ40の電流のアナログ値Iを2のk乗倍した後にアナログ−デジタル変換したデジタル値Id2に、値が0(ゼロ)のk個の上位ビットを付加して得られる。アナログ−デジタル変換処理におけるデジタル値Id1,Id2のビット数は、nであり、データ取得部21aで出力され後段の演算で用いられるデジタル値Id1s,Id2sのビット数は、n+kである。図4には、k=4、n=12の場合が例示されている。データ取得部21aは、アナログ値Iが閾値Ith1よりも大きい状態では、出力値Idfをデジタル値Id1sとし、アナログ値Iが閾値Ith2よりも小さい状態では、出力値Idfをデジタル値Id2sとする。また、データ取得部21aは、アナログ値Iが、閾値Ith2以上であり、かつ閾値Ith1以下である場合には、次の式(8)により、出力値Idfを算出する。
df=b・Id1s+(1−b)Id2s ・・・(8)
b=(Id1s−Ith2)/(Ith1−Ith2
ここに、bは、加重平均の重み付け係数である。本実施形態によれば、データ取得部21aは、より少ないビット数でより精度良くアナログ−デジタル変換を実行することができる。閾値Ith1は、所定値の一例である。2は、所定倍率の一例である。なお、式(8)は、正電流の場合の一例であり、負電流の場合も同様に、出力値Idfを算出できる。
以上、説明したように、実施形態のモータ制御装置1では、適応オブザーバ演算部21b(第一の推定部)は、適応オブザーバモデルによりモータ40の電気角の推定値θO1(第一の推定値)を算出する。拡張誘起電圧オブザーバ演算部21c(第二の推定部)は、拡張誘起電圧オブザーバモデルによりモータ40の電気角の推定値θO2(第二の推定値)を算出する。モータ制御部10は、種々の状況に応じて、推定値θO1によるモータ40の制御と、推定値θO2によるモータ40の制御とを切り替えることができる。よって、モータ制御装置1は、例えば、各オブザーバモデルの長所をより有効に活用して、モータ40をより好適に制御することが可能となる。例えば、モータ制御部10は、二つの推定値のうち精度が高い推定値を用いて、モータ40を制御することができる。
また、実施形態のモータ制御装置1では、モータ制御部10は、モータ40の回転速度が所定回転速度ωth1よりも高い状態、すなわち回転速度が第一の範囲にある状態では、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1(第一の推定値)に基づいてモータ40を制御し、モータ40の回転速度が所定回転速度ωth2よりも低い状態、すなわち回転速度が第二の範囲にある状態では、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値θO2(第二の推定値)に基づいてモータ40を制御する。適応オブザーバモデルによる制御では、モータ40の回転速度が低い場合に電気角をより精度良く推定し難く、拡張誘起電圧オブザーバモデルによる制御では、モータ40の回転速度が高い場合に電気角をより精度良く推定し難い。よって、モータ制御装置1は、モータ40の回転速度に応じて制御に用いる推定値を変更することにより、例えば、回転速度の低い状態から高い状態まで、より精度の高い電気角の推定値に基づいて、モータ40を制御できる。
また、実施形態のモータ制御装置1では、例えば、モータ制御部10は、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1(第一の推定値)および拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値θO2(第二の推定値)に基づく出力値θOf(加重平均値)に基づいてモータ40を制御し、出力値θOfにおける適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1の重み付け係数γ(比率)は、モータ40の回転速度が所定の回転速度ωth1(第一の回転速度)である場合には1であり、モータ40の回転速度が所定の回転速度ωth2(第二の回転速度)である場合には0であり、かつモータ40の回転速度が回転速度ωth1と回転速度ωth2との間である場合にはモータ40の回転速度が高いほど大きい。また、出力値θOfにおける拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値θO2の重み付け係数(1−γ)は、モータ40の回転速度が所定の回転速度ωth1(第一の回転速度)である場合には0であり、モータ40の回転速度が所定の回転速度ωth2(第二の回転速度)である場合には1であり、かつモータ40の回転速度が回転速度ωth1と回転速度ωth2との間である場合にはモータ40の回転速度が高いほど小さい。よって、モータ制御装置1は、例えば、電気角の推定値として適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1が用いられる第一の状態と拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値θO2が用いられる第二の状態との間で、電気角の推定値が急変するのを、抑制することができる。
また、実施形態のモータ制御装置1は、例えば、モータ40の回転速度に応じて、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1(第一の推定値)の遅れを補償する遅れ補償部21d(第一の補正部)を備える。よって、モータ制御装置1は、例えば、モータ40の回転速度に応じて遅れが補償されない構成に比べて、電気角をより精度良く推定できる。また、実施形態のモータ制御装置1は、例えば、モータ40の温度に応じて、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1(第一の推定値)の遅れを補償する遅れ補償部21d(第二の補正部)を備える。よって、モータ制御装置1は、例えば、モータ40の温度に応じて遅れが補償されない構成に比べて、電気角をより精度良く推定できる。なお、遅れ補償部21d(第一の補正部、第二の補正部)は、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1(第一の推定値)ではなく、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値θO2(第二の推定値)、あるいは、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1および拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値θO2に基づく出力値θOf(加重平均値)に、上記遅れ補償を行ってもよい。
また、実施形態のモータ制御装置1は、例えば、モータ40の回転位置の検出結果に対応した範囲の値となるよう、調整部21fの出力値θOfを補正するリミッタ部21g(第三の補正部)を備える。よって、モータ制御装置1は、例えば、電気角の推定値が検出結果に基づく電気角の値から乖離することにより、あるいは検出範囲から外れることにより、不都合が生じるのを抑制できる。なお、リミッタ部21gによって演算処理される対象は、適応オブザーバ演算部21bによる電気角の推定値θO1(第一の推定値)、拡張誘起電圧オブザーバ演算部21cによる電気角の推定値θO2(第二の推定値)、電気角の推定値θO1および電気角の推定値θO2の加重平均値、またはそれらの補正値である。
また、実施形態のモータ制御装置1では、例えば、データ取得部21aは、取得したデータのアナログ値が所定値より低い場合には、アナログ値を所定倍率で大きくした値からアナログ−デジタル変換によりデジタル値を取得する。よって、モータ制御装置1は、例えば、より少ないビット数でより精度良くアナログ−デジタル変換を実行することができる。データ取得部21aは、電流ではなく、電圧やその他のデータに対する同様の構成であってもよい。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各例の構成や形状は、部分的に入れ替えて実施することも可能である。また、各構成や形状等のスペックは、適宜に変更して実施することができる。
また、モータ制御装置は、例えば、以下の[1]のような構成として実施できる。
[1]
適応オブザーバモデルによりモータの電気角の第一の推定値を算出する第一の推定部と、
拡張誘起電圧オブザーバモデルによりモータの電気角の第二の推定値を算出する第二の推定部と、
前記第一の推定値と前記第二の推定値との加重平均値に基づいてモータを制御するモータ制御部と、
を備えたモータ制御装置。
また、電気角推定装置は、例えば、以下の[2]または[3]のような構成として実施できる。
[2]
適応オブザーバモデルによりモータの電気角の第一の推定値を算出する第一の推定部と、
拡張誘起電圧オブザーバモデルによりモータの電気角の第二の推定値を算出する第二の推定部と、
前記第一の推定値および前記第二の推定部のうちいずれか一方を出力する出力部と、
を備えた、電気角推定装置。
[3]
適応オブザーバモデルによりモータの電気角の第一の推定値を算出する第一の推定部と、
拡張誘起電圧オブザーバモデルによりモータの電気角の第二の推定値を算出する第二の推定部と、
前記第一の推定値と前記第二の推定値との加重平均値を出力する出力部と、
を備えた、電気角推定装置。
1…モータ制御装置、10…モータ制御部、21a…データ取得部、21b…適応オブザーバ演算部(第一の推定部)、21c…拡張誘起電圧オブザーバ演算部(第二の推定部)、21d…遅れ補償部(第一の補正部、第二の補正部)、21g…リミッタ部(第三の補正部)。

Claims (6)

  1. 適応オブザーバモデルによりモータの電気角の第一の推定値を算出する第一の推定部と、
    拡張誘起電圧オブザーバモデルによりモータの電気角の第二の推定値を算出する第二の推定部と、
    前記第一の推定値に基づいてモータを制御する状態と、前記第二の推定値に基づいてモータを制御する状態と、前記第一の推定値と前記第二の推定値との加重平均値に基づいてモータを制御する状態と、を切り替え可能なモータ制御部と、
    前記モータの回転位置を検出するセンサの検出結果を前記モータ制御部による前記モータの制御に用いる際に、前記第一の推定値、前記第二の推定値、または前記加重平均値が、当該検出結果の精度向上に用いられる場合に、前記センサによる検出可能範囲から外れないように、前記第一の推定値、前記第二の推定値、または前記加重平均値を補正するリミッタ部と、
    を備えた、モータ制御装置。
  2. 前記モータ制御部は、モータの回転速度が第一の範囲にある状態では前記第一の推定値に基づいてモータを制御し、モータの回転速度が前記第一の範囲よりも低い第二の範囲にある状態では前記第二の推定値に基づいてモータを制御し、モータの回転速度が前記第一の範囲と前記第二の範囲との境界となる第三の範囲にある状態では前記加重平均値に基づいてモータを制御する、請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記加重平均値における前記第一の推定値の比率は、モータの回転速度が第一の回転速度である場合には1であり、モータの回転速度が前記第一の回転速度より低い第二の回転速度である場合には0であり、かつモータの回転速度が前記第一の回転速度と前記第二の回転速度との間である場合には前記モータの回転速度が高いほど大きい、請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  4. モータの回転速度に応じて、前記第一の推定値、前記第二の推定値、または前記加重平均値の遅れを補償する第一の補正部を備えた、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載のモータ制御装置。
  5. モータの温度に応じて、前記第一の推定値、前記第二の推定値、または前記加重平均値の遅れを補償する第二の補正部を備えた、請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のモータ制御装置。
  6. 電気角の推定に用いられるデータのアナログ値からアナログ−デジタル変換によりデジタル値を取得するデータ取得部であって、前記アナログ値が所定値より低い場合には、前記アナログ値を所定倍率で大きくした値からアナログ−デジタル変換によりデジタル値を取得するデータ取得部を、備えた、請求項1〜5のうちいずれか一つに記載のモータ制御装置。
JP2015194804A 2015-09-30 2015-09-30 モータ制御装置 Active JP6696139B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015194804A JP6696139B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 モータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015194804A JP6696139B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 モータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017070122A JP2017070122A (ja) 2017-04-06
JP6696139B2 true JP6696139B2 (ja) 2020-05-20

Family

ID=58493059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015194804A Active JP6696139B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 モータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6696139B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019097268A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 株式会社安川電機 モータ制御装置およびモータ制御方法
US11075597B2 (en) 2018-12-04 2021-07-27 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Motor control device

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5220589A (en) * 1991-07-18 1993-06-15 General Electric Company Correction circuit for a floating-point amplifier
JP4670405B2 (ja) * 2005-02-09 2011-04-13 日本電産株式会社 同期電動機のベクトル制御方法
JP4972135B2 (ja) * 2005-08-26 2012-07-11 三洋電機株式会社 モータ制御装置
JP5790123B2 (ja) * 2011-04-26 2015-10-07 アイシン精機株式会社 モータ駆動制御装置とモータ駆動方法
CN103107760B (zh) * 2011-11-10 2016-05-25 通用电气公司 电机控制方法及系统
US9438153B2 (en) * 2013-03-28 2016-09-06 Aisin Aw Co., Ltd. Rotary electric machine control device
JP2015073396A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 日産自動車株式会社 電動モータの制御装置及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017070122A (ja) 2017-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6367332B2 (ja) インバータ制御装置及びモータ駆動システム
JP6647822B2 (ja) トルク制御装置及び方法、並びにモーター制御器
JP6008264B2 (ja) 永久磁石型同期電動機の磁極位置検出装置
JP5929863B2 (ja) 制御装置
JP5267848B2 (ja) モータ制御装置
JP2010029028A (ja) モータ制御装置
JP5170505B2 (ja) モータ制御装置
EP2945280A2 (en) Apparatus for controlling induction machine
JP5392530B2 (ja) モータ制御装置
JP6696139B2 (ja) モータ制御装置
JPWO2009048066A1 (ja) モータ制御装置と磁極位置推定方法
JP5471156B2 (ja) 永久磁石形同期電動機の制御装置
JP5167768B2 (ja) 電動機制御装置および電動機制御方法
JP2008017577A (ja) 同期モータ制御装置
JP2008092649A (ja) Ipmモータの制御装置及び制御方法
JP6032047B2 (ja) モータ制御装置
JP6108114B2 (ja) 永久磁石形同期電動機の制御装置
JP5312195B2 (ja) Dcブラシレスモータの制御装置
JP7444001B2 (ja) モータの制御装置
JP2008289316A (ja) 埋込型永久磁石同期機の制御装置
JP5228435B2 (ja) インバータ制御装置とその制御方法
JP2009100544A (ja) モータ制御装置
JP5983636B2 (ja) 電動機の制御装置
JP6112227B2 (ja) 電動機の制御装置および電動機の制御方法
JP2006174569A (ja) インバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200406

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6696139

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151