JP6693064B2 - オーディオ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ装置に関し、特に互いに連動動作する操作部を備えるオーディオ装置に関する。
従来から、録音装置等のオーディオ装置において、複数のボリュームを連動して操作する機能が知られている。
連動の方式には、複数のボリュームのレベル差を保持して操作する、所謂ギャング(GANG)機能と、複数のボリューム値を合わせて操作するリンク(LINK)機能がある。このうち、ギャング機能では、複数のボリュームのうち、どれか一つが最大あるいは最小値に達した場合の制御方式として、レベル差を保持するためそれ以上の操作を禁止する、あるいはレベル差を破棄して継続して動かすことを可能とする、の2種類が存在する。
特許文献1には、前方及び後方チャンネルの各オーディオ出力の音質調整手段を有し、所定モード時において、単一の操作に応じて前方音質調整設定レベルと後方音質調整設定レベルのレベル差を維持しつつ連動して音質調整設定レベルを変化させることが記載されている。また、一方のチャンネルの設定レベルが上限値あるいは下限値に達した場合には、レベルを維持した状態でレベル変化させないこと、あるいは他のキー操作により連動を解除して、他方チャンネルのレベル変化を行えるようにすることが記載されている。
特許文献2には、隣接するチャンネルをペアリングし、ギャングモードに設定した場合は、各チャンネルに設定されているパラメータ値の関係を保持した状態で連動制御し、リンクモードに設定した場合は、各チャンネルのパラメータ値を同値として連動制御することが記載されている。また、一方のチャンネルのパラメータ値が最大あるいは最小になった場合に、パラメータ値の関係を維持することが記載されている。
特許第3112913号 特開2002−142286号公報
ところで、ギャング機能において、複数のボリュームのうち、どれか一つが最大あるいは最小値に達したときにレベル差を保持するためのそれ以上の操作を禁止する制御方式では、例えば入力オーディオ信号レベルが過大となって緊急にボリュームを絞り切りたいときであっても、全てのボリュームを絞り切ることができない問題がある。
本発明の目的は、複数の操作部のレベル差を保持して操作できるとともに、緊急の場合等において全ての操作部の操作値を最大値あるいは最小値に容易に操作し得る装置を提供することにある。
本発明のオーディオ装置は、複数の操作部と、前記複数の操作部のいずれかをマスタ、他をスレーブとして、マスタ操作部の操作に応じてマスタ操作部とのレベル差を保持しつつスレーブ操作部を連動して操作する制御部とを備え、前記制御部は、前記スレーブ操作部の少なくともいずれかの操作値が最大値あるいは最小値に達した場合に、そのときの前記マスタ操作部の操作値と全ての前記スレーブ操作部の操作値とのレベル差をメモリに記憶し、最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とマスタ操作部との連動を一時的に解除して前記マスタ操作部及び最大値あるいは最小値に達していないスレーブ操作部の操作を許容し、前記マスタ操作部が、前記最大値あるいは最小値に達した場合の前記マスタ操作部の操作方向とは逆向きに操作されて前記マスタ操作部と最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とのレベル差が前記メモリに記憶されたレベル差に一致した場合に、最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とマスタ操作部との連動を復帰させることを特徴とする。
また、本発明は、複数の操作部と、前記複数の操作部のいずれかをマスタ、他をスレーブとして、マスタ操作部の操作に応じてマスタ操作部とのレベル差を保持しつつスレーブ操作部を連動して操作する制御部とを備え、前記制御部は、前記スレーブ操作部の少なくともいずれかの操作値が最大値あるいは最小値に達した場合に、そのときのマスタ操作部の操作値をメモリに記憶し、最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とマスタ操作部との連動を一時的に解除して前記マスタ操作部及び最大値あるいは最小値に達していないスレーブ操作部の操作を許容し、前記マスタ操作部が、前記最大値あるいは最小値に達した場合の前記マスタ操作部の操作方向とは逆向きに操作されて前記マスタ操作部の操作値が前記メモリに記憶された操作値に一致した場合に、最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とマスタ操作部との連動を復帰させることを特徴とする。
本発明において、前記操作部は、回転操作可能なボリュームとすることができる。
本発明によれば、複数の操作部のレベル差を保持して連動して操作できるとともに、緊急の場合等において全ての操作部の操作値を最大値あるいは最小値に容易に操作することができる。また、本発明によれば、連動操作への復帰も容易に行うことができる。
実施形態のボリューム動作説明図である。 実施形態の録音装置の構成ブロック図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について、オーディオ装置として録音装置を例にとり説明する。
図1は、本実施形態における録音装置が備える複数のボリューム(図では3個のボリューム10a,10b,10c)が、レベル差を保持しながら連動する(ギャング機能)様子を示す。
図1(a)は、初期状態であり、ボリューム10aのレベルが0、ボリューム10bのレベルが50、ボリューム10cのレベルが10であるとする。ユーザは、これら3つのボリューム10a,10b,10cを連動させる場合には、操作部を操作してその旨の操作信号を録音装置の制御部、すなわちCPUに出力する。CPUは、ボリューム10a,10b,10cの操作値を取得し、そのレベルを算出してメモリに記憶する。図1(a)の状態では、CPUは、
ボリューム10a:0
ボリューム10b:50
ボリューム10c:10
であるから、ボリューム10aとボリューム10bのレベル差を50−0=+50、ボリューム10bとボリューム10cのレベル差を10−50=−40と記憶する。勿論、レベル差はこれに限定されるものでなく、どれか一つのボリュームをマスタとして、このマスタとのレベル差を算出して記憶しても良い。例えば、ボリューム10aをマスタとして、ボリューム10aとボリューム10bのレベル差を50−0=+50、ボリューム10aとボリューム10cのレベル差を10−0=+10と記憶する。
図1(b)は、図1(a)からの遷移状態であり、ユーザがボリューム10aを操作して、
ボリューム10a:0→17
とした場合である。ボリューム10aをマスタ、ボリューム10b、10cをスレーブとした場合、ボリューム10aの操作値を基準として、これらのボリュームをレベル差を保持しつつ連動させる。従って、ボリューム10aの上記操作に連動して、
ボリューム10b:50→67
ボリューム10c:10→27
と変化する。
図1(c)は、図1(b)からの遷移状態であり、ユーザがボリューム10aを操作して、
ボリューム10a:17→50
とした場合である。この操作に連動し、
ボリューム10b:67→100
ボリューム10c:27→60
と変化する。ボリューム10a、10b、10cの最小値(下限値)が0、最大値(上限値)が100であるとすると、この操作によりボリューム10bは最大値に達することになる。図において、ボリューム10bが最大値に達したことをハッチングで示す。従来のギャング機能では、複数のボリュームのうち、どれか一つが最大値に達した場合には、レベル差を保持するためそれ以上の操作を禁止しており、図1(c)の状態からさらにユーザがボリューム10aを右に操作(操作値を増大させる方向の操作)しようとしても、当該操作が禁止される。他方、本実施形態では、たとえボリューム10bが最大値に達したとしても、更なるボリューム操作を許容する。
図1(d)は、図1(c)からの遷移状態であり、ユーザがボリューム10aを操作して、
ボリューム10a:50→80
とした場合である。CPUは、この操作に応じ、ボリューム10bが最大値に達した時点におけるボリューム10aとボリューム10bのレベル差をメモリに保持するとともに、ボリューム10aとボリューム10bとの連動関係を一時的に解除し、ボリューム10bを最大値のまま維持しつつ、ボリューム10cのみを連動させる。すなわち、
ボリューム10b:100(そのまま維持)
ボリューム10c:60→90
と変化する。ここで、連動関係を「一時的に解除」とは、後述するように、ボリューム10aの逆向きの操作により連動関係が再び復帰することを考慮したものであって、復帰条件付きの解除という意味である。
図1(e)は、図1(d)からの遷移状態であり、ユーザがボリューム10aを操作して、
ボリューム10a:80→90
とした場合である。この操作に応じ、
ボリューム10b:100(そのまま維持)
ボリューム10c:90→100
と変化する。この操作によりボリューム10bに加えてボリューム10cも最大値に達することになる。図において、ボリューム10cが最大値に達したことをハッチングで示す。CPUは、この操作に応じ、ボリューム10cが最大値に達した時点におけるボリューム10aとボリューム10cのレベル差をメモリに保持するとともに、ボリューム10aとボリューム10cとの連動関係を一時的に解除する。
図1(f)は、図1(e)からの遷移状態であり、ユーザがボリューム10aを操作して、
ボリューム10a:90→100
とした場合である。このとき、
ボリューム10b:100(そのまま維持)
ボリューム10c:100(そのまま維持)
である。本実施形態において、図1(c)〜図1(f)では、いずれかのボリュームが最大値に達しているにもかかわらず、ユーザはボリューム10aを操作してその操作値を変化(増大)させることができる点に留意されたい。このことは、マスタであるボリューム10aを継続して操作することで、全てのボリューム10a、10b、10cの操作値を速やかに最大値に設定できることを意味する。
図1(g)は、図1(f)からの遷移状態であり、ユーザがボリューム10aを逆向き(操作値が減少する方向)に操作して、
ボリューム10a:100→90
とした場合である。このとき、
ボリューム10b:100(そのまま維持)
ボリューム10c:100(そのまま維持)
である。この操作により、ボリューム10aとボリューム10cのレベル差は、0から+10となり、図1(e)の状態と同一のレベル差、つまりボリューム10aとボリューム10cの連動関係を一時的に解除した状態に戻る。CPUは、この状態を検知すると、ボリューム10aとボリューム10cの連動関係を再び復帰させる。
図1(h)は、図1(g)からの遷移状態であり、ユーザがボリューム10aを逆向きに操作して、
ボリューム10a:90→80
とした場合である。このとき
ボリューム10b:100(そのまま維持)
ボリューム10c:100→90
となる。ボリューム10cはボリューム10aに連動し、そのレベル差が+10に維持される。
図1(i)は、図1(h)からの遷移状態であり、ユーザがボリューム10aを逆向きに操作して、
ボリューム10a:80→50
とした場合である。このとき、
ボリューム10b:100(そのまま維持)
ボリューム10c:90→60
となる。この操作により、ボリューム10aとボリューム10bのレベル差は、+50となり、図1(c)の状態と同一のレベル差、つまりボリューム10aとボリューム10bの連動関係を一時的に解除した状態に戻る。CPUは、この状態を検知すると、ボリューム10aとボリューム10bの連動関係を再び復帰させる。
図1(j)は、図1(i)からの遷移状態であり、ユーザがボリューム10aを逆向きに操作して、
ボリューム10a:50→17
とした場合である。このとき、
ボリューム10b:100→67
ボリューム10c:60→27
となる。ボリューム10b及びボリューム10cはボリューム10aに連動し、そのレベル差がそれぞれ+50と+10に維持される。
図1(j)からさらにユーザがボリューム10aを逆向きに操作して図1(a)の状態に遷移すると、
ボリューム10a:17→0
ボリューム10b:67→50
ボリューム10c:27→10
となり、初期状態に戻る。このことは、マスタであるボリューム10aを操作するのみで、全てのボリューム10a、10,10cを速やかに初期状態に戻すことができることを意味する。
なお、図1(a)の初期状態において、ボリューム10bをマスタとし、ボリューム10a、10cをスレーブとし、ボリューム10bを反時計方向に操作したときには、ボリューム10aは既に最小値0であるためこの操作に連動せず、ボリューム10cは最小値0に達するまではボリューム10bに連動するものの最小値0に達した後は連動せず、ボリューム10bを操作するだけで全てのボリューム10a、10b、10cを全て最小値0に設定できることは明らかである。また、この状態からボリューム10bを時計方向に操作した場合、ボリューム10bの操作値が40に達した時点でボリューム10cとの連動が復帰し、ボリューム10bの操作値が50に達した時点でボリューム10aとの連動が復帰することも明らかであろう。
このように、ギャング機能を設定し、レベル差を維持しつつ互いに連動する3つのボリューム10a、10b、10cのいずれかが最大値あるいは最小値に達した場合に、そのときのレベル差をメモリに記憶して連動状態を一時的に解除し、最大値あるいは最小値に達していないボリュームについては連動状態を維持しつつ、最大値あるいは最小値に達していないボリュームの操作を許容することで、ギャング機能が設定されていてもユーザによる緊急な操作を可能とすることができる。
また、本実施形態では、ユーザがボリュームを逆向きに操作した場合において、ボリュームのレベル差が、連動状態を一時的に解除したレベル差に等しくなったときに連動状態を再び自動的に復帰させるので、ユーザは改めてギャング機能を設定する手間が省け、ユーザの操作性を高めることができる。
本実施形態において、CPUは、ボリュームの連動状態を一時的に解除するときのレベル差をメモリに記憶するのではなく、ボリュームの連動状態を一時的に解除するときのマスタのボリュームの操作値をメモリに記憶してもよい。すなわち、図1(c)の状態におけるボリューム10aの操作値(50)をボリューム10bとの連動関係を一時的に解除したときの操作値としてメモリに記憶し、図1(e)の状態におけるボリューム10aの操作値(90)をボリューム10cとの連動関係を一時的に解除したときの操作値としてメモリに記憶しておく。ユーザがボリューム10aを逆向きに操作し、その操作値が再び90となったときにCPUがこれを検知してボリューム10cとの連動関係を再び復帰させ、ボリューム10aの操作値が再び50となったときにCPUがこれを検知してボリューム10bとの連動関係を再び復帰させる。
図2は、本実施形態の録音装置の構成ブロック図である。録音装置は、HDMI(登録商標)入力端子(HDMIIN)130、HDMI出力端子(HDMIOUT)132、HDMIレシーバ103、HDMIトランスミッタ140、CPU102、CPLD(コンプレックスプログラマブルロジックデバイス)134、オーディオCODEC104、マルチプレクサ(MUX)136、操作部142及びAD143を備える。
HDMI入力端子130は、HDMIケーブルを介して他の機器と接続される。
HDMIレシーバ103は、HDMIケーブルを介して他の機器から伝送されたTMDS信号、TMDSクロック信号から、LRCK信号、BCLK(又はSCLK)信号、データ信号、及びMCLK信号を出力する。HDMIレシーバ103には、I2CバスでCPU102が接続され、CPU102はHDMIレシーバ103の動作を制御する。HDMIレシーバ103は、データ信号に含まれるオーディオ信号をCPLD134に供給する。
CPLD134は、オーディオ信号をマルチプレクサ(MUX)136に出力する。他方、マイク等から入力されたアナログオーディオ信号はオーディオCODEC104でデジタル信号に変換されてCPLD134に供給される。以下、説明の都合上、HDMI信号に含まれるオーディオ信号をHDMIオーディオ信号と称し、マイク等からのオーディオ信号を入力オーディオ信号と称して区別する。
操作部142は、ユーザ操作可能なボタンやセレクタ、あるいはタッチスイッチ等で構成され、特にトリムボリューム等の複数のボリューム10a、10b、10cを備える。ユーザは操作部142を操作することで入力オーディオ信号のレベル調整等を行う。操作部142からの操作信号は、CPU102に供給される。また、操作部142のボリューム10a、10b、10cの操作値は、AD143でデジタル値に変換されてCPU102に供給される。
CPU102は、フラッシュメモリ110及びSDRAM111をそれぞれプログラムメモリ及びワーキングメモリとして、処理プログラムを読み出して所定の処理を実行する。すなわち、CPU102は、例えば、図示しないSDカードコネクタに装着されたSDカードメモリにオーディオデータを記憶する。また、CPU102は、操作部142からの操作信号に応じ、CPLD134のマルチプレクサ136を制御して、HDMIオーディオ信号に入力オーディオ信号をエンベデッドする。あるいは、CPU102は、操作部142からの操作信号に応じ、HDMIオーディオ信号と入力オーディオ信号からモニタすべきCHのオーディオ信号を選択してオーディオCODEC104に出力し、さらに下流の機器に供給すべきHDMIオーディオ信号を選択してHDMIトランスミッタ140に出力する。
また、CPU102は、操作部142からの操作信号に応じ、ボリューム10a、10b、10cをそのレベル差を保持して連動させる(ギャング機能)か否かを決定し、ギャング機能を実行する場合に、AD143からのデジタル値に基づいてボリューム10a、10b、10cのレベル差を算出し、これを維持するようにボリューム10a、10b、10cを連動させる。
HDMIトランスミッタ140は、HDMIオーディオ信号を含むTMDS信号、TMDSクロック信号をHDMI出力端子132を介して他の機器に出力する。
オーディオCODEC104は、入力されたアナログオーディオ信号に対し、AD変換、符号化を含む各種処理を実行し、CPU102を経由してSDカードメモリに記憶して録音する。また、SDカードメモリに記憶された音声データをCPU102を経由して読み出し、復号化及びDA変換して、アナログ音声信号として出力する。また、オーディオCODEC104は、マルチプレクサ136から供給されたモニタ用のオーディオ信号をアナログ信号に変換してモニタ出力として外部出力する。
ディスプレイ144は、液晶パネルや有機ELパネルで構成され、CPU102からの指令に応じ、操作部142で操作された状態やHDMIオーディオ信号のCHアサイン状態を表示する。
ユーザが操作部142を操作してボリューム10aをマスタとしてギャング機能をONしたものとする。このとき、CPU102は、ディスプレイ144にギャング機能がONされたこと、及び連動関係にあるボリューム(ボリューム10a、ボリューム10b、ボリューム10c)を表示する。また、CPU102は、マスタとして設定されたボリューム10a及びスレーブとして設定されたボリューム10b、10cをSDRAM111に記憶するとともに、設定時のレベル差、すなわちボリューム10aに対するボリューム10b及びボリューム10cのレベル差を算出してSDRAM111に記憶する。
ユーザがボリューム10aを操作した場合、その操作値はAD143でデジタル値に変換されてCPU102に供給される。CPU102は、SDRAM111に記憶されたレベル差を読み出し、このレベル差を維持するようにボリューム10b及びボリューム10cを連動させる。
そして、ギャング機能を実行中に、CPU102は、ボリューム10a、10b、10cのいずれかが最大値(上限値)あるいは最小値(下限値)に達したか否かを判定する。最大値あるいは最小値に達していなければギャング機能をそのまま実行する。他方、ボリューム10a、10b、10cのいずれかが最大値あるいは最小値に達した場合には、CPU102は、そのときのレベル差、あるいはそのときのマスタであるボリューム10aの操作値をSDRAM111に記憶するとともに、最大値あるいは最小値に達したボリュームとの連動関係を一時的に解除し、最大値あるいは最小値に達した当該ボリュームの操作値をそのまま維持しつつ、ボリューム10aの操作に応じた処理、例えば入力オーディオ信号のレベル調整を行う。
また、CPU102は、連動関係が一時的に解除された状態において、マスタであるボリューム10aが逆向きに操作され、その操作値がSDRAM111に記憶されているレベル差、あるいは操作値に一致した場合に、連動関係を再び復帰させ、ボリューム10aの操作に応じて他のスレーブのボリューム10b、10cを変化させる。
本実施形態では、ボリューム10a、10b、10cのいずれかが最大値あるいは最小値に達した場合に、CPU102が最大値あるいは最小値に達した当該ボリュームとの連動関係を自動的に一時的に解除される(最大値あるいは最小値に達していない他のボリュームとの連動関係はそのまま維持される)ので、ユーザはその都度ギャング機能を手動で解除する必要がない。さらに、本実施形態では、一時的に解除された連動関係を、一時的に解除された状態が再現されたときに自動的に復帰させるので、別途、ギャング機能を復帰させるために操作ボタンを操作する等の手間が不要である。
本実施形態では、ギャング機能実行中において緊急にミュート(MUTE)したい場合に特に有効であり、ギャング機能を手動で解除することなく速やかにミュートできる。また、このようなミュート操作の後に、極めて簡易にギャング機能を復帰させてレベル差を維持できる。
本実施形態において、ボリューム10a、10b、10cのいずれかが最大値あるいは最小値に達して連動関係を一時的に解除する場合、CPU102はそのときのレベル差またはマスタであるボリューム10aの操作値をSDRAM111に記憶しているが、SDRAM111に代えて、あるいはSDRAM111ととともにフラッシュメモリ110に記憶して電源がOFFされた後の連動関係の復帰に備えることもできる。
また、本実施形態において、ボリューム10a、10b、10cのいずれかが最大値あるいは最小値に達して連動関係を一時的に解除する場合、その旨をディスプレイ144に表示してもよい。図1に即して説明すると、図1(c)の状態に遷移した場合に、ディスプレイ144にボリューム10bの連動関係が解除されたことを表示し、図1(e)の状態に遷移した場合に、ディスプレイ144にボリューム10cの連動関係が解除されたことを示す等である。復帰する場合も同様にその旨をディスプレイ144に表示してもよい。本実施形態では、ボリューム10aの操作のみでギャング機能が自動的に一時的に解除及び復帰するので、ディスプレイ144等でその状態をユーザに報知することが好適であろう。
本実施形態では、録音装置のボリュームを例にとり説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、レベル差を保持しつつ連動して動作する複数の操作部を備える任意のオーディオ装置、例えば複数のボリュームを備えるパワードスピーカ等にも同様に適用し得る。
10a,10b,10c ボリューム、102 CPU、103 HDMIレシーバ、104 オーディオCODEC、130 HDMI入力端子、132 HDMI出力端子、134 CPLD(コンプレックスプログラマブルロジックデバイス)、136 マルチプレクサ(MUX)、140 HDMIトランスミッタ、142 操作部、143 アナログデジタル変換器(AD)、144 ディスプレイ。

Claims (3)

  1. 複数の操作部と、
    前記複数の操作部のいずれかをマスタ、他をスレーブとして、マスタ操作部の操作に応じてマスタ操作部とのレベル差を保持しつつスレーブ操作部を連動して操作する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記スレーブ操作部の少なくともいずれかの操作値が最大値あるいは最小値に達した場合に、そのときの前記マスタ操作部の操作値と全ての前記スレーブ操作部の操作値とのレベル差をメモリに記憶し、最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とマスタ操作部との連動を一時的に解除して前記マスタ操作部及び最大値あるいは最小値に達していないスレーブ操作部の操作を許容し、前記マスタ操作部が、前記最大値あるいは最小値に達した場合の前記マスタ操作部の操作方向とは逆向きに操作されて前記マスタ操作部と最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とのレベル差が前記メモリに記憶されたレベル差に一致した場合に、最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とマスタ操作部との連動を復帰させる
    ことを特徴とするオーディオ装置。
  2. 複数の操作部と、
    前記複数の操作部のいずれかをマスタ、他をスレーブとして、マスタ操作部の操作に応じてマスタ操作部とのレベル差を保持しつつスレーブ操作部を連動して操作する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記スレーブ操作部の少なくともいずれかの操作値が最大値あるいは最小値に達した場合に、そのときのマスタ操作部の操作値をメモリに記憶し、最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とマスタ操作部との連動を一時的に解除して前記マスタ操作部及び最大値あるいは最小値に達していないスレーブ操作部の操作を許容し、前記マスタ操作部が、前記最大値あるいは最小値に達した場合の前記マスタ操作部の操作方向とは逆向きに操作されて前記マスタ操作部の操作値が前記メモリに記憶された操作値に一致した場合に、最大値あるいは最小値に達したスレーブ操作部とマスタ操作部との連動を復帰させる
    ことを特徴とするオーディオ装置。
  3. 請求項1,2のいずれかに記載のオーディオ装置において、
    前記操作部は、回転操作可能なボリュームである
    ことを特徴とするオーディオ装置。
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