JP2007281687A - 音声調整システム - Google Patents
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Abstract
【課題】操作子のロック状態を柔軟且つ俊敏に制御可能であり、作業効率並びに操作性が大幅に向上すると同時に、操作子の誤操作を確実に防ぐことができる音声調整システムを提供する。
【解決手段】音声調整卓3の操作子2ごとに、ホスト端末4側のロック制御部9による制御に優先して該操作子2のロック状態のオンオフを制御する個別ロック制御部14が設けられている。個別ロック制御部14は所定の制限時間以内に所定の時間量以上行うことで、操作子2のロック状態の制御動作を行うようになっている。
【選択図】図1
【解決手段】音声調整卓3の操作子2ごとに、ホスト端末4側のロック制御部9による制御に優先して該操作子2のロック状態のオンオフを制御する個別ロック制御部14が設けられている。個別ロック制御部14は所定の制限時間以内に所定の時間量以上行うことで、操作子2のロック状態の制御動作を行うようになっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、放送スタジオ等で使用される操作子を有する音声調整システムに係り、特に、操作子の誤作動防止技術に改良を加えた音声調整システムに関するものである。
一般的に、放送スタジオやレコーディングスタジオ等には、入力した音声信号の音量や音質を調整するための音声調整システムが設置されている。音声調整システムとは、マイクや音声ソースから音声信号を入力し、これにレベル調整、音響効果、音像定位、ミキシングといった様々な調整や加工を施して、所望の音声データを製作するためのシステムである。
音声調整システムは通常、音声調整卓(オーディオミキサ)と、様々な設定作業等を行うためのホスト端末とから構成される。音声調整卓には、オペレータによって操作されるスイッチ、エンコーダやフェーダ等の各種操作子がコンソール上に多数配置されている。なお、ホスト端末は、音声調整卓に一体的か、あるいは別置きで設置される。
ところで、音声調整システムを操作するオペレータには、限られた時間の中で迅速且つ正確に多数の操作子を操作することが要求されている。しかも、音声調整システムの操作子は、頻繁に操作を行うものだけではなく、状況に応じては操作を禁止した方が良いものもあり、両者がコンソール上に混在している。このため、操作子の操作には、迅速性や正確さに加えて、慎重さも求められている。
しかし、音声調整システムにおける操作子数は非常に膨大なので、人為的な操作ミスが発生する可能性は否めない。また、人為的な操作ミスでなくても、音声調整卓付近にいた者の衣類の袖が偶然引っ掛かったり、番組の台本等が操作子の上に落ちたりするといったアクシデントが起きて、操作子が誤作動するおそれがあった。操作子の誤作動は、レベル調整の若干の変動や、音像定位に関する内容など、比較的軽微なものであれば、致命的な被害とはならないが、放送出力の中断等の重大事故につながる場合もあり、深刻な被害を招くことがある。
例えば、操作子を用いてパラメータの変更を行う場合、生放送中には急激なパラメータ変更はあり得ない。そこで、パラメータ変更を行う操作子については、生放送中にはロック状態とし、万が一操作子に何かが触れたとしても、この操作子の動作を予め禁止させる方が望ましい。
また、次のようなケースでも、操作子のロック状態をオンとした方が良い。すなわち、放送用の音声調整システムは40CH以上の大きな構成となることが多く、番組のシーンごとに使用するCHを使い分けて運用する場合がある。具体的には、図11に示した40CH構成の音声調整システムにおいて、シーン1では1〜20CHを使用し、シーン2では21〜40CHを使用するといった具合である。
このとき、シーン1では21〜40CHを使用しないので、音声出力のフェーダの出力を0としておくが、音声は入力されている。そのため、音声出力のフェーダを誤って操作すると、意図しない音声がミックスされることになる。したがって、このような場合でも、音声出力のフェーダをロックオン状態としておくことが望ましいことになる。なお、操作子のロック状態をオンにすることは、操作子からの操作信号の出力を機能的に停止させることであって、必ずしも操作子の操作動作を機械的に係止する必要はない。
以上のような状況を鑑み、操作子の誤作動防止対策を施した音声調整システムとして、システムの使用状況に応じて、操作子のロック状態を、総合的に一括してオンオフ制御するものが考えられている。このシステムでは通常、ホスト端末側にロック設定部が組み込まれている。そして、ロック設定部にて操作子のロック状態を設定しておき、ロック設定部の設定に従って、システム全体の操作子を、ロックオン状態あるいはロックオフ状態に制御するようになっている。
ここで、ロック状態の設定の仕方について、図12を参照して具体的に説明する。図12は従来の操作子のロック状態の設定例を示す画面例を示している。すなわち、メニュ画面をホスト端末のディスプレイに表示させておき、画面がタッチパネルとなっていればそこにオペレータが触れることで、あるいはホスト端末にマウス等が接続されていればそれを用いて、GUIによって操作子のロックオンおよびロックオフを一括して集中的に設定することができる。
さらに、操作子の誤作動防止技術を取り入れた音声調整システムとしては、次のようなものも提案されている。特許文献1記載の技術では、誤作動が致命的な事故につながる重要なスイッチを、保護スイッチとして予め設定しておき、この保護スイッチについては複数の動作を行った場合にのみ、操作したことを制御手段に認識させるようになっている。
また、同じく保護スイッチを予め設定しておき、他のスイッチに触れながら保護スイッチを操作した場合に限って制御手段に認識させる技術もある(特許文献2)。これらの技術では、操作子をロックオン状態に設定しておき、操作時にオペレータにまずは操作子をロックオフ状態とする余分な操作動作をさせることで、オペレータに操作子の操作内容を意識させるようにしている。これにより、操作に際してのオペレータの注意度を高めることができ、前記保護スイッチの誤作動を未然に防ぐことが可能である。
特開平9−139137号公報
特開平9−139138号公報
しかしながら、上述した従来技術には、次のような問題点が指摘されていた。まず、操作子のロック状態を一括してオンオフ制御する音声調整システムにおいては、下記のような問題があった。すなわち、オペレータが操作子をロック状態に設定し忘れた場合、たとえ設定し忘れた操作子が1つだけであっても、いちいち前記図12に示したようなメニュ画面を呼び出す等して、ホスト端末側で設定操作を行わなくてはならなかった。
また、ロック状態をオンに設定した操作子について、特定チャンネルの特定操作子を、一時的に使用する必要が生じることがある。この場合、前記操作子のロック状態をオンからオフに設定し直さなくてはならないが、その際の設定変更作業に関しても、ホスト端末側を呼び出して行うことになる。このように、操作子のロック状態を一括してオンオフ制御する音声調整システムでは、ホスト端末による作業が非常に面倒であって、作業時間が長くなり、オペレータの作業負担が増大していた。
また、特許文献1、2の従来技術では、誤操作防止対象の操作子を、保護スイッチとしていったん設定してしまうと、その設定変更は困難である。このため、操作子の使用状況が変化して保護スイッチに設定した操作子の使用頻度が上がった場合でも、保護スイッチは複数の操作動作を行うことを余儀なくされる。つまり、音声調整システムの使用状況が変化して、操作子を頻繁に使うようになると、誤操作防止のための複数動作は使い勝手が低く、操作子の操作性を高めることが望まれていた。このように従来の音声調整システムにおいては、実際の使用状況に柔軟に対応し、誤操作防止による安全性と、優れた操作性を両立させる技術を開発させることが待たれていた。
以上のように、操作子の誤操作防止に関しては、操作子をロックオン状態とすることが有効であるが、ロック状態の設定あるいはその変更を行う場合、ホスト端末側で設定・変更作業を行うことを余儀なくされた。すなわち、ホスト端末からロック設定部を呼び出して設定することが不可欠であった。したがって、作業効率が低く、オペレータの負担を増大させていた。
また、誤操作防止対象となる操作子として、複数の操作動作を伴う操作子を設けた従来技術では、操作子の操作に対してオペレータに慎重さを強いて誤操作を防ぐことができる反面、誤操作防止対象とする操作子を変えることは難しかった。このため、該操作子の使用頻度が向上してもこれに柔軟に対応できず、実際の使用状況に対応できる柔軟さの実現が要請されていた。
本発明は、上記の問題点を解消するために提案されたものであり、その目的は、操作子のロック状態の設定・変更作業を俊敏且つ柔軟に行い、作業効率並びに操作性の向上に寄与しつつ、操作子の誤操作を確実に防ぐことができる音声調整システムを提供することにある。
上述した目的を達成するために、請求項1の発明は、操作信号を出力する操作子が配置され、前記操作子に対し前記操作信号の出力を停止させるロック状態のオンオフを設定するロック設定部が設けられ、さらに、前記ロック設定部の設定に従って前記操作子の前記ロック状態のオンオフを制御するロック制御部が配置された音声調整システムにおいて、前記操作子ごとに、前記ロック制御部による制御に優先して該操作子のロック状態のオンオフを制御する個別ロック制御部が設けられたことを特徴としている。
このような請求項1の発明においては、操作子ごとに設けた個別ロック制御部を動作させることで、ロック制御部による制御に優先して、各操作子のロック及びその解除に実行することができる。このため、ロック設定部によって操作子のロック状態をオンに設定し忘れた場合でも、従来のように、いちいちホスト端末を呼び出した上で操作子のロック状態の設定変更をしなくて済む。したがって、操作子のロック状態の設定変更に際して、面倒な作業は不要である。これにより、操作子のロック状態の変更を迅速に実施可能であって、操作子の誤操作を確実に防止できる。
また、ロック設定部によってロックオンに設定した操作子について、一時的にロック状態を解除して操作子を使用可能な状態にしたい場合に、個別ロック制御部を動作させることで前記操作子のロック状態をオンからオフに、即座に設定し直すことができる。これにより、オペレータは作業負担を感じることなく、優れた操作性を確保することができる。
さらに、本発明では、個別ロック制御部を動作させるだけで、ロック状態のオンオフが可能なので、操作子のロック状態の制御が迅速且つ容易である。このため、実際の使用状況の変化に柔軟に対応でき、各操作子は常に優れた操作性を発揮することが可能である。しかも、操作子ごとに個別ロック制御部を設けているので、両者の対応関係が明確であり、オペレータがロック制御を行いたい操作子を間違える心配もない。
請求項2の発明は、請求項1に記載の音声調整システムにおいて、前記操作子から出力される操作信号の可変範囲を限定するパラメータ限定部が設けられ、前記個別ロック制御部は、前記パラメータ限定部が限定した前記可変範囲から前記操作子から出力される操作信号が外れた場合に、該操作子をロックオン状態とするように構成されたことを特徴としている。
以上のような請求項2の発明では、パラメータ限定部により操作信号の可変範囲を限定して、操作子から出力される操作信号がこの可変範囲を外れた場合には、個別ロック制御部は該操作子のロック状態をオンにして、操作子からの操作信号の出力を強制的に停止させることができる。このため、操作子の操作ミスが起きたとしても、操作信号は前記可変範囲内で変わるだけで済み、操作子の誤操作を未然に防ぐことができる。このような発明は、急激なパラメータ変更を必要としない生放送等での操作子誤操作防止に特に有効である。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の音声調整システムにおいて、前記個別ロック制御部によって制御された前記操作子におけるロック状態のオンオフ状況を、前記ロック設定部側へ通知するロック状態通知部が設けられたことを特徴とする。
上記のような請求項3の発明によれば、ロック状態通知部が操作子のロック状態をロック設定部側へ通知するので、ロック設定部にて設定された操作子のロック状態と同期させることが可能である。これにより、音声調整システムの動作安定性を高めることができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の音声調整システムにおいて、個々の前記操作子のロック状態を記憶し、且つ前記ロック状態を再現するロック状態保存・再現部が設けられたことを特徴とするものである。
このような請求項4の発明では、ロック状態保存・再現部が、個々の操作子のロック状態を記憶しておき、その内容を呼び出して再現するので、複数ある操作子のロック状態を一括して容易に制御することができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の音声調整システムにおいて、前記個別ロック制御部は、操作動作を所定の制限時間以内に所定の時間量以上行うことにより前記操作子のロック状態のオンオフを制御するように構成されたことを特徴としている。
前記請求項5の発明では、個別ロック制御部の操作動作として、制限時間内に所定回数繰り返すだけで、その操作子をロックオン状態としたり、あるいはそれを解除してロックオフ状態にすることができる。したがって、操作子のロック状態を変える場合に、操作子の通常の操作動作とは、異なる操作動作を行うことになり、ロック状態の設定及びその変更作業に際して、操作ミスが発生するおそれがない。
請求項6の発明は、請求項5に記載の音声調整システムにおいて、前記ロック制御部の操作動作における制限時間および時間量を設定するためのロック制御動作時間設定部が設けられたことを特徴とするものである。
以上の請求項6の発明においては、ロック制御動作時間設定部により、個別ロック制御部のロック制御動作における制限時間および時間量を自由に設定可能なので、個別ロック制御部の感度を、オペレータのニーズや使用環境に合わせて的確に設定することができる。このため、個別ロック制御部が各操作子に一体的に設けられているとしても、オペレータが個別ロック制御部を動作させようとする際の操作子の操作と、通常の動作をさせるための操作子の操作とを、明らかに峻別することができ、両者が混同するといったことがない。したがって、操作子及び個別ロック制御部は共に、高い操作性を維持することが可能である。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の音声調整システムにおいて、前記操作子に近接して、あるいは前記操作子に一体的に、前記操作子のロック状態を表示するロック状態表示部が形成されたことを特徴としている。
この請求項7の発明において、オペレータは、操作子に近接したロック状態表示部あるいは操作子に一体的に設けたロック状態表示部を見るだけで、操作子のロック状態がオンなのか、あるいはオフなのかを、即座に理解することができる。したがって、オペレータは操作子のロック状態を容易に判別でき、ロック状態の設定変更も的確に実行することができる。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の音声調整システムにおいて、前記個別ロック制御部は、前記操作子のロック状態をオフにしたとき、一定時間経過後、ロック状態をオンに自動的に戻すように構成されたことを特徴とする。
このような請求項8の発明では、ロックを解除して一時的に操作を行った操作子に関して、オペレータが操作子の再ロックをし忘れたとしても、一定時間経過すれば個別ロック制御部が再びロック状態をオンに自動的に戻すことができる。このため、操作子をロックしておいた方が望ましい使用状況において、該操作子の誤作動を確実に防止することが可能である。
請求項9の発明は、操作信号を出力する操作子が配置された音声調整システムにおいて、前記操作子から出力される操作信号における単位時間当たりの変化の積算値を計算する積算値計算部が設けられ、前記積算値計算部が計算した計算値が予め設定された設定値を超えた場合に、該操作子からの操作信号をキャンセルする操作キャンセル制御部が設けられたことを特徴としている。
この請求項9の発明では、積算値計算部が操作信号の単位時間当たりの変化の積算値を計算し、この値が予め設定された設定値を超えた場合に、操作キャンセル制御部が該操作子の操作信号をキャンセルさせることができる。つまり、操作子が通常では考えられないほど急激に変化した場合等を、前記設定値を超えた場合として想定することができ、このような事態が生じたときに、操作子による操作そのものをキャンセルすることが可能である。
本発明の音声調整システムによれば、各操作子に、ロック制御部による制御に優先して該操作子のロック状態を制御する個別ロック制御部を設けるといった簡単な構成により、操作子のロック状態を柔軟且つ俊敏に制御可能であり、作業効率並びに操作性が大幅に向上すると同時に、操作子の誤操作を確実に防ぐことができる。
〔代表的な実施形態〕
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)について、図1〜図5を参照して具体的に説明する。図1は本実施形態の構成を示すブロック図、図2は個別ロック制御部の設定感度を示す説明図、図3はロックオン状態とした操作子をシーンごとに記憶・制御する場合の説明図、図4は操作子であるエンコーダの正面図、図5は操作子であるフィーダの正面図、図6はロック状態表示部における点滅パターンを示す波形図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)について、図1〜図5を参照して具体的に説明する。図1は本実施形態の構成を示すブロック図、図2は個別ロック制御部の設定感度を示す説明図、図3はロックオン状態とした操作子をシーンごとに記憶・制御する場合の説明図、図4は操作子であるエンコーダの正面図、図5は操作子であるフィーダの正面図、図6はロック状態表示部における点滅パターンを示す波形図である。
〔構成〕
図1に示すように、本実施形態に係る音声調整システム1は、複数の操作子2を有する音声調整卓3と、ホスト端末4とから構成されている。操作子2にはスイッチ、エンコーダやフェーダ等が含まれる。
図1に示すように、本実施形態に係る音声調整システム1は、複数の操作子2を有する音声調整卓3と、ホスト端末4とから構成されている。操作子2にはスイッチ、エンコーダやフェーダ等が含まれる。
〔ホスト端末4側の構成〕
ホスト端末4側には、入力部5、ロック設定部6、表示部7、記憶部8、ロック制御部9、送受信部10、ロック状態再現部24、ロック制御動作時間設定部26が設けられている。このうち、入力部5はオペレータが設定指令などを入力するための装置であり、マウスやタッチパネル等からなる。ロック設定部6は複数ある操作子2のロック状態を一括して設定するための部分である。
ホスト端末4側には、入力部5、ロック設定部6、表示部7、記憶部8、ロック制御部9、送受信部10、ロック状態再現部24、ロック制御動作時間設定部26が設けられている。このうち、入力部5はオペレータが設定指令などを入力するための装置であり、マウスやタッチパネル等からなる。ロック設定部6は複数ある操作子2のロック状態を一括して設定するための部分である。
また、ロック設定部6は、操作子2に対し操作信号の出力を停止させるロック状態のオンオフを設定する部分である。ロック制御動作時間設定部26は、音声調整卓3側の個別ロック制御部14(後段にて説明)におけるロック制御動作の制限時間及び時間量を、個別ロック制御部14の感度として設定する部分である。
ロック制御動作時間設定部26にて設定される要素として、図2に示すように、制限時間とする単位時間と、時間量である単位回数を設定しており、ここでは単位回数は全て3回とし単位時間だけを変えて、感度を9段階に分けている。なお、個別ロック制御部14の制御対象となる操作子2の感度は、スイッチでは感度1、エンコーダでは感度2、フェーダでは感度5を設定している。
表示部7は前記図12にて示したようなメニュ画面を表示するためのディスプレイであり、記憶部8は各操作子2のロック状態を保存・記憶するためのメモリである。また、記憶部8は、ロックオン状態にしたい操作子2をシーンごとに記憶することが可能である。すなわち、図3に示すように、シーンナンバーボタン17を選択し、セーブスイッチ18を押し下げることによって、選択したシーンにおいてロックオン状態としたい操作子2を一括して記憶するようになっている。
ロック制御部9はロック設定部6の設定に従って操作子2のロック状態を制御する部分である。また、ロック状態再現部24は前記記憶部8にて保存・記憶した操作子2におけるロック状態のオンオフ状況を呼び出して再現する部分である。これらロック制御部9およびロック状態再現部24はロックオン状態とした操作子2をシーンごとに制御および再現することが可能である。
すなわち、図3に示すような画面をホスト端末4側の表示部7に表示させ、この画面がタッチパネルとなっている。このとき、シーンナンバーボタン17を選択し、ロードスイッチ19を押し下げることによって、選択したシーンにおいてロックオン状態にしたい操作子2を一括してロックオン制御するようになっている。
送受信部10はシリアルデータバス20を介して音声調整卓3側の送受信部15と制御信号のやりとりを行う部分である。これら送受信部10、15は、個別ロック制御部14(後段にて説明)によって制御された操作子2におけるロック状態のオンオフ状況を、ホスト端末4側のロック設定部6及び記憶部8へと通知するロック状態通知部25としての役割を果たすようになっている。
〔音声調整卓3側の構成〕
音声調整卓3側には複数の操作子2に加えて、前記送受信部15が設けられている。また、各操作子2にはロック状態表示部13及び個別ロック制御部14が組み込まれている。このうち、ロック状態表示部13は操作子2のロック状態を表示する部分であって、操作子2がエンコーダ21であればその操作摘み21aの周囲に実装される扇状のLED11からなり(図4参照)、操作子2がフェーダ22であればその上部付近に配置されるパネル12からなる(図5参照)。なお、LED11およびパネル12は通常、パラメータ表示を行う部分であり、前者はエンコーダ21のポイント表示、後者はフェーダ22の位置表示を行うようになっている。
音声調整卓3側には複数の操作子2に加えて、前記送受信部15が設けられている。また、各操作子2にはロック状態表示部13及び個別ロック制御部14が組み込まれている。このうち、ロック状態表示部13は操作子2のロック状態を表示する部分であって、操作子2がエンコーダ21であればその操作摘み21aの周囲に実装される扇状のLED11からなり(図4参照)、操作子2がフェーダ22であればその上部付近に配置されるパネル12からなる(図5参照)。なお、LED11およびパネル12は通常、パラメータ表示を行う部分であり、前者はエンコーダ21のポイント表示、後者はフェーダ22の位置表示を行うようになっている。
なお、ロック状態表示部13であるLED11およびパネル12は、ロックオン又はロックオフの状態を文字や色で識別表示しても良いし、図6に示すような点滅パターンにてロック状態を表示するようにしても良い。すなわち図6では、点灯時間が長く、消灯時間が短い点滅パターンでロックオン状態を示し(図6の上段)、反対に、点灯時間が短く、消灯時間が長い点滅パターンでロックオン状態を示すようになっている(図6の下段)。
個別ロック制御部14は、操作子2ごとに、一体的に組み込まれている。図4に示すように、操作子2がエンコーダ21であればその操作摘み21aにプッシュボタン15が組み込まれている。また、図5に示すように、操作子2がフェーダ22であればタッチセンサ16が組み込まれている。これら個別ロック制御部14は、ホスト端末4のロック制御部9による制御に優先して、該操作子2のロック状態を制御するスイッチである。また、個別ロック制御部14は所定の制限時間以内に所定の時間量以上行うことにより、操作子2のロック状態の制御動作を行うようになっている。
ここで、操作子2のロック状態の制御動作について図2を用いて説明する。すなわち、個別ロック制御部14の設定感度を「感度1」としたとき、単位時間500msec以内に3回動作させることで、操作子2のロック状態をオンオフ制御するようになっている。より具体的には、個別ロック制御部14がプッシュボタン15であればプッシュ動作を行うことで、個別ロック制御部14がタッチセンサ16であればタッチ動作を行うことになる。さらに、個別ロック制御部14は、操作子2をロックオフ状態であるとき、一定時間経過すると、タイムアウトとなって、自動的にロックオン状態に戻すように構成されている。
〔作用効果〕
以上のような構成を有する本実施形態の作用効果は次の通りである。すなわち、操作子2ごとに設けた個別ロック制御部14を動作させることにより、ホスト端末4側のロック制御部9によるロック制御に優先して、各操作子2のロック状態を制御することができる。このため、ロック設定部9にて操作子2のロック状態をオンに設定し忘れたような場合であっても、いちいちホスト端末4を呼び出して操作子2のロック状態の設定変更を行う必要がない。したがって、操作子2のロック状態の設定変更に際して、面倒な作業をしなくて済む。これにより、操作子2のロック状態をスピーディに変更でき、操作子2をロックオン状態にすることで、その誤操作を確実に防止可能である。
以上のような構成を有する本実施形態の作用効果は次の通りである。すなわち、操作子2ごとに設けた個別ロック制御部14を動作させることにより、ホスト端末4側のロック制御部9によるロック制御に優先して、各操作子2のロック状態を制御することができる。このため、ロック設定部9にて操作子2のロック状態をオンに設定し忘れたような場合であっても、いちいちホスト端末4を呼び出して操作子2のロック状態の設定変更を行う必要がない。したがって、操作子2のロック状態の設定変更に際して、面倒な作業をしなくて済む。これにより、操作子2のロック状態をスピーディに変更でき、操作子2をロックオン状態にすることで、その誤操作を確実に防止可能である。
また、ホスト端末4側のロック設定部6にてロックオン状態に設定した操作子2について、一時的にロックオン状態を解除して操作子2を使用したい時でも、個別ロック制御部14を動作させることで、所望の操作子2に関して、ロックオン状態をロックオフ状態に、即座に設定し直すことができる。このように、簡単な操作によって操作子2のロック状態のオンオフ切り替えを実現することができるため、操作子2は優れた操作性を発揮することが可能である。なお、個別ロック制御部14は、操作子2のロックオン状態を解除した後、一定時間経過すれば該操作子2を再びロックオン状態に戻すことができるので、操作子2のロックし忘れを防止でき、これにより操作子2の誤作動を確実に防ぐことが可能である。
以上のような本実施形態では、個別ロック制御部14の動作によって、操作子2のロック状態のオンオフ制御が可能なので、音声調整卓3の使用状況が変化した場合でも、これに柔軟に対応することができる。したがって、各操作子2は、その操作性の維持と、誤操作防止による安全性の確保を両立させることができる。また、本実施形態によれば、ロック状態通知部25である送受信部10、15を介して、操作子2のロック状態を、ホスト端末4のロック設定部6へ通知することができるので、ロック設定部6にて設定した状態と同期させることができる。このため、音声調整システム1は安定した動作性能を発揮することができる。
しかも、本実施形態では、図3にて示したように、シーンナンバーボタン17を操作することでシーンを選択し、選択されたシーンごとに、セーブスイッチ18の操作にて各操作子2のロックオン状態を記憶する。そして、ロードスイッチ19の操作によりロック状態再現部24が各シーンでのロックオン状態の操作子2を再現することができる。つまり、操作子2のロックオン状態を一括して容易に制御できる。したがって、前記図11に示したような40CH構成の音声調整システムにてシーンごとに使用CHが分かれている場合に、各シーンにおける操作子2のロックオン制御を迅速に行うことができる。これにより、番組制作に適したロック制御の運用が可能である。
また、本実施形態では、ホスト端末4のロック制御動作時間設定部26によって、個別ロック制御部14のロック制御動作における感度を設定可能なので、オペレータのニーズや使用環境に好適な動作性を持つ個別ロック制御部14を獲得することができる。さらには、ロック状態表示部13を設置したことで、操作子2のロック状態を視覚的に確認することが可能となり、ロック状態の設定変更も正確に実施することができる。
〔他の実施形態〕
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、ホスト端末は音声調整卓に一体であっても、外置きであってもかまわない。また、操作子の種類や個別ロック制御部又はロック状態表示部の構成や配置箇所に関しては適宜変更自在である。さらに、個別ロック制御部における制御動作の制限時間及び時間量などによる設定感度も適宜選択可能である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、ホスト端末は音声調整卓に一体であっても、外置きであってもかまわない。また、操作子の種類や個別ロック制御部又はロック状態表示部の構成や配置箇所に関しては適宜変更自在である。さらに、個別ロック制御部における制御動作の制限時間及び時間量などによる設定感度も適宜選択可能である。
さらには、次のような他の実施形態も包含している。例えば、操作子2から出力される操作信号が可変である場合に、図7に示すように、図1に示したホスト端末4側に加えて、操作信号の可変範囲を上限及び下限を設定するパラメータ限定部23を設けておく。そして、図8に示すように、操作子2が出力する操作信号の可変範囲を限定し(各CHにおけるMinとMax)、操作子2から出力される操作信号がこの可変範囲を外れた場合には、個別ロック制御部14は該操作子2のロック状態をオンにするようにしても良い。このような実施形態によれば、オペレータがフェーダ等の操作子2を不用意に大きく操作した場合でも、パラメータ限定部23にて設定された可変範囲内に操作信号を収めることができ、誤操作を防止可能である。
なお、操作子2からの操作信号の可変範囲を限定するための動作としては、次のようにして行うことができる。例えば単位時間500msec以内に3回、個別ロック制御部14がプッシュボタン15であればプッシュ動作を行うことで(個別ロック制御部14がタッチセンサ16であればタッチ動作を行うことで)、可変範囲設定モードに入る。
続いて、操作子2を下限位置又は上限位置に移動させてから、個別ロック制御部14を動作させる。このときの動作は、個別ロック制御部14がプッシュボタン15であればプッシュ動作を一回行うことで(個別ロック制御部14がタッチセンサ16であればタッチ動作を一回行う)、操作子2が出力する操作信号の可変範囲を限定することができる。
また、以上のような設定動作中、操作信号の可変範囲における下限を設定しているのか、あるいは上限を設定しているかを、ロック状態表示部13の表示状態によって判別させることも可能である。すなわち、操作信号の可変範囲における下限を設定している場合には、ロック状態表示部13がゆっくり点滅し、操作信号の可変範囲における上限を設定している場合には、ロック状態表示部13が早く点滅するようにする。これにより、操作信号の可変範囲の下限か上限のどちらを設定しているのかが明確になり、上記設定動作を確実に行うことが可能となる。
また、本発明に係る音声調整システムには、操作子2のロック状態の制御だけではなく、操作子2の操作をキャンセルするものも包含する。すなわち、図9に示すように、ホスト端末4に、操作子2から出力される操作信号における単位時間当たりの変化の積算値を計算する積算値計算部27を設置する。
さらには、この積算値計算部27が計算した計算値が予め設定された設定値を超えた場合に、操作子2からの操作信号をキャンセルする操作キャンセル制御部28を設けておく。このような構成を持つ実施形態によれば、操作子2からの操作信号が所定の制限時間以内に所定の時間量以上出力された場合に、操作キャンセル制御部28が動作して操作子2による操作自体をキャンセルすることができる。
例えば、図10に示した例では、操作子2がフェーダである場合に、フェーダの変化量10ポイントとして、単位時間を500msec〜2000msecの9段階に分けて感度設定を行っている。つまり、「感度1」は10ポイント変化する際の所要時間が500msec以内であることを示しており、「感度9」は10ポイント変化する際の所要時間が2000mse以内であることを示している。なお、操作子2がエンコーダである場合は、エンコーダの変化量を4ポイントとして、同じく単位時間を500msec〜2000msecの9段階に分けて感度を設定している。
以上の実施形態によれば、操作子2からの操作信号が所定の単位時間以内に所定以上変化して積算値計算部27の計算した計算値が予め設定された設定値を超えた場合に、操作子2は通常、想定されている操作が行われたのではなく、極めて急激に操作されたものであるとして、操作キャンセル制御部28はこれを誤操作と判断し、操作子2による操作をキャンセルとすることができる。これにより、生放送時などの操作子2による大きな変化を必要としない場合に特に有効であって、誤操作を確実に防止することが可能である。
1…音声調整システム
2…操作子
3…音声調整卓
4…ホスト端末
5…入力部
6…ロック設定部
7…表示部
8…記憶部
9…ロック制御部
10、15…送受信部
11…LED
12…パネル
13…ロック状態表示部
14…個別ロック制御部
15…プッシュボタン
16…タッチセンサ
17…シーンナンバーボタン
18…セーブスイッチ
19…ロードスイッチ
20…シリアルデータバス
21…エンコーダ
22…フィーダ
23…パラメータ限定部
24…ロック状態再現部
25…ロック状態通知部
26…ロック制御動作時間設定部
27…積算値計算部
28…操作キャンセル制御部
2…操作子
3…音声調整卓
4…ホスト端末
5…入力部
6…ロック設定部
7…表示部
8…記憶部
9…ロック制御部
10、15…送受信部
11…LED
12…パネル
13…ロック状態表示部
14…個別ロック制御部
15…プッシュボタン
16…タッチセンサ
17…シーンナンバーボタン
18…セーブスイッチ
19…ロードスイッチ
20…シリアルデータバス
21…エンコーダ
22…フィーダ
23…パラメータ限定部
24…ロック状態再現部
25…ロック状態通知部
26…ロック制御動作時間設定部
27…積算値計算部
28…操作キャンセル制御部
Claims (9)
- 操作信号を出力する操作子が配置され、前記操作子に対し前記操作信号の出力を停止させるロック状態のオンオフを設定するロック設定部が設けられ、さらに、前記ロック設定部の設定に従って前記操作子の前記ロック状態のオンオフを制御するロック制御部が配置された音声調整システムにおいて、
前記操作子ごとに、前記ロック制御部による制御に優先して該操作子のロック状態のオンオフを制御する個別ロック制御部が設けられたことを特徴とする音声調整システム。 - 前記操作子から出力される操作信号の可変範囲を限定するパラメータ限定部が設けられ、
前記個別ロック制御部は、前記パラメータ限定部が限定した前記可変範囲から前記操作子から出力される操作信号が外れた場合に、該操作子をロックオン状態とするように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の音声調整システム。 - 前記個別ロック制御部によって制御された前記操作子におけるロック状態のオンオフ状況を、前記ロック設定部側へ通知するロック状態通知部が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の音声調整システム。
- 前記操作子のロック状態を記憶し、且つ前記ロック状態を再現するロック状態保存・再現部が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の音声調整システム。
- 前記個別ロック制御部は、操作動作を所定の制限時間以内に所定の時間量以上行うことにより前記操作子のロック状態のオンオフを制御するように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の音声調整システム。
- 前記個別ロック制御部の操作動作における制限時間および時間量を設定するためのロック制御動作時間設定部が設けられたことを特徴とする請求項5に記載の音声調整システム。
- 前記操作子に近接して、あるいは前記操作子に一体的に、前記操作子のロック状態を表示するロック状態表示部が形成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の音声調整システム。
- 前記個別ロック制御部は、前記操作子のロック状態をオフにしたとき、一定時間経過後、ロック状態をオンに自動的に戻すように構成されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の音声調整システム。
- 操作信号を出力する操作子が配置された音声調整システムにおいて、
前記操作子から出力される操作信号における単位時間当たりの変化の積算値を計算する積算値計算部が設けられ、
前記積算値計算部が計算した計算値が予め設定された設定値を超えた場合に、該操作子からの操作信号をキャンセルする操作キャンセル制御部が設けられたことを特徴とする音声調整システム。
Priority Applications (1)
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JP2006103204A JP2007281687A (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | 音声調整システム |
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JP2006103204A JP2007281687A (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | 音声調整システム |
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JP2007281687A true JP2007281687A (ja) | 2007-10-25 |
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JP2006103204A Pending JP2007281687A (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | 音声調整システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007281687A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-04-04 JP JP2006103204A patent/JP2007281687A/ja active Pending
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