JP6690650B2 - 撮像素子、撮像装置、及び電子機器 - Google Patents

撮像素子、撮像装置、及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、撮像素子、撮像装置、及び電子機器に関する。
画素回路には電流源となる負荷トランジスタが設けられている(特許文献1)。一般に、電流源へバイアス電圧を供給するコンデンサと電流源とにより構成される電流源回路が設けられ、電流源回路のコンデンサには外部の基準電流源より基準電流が入力される。そして、コンデンサのバイアス電圧を保持するために、外部の基準電流源より基準電流の供給を必要としていた。また、画素回路の数が多くなると、これに合わせて電流源回路の数も多く必要となり、外部の基準電流源より供給する基準電流も多くなり、消費電力が多くなるという問題があった。
日本国特開2006−49361号公報
第1の態様によると、撮像素子は、光を電荷に変換する光電変換部と、前記光電変換部で変換された電荷により生成され信号を信号線に読み出す読出回路と、を有する画素回路と、前記画素回路とは異なる第1電源回路からの電流に基づく第1電圧信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、前記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された前記第1電圧信号を記憶する第1記憶部と、を有する記憶回路と、前記第1記憶部に記憶された前記第1電圧信号により生成される電流を前記信号線に供給する第1電流源と、を備える。
第2の態様によると、電子機器は、複数の電子部品を有する電子回路と、前記電子回路とは異なる第1電源回路からの電流に基づく第1電圧信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、前記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された前記第1電圧信号を記憶する第1記憶部と、を有する記憶回路と、前記第1記憶部に記憶された前記第1電圧信号により生成される電流を前記電子回路に供給する第1電流源と、を備える。
(A)(B)第1の実施形態に係る電流源回路、及びタイムシーケンス図である。 画素回路の回路構成図である。 (A)(B)(C)第1の実施形態の変形例に係る電流源回路である。 第2の実施形態を示す電流源回路である。 第3の実施形態に係る電流源回路である。 第3の実施形態に係る電流源回路のタイムシーケンス図である。 第4の実施形態に係る画素チップである。 第4の実施形態に係る第2電流源回路である。 第4の実施形態に係る画素チップのタイムシーケンス図である。
<第1の実施形態>
図1(A)は、第1の実施形態を示す電流源回路の構成図である。
記憶回路111は、コンデンサCb、A/D変換器13、メモリ14、D/A変換器15より構成される記憶部と、スイッチSW10〜14より構成される制御部を有する。記憶回路111は、基準電流源から出力される基準電流Icに基づく電圧を記憶部に記憶し、MOSトランジスタTr1より構成される電流源112のゲート端子に接続され、記憶した電圧を電流源112に供給する。
電流源112は、記憶部に記憶された電圧に基づく電流を回路12に供給する。記憶部は、例えば、一方の電極がMOSトランジスタTr1のゲート端子に接続され、他方の電極がソース端子と同電位のノードに接続されたコンデンサなどの容量素子を少なくとも有する。
電流源回路11は、端子P1より基準電流Icが入力される。基準電流Icは、スイッチSW10をOFFし、スイッチSW11、SW12がONされるとMOSトランジスタTr1のドレインに入力される。コンデンサCbの一端は、MOSトランジスタTr1のゲート側に接続され、コンデンサCbの他端は、MOSトランジスタTr1のソース端子と同電位の所定電圧端子に接続されている。MOSトランジスタTr1のドレイン側はスイッチSW10を介して回路12へ接続される。また、MOSトランジスタTr1のドレイン側はSW12を介してゲート端子とコンデンサCbの一端に接続され、いわゆるダイオード接続を構成し、バイアス電圧Vbを発生する。スイッチSW11、SW12がOFFされ、スイッチSW10がONされると、電流源112であるMOSトランジスタTr1は、バイアス電圧Vbに基づく定電流Icを生成し、回路12へ定電流Icを供給する。回路12の一例は後述する画素回路である。
バイアス電圧Vbは、スイッチSW13を介してA/D変換器13に接続される。A/D変換器13は、アナログ値であるバイアス電圧Vbをデジタル値に変換する。変換されたデジタル値はメモリ14に記憶され、初期設定が行なわれる。コンデンサCbにバイアス電圧Vbを再設定する場合は、メモリ14に記憶されたデジタル値を読み出し、読み出したデジタル値に対応するバイアス電圧VbをD/A変換器15によりアナログ値に戻して、スイッチSW14を介してコンデンサCbへ印加する。したがって、端子P1より基準電流Icを再度入力する必要は無く、バイアス電圧Vbの再設定が可能になる。以下、バイアス電圧Vbの再設定をリフレッシュと称する。なお、図中、スイッチSW10〜14は、判り易くするためにスイッチで図示したが、これらはスイッチングトランジスタによって構成され、外部のスイッチング制御回路からの信号によって開閉タイミングが制御される。
図1(B)は、図1(A)に示す電流源回路11のスイッチSW10〜14の動作を示すタイムシーケンス図である。図1(B)では、各スイッチSW10〜14のON/OFF状態と共に、横軸に時刻t1〜t5を示す。このタイムシーケンス図は一例であり、これに限定されるものではない。
まず、時刻t1〜t2において、スイッチSW10をOFFし、スイッチSW11及びSW12をONする。基準電流Icは、スイッチSW11、SW12が閉じられるとコンデンサCbにバイアス電圧Vbを保持する。なお、スイッチSW12はスイッチSW11のOFFの直前にOFFしている。これはスイッチSW12、SW11を時刻t2で同時にONした場合には、コンデンサCbのバイアス電圧Vbが低下するが、これを防止するためである。
そして、時刻t2〜t3において、スイッチSW13をONする。すなわち、バイアス電圧VbをA/D変換器13でデジタル値に変換し、変換されたデジタル値をメモリ14に記憶する。すなわち、時刻t1〜t3では、バイアス電圧Vbをメモリ14に記憶するための初期設定を行った。
次に、時刻t2以降、適宜、スイッチSW10をONにして回路12へ定電流Icを供給する。すなわち、電流源112であるMOSトランジスタTr1は、バイアス電圧Vbに基づく定電流Icを生成し、回路12へ定電流Icを供給する。なお、コンデンサCbのバイアス電圧Vbは時間経過により若干低下する。
時刻t4〜t5において、スイッチSW14をONにして、メモリ14に記憶されているバイアス電圧Vbのデジタル値を読み出し、D/A変換器15によりアナログ値に戻してコンデンサCbへ印加する。これにより、バイアス電圧Vbがリフレッシュされる。
時刻t3以降においては、時刻t1〜t3で行った初期設定は不要であり、上述した時刻t4〜t5で説明したと同様のリフレッシュを適宜行うことにより、バイアス電圧VbがコンデンサCbに保持され、MOSトランジスタTr1が電流源112として機能する。
図2は、回路12の一例として示す画素回路12aである。なお、回路12は、画素回路12aに限らず、電流源112から電流の供給を受ける回路であれば良く、特に限定するものではない。
画素回路12aは、光電変換部121および読出回路113を有する。光電変換部121は、入射した光を電荷に変換する光電変換機能を有する。光電変換部121は、光電変換された電荷を蓄積する。光電変換部121は、例えば、フォトダイオードにより構成される。読出回路113は、光電変換部121で光電変換された電荷により生成される画素信号を信号線125に読み出す。画素信号は、例えば、画像データを構成する。読出回路113は、転送部122と、排出部124と、フローティングディフュージョンFDと、出力部123と、を有する。
転送部122は、光電変換部121で光電変換された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送する。すなわち、転送部122は、光電変換部121およびフローティングディフュージョンFDの間に電荷転送路を形成する。出力部123は、転送部122により光電変換部121からフローティングディフュージョンFDに転送された電荷により生成された画素信号を信号線125に出力する。出力部123は、ドレイン端子、ゲート端子およびソース端子がそれぞれ、電源VDD、フローティングディフュージョンFDおよび信号線125に接続されるトランジスタである。排出部124は、フローティングディフュージョンFDの電荷を排出する。フローティングディフュージョンFDは、排出部124により電荷が排出されることで基準電位にリセットされる。
電流源112を構成するMOSトランジスタTr1(図1参照)は、信号線125により読出回路113に接続される。電流源112は、読出回路113により光電変換部121で光電変換された電荷により生成された画素信号を読み出すための電流を供給する。電流源112は、読出回路113の出力部123に電流を供給する。すなわち、出力部123は、電流源112を負荷電流源としてソースフォロワ回路などの電子回路を構成する。
画素回路12aは、光電変換素子として例えばフォトダイオード121を有し、この1個のフォトダイオード121に対して、転送トランジスタ122、増幅トランジスタ123、リセットトランジスタ124の3つのトランジスタを能動素子として有する。
フォトダイオード121は、入射光をその光量に応じた量の電荷に光電変換する。転送トランジスタ122は、フォトダイオード121とフローティングディフュージョンFDとの間に接続される。転送トランジスタ122は、転送制御線TXよりそのゲートに駆動信号が与えられると、フォトダイオード121で光電変換された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送する。フローティングディフュージョンFDは、増幅トランジスタ123のゲートに接続される。増幅トランジスタ123はソースフォロアーとして作用し、フローティングディフュージョンFDの電位に応じた電圧を出力する。
なお、図1では図示を省略したが、回路12が画素回路12aである場合には、増幅トランジスタ123から読み出した光電変換信号をデジタル変換するA/D変換器を備えていることがある。なお、後述するように、光電変換信号をデジタル変換するA/D変換器はA/D変換器13と兼用することもできる。
第1の実施形態によれば、外部の基準電流源より毎回基準電流を導入する必要がなく、電流源回路11内部においてバイアス電圧Vbをリフレッシュするので、回路12が動作状態のままリフレッシュが可能となり、また、リフレッシュに関わる消費電力を抑えることができる。
<第1の実施形態の変形例1>
図3(A)は、電流源回路11を行列方向に複数配置した場合の回路例を示すもので、図1に示す電流源回路11の変形例である。図3(A)は、一列分の電流源回路11に対して、記憶回路111の一部を構成する1個のD/A変換器15を備えた構成である。なお、図1と同一箇所には同一の符号を附してその説明を省略する。
以下、図3(A)を参照して説明する。電流源回路11の各メモリ14の出力はスイッチSW16を介してラインL1に接続する。ラインL1はD/A変換器15に接続され、D/A変換器15はスイッチSW17を介してラインL2へ接続する。ラインL2は、電流源回路11の各スイッチSW18に接続され、各スイッチSW18を介して各コンデンサCbへ接続する。ラインL1、ラインL2は、1列分の電流源回路11毎に設ける。また、基準電流源17から基準電流Icが各電流源回路11の端子P1へ入力される。
上記構成において、スイッチSW10をOFFし、スイッチSW11及びSW12をONすると、基準電流IcがMOSトランジスタTr1のドレインに供給される。そして、MOSトランジスタTr1に定電流Icを流すバイアス電圧VbがコンデンサCbに保持される。次に、バイアス電圧VbをA/D変換器13でデジタル値に変換し、変換されたデジタル値をメモリ14に記憶する。以上が初期設定の動作である。
そして、スイッチSW11及びSW12をOFFにし、スイッチSW10をONにして回路12へ電流を供給する。すなわち、電流源112であるMOSトランジスタTr1は、バイアス電圧Vbに基づく定電流Icを生成し、回路12へ定電流Icを供給する。
次に、スイッチSW16をONにして、メモリ14に記憶されているバイアス電圧Vbのデジタル値を読み出し、ラインL1へ出力する。そして、D/A変換器15によりアナログ値に戻し、スイッチSW17、SW18をONしてコンデンサCbへ印加してバイアス電圧Vbを再設定する。すなわち、バイアス電圧Vbのリフレッシュを行う。このリフレッシュは、行列方向に複数配置された電流源回路11に対して、行単位に一括して行う。
ここで、MOSトランジスタTr1は電流源112を、回路12は、ソースフォロワ回路などの電子回路を構成する。更に、コンデンサCb、スイッチSW10〜12、SW16〜18、A/D変換器13、メモリ14、D/A変換器15は記憶回路111を構成する。電流源112と記憶回路111で電流源回路11を構成する。
この例によれば、D/A変換器15を各電流源回路11に持つ必要がないため、電流源回路11の回路構成を簡略化できる。
<第1の実施形態の変形例2>
図3(B)は、電流源回路11を行列方向に複数配置した場合の回路例を示すもので、図1に示す電流源回路11の変形例である。図3(B)は、一列分の電流源回路11に対して、1個のD/A変換器15と、一列分のメモリ14a、14b、・・を備えた構成である。なお、図1と同一箇所には同一の符号を附してその説明を省略する。
以下、図3(B)を参照して説明する。A/D変換器13の出力はスイッチSW20を介してラインL1に接続する。ラインL1はスイッチSW21a、SW21b・・を介してメモリ14a、14b、・・へ接続する。ラインL2は、メモリ14a、14b、・・がスイッチSW22a、SW22b・・を介して接続する。そして、スイッチSW22a、SW22b・・が接続されたラインL2はD/A変換器15に共通に接続する。D/A変換器15の出力はスイッチSW23、SW24を介して、電流源回路11の各コンデンサCbへ接続する。ラインL1、ラインL2は、1列分の電流源回路11毎に設けられる。また、基準電流源17から基準電流Icが各電流源回路11の端子P1へ入力する。
上記構成において、スイッチSW10をOFFし、スイッチSW11及びSW12をONすると、基準電流IcがMOSトランジスタTr1のドレインに供給される。そして、MOSトランジスタTr1に定電流Icを流すバイアス電圧VbがコンデンサCbに保持される。次に、バイアス電圧VbをA/D変換器13でデジタル値に変換し、変換されたデジタル値をメモリ14aに記憶する。この動作を各電流源回路11の行ごと一括して行うことにより、バイアス電圧Vbがメモリ14a、14b、・・に記憶される。以上が初期設定の動作である。
そして、スイッチSW11及びSW12をOFFにし、スイッチSW10をONにして回路12へ電流を供給する。すなわち、電流源112であるMOSトランジスタTr1は、バイアス電圧Vbに基づく定電流Icを生成し、回路12へ定電流Icを供給する。
次に、スイッチSW22a、SW22b・・を行毎に順次ONにして、メモリ14a、14b、・・に記憶されているバイアス電圧Vbのデジタル値を読み出し、ラインL2へ出力する。そして、D/A変換器15によりアナログ値に戻し、スイッチSW23、SW24をONしてコンデンサCbへ印加してバイアス電圧Vbを再設定する。すなわち、バイアス電圧Vbのリフレッシュを行う。このリフレッシュは、行列方向に複数配置された電流源回路11に対して、行単位に一括して行う。
ここで、MOSトランジスタTr1は電流源112を、回路12は、ソースフォロワ回路などの電子回路を構成する。更に、コンデンサCb、スイッチSW10〜12、SW20〜24、A/D変換器13、メモリ14、D/A変換器15は記憶回路111を構成する。電流源112と記憶回路111とで電流源回路11を構成する。
この例によれば、D/A変換器15及びメモリ14を各電流源回路11に持つ必要がないため、電流源回路11を簡略化できる。
<第1の実施形態の変形例3>
図3(C)は、電流源回路11を行列方向に複数配置した場合の回路例を示すもので、図1に示す電流源回路11の変形例である。図3(C)は、一列分の電流源回路11に対して、1個のA/D変換器13と、一列分のメモリ14a、14b、・・、1個のD/A変換器15と、を備えた構成である。なお、図1と同一箇所には同一の符号を附してその説明を省略する。
以下、図3(C)を参照して説明する。電流源回路11の各コンデンサCbの出力はスイッチSW25を介してラインL3に接続する。ラインL3はスイッチSW26を介してA/D変換器13へ接続する。A/D変換器13の出力はラインL1接続され、ラインL1はスイッチSW21a、SW21b・・を介してメモリ14a、14b、・・へ接続する。ラインL2は、メモリ14a、14b、・・がスイッチSW22a、SW22b・・を介して接続する。そして、スイッチSW22a、SW22b・・が接続されたラインL2はD/A変換器15に共通に接続する。D/A変換器15の出力はスイッチSW27、SW25を介して、電流源回路11の各コンデンサCbへ接続する。ラインL1〜L3は、1列分の電流源回路11毎に設けられる。また、基準電流源17から基準電流Icが各電流源回路11の端子P1へ入力される。
上記構成において、スイッチSW10をOFFし、スイッチSW11及びSW12をONすると、基準電流IcがMOSトランジスタTr1のドレインに供給される。そして、MOSトランジスタTr1に定電流Icを流すバイアス電圧VbがコンデンサCbに保持される。次に、バイアス電圧VbをA/D変換器13でデジタル値に変換し、変換されたデジタル値をメモリ14aに記憶する。この動作を各電流源回路11の行ごと一括して行うことにより、バイアス電圧Vbがメモリ14a、14b、・・に記憶される。以上が初期設定の動作である。
そして、スイッチSW11及びSW12をOFFにし、スイッチSW10をONにして回路12へ電流を供給する。すなわち、電流源112であるMOSトランジスタTr1は、バイアス電圧Vbに基づく定電流Icを生成し、回路12へ定電流Icを供給する。
次に、スイッチSW22a、SW22b・・を行毎に順次ONにして、メモリ14a、14b、・・に記憶されているバイアス電圧Vbのデジタル値を読み出し、ラインL2へ出力する。そして、D/A変換器15によりアナログ値に戻し、スイッチSW27、SW25をONしてコンデンサCbへ印加してバイアス電圧Vbを再設定する。すなわち、バイアス電圧Vbのリフレッシュを行う。このリフレッシュは、行列方向に複数配置された電流源回路11に対して、行単位に一括して行う。
ここで、MOSトランジスタTr1は電流源112を、回路12は、ソースフォロワ回路などの電子回路を構成する。更に、コンデンサCb、スイッチSW10〜12、SW20〜27、A/D変換器13、メモリ14、D/A変換器15は記憶回路111を構成する。電流源112と記憶回路111で電流源回路11を構成する。
この例によれば、A/D変換器13、D/A変換器15及びメモリ14を各電流源回路11に持つ必要がないため、電流源回路11の構成を簡略化できる。
<第2の実施形態>
図4は、第2の実施形態を示す回路構成図である。図1に示す第1の実施形態の電流源回路11と同一箇所には同一の符号を附してその説明を省略する。第2の実施形態ではメモリ14に記憶するデジタル値のビット数を必要最小限にするものである。
バイアス電圧Vbをメモリ14に初期設定する場合を説明する。MOSトランジスタTr1のバイアス電圧Vbは、スイッチSW13を介してA/D変換器13に接続される。A/D変換器13は、アナログ値であるバイアス電圧Vbをデジタル値に変換する。変換されたデジタル値は減算器18の一方へ入力される。減算器18の他方には予め定められたオフセット電圧のデジタル値Vb0が入力されており、変換されたデジタル値がオフセット電圧のデジタル値Vb0と減算器18で減算されて、この減算結果は少ないビット数になり、メモリ14に記憶される。
コンデンサCbにバイアス電圧Vbを再設定する場合、すなわちリフレッシュする場合は、メモリ14に記憶されたデジタル値を読み出し、このデジタル値は加算器19の一方へ入力される。加算器19の他方には予め定められたオフセット電圧のデジタル値Vb0が入力されており、読み出されたデジタル値がオフセット電圧のデジタル値Vb0と加算器19で加算され、この加算結果によりデジタル値は元のビット数になる。そして、加算結果のデジタル値はD/A変換器15に入力され、デジタル値に対応するバイアス電圧Vbをアナログ値に戻してコンデンサCbへ入力する。
なお、MOSトランジスタTr1は電流源112を、回路12は、ソースフォロワ回路などの電子回路を構成する。更に、コンデンサCb、スイッチSW10〜14、A/D変換器13、メモリ14、D/A変換器15、減算器18、加算器19は記憶回路111を構成する。電流源112と記憶回路111で電流源回路11を構成する。
第2の実施形態によればメモリ14に記憶するデジタル値のビット数を必要最小限にすることができ、電流源回路11の回路構成を小型化することが可能になる。
<第3の実施形態>
図5は、第3の実施形態を示す電流源回路の構成図である。
電流源回路11には、端子P1より基準電流Ic1が入力される。基準電流Ic1は、スイッチSW_P1を介してMOSトランジスタTr1のドレインに入力される。コンデンサCb1の一端は、MOSトランジスタTr1のゲート側に接続され、コンデンサCb1の他端は、MOSトランジスタTr1のソース端子と同電位の所定電圧端子に接続されている。MOSトランジスタTr1のドレイン側はスイッチSW_P0を介して画素回路12aへ接続される。また、MOSトランジスタTr1のドレイン側はスイッチSW_P2を介してゲート端子とコンデンサCb1の一端に接続される。画素回路12aより読み出される光電変換信号はスイッチSW_Sを介してコンデンサCaへ接続される。また、MOSトランジスタTr1のドレイン側はスイッチSW_P3を介してコンデンサCaへ接続される。画素回路12aは図2を用いて説明したとおりであり、図5では増幅トランジスタ123以外の構成は図示を省略した。MOSトランジスタTr1は、画素回路12aの電流源として機能し、コンデンサCb1は、電流源にバイアス電圧Vb1を供給し、本実施形態ではこのバイアス電圧Vb1をリフレッシュする。
また、電流源回路11には、端子P2より基準電流Ic2が入力される。基準電流Ic2は、スイッチSW_A1、SW_A2を介してMOSトランジスタTr2のドレインに入力される。図5の例ではTr2はPMOSなので図示したIc2の矢印の向きとは逆方向に電流が流れる。コンデンサCb2の一端は、MOSトランジスタTr2のゲート側に接続され、コンデンサCb2の他端は、所定電圧端子に接続されている。MOSトランジスタTr2のドレイン側はスイッチSW_A0を介してコンパレータ30に定電流を供給する。MOSトランジスタTr2のドレイン側とゲート側の間にはスイッチSW_A2が設けられている。MOSトランジスタTr2は、コンパレータ30の電流源として機能し、コンデンサCb2は、電流源にバイアス電圧Vb2を供給し、本実施形態ではこのバイアス電圧Vb2もリフレッシュする。
MOSトランジスタTr3は、スイッチSW_A5を介して、コンパレータ30に接続される。MOSトランジスタTr3は、バイアス電圧Vb2の初期設定で使用する時の電流源である。
A/D変換用のコンパレータ30には、その反転入力端子にコンデンサCaが入力され、ランプ電圧Rampに接続されたコンデンサCrが入力され、コンパレータ30の出力がスイッチSW_AZを介して入力される。スイッチSW_AZがON時にはオートゼロ動作をする。ランプ電圧Rampは直線状に徐々に立ち上がる電圧である。コンパレータ30の非反転入力端子には基準電圧Vrefが入力される。コンパレータ30の出力はラッチ回路31へ入力される。ラッチ回路31にはカウント信号Countが入力されており、コンパレータ30が反転するまでカウント信号Countを計数する。
コンパレータ30とラッチ回路31で構成されるA/D変換器40は、画素回路12aからの光電変換信号をデジタル値に変換して端子P4へ出力する。また、A/D変換器40は、コンデンサCb2のバイアス電圧Vb2をデジタル値に変換する。このデジタル値は、スイッチSW_M1を介してメモリ32へ記憶する。更に、A/D変換器40は、コンデンサCb1のバイアス電圧Vb1をデジタル値に変換する。このデジタル値は、スイッチSW_M3を介してメモリ33へ記憶する。
メモリ32にデジタル値として記憶された電圧値Vb2は、スイッチSW_M2を介して、また、メモリ33にデジタル値として記憶された電圧値Vb1は、スイッチSW_M4を介してデコーダ34へ入力する。デコーダ34は、デジタル値で表された電圧値Vb1、Vb2をデコードし、デコードに対応したスイッチSW_D0〜SW_D7のいずれかのスイッチをONする。各スイッチSW_D0〜SW_D7の一端は共通接続され、スイッチSW_P4を介してコンデンサCb1へ、また、スイッチSW_A4を介してコンデンサCb2へ接続される。各スイッチSW_D0〜SW_D7の他端は、電圧値Vb1、Vb2に応じた電圧値が供給されるバイアス電圧源35に夫々接続されている。なお、デコーダ34とスイッチSW_D0〜SW_D7とバイアス電圧源35とより成る回路はD/A変換器を構成している。また、バイアス電圧源35には、初期電圧Vb_max_A、及び初期電圧Vb_max_Pが、それぞれスイッチSW_D8、SW_D9を介して接続される。
ここで、MOSトランジスタTr1は画素回路12aの電流源を、画素回路12aは、ソースフォロワ回路などの電子回路を構成する。更に、コンデンサCb1、スイッチSW_P0〜SW_P4、A/D変換器40、メモリ32、デコーダ34、スイッチSW_D0〜SW_D7は電流源のリフレッシュのための記憶回路を構成する。
また、MOSトランジスタTr2はコンパレータ30の電流源を、コンパレータ30は、電子回路を構成する。更に、コンデンサCb2、スイッチSW_A0〜SW_A5、A/D変換器40、メモリ33、デコーダ34、スイッチSW_D0〜SW_D7は電流源のリフレッシュのための記憶回路を構成する。
上記のように構成される電流源回路11の動作を図6に示すタイムシーケンス図を参照して説明する。図6では、各スイッチSWのON/OFF状態と共に、横軸に、(イ)A/D変換器40の電流源の初期設定、(ロ)画素回路12aの電流源の初期設定、(ハ)画素回路12aからの光電変換信号読み出し、(ニ)A/D変換器40の電流源のリフレッシュ、(ホ)画素回路12aの電流源のリフレッシュを示す。
(イ)A/D変換器40の電流源の初期設定について
図6に示すように、A/D変換器40用のコンパレータ30の電流源の初期設定の期間の前半において、スイッチSW_A1をONして、端子P2より基準電流Ic2をトランジスタTr2のドレインに供給し、SW_A2をONして、バイアス電圧Vb2をコンデンサCb2に保持する。また、この期間は、スイッチSW_A0をOFFに、スイッチSW_A5をONして、MOSトランジスタTr3からの電流源をコンパレータ30へ供給する。
A/D変換器40用のコンパレータ30の電流源の初期設定の期間において、スイッチSW_D8、SW_D0をONする。すなわち、バイアス電圧源35に初期電圧Vb_max_Aを印加し、スイッチSW_D0を介して、電圧Vb_maxを供給できる状態にする。そして、A/D変換器40用の電流源の初期設定の期間の後半において、まず、スイッチSW_D10をONして、電圧Vb_maxをコンデンサCaに入力する。スイッチSW_AZをスイッチSW_D10と同様の期間にONにしてオートゼロ動作を行う。次にスイッチSW_AZをOFFにして、スイッチSW_A3をONにするとコンデンサCb2のバイアス電圧Vb2がコンデンサCaに入力される。すなわち、コンデンサCaへの印加は、電圧Vb_maxからバイアス電圧Vb2に変化する。このため、コンパレータ30の反転入力端子の電圧は、基準電圧Vrefから電圧Vref’=Vref−(Vb_max−Vb2)に変化する。すなわち、電圧Vb_maxとバイアス電圧Vb2の差分に基づく電圧がコンパレータ30の反転入力端子に印加されている。そして、ランプ電圧Rampに重畳された電圧Vref’と基準電圧Vrefがコンパレータ30で比較され、電圧Vref’が基準電圧Vrefと等しくなるまで、計数値がラッチ回路31に記憶される。この計数値はスイッチSW_M1がONされているタイミングでメモリ32へ記憶される。以上がA/D変換器の電流源の初期設定である。
(ロ)画素回路12aの電流源の初期設定について
図6に示すように、画素回路12aの電流源の初期設定の期間の前半において、スイッチSW_P1をONして、端子P1より基準電流Ic1をトランジスタTr1のドレインに供給し、SW_P2をONして、バイアス電圧Vb1をコンデンサCb1に保持する。
画素回路12aの電流源の初期設定の期間において、スイッチSW_D9、SW_D0をONする。すなわち、バイアス電圧源35に初期電圧Vb_max_Pを印加し、スイッチSW_D0を介して、電圧Vb_maxを供給できる状態にする。そして、画素回路12aの電流源の初期設定の期間の後半において、まず、スイッチSW_D10をONして、電圧Vb_maxをコンデンサCaに入力する。スイッチSW_AZをスイッチSW_D10と同様の期間にONにしてオートゼロ動作を行う。次にスイッチSW_AZをOFFにして、スイッチSW_P3をONしてコンデンサCb1のバイアス電圧Vb1をコンデンサCaに入力する。すなわち、コンデンサCaに入力される電圧は、電圧Vb_maxからバイアス電圧Vb1に変化する。このため、コンパレータ30の反転入力端子の電圧は、基準電圧Vrefから電圧Vref’=Vref−(Vb_max−Vb1)に変化する。すなわち、電圧Vb_maxとバイアス電圧Vb1の差分に基づく電圧がコンパレータ30の反転入力端子に印加されている。そして、ランプ電圧Rampに重畳された電圧Vref’と基準電圧Vrefがコンパレータ30で比較され、電圧Vref’が基準電圧Vrefと等しくなるまで、ラッチ回路31に計数値が記憶される。この計数値はスイッチSW_M3がONされているタイミングでメモリ33へ記憶される。以上が画素回路12aの電流源の初期設定である。
(ハ)画素回路12aからの光電変換信号読み出し
画素回路12aから光電変換信号を読み出す場合は、スイッチSW_SをONにする。画素回路12aから読み出した光電変換信号は、コンパレータ30とラッチ回路31で構成されるA/D変換器40によりデジタル値に変換し、デジタル値は端子P4より出力される。
(ニ)A/D変換器40の電流源のリフレッシュについて
スイッチSW_D8、SW_M2、SW_A4をONし、メモリ32に記憶されている電圧値Vb2を読み出す。これをデコーダ34でデコードする。デコーダ34の出力に応じてスイッチSW_D0〜SW_D7のいずれかをONする。スイッチSW_D0〜SW_D7の他端には、初期電圧Vb_max_Aからの差分の電圧が夫々印加されている。その結果、差分に応じた電圧がスイッチSW_A4を介してコンデンサCb2に印加され、バイアス電圧Vb2がリフレッシュされる。
(ホ)画素回路12aの電流源のリフレッシュについて
スイッチSW_D9、SW_M4、SW_P4をONし、メモリ33に記憶されている電圧値Vb1を読み出す。これをデコーダ34でデコードする。デコーダ34の出力に応じてスイッチSW_D0〜SW_D7のいずれかをONする。スイッチSW_D0〜SW_D7の他端には、初期電圧Vb_max_Pからの差分の電圧が夫々印加されている。その結果、差分に応じた電圧がスイッチSW_P4を介してコンデンサCb1に印加され、バイアス電圧Vb1がリフレッシュされる。
以後、上述した(ハ)画素回路12aからの光電変換信号読み出し、(ニ)A/D変換器40の電流源のリフレッシュ、(ホ)画素回路12aの電流源のリフレッシュの各処理を繰り返すことにより、上述した(イ)A/D変換器40の電流源の初期設定、(ロ)画素回路12aの電流源の初期設定の各処理は不要である。
図中、スイッチSW_A0〜SW_A5、SW_M1〜SW_M4、SW_P0〜SW_P4、SW_D0〜SW_D10等は、判り易くするためにスイッチで図示したが、これらはスイッチングトランジスタによって構成され、外部のスイッチング制御回路からの信号によって開閉タイミングが制御される。
なお、第3の実施形態では、(イ)A/D変換器40の電流源の初期設定、(ニ)A/D変換器40の電流源のリフレッシュ、を行う例で説明したが、上記(イ)(ニ)を省略して、端子P2からの基準電流Ic2を基に、これをA/D変換器40の電流源として常時用いてもよい。
第3の実施形態によれば、光電変換信号のA/D変換器とバイアス電圧VbのA/D変換器を兼用しているので、回路構成を小型化することができ、外部の基準電流源回路から電力を供給する必要がなく、低消費電力の回路構成を提供することができる。
<第4の実施形態>
図7は、画素チップ100の構成を示す図である。画素チップ100は半導体素子により1チップで構成される。
画素チップ100には、第1電流源回路50が、行方向に4個、列方向に4個配列された例で説明するが、配列個数は限定されない。各第1電流源回路50は、図1に図示した電流源回路11を用いて説明する。なお、各第1電流源回路50は、第1〜第4の実施形態で示した電流源回路11のいずれかであってもよい。第2電流源回路60は、行方向に4個配列される。この配列個数は、第1電流源回路50の列方向の配列個数と同数である。第2電流源回路60の詳細は後述する。
画素チップ100には、各第1電流源回路50が画素回路12aを含む場合に画素チップとして機能する。この場合、各画素回路12aを走査する水平走査回路80、垂直走査回路81が設けられる。また、第1電流源回路50及び第2電流源回路60内のスイッチをON/OFF制御するスイッチング制御回路82が設けられている。なお、スイッチング制御回路82は、画素チップ100の外部に設けてもよい。
更に、画素チップ100には、基準電流源17が設けられ、基準電流Icが各第2電流源回路60の端子P21へ入力される。
図8は、第2電流源回路60の詳細を示す図である。端子P21に入力された基準電流Icは、スイッチSW61、SW62がONされるとトランジスタTr6に供給され、コンデンサCb6にはバイアス電圧Vb6が保持される。
図9は、画素チップ100の初期設定及びリフレッシュのタイムシーケンスを示す図である。図7に示す画素チップ100の動作について、図9を参照して説明する。
まず、第2電流源回路60の一つを初期設定する。すなわち、基準電流源17より、基準電流Icが第2電流源回路60の端子P21へ入力され、第2電流源回路60のスイッチSW61、SW62がONされているので、コンデンサCb6にバイアス電圧Vb6が保持される。この初期設定を、行方向に4個配列されている第2電流源回路60毎に行う。4回の初期設定により、第2電流源回路60の初期設定が終了する。
次に、各第2電流源回路60のスイッチSW61、SW62をOFFして、スイッチSW60をONにして、MOSトランジスタTr6を電流源として、定電流Icを端子P22へ出力する。第1電流源回路50の一例は、図1に示した電流源回路11であるが、電流源回路11のスイッチSW10をOFFし、スイッチSW11、SW12をONすることにより、コンデンサCbにバイアス電圧Vbが保持される。電流源回路11のコンデンサCbにバイアス電圧Vbを保持する動作は、第1電流源回路50の1行目である4個の第1電流源回路50(電流源回路11)について1行分同時に行う。この後、バイアス電圧Vbの電圧値をA/D変換器13でデジタル値に変換して、メモリ14に記憶する。以下、2行目〜4行目についてバイアス電圧Vbの記憶動作を行う。以上で、第2電流源回路60及び第1電流源回路50への初期設定を終了する。
次に、第1電流源回路50(電流源回路11)のリフレッシュを行う。このリフレッシュについては、図1を参照して既に説明したとおりである。すなわち、メモリ14よりデジタル値を読み出し、これをD/A変換してコンデンサCbに印加し、コンデンサCbのバイアス電圧Vbをリフレッシュする。このリフレッシュは、各第1電流源回路50(電流源回路11)において、一括して同時に行う。
図9に示すように、以降、光電変換信号の読み出し動作、リフレッシュ動作を繰り返す。なお、光電変換信号の読み出し動作は一例であり、電流源を必要とするその他の電子回路の動作を行ってもよい。
本実施形態によれば、第1電流源回路50(電流源回路11)のリフレッシュを一括して行うことができるため、リフレッシュに要する時間を大幅に短縮することができる。
また、本実施形態では、第1電流源回路50(電流源回路11)に、バイアス電圧VbをA/D変換して記憶し、この記憶した値をD/A変換してバイアス電圧Vbをリフレッシュする回路(以下、リフレッシュ回路と称する)を設けた。
上述した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電流源回路11は、電子回路12の電流源112と、電流源112により電子回路12に供給される電流を生成するための信号を出力する出力回路111と、を備え、電流を生成するための信号は、デジタル信号により生成される。これにより、電子回路12に供給される電流を生成することができる。
(2)電子回路12の電流源112に接続される記憶回路111は、電子回路12に電流を供給させるために用いるデジタル信号を記憶する記憶部14と、記憶部14に記憶されたデジタル信号により生成された信号を電流源112に出力する出力部と、を備える。これにより、電子回路12に供給される電流を生成することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の特徴を損なわない限り、本発明の技術思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。また、上述した実施形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
上述した実施の形態および変形例は、以下のような撮像素子および撮像装置も含む。
(1)光電変換された電荷により生成された信号を信号線に読み出す読出回路と、第1電源回路からの電流に基づく第1電圧信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、上記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された上記第1電圧信号を記憶する第1記憶部と、を有する記憶回路と、上記第1記憶部に記憶された上記第1電圧信号により生成される電流を上記信号線に供給する第1電流源と、を備える撮像素子。
(2)(1)のような撮像素子において、上記第1電流源は、上記信号線に接続されるドレイン部と、上記第1記憶部及び上記ドレイン部に接続されるゲート部と、を有する第1トランジスタを含む。
(3)(1)又は(2)のような撮像素子において、上記記憶回路は、上記第1記憶部に記憶された上記第1電圧信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換部を有し、
上記第1電流源は、上記デジタル/アナログ変換部によりアナログ信号に変換された上記第1電圧信号により生成される電流を上記信号線に供給する。
(4)(3)のような撮像素子において、上記アナログ/デジタル変換部は、上記読出回路により読み出された上記信号をデジタル信号に変換する。
(5)(3)又は(4)のような撮像素子において、上記アナログ/デジタル変換部は、上記第1電源回路とは異なる第2電源回路からの電流に基づく第2電圧信号をデジタル信号に変換し、上記記憶回路は、上記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された上記第2電圧信号を記憶する第2記憶部を有する。
(6)(5)のような撮像素子において、上記記憶回路は、上記第2記憶部に記憶された上記第2電圧信号により生成される電流を上記アナログ/デジタル変換部に供給する第2電流源を備える。
(7)(6)のような撮像素子において、上記デジタル/アナログ変換部は、上記第2記憶部に記憶された上記第2電圧信号をアナログ信号に変換し、上記第2電流源は、上記デジタル/アナログ変換部によりアナログ信号に変換された上記第2電圧信号により生成される電流を上記アナログ/デジタル変換部に供給する。
(8)(1)から(7)のような撮像素子を備えた撮像装置。
(9)複数の電子部品を有する電子回路と、第1電源回路からの電流に基づく第1電圧信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、上記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された上記第1電圧信号を記憶する第1記憶部と、を有する記憶回路と、上記第1記憶部に記憶された上記第1電圧信号により生成される電流を上記電子回路に供給する第1電流源と、を備える電子機器。
(10)(9)のような電子機器において、上記第1電流源は、上記電子回路に接続されるドレイン部と、上記第1記憶部及び上記ドレイン部に接続されるゲート部と、を有する第1トランジスタを含む。
(11)(9)又は(10)のような電子機器において、上記記憶回路は、上記第1記憶部に記憶された上記第1電圧信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換部を有し、上記第1電流源は、上記デジタル/アナログ変換部によりアナログ信号に変換された上記第1電圧信号により生成される電流を上記電子回路に供給する。
(12)(11)のような電子機器において、上記アナログ/デジタル変換部は、上記第1電源回路とは異なる第2電源回路からの電流に基づく第2電圧信号をデジタル信号に変換し、上記記憶回路は、上記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された上記第2電圧信号を記憶する第2記憶部を有する。
(13)(12)のような電子機器において、上記記憶回路は、上記第2記憶部に記憶された上記第2電圧信号により生成される電流を上記アナログ/デジタル変換部に供給する第2電流源を備える。
(14)(13)のような電子機器において、上記デジタル/アナログ変換部は、上記第2記憶部に記憶された上記第2電圧信号をアナログ信号に変換し、上記第2電流源は、上記デジタル/アナログ変換部によりアナログ信号に変換された上記第2電圧信号により生成される電流を上記アナログ/デジタル変換部に供給する。
(15)(9)から(14)のような電子機器において、上記電子回路は、光電変換された電荷により生成される信号を読み出す読出回路である。
また、上述した実施の形態および変形例は、以下のような撮像素子および撮像装置も含む。
(1)電子回路の電流源と、上記電流源により上記電子回路に供給される電流を生成するための信号を出力する出力回路(記憶回路)と、を備え、上記信号は、デジタル信号により生成される電流源回路。
(2)(1)のような電流源回路において、上記出力回路は、基準電流源からの電流により生成されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換回路を備え、 上記信号は、上記アナログ/デジタル変換回路で変換されたデジタル信号により生成される。
(3)(2)のような電流源回路において、上記アナログ/デジタル変換回路は、上記基準電流源からの電流により生成されたアナログ信号を入力する第1入力部と、上記第1入力部に入力されたアナログ信号と比較するために用いる基準信号を入力する第2入力部と、上記アナログ信号及び上記基準信号の比較結果を出力する出力部と、を含む比較回路を少なくとも有する。
(4)(2)又は(3)のような電流源回路において、上記出力回路は、上記アナログ/デジタル変換回路により変換された上記デジタル信号を記憶する記憶回路を備え、上記信号は、上記記憶回路に記憶された上記デジタル信号により生成される。
(5)(4)のような電流源回路において、上記出力回路は、上記記憶回路に記憶された上記デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換回路を備え、上記信号は、上記デジタル/アナログ変換回路により変換されたアナログ信号により生成される。
(6)(2)から(5)のような電流源回路において、上記電子回路は、光を電荷に変換する光電変換部と、上記光電変換部により光電変換された電荷により生成された光電変換信号を信号線に読み出す読出回路と、を有し、上記アナログ/デジタル変換回路は、上記読出回路により上記信号線に読み出された上記光電変換信号をデジタル信号に変換する。
(7)(1)のような電流源回路において、上記出力回路は、デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換回路を備え、上記信号は、上記デジタル/アナログ変換回路により変換されたアナログ信号により生成される。
(8)(7)のような電流源回路において、上記電子回路は、光を電荷に変換する光電変換部と、上記光電変換部により光電変換された電荷により生成された光電変換信号を信号線に読み出す読出回路と、を有する。
(9)(7)又は(8)のような電流源回路において、上記電子回路は、アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換回路を構成する比較回路である。
(10)(1)のような電流源回路において、上記出力回路は、基準電流源からの電流により生成された信号を記憶する記憶回路を備え、上記信号は、上記記憶回路に記憶された上記基準電流源からの電流により生成された信号により生成される。
(11)(10)のような電流源回路において、上記出力回路は、上記記憶回路に記憶された上記基準電流源からの電流により生成された信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換回路を備え、上記信号は、上記デジタル/アナログ変換回路により変換されたアナログ信号により生成される。
(12)(10)又は(11)のような電流源回路において、上記電子回路は、光を電荷に変換する光電変換部と、上記光電変換部により光電変換された電荷により生成された光電変換信号を信号線に読み出す読出回路と、を有する。
(13)(10)から(12)のような電流源回路において、上記電子回路は、アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換回路を構成する比較回路である。
(14)(1)から(13)のような電流源回路において、上記電子回路は、行列に複数配置されたアレイを構成し、上記電流源は、複数の上記電子回路それぞれに備えられる。
(15)電子回路の電流源に接続される記憶回路であって、上記電子回路に電流を供給させるために用いるデジタル信号を記憶する記憶部と、上記記憶部に記憶された上記デジタル信号により生成された信号を上記電流源に出力する出力部と、を備える記憶回路。
(16)(15)のような記憶回路において、基準電流源からの電流により生成された信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部を備え、上記記憶部は、上記アナログ/デジタル変換部により変換された上記デジタル信号を記憶する。
(17)(16)のような記憶回路において、上記アナログ/デジタル変換部は、上記基準電流源からの電流により生成された信号を入力する第1入力部と、上記第1入力部に入力された上記基準電流源からの電流により生成された信号と比較するために用いる基準信号を入力する第2入力部と、上記基準電流源からの電流により生成された信号と、上記基準信号と、の比較結果を出力する出力部と、を含む比較回路を有する。
(18)(16)又は(17)のような記憶回路において、上記記憶部に記憶された上記デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換部を備え、上記出力部は、上記デジタル/アナログ変換部により変換されたアナログ信号により生成された信号を上記電流源に出力する。
(19)(16)から(18)のような記憶回路において、上記電子回路は、光を電荷に変換する光電変換部と、上記光電変換部により光電変換された電荷により生成された光電変換信号を信号線に読み出す読出回路と、を有し、上記アナログ/デジタル変換部は、上記読出回路により上記信号線に読み出された上記光電変換信号をデジタル信号に変換する。
(20)(15)のような記憶回路において、上記記憶部に記憶された上記デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換部を備え、上記出力部は、上記デジタル/アナログ変換部により変換された上記アナログ信号により生成された信号を上記電流源に出力する。
(21)(20)のような記憶回路において、上記電子回路は、光を電荷に変換する光電変換部と、上記光電変換部により光電変換された電荷により生成された画素信号を信号線に読み出す読出回路と、を有し、上記電流源は、上記信号線に電流を供給する。
次の優先権基礎出願の開示内容は引用文としてここに組み込まれる。
日本国特許出願2015年第195282号(2015年9月30日出願)
11 電流源回路
Ic0 基準電流
Cb コンデンサ
Vb バイアス電圧
Tr1 MOSトランジスタ
12 回路(電子回路)
13、40 A/D変換器
14、32、33 メモリ
15 D/A変換器18 減算器
19 加算器
12a 画素回路
20 コンパレータ
21 ラッチ回路
23、34 デコーダ
24、35 バイアス電圧源
50 第1電流源回路
60 第2電流源回路
70 第3電流源回路
111 出力回路
112 電流源
113 読出回路
100、200 画素チップ
300 回路チップ

Claims (15)

  1. 光を電荷に変換する光電変換部と、前記光電変換部で変換された電荷により生成され信号を信号線に読み出す読出回路と、を有する画素回路と、
    前記画素回路とは異なる第1電源回路からの電流に基づく第1電圧信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、前記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された前記第1電圧信号を記憶する第1記憶部と、を有する記憶回路と、
    前記第1記憶部に記憶された前記第1電圧信号により生成される電流を前記信号線に供給する第1電流源と、
    を備える撮像素子。
  2. 前記第1電流源は、前記信号線に接続されるドレイン部と、前記第1記憶部及び前記ドレイン部に接続されるゲート部と、を有する第1トランジスタを含む請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記記憶回路は、前記第1記憶部に記憶された前記第1電圧信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換部を有し、
    前記第1電流源は、前記デジタル/アナログ変換部によりアナログ信号に変換された前記第1電圧信号により生成される電流を前記信号線に供給する請求項1又は請求項2に記載の撮像素子。
  4. 前記アナログ/デジタル変換部は、前記読出回路により読み出された前記信号をデジタル信号に変換する請求項3に記載の撮像素子。
  5. 前記アナログ/デジタル変換部は、前記第1電源回路とは異なる第2電源回路からの電流に基づく第2電圧信号をデジタル信号に変換し、
    前記記憶回路は、前記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された前記第2電圧信号を記憶する第2記憶部を有する請求項3又は請求項4に記載の撮像素子。
  6. 前記記憶回路は、前記第2記憶部に記憶された前記第2電圧信号により生成される電流を前記アナログ/デジタル変換部に供給する第2電流源を備える請求項5に記載の撮像素子。
  7. 前記デジタル/アナログ変換部は、前記第2記憶部に記憶された前記第2電圧信号をアナログ信号に変換し、
    前記第2電流源は、前記デジタル/アナログ変換部によりアナログ信号に変換された前記第2電圧信号により生成される電流を前記アナログ/デジタル変換部に供給する請求項6に記載の撮像素子。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の撮像素子を備えた撮像装置。
  9. 複数の電子部品を有する電子回路と、
    前記電子回路とは異なる第1電源回路からの電流に基づく第1電圧信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、前記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された前記第1電圧信号を記憶する第1記憶部と、を有する記憶回路と、
    前記第1記憶部に記憶された前記第1電圧信号により生成される電流を前記電子回路に供給する第1電流源と、
    を備える電子機器。
  10. 前記第1電流源は、前記電子回路に接続されるドレイン部と、前記第1記憶部及び前記ドレイン部に接続されるゲート部と、を有する第1トランジスタを含む請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記記憶回路は、前記第1記憶部に記憶された前記第1電圧信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換部を有し、
    前記第1電流源は、前記デジタル/アナログ変換部によりアナログ信号に変換された前記第1電圧信号により生成される電流を前記電子回路に供給する請求項9又は請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記アナログ/デジタル変換部は、前記第1電源回路とは異なる第2電源回路からの電流に基づく第2電圧信号をデジタル信号に変換し、
    前記記憶回路は、前記アナログ/デジタル変換部によりデジタル信号に変換された前記第2電圧信号を記憶する第2記憶部を有する請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記記憶回路は、前記第2記憶部に記憶された前記第2電圧信号により生成される電流を前記アナログ/デジタル変換部に供給する第2電流源を備える請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記デジタル/アナログ変換部は、前記第2記憶部に記憶された前記第2電圧信号をアナログ信号に変換し、
    前記第2電流源は、前記デジタル/アナログ変換部によりアナログ信号に変換された前記第2電圧信号により生成される電流を前記アナログ/デジタル変換部に供給する請求項13に記載の電子機器。
  15. 前記電子回路は、光電変換された電荷により生成される信号を読み出す読出回路である請求項9から請求項14のいずれか一項に記載の電子機器。
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