JP6686590B2 - 二酸化炭素還元用電極および二酸化炭素還元装置 - Google Patents

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本発明は、二酸化炭素還元反応のための二酸化炭素還元用電極および二酸化炭素還元用電極を有する二酸化炭素還元装置に関する。
二酸化炭素(CO)の還元については、従来より多くの提案がある。この中で、Mn錯体触媒を用いるものとして、非特許文献1が挙げられる。非特許文献1では、二酸化炭素還元用触媒として、Mn錯体触媒として下記のMn(diimine)(CO)3Brを用い5%の水を含む有機溶媒中で電気化学的にCOを還元している。
また、特許文献1〜3には、電極にカーボン繊維や、カーボンナノチューブを用いることが示されている。特許文献1では、半導体電極上に錯体をカーボン繊維に塗布し、それを貼り付けてCO還元電極とすることが示されている。特許文献2には、金属または金属化合物とカーボン繊維電極を用いた水中でのCOの電気化学的な還元が開示されている。特許文献3には、金属もしくは錯体とカーボン繊維電極を用いた酸素の電気化学的還元について記載があり、燃料電池用の電極として用いられている。また、カーボン繊維やカーボンナノチューブを反応表面積を増加させるために用いることが示されている。
さらに、非特許文献2には、Re錯体触媒のdiimine(ジイミン)配位子に強い電子吸引性の置換基を導入すると、還元電位(最低空軌道)が下がりすぎてしまうため、CO還元活性が失われることが示されている。
特開2015−6150号公報 特開平5−57131号公報 国際公開WO2007/023964号公報
Bourrez, Marc et al. Angew. Chem. Int. Ed. 2011, 50, 9903 K. Koike et al. Organometallics 1997, 16, 5724-5729 B. Gholamkhass et al. Inorganic Chemistry 205, 44, 2326-2336
ここで、特許文献1においては、電気化学的な二酸化炭素還元において、Mn(diimine)錯体を利用している。しかし、反応は有機溶媒中で行っており、また非常に高い過電圧(750−850mV)が必要であるという問題がある(これまで報告されたMn錯体触媒は、400mV以下の過電圧で二酸化炭素を還元できない)。電気化学的な触媒として、動作過電圧が低ければ低いほど優秀な触媒である。さらに、二酸化炭素還元反応は、理想的には植物と同じように水を電子源とした反応としたいという要求がある。
ここで、過電圧を下げる手法として、電子が蓄積される錯体触媒の最低空軌道(LUMO)を強い電子吸引性置換基により下げることが考えられる。しかし、これについては非特許文献2,3に報告されているように、LUMOを下げることによりCO還元活性が失われてしまうという問題がある。
本発明は、金属または半導体からなる電極基材と、前記電極基材の表面上に配置され、diimine配位子に電子吸引性の置換基が導入されているMn錯体触媒と、前記電極基材と、前記Mn錯体触媒との間に介在されるカーボン材料と、を含むことを特徴とする。
また、前記diimine配位子に導入されている電子吸引性の置換基は、カルボン酸エステルであることが好適である。
また、前記カルボン酸エステルの構造式は、−COORであり、RはCOOと化学結合する部位にアルキル基を有することが好適である。
また、前記カーボン材料は、ナノカーボン材料、カーボンクロス、およびカーボンペーパーの中の少なくとも1つを含むことが好適である。
また、本発明に係る二酸化炭素還元装置は、上述した二酸化炭素還元用電極である第1電極と、前記第1電極と電気的に接続され酸化反応を生起する第2電極と、前記第1電極と、前記第2電極を浸漬する、水を含む溶媒と、を含む。
また、前記第1電極における二酸化炭素還元に対するCO生成の過電圧は400mVである。
過電圧を下げるために、強い電子吸引静置喚起を導入したMn錯体触媒を導入し、さらに水素過電圧が高く電子の授受が可能なカーボン材料を担体として用いる。カーボンを用いることで、水中でのCO還元反応を生起することが容易になり、かつ担体の疎水性からCOがアプローチしやすい環境となり、電位を下げた影響でほとんど活性がなくなったMn錯体触媒でも効率よくCOを還元できる。
二酸化炭素還元装置の構成を示す模式図である。 二酸化炭素還元用電極の構成を示す図である。 二酸化炭素還元用電極の他の構成を示す図である。 電気化学アナライザーの構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
「基本構成」
図1には、本実施形態に係る二酸化炭素還元用電極1を用いる電解装置(二酸化炭素還元装置)の模式図を示す。反応セル4には、電解質、二酸化炭素ガスが溶解された水溶液が貯留され、水溶液中に一対の電極(二酸化還元用電極(陰極)1、酸化電極(陽極)2)が浸漬される。そして、二酸化炭素還元用電極1と酸化電極2は直流電源3を介し接続される。二酸化炭素還元用電極1にはマイナス電圧が印加され、酸化電極2にはプラス電圧が印加される。二酸化炭素還元用電極1の表面には二酸化炭素還元用のMn錯体触媒が配置されている。なお、二酸化炭素還元用電極1側の部屋と、酸化電極2側の部屋は、イオン交換膜などで仕切ってもよい。
このような構成によって、二酸化炭素還元用電極1において還元反応が生起され、酸化電極2において酸化反応が生起される。例えば、酸化電極2において、HOがOガスに酸化され、Hが得られる。一方、二酸化炭素還元用電極1では、COが還元され、CO、HCOOH、CHなどが得られる。
「二酸化炭素還元用電極」
図2は、実施形態に係る二酸化炭素還元用電極1の構成を示す模式図である。ガラス基板10の一面側にステンレス(SUS)からなる電極基材12を配置する。この電極基材12上に端部(図における上端部)に銅線14が接続されたCuテープ16を貼り付ける。
そして、電極基材12の表面(およびCuテープ16の一部)を覆って、触媒層18が形成されている。この触媒層18は、カーボン材料と、Mn錯体触媒から構成される。この例では、電極基材12の表面側から、カーボンナノチューブ層18a、Mn錯体触媒塗布カーボンペーパー18bとからなっている。
また、電極基材12、触媒層18の周辺部はシリコーンから形成される保護層20によって覆われている。Cuテープ16も保護層20に覆われており、銅線14が保護層20の側壁から延出している。
電極基材12は、ステンレスなどの金属とすることが好適であるが、各種の半導体を利用することもできる。
「Mn錯体触媒」
ここで、触媒層18(Mn錯体触媒塗布カーボンペーパー18b)に用いられるMn錯体触媒としては、diimine配位子に電子吸引性の置換基であるカルボン酸エステルを導入したものが好適である。具体的には、下記化学式のMn錯体触媒(Mn{4,4'-di(1-H-1-pyrrolypropyl carbonate)-2,2'-bypyridine}(CO)3MeCN]+)が挙げられる。
上記Mn錯体触媒では、diimine配位子に電子吸引性の置換基であるカルボン酸エステルが導入されている。これによってCO還元における過電圧を下げることができる。水中におけるCO還元の過電圧を400mV以下に下げることができる。
なお、カルボン酸エステルの構造式は、−COORであり、RはCOOと化学結合する部位にアルキル基を有する。また、diimine配位子導入する置換基は、電子吸引性の置換基であれば、カルボン酸エステル以外でもよい。
「カーボン材料」
電極基材12と、Mn錯体触媒塗布カーボンペーパー18bとの間には、カーボンナノチューブ層18aが配置されている。すなわち、Mn錯体触媒は、Mn錯体触媒塗布カーボンペーパー18b上に塗布形成されるため、Mn錯体触媒と電極基材12との間に、カーボンペーパーとカーボンナノチューブ層18aが介在している。
カーボン材料は、導電性を有し、高い水素過電圧を有する。このようなカーボン材料で電極基材12の表面を覆うことによって、電極基材12の表面において還元反応が起きてしまうことを防止できる。このため、電極基材12からMn錯体触媒に効率よく電子を供給して、Mn錯体触媒により、CO還元反応を促進することができる。本実施形態では、カーボンナノチューブ層18aにより電極基材12の表面を覆った。ナノサイズのカーボンの緻密な層によって、電極基材12の表面を覆うことで、上述のようなCO還元反応をより効果的に駆動することができる。なお、カーボン材料は、カーボンナノチューブなどのナノカーボン材料、カーボンクロス、カーボンペーパーのいずれか1つでもよい。
さらに、カーボン材料は、疎水性であって、無極性分子であるCOがコンタクトしやすく、極性分子である水やプロトンが近づきにくい。このため、カーボンの存在によって、水やプロトンがMn錯体触媒に近づきにくくなり、CO還元性能が向上する。
このように、カーボン材料を用いることで、電極基材における還元反応を抑制するとともに、水中のCOとMn錯体触媒のコンタクトを容易にして、CO還元反応を効果的に行うことができる。
「他の構成例」
図3には、他の構成例に係る二酸化炭素還元用電極1が示されている。この例では、Mn錯体触媒塗布カーボン層18cを有している。このMn錯体触媒塗布カーボン層18cは、このカーボンナノチューブの層にMn錯体触媒を塗布することで、両者が混合されている。このようなMn錯体触媒の触媒層18においても、電極基材12と、Mn錯体触媒の間にカーボン材料が存在することになり、図2の二酸化炭素還元用電極1と同様の効果が得られる。なお、Mn錯体触媒をカーボン材料に担持できれば、塗布以外の方法によって、カーボン材料にMn錯体触媒を担持させてもよい。
電気化学測定には電気化学アナライザーを使用し、3電極方式で測定した。図4に電気化学アナライザーの模式図を示す。このように、反応セル4内に、二酸化炭素還元用電極1、酸化電極2の他に参照電極5を設け、ポテンショスタット6により、二酸化炭素還元用電極1の電位を参照電極5の電位に対し掃引し、その際の電流量を計測する。なお、酸化電極には白金電極を用い、参照電極5にはAg/AgClを用い、反応セルにはパイレックス(登録商標)セルを用いた。また、電気化学測定に伴う生成物の評価にはイオンクロマトグラフおよびガスクロマトグラフを使用した。
○実施例1
市販のSUS箔に銅線を接続し、ガラス基板に貼り付け、周囲をシリコンゴムで封止し、電極化した。その後、カーボンナノチューブを約4mg塗布し、60℃で乾燥させた。その作成した電極にもう一度カーボンナノチューブを拡散させた水溶液を塗布し、若干水を飛ばした後に、錯体触媒[Mn{4,4'-di(1-H-1-pyrrolyproplyl carbonate)-2,2'-bipyridine}(CO)3MeCN]+・FeC13・pyrrolを含むMeCN溶液をカーボンペーパーに塗布し、乾燥させた後、カーボンナノチューブの層の上に乗せて二酸化炭素還元用電極(作用極(陰極電極))として用いた。
電解液には0.1Mのホウ酸カリウム水溶液(pH=9、K)を用い、水溶液中にCOガスを流通させた。実験は、印加電圧が−1.0Vの状態で、暗所で電流−時間測定を1時間行った。
O比較例1
実施例1の実験条件において、カーボンペーパー使用せずなおかつカーボンナノチューブを塗布せずにMn錯体触媒のみを塗布して同様の実験を行った。
O比較例2
実施例1の実験条件において、Mn錯体触媒を塗布せずに同様の実験を行った。
O比較例3
実施例1の実験条件において、Mn錯体触媒を塗布せずに、0.1MテトラブチルアンモニウムパークロレートMeCN溶液:水混合溶媒にMn錯体触媒を溶解させた後に、同様の実験を行った。
〇比較例4
実施例1の実験条件において、すでに報告されている錯体触媒Mn(diimine)(CO)3Brを塗布して同様の実験を行った。
O実施例2
実施例1の実験条件において、単座配位子をBに変更したMn錯体触媒[Mn{4,4'-di(1-H-1-pyrrolyproplyl carbonate)-2,2'-bipyridine}(CO)3Br]を塗布して同様の実験を行った。
○実施例3
実施例1の実験条件において、溶媒を0.1Mのホウ酸カリウム水溶液から0.1Mのリン酸バッファー水溶液に変更して同様の実験を行った。
O実施例4
実施例1の実験条件において、印加電圧を、−1.0Vから−0.8Vに変更して、同様の実験を行った。
O実施例5
実施例1の実験条件において、カーボンペーパーを用いずに、塗布するカーボンナノチューブの量を約15mgにして、SUSの上にカーボンナノチューブの膜を作成した。そこにMn錯体触媒を実施例1と同様の量を塗布して、実施例1と同様の実験を行った。
O比較例5
実施例5において、塗布するカーボンナノチューブ量を約1mgに減らして、同様の反応を行った。
実施例1〜5、比較例1〜5の実験結果を表1に示す。
実施例1〜5では、いずれの条件においてもCOが生成するが、比較例1−4では、ほとんどCOの生成が観測されなかった。
比較例1より、カーボンとMn錯体触媒の組み合わせが重要であり、比較例2より、Mn錯体触媒がなければCO還元反応は起こらないことがわかる。比較例3より、本実施形態に係るMn錯体触媒は、従来報告されているMn錯体触媒と同じような使い方をしても、CO還元反応は進行しない。これは、従来の報告のように、LUMO(最低空準位)の位置を下げすぎたためと考えられる。比較例4より、これまで報告されてきたMn錯体触媒ではCO還元反応に対する過電圧が高いため、カーボンと組み合わせても触媒反応は進行しない。一方で、本実施形態のMn錯体触媒とカーボンの組み合わせでは、今まで報告されているMn錯体触媒が動作しない過電圧を400mV以下でも、CO還元反応を効果的に行うことができる。すなわち、本実施形態では、Mn錯体触媒のdiimine配位子に電子吸引性の置換基を導入することでCO還元の過電圧を低下させるとともに、この過電圧を低下させたMn錯体触媒とカーボン材料を組み合わせることによって、水中でのCO還元を400mV以下の過電圧で、生起することが可能となった。
実施例2より、単座配位子に導入する置換基は、MeCNでなく、他のものに変更しても問題はない。ただし、CO還元性能が低下するため、MeCNのように外れやすいものが理想である。
実施例3より、溶媒は、ホウ酸カリウム水溶液以外でも問題はない。実施例4より、−1.0V以下の印加電圧でも駆動できることが証明された。実施例5より、カーボンナノチューブのみでも動作することがわかつた。実施例5および比較例5より、塗布するカーボン材料(カーボンナノチューブ)は少ないと、SUS表面からの水素発生が起きてしまい、ファラデー効率および生成量が大幅に低下することがわかつた。従って、塗布するカーボンナノチューブ量は2mg以上が望ましい。
実施例1〜5、比較例1〜5から、本実施形態のように、前記電極基材(電極基材12)の表面上に、diimine配位子に電子吸引性の置換基が導入されているMn錯体触媒を配置するが、この時に、電極基材と前記Mn錯体触媒との間にカーボン材料を介在させることで、二酸化炭素還元反応を促進することができる。
1 二酸化炭素還元用電極、2 酸化電極、3 直流電源、4 反応セル、5 参照電極、6 ポテンショスタット、10 ガラス基板、12 電極基材、14 銅線、16 Cuテープ、18 触媒層、18a カーボンナノチューブ層、18b Mn錯体触媒塗布カーボンペーパー、18c Mn錯体触媒塗布カーボン層、20 保護層。

Claims (4)

  1. 金属または半導体からなる電極基材と、
    前記電極基材の表面上に配置され、diimine配位子に電子吸引性の置換基が導入されているMn錯体触媒であって、
    前記diimine配位子がbipyridineであり、
    前記電子吸引性の置換基が−COORであり、RはCOOと化学結合する部分にアルキル基を有し、
    単座配位子のうち3つがCOである、
    Mn錯体触媒と、
    前記電極基材と、前記Mn錯体触媒との間に介在されるカーボン材料と、
    を含む、
    二酸化炭素還元用電極。
  2. 請求項1に記載の二酸化炭素還元用電極であって、
    前記カーボン材料は、ナノカーボン材料、カーボンクロス、およびカーボンペーパーの中の少なくとも1つを含む、
    二酸化炭素還元用電極。
  3. 請求項1または2に記載の二酸化炭素還元用電極である第1電極と、
    前記第1電極と電気的に接続され酸化反応を生起する第2電極と、
    前記第1電極と、前記第2電極を浸漬する、水を含む溶媒と、
    を含む、二酸化炭素還元装置。
  4. 請求項に記載の二酸化炭素還元装置であって、
    前記第1電極における二酸化炭素還元に対する過電圧が400mV以下で駆動する、
    二酸化炭素還元装置。
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