JP2017101285A - 還元反応用電極及びそれを用いた反応デバイス - Google Patents

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健男 荒井
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Abstract

【課題】反応選択性を高めた還元反応用電極及びそれを用いた反応デバイスを提供する。【解決手段】シランカップリング層12によって修飾された電極10を備え、炭素化合物又はプロトンの還元反応に用いられる還元反応用電極100とする。【選択図】図1

Description

本発明は、シランカップリング剤を用いた還元反応用電極及びそれを用いた反応デバイスに関する。
電極を用いたCO還元反応に関して、銅(Cu)等の金属電極を用いたCO還元反応について開示されている(非特許文献1)。
また、表面に第4級窒素カチオンを含む有機分子で修飾された金属層を有する集電体を用いたCO還元反応によりメタノールを生成する技術について開示されている(特許文献1)。ここで、第4級窒素カチオンとして、アノレキルアンモニウムカチオン、ピリジニウムカチオン、ピペリジニワムカチオン、イミダゾリウムカチオンが挙げられている。また、金属として、金、銀、白金、鋼、亜鉛の微粒子(0.5〜300nm)が挙げられており、金属錯体やボロンドープダイヤモンドなども使用可能としている。
また、触媒層を有する電極基材に、低軟化点硝子を接着剤としてイオン交換基を有する有機ケイ素化合物を含む無機多孔質体を結合させた電気化学用電極が開示されている(特許文献2)。ここで、無機多孔質体として、多孔質ガラス、多孔質セラミックスおよび多孔質ゲルが挙げられている。
また、水から酸素と水素を発生させる酸化還元触媒回路素子として、水分子中の水素原子及び、ヒドロニウムイオンへの親和性を有する金属化合物Yを用いた酸化還元触媒回路素子が開示されている(特許文献3)。ここで、シランカップリング剤が酸化還元触媒回路素子の製造に用いられ、シランカップリング剤を用いて金属化合物Yの両親媒性化合物を合成し、これを水槽に分散させてLB膜を基板上に作製している。
また、COと水分を含有する排ガスをシランカップリング剤を化学的に結合させた支持体と接触させ、高効率かつ経済的にCOを選択吸着させて排ガスから取り除く排ガスの処理方法が開示されている(特許文献4)。
特開2015−132012号公報 特開2009−235467号公報 特開2010−000470号公報 特開2004−261670号公報
堀善夫,『鋼電極による炭酸ガスの電解還元』,Electrochemistry,1990,11,996−1002
このような電極を用いたCO還元反応又はプロトン還元反応において、反応選択性は電極を構成する材料の物性に左右される。また、電極の酸化や表面への汚れの付着等により反応選択性が変化する。
本発明は、安定した反応選択性を維持することができる還元反応用電極及びそれを用いた反応デバイスを提供することを目的とする。
本発明の1つの態様は、シランカップリング剤によって修飾された電極を備え、炭素化合物又はプロトンの還元反応に用いられることを特徴とする還元反応用電極である。
ここで、前記電極は、金属電極であることが好適である。
また、前記シランカップリング剤は、アミノアルキルシラン系シランカップリング剤であることが好適である。例えば、前記シランカップリング剤は、3−Aminopropyltrimethoxysilane、3−Aminopropyltriethoxysilan、3−(2−Aminoethylamino)−propyltrimethoxysilane、Trimethoxy[3−(Phenylamino)−propyl]silanの少なくとも1つを含むことが好適である。
また、前記金属電極は、銀(Ag)、金(Au)、パラジウム(Pd)の少なくとも1つを含むことが好適である。
また、本発明の別の態様は、上記還元反応用電極と、酸化反応用電極と、を備え、これらを電気化学的に接続して構成され、電気エネルギーを利用して炭素化合物又はプロトンを還元することを特徴とする反応デバイスである。
本発明によれば、電極とシランカップリング剤とを組み合わせることによって、反応選択性を高めた還元反応用電極及びそれを用いた反応デバイスを提供することができる。
本発明の実施の形態における還元反応用電極の構成を示す図である。 本発明の実施の形態における反応デバイスの構成を示す図である。 実施例1〜4及び比較例1〜3における電流−時間測定で観測された電荷量を示す図である。 実施例1〜4及び比較例1〜3における電流−時間測定で観測されたガス生成量を示す図である。 実施例1〜4及び比較例1〜3における電流−時間測定で観測された電流効率を示す図である。 実施例3,5,6及び比較例1,4,5における電流−時間測定で観測された電荷量を示す図である。 実施例3,5,6及び比較例1,4,5における電流−時間測定で観測されたガス生成量を示す図である。 実施例3,5,6及び比較例1,4,5における電流−時間測定で観測された電流効率を示す図である。
[還元反応用電極]
図1は、実施形態に関わる還元反応用電極100を示す。還元反応用電極100に電圧が印加されると、電極10に生じた電子が還元触媒反応に利用される。図1では、二酸化炭素(CO)が還元される態様が示されている。
電極10は、特に限定されるものではないが、銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、インジウム(In)、カドミウム(Cd)、スズ(Sn)を含む金属であることが好適である。電極10は、例えば、カーボン材料(C)を含む基材に金属層を形成した構成としてもよい。カーボン材料は、例えば、カーボンナノチューブ、グラフェン及びグラファイト等とすることができる。また、CO還元電位により負側に伝導体下端の電位を有するP型半導体を含んでいてもよい。上記P型半導体の具体例としては、ケイ素(Si),酸化銅(CuO)、亜鉛ドープ酸化鉄(Fe)等の酸化物、インジウムリン(InP)、ガリウムリン(GaP)、インジウムガリウムリン(InGaP)等のリン化合物、窒化ガリウム(GaN)、C等の窒素化合物、CIGS、CZTSSe等のセレン化合物が挙げられる。
シランカップリング層12は、電極10の表面を修飾する層である。シランカップリング層12は、アミノアルキルシラン系シランカップリング剤により形成することが好適である。シランカップリング層12は、例えば、3−Aminopropyltrimethoxysilane(化学式1)、3−Aminopropyltriethoxysilan(化学式2)、3−(2−Aminoethylamino)−propyltrimethoxysilane(化学式3)、Trimethoxy[3−(Phenylamino)−propyl]silan(化学式4)のうち少なくとも1つを含むことが好適である。


Figure 2017101285

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シランカップリング剤を液体に混在させて電極10を含浸させ、その後、乾燥させることによって電極10をシランカップリング層12により修飾させることができる。例えば、シランカップリング剤をメタノールに溶解させ、その溶液に電極10を浸漬した後、乾燥炉内において60℃で30分乾燥させることにより電極10をシランカップリング剤で修飾することができる。
電極10をシランカップリング層12により修飾した還元反応用電極100を用いることによって、後述するように、反応選択性を高めた還元反応用電極及びそれを用いた反応デバイスを提供することができる。
[酸化反応用電極]
酸化反応用電極102は、水の酸化反応を生起する材料を含んで構成される。酸化反応用電極102は、例えば、白金電極(Pt)、フッ素含有酸化スズ(FTO)、スズドープ酸化インジウム(ITO)、カーボン、半導体の基板上に酸化イリジウム(IrOx:x=1〜2)又はコバルト化合物を修飾させた電極のいずれかとすることが好適である。半導体基板は、酸化タングステン(WO)、バナジン酸ビスマス(BiVO)、酸化鉄(Fe)、シリコン(Si)、酸窒化タンタル(TaON)のいずれかを含むことが好適である。
[反応デバイス]
反応デバイスは、図2に示すように、還元反応用電極100、酸化反応用電極102及び参照電極104を組み合わせて構成される。例えば、還元反応用電極100、酸化反応用電極102及び参照電極104を炭素化合物が溶解された水中に浸漬し、還元反応用電極100と参照電極104との間に適切なバイアス電圧を印加した状態において機能する。これによって、上述したように、還元反応用電極100における還元触媒反応によって、水中の炭素化合物が還元される。このとき、電極10とシランカップリング層12との組み合わせに応じて、得られる反応生成物の選択性が向上する。
また、反応デバイスは、参照電極104を用いず、還元反応用電極100及び酸化反応用電極102を用いた二電極方式としてもよい。なお、参照電極104を用いる三電極方式では酸化反応用電極102に電流が流れるようにバイアスを強制的に印加するので酸化反応用電極102の反応の材料依存性が低くなり、二電極方式では酸化反応用電極102の反応の材料依存性が高くなる。
[測定システム]
光電気化学測定には電気化学アナライザー(ALS2323)を使用し、三電極方式で測定を行った。三電極方式では、容器にはパイレックス(登録商標)セルを用い、セル内に電解液を満たして、電解液中に作用極として還元反応用電極100、酸化反応用電極102として白金電極、参照電極104としてAg/AgClを配置した。光電気化学測定に伴う生成物の評価には、ガスクロマトグラフ(島津GC−2014,TCD)を使用した。
「実施例1」
市販のカーボンペーパー(CP:東レ:TGP−H−060)上に銀(Ag)を成膜した後、シランカップリング剤3−Aminopropyltrimethoxysilane(AP−Si−3M:東京化成工業:C17NOSi)で修飾して還元反応用電極100とした。カーボンペーパー(CP)上への銀(Ag)の成膜には、RFマグネトロンスパッタリング法を用いた。可動マスク機構付スパッタリング装置(キャノントッキ:SPK−404L)内においてアルゴン(Ar)ガスを流量50sccm、圧力0.5Paで導入して出力100Wの条件下において銀(Ag)を約200nmの膜厚で成膜した。ガラス基板上に銅線をインジウムはんだで固定し、導電性のカーボンテープで銀(Ag)を成膜したカーボンペーパー(CP)を貼り付けた後、インジウムはんだとの間を銀(Ag)ペーストで接続した。その後、接点部分及び外周をシリコンゴムで封止し、銀(Ag)/カーボンペーパー(CP)の露出面積が約1cmとなるようにして還元反応用電極100を形成した。シランカップリング剤による修飾は、メタノール45ml、MilliQ5mlの溶液にC17NOSiを500μl溶解し、その溶液に銀(Ag)/カーボンペーパー(CP)を30分浸漬後、乾燥炉内にて60℃で30分乾燥させた。酸化反応用電極102として白金電極、参照電極104としてAg/AgClを用いた。
電解液には、0.1MのKHCO3水溶液を用い、水溶液中に二酸化炭素(CO)ガスを20分流通させた後、ガラスセルを密閉した。実験は、印加電圧が−1.3V(vs.Ag/AgCl)の状態で、電流−時間測定を行った。
「実施例2」
実施例1の構成において、シランカップリング層12を3−Aminopropyltriethoxysilanに変更して、同様の実験を行った。
「実施例3」
実施例1の構成において、シランカップリング層12を3−(2−Aminoethylamino)−propyltrimethoxysilaneに変更して、同様の実験を行った。
「実施例4」
実施例1の構成において、シランカップリング層12をTrimethoxy[3−(Phenylamino)−propyl]silanに変更して、同様の実験を行った。
「比較例1」
実施例1の構成において、シランカップリング剤を修飾しない銀(Ag)/カーボンペーパー(CP)を用いて、同様の実験を行った。
「比較例2」
実施例1の構成において、シランカップリング剤を含まないメタノール45ml、MilliQ5mlの溶液に銀(Ag)/カーボンペーパー(CP)を30分浸漬後、乾燥炉内にて60℃で30分乾燥させた還元反応用電極を用いて、同様の実験を行った。
「比較例3」
実施例1の構成において、シランカップリング剤をEthyltrimethoxysilane(E−Si−3M:東京化成工業:C14Si)(化学式5)を用いて、同様の実験を行った。
Figure 2017101285
「実施例5」
実施例3の構成において、カーボンペーパー(CP)上に金(Au)を約200nmの膜厚で成膜した金(Au)/カーボンペーパー(CP)を用いて、同様の実験を行った。
「比較例4」
実施例5の構成において、シランカップリング剤を修飾しない金(Au)/カーボンペーパー(CP)を用いて、同様の実験を行った。
「実施例6」
実施例3の構成において、カーボンペーパー(CP)上にパラジウム(Pd)を約200nmの膜厚で成膜した金(Au)/カーボンペーパー(CP)を用いて、同様の実験を行った。
「比較例5」
実施例6の構成において、シランカップリング剤を修飾しないパラジウム(Pd)/カーボンペーパー(CP)を用いて、同様の実験を行った。
「結果」
図3〜図5は、実施例1〜4及び比較例1〜3の実験の結果を示す。図3は、1時間の電流−時間測定で観測されたサンプル毎の電荷量(C)を示す。図4は、1時間の電流−時間測定で観測されたガス生成量(μmol)を示す。図5は、1時間の電流−時間測定で観測されたサンプル毎の電流効率(%)を示す。
図3に示されるように、実施例1〜4のアミノアルキルシラン系のシランカップリング剤で修飾した銀(Ag)/カーボンペーパー(CP)を用いた場合、1時間の電流−時間測定で観測された電荷量は未修飾の銀(Ag)/カーボンペーパー(CP)を用いた比較例1と比較して2倍以上に増加した。一方、比較例2のメタノール溶媒中に浸漬した銀(Ag)/カーボンペーパー(CP)や、比較例3のアルキルシラン系のシランカップリング剤で修飾した銀(Ag)/カーボンペーパー(CP)では電荷量の増加が確認されなかった。これらのことから、電荷量の増加はアミノアルキルシラン系シランカップリング剤の修飾に由来すると推察される。
また、図4及び図5に示されるように、実施例1、2では比較例1と比較して一酸化炭素(CO)の生成量が2倍以上に増加し、一酸化炭素(CO)の生成の電流効率も僅かに向上した。実施例1、2の反応性には大差が無かった。これらの結果から、メトキシ基、工トキシ基の差は反応性に大きく影響しないことが示唆された。
また実施例3、4では比較例1と比較して水素(H)生成量が大幅に増加しており、水素(H)生成の電流効率が80%以上を占めている。実施例3は実施例1、2と同様に末端にアミノ基を有するシランカップリング剤であるが、反応選択性は異なっている。これは、実施例3のAEAP−Si−3Mは、実施例1及び2のAP−Si−3M,AP−Si−3Eと比較して直鎖が長くなっているため、金属への接合状態が異なっているためと推察される。
図6〜図8は、実施例3,5,6及び比較例1,4,5の実験の結果を示す。図6は、1時間の電流−時間測定で観測されたサンプル毎の電荷量(C)を示す。図7は、1時間の電流−時間測定で観測されたガス生成量(μmol)を示す。図8は、1時間の電流−時間測定で観測されたサンプル毎の電流効率(%)を示す。
実施例3,5,6のいずれにおいても、シランカップリング剤により修飾することで電荷量が増加した。また、一酸化炭素(CO)の生成反応が抑制され、水素(H)の生成反応の電流効率が向上して水素(H)の生成量が増加した。これらの結果は、同じ材料の電極を用いても表面修飾するシランカップリング剤の種類を変更することで、反応電流を増大させたり、還元反応の選択性を制御したりすることが可能であることを示唆している。
工業的な水の電解反応ではアルカリ水溶液を用いるが、アルカリは二酸化炭素(CO)ガスを吸収し易く炭酸塩水溶液に変質する。また、電解液に海水を用いる場合、海水中には炭酸塩が多く含まれている。本発明は、そのような反応系において同じ材料の電極を用いながらも、シランカップリング剤の修飾により表面状態を制御することで、反応電流を低下させることなく二酸化炭素(CO)の還元による一酸化炭素(CO)の生成反応、水の電解による水素(H)の生成反応のいずれにも対応が可能となる。
10 電極、12 シランカップリング層、100 還元反応用電極、102 酸化反応用電極、104 参照電極。

Claims (6)

  1. シランカップリング剤によって修飾された電極を備え、炭素化合物又はプロトンの還元反応に用いられることを特徴とする還元反応用電極。
  2. 請求項1に記載の還元反応用電極であって、
    前記電極は、金属電極であることを特徴とする還元反応用電極。
  3. 請求項1又は2に記載の還元反応用電極であって、
    前記シランカップリング剤は、アミノアルキルシラン系シランカップリング剤であることを特徴とする還元反応用電極。
  4. 請求項3に記載の還元反応用電極であって、
    前記シランカップリング剤は、3−Aminopropyltrimethoxysilane、3−Aminopropyltriethoxysilan、3−(2−Aminoethylamino)−propyltrimethoxysilane、Trimethoxy[3−(Phenylamino)−propyl]silanの少なくとも1つを含むことを特徴とする還元反応用電極。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の還元反応用電極であって、
    前記金属電極は、銀(Ag)、金(Au)、パラジウム(Pd)の少なくとも1つを含むことを特徴とする還元反応用電極。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の還元反応用電極と、酸化反応用電極と、を備え、これらを電気化学的に接続して構成され、電気エネルギーを利用して炭素化合物又はプロトンを還元することを特徴とする反応デバイス。
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