JP6683115B2 - 車両の乗員脱出支援装置、および車両 - Google Patents

車両の乗員脱出支援装置、および車両 Download PDF

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Description

本開示は、例えば、自動車などの車両において、車両の衝突事故が発生した際に、乗員の車外への脱出を支援するための乗員脱出支援装置、および、該乗員脱出支援装置を備えた車両に関する。
従来、このような車両の衝突事故が発生した際に、乗員の車外への脱出を支援するための乗員脱出支援装置として、特許文献1(特開平9−86316号公報)に開示されるような乗員脱出支援装置が提案されている。
すなわち、特許文献1の乗員脱出支援装置では、車両の衝突事故が発生した際に、衝突時の衝撃と衝突後の車両の状態とを検出し、それらに応じて、パワーウインド、サンルーフ、チャイルドセーフティロック、シートベルトなどの車載装置を駆動制御するようにしている。
これにより、例えば、ドアがドアロックされていない状態にあれば、チャイルドセーフティロックを解除し、車外からドアを開けて幼児などの乗員を救出できるようにしている。また、ドアがドアロックされていない状態にあり、さらに停車が確認された場合に、直ちにシートベルトを解除し、乗員の脱出を可能にするように構成している。
また、特許文献2(特開2005−178509号公報)には、車両の衝突事故が発生した際に、車体の変形と、電気的な故障にかかわらず、乗員の車外への脱出を確実に支援することができる乗員脱出支援装置が提案されている。
すなわち、特許文献2の乗員脱出支援装置では、車両の天井に、車内の乗員が車外へ通り抜けるのに十分な大きさを有する矩形状の開口部を形成している。そして、この開口部の車幅方向の側縁に沿って延びる、一対のガイドレールが設けられている。
さらに、このガイドレールに移動可能に支持され、車両の前面衝突時に車両の前方へ向けて作用する慣性力により、開口部を閉鎖する閉鎖位置から開口部を開放する開放位置に移動する可動部を設けている。
これにより、衝突時に車両の電気回路に電気的な故障が生じたとしても、可動部が開口部を開放する位置へ慣性力によって移動して、乗員は開放された開口部から車外へ確実に脱出することができるように構成されている。
特開平9−86316号公報 特開2005−178509号公報
このような従来の特許文献1の乗員脱出支援装置では、車両の衝突事故が発生した際に、衝突時の衝撃と衝突後の車両の状態とを検出し、車載装置を駆動制御によって、チャイルドセーフティロックの解除、シートベルトなどの解除を自動的に行い、乗員の救出、乗員の脱出が可能になっている。
しかしながら、車両の衝突事故が発生した際に、例えば、乗員が動けなくなった場合には、その場に居合わせた人が救助する場合、または、駆け付けたレスキュー隊が、動けなくなった乗員を車外へ救出したり、脱出させる場合に、事故発生時の乗員の着座位置、ドアの開閉状態とドアの開閉可否が把握できていないと、時間のかかる不適切な救出経路から、乗員を車外へ脱出させることとなり、迅速な救出ができず、人命救助、ケガの迅速な治療などの観点から問題がある。
また、乗員自身が、車外へ脱出する際にも、適切な脱出経路が把握できないと、脱出に時間がかかってしまい、ケガの迅速な治療などの観点から問題がある。
一方、特許文献2の乗員脱出支援装置においても、事故発生時の乗員の着座位置、ドアの開閉状態とドアの開閉可否が把握できず、時間のかかる不適切な救出経路から、乗員自身が脱出したり、乗員を車外へ脱出させることとなり、迅速な救出ができず、人命救助、ケガの迅速な治療などの観点から問題がある。
さらに、特許文献1、特許文献2の乗員脱出支援装置では、いずれも、事故現場での乗員の乗員の救出、脱出しか考慮されておらず、例えば、事故情報センターにおいて脱出経路を把握することができておらず、駆け付けたレスキュー隊が脱出経路を把握するまで時間がかかってしまうことになる。
このような現状に鑑み、本発明の少なくとも一つの実施形態は、事故発生時の乗員の着座位置、ドアの開閉状態とドアの開閉可否から、適切な救出経路を把握でき、適切な救出経路から、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能で、人命救助、ケガの迅速な治療の観点からも、極めて優れた車両の乗員脱出支援装置、および、乗員脱出支援装置を備えた車両を提供することを目的とする。
前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明の少なくとも一つの実施形態は、車両の衝突事故が発生した際に、乗員の車外への脱出を支援するための乗員脱出支援装置であって、前記衝突事故が発生したか否かを検出する事故発生検出手段と、前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、事故発生時の乗員の着座位置を検出する着座位置検出手段と、前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、ドアの開閉状態とドアの開閉可否の判定を行うドア状態検出手段と、前記事故発生検出手段と、着座位置検出手段と、ドア状態検出手段からの検出情報を表示する事故情報表示手段と、前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、前記着座位置検出手段からの着座位置情報と、前記ドア状態検出手段からのドア状態判定結果情報と、予め記憶部に記憶された救出経路優先順位データと、に基づいて、最適な救出経路を判定して、前記事故情報表示手段に、事故発生と救出経路情報を表示する乗員脱出支援制御手段と、を備えたことを特徴とする。
このように構成することによって、乗員脱出支援制御手段は、事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、着座位置検出手段からの着座位置情報と、ドア状態検出手段からのドア状態判定結果情報に基づいて、さらに、予め記憶部に記憶された救出経路優先順位データに基づいて、最適な救出経路を判定して、事故情報表示手段に、事故発生と救出経路情報を表示するように制御される。
従って、この事故情報表示手段に表示された事故発生と救出経路情報に基づいて、事故発生時の乗員の着座位置、ドアの開閉状態とドアの開閉可否から、適切な救出経路を把握でき、適切な救出経路から、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能で、人命救助、ケガの迅速な治療の観点からも、極めて優れている。
また、幾つかの実施形態では、前記乗員脱出支援制御手段は、前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、車内ランプを点灯または点滅することを特徴とする。
このように構成することによって、夜間の車両の衝突事故が発生した際に、車内ランプが点灯または点滅して、乗員の救出、脱出に便利である。
また、幾つかの実施形態では、前記乗員脱出支援制御手段は、前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、前記事故情報表示手段に表示される救出経路情報に基づいて、救出経路側の車両ドアランプを点灯または点滅することを特徴とする。
このように構成することによって、事故情報表示手段に表示される救出経路情報に基づいて、救出経路側の車両ドアランプを点灯または点滅するように構成されているので、車両ドアランプを点灯または点滅によって、適切な救出経路(車両ドア)が把握でき、適切な救出経路から、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能である。
また、幾つかの実施形態では、前記事故情報表示手段は、車両に設けられたスピーカーであることを特徴とする。
このように構成することによって、車両に設けられたスピーカーから、音声によって、事故発生時の乗員の着座位置、ドアの開閉状態とドアの開閉可否から、適切な救出経路を把握でき、適切な救出経路から、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能である。
また、幾つかの実施形態では、前記乗員脱出支援制御手段は、事故情報表示手段に表示される事故発生と救出経路情報を、車両に設けられた無線装置を介して、無線通信により、車外の受信装置に送信することを特徴とする。
このように構成することによって、事故情報表示手段に表示される事故発生と救出経路情報を、車両に設けられた無線装置を介して、無線通信により、車外の受信装置に送信するので、例えば、事故情報センターにおいて脱出経路を把握することができ、駆け付けたレスキュー隊が脱出経路を予め把握することができ、迅速な救出活動が可能である。
また、幾つかの実施形態では、前記ドア状態検出手段は、ドアの窓ガラスの開閉可否の判定を行うことを特徴とする。
このように構成することによって、ドアの窓ガラスの開閉可否の判定を行うので、例えば、パワーウインドを作動させることによって、ドアの窓ガラスを介して、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能である。
また、本発明の少なくとも一つの実施形態は、前記救出経路優先順位データは、乗員位置に近くドア開放可能またはドア開放済みのドアを最優先に選択されるように構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、救出経路優先順位において、最優先に乗員位置に近くドア開放可能またはドア開放済みのドアが報知されることで、迅速な救出活動が可能となる。
また、本発明の少なくとも一つの実施形態は、前記乗員脱出支援制御手段は、前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、車両に設けられた火災発生検出手段により、火災発生のおそれが検出された場合に、前記事故情報表示手段に火災発生警告を表示することを特徴とする。
このように構成することによって、衝突事故により火災発生のおそれがある場合、乗員自身、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が救助する場合にも、火災発生のおそれを把握することができ、消火活動、安全な救出活動が可能である。
また、本発明の少なくとも一つの実施形態は、前述のいずれかに記載の乗員脱出支援装置を備えることを特徴とする車両である。
本発明によれば、乗員脱出支援制御手段は、事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、着座位置検出手段からの着座位置情報と、ドア状態検出手段からのドア状態判定結果情報に基づいて、さらに、予め記憶部に記憶された救出経路優先順位データに基づいて、最適な救出経路を判定して、事故情報表示手段に、事故発生と救出経路情報を表示するように制御される。
従って、この事故情報表示手段に表示された事故発生と救出経路情報に基づいて、事故発生時の乗員の着座位置、ドアの開閉状態とドアの開閉可否から、適切な救出経路を把握でき、適切な救出経路から、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能で、人命救助、ケガの迅速な治療の観点からも、極めて優れている。
本発明の実施形態1に係る乗員脱出支援装置の概略を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る乗員脱出支援装置の作動状態を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係る乗員脱出支援装置の作動状態を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係る乗員脱出支援装置において、救出経路優先順位データの一例を示す優先順位表である。 本発明の実施形態2に係る乗員脱出支援装置の概略を示すブロック図でである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいてより詳細に説明する。
ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれらに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
(実施形態1)
図1〜図4に本発明の実施形態1について示す。
図1は、乗員脱出支援装置の概略を示すブロック図、図2は、乗員脱出支援装置の作動状態を示す概略図、図3は、乗員脱出支援装置の作動状態を示す概略図、図4は、乗員脱出支援装置において、救出経路優先順位データの一例を示す優先順位表である。
図1において、符号10は、全体で本発明の乗員脱出支援装置を示している。
図1に示したように、本発明の乗員脱出支援装置10は、衝突事故が発生した否かを検出する事故発生検出手段12を備えている。事故発生検出手段12は、入力インターフェース14を介して、乗員脱出支援制御手段16の制御部18に検出情報結果が入力されるようになっている。
この場合、事故発生検出手段12としては、何ら限定されるものではなく、例えば、衝撃検知センサ、加速度センサ、エアーバックの作動センサ、シートベルトの荷重センサなどの事故発生検出センサを用いることができる。また、説明を省略するが、これらにセンサにおいては、事故発生の閾値が設けられており、この閾値を超えると事故発生の検出結果が、乗員脱出支援制御手段16の制御部18に入力されるようになっている。
また、事故発生検出手段12は、例えば、ドライブレコーダのカメラ、車載カメラの画像認識技術を用いて、事故が発生したか否かを補助するように構成することも可能である。
さらに、事故発生検出手段12は、例えば、カーナビゲーションシステムのGPSを用いて、事故発生の時刻、場所などを特定して、これらの事故情報を、後述するように、乗員脱出支援制御手段16の制御部18の制御によって、車両に設けられた無線装置36を介して、無線通信により、例えば、事故情報センター、レスキュー隊の車外の受信装置38に送信するように構成するようにしても良い。
また、図1に示したように、乗員脱出支援装置10は、事故発生検出手段12の検知情報結果により、乗員脱出支援制御手段16の制御部18において、衝突事故が発生したことが検出(判断)された際に、事故発生時の乗員の着座位置を検出する着座位置検出手段20を備えている。
そして、この着座位置検出手段20も、入力インターフェース14を介して、乗員脱出支援制御手段16の制御部18に検出情報結果が入力されるようになっている。
この場合、着座位置検出手段20としては、何ら限定されるものではなく、例えば、乗員の重量を検知する着座センサ、座席に着座していることを検知する光センサ、シートベルトの着脱を検知するシートベルトセンサなどを用いることができる。
なお、、車内を車載カメラの画像認識認識技術を用いて、着座位置、着座している人の性別、年齢などを把握するようにすることも可能である。
これらの事故情報を、後述するように、乗員脱出支援制御手段16の制御部18の制御によって、車両に設けられた無線装置36を介して、無線通信により、例えば、事故情報センター、レスキュー隊の車外の受信装置38に送信するように構成するようにしても良い。
さらに、図1に示したように、乗員脱出支援装置10は、事故発生検出手段12の検知情報結果により、乗員脱出支援制御手段16の制御部18において、衝突事故が発生したことが検出(判断)された際に、ドアの開閉状態とドアの開閉可否の判定を行うドア状態検出手段22を備えている。
この場合、ドア状態検出手段22としては、何ら限定されるものではないが、例えば、ドアの開閉状態、すなわち、衝突事故によって、ドアが開いた状態か否かを検出するドア位置センサ、ドアの開閉可否の判定を行うドアロックセンサを用いることができる。
また、図1に示したように、乗員脱出支援制御手段16の制御部18の制御により、乗員脱出支援制御手段16の出力インターフェース24を介して、乗員脱出支援装置10は、これらの事故発生検出手段12と、着座位置検出手段20と、ドア状態検出手段22からの検出情報を、表示する事故情報表示手段26を備えている。
すなわち、乗員脱出支援制御手段16の制御部18では、事故発生検出手段12の検知情報結果により、乗員脱出支援制御手段16の制御部18において、衝突事故が発生したことが検出(判断)された際に、これらの乗員脱出支援装置10は、事故発生検出手段12と、着座位置検出手段20と、ドア状態検出手段22からの検出情報に基づいて、予め記憶部28に記憶された救出経路優先順位データに基づいて、最適な救出経路を判定して、事故情報表示手段26に、事故発生と最適な救出経路情報を表示するように制御する。
この実施形態の場合には、図1〜図3に示したように、事故情報表示手段26が、車両に設けられたスピーカー32で、音声により上記の事故情報を表示するように構成している。
このように構成することによって、車両に設けられたスピーカー32から、図3に示したように、音声によって、事故発生時の乗員の着座位置、ドアの開閉状態とドアの開閉可否から、適切な救出経路を把握でき、適切な救出経路から、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能である。
しかしながら、事故情報表示手段26としては、何ら限定されるものではなく、上記のようにスピーカーとともに、または、スピーカーの代わりに、例えば、車内のいわゆる「インパネ」に表示したり、乗員脱出支援制御手段16の制御部18において、衝突事故が発生したことが検出(判断)された際に、自動的に車外に飛び出して表示する電光掲示板などの表示板であっても良い。
また、図1に示したように、乗員脱出支援制御手段16の制御部18は、出力インターフェース24を介して、車内ランプ30に接続されている。
これにより、事故発生検出手段12の検知情報結果により、乗員脱出支援制御手段16の制御部18において、衝突事故が発生したことが検出(判断)された際に、車内ランプ30を点灯または点滅するように制御するように構成されている。
このように構成することによって、例えば、夜間の車両の衝突事故が発生した際に、車内ランプ30が点灯または点滅して、乗員の救出、脱出に便利である。
また、図1に示したように、乗員脱出支援制御手段16の制御部18は、出力インターフェース24を介して、車内のインパネ、ドア自体、または、車内のインパネとドア自体の両方に形成された車両ドアランプ34に接続されている。
これにより、事故発生検出手段12の検知情報結果により、乗員脱出支援制御手段16の制御部18において、衝突事故が発生したことが検出(判断)された際に、事故情報表示手段26に表示される救出経路情報に基づいて、救出経路側の車両ドアランプ34を点灯または点滅するように構成されている。
このように構成することによって、図3に示したように、車内のインパネ、ドア自体、または、車内のインパネとドア自体の両方に形成された車両ドアランプ34を、点灯または点滅させるによって、適切な救出経路(車両ドア)が把握でき、適切な救出経路から、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能である。
さらに、図1に示したように、乗員脱出支援制御手段16の制御部18は、出力インターフェース24を介して、車両に設けられた無線装置36に接続されている。
これにより、事故発生検出手段12の検知情報結果により、乗員脱出支援制御手段16の制御部18において、衝突事故が発生したことが検出(判断)された際に、事故情報表示手段26に表示される救出経路情報に基づいて、無線通信により、例えば、事故情報センター、レスキュー隊の車外の受信装置38に送信するように構成されている。
このように構成することによって、事故情報表示手段26に表示される事故発生と救出経路情報を、車両に設けられた無線装置36を介して、無線通信により、車外の受信装置38に送信するので、例えば、事故情報センターにおいて脱出経路を把握することができ、駆け付けたレスキュー隊が脱出経路を予め把握することができ、迅速な救出活動が可能である。
このように構成される本発明の乗員脱出支援装置10は、事故発生検出手段12の検知情報結果により、乗員脱出支援制御手段16の制御部18において、衝突事故が発生したことが検出(判断)された際に、事故情報表示手段26に表示される救出経路情報は、例えば、下記のようにして判断される。
すなわち、図4は、本発明の乗員脱出支援装置10において、予め乗員脱出支援制御手段16の記憶部28に記憶された救出経路優先順位データ29の一例を示す優先順位表である。そして、図2〜図3に示したように、フロント側の右側に、運転手が着座して、車両40のフロント右側に衝突事故が発生した場合について、一例として説明する。
なお、もちろん、種々の場合を考慮して、これ以外の救出経路優先順位データが、予め乗員脱出支援制御手段16の記憶部28に記憶されており、衝突事故、着座位置などの情報に基づいて、最適な救出経路が選択されるようになっている。
先ず、図4に示したように、救出経路優先順位データの優先順位表の最上列Aでは、「ドア/ウィンドウ」について、『フロント右ドア』について、「乗員」が、『運転手』一人が着座している場合が示されている。そして、「ドア状態」が、『閉』まった状態で、ドアの「開閉可否」が、衝突事故の影響で『不可』となっている。そのため、「救出ルート順位」が、救出できない『×』として判定される。
また、図4に示したように、優先順位表のB列では、「ドア/ウィンドウ」について、『フロント左ドア』について、「乗員」が、『なし』で、乗員が着座していない場合が示されている。
そして、「ドア状態」が、『閉』まった状態で、ドアの「開閉可否」が、衝突事故の影響を受けず『可』となっている。そのため、「救出ルート順位」が、『1』番目の優先順位として判定される。
また、図4に示したように、優先順位表のC列では、「ドア/ウィンドウ」について、『リア右ドア』について、「乗員」が、『なし』で、乗員が着座していない場合が示されている。
そして、「ドア状態」が、『閉』まった状態で、ドアの「開閉可否」が、衝突事故の影響を受けず『可』となっている。そのため、「救出ルート順位」が、『2』番目の優先順位として判定される。
また、図4に示したように、優先順位表のD列では、「ドア/ウィンドウ」について、『リア左ドア』について、「乗員」が、『なし』で、乗員が着座していない場合が示されている。
そして、「ドア状態」が、衝突事故の影響を受けて、『開』いてしまった状態で、ドアの「開閉可否」が、衝突事故の影響を受けて『不可』となっている。そのため、「救出ルート順位」が、『4』番目の優先順位として判定される。
さらに、図4に示したように、優先順位表のE列では、「ドア/ウィンドウ」について、『ハッチバックドア』について、「乗員」の着座には無関係であるので、『−』で、乗員が着座していない場合が示されている。
そして、「ドア状態」が、衝突事故の影響を受けて、『開』いてしまった状態で、ドアの「開閉可否」が、衝突事故の影響を受けず『可』となっている。そのため、「救出ルート順位」が、『3』番目の優先順位として判定される。
さらに、図4に示したように、優先順位表のF列では、「ドア/ウィンドウ」について、『フロント左窓ガラス』について、「乗員」の着座には無関係であるので、『−』で、乗員が着座していない場合が示されている。
そして、「ドア状態」が、ドアの開閉とは無関係であるので、『−』で、ドアの「開閉可否」が、ドアの開閉とは無関係であるので、『−』となっている。そのため、「救出ルート順位」が、『5』番目の優先順位として判定される。
このような優先順位の判断により、優先順位が『1』番目の『フロント左ドア』が選択される。そして、図3に示したように、事故情報表示手段26であるスピーカー32から、例えば、『事故が起きました! 助けてください! 前方右側に乗客がいます! 前方左ドアが開きます!』との音声警告が発せられるように構成されている。
また、この音声警告とともに、図3に示したように、車内ランプ30が点灯または点滅される。さらに、この音声警告とともに、救出経路側、この実施形態では、『フロント左ドア』側の車両ドアランプ34が、点灯または点滅されるように構成されている。
このような優先順位の判断指標としては、この場合、下記の優先順位に基づいて判断されるものである。
(1)乗客の着座位置に近く、
(2)ドアの開閉が可能で、
(3)ドアが開放済み、
(4)(1)〜(3)がすべて不可であれば、乗員の着座位置から遠い窓ガラス、
と言う判断基準に基づいて、優先順位が決定されている。
そして、着座位置検出手段20と、ドア状態検出手段22からの検出情報に基づいて、制御部18の救出経路選択部19で、優先順位の高い救出経路から最適な優先順位の救出経路を選択するようになっている。
以上のように救出経路優先順位データ29は、乗員位置に近くドア開放可能またはドア開放済みのドアを最優先に選択されるように構成されている。
このように構成することによって、乗員脱出支援制御手段16が、事故発生検出手段12により、衝突事故が発生したことが検出された際に、着座位置検出手段20からの着座位置情報と、ドア状態検出手段22からのドア状態判定結果情報に基づいて、予め乗員脱出支援制御手段16の記憶部28に記憶された救出経路優先順位データに基づいて、最適な救出経路を判定して、事故情報表示手段26に、事故発生と救出経路情報を表示するように制御される。
従って、この事故情報表示手段26に表示された事故発生と救出経路情報に基づいて、事故発生時の乗員の着座位置、ドアの開閉状態とドアの開閉可否から、適切な救出経路を把握でき、適切な救出経路から、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能で、人命救助、ケガの迅速な治療の観点からも、極めて優れている。
なお、図示しないが、ドア状態検出手段22の判定基準に、ドアの窓ガラスの開閉可否の判定を行うように、救出経路優先順位データを作成することも可能である。
このように構成することによって、ドアの窓ガラスの開閉可否の判定を行うので、例えば、パワーウインドを作動させることによって、ドアの窓ガラスを介して、乗員自身が、または、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が、乗員を車外へ迅速かつ確実に、救出、脱出させることが可能である。
(実施形態2)
図5に本発明の実施形態2を示す。
図5は、乗員脱出支援装置の概略を示すブロック図である。
この実施形態の乗員脱出支援装置10は、図1〜図4に示した乗員脱出支援装置10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施形態の乗員脱出支援装置10では、図5に示したように、乗員脱出支援制御手段16の制御部18は、出力インターフェース24を介して、例えば、燃料タンクに付設された温度センサなどからなる火災発生検出手段42に接続されている。
なお、この場合、火災発生検出手段42として、特に限定されるものではなく、温度センサ、ガソリンのタンクからの漏洩、気化を検出するガス感知センサなどのセンサを使用することができる。
これにより、事故発生検出手段12の検知情報結果により、乗員脱出支援制御手段16の制御部18において、衝突事故が発生したことが検出(判断)された際に、車両40に設けられた火災発生検出手段42により、火災発生のおそれが検出された場合に、事故情報表示手段26に火災発生警告を表示するように構成されている。
このように構成することによって、衝突事故により火災発生のおそれがある場合、乗員自身、その場に居合わせた人、または、駆け付けたレスキュー隊が救助する場合にも、火災発生のおそれを把握することができ、消火活動、安全な救出活動が可能である。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記実施形態では、本発明の乗員脱出支援装置10を、フロント席とリア席からなる自動車に適用したが、例えば、マイクロバス、トラック、電車などその他の車両一般に適用できるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本開示は、例えば、自動車などの車両において、車両の衝突事故が発生した際に、乗員の車外への脱出を支援するための車両の乗員脱出支援装置、および、乗員脱出支援装置を備えた車両に適用することができる。
10 乗員脱出支援装置
12 事故発生検出手段
14 入力インターフェース
16 乗員脱出支援制御手段
18 制御部
20 着座位置検出手段
22 ドア状態検出手段
24 出力インターフェース
26 事故情報表示手段
28 記憶部
30 車内ランプ
32 スピーカー
34 車両ドアランプ
36 無線装置
38 受信装置
40 車両
42 火災発生検出手段

Claims (9)

  1. 車両の衝突事故が発生した際に、乗員の車外への脱出を支援するための乗員脱出支援装置であって、
    前記衝突事故が発生したか否かを検出する事故発生検出手段と、
    前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、事故発生時の乗員の着座位置を検出する着座位置検出手段と、
    前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、ドアの開閉状態とドアの開閉可否の判定を行うドア状態検出手段と、
    前記事故発生検出手段と、着座位置検出手段と、ドア状態検出手段からの検出情報を表示する事故情報表示手段と、
    前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、前記着座位置検出手段からの着座位置情報と、前記ドア状態検出手段からのドア状態判定結果情報と、予め記憶部に記憶された救出経路優先順位データと、に基づいて、最適な救出経路を判定して、前記事故情報表示手段に、事故発生と救出経路情報を表示する乗員脱出支援制御手段と、を備えたことを特徴とする車両の乗員脱出支援装置。
  2. 前記乗員脱出支援制御手段は、
    前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、車内ランプを点灯または点滅することを特徴とする請求項1に記載の車両の乗員脱出支援装置。
  3. 前記乗員脱出支援制御手段は、
    前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、前記事故情報表示手段に表示される救出経路情報に基づいて、救出経路側の車両ドアランプを点灯または点滅することを特徴とする請求項1または2に記載の車両の乗員脱出支援装置。
  4. 前記事故情報表示手段は、車両に設けられたスピーカーであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の乗員脱出支援装置。
  5. 前記乗員脱出支援制御手段は、事故情報表示手段に表示される事故発生と救出経路情報を、車両に設けられた無線装置を介して、無線通信により、車外の受信装置に送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の乗員脱出支援装置。
  6. 前記ドア状態検出手段は、ドアの窓ガラスの開閉可否の判定を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両の乗員脱出支援装置。
  7. 前記救出経路優先順位データは、乗員位置に近くドア開放可能またはドア開放済みのドアを最優先に選択されるように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車両の乗員脱出支援装置。
  8. 前記乗員脱出支援制御手段は、前記事故発生検出手段により、衝突事故が発生したことが検出された際に、車両に設けられた火災発生検出手段により、火災発生のおそれが検出された場合に、前記事故情報表示手段に火災発生警告を表示することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の車両の乗員脱出支援装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の車両の乗員脱出支援装置を備えたことを特徴とする車両。
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