JP2005178509A - 乗員脱出支援装置 - Google Patents

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JP2005178509A JP2003420933A JP2003420933A JP2005178509A JP 2005178509 A JP2005178509 A JP 2005178509A JP 2003420933 A JP2003420933 A JP 2003420933A JP 2003420933 A JP2003420933 A JP 2003420933A JP 2005178509 A JP2005178509 A JP 2005178509A
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貴大 馬越
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Abstract


【課題】 車両の衝突時に車体の変形及び電気的な故障に拘わらず乗員の車外への脱出を確実に支援することができる乗員脱出支援装置を提供する。
【解決手段】 車両の天井12に、車内の乗員が車外へ通り抜けるのに十分な大きさを有する矩形状の開口部13と、該開口部の車幅方向の各側縁13aに沿って延びる一対のガイドレール14に移動可能に支持され、車両の前面衝突時に車両の前方へ向けて作用する慣性力により、開口部13を閉鎖する閉鎖位置から開口部13を開放する開放位置に移動する可動部15とを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の衝突時に車外への乗員の脱出を支援する乗員脱出支援装置に関する。
従来、車両の衝突時に車外への乗員の脱出を支援するための乗員脱出支援装置として、衝突時に車両の減速度を検出するセンサと、該センサが検出した減速度に基づいてドア及びパワーウインド等の各車載装置の作動を電気的に制御する制御回路とを備える乗員脱出支援装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この乗員脱出支援装置では、車両が衝突した際、制御回路は、センサで検出された減速度を検知し、減速度が所定値よりも大きい場合には衝突であると判断する。衝突であると判断すると、制御回路は、ドア及びパワーウインドをそれぞれ開閉するための各回路にドア及びパワーウインドを開放する旨の信号を出力する。これにより、ドア、パワーウインド及びこれらの作動装置が衝突により大きな損傷を受けない限り、衝突時にドア及びパワーウインドが開放されるため、車内の乗員は開放されたドア及びパワーウインドから車外へ脱出することができる。
特開平9−86316号(第3−4頁、第1図)
しかしながら、センサ、制御回路及び各車載装置を作動させるための各回路は車両の前部に設けられていることが多く、車両の前面衝突時に衝突による衝撃でセンサや制御回路等に電気的な故障が生じてしまうと、乗員脱出支援装置が全く機能しなくなるという問題があった。
また、衝突時にセンサ及び制御回路等がたとえ正常に作動しても、衝突時の衝撃により車体の前部又は後部が大きく変形した場合には、特にドアは損傷を受け易いため、車体の変形によりドアを開放することができなくなってしまう。このため、衝突時に乗員が車外へ脱出することが困難になる。
本発明の目的は、車両の衝突時に電気的な故障及び車体の変形に拘わらず乗員の車外への脱出を確実に支援することができる乗員脱出支援装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、車両の天井に設けられ、車内の乗員が車外へ通り抜けるのに十分な大きさを有する開口部と、該開口部を閉鎖する位置に保持され、車両の前後方向の衝突時に車両の前後方向に作用する慣性力により前記開口部を開放する位置に移動可能な可動部とを備えることを特徴とする。
上記の構成では、車両の衝突時の衝突の検出及び開口部を開閉するための可動部の移動が、従来のように電気によることなく、衝突時の慣性力に直接よることから、衝突時に車両の電気回路にたとえ電気的な故障が生じたとしても、可動部が開口部を開放する位置へ移動することが電気的な故障により妨げられることはない。
また、開口部が天井に設けられていることから、衝突時にたとえ車体の前部又は後部が大きく変形しても天井は変形し難いため、可動部が開口部を開放する位置へ移動することが車体の変形により妨げられることはない。
従って、可動部は衝突時に電気的な故障及び車体の変形に拘わらず衝突時の慣性力により開口部を開放する位置に移動することから、乗員は開放された開口部から車外へ確実に脱出することができる。
本発明によれば、車両の衝突時の衝突の検出及び開口部を開閉するための可動部の移動が、従来のように電気によることなく、衝突時の慣性力に直接よることから、たとえ衝突時に電気的な故障が生じたとしても、可動部が開口部を開放する位置へ移動することが電気的な故障により妨げられることはない。また、開口部が天井に設けられていることから、たとえ衝突時に車体の前部又は後部が大きく変形しても天井は変形し難いため、車体の変形により可動部が開口部を開放する位置へ移動することが妨げられることはない。
従って、可動部は衝突時に電気的な故障及び車体の変形に拘わらず衝突時の慣性力により開口部を開放する位置に移動することから、乗員は開放された開口部から車外へ確実に脱出することができる。
以下、本発明を図示の実施例に沿って説明する。
本実施例では、車両が前面衝突した際に動作する乗員脱出支援装置の例について説明する。
本発明に係る乗員脱出支援装置10は、図1に示すように、車体11の天井12に設けられた矩形状の開口部13と、車体11の天井12に設けられ、開口部13の車幅方向の側縁13aに沿って延びる一対のガイドレール14と、両ガイドレール14に移動可能に支持され、該両ガイドレールに沿った移動により開口部13を開閉する板状の可動部15とを備える。
開口部13は、車内の乗員が通り抜けるのに十分な大きさを有する。開口部13の車両の前方側の前縁部13bには、図2に示すように、開口部13から車両前方へ向けて仰角を有する傾斜面16が形成されている。
可動部15は、平面が矩形状をなしており、閉鎖位置で開口部13に嵌合可能な大きさを有する。可動部15は、通常状態では開口部13を閉鎖する閉鎖位置に保持されており、車両が前面衝突した際、衝突時の車両の急な減速によって車両の前方へ向けての慣性力が可動部15に生じたときに、車両の前方へ向けて開口部13を開放する開放位置へ両ガイドレール14に案内される。
可動部15は、閉鎖位置では、図2に示すように、その上面15aが車体11の天井12の表面12aと面一になり、天井12の一部を構成する。可動部15の前端部15bには、開口部13の前縁部13bに形成された傾斜面16に整合する傾斜面17が形成されている。可動部15は、閉鎖位置でその傾斜面17が開口部13の傾斜面16に係合している。可動部15の各側端面15cの車両後方側には、各側端面15cから車幅方向外方へ突出する一対の係合ピン18(一方のみが図示されている。)が設けられている。各係合ピン18は、後述する各可動板19の各案内溝20に係合される。
各ガイドレール14の各後部14aには、車両の前面衝突時に開口部13の傾斜面16への可動部15の傾斜面17の係合を解除すべく可動部15を車両前方の上方へ向けて移動させるための移動機構21が設けられている。
移動機構21は、図2に示すように、各ガイドレール14と可動部15との間で一対の支持ピン22を介して各ガイドレール14に移動可能に支持された一対の前記した可動板19(一方のみが図示されている。)を備える。
両可動板19は、可動部15の後端の両側にそれぞれ可動部15と直角に配置されている。各可動板19には、車両の前面衝突時に可動部15の各係合ピン18を案内する細長い前記した案内溝20が形成されている。
各案内溝20には、その各下端20aから各可動板19の車両前方の上方に位置する各上端20bへ向けて、可動部15の前端部15b及び開口部13の前縁部13bに形成された傾斜面17の勾配と同じ勾配が付与されている。各案内溝20の各上端20b近傍には、可動部15の各係合ピン18を受け入れる凹部24が形成されている。各凹部24は、各係合ピン18が各案内溝20に案内されることにより可動部15が車両前方の上方へ向けて全体的に平行移動し、各係合ピン18が各凹部24に係合したときに、開口部13の傾斜面16への可動部15の傾斜面17の係合が解除されるような高さ位置に設定されている。
また、各案内溝20には、その軸線に沿って圧縮ばね25が設けられている。各圧縮ばね25は、その各一端25aで各案内溝20の各上端20bから各案内溝20の軸線に沿って延長する延長部26の端面26aに固定されている。また、各圧縮ばね25は、その各他端25bで板部材27を各案内溝20に沿って移動可能に支持している。各圧縮ばね25は、そのばね力で各板部材27を介して可動部15の各係合ピン18を各案内溝20の各下端20aに常時付勢しており、車両の前面衝突時に各係合ピン18を介して車両の前方へ向けての可動部15の慣性力を受けたときに、各案内溝20の軸線に沿って圧縮変形する。
従って、可動部15は、車両の前面衝突時に、各係合ピン18が各圧縮ばねのばね力に抗して各案内溝20に案内されることにより車両前方の上方へ向けて移動し、各係合ピン18が各凹部24に係合することにより開口部13の傾斜面16への係合が解除される。
また、各ガイドレール14の各後部14aには、図3に示すように、車両の前面衝突時に、開口部13の傾斜面16への可動部15の傾斜面17の係合が解除されるまで各可動板19を閉鎖位置に保持するための第一のロック機構28が設けられている。
第一のロック機構28は、一対の支持部材29と、一対のロック部材30とを備える。
各支持部材29は、閉鎖位置で各可動板19の各支持ピン22をそれぞれ車両の後方から支持するように各ガイドレール14の各上面14b及び各下面14cに固定されている。
各ロック部材30は、各ガイドレール14の各側面14dに各ガイドレール14の長手方向に沿って互いに間隔をおいて回転可能に軸支されている。車両の後方側に位置するロック部材30は、その一端部30aが各ガイドレール14から車両の上方へ突出しており、他端部30bで各ガイドレール14の各側面14dに軸支されている。また、車両の前方側に位置するロック部材30は、その一端部30aが各ガイドレール14から車両の下方へ突出しており、他端部30bで各ガイドレール14の各側面14dに軸支されている。各ロック部材30は、それぞれ例えば図示しない巻き線ばねにより車両の後方へ向けて付勢されており、開口部13を閉鎖する閉鎖位置では各ガイドレール14から突出した各端部30aで各可動板19の各支持ピン22を各支持部材29と協働して挟み込んでいる。各ロック部材30は、車両の前面衝突時に、各可動板19の各支持ピン22から、各可動板19に生じる車両の前方へ向けての比較的小さな慣性力を受けても車両の前方へ向けて回転せず、各可動板19と可動部15とに生じる車両の前方へ向けての大きな慣性力を受けたときに、車両の前方へ向けて回転する。従って、各可動板19は、開口部13の傾斜面16への可動部15の傾斜面17の係合が解除されるまでは第一のロック機構28により閉鎖位置に保持され、可動部15の各係合ピン18が各可動板19の各案内溝20の各凹部24に係合し、開口部13への可動部15の係合が解除されたときに、可動部15と一体に開放位置へ向けて移動可能である。
各ガイドレール14の各前部14eには、車両の前面衝突時に車両の前方へ向けて移動してきた可動部15を開放位置に保持するための第二のロック機構31が設けられている。
第二のロック機構31は、図4に示すように、第一のロック機構28の各ロック部材30と同様に各ガイドレール14の各側面14dに回転可能に軸支された一対のロック部材32と、各ガイドレール14の各上面14b及び各下面14cにそれぞれ固定された一対の支持部材33とを備える。
各ロック部材32には、車幅方向に突出する当接ピン34がそれぞれ設けられている。各ロック部材32は、例えば図示しない巻き線ばねにより、各当接ピン34が各ガイドレール14の各上面14b及び各下面14cにそれらの内側から当接するように車両の後方へ向けて常時付勢されている。各ロック部材32は、車両の前面衝突時に可動部15が車両の前方へ向けて移動した際、各ガイドレール14から突出した各突出端部32aに各可動板19の各支持ピン22を介して衝突による可動部15及び各可動板19の慣性力が作用したときに車両の前方へ向けて回転し、可動部15の車両の前方へ向けての移動を許す。各ロック部材32は、車両の前方へ向けて回転した際に、各突出端部32aの各先端が各ガイドレール14の各上面14b及び各下面14cに面一になるように(図7参照。)各当接ピンが各ガイドレール14の各側面14dに設けられた一対のピン35に当接する。
各支持部材33は、各ロック部材32を通過した各可動板19の各支持ピン22を車両の前方から受け止める。これにより、可動部15が開放位置よりも車両の前方へ向けて移動することが防止される。また、各可動板19の各支持ピン22が各ロック部材32を通過した後、車両の前方へ向けて回転した各ロック部材32は、巻き線ばねの付勢力により各当接ピン34が各ガイドレール14に当接する状態に戻る。このため、各可動板19の各支持ピン22は、各ロック部材32の各突出端部32aと各支持部材33との間で移動が拘束される。
車両が前面衝突した際、図5に示すように、可動部15は、その各係合ピン18が各可動板19の各案内溝20に案内されることにより、衝突時の慣性力で車両前方の上方へ向けて全体的に平行移動する。このとき、各可動板19は、前記したように、第一のロック機構28により閉鎖位置に保持されていることから、可動部15は各可動板19に対し相対的に移動するため、可動部15の車両前方の上方へ向けての移動を円滑にすることができる。可動部15の各係合ピン18が各案内溝20の各凹部24に係合すると、前記したように、開口部13の傾斜面16への可動部15の傾斜面17の係合が解除される。開口部13への可動部15の係合が解除されたとき、第一のロック機構28の各ロック部材30には、各可動板19の各支持ピン22を介して衝突による可動部15及び各可動板19の慣性力が作用する。このため、各ロック部材30は、図6に示すように、車両の前方へ向けて回転することから、可動部15は各可動板19と一体に開放位置へ向けて移動する。可動部15及び各可動板19が開放位置に移動した際、第二のロック機構31の各ロック部材32には、各可動板19の各支持ピン22を介して衝突による可動部15及び各可動板19の慣性力が作用する。このため、各ロック部材32は、図7に示すように、車両の前方へ回転することから、各可動板19の各支持ピン22は各ロック部材32を車両の前方へ向けて通過して各支持部材に当接する。第二のロック機構31の各ロック部材32は、前記したように、各支持ピン22の通過後には、各当接ピン34が巻き線ばねの付勢力により各ガイドレール14に当接する状態に戻ることから、各支持ピン22が各支持部材から車両の後方へ跳ね返ってきても、各ロック部材32の各突出端部32aで各支持ピン22を受け止めることができる。これにより、可動部15は開放位置に保持される。
本発明によれば、前記したように、車両の衝突時の衝突の検出及び開口部13を開閉するための可動部15の移動が、従来のように電気によることなく、衝突時の慣性力に直接よることから、たとえ衝突時に電気的な故障が生じたとしても、可動部15が開口部13を開放する位置へ移動することが電気的な故障により妨げられることはない。
また、開口部13が天井12に設けられていることから、たとえ衝突時に車体11の前部又は後部が大きく変形しても天井12は変形し難いため、可動部15が開口部13を開放する位置へ移動することが車体11の変形により妨げられることはない。
従って、可動部15は衝突時に電気的な故障及び車体11の変形に拘わらず衝突時の慣性力により開口部13を開放する位置に移動することから、乗員は開放された開口部13から車外へ確実に脱出することができる。
また、前記したように、各ガイドレール14の各後部14aに、可動部15を車両前方の上方へ向けて移動させる移動機構21が設けられていることから、車両の前面衝突時に開口部13の傾斜面16への可動部15の傾斜面17の係合の解除をより容易にすることができる。
更に、前記したように、各ガイドレール14の各後部14aに、開口部13の傾斜面16への可動部15の傾斜面17の係合が解除されたときに可動部15の車両の前方へ向けての移動を許す第一のロック機構28が設けられていることから、各可動板19を開口部13への可動部15の係合が解除されるまで閉鎖位置に保持することができる。これにより、可動部15は各可動板19に対して相対的に移動することから、車両の衝突時に開口部13への可動部15の係合の解除をより円滑にすることができる。また、第一のロック機構28により、車両の通常の停止時に各可動板19が車両の前方へ移動することを防止することができる。
また、前記したように、各ガイドレール14の各前部14eに、可動部15を開放位置に保持する第二のロック機構31が設けられていることから、車両の前面衝突時に開放位置へ移動した可動部15が閉鎖位置へ戻ることを防止することができる。
本実施例では、車両の前面衝突時に可動部15が車両前の上方へ向けて移動する例を示したが、車体11の天井12に可動部15が車両の下方へ脱落することを防止する手段を設けることにより、衝突時に可動部15を車両前方の下方へ向けて移動させることができる。
また、本実施例では、車両が前面衝突したときの例を示したが、車両が後面衝突した際に可動部15を車両の後方へ移動させる機構を可動部15及び各ガイドレール14に設けることができる。これにより、車両の後面衝突時に、可動部15が車両の後方へ向けて移動することにより、開口部13を開放することができる。
また、車両の衝突時に車内の乗員が開口部13から車外へ放出されることを防止するために、開口部13に取り外し可能な網を設けることができる。
本発明に係る乗員脱出支援装置が搭載された車両を概略的に示す平面図である。 本発明に係る乗員脱出支援装置を概略的に示す斜視図である。 本発明に係る乗員脱出支援装置の第一のロック機構を概略的に示す平面図である。 本発明に係る乗員脱出支援装置の第二のロック機構を概略的に示す平面図である。 車両が前面衝突した際に開口部への可動部の係合が解除された状態を概略的に示す斜視図である。 車両が前面衝突した際に第一のロック機構が解除された状態を概略的に示す平面図である。 車両が前面衝突した際に可動部が第二のロック機構により閉鎖位置に保持された状態を概略的に示す平面図である。
符号の説明
12 天井
13 開口部
15 可動部
10 乗員脱出支援装置
14 ガイドレール
15b 端部(可動部の前端部)
13b 縁部(開口部の前縁部)
21 移動機構
28 第一のロック機構
31 第二のロック機構

Claims (4)

  1. 車両の天井に設けられ、車内の乗員が車外へ通り抜けるのに十分な大きさを有する開口部と、該開口部を閉鎖する位置に保持され、車両の前後方向の衝突時に車両の前後方向に作用する慣性力により前記開口部を開放する位置に移動可能な可動部とを備えることを特徴とする乗員脱出支援装置。
  2. 前記可動部は、その前記開口部の前記開放位置と前記閉鎖位置との間での移動が前記車両の前記天井に設けられたガイドレールに沿って案内され、前記可動部が前記開口部の前記閉鎖位置に保持された状態で前記可動部の端部が前記開口部の縁部に係合し、前記ガイドレールには、衝突時に前記開口部の前記縁部への前記可動部の前記端部の係合を解除すべく衝突時の前記慣性力により前記可動部が前記車両の斜め上方又は斜め下方のいずれか一方へ移動するように前記可動部を案内し、前記開口部の前記縁部への前記可動部の前記端部の係合が解除される高さ位置に前記可動部を移動させる移動機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗員脱出支援装置。
  3. 前記ガイドレールには、前記可動部が前記移動機構により前記開口部の前記縁部への前記可動部の前記端部の係合が解除される高さ位置に移動したときに前記可動部の前記開放位置へ向けての移動を許す第一のロック機構が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の乗員脱出支援装置。
  4. 前記ガイドレールには、前記可動部を前記開口部の前記開放位置に保持する第二のロック機構が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の乗員脱出支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018095004A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 三菱自動車工業株式会社 車両の乗員脱出支援装置、および車両

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