JP6678282B1 - 棒状体の支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】棒状体に後付けされて、棒状体の有用性を向上可能な支持具を提供する。【解決手段】棒状体の支持具は、棒状体に固定される取付部と、少なくとも二本の脚部と、脚部の先端に設けられた弾性変形可能な変形部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、棒状体の支持具に関する。
地面と一点で接地する棒状体を備えた物が種々知られている。このような物としては、例えば、傘や杖、あるいは、テントの脚や旗竿等が挙げられる。一点で接地する棒状体は、安定性が低い。これに対して、棒状体に対して後付け可能であり、棒状体を支持する支持具がある(例えば、特許文献1を参照)。
実用新案登録第3188507号
しかしながら、接地面に対する棒状体の角度は一定であるとは限らない。例えば、テントの脚や旗竿等は、風を受けることによって地面に対して成す角度が変化する。したがって、接地面に対する棒状体の角度が変化する場合であっても、支持具を取り付けることによる棒状物の安定性のさらなる向上が望まれる。また、傘や杖の接地時に、地面から受ける衝撃を緩和することができれば、使用者にとって使い心地がよくなると考えられる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、棒状体に後付けされて、棒状体の安定性や使い心地等の有用性を向上可能な支持具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は以下の棒状体の支持具であることを特徴とする。
(1)雨傘、日傘、杖、ステッキ、又はストックのいずれかの棒状体の支持具であって、
三角形のテーブルと、
前記テーブルの上部に接続され棒状体に固定される取付部と、
前記テーブルの三つの角部分のそれぞれの下部に接続される三本の脚部と、
前記脚部の先端に設けられた弾性変形可能な変形部と、
前記取付部は貫通孔として形成された開口部を備え、
前記開口部はテーブルの開口部と互いに連通して、
棒状体を挿入して接地できるようになっており、
前記テーブルの上部に接続された取付部の外周部には固定ねじが設けられており、
前記棒状体が前記開口部に挿入され接地しない状態で、
前記固定ねじが取付部の外周部から内側に貫通されることによって棒状体の一方の側壁に当接されるとともに、
棒状体の他方の側壁が前記取付部の内周面に押し当てられて支持具に固定されていることを特徴とする棒状体の支持具。
(2)上記(1)において、
前記取付部と前記脚部との間に、粘着性防振マットが介在することを特徴とする棒状体の支持具。
(3)上記(1)又は(2)において、
前記変形部が、ウレタン材料、コイルスプリング、軟質ゴム又はエラストマーのうちの少なくとも一つからなることを特徴とする棒状体の支持具。
以上説明したように本発明によれば、棒状物に後付けされる支持具によって、棒状体の安定性や使い心地等の有用性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る支持具の斜視図である。 同実施形態に係る支持具の平面図である。 同実施形態に係る支持具の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る支持具の断面図である。 同実施形態に係る支持具の作用を説明するための説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る支持具の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る支持具の斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施の形態>
第1の実施の形態に係る棒状体の支持具は、棒状体に取り付けられて棒状体の立設を補助するための補助具である。支持具は、地面に対して例えば一点で接地する棒状体に後付けされて、棒状体及び支持具が全体として三点以上で接地するようにして、棒状体の立設を補助する。
棒状体としては、雨傘や日傘、ビーチパラソルの中棒、旗竿、のぼりの竿、歩行用あるいはスポーツ用の杖、ステッキ、松葉杖、ストック、テントや灰皿等の支柱、ポール、卒塔婆、錫杖、ストランドクラッチ(腕支え)等が例示される。
支持具は、例えば、雨傘や日傘、杖、ステッキ、ストック、ストランドクラッチ等の未使用時に、それらを立てかけておく際の安定性を向上させる。
また、支持具は、例えば、ビーチパラソルやテント等の支柱、ポール等の使用時に、それらの安定性を向上させる。ただし、棒状体は、上記の例に限られない。
図1〜図3を参照して、第1の実施の形態に係る棒状体の支持具の構成例を説明する。図1は、本実施形態に係る支持具の斜視図である。図2は、同実施形態に係る支持具の平面図であって、図1に示す支持具を上方から見た図である。図3は、同実施形態に係る支持具の断面図である。
支持具10は、取付部11、テーブル17及び脚部18a−18cを備える。取付部11は、棒状体30に固定される部分である。テーブル17は、脚部18a−18cが固定されたベース部分である。脚部18a−18cは、少なくとも二点で接地する部分である。本実施形態に係る支持具10は、三本の脚部18a−18cを備え、三点で接地可能となっている。
テーブル17は、正三角形状に構成され、テーブル17の三つの角部分にそれぞれ三本の脚部18a−18cのいずれかが接続されている。テーブル17は、平面視の中央に、棒状体30が挿入される開口部17aを備える。テーブル17及び脚部18a−18cは、それぞれ硬質の部材として形成されて、変形しにくくなっている。テーブル17及び脚部18a−18cは、例えば、金属、硬質の樹脂、木又は竹等の少なくとも一つ又はこれらの組み合わせであってもよい。
テーブル17のうち、脚部18a−18cが接続された面とは反対側の面に取付部11が固定されている。取付部11は、貫通孔として形成された開口部11aを備えた円筒形状を有する。取付部11及びテーブル17の開口部11a,17aは互いに連通し、当該開口部11a,17aには、棒状体30が挿入される。それぞれの開口部11a,17aの平面形状は円形状となっているが、開口部11a,17aの形状は円形状に限られない。
取付部11は、テーブル17と同様に、硬質の部材として形成されて、変形しにくくなっている。取付部11は、例えば、金属、硬質の樹脂、木又は竹等の少なくとも一つ又はこれらの組み合わせであってもよい。取付部11の外周部には、固定ねじ12が貫通するようにして挿入されている。棒状体30を開口部11a,17aに挿入した状態で固定ねじ12を取付部11の中心方向へ進入させることにより、棒状体30は、取付部11の内周面に押し付けられる。これにより、支持具10が、棒状体30に固定される。取付部11の高さ(円筒形状の軸方向の長さ)は、棒状体30への固定機能を確保できる限り、特に限定されない。なお、取付部11の外観形状は、円筒形状に限られない。
テーブル17と取付部11との固定方法は特に限定されない。例えば、テーブル17と取付部11とは、接着剤を用いて固定されてもよく、機械的に結合されていてもよく、嵌合されていてもよい。また、テーブル17と取付部11とは、粘着性防振マットを用いて固定されていてもよい。
粘着性防振マットは、テーブル17と取付部11とを連結する機能と併せて、振動を吸収する機能を有する。粘着性防振マットは、例えば、軟質ゴム又は軟質エラストマーに粘着性を加えた材料からなり、厚さが例えば1.0〜3.0mmのシート状物であってもよい。テーブル17と取付部11とが粘着性防振マットを介して接続されていることにより、脚部18a−18cからテーブル17を介して取付部11へと伝達される振動を抑制することができる。
脚部18a−18cの先端(下端)には、変形部19a−19cが設けられている。変形部19a−19cは、脚部18a−18cに比べて変形しやすくなっている。変形部19a−19cは、例えば、ウレタン材料、コイルスプリング、軟質ゴム又はエラストマーのうちの少なくとも一つからなり、弾性変形可能に構成されている。変形部19a−19cは、力が加えられることによって変形する一方、変形時には、元の状態に復帰しようとする復帰力が発生するようになっている。脚部18a−18cの先端に変形部19a−19cを備えることにより、脚部18a−18cを地面に接地した際の衝撃を緩和することができる。
変形部19a−19cの弾性強度は、変形許容度に応じて適切に選択される。例えば、変形部19a−19cの変形度合いを小さくしたい場合には、変形部19a−19cの弾性強度が小さくされる。変形部19a−19cの弾性強度は、変形部19a−19cの構成材料、変形部19a−19cの高さ(軸方向の長さ)、変形部19a−19cの直径等を変更することにより調節することができる。
変形部19a−19cと脚部18a−18cとの固定方法は特に限定されない。例えば、変形部19a−19cと脚部18a−18cとは、接着剤を用いて固定されてもよく、機械的に結合されていてもよく、嵌合されていてもよい。また、変形部19a−19cと脚部18a−18cとは、粘着性防振マットを用いて固定されていてもよい。変形部19a−19cの先端は、先鋭な形状ではなく、平坦あるいは曲面形状であることが好ましい。これにより、支持具10の接地時の安定性が高められるとともに、人体の足等への安全性を高めることができる。
本実施形態に係る支持具10は、三本の脚部18a−18cを備えているが、この場合、テーブル17の平面形状は三角形状に限られない。
図3を参照して、本実施形態に係る支持具10の作用を説明する。図3は、棒状体30に支持具10を取り付けた状態(初期状態)を示している。図3に示した例では、支持具10の三本の脚部18a−18cと併せて棒状体30も接地するように支持具10が棒状体30に取り付けられている。
図3に示すように、棒状体30に支持具10を取り付けた状態で、棒状体30と三本の脚部18a−18cとが接地して、棒状体30の立設が安定化する。また、脚部18a−18cの先端に変形部19a−19cが設けられているために、支持具10を接地したときに脚部18a−18cからテーブル17を介して取付部11へと伝達される振動を低減することができる。このため、棒状体30の安定化を向上させることができるとともに、棒状体30への衝撃を低減することができる。特に、棒状体30が杖やステッキ等、人に触れて用いられるものである場合には、ユーザへの衝撃を緩和することができる。
なお、棒状体30に支持具10を取り付けた状態において、棒状体30が接地しなくてもよい。本実施形態に係る支持具10は、三本の脚部18a−18cを備えているため、棒状体30が接地していない場合であっても、棒状体30の立設の安定化を図ることができる。また、変形部19a−19cは、脚部18a−18cの先端側に取り付けられる例に限定されず、脚部18a−18cの先端部を被覆していてもよい。あるいは、脚部18a−18c全体が、衝撃を緩和可能な素材から形成されていてもよい。
本実施形態に係る支持具10によれば、棒状体30に支持具10を後付けすることにより、棒状体30の立設を安定化することができる。また、脚部18a−18cの先端に変形部19a−19cが設けられているために、棒状体30の傾きに支持具10を追従させることができ、棒状体30の立設をより安定化することができる。
また、脚部18a−18cの先端に変形部19a−19cが設けられているために、支持具10の接地時に、脚部18a−18cから取付部11へと伝達される振動を低減することができる。このため、棒状体30の安定化を向上させることができるとともに、棒状体30への衝撃を低減することができる。特に、棒状体30が杖やステッキ等、人に触れて用いられるものである場合には、ユーザへの衝撃を緩和することができる。以上のように、本実施形態に係る支持具10によれば、棒状体の安定性や使い心地等の有用性を向上させることができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態に係る棒状体の支持具を説明する。
第2の実施の形態に係る棒状体の支持具は、第1の実施の形態に係る支持具におけるテーブルが開口部を有することなく、棒状体がテーブルを貫通しない構成である点で第1の実施の形態に係る支持具とは異なる。以下、第2の実施の形態に係る棒状体の支持具について、主として第1の実施の形態に係る支持具と異なる点を説明する。
図4は、本実施形態に係る棒状体の支持具10Aの断面図であり、第1の実施の形態において説明した図3に対応する説明図である。
本実施形態に係る支持具10Aのテーブル17は、開口部を有していない。したがって、棒状体30は、テーブル17を貫通することなく、地面に直接接地することがない。棒状体30が挿入される筒状の取付部11は、軟質材13を介してテーブル17に取り付けられている。
軟質材13は、変形部19a−19cと同様に、例えば、ウレタン材料、コイルスプリング、軟質ゴム又はエラストマーのうちの少なくとも一つからなり、弾性変形可能に構成されている。軟質材13は、力が加えられることによって変形する一方、変形時には、元の状態に復帰しようとする復帰力が発生するようになっている。軟質材13の弾性強度は、変形許容度に応じて適切に選択される。例えば、軟質材13の変形度合いを小さくしたい場合には、軟質材13の弾性強度が小さくされる。軟質材13の弾性強度は、軟質材13の構成材料、軟質材13の高さ(軸方向の長さ)、軟質材13の直径等を変更することにより調節することができる。
軟質材13とテーブル17又は取付部11との固定方法は特に限定されない。例えば、軟質材13とテーブル17又は取付部11とは、接着剤を用いて固定されてもよく、機械的に結合されていてもよく、嵌合されていてもよい。また、軟質材13とテーブル17又は取付部11とは、粘着性防振マットを用いて固定されていてもよい。
軟質材13は、テーブル17と同様に開口部を有していない。このため、棒状体30の先端とテーブル17との間に、軟質材13が介在した状態となり、脚部18a−18cからテーブル17を介して取付部11及び棒状体30へと伝達される振動を抑制することができる。
また、図4に示すように、棒状体30の向きを基本位置(L0)から傾けた状態(L1)では、軟質材13が変形することによって、脚部18a−18cが地面に接地したままで、棒状体30をジョイスティックのように安定的に動かすことができる。
本実施形態に係る支持具10Aによれば、棒状体30に支持具10Aを後付けすることにより、棒状体30の立設を安定化することができる。また、脚部18a−18cの先端に変形部19a−19cが設けられているために、棒状体30の傾きに支持具10Aを追従させることができ、棒状体30の立設をより安定化することができる。また、脚部18a−18cの先端に変形部19a−19cが設けられているために、支持具10の接地時に、脚部18a−18cから取付部11へと伝達される振動を低減することができる。このため、棒状体30の安定化を向上させることができるとともに、棒状体30への衝撃を低減することができる。以上のように、本実施形態に係る支持具10Aによれば、棒状体の安定性や使い心地等の有用性を向上させることができる。
<3.第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態に係る棒状体の支持具を説明する。
第3の実施の形態に係る棒状体の支持具は、脚部に四本の脚部を有し、脚部が四点で接地する点で第1の実施の形態に係る支持具とは異なる。図6は、本実施形態に係る棒状体の支持具40の斜視図であり、第1の実施の形態において説明した図1に対応する説明図である。
本実施形態に係る支持具40は、取付部11、テーブル47及び脚部48a−48dを備える。取付部11は、棒状体30に固定される部分である。テーブル47は、取付部11と脚部48a−48dとを連結する部分である。脚部48a−48dは、四点で接地する部分である。テーブル47は矩形状に構成され、テーブル47の四つの角部分のそれぞれに四本の脚部48a−48dのいずれかが接続されている。四本の脚部48a−48dの先端には、変形部49a−49dが取り付けられている。
以上説明した構成以外の点については、第1の実施の形態に係る支持具10と同様に構成することができる。
本実施形態に係る支持具40によれば、棒状体30に支持具40を後付けすることにより、棒状体30の立設を安定化することができる。また、本実施形態に係る支持具40は、四本の脚部48a−48dを備えるため、棒状体30の立設をより安定化することができる。また、脚部48a−48dの先端に変形部49a−49dが設けられているために、棒状体30の傾きに支持具40を追従させることができ、棒状体30の立設をより安定化することができる。
また、脚部48a−48dの先端に変形部49a−49dが設けられているために、支持具40の接地時に、脚部48a−48dから取付部11へと伝達される振動を低減することができる。このため、棒状体30の安定化を向上させることができるとともに、棒状体30への衝撃を低減することができる。特に、棒状体30が杖やステッキ等、人に触れて用いられるものである場合には、ユーザへの衝撃を緩和することができる。以上のように、本実施形態に係る支持具40によれば、棒状体の安定性や使い心地等の有用性を向上させることができる。
なお、第1の実施の形態に係る支持具は三本の脚部を備え、第3の実施の形態に係る支持具は四本の脚部を備えていたが、脚部に設けられる脚部の数は五本以上であってもよい。
<4.第4の実施の形態>
次に、第4の実施の形態に係る棒状体の支持具を説明する。
第4の実施の形態に係る棒状体の支持具は、二本の脚部を有し、脚部が二点で接地する点、及び、取付部の形態が第1の実施の形態に係る支持具とは異なる。以下、第4の実施の形態に係る棒状体の支持具について、主として第1の実施の形態に係る支持具と異なる点を説明する。
図7は、本実施形態に係る棒状体の支持具50の斜視図である。
本実施形態に係る支持具50は、取付部51、保持部53及び支え部57を備える。取付部51は、略U字形状を成し、棒状体30に対して側方から装着可能になっている。取付部51は、支え部57と同様に、硬質の部材として形成されて、変形しにくくなっている。取付部51は、例えば、金属、硬質の樹脂、木又は竹等の少なくとも一つ又はこれらの組み合わせであってもよい。U字形状の取付部51の両端側には固定ねじ52が貫通するように挿入されており、取付部51を棒状体30の外周面に装着した状態で固定ねじ52を締め付けることによって、支持具50を棒状体30に固定することができる。取付部51の幅(棒状体の軸方向の長さ)は、棒状体30への固定機能を確保できる限り、特に限定されない。
保持部53は、取付部51の長さ方向の中央部に設けられている。取付部51と保持部53との固定方法は特に限定されない。取付部51と保持部53とは、粘着性防振マットを用いて固定されていてもよい。保持部53は、支え部57の一部が挿入される溝を有し、支え部57の一部が当該保持部53に保持された状態で、図示しない接着剤や固定ねじ等により固定される。
支え部57は、略V字形状を成し、V字の二つの脚部分が、接地する脚部58a−58bとしての機能を有する。支え部57は、V字形状の根元部分で保持部53に保持される。支え部57は、硬質の部材として形成されて、変形しにくくなっている。支え部57は、例えば、金属、硬質の樹脂、木又は竹等の少なくとも一つ又はこれらの組み合わせであってもよい。
脚部58a−58bの先端には、変形部59a−59bが設けられている。変形部59a−59bは、力が加えられることによって変形する一方、変形時には、元の状態に復帰しようとする復帰力が発生するようになっている。変形部59a−59bの弾性強度は、変形許容度に応じて適切に選択される。変形部59a−59bの弾性強度は、変形部59a−59bの構成材料又は変形部59a−59bの肉厚等を変更することにより調節することができる。
なお、取付部51は略U字形状となっているが、取付部51の形状は、棒状体30を挟み込むことが可能な形状であればよく、U字形状に限られない。また、支え部57に設けられた脚部の数についても、少なくとも二本以上であれば特に限定されない。
本実施形態に係る支持具50は、棒状体30に後付けされることで、棒状体30を含めて三脚のようにして棒状体30の立設を補助する。また、脚部58a−58bの先端に変形部59a−59bが設けられているために、棒状体30の傾きに支持具50を追従させることができ、棒状体30の立設をより安定化することができる。また、脚部58a−58bの先端に変形部59a−59bが設けられているために、脚部58a−58bから取付部51へと伝達される振動を低減することができる。このため、棒状体30の安定化を向上させることができるとともに、棒状体30への衝撃を低減することができる。特に、棒状体30が杖やステッキ等、人に触れて用いられるものである場合には、ユーザへの衝撃を緩和することができる。以上のように、本実施形態に係る支持具50によれば、棒状体の安定性や使い心地等の有用性を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記各実施形態では、支持具が、取付部に設けられた固定ねじを用いて棒状体に固定されていたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、支持具を棒状体に固定可能な手段であれば、取付部の態様は適宜選択することができる。例えば、取付部が、ロッククランプであってもよい。
また、上記第1〜第3の実施の形態において、取付部や変形部等に設けられる開口部の大きさ(直径)や平面形状は、棒状体を挿入可能な大きさあるいは平面形状であれば特に限定されない。また、上記各実施形態では、支持具が、棒状体が挿入あるいは装着される一つの開口部を備えていたが、本発明は係る例に限定されない。例えば、支持具は、大、中、小の三つの大きさの開口部を備えていてもよい。これにより、安定させたい対象の棒状体の大きさによって、棒状体を挿入あるいは装着させる開口部を選択することができ、支持具の汎用性が高められる。
10,40,50 支持具
11,51 取付部
17,47 テーブル
18,48,58 脚部
19,49,59 変形部
30 棒状体

Claims (3)

  1. 雨傘、日傘、杖、ステッキ、又はストックのいずれかの棒状体の支持具であって、
    三角形のテーブルと、
    前記テーブルの上部に接続され棒状体に固定される取付部と、
    前記テーブルの三つの角部分のそれぞれの下部に接続される三本の脚部と、
    前記脚部の先端に設けられた弾性変形可能な変形部と、
    前記取付部は貫通孔として形成された開口部を備え、
    前記開口部はテーブルの開口部と互いに連通して、
    棒状体を挿入して接地できるようになっており、
    前記テーブルの上部に接続された取付部の外周部には固定ねじが設けられており、
    前記棒状体が前記開口部に挿入され接地しない状態で、
    前記固定ねじが取付部の外周部から内側に貫通されることによって棒状体の一方の側壁に当接されるとともに、
    棒状体の他方の側壁が前記取付部の内周面に押し当てられて支持具に固定されていることを特徴とする棒状体の支持具。
  2. 前記取付部と前記脚部との間に、粘着性防振マットが介在する、請求項1に記載の棒状体の支持具。
  3. 前記変形部が、ウレタン材料、コイルスプリング、軟質ゴム又はエラストマーのうちの少なくとも一つからなる、請求項1又は2に記載の棒状体の支持具。
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