JP3243329U - 棒状体の支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】広いスペースを要せずとも複数個並べられる棒状体の支持具を提供する。【解決手段】棒状体の支持具10は、傘、杖、ステッキ又はストックである棒状体の支持具10であって、弾性変形可能に構成されるテーブル17と、テーブル17の上部に配され、棒状体に取り付けられる取付部11であって、棒状体に挿入される開口部111aを有する取付部11と、テーブル17の下部に配される複数の脚部18a~18cと、を具備する。【選択図】図1

Description

本考案は、棒状体の支持具に関する。
地面と1点で接地する棒状体を備えた物が種々知られている。このような物としては、例えば、傘や杖、あるいは、テントの脚や旗竿等が挙げられる。1点で接地する棒状体は、安定性が低い。これに対して、棒状体に対して後付け可能であり、棒状体を支持する支持具がある(例えば、特許文献1を参照)。
特許6678282号
しかしながら、特許文献1に記載の支持具は、例えば所定スペース内に複数個並べられる際にテーブル同士が接触する。このため、支持具を複数個並べるためには広いスペースが必要となり、所定スペース内に所望数の支持具を並べることができない等の不都合が生じる場合がある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本考案の目的とするところは、広いスペースを要せずとも複数個並べられる支持具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案によれば、傘、杖、ステッキ又はストックである棒状体の支持具であって、弾性変形可能に構成されるテーブルと、前記テーブルの上部に配され、前記棒状体に取り付けられる取付部であって、前記棒状体に挿入される開口部を有する取付部と、前記テーブルの下部に配される複数の脚部と、を具備する、棒状体の支持具が提供される。
以上説明したように本考案によれば、広いスペースを要せずとも支持具を複数個並べることができる。
第1実施形態に係る支持具の構成例を示す斜視図である。 図1に示される支持具を上方から見た平面図である。 図2に示される支持具の断面図である。 第2実施形態に係る支持具の構成例を示す斜視図である。 第3実施形態に係る支持具の構成例を示す斜視図である。 図5に示される支持具の断面図である。 第4実施形態に係る支持具の構成例を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の好適な一実施形態について説明する。なお、図面において各部の寸法及び縮尺は、実際と相違する。また、図面は、理解を容易にするために模式的に示すことがある。さらに、本開示の範囲は、本開示を特に限定する旨の記載がない限り、以下に例示する形態に限られない。加えて、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する場合がある。
本実施形態に係る棒状体の支持具は、棒状体に取り付けられて棒状体の立設を補助するための補助具である。支持具は、地面に対して例えば1点で接地する棒状体に後付けされて、少なくとも3点以上で接地するようにして、棒状体の立設を補助する。
棒状体としては、例えば、雨傘若しくは日傘、ビーチパラソルの中棒、旗竿、のぼりの竿、歩行用若しくはスポーツ用の杖、ステッキ、スティック、松葉杖、ストック、テント若しくは灰皿等の支柱、ポール、卒塔婆、錫杖、又はロフストランドクラッチ(腕支え)等が挙げられる。
本実施形態に係る支持体は、例えば、雨傘若しくは日傘、杖、ステッキ、ストック、又はロフストランドクラッチ等の未使用時に、それらを立てかけておく際の安定性を向上させる。また、支持体は、例えば、ビーチパラソル若しくはテント等の支柱、又はポール等の使用時に、それらの安定性を向上させる。ただし、棒状体は上記の例に限定されない。
[第1実施形態]
次に、図1~3を適宜参照して、第1実施形態に係る棒状体の支持具10の構成例を説明する。図1は、第1実施形態に係る支持具10の構成例を示す斜視図である。図2は、図1に示される支持具10を上方から見た平面図である。図3は、図2に示される支持具10の断面図である。
支持具10は、取付部11、テーブル17、及び複数の脚部18a~18cを備える。取付部11は、支持具10のうち棒状体30に取り付けられる部分である。テーブル17は、支持具10のうち複数の脚部18a~18cが配されるベース部分である。
第1実施形態に係る支持具10は、図1に示されるように、3本の脚部18a~18cを備え、接地面と3点で接地する。3本の脚部18a~18cは、硬質材からなり、変形しにくくなっている。脚部18a~18cは、例えば、金属、硬質の樹脂材料、木材及び竹材の少なくとも1つからなる。
なお、上述のとおり第1実施形態では3本の脚部18a~18cとしたが少なくとも3本以上、即ち3本に限られず4本以上の任意の数で構成された脚部18としてもよい。
テーブル17は三角状に構成される。テーブル17の角部分には、図1に示されるように、脚部18a~18cが接続される。第1実施形態に係る支持具10は、3本の脚部18a~18cを備えているが、テーブル17の平面形状は三角状に限定されない。
テーブル17と脚部18a~18cとの接続方法は特に限定されない。例えば、テーブル17と脚部18a~18cは接着剤により互いに接合されてよく、機械的に接合されていてもよい。または、テーブル17と脚部18a~18cは、互いに嵌合されてもよい。
テーブル17は、弾性材料からなる。これにより、テーブル17は、弾性変形可能に構成される。当該弾性材料は、例えば、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーのうちの少なくとも1つからなる。なお、テーブル17を構成する材料は、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーに限定されず、テーブル17に弾性を発現させる弾性材料であれば特に制限されない。
取付部11は、テーブル17のうち、脚部18a~18cが接続された面(下部)とは反対側の面(上部)に配される。取付部11は、図1に示されるように、取付部本体111と、ねじ部112とを有する。
取付部本体111は、筒状に構成され、貫通孔である開口部111aを備えた円筒形状を有する。取付部11の開口部111aには、棒状体30が挿入される。開口部111aの平面形状は円形状となっているが、開口部111aの平面形状は円形状に限られない。
取付部本体111は、硬質の部材として形成されて、変形しにくくなっている。取付部本体111は、例えば、金属、硬質の樹脂、木材及び竹材等の少なくとも1つからなる。なお、取付部本体111を構成する材料は、金属、硬質の樹脂、木材及び竹材に限定されず、取付部本体111が硬質の部材となる材料であれば特に制限されない。
ねじ部112は、取付部本体111を貫通し、端部112aが開口部111a内に入り込む。第1実施形態では、図3に示されるように、棒状体30が開口部111aに挿入した状態において、ねじ部112の端部112aが開口部111a内に入り込む。これにより、端部112aが棒状体30に当接し、棒状体30がねじ部112により取付部本体111の内周面に押し付けられることで、取付部11(取付部本体111)が、棒状体30に取り付けられる。
取付部本体111の高さH1(円筒形状の軸方向の長さ)は、棒状体30に取付部本体111を取付け可能であれば、特に制限されない。なお、取付部本体111の外観形状は、円筒形状に制限されない。
取付部本体111とテーブル17との接合方法は特に限定されない。例えば、取付部本体111とテーブル17は接着剤を用いて互いに接合されてよく、機械的に接合されていてもよい。または、取付部本体111とテーブル17は、互いに嵌合されてもよい。あるいは、取付部本体111とテーブル17は、例えば粘着性防振マット(図示略)を用いて固定されてもよい。
複数の脚部18a~18cの各々の端面には、変形部48a~48cが設けられる。変形部48a~48cは、脚部18a~18cに比べて変形しやすくなっている。変形部48a~48cは、例えば、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーのうちの少なくとも1つからなる。または、変形部48a~48cは、例えばコイルスプリングから構成されてもよい。なお、変形部48a~48cを構成する材料は、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーに限定されず、変形部48a~48cが変形可能となる材料であれば特に制限されない。
変形部48a~48cは、外力が加えられることによって変形する一方、変形時には、元の状態に復帰しようとする復元力が発生するようになっている。脚部18a~18cの端面に変形部48a~48cを備えることにより、脚部18a~18cを地面に接地した際の衝撃を緩和することができる。
変形部48a~48cの弾性強度は、変形許容度に応じて適切に選択されてよい。例えば、変形部48a~48cの変形度合いを小さくしたい場合には、変形部48a~48cの弾性強度が小さくされる。変形部48a~48cの弾性強度は、変形部48a~48cの構成材料、変形部48a~48cの高さ(軸方向の長さ)、又は変形部48a~48cの直径等を変更することにより調節することができる。
変形部48a~48cと脚部18a~18cとの接合方法は特に限定されない。例えば、変形部48a~48cと脚部18a~18cは、接着剤を用いて互いに接合されてよく、機械的に接合されてもよい。または、変形部48a~48cと脚部18a~18cは互いに嵌合されてもよい。あるいは、変形部48a~48cと脚部18a~18cは、粘着性防振マット(図示略)を用いて固定されてもよい。
変形部48a~48cは、脚部18a~18cの端面に取り付けられる例に限定されず、脚部18a~18cの端面を被覆する構成でもよい。あるいは、脚部18a~18c全体が、衝撃を緩和可能な素材から形成されてもよい。
変形部48a~48cの地面に接地する端面は平坦な形状に限られず、例えば曲面形状であってもよい。当該端面の形状が平坦又は曲面形状であることによって、支持具10の接地時の安定性が高められるとともに、棒状体30の使用者の足等への安全性を高めることができる。
図3に示されるように、棒状体30に支持具10が取り付けられた状態で、3本の脚部18a~18cが接地して、棒状体30の立設が安定化する。また、脚部18a~18cの端面に変形部48a~48cが設けられているために、支持具10を接地したときに脚部18a~18cからテーブル17を介して取付部11へと伝達される振動を低減することができる。このため、棒状体30の安定化を向上させることができるとともに、棒状体30への衝撃を低減することができる。特に、棒状体30が杖やステッキ等、使用者に触れて扱われるものである場合には、使用者への衝撃を緩和することができる。
以上の説明の通り、本実施形態に係る棒状体30の支持具10は、傘、杖、ステッキ又はストックである棒状体30の支持具10であって、弾性変形可能に構成されるテーブル17と、テーブル17の上部に配され、棒状体30に取り付けられる取付部11であって、棒状体30に挿入される開口部111aを有する取付部11と、テーブル17の下部に配される複数の脚部18a~18cと、を備える。
上記態様によれば、テーブル17が弾性変形可能に構成される。このため、所定スペース内に複数の支持具10が並べられる場合に、テーブル17同士が当接したとしてもテーブル17が変形する。これにより、テーブル17が障害とならずに、所望数の支持具10を所定スペース内に並べることができ、ひいては、所定スペース内に所望数の棒状体30を立設させることができる。以上のことから、本実施形態に係る支持具10によれば、広いスペースを要せずとも複数個並べられることができる。
また、本実施形態に係る棒状体30の支持具10において、取付部11が、筒状の取付部本体111と、取付部本体111を貫通するねじ部112とを有し、棒状体30が、取付部本体111を貫通するねじ部112に当接し、且つ、ねじ部112により取付部本体111の内周面に押し当てられる。これにより、取付部本体111が棒状体30に強固に固定され、支持具10が棒状体30から容易にはずれることが防止される。
さらに、本実施形態に係る棒状体30の支持具10において、テーブル17が弾性材料からなる。これにより、テーブル17が弾性変形可能に構成される。
加えて、本実施形態に係る棒状体30の支持具10は、複数の脚部18a~18cの各々の端面に設けられ、弾性変形可能に構成される複数の変形部48a~48cをさらに具備する。これにより、支持具10を接地したときに脚部18a~18cからテーブル17を介して取付部11に伝わる振動が低減され、棒状体30に伝わる衝撃が低減される。このため、棒状体30が杖やステッキ等、使用者に触れて扱われるものである場合には、使用者への衝撃を緩和することができる。
[第2実施形態]
次に、図4を適宜参照して、第2実施形態に係る棒状体30の支持具50について説明する。図4は、第2実施形態に係る支持具50の構成例を示す斜視図である。なお、以降の第2実施形態の説明では、第1実施形態と同様の構成について同様の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
第2実施形態に係る棒状体30の支持具50は、テーブル57の平面形状が矩形状である点と、4本の脚部58a~58dを有し、脚部58a~58dが4点で接地する点が、第1実施形態に係る支持具10とは異なる。
第2実施形態に係る支持具50は、取付部11、テーブル57及び脚部58a~58dを備える。取付部11は、支持具50のうち棒状体30に取り付けられる部分である。テーブル57は、支持具50のうち取付部11と脚部58a~58dとを連結する部分である。脚部58a~58dは、支持具50のうち4点で接地する部分である。テーブル57は矩形状に構成され、テーブル57の4つの角部分に脚部58a~58dが接続される。4本の脚部58a~58dの端面には、図4に示されるように、変形部68a~68dが設けられる。
テーブル57は、弾性材料からなる。これにより、テーブル57は、弾性変形可能に構成される。当該弾性材料は、例えば、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーのうちの少なくとも1つからなる。なお、テーブル57を構成する材料は、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーに限定されず、テーブル57に弾性を発現させる弾性材料であれば特に制限されない。
脚部58a~58dは、上記第1実施形態の脚部18a~18cと同様に構成される。また、変形部68a~68dは、上記第1実施形態の変形部48a~48dと同様に構成される。
上述の説明の通り、第2実施形態に係る支持具50のテーブル57は、弾性変形可能に構成される。これにより、第1実施形態に係る支持具10と同様の作用効果が得られる。即ち、第2実施形態に係る支持具50によれば、広いスペースを要せずとも複数個並べられることができる。
[第3実施形態]
次に、図5及び6を適宜参照して、第3実施形態に係る棒状体30の支持具70について説明する。図5は第3実施形態に係る支持具70の構成例を示す斜視図であり、図6は図5に示される支持具70の断面図である。なお、以降の第3実施形態の説明では、第1実施形態と同様の構成について同様の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
第3実施形態に係る棒状体30の支持具70は、テーブル77と取付部本体711と複数の脚部78a~78cとが一体的に構成される点が、第1実施形態に係る支持具10とは異なる。
第3実施形態に係る支持具70は、取付部71、テーブル77、及び複数の脚部78a~78cを備える。取付部71は、支持具70のうち棒状体30に取り付けられる部分である。取付部71は、取付部本体711と、ねじ部112とを有する。
取付部本体711は、筒状に構成され、開口部711aを備えた円筒形状を有する。取付部11の開口部711aには、棒状体30が挿入される。開口部711aは、テーブル77の表面と取付部本体711の内周面とで画定される空間である。開口部711aの平面形状は円形状となっているが、開口部711aの平面形状は円形状に限られない。
取付部本体711はテーブル77と一体的に構成され、テーブル77は複数の脚部78a~78cと一体的に構成される。即ち、第3実施形態に係る支持具70は、取付部本体711とテーブル77と複数の脚部78a~78cとの一体物である。当該一体物(支持具70)は、弾性材料からなる。これにより、テーブル77及び脚部78a~78cは弾性変形可能に構成される。当該弾性材料は、例えば、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーのうちの少なくとも1つからなる。なお、支持具70を構成する材料は、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーに限定されず、支持具70に弾性を発現させる弾性材料であれば特に制限されない。
支持具70は、例えば、射出成型により作成することができる。この場合、支持具70を作成する上で、テーブル77と、取付部本体711と、複数の脚部78a~78cとを別体で作成し、これらを接合する工程が省略されるため、支持具70を短工程で製造することができる。従って、テーブル77と取付部本体711と複数の脚部78a~78cとが別体である場合と比較して、支持具70を製造するコストを削減することができる。
取付部本体711の高さH2(円筒形状の軸方向の長さ)は、棒状体30に取付部本体711を取付け可能であれば特に制限されない。なお、取付部本体711の外観形状は、円筒形状に限定されない。
第3実施形態に係る支持具70は、図5に示されるように、3本の脚部78a~78cを備え、接地面と3点で接地する。脚部78a~78cは、テーブル77の3つの角部分に設けられる。
図6に示されるように、棒状体30に支持具70が取り付けられた状態で、3本の脚部78a~78cが接地して、棒状体30の立設が安定化する。また、脚部78a~78cが弾性変形可能であることで、支持具10を接地したときに脚部78a~78cからテーブル77を介して取付部71へと伝達される振動を低減することができる。このため、棒状体30の安定化を向上させることができるとともに、棒状体30への衝撃を低減することができる。特に、棒状体30が杖やステッキ等、使用者に触れて扱われるものである場合には、使用者への衝撃を緩和することができる。
上述の説明の通り、第3実施形態に係る支持具70のテーブル77は、弾性変形可能に構成される。これにより、第1実施形態に係る支持具10と同様の作用効果が得られる。即ち、第3実施形態に係る支持具70によれば、広いスペースを要せずとも複数個並べられることができる。
また、第3実施形態に係る支持具70の複数の脚部78a~78cは、弾性変形可能に構成される。これにより、支持具10を接地したときに脚部78a~78cからテーブル77を介して取付部71に伝わる振動が低減され、棒状体30に伝わる衝撃が低減される。このため、棒状体30が杖やステッキ等、使用者に触れて扱われるものである場合には、使用者への衝撃を緩和することができる。
[第4実施形態]
次に、図7を適宜参照して、第4実施形態に係る棒状体30の支持具80について説明する。図7は、第4実施形態に係る支持具80の構成例を示す斜視図である。なお、以降の第4実施形態の説明では、第2実施形態と同様の構成について同様の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
第4実施形態に係る支持具80は、テーブル77と取付部本体711と複数の脚部88a~88dとが一体的に構成される点と、4本の脚部88a~88dが4点で接地する点が、第2実施形態に係る支持具50とは異なる。
第4実施形態に係る支持具80は、取付部81、テーブル87、及び複数の脚部88a~88dを備える。取付部81は、支持具80のうち棒状体30に取り付けられる部分である。取付部81は、取付部本体811と、ねじ部112とを有する。
取付部本体811は、筒状に構成され、開口部811aを備えた円筒形状を有する。開口部811aには、棒状体30が挿入される。開口部811aは、テーブル87の表面と取付部本体811の内周面とで画定される空間である。開口部811aの平面形状は円形状となっているが、開口部811aの平面形状は円形状に限られない。
取付部本体811はテーブル87と一体的に構成され、テーブル87は複数の脚部88a~88dと一体的に構成される。即ち、第4実施形態に係る支持具80は、取付部本体811とテーブル87と複数の脚部88a~88dとの一体物である。当該一体物(支持具80)は、弾性材料からなる。これにより、テーブル87及び脚部88a~88dは弾性変形可能に構成される。当該弾性材料は、例えば、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーのうちの少なくとも1つからなる。なお、支持具80を構成する材料は、ウレタン材料、軟質ゴム及びエラストマーに限定されず、支持具80に弾性を発現させる弾性材料であれば特に制限されない。
支持具80は、例えば、射出成型により作成することができる。この場合、支持具80を作成する上で、テーブル87と、取付部本体811と、複数の脚部88a~88dとを別体で作成し、これらを接合する工程が省略されるため、支持具80を短工程で製造することができる。従って、テーブル87と取付部本体811と複数の脚部88a~88dとが別体である場合と比較して、支持具80を製造するコストを削減することができる。
取付部本体811の高さH3(円筒形状の軸方向の長さ)は、棒状体30に取付部本体811を取付け可能であれば特に制限されない。なお、取付部本体811の外観形状は、円筒形状に限定されない。
第4実施形態に係る支持具80は、図7に示されるように、4本の脚部88a~88dを備え、接地面と4点で接地する。脚部88a~88dは、矩形状に構成されたテーブル87の4つの角部分に設けられる。
第4実施形態に係る支持具80では、棒状体30に取付部81が取り付けられた状態において、4本の脚部88a~88dが接地して、棒状体30の立設が安定化する。また、脚部88a~88dが弾性変形可能であることで、支持具80を接地したときに脚部88a~88dからテーブル87を介して取付部81へと伝達される振動を低減することができる。このため、棒状体30の安定化を向上させることができるとともに、棒状体30への衝撃を低減することができる。特に、棒状体30が杖やステッキ等、使用者に触れて扱われるものである場合には、使用者への衝撃を緩和することができる。
上述の説明の通り、第4実施形態に係る支持具80のテーブル87は、弾性変形可能に構成される。これにより、第2実施形態に係る支持具50と同様の作用効果が得られる。即ち、第4実施形態に係る支持具80によれば、広いスペースを要せずとも複数個並べられることができる。
また、第4実施形態に係る支持具80の複数の脚部88a~88dは、弾性変形可能に構成される。これにより、支持具10を接地したときに脚部88a~88dからテーブル87を介して取付部81に伝わる振動が低減され、棒状体30に伝わる衝撃が低減される。このため、棒状体30が杖やステッキ等、使用者に触れて扱われるものである場合には、使用者への衝撃を緩和することができる。
以上、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施形態について詳細に説明したが、本考案はかかる例に限定されない。本考案の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、実用新案登録請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本考案の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記各実施形態では、支持具が、取付部本体に設けられたねじ部を用いて棒状体に取り付けられるが、本考案はかかる例に限定されない。例えば、支持具を棒状体に取り付け可能な手段であれば、取付部の態様は適宜選択することができる。例えば、取付部が、ロッククランプであってもよい。
また、上記実施形態において、取付部に設けられる開口部の大きさ(直径)や平面形状は、棒状体を挿入可能な大きさ、あるいは平面形状であれば特に制限されない。
さらに、上記各実施形態では、支持具が、棒状体に挿入される1つの開口部を備えていたが、本考案は係る例に限定されない。例えば、支持具は、大、中、小の3つの大きさの開口部を備えていてもよい。これにより、安定させたい対象の棒状体の大きさによって、棒状体に挿入される開口部を選択することができ、支持具の汎用性が高められる。
10,50,70,80…支持具
11,71,81…取付部
17,57,77,87…テーブル
18a~18c,58a~58d,78a~78c,88a~88d…脚部
30…棒状体
48a~48c,68a~68d…変形部
111,711,811…取付部本体
111a,711a,811a…開口部
112…ねじ部
112a…端部

Claims (5)

  1. 傘、杖、ステッキ又はストックである棒状体の支持具であって、
    弾性変形可能に構成されるテーブルと、
    前記テーブルの上部に配され、前記棒状体に取り付けられる取付部であって、前記棒状体に挿入される開口部を有する取付部と、
    前記テーブルの下部に配される複数の脚部と
    を具備する、棒状体の支持具。
  2. 前記取付部は、筒状の取付部本体と、前記取付部本体を貫通するねじ部とを有し、
    前記棒状体は、前記取付部本体を貫通する前記ねじ部に当接し、且つ、前記ねじ部により前記取付部本体の内周面に押し当てられる、請求項1に記載の支持具。
  3. 前記テーブルは、弾性材料からなる、請求項1又は2に記載の棒状体の支持具。
  4. 前記複数の脚部の各々の端面に設けられ、弾性変形可能に構成される複数の変形部をさらに具備する、請求項1又は2に記載の棒状体の支持具。
  5. 複数の脚部は、弾性変形可能に構成される、請求項1又は2に記載の棒状体の支持具。

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