JP3149852U - 折畳み杖 - Google Patents

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Abstract

【課題】長さ調整可能及び振動防止構造を兼ね備えた折畳み杖を提供する。【解決手段】折り畳み杖は、4つのロッド11−1〜11−4が弾性コード引き部品20によって相互につながってなるロッドホルダー10を備えてなり、上端のロッド11は上部に取っ手部90を有し、下端のロッドの底に地面接触部50を有する。弾性定位置ピン13は略円錐状定位置部分131を有する。弾性定位置ピンが突出して略円錐状定位置部分131が定位置孔に嵌合して位置が固定されて杖の長さが調整される構成である。弾性部品72をロッド11−3の収納スペース内に組み込んでいる構成の振動防止構造を備えている。【選択図】図1

Description

本考案は折畳み杖に係り、特に、長さ調整可能及び振動防止構造を兼ね備えた折畳み杖に関する。
杖は、主に歩行者の体を支え、体のバランスを取らせ、前へ進む力を提供するなどに用いられる補助道具であり、使用者のニーズに応ずるべく、折畳み可能や伸縮可能、そして使用時の振動を減少するための振動装置付きの杖がある。この種の杖は、折畳むことのよって保管や持ち歩くにも便利で、且つ、使用者のニーズに対応して、杖の長さも調整できるものである。
従来の杖において、第二ロッド段には定位置ピンがあり、この定位置ピンは、丸い柱状で、平らで直線状の定位置部分を有し、第一ロッド段には、高さの異なった定位置孔がある。杖の伸縮や定位置の調整は、第二ロッド段を第一ロッド段の貫通孔に挿入し、定位置ピンを突出させることによって位置が固定され、長さの調整、伸縮が実現される。
従来の杖構造では、実際に使用した経験から、次のような問題点があることが分かった。
1.定位置ピンは丸い柱状で、位置を固定するための突出した定位置部分は平らで直線状となるため、外径の固定が不便である。そして、このような構造が第一ロッド段の定位置孔に挿入されたとき、前記定位置孔との間に隙間が出て、揺れ(がたつき)などが起こり、動きが不安定し、使用の時、音が発生したりして品質が良くない。また、前記第一ロッド段と該第二ロッド段が密接につながらず、安定性が良くない。
2.従来の杖にある振動防止構造は、構造が悪くて、部品間の安定性も悪くて、故障が起こりやすく、振動することを防止する効果が十分でない。
それゆえ、従来の折畳み杖が有する問題点を改善して、より理想的で、実用性のあるオリジナルな構造を開発するのが、使用者の望むことで、関連業者が努力し、開発、突破するべき目標や方向でもある。
それを鑑みて、本考案者は関連製品の製造、開発及びその設計に携わる長年の経験を持っており、上述の目標について詳しく設計、慎重に評価したうえ、実用性のある本考案を完成した。
本考案は、前記課題を解決した、長さ調整可能及び振動防止構造を兼ね備えた折畳み杖を提供することを目的とする。
本考案の折畳み杖は、少なくとも二つのロッド(11−1〜11−4)が折り畳まれて相互につながっているロッドホルダー(10)からなる折畳み杖において、
上端のロッド(11−1)の上部に取っ手部(90)を有し、
下端のロッド(11−4)の底に地面接触部(50)を有し、
前記取っ手部(90)につながるロッド(11−1)は、第一ロッド段(111)と第二ロッド段(112)よりなり、
前記第二ロッド段(112)の嵌込み側の周囲には、少なくとも一つのリング(12)が装着してあり、
前記第一ロッド段(111)の嵌込み側の周りには、前記第二ロッド段(112)の対応する部位を囲んで保持する保持ヘッド(114)が設けてあり、
前記第二ロッド段(112)には、前記ロッド(11−1)を引き止めるための弾性コード引き部品(20)が備わっており、該弾性コード引き部品(20)によって、第一ロッド段(111)と第二ロッド段(112)間は長さが調整されて、つながる構成であり、
前記第二ロッド段(112)の嵌込み側には、ラジアル方向の外側が凸状である弾性定位置ピン(13)が備わっており、前記第一ロッド段(111)の周壁には、それぞれ異なった高さに設けられた複数の丸い定位置孔(14)が形成してあり、前記第二ロッド段(112)を前記第一ロッド段(111)に挿入するとき、前記弾性定位置ピン(13)が突出して定位置孔(14)に嵌合して位置が固定される構成であり、
前記弾性定位置ピン(13)は、略円錐状定位置部分(131)を有し、該略円錐状定位置部分(131)は略円錐状であり外径が先端から基部に向かって次第に大きくなり、前記略円錐状定位置部分(131)の最大外径は、前記第一ロッド段111の定位置孔(14)の孔径より大きく、前記略円錐状定位置部分(131)を前記第一ロッド段(111)の定位置孔(14)に挿入して位置が固定される構成であり、
前記一つのロッド(11)は、所定の位置に収納スペース(60)を有し、
前記収納スペース(60)の内部に振動防止構造(70、70B)が備えてある構成である。
本考案になる折畳み杖は、弾性定位置ピン(13)は、外径が先端から基部に向かって次第に大きくなって、最大外径が定位置孔(14)の孔径より大きい、る略円錐状定位置部分(131)を有する形状であるので、弾性定位置ピン(13)の定位置孔(14)への挿入が円滑であり、且つ、挿入された状態で遊びがなく、がたつきのない状態に出来る。
本考案の実施例1になる折畳み杖の折り畳んだ状態を示す斜視図である。 図1の折畳み杖の長さ調整構造を示す図である。 図2中、弾性定位置ピンが定位置孔に嵌合している部分を拡大して示す図である。 ロッドのつないだ部分を示す断面図である。 取っ手部側のロッドの別の例の断面図である。 図5中の弾性定位置ユニットの斜視図である。 振動防止構造を分解して示す断面図である。 振動防止構造の断面図である。 別の例の振動防止構造の断面図である。 図9の振動防止構造を分解して示す図である。 図9の振動防止構造が地面接触部側のロッドに組み込んである構造を示す断面図である。 図9の振動防止構造が取っ手部分側のロッドに組み込んである構造を示す断面図である。
以下、本考案の実施の形態について説明する。
図1〜図6は、本考案の長さ調整可能及び振動防止構造を兼ね備えた折畳み杖の好適な実施例を示しているが、これらの実施例は説明のみに用いられるもので、本考案の折畳み杖はそれらの構造に制限されない。
図1は本考案の実施例1になる折畳み杖Aが折り畳まれた状態を示す。
折畳み杖Aは、4つのロッド11−1〜11−4が相互につながっているロッドホルダー10を有する。特定のロッドを指し示さない場合には、符号11を使用する。
折畳み杖Aの上部には取っ手部90が備わっている。
図2に示すように、上部に取っ手部90を有するロッド11−1は、第一ロッド段111と第二ロッド段112に分かれている。
第二ロッド段112の内部には、ロッド11−1を引き止めるための弾性コード引き部品20が備わっており、それによって、第一ロッド段111と第二ロッド段112の間は長さが調整されてつながるようになっている。
第二ロッド段112の嵌込み側には、ラジアル方向の外側が凸状となる弾性定位置ピン13が設けてある。
第一ロッド段111の周壁には、それぞれ異なった高さに複数の定位置孔14が形成してある。第二ロッド段112を第一ロッド段111内に挿入したとき、弾性定位置ピン13が突出して所定の定位置孔14に嵌合して、第二ロッド段112の第一ロッド段111に対する位置が固定される。
弾性定位置ピン13は、略円錐状定位置部分131を有する。図3に示すように、略円錐状定位置部分131の外径は先端から基部側へ偏倚するにつれて次第に大きくなって、略円錐状定位置部分131の最大外径は、第一ロッド段111の定位置孔14の孔径より大きい。略円錐状定位置部分131が第一ロッド段111の定位置孔14に挿入されて、第二ロッド段112の第一ロッド段111に対する位置が固定される。
図7に示すように、一つのロッド11−3の所定の位置には収納スペース60が形成してある。収納スペース60の内部には、図8に示すように振動防止構造70が設けてある。
図1に示すように、ロッド11−4の底には地面接触部50が備わっている。
図2に示すように、折畳み杖Aのロッド11間のつなぎは、嵌め合せ式である。即ち、個々のロッド11−1〜11−4は、つなぎ側に柱部分16を有し、反対側の端に筒部117を有する。一つのロッド11の柱部分16が別のロッド11の筒部117内に嵌めてある。柱部分16の根元部には階段部15が形成してある。階段部15は他方のロッド11の端面に突き当たっている。柱部分16の周囲には、少なくとも一つのO型リング17が装着してある。
上記の構成が優れたつなぎ構造を構成する。即ち、図2及び図4に示すように、二つのロッド11間のつなぎが安定し、揺れにくく、柱部分16を筒部117につないだ箇所の接触が良くて、O型リング17によって柱部分16と筒部117の内壁とのつなぎが密接に行われ、安定性も向上する。
図2に示すように、取っ手部90側のロッド11−1は、第二ロッド段112の嵌め込み側の上端の近くの外周にはリング12が装着してある。ロッド11−1の第一ロッド段111の嵌込み側の外周には、筒状の保持ヘッド114が嵌合して固定してある。保持ヘッド114はゴムや弾性材製であり、第二ロッド段112のうち第一ロッド段111から突き出ている箇所の全周囲を囲んで押えて保持する。
第二ロッド段112が第一ロッド段111に嵌められた状態で、第1には、リング12が第一ロッド段111の内壁115に密接し、第一ロッド段111と第二ロッド段112との間が密接に嵌め合わせるようになっており、第2には、保持ヘッド114が第二ロッド段112のうち第一ロッド段111から突き出ている箇所を囲んで保持し、第一ロッド段111と第二ロッド段112とつなぎは揺れにくくしっかりと強化されている。
図5は取っ手部側のロッドの別の例を示す。
図5に示すように、第二ロッド段112の頂上部には、弾性定位置ユニット30が一体的に設けてある。弾性定位置ユニット30によって、第二ロッド段112は第一ロッド段111とのつなぎが安定し、容易に緩まず、安定性が増加する。弾性定位置ユニット30は、図6に示すように、4つのノッチ31及び4つの嵌合片32を有する。嵌合片32は第一ロッド段111に形成してある嵌込み部116に嵌めてあり、位置が固定されている。弾性定位置ユニット30は、プラスチック又はゴム材である。
図7及び図8は振動防止構造70を示す。
図7及び図8に示すように、振動防止構造70は、地面に接触する地面接触ロッド部71と、弾性部品としての圧縮コイルばね72とを有する。地面接触ロッド部71には軸方向に貫通した貫通孔711が形成してある。弾性コード引き部品20は、貫通孔711を通って、引けるようにつながっている。貫通孔711の内部には内階段部縁部73が形成してある。弾性コード引き部品20は所定の位置に突き止め突出部74を有し、この突き止め突出部74が内階段部縁部73に係止されている。
地面接触ロッド部71は、その片側に、細くて軸径が異なった階段軸75を有する。ロッド11−3の一端側には、圧縮コイルばね72のための収納スペース60が形成してある。圧縮コイルばね72がロッド11の収納スペース60の内部に納まっている状態で、地面接触ロッド部71の階段軸75が収納スペース60に丁度に嵌合してあり、階段軸75の端面が収納スペース60内の圧縮コイルばね72を押し付けている。圧縮された圧縮コイルばね72のばね力によって、弾性コード引き部品20に引っ張り力が作用している。ロッド111と地面接触ロッド部71との間は、軸方向に動きうる関係にある。
図3に示すように、弾性定位置ピン13の略円錐状定位置部分131は、丸い略円錐状である。第一ロッド段111の定位置孔14は丸い孔である。
次に、上記の構造、組合せ設計による本考案の折畳み杖Aの実施の時の作動状況について説明する。
図1に示すように、折畳み杖Aは4段のロッド11−1〜11−4のつなぎからなる。弾性コード引き部品20が全部のロッド11の内部を通っており、隣り合う二つのロッド11の間は弾性コード引き部品20の引っ張りによってつながっており、つながれて使用状態となり、折畳まれて保管されるようになる。
使用の際には、弾性コード引き部品20を引っ張りつつ4つのロッド11−1〜11−4を順次にまっすぐにつなげ、杖の形を作り、使用しないとき、弾性コード引き部品20の弾力によって、ロッド11−1〜11−4をそれぞれ引き、嵌合を開放して、半分に折畳むことができる。
ロッド11−3の所定の位置の収納スペース60内に存在する振動防止構造70は、地面接触ロッド部71内に中空孔711があり、弾性コード引き部品20の貫通、つなぎによって、地面接触ロッド部71の片側に形成された階段軸75は、ロッド11の収納スペース60内に丁度に嵌合して設けられ、収納スペース60内の圧縮コイルばね72を押し付ける。これによって、折畳み杖Aの組合せが完了する。
図2に示すように、第二ロッド段112の嵌込み側には、ラジアル方向外側に凸の弾性定位置ピン13が設けてあり、第一ロッド段111の周壁には高さが異なった位置に定位置孔14が形成してある。この構成によって、第二ロッド段112を第一ロッド段111に挿入すると、弾性定位置ピン13が突出して目的とする定位置孔14に嵌合する。このことによって、第二ロッド段112の第一ロッド段111に対する位置が固定され、杖の長さの調整、伸縮が実現される。即ち、第二ロッド段112の第一ロッド段111に嵌められた長さによって、杖の長さが調整される。
図3及び図4に示すように、第二ロッド段112の弾性定位置ピン13には略円錐状定位置部分131があり、この略円錐状定位置部分131を第一ロッド段111上の定位置孔14に挿入することによって、位置が固定されるようになる。また、第二ロッド段112の嵌込み側にはO型リング17があり、このO型リング17が第一ロッド段111に嵌められたとき、第一ロッド段111と第二ロッド段112との間が密接に嵌め合わされ、また、図2に示すように第一ロッド段111の嵌込み側の外周には保持ヘッド114があり、それによって、第二ロッド段112に対応する部位の外周が固定される。
図9は別の実施例になる振動防止装置70Bを示す断面図である。図10はこの振動防止装置70Bを分解して示す図である。
図9及び図10に示すように、振動防止装置70Bは、振動防止ロッド76と、振動防止管77と、弾性部品としての圧縮コイルばね78を有する。振動防止ロッド76は、片側に成形されたつなぎヘッド761と、中間軸部762と、芯軸部763からなる。中間軸部762は、つなぎヘッド761と芯軸部763との間に設けてある。芯軸部763より先端に伸びた部分に、ボルト部764を有する。振動防止管77は、中空孔771を有する。振動防止管77は、中空孔771の中央に止め肩縁772を、中空孔771を貫通するように設けてある。振動防止ロッド76は、芯軸部763の周囲に圧縮コイルばね78を装着した状態で、振動防止管77に嵌合され、止め肩縁772を貫通したボルト部764にナット80を螺合されて固定されている。中間軸部762が中空孔771に軸方向に移動可能に嵌合しており、圧縮コイルばね78は止め肩縁772と中間軸部762の段との間に挟まれて中空孔771内に納まっている。
図11に示すように、芯軸763と中間軸部762とつなぎヘッド761とは軸線が共通した同軸一体の加工構造であり、それによって加工が簡単に行われ、加工精度も高い。
振動防止管77のナット80側の片側は、プラスチックプラグ40で覆われている。
図11に示すように、振動防止構造70Bはロッド11の収納スペース60内に嵌められており、弾性コード引き部品20がプラスチックプラグ40を通っており、突き止め突出部74片側が突き止め突出部74に設けられて、位置が固定、限定される
図12は振動防止構造70Bが取っ手部90側のロッド11−1に取り付けてある実施例を示す。
収納スペース60は取っ手部90側のロッド11−1の所定の位置に設けてある。振動防止装置70Bは向きを変えて、ロッド11−1の第二ロッド段112に設けてあり、且つ、ロッド11−1の第一ロッド段111の中に嵌めてある。保持ヘッド114よって第二ロッド段112が保持されている。
次に、上記実施例の折畳み杖の効果について説明する。
上記実施例の折畳み杖は以下に挙げる効果を有する。
1.第二ロッド段の弾性定位置ピンに略円錐状定位置部分があり、それによって、第一ロッド段の定位置孔に挿入され、位置が固定されるようになり、またO型リング、保持ヘッドと振動防止構造を組み合わせたオリジナルな設計により、略円錐状定位置部分の外周は隙間がなく、しっかりと定位置孔に嵌め込まれ、二つのロッド段は緩みなく、安定につなぎ、支持力がよく、簡単な構造をなし、そして、使用の時に音が発生せず、品質が高く、それに、階段部式つなぎ構造による弾性コード引き部品の引っ張り、つなぎによって、折畳んで保管や持ち歩くのに便利、取り外しも簡単、素早く行われるという実用性、進歩性がある。
2.振動防止管がロッドに形成してある収納スペース内に設けられ、また、圧縮コイルばねの弾力のあるつなぎによって、振動防止ロッドと振動防止管との間で振動防止効果を発揮する。よって、折畳み杖は振動防止効果を持ち、簡単に使え、使い心地のよさが向上する。また、振動防止構造は二種類あり、適用範囲が広くなり、適用性もよい。
上述の実施例は本考案を具体的に説明したものであり、文中では特定の専門用語を用いて説明しているが、本考案の範囲を限定するものではなく、この技術分野を熟知した人は本考案の精神及び原則を逸脱しない限り、本考案に変更または改良を加えることができる。しかし、それらの変更または改良は全て実用新案登録請求の範囲の範疇に含まれるものである。
A 折畳み杖
10 ロッドホルダー
11−1〜11−4 ロッド
111 第一ロッド段
112 第二ロッド段
114 保持ヘッド
115 内壁
116 嵌込み部
117 筒部
12 リング
13 弾性定位置ピン
131 略円錐状定位置部分
14 定位置孔
15 階段部
16 柱部分
17 O型リング
20 弾性コード引き部品
30 弾性定位置ユニット
31 ノッチ
32 嵌合片
40 プラスチックプラグ
50 地面接触部
60 収納スペース
70、70B 振動防止構造
71 地面接触ロッド部
711 中空孔
72 圧縮コイルばね
73 内階段部縁部
74 突き止め突出部
75 階段軸
76 振動防止ロッド
761 つなぎヘッド
762 中間軸部
763 芯軸部
764 ボルト
77 振動防止管
771 中空孔
772 止め肩縁
78 弾性部品
80 ナット
90 取っ手部

Claims (5)

  1. 少なくとも二つのロッド(11−1〜11−4)が折り畳まれて相互につながっているロッドホルダー(10)からなる折畳み杖において、
    上端のロッド(11−1)の上部に取っ手部(90)を有し、
    下端のロッド(11−4)の底に地面接触部(50)を有し、
    前記取っ手部(90)につながるロッド(11−1)は、第一ロッド段(111)と第二ロッド段(112)よりなり、
    前記第二ロッド段(112)の嵌込み側の周囲には、少なくとも一つのリング(12)が装着してあり、
    前記第一ロッド段(111)の嵌込み側の周りには、前記第二ロッド段(112)の対応する部位を囲んで保持する保持ヘッド(114)が設けてあり、
    前記第二ロッド段(112)には、前記ロッド(11−1)を引き止めるための弾性コード引き部品(20)が備わっており、該弾性コード引き部品(20)によって、第一ロッド段(111)と第二ロッド段(112)間は長さが調整されて、つながる構成であり、
    前記第二ロッド段(112)の嵌込み側には、ラジアル方向の外側が凸状である弾性定位置ピン(13)が備わっており、前記第一ロッド段(111)の周壁には、それぞれ異なった高さに設けられた複数の丸い定位置孔(14)が形成してあり、前記第二ロッド段(112)を前記第一ロッド段(111)に挿入するとき、前記弾性定位置ピン(13)が突出して定位置孔(14)に嵌合して位置が固定される構成であり、
    前記弾性定位置ピン(13)は、略円錐状定位置部分(131)を有し、該略円錐状定位置部分(131)は略円錐状であり外径が先端から基部に向かって次第に大きくなり、前記略円錐状定位置部分(131)の最大外径は、前記第一ロッド段111の定位置孔(14)の孔径より大きく、前記略円錐状定位置部分(131)を前記第一ロッド段(111)の定位置孔(14)に挿入して位置が固定される構成であり、
    前記一つのロッド(11−1、11−3)は、所定の位置に収納スペース(60)を有し、
    前記収納スペース(60)の内部に振動防止構造(70、70B)が備えてある、折畳み杖。
  2. 前記二つのロッド(11)の間のつなぎは、嵌め合せ式であり、
    相互につながっているロッド(11)の中には、一つのロッド(11)のつなぎ側に柱部分(16)があり、前記柱部分(16)は他方のロッド(11)の筒部(117)内に嵌められ、前記柱部分(16)の根元部は階段部(15)に形成してあり、前記階段部(15)が他方のロッド(11)の端面に突き当たるようになり、前記柱部分(16)の周囲には、少なくとも一つのO型リング(17)が設けてある、請求項1に記載の折畳み杖。
  3. 前記第二ロッド段(112)の頂部には、弾性定位置ユニット(30)が一体的に設けてあり、
    前記弾性定位置ユニット(30)は、少なくとも一つのノッチ(31)及び少なくとも一つの嵌合片(32)を有し、
    前記嵌合片(32)は前記第一ロッド段(111)に形成してある嵌込み部(116)に嵌められて、位置が固定される、請求項1に記載の折畳み杖。
  4. 前記振動防止構造(70)は、地面接触ロッド部(71)と弾性部品(72)を備え、
    前記地面接触ロッド部(71)は、貫通した中空孔(711)を有し、
    前記弾性コード引き部品(20)が前記中空孔(711)を通って、引けるようにつながっており、
    前記中空孔(711)には内階段部縁部(73)が形成してあり、
    前記弾性コード引き部品(20)は、所定の位置に突き止め突出部(74)を有し、前記突き止め突出部(74)が前記内階段部縁部(73)に止められる構成であり、
    前記地面接触ロッド部(71)の片側には、細く軸径の異なった階段軸(75)が存在し、
    前記弾性部品(72)は、前記ロッド(11−3、11−1)の収納スペース(60)内に入っており、
    前記地面接触ロッド部(71)の階段軸(75)の片側が、前記収納スペース(60)内の弾性部品(72)を押し付けている構成であり、
    前記弾性コード引き部品(20)の引っ張り、つなぎによって、前記ロッド(111)と該地面接触ロッド部(71)との間に軸方向に動く関係が形成される、請求項1に記載の折畳み杖。
  5. 前記振動防止構造(70B)は、振動防止ロッド(76)と、振動防止管(77)と、弾性部品(78)を有し、
    前記振動防止ロッド(76)は、片側に成形されたつなぎヘッド(761)と、中間軸部(762)と、芯軸部(763)とを有し、
    前記中間軸部(762)は、前記つなぎヘッド(761)と前記芯軸部(763)との間に設けてあり、
    前記芯軸部(763)の外部に伸びた側には、ボルト(764)を有し、
    前記振動防止管(77)は中空孔(771)を有し、
    前記中空孔(771)の中央には止め肩縁(772)を有し、
    前記振動防止ロッド(76)の芯軸部(763)と中間軸部(762)は、前記振動防止管(77)の中空孔(771)を貫通するように設けてあり、
    ナット(80)によって、前記ボルト(764)につながり、止め肩縁(772)の片側に止められており、
    前記弾性部品(78)は、可動的に前記芯軸部(763)の周囲に嵌合して前記振動防止管(77)の中空孔(771)内に収まって、前記振動防止ロッド(76)の中間軸部(762)と振動防止管(77)の止め肩縁(772)の間に設けてある、請求項1に記載の折畳み杖。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112772174A (zh) * 2021-01-05 2021-05-11 国网冀北电力有限公司秦皇岛供电公司 树枝导向装置

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