JP3195474U - 松葉杖 - Google Patents
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Abstract
【課題】握り力及び体力が不足しているユーザが座り姿勢から立ち姿勢に変換したいときに、容易に立ち上がることが可能な松葉杖を提供する。【解決手段】一端から主ハンドルが延びているロッド1と、ロッドに嵌め設けられ固定されている支持台2と、一端が支持台に枢着されており、第1位置と第2位置の間に枢着具24を軸にして旋回可能であり、第1位置にあるときには、上方に延びるようにロッドに平行し、第2位置にあるときには、ロッドに垂直する補助ハンドル3と、支持台と補助ハンドルの間に設けられ、その弾力により、補助ハンドルが付勢されて第1位置に移動する傾向がある弾性具25と、を含む松葉杖において、補助ハンドルの支持台に枢着されている一端の下方から、延び部32が延びており、補助ハンドルが第2位置にあるときには、延び部が押付パッド33を介してロッドに押付けられて保持される。【選択図】図2
Description
本考案は、松葉杖に関するものである。
従来の松葉杖は、床面に押付ける支持部と、上部に位置するハンドル部と、を有することが一般的である。松葉杖がユーザの走行の補助器具とされるため、ハンドル部の高さは、立ち上がっているユーザの手の位置する高さとほぼ同じである。
しかし、ユーザが座り姿勢から立ち姿勢に変換したいときに、ハンドル部を支持点としたい場合には、ハンドル部の高さが高すぎるため、ユーザは、直線状のロッドを握って、立ち姿勢に変換することが一般的である。握り力及び体力が不足であるお年寄りや患者にとって、握り力による摩擦力によって体重を支持することが難しいため、座り姿勢から立ち姿勢に変換しているときに倒れ、又は座り姿勢から立ち姿勢に変換することができないことがよくある。
本考案の主な目的は、ユーザが座り姿勢から立ち姿勢に変換したいときに、ユーザを良く支持することが可能な松葉杖を提供することにある。
本考案の松葉杖によると、その一端から主ハンドルが延びているロッドと、
ロッドに嵌め設けられており、ロッドに固定されている支持台と、
その一端が支持台に枢着されており、第1位置と第2位置の間に旋回可能であり、第1位置に位置しているときには、上方に延びるようにロッドに平行し、第2位置に位置しているときには、ロッドに垂直する補助ハンドルと、
支持台と補助ハンドルの間に設けられており、その弾力により、補助ハンドルが付勢されて第1位置に移動する傾向がある弾性具と、
を含む松葉杖において、
補助ハンドルの支持台に枢着されている一端の下方から、延び部が延びており、補助ハンドルが第2位置に位置しているときには、延び部がロッドに押付けることを特徴とする。
ロッドに嵌め設けられており、ロッドに固定されている支持台と、
その一端が支持台に枢着されており、第1位置と第2位置の間に旋回可能であり、第1位置に位置しているときには、上方に延びるようにロッドに平行し、第2位置に位置しているときには、ロッドに垂直する補助ハンドルと、
支持台と補助ハンドルの間に設けられており、その弾力により、補助ハンドルが付勢されて第1位置に移動する傾向がある弾性具と、
を含む松葉杖において、
補助ハンドルの支持台に枢着されている一端の下方から、延び部が延びており、補助ハンドルが第2位置に位置しているときには、延び部がロッドに押付けることを特徴とする。
本考案の松葉杖によると、更に、固定具を含み、支持台の外壁に穿孔が設けられており、ロッドの予定位置に貫通孔が設けられており、固定具は、穿孔と貫通孔を挿通して、支持台をロッドに固定することを特徴とする。
本考案の松葉杖によると、補助ハンドルの一端は二つの翼片の間に位置し、各翼片に穴がそれぞれ設けられており、補助ハンドルに枢着穴が設けられており、枢着具は、二つの穴と枢着穴を挿通することにより、補助ハンドルが支持台に枢着されていることを特徴とする。
本考案の松葉杖によると、延び部の末端は押付パッドを含み、補助ハンドルが第2位置に位置しているときには、押付パッドがロッドに押付けることを特徴とする。
本考案の松葉杖によると、押付パッドはゴムで作製されることを特徴とする。
本考案の松葉杖によると、押付パッドは円弧状の凹みを有し、凹みの輪郭はロッドの輪郭に合うことを特徴とする。
本考案の松葉杖によれば、ユーザが座り姿勢から立ち姿勢に変換したいときに、主ハンドルの代わりに、ユーザが補助ハンドルに力を加えて立ち上がることが可能であり、ユーザが立ち上がった後、補助ハンドルが自動的に旋回してロッドに寄ることが可能であるという効果を有する。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1から図4を参照する。本考案に係る松葉杖は、ロッド1と、支持台2と、補助ハンドル3と、を含む。
まず、図1から図4を参照する。本考案に係る松葉杖は、ロッド1と、支持台2と、補助ハンドル3と、を含む。
ロッド1は、その一端から主ハンドル11が延びている。本実施例では、主ハンドル11は、ロッド1に平行せず、ユーザの手の押さえによる下方への力を受けることが可能である。ロッド1の主ハンドル11が設けられている端から遠ざかった端には、床面に押付けて松葉杖を支持する脚部が設けられている。
支持台2は、ロッド1に嵌め設けられており、ロッド1の予定位置に固定されている。本実施例の支持台2は、中空であり、嵌め空間21を有する。支持台2の外壁には、嵌め空間21と連通する穿孔22が設けられている。ロッド1の予定位置に貫通孔12が設けられている。固定具4は、穿孔22と貫通孔12を挿通して、支持台2をロッド1に固定する。固定具4は螺子であることが好ましい。
補助ハンドル3は、その一端が支持台2に枢着されており、ロッド1に対して第1位置と第2位置の間に旋回することが可能である。補助ハンドル3が前記第1位置に位置しているときには、補助ハンドル3が上方に延びるようにロッドに平行する。補助ハンドル3が前記第2位置に位置しているときには、補助ハンドル3がロッドに垂直する。本実施例では、支持台2から、互いにほぼ平行する二つの翼片23が延びている。補助ハンドル3の一端は二つの翼片23の間に位置する。各翼片23に穴231がそれぞれ設けられている。補助ハンドル3に枢着穴31が設けられている。枢着具24は、二つの穴231と枢着穴31を挿通することにより、補助ハンドル3が支持台2に枢着されている。補助ハンドル3は、更に、弾性具25を含む。弾性具25は、支持台2と補助ハンドル3の間に設けられており、その弾力により、補助ハンドル3が付勢されて前記第1位置に移動する傾向がある。
上記の構成により、本考案に係る松葉杖の補助ハンドル3は、常時に前記第1位置に位置するため、ユーザの走行時の邪魔にならない。なお、ユーザが座り姿勢から立ち姿勢に変換したいときには、一つの手でロッド1を握って、残りの手で補助ハンドル3を前記第1位置から前記第2位置に引くと、補助ハンドル3がロッド1にほぼ垂直する。このように、ユーザが補助ハンドル3を支持点として力を加えて、座り姿勢から立ち姿勢に変換することが可能である。この後、補助ハンドル3を放すと、補助ハンドル3が前記第1位置に自動的に戻す。
補助ハンドル3の支持台2と連接する端を第1端と定義し、前記第1端から遠ざかった端を第2端と定義する場合には、前記第1端と前記第2端が補助ハンドル3の長さ方向の両端にそれぞれ位置する。補助ハンドル3の前記第1端の下方には、更に、前記第2端の反対方向に延びる延び部32が形成されている。このように、補助ハンドル3はほぼL字形を呈する。延び部32の末端には、更に、押付パッド33が設けられている。補助ハンドル3が前記第2位置に位置しているときに、押付パッド33は、ロッド1に押付けて、二つの翼片23の下方に位置する。押付パッド33は、ゴムで作製され、円弧状の凹みを有し、前記凹みの輪郭がロッド1の輪郭に合うことが好ましい。このように、押付パッド33はロッド1に緊密に合うように押付けることが可能である。
なお、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本考案の実用新案登録請求の範囲から排除するものではない。
本考案は、松葉杖に適用することができる。
1 ロッド
2 支持台
3 補助ハンドル
4 固定具
11 主ハンドル
12 貫通孔
21 嵌め空間
22 穿孔
23 翼片
24 枢着具
25 弾性具
31 枢着穴
32 延び部
33 押付パッド
231 穴
2 支持台
3 補助ハンドル
4 固定具
11 主ハンドル
12 貫通孔
21 嵌め空間
22 穿孔
23 翼片
24 枢着具
25 弾性具
31 枢着穴
32 延び部
33 押付パッド
231 穴
Claims (6)
- その一端から主ハンドルが延びているロッドと、
前記ロッドに嵌め設けられており、前記ロッドに固定されている支持台と、
その一端が前記支持台に枢着されており、第1位置と第2位置の間に旋回可能であり、前記第1位置に位置しているときには、上方に延びるように前記ロッドに平行し、前記第2位置に位置しているときには、前記ロッドに垂直する補助ハンドルと、
前記支持台と前記補助ハンドルの間に設けられており、その弾力により、前記補助ハンドルが付勢されて前記第1位置に移動する傾向がある弾性具と、
を含む松葉杖において、
前記補助ハンドルの前記支持台に枢着されている一端の下方から、延び部が延びており、前記補助ハンドルが前記第2位置に位置しているときには、前記延び部が前記ロッドに押付けることを特徴とする松葉杖。 - 更に、固定具を含み、前記支持台の外壁に穿孔が設けられており、前記ロッドの予定位置に貫通孔が設けられており、前記固定具は、前記穿孔と前記貫通孔を挿通して、前記支持台を前記ロッドに固定することを特徴とする、請求項1に記載の松葉杖。
- 前記補助ハンドルの一端は二つの翼片の間に位置し、前記各翼片に穴がそれぞれ設けられており、前記補助ハンドルに枢着穴が設けられており、枢着具は、前記二つの穴と前記枢着穴を挿通することにより、前記補助ハンドルが前記支持台に枢着されていることを特徴とする、請求項1に記載の松葉杖。
- 前記延び部の末端は押付パッドを含み、前記補助ハンドルが前記第2位置に位置しているときには、前記押付パッドが前記ロッドに押付けることを特徴とする、請求項1に記載の松葉杖。
- 前記押付パッドはゴムで作製されることを特徴とする、請求項4に記載の松葉杖。
- 前記押付パッドは円弧状の凹みを有し、前記凹みの輪郭は前記ロッドの輪郭に合うことを特徴とする、請求項4に記載の松葉杖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005857U JP3195474U (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | 松葉杖 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014005857U JP3195474U (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | 松葉杖 |
Publications (1)
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JP3195474U true JP3195474U (ja) | 2015-01-22 |
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ID=52685176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014005857U Expired - Fee Related JP3195474U (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | 松葉杖 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3195474U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021083732A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | 聖侑企業股▲ふん▼有限公司 | パイプ体とグリップの組立構造 |
-
2014
- 2014-11-05 JP JP2014005857U patent/JP3195474U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021083732A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | 聖侑企業股▲ふん▼有限公司 | パイプ体とグリップの組立構造 |
JP7125762B2 (ja) | 2019-11-28 | 2022-08-25 | 聖侑企業股▲ふん▼有限公司 | パイプ体とグリップの組立構造 |
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