JP3188681U - 杖の伸縮調整位置決め構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に操作して簡単に長さを調整することができる杖の伸縮調整位置決め構造を提供する。
【解決手段】外管10、内管20、連動ロッド30、押し部材40及び拡張部材50を備える。外管10は、一端にハンドル11が接続され、他端に位置規制スリーブ12が固定される。位置規制スリーブ12の内縁には、ストッパ部121が形成される。外管10の内表面には、雌ねじ山14が形成される。内管20は、一端に滑り止めベース21が嵌合され、他端に形成された外縁に突出部22が形成される。内管20の突出部22の端部が外管10に挿設され、突出部22が位置規制スリーブ12のストッパ部121を介して分離しないように位置拘束され、内管20の中段部には長溝23が形成される。連動ロッド30は、一端にねじ部31が形成され、他端にロッドスリーブ32が固定される。
【選択図】図2

Description

本考案は、杖構造に関し、特に、容易に操作して簡単に長さを調整することができる杖の伸縮調整位置決め構造に関する。
図13及び図14を参照する。図13及び図14に示すように、従来の杖の伸縮調整位置決め構造の杖60は、主杆61及び支杆62を含む。主杆61と支杆62とが対応した箇所には、伸縮位置決め構造70が設けられる。この伸縮位置決め構造70は、管スリーブ71及び拡張動作部材72を含む。管スリーブ71には、支杆62が挿設されて堅固に取り付けられ、管スリーブ71の表面には、雄ねじ部711が形成される。拡張動作部材72の他端は、筒状を呈して管スリーブ71の雄ねじ部711に螺合され、拡張動作部材72の底端には、弾性爪部721が設けられる。管スリーブ71は、錐形ベース80に嵌合される。管スリーブ71には、錐形ベース80の底部を支える支持部712が設けられ、錐形ベース80と拡張動作部材72の弾性爪部721とにより傾斜面が形成され、互いに当接された状態となる。これにより拡張動作部材72の弾性爪部721が外側に張り出され、主杆61の内壁を堅固に位置決めすることができる。杖60の長さを調整する際、支杆62を回転させると、管スリーブ71及び錐形ベース80が回転し、管スリーブ71の雄ねじ部711と拡張動作部材72とを回転させて変位させることにより、拡張動作部材72と錐形ベース80とを締めたり緩めたりして長さを調整することができるが、従来技術には依然として以下(1)〜(3)の欠点があった。
(1)杖60は、管スリーブ71の雄ねじ部711により堅固に締付けられ、錐形ベース80により拡張動作部材72を開き、拡張動作部材72の弾性爪部721を主杆61の内壁へ強く押し付ける。押し付け強度を高める場合、より大きな力を管スリーブ71へ加えて拡張動作部材72を押圧しなければならないが、螺着の回転抵抗力が大きくて操作に必要な力も大きく、主杆61に重量が加わるときに、拡張動作部材72が管スリーブ71の雄ねじ部711の箇所に強く当接されるため、拡張動作部材72と管スリーブ71とが引っ掛かり、支杆62を締めたり緩めたりすることが困難となることがあった。そのため、操作が容易でない上、手間がかかる欠点があった。
(2)管スリーブ71の雄ねじ部711と拡張動作部材72とは、回転方式で長さを調整しなければならず、支杆62の外表面が平滑に形成されているため、ユーザは、支杆62を握って回転させることが容易でない上、支杆62を回転させて長さを調整するのに時間がかかり、使用状況に応じて杖60の長さをスピーディに変化させることができず、操作上、不便であった。
(3)拡張動作部材72は、プラスチック材料からなる弾性爪部721が、主杆61の滑らかな内壁に押し付けられるため、弾性爪部721と主杆61の内壁との摩擦抵抗力が相対的に小さくなり、拡張動作部材72と主杆61とを押し付ける強度が小さくなって摺動し易くなり、歩く際に危険が生じる虞があった。
本考案の目的は、容易かつ簡単に長さを調整して利便性が高い杖の伸縮調整位置決め構造を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、外管と内管との結合強度を高めて安全性を高める杖の伸縮調整位置決め構造を提供することにある。
本考案のさらにもう一つの目的は、簡便に長さを調整することができ、利便性が高い杖の伸縮調整位置決め構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、外管、内管、連動ロッド、押し部材及び拡張部材を備えた杖の伸縮調整位置決め構造であって、前記外管は、一端にハンドルが接続され、他端に位置規制スリーブが固定され、前記位置規制スリーブの内縁には、ストッパ部が形成され、前記外管の内表面には、雌ねじ山が形成され、前記内管は、一端に滑り止めベースが嵌合され、他端に形成された外縁に突出部が形成され、前記内管の前記突出部の端部が前記外管に挿設され、前記突出部が前記位置規制スリーブの前記ストッパ部を介して分離しないように位置拘束され、前記内管の中段部には長溝が形成され、前記連動ロッドは、一端にねじ部が形成され、他端にロッドスリーブが固定され、前記ロッドスリーブには、貫通孔が横向きに形成され、前記ねじ部の端部が前記外管に挿設され、前記ロッドスリーブの端部が前記内管中に挿設され、前記内管の外表面には、握りスリーブが嵌合され、前記握りスリーブに挿設されたピンは、前記内管の長溝と前記ロッドスリーブの前記貫通孔とに挿設され、前記連動ロッドの中段部には、ストッパ片が突設され、前記押し部材は、一端に錐形表面が形成され、他端が前記内管に挿設されるとともに、ロッド孔を有し、前記ロッド孔には、前記連動ロッドの前記ねじ部の端部が挿設され、前記押し部材と前記ストッパ片との間にはスプリングが挟持され、前記拡張部材は、軸孔を有し、前記軸孔を介して前記連動ロッドに設けられた前記ねじ部の一端に嵌合されるとともに、前記ねじ部にナットが螺合されて前記拡張部材と前記押し部材とが位置拘束され、前記拡張部材には、前記押し部材に向かう方向で複数の拡張片が延設され、前記拡張片が前記連動ロッドの周りに設置され、前記拡張片の末端外縁には、弾力スリーブが嵌合され、前記押し部材の錐形表面が前記拡張片に押し付けられると、前記外管の雌ねじ山に前記弾力スリーブが強く押し付けられて前記外管及び前記内管の長さが固定されることを特徴とする杖の伸縮調整位置決め構造が提供される。
前記握りスリーブの表面には、環溝が形成され、前記環溝には、軟質カバーが嵌合され、前記軟質カバーによりピンを遮い、前記握りスリーブを手で握って押す力を加えることが好ましい。
前記拡張部材の前記拡張片には、第1の環片及び第2の環片がそれぞれ形成され、前記第1の環片及び前記第2の環片により前記弾力スリーブを挟持することが好ましい。
前記押し部材の中段部外側には、リング部が突設され、前記リング部は、前記内管の管口に当接されることが好ましい。
前記外管には雄ねじが形成され、前記位置規制スリーブには雌ねじが形成され、前記雄ねじと前記雌ねじとが螺合されることが好ましい。
前記ロッドスリーブには、軸方向にねじ孔が形成され、前記ロッドスリーブのねじ孔には、前記連動ロッドが螺合されることが好ましい。
本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を示す断面図である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を使用するときの状態を示す斜視図(1)である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を使用するときの状態を示す斜視図(2)である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を伸ばすときの状態を示す断面図(1)である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を伸ばすときの状態を示す断面図(2)である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造は、階段を降りるときの状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を縮めるときの状態を示す断面図(1)である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を縮めるときの状態を示す断面図(2)である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を使用して階段を上がるときの状態を示す模式図である。 本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造を使用して座った姿勢から立ち上がるときの状態を示す模式図である。 従来技術の分解斜視図である。 従来技術の断面図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造は、少なくとも外管10、内管20、連動ロッド30及び押し部材40から構成される。外管10は、一端にハンドル11が接続され、他端に位置規制スリーブ12が固定される。位置規制スリーブ12の内縁には、ストッパ部121が形成される。外管10には雄ねじ13が形成され、位置規制スリーブ12には雌ねじ122が形成され、雄ねじ13と雌ねじ122とが螺着される。外管10の内表面には、雌ねじ山14が形成される。内管20は、一端に滑り止めベース21が嵌合され、滑り止めベース21により滑り止め効果を得る。内管20の他端の外縁には、突出部22が形成され、内管20の突出部22の端部が外管10へ挿設され、突出部22が位置規制スリーブ12のストッパ部121により分離しないように位置が拘束され、内管20は、中段部に長溝23が形成される。連動ロッド30の一端には、ねじ部31が形成され、連動ロッド30の他端にロッドスリーブ32が固定される。ロッドスリーブ32には、軸方向でねじ孔321が形成され、連動ロッド30が螺着方式によりロッドスリーブ32のねじ孔321に螺着される。ロッドスリーブ32には、貫通孔322が横向きに形成される。連動ロッド30は、ねじ部31の端部が外管10に挿設され、ロッドスリーブ32の端部が内管20中に挿設され、連動ロッド30の内管20の外表面には、握りスリーブ33が嵌合される。握りスリーブ33には、ピン34が挿設され、内管20の長溝23とロッドスリーブ32の貫通孔322とにピン34が挿設されることにより、内管20、ロッドスリーブ32及び握りスリーブ33の連動関係が形成される。握りスリーブ33の表面には、環溝331が形成され、環溝331には、軟質カバー35が嵌合され、軟質カバー35によりピン34を覆い、握りスリーブ33を手で握って押す力を加える。連動ロッド30の中段部には、ストッパ片36が突設される。押し部材40は、一端に錐形表面41が形成され、他端が内管20に挿設される。押し部材40は、中段部の外側にリング部42が突設され、リング部42が内管20の管口に当接されて押し部材40と内管20とが堅固に固定される。押し部材40には、ロッド孔43が形成され、連動ロッド30のねじ部31の端部がロッド孔43に挿設され、押し部材40とストッパ片36との間にスプリング44が挟持される。拡張部材50には、軸孔51が形成される。拡張部材50は、軸孔51により連動ロッド30に設けられたねじ部31の一端に嵌合されるとともに、ナット52がねじ部31に螺着されて拡張部材50と押し部材40とが位置拘束される。拡張部材50には、押し部材40に向かう方向で複数の拡張片53が延伸され、拡張片53が連動ロッド30の周りに設置される。拡張片53の末端外縁には、弾力スリーブ54が嵌合される。拡張部材50の拡張片53の箇所には、第1の環片531及び第2の環片532がそれぞれ形成され、第1の環片531及び第2の環片532により弾力スリーブ54を挟持して位置決めし、押し部材40の錐形表面41と拡張片53とが互いに押圧され、外管10の雌ねじ山14に弾力スリーブ54が強く当接されて外管10及び内管20の長さが固定される。
図1〜図3を参照する。図1〜図3に示すように、本考案の一実施形態に係る杖の伸縮調整位置決め構造は、ロッドスリーブ32のねじ孔321に連動ロッド30の一端を螺着し、連動ロッド30がロッドスリーブ32の端部を内管20の突出部22端部へ挿設し、ロッドスリーブ32の貫通孔322が内管20の長溝23に位置合わせされた後、位置規制スリーブ12を内管20の外表面へ嵌合させ、内管20の突出部22が位置規制スリーブ12のストッパ部121により止められ、握りスリーブ33が内管20に嵌合され、ピン34が握りスリーブ33、長溝23及び貫通孔322へ同時に挿設されて握りスリーブ33とロッドスリーブ32とが連結固定され、握りスリーブ33により内管20の長溝23に沿って押動される。軟質カバー35は、握りスリーブ33の環溝331の箇所へ嵌合され、滑り止めベース21は、内管20に設けられた突出部22の他端に嵌合され、スプリング44を内管20の突出部22の端部から設置し、スプリング44が連動ロッド30に嵌合されると、スプリング44の一端がストッパ片36に当接され、押し部材40は、ロッド孔43により連動ロッド30に嵌合されて内管20へ強く押し付けられ、押し部材40の錐形表面41が内管20から露出し、スプリング44の他端が押し部材40に当接されてから、弾力スリーブ54が拡張部材50の拡張片53に嵌合され、第1の環片531及び第2の環片532により弾力スリーブ54が位置拘束される。拡張部材50は、軸孔51に連動ロッド30を挿設させて拡張片53を押し部材40の錐形表面41へ向け、連動ロッド30のねじ部31の箇所にナット52を螺着し、連動ロッド30へ拡張部材50を固定してから、内管20は拡張部材50の端部を外管10中へ挿入し、位置規制スリーブ12の雌ねじ122を外管10の雄ねじ13へ螺着し、内管20は、位置規制スリーブ12の端部が外管10から外れることを防いで、最終的にハンドル11が外管10の他端の開口部へ螺合される。上述したステップにより、本考案の構造を完成させることができるが、これだけに限定されるわけではない。
図2、図4及び図5を参照する。図2、図4及び図5に示すように、実際に使用する際、まず、杖は、スプリング44の弾力により押し部材40と連動ロッド30のストッパ片36との箇所に押圧され、連動ロッド30が常態下で滑り止めベース21の方向を向くように強く引っ張られ、拡張部材50を制御して押し部材40の錐形表面41へ拡張片53を押し付け、錐形表面41に形成された拡張片53が外方へ拡張され、弾力スリーブ54を外管10の雌ねじ山14へ抵触させる。ユーザが杖を使って歩く際、ユーザは身体の重心部が杖のハンドル11の箇所まで移動し、ハンドル11により外管10の箇所まで重力を伝え、拡張部材50の弾力スリーブ54が外管10の雌ねじ山14に接触され、外管10により拡張部材50を連動して押し部材40の錐形表面41に押し付けられるため、押し部材40により拡張部材50の拡張片53がさらに開き、ハンドル11に重量がさらに加わり、弾力スリーブ54と雌ねじ山14との間の密着度が高まり、雌ねじ山14の粗いパターンと弾力スリーブ54の本体弾性とにより、雌ねじ山14と弾力スリーブ54との間の摩擦抵抗力を効果的に高め、杖を使って歩行する際の安全性を高めることができる。
図2、図6及び図7を参照する。図2、図6及び図7に示すように、ユーザは、一方の手でハンドル11又は外管10を握り、他方の手で内管20又は滑り止めベース21を握り、回転又は押圧動作を特に行わなくとも、直接力を加えて外管10及び内管20を外方へ引っ張るだけで杖を伸ばすことができる。以下、伸ばすときの状況について詳細に説明する。内管20を引っ張ると、拡張部材50から押し部材40が外れ、拡張部材50は、内管20に形成された長溝23により、環溝331及びロッドスリーブ32を変位させ、連動ロッド30及び拡張部材50は、同期で内管20に伴って引き動かされ、押し部材40の錐形表面41は拡張片53に押し付けられず、弾力スリーブ54が外管10の雌ねじ山14に強く押し付けられなくなり、抵抗力が無くなって外管10及び内管20を引っ張ることができるようになり、任意の長さへ調整して内管20を緩めると、スプリング44が連動ロッド30を押動し、拡張部材50により押し部材40が再び押し付けられて外管10及び内管20の長さを固定させる。図8に示すように、長く伸ばされた杖は、ユーザが階段を降りる際、体を支えるのに使用したり、簡単に伸ばして無段式に長さを調整し、ユーザの身長と、階段の段差とに応じて杖を適宜な長さにすることができるため、使用する際の利便性が高い。図9及び図10に示すように、杖の長さを短くする場合、ユーザは、外管10又はハンドル11を一方の手で握り、他方の手で内管20を握って2本の指で握りスリーブ33を摘み、力を加えて握りスリーブ33をハンドル11へ向けて押動し、このときの握りスリーブ33は、ピン34を連動させて内管20の長溝23に沿って摺動し、ロッドスリーブ32により連動ロッド30を同期でハンドル11の端部に向かって変位させ、スプリング44が僅かな圧縮を受けて拡張部材50の拡張片53が押し部材40の錐形表面41から外れ、弾力スリーブ54が外管10の雌ねじ山14に接触されず、外管10と内管20とが全く押し付けられない状態に形成され、杖を短くすることができ、押し部材40の錐形表面41が拡張片53から軸方向で外れ、拡張片53と弾力スリーブ54自身の収縮弾力との組み合わせにより、ユーザは握りスリーブ33を容易に押動することができ、これにより容易に長さを短くすることができる。また、図11及び図12に示すように、杖を短くして階段を上がるときに使用する際、ユーザは手の長さと階段の高さとに応じて長さをスピーディに調整したり、座った状態から立ち上がる際に、ユーザは短くなった杖で支えて立ち上がるために用いたりすることができる。
上述したことから分かるように、本考案の杖の伸縮調整位置決め構造は、杖が簡便な伸縮調整機能を有するため、ユーザは容易かつスピーディに適宜な長さに調整することができ、力が弱くて複雑な操作が苦手な傾向にある老人でも使用できるため利便性が高い。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 外管
11 ハンドル
12 位置規制スリーブ
13 雄ねじ
14 雌ねじ山
20 内管
21 滑り止めベース
22 突出部
23 長溝
30 連動ロッド
31 ねじ部
32 ロッドスリーブ
33 握りスリーブ
34 ピン
35 軟質カバー
36 ストッパ片
40 押し部材
41 錐形表面
42 リング部
43 ロッド孔
44 スプリング
50 拡張部材
51 軸孔
52 ナット
53 拡張片
54 弾力スリーブ
60 杖
61 主杆
62 支杆
70 伸縮位置決め構造
71 管スリーブ
72 拡張動作部材
80 錐形ベース
121 ストッパ部
122 雌ねじ
321 ねじ孔
322 貫通孔
331 環溝
531 第1の環片
532 第2の環片
711 雄ねじ部
712 支持部
721 弾性爪部

Claims (6)

  1. 外管、内管、連動ロッド、押し部材及び拡張部材を備えた杖の伸縮調整位置決め構造であって、
    前記外管は、一端にハンドルが接続され、他端に位置規制スリーブが固定され、前記位置規制スリーブの内縁には、ストッパ部が形成され、前記外管の内表面には、雌ねじ山が形成され、
    前記内管は、一端に滑り止めベースが嵌合され、他端に形成された外縁に突出部が形成され、前記内管の前記突出部の端部が前記外管に挿設され、前記突出部が前記位置規制スリーブの前記ストッパ部を介して分離しないように位置拘束され、前記内管の中段部には長溝が形成され、
    前記連動ロッドは、一端にねじ部が形成され、他端にロッドスリーブが固定され、前記ロッドスリーブには、貫通孔が横向きに形成され、前記ねじ部の端部が前記外管に挿設され、前記ロッドスリーブの端部が前記内管中に挿設され、前記内管の外表面には、握りスリーブが嵌合され、前記握りスリーブに挿設されたピンは、前記内管の長溝と前記ロッドスリーブの前記貫通孔とに挿設され、前記連動ロッドの中段部には、ストッパ片が突設され、
    前記押し部材は、一端に錐形表面が形成され、他端が前記内管に挿設されるとともに、ロッド孔を有し、前記ロッド孔には、前記連動ロッドの前記ねじ部の端部が挿設され、前記押し部材と前記ストッパ片との間にはスプリングが挟持され、
    前記拡張部材は、軸孔を有し、前記軸孔を介して前記連動ロッドに設けられた前記ねじ部の一端に嵌合されるとともに、前記ねじ部にナットが螺合されて前記拡張部材と前記押し部材とが位置拘束され、前記拡張部材には、前記押し部材に向かう方向で複数の拡張片が延設され、前記拡張片が前記連動ロッドの周りに設置され、前記拡張片の末端外縁には、弾力スリーブが嵌合され、前記押し部材の錐形表面が前記拡張片に押し付けられると、前記外管の雌ねじ山に前記弾力スリーブが強く押し付けられて前記外管及び前記内管の長さが固定されることを特徴とする杖の伸縮調整位置決め構造。
  2. 前記握りスリーブの表面には、環溝が形成され、
    前記環溝には、軟質カバーが嵌合され、前記軟質カバーによりピンを遮い、前記握りスリーブを手で握って押す力を加えることを特徴とする請求項1に記載の杖の伸縮調整位置決め構造。
  3. 前記拡張部材の前記拡張片には、第1の環片及び第2の環片がそれぞれ形成され、
    前記第1の環片及び前記第2の環片により前記弾力スリーブを挟持することを特徴とする請求項1に記載の杖の伸縮調整位置決め構造。
  4. 前記押し部材の中段部外側には、リング部が突設され、
    前記リング部は、前記内管の管口に当接されることを特徴とする請求項1に記載の杖の伸縮調整位置決め構造。
  5. 前記外管には雄ねじが形成され、前記位置規制スリーブには雌ねじが形成され、前記雄ねじと前記雌ねじとが螺合されることを特徴とする請求項1に記載の杖の伸縮調整位置決め構造。
  6. 前記ロッドスリーブには、軸方向にねじ孔が形成され、
    前記ロッドスリーブのねじ孔には、前記連動ロッドが螺合されることを特徴とする請求項1に記載の杖の伸縮調整位置決め構造。
JP2013006633U 2013-11-21 杖の伸縮調整位置決め構造 Expired - Lifetime JP3188681U (ja)

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