JP3209599U - 歩行補助杖 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者の歩行を安定して補助することができる歩行補助杖を提供する。【解決手段】歩行補助杖は、所望する長さに伸縮自在な棒状の杖本体2と、杖本体2の上端部に取り付けられた握り部と、杖本体2の下端部に取り付けられた四方に延びる4本の脚部411を有する支持脚部4とを備えており、杖本体2の下端部を、支持脚部4の上面側中央部に対して使用者の歩行方向と対応する方向へ前後回動可能に連結している。【選択図】図8
Description
この考案は、例えば足腰が弱った高齢者や足腰に障害のある身体障害者等の使用者の歩行を補助するための歩行補助杖に関する。
上述のような使用者の歩行を補助するための歩行補助杖としては、様々なものが多数提案されており、特許文献1に開示の歩行補助杖も、このような歩行補助杖の一つである。特許文献1の歩行補助杖は、杖本体の上端部に取り付けられた握り部と、杖本体の下端部に取り付けられた複数の脚部を有する支持脚部とを備えている。
しかし、歩行動作を開始する際に、歩行補助杖の握り部を使用者の手で把持したまま、杖本体の下端側を前方へ振り出し、杖本体の下端部に取り付けられた支持脚部を接地面に接地するが、支持脚部は杖本体の下端部に対して一体に固定されているため、支持脚部における後方側の脚部のみが接地面に接地され、前方側の脚部が浮いた状態となる。
使用者が前方側へ移動するのに伴い、杖本体を垂直に起立した状態に回動すると、支持脚部における後方側の脚部に続いて前方側の脚部が接地面に接地されるが、杖本体を後方側へ傾いた状態から垂直に起立した状態へ回動する途中と、杖本体を垂直に起立した状態から前方側へ傾いた状態へ回動する途中は、支持脚部における前後脚部のうちいずれか一方の脚部が接地面に接地されているだけであるため、使用者の体重を支えるのに必要な接地面積を確保することが難しい。
したがって、使用者の体重を杖本体にかけた際に、支持脚部の接地位置が移動したり、接地面から浮き上ったり、接地姿勢が傾いたりしやすく、支持脚部の前後脚部が接地面に接地されるまでは、使用者の体重を杖本体に対して安心してかけることができない。また、歩行補助杖の接地状態が不安定であるため、使用者が転倒したり、躓いたりしやすく、使用者の歩行を安定して補助することが困難である。
この考案は、使用者の歩行を安定して補助することができる歩行補助杖を提供することを目的とする。
この考案は、棒状の杖本体と、該杖本体の上端部に取り付けられた握り部と、前記杖本体の下端部に取り付けられた支持脚部とを備えた使用者の歩行を補助する歩行補助杖であって、前記杖本体の下端部を、前記支持脚部に対して前記使用者の歩行方向と対応する方向へ前後回動可能に連結したことを特徴とする。
この考案によれば、使用者の歩行を安定して補助することができる。
詳しくは、歩行動作を開始する際に、歩行補助杖の握り部を使用者の手で把持したまま、杖本体の下端側を前方側へ振り出し、杖本体の下端部に連結された支持脚部を接地面に接地すると、支持脚部の後部側が接地面に先に接地されるが、杖本体の下端部に連結された部分を中心として支持脚部が前方側へ回動するため、後部側に続いて前部側が接地面に接地される。
詳しくは、歩行動作を開始する際に、歩行補助杖の握り部を使用者の手で把持したまま、杖本体の下端側を前方側へ振り出し、杖本体の下端部に連結された支持脚部を接地面に接地すると、支持脚部の後部側が接地面に先に接地されるが、杖本体の下端部に連結された部分を中心として支持脚部が前方側へ回動するため、後部側に続いて前部側が接地面に接地される。
支持脚部の前部側及び後部側を接地面に接地した状態のまま、使用者が前方側へ移動するのに伴い、杖本体を後方側へ傾いた状態から垂直に起立した状態へ回動し、杖本体を垂直に起立した状態から前方側へ傾いた状態へ回動する。
これにより、杖本体が支持脚部に対して後方側又は前方側へ傾いた状態に回動されても、支持脚部の略全体が接地面に接地された状態のままであるため、使用者の体重を支えるのに必要な接地面積を確保することができる。使用者の体重を杖本体にかけた際に、支持脚部の接地位置が移動したり、接地面から浮き上ったり、接地姿勢が横向きに傾いたりすることを防止できる。
この結果、使用者の体重を杖本体に対して安心してかけることができるとともに、使用者の体重や姿勢を安定して支えることができる。
しかも、歩行補助杖の接地状態が安定しているため、使用者の足腰への負担を軽減することができるとともに、使用者が転倒したり、躓いたりすることを防止でき、使用者の歩行を安定して補助することができる。
しかも、歩行補助杖の接地状態が安定しているため、使用者の足腰への負担を軽減することができるとともに、使用者が転倒したり、躓いたりすることを防止でき、使用者の歩行を安定して補助することができる。
この考案の態様として、前記杖本体の下端部を連結する凹状の上側受け部を、前記支持脚部の上面側中央部に対して上向きに形成し、前記杖本体を前記歩行方向と対応する方向に対して所定の傾き角度に回動規制する規制面を、前記上側受け部内の前部及び後部に形成してもよい。
この考案によれば、使用者の歩行をより安定して補助することができる。
詳しくは、杖本体を前方側及び後方側へ傾いた状態に回動した際、杖本体における下端側の前後面が支持脚部の上側受け部内に形成された前部及び後部の規制面に当接されるため、支持脚部を前部及び後部の略全体が接地面に対して接地される角度に回動規制することができる。
詳しくは、杖本体を前方側及び後方側へ傾いた状態に回動した際、杖本体における下端側の前後面が支持脚部の上側受け部内に形成された前部及び後部の規制面に当接されるため、支持脚部を前部及び後部の略全体が接地面に対して接地される角度に回動規制することができる。
これにより、支持脚部の略全体を接地面に対して確実に接地することができるとともに、使用者の体重を支えるのに必要な接地面積を確実に確保することができる。
この結果、使用者の体重を杖本体に対してより安心してかけることができるとともに、使用者の体重や姿勢をより安定して支えることができる。
この結果、使用者の体重を杖本体に対してより安心してかけることができるとともに、使用者の体重や姿勢をより安定して支えることができる。
またこの考案の態様として、前記杖本体の下端部と前記上側受け部の底面部とを軸芯方向に当接する略平坦な支持面を、前記杖本体の下端部と前記上側受け部の底面部とに形成してもよい。
この考案によれば、使用者の歩行をより確実に安定して補助することができる。
詳しくは、杖本体を支持脚部に対して垂直に起立された状態に回動した際、例えばスプリングや合成ゴム等の付勢手段によって、杖本体の下端部に形成された支持面が、上側受け部の底面部に形成された支持面に対して軸芯方向へ当接されるとともに、支持面同士が軸芯方向に当接された状態を保つことができる。
詳しくは、杖本体を支持脚部に対して垂直に起立された状態に回動した際、例えばスプリングや合成ゴム等の付勢手段によって、杖本体の下端部に形成された支持面が、上側受け部の底面部に形成された支持面に対して軸芯方向へ当接されるとともに、支持面同士が軸芯方向に当接された状態を保つことができる。
これにより、使用者の手を杖本体の握り部から離しても、杖本体が前方側又は後方側へ傾きにくく、杖本体を支持脚部に対して垂直に起立された状態に保つことができる。
この結果、使用者の体重を杖本体に対してより確実に安心してかけることができるとともに、使用者の体重や姿勢をより確実に安定して支えることができる。
この結果、使用者の体重を杖本体に対してより確実に安心してかけることができるとともに、使用者の体重や姿勢をより確実に安定して支えることができる。
またこの考案の態様として、前記杖本体と前記支持脚部とを連結する連結部材と、前記支持脚部の下面側に装着された操作部材とを備え、前記操作部材の上部側を受ける凹状の下側受け部を、前記支持脚部における前記上側受け部と反対側の下面側中央部に対して下向きに形成し、前記支持脚部と前記操作部材とを前記軸芯方向に対して相対移動するカム部を、前記操作部材及び前記下側受け部における前記軸芯方向に対向する部分に形成してもよい。
この考案によれば、杖本体と支持脚部との連結を回動不可能に固定された状態と、固定が解除された状態とに切り替えることができる。
詳しくは、操作部材を回動操作して、操作部材の上部側に形成されたカム部を、支持脚部の下側受け部に形成されたカム部に対して軸芯方向に当接すれば、連結部材が支持脚部の挿通孔より下方へ突出される方向へ移動され、杖本体の下端部が支持脚部に対して軸芯方向へ当接される。これにより、杖本体と支持脚部とが回動不可能に固定される。
詳しくは、操作部材を回動操作して、操作部材の上部側に形成されたカム部を、支持脚部の下側受け部に形成されたカム部に対して軸芯方向に当接すれば、連結部材が支持脚部の挿通孔より下方へ突出される方向へ移動され、杖本体の下端部が支持脚部に対して軸芯方向へ当接される。これにより、杖本体と支持脚部とが回動不可能に固定される。
操作部材を逆方向へ回動操作して、操作部材の上部側に形成されたカム部と、支持脚部の下側受け部に形成されたカム部との当接を解除すれば、カム部の高さに相当する移動量だけ、連結部材を支持脚部の挿通孔より上方へ突出される方向に移動することが可能となり、支持脚部に対する杖本体の軸芯方向への当接が解除される。これにより、杖本体と支持脚部との固定が解除される。
この結果、1本の歩行補助杖を、杖本体と支持脚部とが一体に固定された一般的な杖、あるいは、杖本体と支持脚部とが前後回動可能に連結された杖として使い分けることができる。
またこの考案の態様として、前記連結部材を、前記支持脚部における前記上側受け部の底面部に形成された挿通孔に対して上下動可能に挿通し、前記上側受け部の挿通孔より上方に突出された前記連結部材の上端部を、前記杖本体の下端側中心部に対して前後回動可能に連結し、前記上側受け部の挿通孔より下方に突出された前記連結部材の下端部を、前記操作部材の上面側中心部に形成された挿通孔に対して上下動可能に挿通し、前記操作部材の挿通孔より下方に突出された前記連結部材の下端部を、該連結部材の下端部に螺着された螺合部材で抜止めし、前記杖本体の下端部を前記上側受け部の底面部に対して押し当てられる方向に付勢する付勢手段を、前記支持脚部と前記操作部材とが対向する対向面間に装填してもよい。
上述の連結部材は、例えば連結ボルト、連結シャフト、あるいは、その他の棒状又は軸状を有する部材等で構成してもよい。螺合部材は、例えばナット、あるいは、その他の雌ねじ孔を有する部材等で構成してもよい。付勢手段は、例えばスプリング、合成ゴム、あるいは、その他の弾性を有する部材等で構成してもよい。
この考案によれば、使用者の歩行をより確実に安定して補助することができる。
詳しくは、杖本体を後方側へ傾いた状態から垂直に起立した状態へ回動し、杖本体を垂直に起立した状態から前方側へ傾いた状態へ回動する際、付勢手段の付勢力に抗して、連結部材により連結された操作部材が支持脚部側へ引き下げられるとともに、杖本体に連結された連結部材の上端部が上側受け部の挿通孔より上方へ突出されるため、上側受け部の底面部に対する杖本体の押し当てが解除される。
詳しくは、杖本体を後方側へ傾いた状態から垂直に起立した状態へ回動し、杖本体を垂直に起立した状態から前方側へ傾いた状態へ回動する際、付勢手段の付勢力に抗して、連結部材により連結された操作部材が支持脚部側へ引き下げられるとともに、杖本体に連結された連結部材の上端部が上側受け部の挿通孔より上方へ突出されるため、上側受け部の底面部に対する杖本体の押し当てが解除される。
これにより、使用者が前方側へ移動するのに伴い、杖本体を使用者の歩行方向と対応する方向へスムーズに前後回動することができるとともに、杖本体の下端部に連結された支持脚部の略全体を接地面に対してより確実に接地することができる。
この結果、使用者の体重を杖本体に対してより確実に安心してかけることができるとともに、使用者の体重や姿勢をより確実に安定して支えることができる。
この結果、使用者の体重を杖本体に対してより確実に安心してかけることができるとともに、使用者の体重や姿勢をより確実に安定して支えることができる。
しかも、杖本体を垂直に起立された状態に回動した際、付勢手段の付勢力によって、杖本体の下端部が支持脚部における上側受け部の底面部に対して積極的に押し当てられるため、杖本体を支持脚部に対して垂直に起立された状態に保つことができる。
またこの考案の態様として、前記杖本体を、前記握り部が取り付けられた上部筒体と、前記支持脚部が連結された下部筒体とで構成し、前記上部筒体及び前記下部筒体のうち一方の筒体を、他方の筒体の内部に対して摺動可能に挿入し、前記上部筒体及び前記下部筒体からなる前記杖本体を所望する長さに伸縮調節された状態に固定する筒体固定手段を、前記一方の筒体の内部に設けてもよい。
上述の筒体固定手段は、例えばロックピン、屈曲バネを備えたロック機構等で構成してもよい。
この考案によれば、杖本体を、使用者の歩行を補助するのに適した長さに伸縮調節することができる。
この考案によれば、杖本体を、使用者の歩行を補助するのに適した長さに伸縮調節することができる。
詳しくは、杖本体を構成する上部筒体及び下部筒体のうち一方の筒体を、他方の筒体に対して長手方向に摺動し、杖本体を所望する長さに伸縮調節した際に、筒体固定手段により筒体同士を所望する長さに伸縮調節された状態に固定する。
これにより、杖本体の長さを、使用者の背丈に応じて所望する長さに伸縮調節することができる。
この結果、使用者の体重や姿勢をより確実に安定して支えることができるとともに、使用者の足腰への負担をより確実に軽減することができる。
この結果、使用者の体重や姿勢をより確実に安定して支えることができるとともに、使用者の足腰への負担をより確実に軽減することができる。
この考案によれば、使用者の歩行を安定して補助することができる歩行補助杖を提供することができる。
この考案の一実施形態を以下図面に基づいて詳述する。
図1は歩行補助杖1を斜め後方から見た斜視図、図2は杖本体2に内蔵されたロック機構23の拡大断面図、図3は図5に示す支持脚部4のA−A線矢視断面図、図4は支持脚部4を幅方向Wの中央部で分断した断面図、図5は杖本体2と支持脚部4の連結部分を上方から見た断面図である。
図1は歩行補助杖1を斜め後方から見た斜視図、図2は杖本体2に内蔵されたロック機構23の拡大断面図、図3は図5に示す支持脚部4のA−A線矢視断面図、図4は支持脚部4を幅方向Wの中央部で分断した断面図、図5は杖本体2と支持脚部4の連結部分を上方から見た断面図である。
図6は支持脚部4に形成されたカム部44の説明図であり、詳しくは、図6(a)は支持脚部4のカム部44が形成された部分を幅方向Wの中央部で分断した断面図、図6(b)は支持脚部4のカム部44を下方から見た底面図である。
図7は切替え部材5に形成されたカム部52の説明図であり、詳しくは、図7(a)は切替え部材5のカム部52を上方から見た平面図、図7(b)はカム部52が形成された切替え部材5を真横から見た側面図である。
なお、以下の説明における前後方向FBとは、歩行補助杖1を操作する使用者の歩行方向と一致する方向であり、幅方向Wとは、平面方向において長手方向Lに直交する短手方向である。また、握り部3の基端側を前方Fとし、逆に、握り部3の遊端側を後方Bとしている。また、長手方向Lとは、前後方向FBに対して垂直に直交する方向である。また、軸芯方向Sとは、長手方向Lと平行する方向である。
本考案の歩行補助杖1は、所望する長さに伸縮調節可能な棒状の杖本体2と、杖本体2の上端部に取り付けられた握り部3と、杖本体2の下端部に対して前後回動可能に取り付けられた4本足の支持脚部4とを備えている(図1参照)。
杖本体2は、断面略丸形状(又は断面略楕円形状)に形成された上部筒体21と下部筒体22とを備えている。上部筒体21の内径は下部筒体22の外径より大径に形成されており、上部筒体21の内部に対して下部筒体22の上端側が上下摺動可能に挿入されている。杖本体2の内部には、杖本体2を所望する長さに伸縮調節された状態に固定するロック機構23が内蔵されている(図1、図2参照)。
握り部3は、使用者の手で把持することが可能な大きさ及び形状に形成されており、側面視略弧形状に形成された板状の支持部材31を介して上部筒体21の上端部に取り付けられている。支持部材31は、握り部3が取り付けられた上端部と、上部筒体21に固定された下端部との間に相当する部分が前方Fに向けて突出するように湾曲されている(図1、図2参照)。
支持部材31の上端部は、握り部3における幅方向Wの中央部に挿入した後、図示しないねじ部材によって固定されている。支持部材31の下端部は、上部筒体21の上端側中心部に挿入した後、上部筒体21の上端側外周面に装着した締付けリング32によって締め付け固定されている(図1、図2参照)。
握り部3を支持する支持部材31が側面視略弧形状に湾曲されているため、握り部3を使用者の手で把持する際に、支持部材31を指の間に挟み込む必要が無く、握り部3における支持部材31より後方B寄りの部分を把持することができる(図1参照)。
握り部3は杖本体2より前方F寄りに取り付けられているため、杖本体2を軸芯方向Sに延長した延長線上の位置で把持することができる。これにより、握り部3にかけられる使用者の体重を杖本体2で支えることができる(図1参照)。
ロック機構23は、ロックピン24と屈曲バネ25とを備えている。ロックピン24は、側面視略U形状に屈曲された屈曲バネ25の一端側に対して外側に向けて取り付けられている。屈曲バネ25の他端側は下部筒体22の上端側内周面に対して係止又は固定されている(図2参照)。
ロックピン24は、屈曲バネ25に蓄積された復元力により、下部筒体22に形成された挿通孔221を介して、上部筒体21に形成されたロック孔211に対して係合される方向に付勢されている(図2参照)。
挿通孔221は、ロックピン24と対向する下部筒体22の上端側外周面に形成されている。ロック孔211は、上部筒体21における挿通孔221と同一線上の外面に対して長手方向Lに所定間隔を隔てて多数配列されている(図1、図2参照)。
挿通孔221に挿通されたロックピン24は、上部筒体21に挿入された下部筒体22を長手方向Lに摺動して、杖本体2を所望する長さに伸縮調節した際、上部筒体21に形成された多数のロック孔211のうち一つのロック孔211に係合される。また、筒体21,22同士は、上部筒体21の下端側外周面に装着したロックリング33によって所望する長さに伸縮調節された状態で締め付け固定されている(図1、図2参照)。
支持脚部4は、四つ又形状に形成された脚部本体41と、脚部本体41に形成された四方に延びる4本の脚部411と、脚部411の下端側に装着された合成ゴム製の脚部キャップ412と、脚部本体41に連結された下部筒体22の下端側外面を覆う合成ゴム製の連結部カバー413とを備えている(図1、図3〜図5参照)。
4本の脚部411は、脚部本体41の上面側中心部を通る垂直な軸芯を中心として、脚部本体41から軸芯と直交する方向に放射状に延びて下方に垂下されている。脚部キャップ412は、脚部411の垂下側下端部に対して交換可能に装着されている(図3〜図5参照)。
連結部カバー413は、平面視略丸形状に形成された筒状の挿入部414と、前後方向FBに長い平面視略楕円形状に形成された装着部415と、側面視略蛇腹形状に形成された蛇腹部416とを備えている。連結部カバー413の外観は、上端側から下端側に向けて徐々に末広がりとなる側面視略台形状に形成されている(図3〜図5参照)。
挿入部414の上面側中央部には、下部筒体22の下端側を挿入する筒体挿入孔4141が形成されている。装着部415における前後方向FBに対向する外周縁部には、後述するカバー装着溝424の係止孔425に係止される係止爪4151が形成されている(図3〜図5参照)。
脚部本体41の上面側中央部には、下部筒体22の下端部を連結する凹状の上側受け部42が上向きに形成されている。脚部本体41における上側受け部42と反対側の下面側中央部には、後述する切替え部材5の上部側を受ける凹状の下側受け部43が下向きに形成されている。上側受け部42と下側受け部43は同心円に形成されている(図3〜図6参照)。
上側受け部42は、下端側から上端側に向けて徐々に広くなる上下逆台形状に形成されるとともに、前後方向FBに長い平面視略楕円形状に形成されている。上側受け部42の前後方向FBは、杖本体2(下部筒体22)を前後方向FBに対して所定の傾き角度(約30度)に回動操作することが可能な大きさ及び形状に形成されている(図3〜図6参照)。
上側受け部42の底面部には、後述する受け部材26の支持板262の支持面265に対して軸芯方向Sに当接される略平坦な支持面421が形成されている。支持面421は軸芯方向Sと直交して形成されるとともに、後述する受け部材26の支持板262と対応する大きさ及び形状に形成されている(図3〜図6参照)。
上側受け部42内の前部及び後部には、杖本体2(下部筒体22)を前後方向FBに対して所定の傾き角度(約15度)に回動規制する規制面422が形成されている。規制面422は、支持面421を基準として前方F側及び後方B側に対して所定の傾き角度(約15度)に形成されている(図3〜図5参照)。
上側受け部42の外周縁部には、連結部カバー413の装着部415を装着するカバー装着溝424が形成されている。カバー装着溝424における前後方向FBに対向する内周縁部には、連結部カバー413における装着部415の係止爪4151を係止する係止孔425が形成されている(図3〜図5参照)。
上側受け部42の支持面421の中心部には、後述する連結ボルト6の角軸部61を挿通する平面視略正方形の挿通孔423が下側受け部43側に貫通して軸芯方向Sに形成されている(図3〜図5参照)。
下側受け部43は、上端側から下端側に向けて略同径となる底面視略円筒形状に形成されている。下側受け部43の上端側天井部には、後述する切替え部材5のカム部52に対して軸芯方向Sに対向するカム部44が形成されている(図3〜図5参照)。
カム部44は、下方に向けて突出する上下逆台形状の山部441と、上方に向けて窪んだ台形状の谷部442とで構成されている。山部441と谷部442は、挿通孔423を中心として周方向に90度偏心して交互に配置されている(図6参照)。
受け部材26は、筒状に形成された支持部261と、平面視略正方形に形成された略平坦な支持板262とを備えている。受け部材26の支持部261は下部筒体22の下端部に挿入した後、下部筒体22を介して径方向に圧入された抜止めピン263によって抜止め固定されている(図3〜図5参照)。
支持板262は、脚部本体41における上側受け部42の支持面421と対応する大きさ及び形状に形成され、支持部261の下端部に対して軸芯方向Sと直交して形成されている。支持板262の下面側には、上側受け部42の支持面421に対して軸芯方向Sに当接される略平坦な支持面265が形成されている(図3〜図5参照)。
支持板262における挿通孔423と対向する中心部には、後述する連結ボルト6の角軸部61を挿通する平面視略矩形状の挿通孔264が厚み方向に貫通して形成されている(図3〜図5参照)。
挿通孔264は、前後方向FBに長い平面視略矩形状に形成されるとともに、後述する連結ボルト6の角軸部61と略対応する断面形状に形成されている。挿通孔264の内面は、下端側から上端側に向けて前後方向FBに徐々に広くなるように形成されるとともに、杖本体2(下部筒体22)を前後方向FBに対して所定の傾き角度(約30度)に回動操作することが可能な大きさ及び形状に形成されている(図3〜図6参照)。
切替え部材5は、脚部本体41の下側受け部43に挿入される部材本体51と、部材本体51の上部側に形成されたカム部52と、部材本体51の下部側に形成された回動操作部53とを備えている。部材本体51の上端側は、脚部本体41の下側受け部43に対して上下摺動可能及び水平回動可能に挿入されている(図3、図4、図7参照)。
部材本体51の上面側中心部には、後述する連結ボルト6の丸軸部62を挿通する挿通孔54が軸芯方向Sに貫通して形成されている。部材本体51の上端側中央部には、スプリング9を装填する凹状の装填部55が形成されている(図3、図4、図7参照)。
カム部52は、上方に向けて突出する台形状の山部521と、下方に向けて窪んだ上下逆台形状の谷部522とで構成されている。山部521と谷部522は、挿通孔54を中心として周方向に90度偏心して交互に配置されている(図7参照)。
カム部52の山部521はカム部44の谷部442と合致し、カム部52の谷部522はカム部44の山部441と合致する大きさ及び形状に形成されている。カム部52における山部521と谷部522との高低差は、カム部44における山部441と谷部442との高低差と略同一に形成されている(図6、図7参照)。
連結ボルト6は、上端側に形成された断面略正方形の角軸部61と、下端側に形成された断面略丸形状の丸軸部62と、角軸部61の上端に形成された平面視略丸形状の頭部63とを備えている(図3〜図5参照)。
連結ボルト6の角軸部61は、下部筒体22の下端部を脚部本体41の上側受け部42に挿入した状態において、下部筒体22に固定された受け部材26の挿通孔264を介して、脚部本体41の挿通孔423に挿通されている。連結ボルト6の頭部63は、挿通孔264の上面側周縁部に係止されている(図3〜図5参照)。
連結ボルト6の丸軸部62は、部材本体51の装填部55に装填されたスプリング9を介して、脚部本体41の下側受け部43に挿入された切替え部材5の挿通孔54に挿通されている。挿通孔54より下方に突出された丸軸部62の突出側端部には、ワッシャ7を介してナット8が螺着されている(図3〜図5参照)。
丸軸部62に装着されたスプリング9は、支持脚部4における脚部本体41に形成されたカム部44と、切替え部材5における部材本体51に形成されたカム部52とを互いに当接される方向に付勢している(図3〜図5参照)。
上述のように構成された歩行補助杖1を操作して、使用者の歩行を補助する際の動作について説明する。
図8は杖本体2を前後方向FBに回動操作する際の説明図、図9は歩行補助杖1を接地面Gに接地する際の動作説明図である。
図8は杖本体2を前後方向FBに回動操作する際の説明図、図9は歩行補助杖1を接地面Gに接地する際の動作説明図である。
歩行動作を開始する前に、切替え部材5を軸回りに90度回動操作して、部材本体51に形成されたカム部52の山部521を、支持脚部4における脚部本体41の下側受け部43に形成されたカム部44の谷部442と対向させるとともに、カム部52の谷部522をカム部44の山部441と対向させる(図8参照)。
これにより、山部441,521同士のうち一方の山部441(521)の高さに相当する移動量だけ、スプリング9に抗して切替え部材5及び連結ボルト6を軸芯方向Sへ上下動することが可能となり、杖本体2を支持脚部4に対して所定の傾き角度に前後回動することが可能となる。
歩行動作を開始する際に、歩行補助杖1の握り部3を使用者の手で把持したまま、杖本体2の下端側を前方Fへ振り出し、杖本体2の下端部に連結された支持脚部4を接地面Gに接地すると、後方B側の脚部411が先に接地面Gに接地される(図9(a)参照)。
下部筒体22における受け部材26の支持板262の後側角部と、脚部本体41における上側受け部42の面421,422同士が交わる後側角部との当接部分を支点として、杖本体2の下端部に連結された支持脚部4が前方F側へ回動するため、後方B側の脚部411に続いて前方B側の脚部411が接地面Gに接地される(図8、図9(b)参照)。
支持脚部4における前後脚部411を接地面Gに接地した状態のまま、使用者が前方F側へ移動するのに伴い、杖本体2を図8中の二点鎖線で示す後方側へ傾いた状態から垂直に起立した状態へ回動し(図9(a)(b)(c)参照)、杖本体2を垂直に起立した状態から図8中の実線で示す前方側へ傾いた状態へ回動する(図9(c)(d)(e)参照)。
杖本体2を垂直に起立した状態から前方側へ傾いた状態へ回動する際に、下部筒体22における受け部材26の支持板262の前側角部と、脚部本体41における上側受け部42の面421,422同士が交わる前側角部との当接部分を支点として前方F側へ回動する。
これにより、杖本体2が支持脚部4に対して後方B側又は前方F側へ傾いた状態に回動されても、支持脚部4における前後脚部411は接地面Gに接地された状態のままであるため、使用者の体重を支えるのに必要な接地面積を確保することができる。
支持脚部4における後方B側の脚部411が接地面Gから離れるまでは、使用者の体重や姿勢を確実に支えることができるため、使用者の体重を杖本体2にかけた際に、支持脚部4の接地位置が移動したり、接地面Gから浮き上ったり、接地姿勢が横向きに傾いたりすることを防止できる。
この結果、使用者の体重を杖本体2に対してより確実に安心してかけることができるとともに、使用者の体重や姿勢をより確実に安定して支えることができる。
しかも、歩行補助杖1の接地状態が安定しているため、使用者の足腰への負担を軽減することができるとともに、使用者が転倒したり、躓いたりすることを防止でき、使用者の歩行を安定して補助することができる。
しかも、歩行補助杖1の接地状態が安定しているため、使用者の足腰への負担を軽減することができるとともに、使用者が転倒したり、躓いたりすることを防止でき、使用者の歩行を安定して補助することができる。
さらに、支持脚部4の前後脚部411を接地面Gに接した状態のまま、杖本体2を支持脚部4に対して前方F側及び後方B側へ傾いた状態に回動した際、杖本体2における下端側の前後周面が支持脚部4の上側受け部42内に形成された前部及び後部の規制面422に当接されるため、支持脚部4を接地面Gに対して略全体が接地される角度に回動規制することができる。
これにより、支持脚部4の略全体を接地面Gに対して確実に接地することができるとともに、使用者の体重を支えるのに必要な接地面積を確実に確保することができる。杖本体2が支持脚部4に対して所定の傾き角度に回動された状態に回動規制されるため、支持脚部4が、前方B側及び後方B側の脚部411が接地面Gに対して接地される角度以上に前後回動することを防止できる。
さらにまた、杖本体2を支持脚部4に対して垂直に起立した状態に回動した際、スプリング9の復元力によって、下部筒体22における受け部材26の支持板262の支持面265と、脚部本体41における上側受け部42の支持面421とが軸芯方向Sに当接されるとともに、支持面265,421同士が軸芯方向Sに当接された状態を保つことができる。
これにより、使用者の手を杖本体2の握り部3から離しても、杖本体2が前方F又は後方Bへ傾きにくく、杖本体2を垂直に起立した状態に保つことができるため、使用者の体重や姿勢を、歩行補助杖1における垂直に起立された杖本体2と、接地面Gに接地された支持脚部4とでより確実に安定して支えることができる。
ナット8を締込み方向へ回動操作すると、スプリング9に蓄積される復元力が大きくなるため、カム部44,52同士及び支持面265,421同士を強く当接することができる。ナット8を緩む方向へ回動操作すると、スプリング9に蓄積される復元力が弱くなるため、カム部44,52同士及び支持面265,421同士の当接を弱くすることができる。
これにより、杖本体2を支持脚部4に対して垂直に起立した状態に保つのに必要な保持力を可変調節することができる。
これにより、杖本体2を支持脚部4に対して垂直に起立した状態に保つのに必要な保持力を可変調節することができる。
さらにまた、杖本体2と支持脚部4とを回動不可能に固定された状態と、固定が解除された状態とに切り替え操作する場合、切替え部材5を軸回りに90度回動操作して、カム部44,52における山部441,521同士を軸芯方向Sに当接すれば、山部441,521のうち一方の高さに相当する移動量だけ、連結ボルト6が支持脚部4の上側受け部42に形成した挿通孔423より下方へ突出される方向へ移動される。
これにより、切替え部材5が支持脚部4の下方へ押し下げられるとともに、連結ボルト6を介して杖本体2が軸芯方向Sへ引き下げられる。
これにより、切替え部材5が支持脚部4の下方へ押し下げられるとともに、連結ボルト6を介して杖本体2が軸芯方向Sへ引き下げられる。
スプリング9の復元力によって、下部筒体22における受け部材26の支持板262の支持面265が、脚部本体41における上側受け部42の支持面421に対して軸芯方向Sに押し当てられるため、杖本体2を支持脚部4に対して回動不可能に固定することができる。
これにより、歩行補助杖1を、杖本体2と支持脚部4とが一体に固定された一般的な杖として使用することができる。
これにより、歩行補助杖1を、杖本体2と支持脚部4とが一体に固定された一般的な杖として使用することができる。
また、切替え部材5を逆方向へ90度回動操作して、カム部44,52における山部441,521同士の当接を解除すれば、山部441,521のうち一方の高さに相当する移動量だけ、切替え部材5及び連結ボルト6を軸芯方向Sへ上下動させることが可能となり、杖本体2と支持脚部4との固定が解除されるため、杖本体2を支持脚部4に対して前後回動することが可能となる。
これにより、歩行補助杖1を、杖本体2と支持脚部4とが前後回動可能に連結された杖として使用することができる。
これにより、歩行補助杖1を、杖本体2と支持脚部4とが前後回動可能に連結された杖として使用することができる。
さらにまた、杖本体2における上部筒体21に挿入された下部筒体22を長手方向Lに摺動して、杖本体2を所望する長さに伸縮調節した際、ロック機構23により所望する長さに伸縮調節された状態に固定する。
これにより、杖本体2の長さを、使用者の背丈に応じて所望する長さに伸縮調節することができるため、使用者の体重や姿勢をより確実に支えることができるとともに、使用者の足腰への負担をより確実に軽減することができる。
この考案の構成と、前記実施形態との対応において、
この考案の操作部材は、実施形態の切替え部材5に対応し、
以下同様に、
連結部材は、連結ボルト6に対応し、
螺合部材は、ナット8に対応し、
付勢手段は、スプリング9に対応し、
筒体固定手段は、ロック機構23に対応するも、
この考案は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
上述の実施例では、杖本体2を前後方向FBに回動する際の傾き角度を約30度に設定した例について説明したが、例えば40度、50度等の角度に設定してもよい。
この考案の操作部材は、実施形態の切替え部材5に対応し、
以下同様に、
連結部材は、連結ボルト6に対応し、
螺合部材は、ナット8に対応し、
付勢手段は、スプリング9に対応し、
筒体固定手段は、ロック機構23に対応するも、
この考案は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
上述の実施例では、杖本体2を前後方向FBに回動する際の傾き角度を約30度に設定した例について説明したが、例えば40度、50度等の角度に設定してもよい。
FB…前後方向
F…前方
B…後方
L…長手方向
W…幅方向
S…軸芯方向
G…接地面
1…歩行補助杖
2…杖本体
3…握り部
4…支持脚部
5…切替え部材
6…連結ボルト
8…ナット
9…スプリング
21…上部筒体
22…下部筒体
23…ロック機構
24…ロックピン
211…ロック孔
221…挿通孔
25…屈曲バネ
26…受け部材
261…支持板
265…支持面
41…脚部本体
411…脚部
42…上側受け部
421…支持面
422…規制面
43…下側受け部
44,52…カム部
441,521…山部
442,522…谷部
F…前方
B…後方
L…長手方向
W…幅方向
S…軸芯方向
G…接地面
1…歩行補助杖
2…杖本体
3…握り部
4…支持脚部
5…切替え部材
6…連結ボルト
8…ナット
9…スプリング
21…上部筒体
22…下部筒体
23…ロック機構
24…ロックピン
211…ロック孔
221…挿通孔
25…屈曲バネ
26…受け部材
261…支持板
265…支持面
41…脚部本体
411…脚部
42…上側受け部
421…支持面
422…規制面
43…下側受け部
44,52…カム部
441,521…山部
442,522…谷部
Claims (6)
- 棒状の杖本体と、該杖本体の上端部に取り付けられた握り部と、前記杖本体の下端部に取り付けられた支持脚部とを備えた使用者の歩行を補助する歩行補助杖であって、
前記杖本体の下端部が、
前記支持脚部に対して前記使用者の歩行方向と対応する方向へ前後回動可能に連結された
歩行補助杖。 - 前記杖本体の下端部を連結する凹状の上側受け部が、
前記支持脚部の上面側中央部に対して上向きに形成され、
前記杖本体を前記歩行方向と対応する方向に対して所定の傾き角度に回動規制する規制面が、
前記上側受け部内の前部及び後部に形成された
請求項1に記載の歩行補助杖。 - 前記杖本体の下端部と前記上側受け部の底面部とを軸芯方向に当接する略平坦な支持面が、
前記杖本体の下端部と前記上側受け部の底面部とに形成された
請求項2に記載の歩行補助杖。 - 前記杖本体と前記支持脚部とを連結する連結部材と、前記支持脚部の下面側に装着された操作部材とを備え、
前記操作部材の上部側を受ける凹状の下側受け部が、
前記支持脚部における前記上側受け部と反対側の下面側中央部に対して下向きに形成され、
前記支持脚部と前記操作部材とを前記軸芯方向に対して相対移動するカム部が、
前記操作部材及び前記下側受け部における前記軸芯方向に対向する部分に形成された
請求項2〜3のいずれか一つに記載の歩行補助杖。 - 前記連結部材が、
前記支持脚部における前記上側受け部の底面部に形成された挿通孔に対して上下動可能に挿通され、
前記上側受け部の挿通孔より上方に突出された前記連結部材の上端部が、
前記杖本体の下端側中心部に対して前後回動可能に連結され、
前記上側受け部の挿通孔より下方に突出された前記連結部材の下端部が、
前記操作部材の上面側中心部に形成された挿通孔に対して上下動可能に挿通され、
前記操作部材の挿通孔より下方に突出された前記連結部材の下端部が、
該連結部材の下端部に螺着された螺合部材で抜止めされ、
前記杖本体の下端部を前記上側受け部の底面部に対して押し当てられる方向に付勢する付勢手段が、
前記支持脚部と前記操作部材とが対向する対向面間に装填された
請求項4に記載の歩行補助杖。 - 前記杖本体が、
前記握り部が取り付けられた上部筒体と、前記支持脚部が連結された下部筒体とで構成され、
前記上部筒体及び前記下部筒体のうち一方の筒体が、他方の筒体の内部に対して摺動可能に挿入され、
前記上部筒体及び前記下部筒体からなる前記杖本体を所望する長さに伸縮調節された状態に固定する筒体固定手段が、前記一方の筒体の内部に設けられた
請求項1〜5のいずれか一つに記載の歩行補助杖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017000107U JP3209599U (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 歩行補助杖 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017000107U JP3209599U (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 歩行補助杖 |
Publications (1)
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Family
ID=58416071
Family Applications (1)
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JP2017000107U Active JP3209599U (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | 歩行補助杖 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3209599U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110236892A (zh) * | 2019-07-23 | 2019-09-17 | 深圳市信邦轮椅有限公司 | 拐杖支撑脚及拐杖 |
KR102098276B1 (ko) * | 2018-11-27 | 2020-04-07 | 진세린 | 지팡이 어댑터 |
-
2017
- 2017-01-16 JP JP2017000107U patent/JP3209599U/ja active Active
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CN110236892A (zh) * | 2019-07-23 | 2019-09-17 | 深圳市信邦轮椅有限公司 | 拐杖支撑脚及拐杖 |
CN110236892B (zh) * | 2019-07-23 | 2024-01-30 | 佛山市希维尔医疗科技有限公司 | 拐杖支撑脚及拐杖 |
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