JP6674650B2 - 駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する。まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図2は、実施形態に係るプリンタの概略構成図である。同図において、このプリンタは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(以下、Y、C、M、Kと記す)のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット160Y,160C,160M,160Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,C,M,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Kトナー像を形成するためのプロセスユニット160Kを例にすると、潜像担持体たるドラム状の感光体161K、現像装置162K、帯電装置163K、ドラムクリーニング装置164K、除電装置等を備えている。画像形成ユニットたるプロセスユニット160Kは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
図1は、構成例1に係る排紙ローラ181aを駆動する駆動装置30の概略断面図である。図1に示すように駆動装置30は、正逆転可能な駆動源であるモータ1を備えており、このモータ1が側板131に取り付けられている。モータ1の出力軸にはハスバギヤ1aが設けられており、このハスバギヤ1aとハスバ歯車であるアイドラギヤ2とが噛み合っている。アイドラギヤ2は、側板131と側板132とに固定された固定軸S1に回転自在に支持されており、軸方向両側面に駆動連結爪2aと駆動連結爪2bとがそれぞれ複数設けられている。固定軸S1に回転自在に支持された外歯ギヤ9のアイドラギヤ2と対向する側面には、複数の駆動連結爪2aが嵌り込む複数の駆動連結穴9aが、駆動連結爪2aの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ2が、固定軸S1上で回転しながら軸方向外歯ギヤ9側に移動し、駆動連結爪2aが駆動連結穴9aに嵌り込むことでアイドラギヤ2と外歯ギヤ9とが係合可能となっている。また、固定軸S1に回転自在に支持されたプーリ3のアイドラギヤ2と対向する側面には、複数の駆動連結爪2bが嵌り込む複数の駆動連結穴3aが、駆動連結爪2bの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ2が、固定軸S1上で回転しながら軸線方向プーリ3側に移動し、駆動連結爪2bが駆動連結穴9aに嵌り込むことでアイドラギヤ2とプーリ3とが係合可能となっている。
図5は、構成例2に係る駆動装置30の概略断面図である。図3に示すように駆動装置30は、正逆転可能な駆動源であるモータ1を備えており、このモータ11が側板131に取り付けられている。モータ1の出力軸にはハスバギヤ11aが設けられており、このハスバギヤ11aとアイドラギヤ12とが噛み合っている。アイドラギヤ12は、側板131と側板132とに固定された固定軸S1に回転自在に支持されており、軸方向両側面に駆動連結爪12aと駆動連結爪12bとがそれぞれ複数設けられている。固定軸S1に回転自在に支持された外歯ギヤ18のアイドラギヤ12と対向する側面には、複数の駆動連結爪12aが嵌り込む複数の駆動連結穴18aが、駆動連結爪12aの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ12が、固定軸S1上で回転しながら軸方向外歯ギヤ18側に移動し、駆動連結爪12aが駆動連結穴18aに嵌り込むことでアイドラギヤ12と外歯ギヤ18とが係合可能となっている。また、固定軸S1に回転自在に支持された外歯ギヤ13のアイドラギヤ12と対向する側面には、複数の駆動連結爪12bが嵌り込む複数の駆動連結穴13aが、駆動連結爪12bの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ12が、固定軸S1上で回転しながら軸線方向外歯ギヤ13側に移動し、駆動連結爪12bが駆動連結穴13aに嵌り込むことでアイドラギヤ12と外歯ギヤ13とが係合可能となっている。
図7は、構成例3に係る駆動装置30の概略断面図である。図7に示すように駆動装置30は、正逆転可能な駆動源であるモータ21を備えており、このモータ21が側板131に取り付けられている。モータ21の出力軸にはハスバギヤ21aが設けられており、このハスバギヤ21aとアイドラギヤ22とが噛み合っている。アイドラギヤ22は、側板131と側板132とに固定された固定軸S1に回転自在に支持されており、軸方向両側面に駆動連結爪22aと駆動連結爪22bとがそれぞれ複数設けられている。固定軸S1に回転自在に支持された内歯歯車23のアイドラギヤ22と対向する側面には、複数の駆動連結爪22aが嵌り込む複数の駆動連結穴23aが、駆動連結爪22aの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ22が、固定軸S1上で回転しながら軸方向内歯歯車23側に移動し、駆動連結爪22aが駆動連結穴23aに嵌り込むことでアイドラギヤ22と内歯歯車23とが係合可能となっている。また、固定軸S1に回転自在に支持された外歯ギヤ27のアイドラギヤ22と対向する側面には、複数の駆動連結爪22bが嵌り込む複数の駆動連結穴27aが、駆動連結爪22bの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ22が、固定軸S1上で回転しながら軸線方向外歯ギヤ27側に移動し、駆動連結爪22bが駆動連結穴27aに嵌り込むことでアイドラギヤ22と外歯ギヤ27とが係合可能となっている。
図8は、構成例4に係る駆動装置30の概略断面図である。図8に示すように駆動装置30は、正逆転可能な駆動源であるモータ31が、側板133に取り付けられている。モータ31の出力軸にはハスバギヤ31aが設けられており、側板131と側板133とに固定された固定軸S3に、回転自在に支持されたアイドラギヤ32の内歯ハスバ歯車部32aと、ハスバギヤ31aとが噛み合っている。また、アイドラギヤ32は同心円状に外歯ハスバ歯車部32bを備えており、側板131と側板132とに固定された固定軸S1に回転自在に支持されたハスバギヤであるアイドラギヤ33と、外歯ハスバ歯車部32bとが噛み合っている。アイドラギヤ33は、側板131と側板132とに固定された固定軸S1に回転自在に支持されており、軸方向両側面に駆動連結爪33aと駆動連結爪33bとがそれぞれ複数設けられている。固定軸S1に回転自在に支持された外歯ギヤ37のアイドラギヤ33と対向する側面には、複数の駆動連結爪33aが嵌り込む複数の駆動連結穴37aが、駆動連結爪33aの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ33が、固定軸S1上で回転しながら軸方向外歯ギヤ37側に移動し、駆動連結爪33aが駆動連結穴37aに嵌り込むことでアイドラギヤ33と外歯ギヤ37とが係合可能となっている。また、固定軸S1に回転自在に支持されたプーリ34のアイドラギヤ33と対向する側面には、複数の駆動連結爪33bが嵌り込む複数の駆動連結穴34aが、駆動連結爪33bの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ33が、固定軸S1上で回転しながら軸線方向プーリ34側に移動し、駆動連結爪33bが駆動連結穴34aに嵌り込むことでアイドラギヤ33とプーリ34とが係合可能となっている。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の他の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るプリンタの基本的な構成は、実施形態1に係るプリンタの構成と同様のため、その説明は省略する。
図9は、構成例5に係る駆動装置30の駆動伝達構成を示す図である。構成例5に係る駆動装置30は、正逆転可能な駆動源であるモータ1を備えており、このモータ1が側板131に取り付けられている。モータ41の出力軸には、ねじれ方向左のハスバギヤ41aが設けられており、このハスバギヤ41aとアイドラギヤ42とが噛み合っている。アイドラギヤ42は、側板131と側板132とに固定された固定軸S1に回転自在に支持されており、軸方向両側面に駆動連結爪42aと駆動連結爪42bとがそれぞれ複数設けられている。固定軸S1に回転自在に支持された外歯ギヤ48のアイドラギヤ42と対向する側面には、複数の駆動連結爪42aが嵌り込む複数の駆動連結穴48aが、駆動連結爪42aの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ42が、固定軸S1上で回転しながら軸方向外歯ギヤ48側に移動し、駆動連結爪42aが駆動連結穴48aに嵌り込むことでアイドラギヤ42と外歯ギヤ48とが係合可能となっている。また、固定軸S1に回転自在に支持されたプーリ43のアイドラギヤ42と対向する側面には、複数の駆動連結爪42bが嵌り込む複数の駆動連結穴43aが、駆動連結爪42bの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ42が、固定軸S1上で回転しながら軸線方向プーリ43側に移動し、駆動連結爪42bが駆動連結穴43aに嵌り込むことでアイドラギヤ42とプーリ43とが係合可能となっている。
図10は、構成例6に係る駆動装置30の駆動伝達構成を示す図である。構成例6に係る駆動装置30は、正逆転可能な駆動源であるモータ61を備えており、このモータ61が側板131に取り付けられている。モータ31の出力軸には、ねじれ方向左のハスバギヤ61aが設けられており、このハスバギヤ61aとアイドラギヤ62とが噛み合っている。アイドラギヤ62は、側板131と側板132とに固定された固定軸S1に回転自在に支持されており、軸方向両側面に駆動連結爪62aと駆動連結爪62bとがそれぞれ複数設けられている。固定軸S1に回転自在に支持されたプーリ68のアイドラギヤ62と対向する側面には、複数の駆動連結爪62aが嵌り込む複数の駆動連結穴68aが、駆動連結爪62aの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ62が、固定軸S1上で回転しながら軸方向プーリ68側に移動し、駆動連結爪62aが駆動連結穴68aに嵌り込むことでアイドラギヤ62とプーリ68とが係合可能となっている。また、固定軸S1に回転自在に支持された外歯ギヤ63のアイドラギヤ62と対向する側面には、複数の駆動連結爪62bが嵌り込む複数の駆動連結穴63aが、駆動連結爪62bの回転軌道上に形成されている。そして、アイドラギヤ62が、固定軸S1上で回転しながら軸線方向外歯ギヤ63側に移動し、駆動連結爪62bが駆動連結穴63aに嵌り込むことでアイドラギヤ62と外歯ギヤ63とが係合可能となっている。
図11は、構成例7に係る駆動装置30の駆動伝達構成を示す図である。構成例7に係る駆動装置30は、正逆転可能な駆動源であるモータ81が、側板133に取り付けられている。モータ81の出力軸にはモータギヤ81aが設けられており、側板131と側板133とに固定された固定軸S3に、回転自在に支持されたアイドラギヤ82の内歯ハスバ歯車部82aと、モータギヤ81aとが噛み合っている。また、アイドラギヤ82は同心円状に外歯ハスバ歯車部82bを備えており、側板131と側板132とに固定された固定軸S1に回転自在に支持されたハスバギヤであるアイドラギヤ83と、外歯ハスバ歯車部82bとが噛み合っている。
(態様A)
正転と逆転とが可能なモータ1などの駆動源と、前記駆動源から回転駆動力が入力される回転可能なハスバギヤ1aなどの入力側回転部材と、排紙ローラ181aなどの被駆動体に回転駆動力を出力する回転可能な外歯ギヤ8などの出力側回転部材と、前記入力側回転部材から前記出力側回転部材に回転駆動力を伝達するための二系統の駆動伝達経路と、前記入力側回転部材から前記出力側回転部材への駆動伝達経路を切り替える駆動伝達経路切り替え手段とを備えた駆動装置30などの駆動装置において、前記駆動伝達経路切り替え手段は、前記駆動源の正転時と逆転時とで、前記二系統の駆動伝達経路の間でスラスト方向の異なる向きに移動して、前記二系統の駆動伝達経路のうちの一方の駆動伝達経路または他方の駆動伝達経路に前記駆動源からの回転駆動力を伝達する回転可能なアイドラギヤ2などの移動回転部材を有する。
(態様A)においては、前記駆動源の正転時と逆転時とで、前記二系統の駆動伝達経路の間でスラスト方向の異なる向きに前記移動回転部材を移動させることで、前記入力側回転部材から前記出力側回転部材への駆動伝達経路を切り替えることができる。すなわち、駆動源からの回転駆動力を各駆動伝達経路に伝達する機能を有する前記移動回転体を、二系統の駆動伝達経路を選択的に切り替えるための部材として兼用する。よって、駆動源からの回転駆動力を各駆動伝達経路に伝達するためのギヤに加えて、二系統の駆動伝達経路を選択的に切り替えるためのワンウェイクラッチを設ける構成よりも、ワンウェイクラッチを設けない分、コスト上昇を抑えることができる。
(態様B)
(態様A)において、前記移動回転部材はハスバ歯車部を有しており、前記駆動源を正転させることで、前記移動回転部材がスラスト方向一端側に向かって移動し、前記一方の駆動伝達経路に設けられたプーリ3などの第一駆動伝達部材と係合して前記移動回転部材から前記第一駆動伝達部材に駆動が伝達され、前記駆動源を逆転させることで、前記回転駆動伝達部材がスラスト方向他端側に向かって移動し、前記他方の駆動伝達経路に設けられた外歯ギヤ9などの第二駆動伝達部材と係合して前記移動回転部材から前記第二駆動伝達部材に駆動が伝達される。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記駆動源の回転方向を変えることで前記移動回転部材に働くスラスト方向の力の向きが変わり、前記移動回転部材がスラスト方向で移動する向きを変えて、駆動伝達経路を切り替えることができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、前記駆動源の出力軸に設けられたハスバギヤ31aなどの出力ギヤ部材と噛み合う内歯ハスバ歯車部32aなどの内歯歯車と、前記内歯歯車と同軸上に設けられ当該内歯歯車と一体的に回転する外歯ハスバ歯車部32bなどの外歯ハスバ歯車とを有しており、前記移動回転部材と前記外歯ハスバ歯車とが噛み合う。これによれば、上記実施形態について説明したように、静音性を高めることができる。
(態様D)
(態様A)乃至(態様C)のいずれかにおいて、前記二系統の駆動伝達経路は、前記入力側回転部材と前記出力側回転部材との回転方向が同じになる駆動伝達経路と、前記入力側回転部材と前記出力側回転部材との回転方向が逆になる駆動伝達経路とである。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記駆動源の回転方向によらず前記被駆動体の回転方向を同じにすることができる。
(態様E)
(態様A)乃至(態様D)において、前記二系統の駆動伝達経路のうち、一方は複数のプーリによって回転可能に張架されたベルト部材を用いて駆動伝達を行うように構成しており、他方は複数のギヤ部材が噛み合ったギヤ列で駆動伝達を行うように構成した。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記駆動源の回転方向によらず前記被駆動体の回転方向を同じにすることが可能となる。
(態様F)
(態様A)乃至(態様D)において、前記二系統の駆動伝達経路のうち、一方は駆動伝達部材の数が偶数であり、他方は駆動伝達部材の数が奇数である。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記駆動源の回転方向によらず前記被駆動体の回転方向を同じにすることが可能となる。
(態様G)
(態様A)乃至(態様D)において、前記二系統の駆動伝達経路のうち、一方は内歯歯車を用いて駆動伝達を行うように構成しており、他方は外歯歯車のみで駆動伝達を行うように構成した。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記駆動源の回転方向によらず前記被駆動体の回転方向を同じにすることが可能となる。
(態様H)
(態様A)乃至(態様G)において、前記二系統の駆動伝達経路の減速比が異なる。これによれば、上記実施形態について説明したように、増速することができる。
(態様I)
(態様A)乃至(態様H)において、前記駆動源の正転時と逆転時とで回転数が同じである。これによれば、上記実施形態について説明したように、一通りの制御定数で駆動源の回転を制御することができる。
(態様J)
(態様A)乃至(態様I)において、前記二系統の駆動伝達経路のうち、スラスト方向で駆動源側に位置する駆動伝達経路のほうが、スラスト方向で前記駆動源とは反対側に位置する駆動伝達経路よりも、駆動時間が長いまたは使用頻度が多い。これによれば、耐久性を高めることができる。
(態様K)
(態様A)乃至(態様J)において、前記二系統の駆動伝達経路のうち駆動伝達部材の数が少ないほうを、他方よりも駆動時間が長いまたは使用頻度を多くした。これによれば、低騒音化を図ることができる。
(態様L)
(態様A)乃至(態様K)において、複数の前記被駆動体に対応させて前記二系統の駆動伝達経路を複数有しており、前記駆動源からの回転駆動力によって各二系統の駆動伝達経路を介して各被駆動体を駆動し、前記複数の被駆動体のうち少なくとも二つの被駆動体の減速比率が、前記駆動源の正転時と逆転時とで異なる。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記駆動源の回転方向を変えることで、前記二つの被駆動体の回転速度を微調整することができる。
(態様M)
(態様L)において、前記駆動源の正転時と逆転時とで回転数を変える。これによれば、前記駆動源の回転数を大幅に増加することなく、前記二つの被駆動体の回転数を大幅に変えることが可能となる。
(態様N)
(態様L)または(態様M)において、前記減速比率の差が3[%]以下である。これによれば、二つの被駆動体間の速度の微調整を3[%]以下で行うことができる。
(態様O)
画像を形成する画像形成手段と、被駆動体に駆動力を伝達させて駆動させる駆動手段とを備えた画像形成装置において、前記駆動手段として、(態様A)乃至(態様N)のいずれか一記載の駆動装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記駆動源の回転数を大幅に増加することなく、被駆動体の回転数を変えることができる。
(態様P)
(態様O)において、前記被駆動体として、記録紙Pなどの記録媒体をスタック部150などの排紙部に排紙するための排紙ローラ181aなどの排紙ローラを用いることができる。
(態様Q)
(態様O)において、前記被駆動体として、記録媒体の両面に画像を形成するために記録媒体の表裏を反転させて搬送するための両面ローラ183などの両面ローラを用いることができる。
(態様R)
(態様O)において、複数の前記被駆動体として定着ローラ145などの定着ローラとレジストローラ143aなどのレジストローラとを用いることができる。
(態様S)
(態様O)において、複数の前記被駆動体として定着ローラ145などの定着ローラと排紙ローラ181aなどの排紙ローラとを用いることができる。
1a ハスバギヤ
1b ウォームギヤ
2 アイドラギヤ
2a 駆動連結爪
2b 駆動連結爪
3 プーリ
3a 駆動連結穴
4 タイミングベルト
5 プーリ
6 駆動ギヤ
7 回転軸
7a 固定ピン
8 外歯ギヤ
9 外歯ギヤ
9a 駆動連結穴
10 外歯ギヤ
11 モータ
11a ハスバギヤ
12 アイドラギヤ
12a 駆動連結爪
12b 駆動連結爪
13 外歯ギヤ
13a 駆動連結穴
14 外歯ギヤ
15 駆動ギヤ
17 外歯ギヤ
18 外歯ギヤ
18a 駆動連結穴
19 外歯ギヤ
20 外歯ギヤ
21 モータ
21a ハスバギヤ
22 アイドラギヤ
22a 駆動連結爪
22b 駆動連結爪
23 内歯歯車
23a 駆動連結穴
24 外歯ギヤ
25 駆動ギヤ
26 外歯ギヤ
27 外歯ギヤ
27a 駆動連結穴
28 外歯ギヤ
30 駆動装置
31 モータ
31a ハスバギヤ
32 アイドラギヤ
32a 内歯ハスバ歯車部
32b 外歯ハスバ歯車部
33 アイドラギヤ
33a 駆動連結爪
33b 駆動連結爪
34 プーリ
34a 駆動連結穴
35 タイミングベルト
36 プーリ
37 外歯ギヤ
37a 駆動連結穴
38 外歯ギヤ
39 駆動ギヤ
40 外歯ギヤ
41a ハスバギヤ
41 モータ
42 アイドラギヤ
42a 駆動連結爪
42b 駆動連結爪
43 プーリ
43a 駆動連結穴
44 タイミングベルト
45 プーリ
46 駆動ギヤ
47 外歯ギヤ
48 外歯ギヤ
48a 駆動連結穴
49 回転軸
49a 固定ピン
52 アイドラギヤ
52a 駆動連結爪
52b 駆動連結爪
53 プーリ
53a 駆動連結穴
54 タイミングベルト
55 プーリ
56 駆動ギヤ
57 外歯ギヤ
58 外歯ギヤ
58a 駆動連結穴
59 回転軸
59a 固定ピン
61 モータ
61a ハスバギヤ
62 アイドラギヤ
62a 駆動連結爪
62b 駆動連結爪
63 外歯ギヤ
63a 駆動連結穴
64 外歯ギヤ
65 外歯ギヤ
66 駆動ギヤ
67 外歯ギヤ
68 プーリ
68a 駆動連結穴
69 タイミングベルト
70 プーリ
72 アイドラギヤ
72a 駆動連結爪
72b 駆動連結爪
73 外歯ギヤ
73a 駆動連結穴
74 外歯ギヤ
75 外歯ギヤ
76 駆動ギヤ
77 外歯ギヤ
78 外歯ギヤ
78a 駆動連結穴
81 モータ
81a モータギヤ
82 アイドラギヤ
82a 内歯ハスバ歯車部
82b 外歯ハスバ歯車部
83 アイドラギヤ
83a 駆動連結爪
83b 駆動連結爪
84 外歯ギヤ
84a 駆動連結穴
85 駆動ギヤ
86 プーリ
86a 駆動連結穴
87 タイミングベルト
88 プーリ
89 外歯ギヤ
93 アイドラギヤ
93a 駆動連結爪
93b 駆動連結爪
94 外歯ギヤ
94a 駆動連結穴
95 駆動ギヤ
96 プーリ
96a 駆動連結穴
97 タイミングベルト
98 プーリ
99 外歯ギヤ
131 側板
132 側板
132a 軸受
132b 軸受
133 側板
140 定着装置
141 給紙カセット
142 給紙ローラ
143 レジストローラ対
143a レジストローラ
143b レジストローラ
145 定着ローラ
145a 発熱源
147 加圧ローラ
150 スタック部
160 プロセスユニット
161 感光体
162 現像装置
162a 現像ローラ
163 帯電装置
164 ドラムクリーニング装置
165 光書込ユニット
170 再給紙路
171 ベルトクリーニング装置
172 クリーニングバックアップローラ
174 一次転写ローラ
175 転写ユニット
176 駆動ローラ
177 テンションローラ
178 二次転写ローラ
179 中間転写ベルト
181 排紙ローラ対
181a 排紙ローラ
181b 排紙ローラ
182 排紙センサ
183 両面ローラ
Claims (8)
- 正転と逆転とが可能な駆動源と、
前記駆動源により定着ローラ及びレジストローラを駆動する画像形成装置において、
前記駆動源の駆動力を前記定着ローラに伝達する定着ローラ駆動伝達手段と、
前記駆動源の駆動力を前記レジストローラに伝達するレジストローラ駆動伝達手段とが設けられ、
前記定着ローラ駆動伝達手段及び前記レジストローラ駆動伝達手段は、それぞれ、前記駆動力を伝達するための二系統の駆動伝達経路と、前記二系統の駆動伝達経路を切り替える駆動伝達経路切り替え手段とを備えおり、
前記二系統の駆動伝達経路は、一方の駆動伝達経路が、複数のプーリと該プーリに張架されたベルト部材から構成され、他方の駆動伝達経路が、複数のギヤ部材から構成されており、
前記駆動伝達経路切り替え手段は、前記駆動源の正転時と逆転時とで、前記二系統の駆動伝達経路の間でスラスト方向の異なる向きに移動して、前記二系統の駆動伝達経路のうちの一方の駆動伝達経路または他方の駆動伝達経路に前記駆動源からの駆動力を伝達する回転可能な移動回転部材を有しており、
前記定着ローラと前記レジストローラの減速比率は、前記駆動源の正転時と逆転時とで異なることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記移動回転部材はハスバ歯車部を有しており、
前記駆動源を正転させることで、前記移動回転部材がスラスト方向一端側に向かって移動し、前記一方の駆動伝達経路に設けられた第一駆動伝達部材と係合して前記移動回転部材から前記第一駆動伝達部材に駆動が伝達され、
前記駆動源を逆転させることで、前記移動回転部材がスラスト方向他端側に向かって移動し、前記他方の駆動伝達経路に設けられた第二駆動伝達部材と係合して前記移動回転部材から前記第二駆動伝達部材に駆動が伝達されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記二系統の駆動伝達経路の減速比が異なることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一記載の画像形成装置において、
前記駆動源の正転時と逆転時とで回転数が同じであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一記載の画像形成装置において、
前記二系統の駆動伝達経路のうち、スラスト方向で駆動源側に位置する駆動伝達経路のほうが、スラスト方向で前記駆動源とは反対側に位置する駆動伝達経路よりも、駆動時間が長いまたは使用頻度が多いことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一記載の画像形成装置において、
前記二系統の駆動伝達経路のうち駆動伝達部材の数が少ないほうを、他方よりも駆動時間が長いまたは使用頻度を多くしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一記載の画像形成装置において、
前記駆動源の正転時と逆転時とで回転数を変えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7のいずれか一記載の画像形成装置において、
前記減速比率の差が3[%]以下であることを特徴とする画像形成装置。
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