JP6674633B2 - フック保持構造及び建設機械 - Google Patents

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本発明は、建設機械のフックを回動リンク内に保持するフックのロック構造に関する。
油圧ショベルの中には、バケットとバケットを回動させるシリンダとを連結する回動リンク内に荷物の吊り荷作業を行うためのフックを備えるものが存在する。このような油圧ショベルでは、掘削作業時にはフックがフック保持手段により回動リンクの格納空間に固定され、吊り荷作業時にはフックが取り出されて使用される。
例えば、特許文献1では、フック保持手段としてラッチ部材(43,61,81)が開示されている。ラッチ部材(43,61,81)は、特許文献1の図4等に示されるように、進出位置ではフック(27)をフックガイド(36,52)に固定して格納位置に保持する一方、後退位置ではフック(27)の作業位置への移動を許容する。また、特許文献2では、フック保持手段として、収納位置のフック(11)を固定するための固定装置(27)が開示されている。図4,5に示されるように、押圧体(30)は、フックストッパ部(29a)に載置された鉤部(26)から離間する離間位置と、鉤部(26)をフックストッパ部(29a)に向けて押圧する押圧位置とに変位する。
特許第4271819号公報 特開2007−161397号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、掘削作業に伴って飛散する岩石等がラッチ部材に衝突した場合、ラッチ部材によるフックの固定が解除され、フックが作業位置に飛び出してしまうおそれがある。特許文献2に記載の発明についても同様の懸念がある。
そこで本発明は、フックをより確実に固定することが可能なフック保持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、フック保持構造であって、建設機械の作業アタッチメントを構成するアームの先端に回動可能に接続されるバケットと、前記バケットを前記アームに対して回動させるバケットシリンダの先端とを接続する回動リンクと、前記バケット側にある第1位置を軸として前記回動リンクに回動可能に取り付けられ、前記回動リンクの内側と前記回動リンクの外側との間を移動するフックと、前記第1位置よりも前記バケットシリンダの先端側にある第2位置に配置され前記フックの回動軸と平行な軸を支軸として前記回動リンクに回動可能に取り付けられたフック保持手段とを備え、前記フック保持手段は、前記フックの鉤部に遊嵌される遊嵌部材を有し、前記フック保持手段が前記フックを保持する状態において、前記フックが前記回動リンクの内側から外側に移動する際に前記遊嵌部材が前記鉤部に当接することで、前記フックの回動を規制することを特徴とするフック保持構造を提供している。
また、前記フックには、鉤部を閉鎖する閉鎖位置と前記鉤部の内側に移動して前記鉤部を開放する開放位置との間を回動する抜止部材が設けられており、前記抜止部材は、前記開放位置から前記閉鎖位置に向かう方向に付勢されており、前記フックを前記回動リンクの外側から前記回動リンクの内側に回動させる回動動作に伴って、前記遊嵌部材は、前記抜止部材を前記鉤部の内側に回動させて前記鉤部の外側から内側に移動するのが好ましい。
また、前記フック保持手段は、前記回動リンクの内側から前記回動リンクの外側に向かう方向に付勢されており、前記フック保持構造は、前記フックが前記フック保持手段により保持されていない状態において、前記フック保持手段の前記回動リンクの内側から前記回動リンクの外側への回動を所定位置で停止させるための規制部材を更に備えるのが好ましい。
また、前記フック保持手段は、前記回動リンクの内側から前記回動リンクの外側に向かう方向に付勢されており、前記フック保持手段の付勢力は、前記抜止部材の付勢力よりも大きいのが好ましい。
また、前記第2位置よりも更に前記バケットシリンダの先端と前記回動リンクとの接続側にある第3位置に設けられ、前記フック保持手段を前記回動リンクの内側において固定する固定手段を更に備えるのが好ましい。
また、本発明は、建設機械であって、作業アタッチメントを構成するアームと、前記アームの先端に回動可能に接続されるバケットと、前記バケットを前記アームに対して回動させるバケットシリンダと、前記バケットと前記バケットシリンダの先端とを接続する回動リンクと、前記バケットと前記回動リンクとの接続側にある第1位置を軸として前記回動リンクに回動可能に取り付けられ、前記回動リンクの内側と前記回動リンクの外側との間を移動するフックと、前記第1位置よりも前記バケットシリンダの先端側にある第2位置に配置され前記フックの回動軸と平行な軸を支軸として前記回動リンクに回動可能に取り付けられたフック保持手段とを備え、前記フック保持手段は、前記フックの鉤部に遊嵌される遊嵌部材を有し、前記フック保持手段が前記フックを保持する状態において、前記フックが前記回動リンクの内側から外側に移動する際に前記遊嵌部材が前記鉤部に当接することで、前記フックの回動を規制することを特徴とする建設機械を更に提供している。
本発明によれば、フック保持手段と、そのフック保持手段を固定する固定手段とが設けられている。そのため、固定手段によるフック保持手段の固定が解除されても、フックはフック保持手段により保持されているため、フックが飛び出さずに済む。したがって、フックをより確実に固定することが可能である。
本発明の実施形態に係る油圧ショベルを示す側面図。 格納状態にあるフックを含むアタッチメントの一部を示す斜視図。 張出状態にあるフックを含むアタッチメントの一部を示す斜視図。 フックに設けられた抜止部材を説明するための図。 回動リンクの内部に設けられたフック保持構造を示す側面図。 図5のVI矢視図。 フック保持部材が固定部材から外れた状態を示す図。 フックがフック保持部材から外れた状態を示す図。 フックの抜止部材とフック保持部材の挿通部材とが係合している状態を示す図。
<1.構成>
本発明の実施形態によるフック保持構造及び建設機械について図1乃至図9に基づき説明する。以下では、本発明に係る建設機械の一例として、図1に示す油圧ショベル1を例にとって説明する。
図1に示すように、油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2と上部旋回体3とを備えている。
上部旋回体3は、下部走行体2上に搭載されており、下部走行体2に対して鉛直軸まわりに旋回することが可能である。上部旋回体3の前部には作業アタッチメント4が装着されている。作業アタッチメント4は、ブーム5と、ブーム5の先端に回動可能に接続されるアーム6と、アーム6の先端に回動可能に接続されるバケット(作業機)7とを備えて構成される。
図2,3に示すように、作業アタッチメント4には、アーム6に対してバケット7を回動させるためのバケットシリンダ61が設けられている。
また、作業アタッチメント4には、バケットシリンダ61の先端とアーム6の側面とを接続するための2本の接続リンク63が左右に離間した状態で設けられている。接続リンク63のうち、一端側は連結軸631を介してアーム6の側面に回動可能に接続され、他端側は連結軸633を介してバケットシリンダ61のロッドの先端に回動可能に接続される。
また、作業アタッチメント4には、バケットシリンダ61の先端とバケット7の背面70とを接続する回動リンク71が設けられている。回動リンク71は、左右に離間した一対の側板71A,71Bによって構成されている。回動リンク71のうち、一端側は連結軸633を介してバケットシリンダ61のロッドの先端に回動可能に接続され、他端側は連結軸711を介してバケット7の背面70に回動可能に接続される。
回動リンク71には、吊り作業に用いられるフック8が連結軸711を回動軸として回動自在に取り付けられている。フック8は、回動リンク71の内側(詳細には側板71A,71Bの間)に配置される格納位置(図2参照)と、回動リンク71の外側に張り出した張出位置(図3参照)との間を移動する。
図4に示すように、フック8には、吊り荷作業時における吊り荷の落下を防止するための抜止部材81が設けられている。抜止部材81のうち、基端81Aはフック8の基端側に回動可能に接続され、先端81Bは基端81Aを回動軸として回動するように構成されている。かかる構成により、抜止部材81は、鉤部80を閉鎖する閉鎖位置(実線で示す位置)と、鉤部80を開放する開放位置(破線で示す位置)との間を回動する。
また、抜止部材81は、開放位置(破線)から閉鎖位置(実線)に回動する方向に付勢されている。そのため、通常の状態(力を加えていない状態)において、抜止部材81は閉鎖位置(実線)に配置されている。一方、抜止部材81に対して付勢力に反する力が加えられると、抜止部材81は、開放位置(破線)に移動する。
続いて、図5〜9を参照しつつ、フック8を保持するためのフック保持構造について説明する。なお、説明の都合上、図5以降の図面では回動リンク71を破線で示している箇所がある。
図5に示すように、回動リンク71の内側には、フック保持部材91と、フック保持部材91を固定する固定部材93と、フック保持部材91の回動を規制するストッパ95とが設けられている。なお、図5では、図面左側が回動リンク71とバケット7の背面との接続側に対応し、図面右側が回動リンク71とバケットシリンダ61の先端との接続側に対応する。
フック保持部材91は、フック8を保持するための部材であり、連結軸713を軸として回動リンク71に対して回動可能に接続されている。ここでは、フック保持部材91の連結軸713は、フック8の連結軸711よりもバケットシリンダ61の先端側に配置され、且つ、フック8の連結軸711と平行である。
図6に示すように、フック保持部材91は、左右一対の側板91A,91Bと、その側板91A,91Bの間に架け渡された挿通部材910とから構成される。このフック保持部材91は、連結軸713を回動軸として固定部材93に固定される位置(図5)からストッパ95に当接する位置(図8)までの間を回動することが可能である。挿通部材910は、本発明に係る遊嵌部材の一例であり、フック8の鉤部80に遊嵌可能に構成されている。
また、フック保持部材91は、連結軸713に設けられた不図示のバネによって図5に示す位置から図8に示す位置に向けて付勢されている。そのため、フック保持部材91は、固定部材93による固定が解除されると、図8に示す位置へ向けて回動し始める。フック保持部材91の付勢力は、フック8の抜止部材81の付勢力よりも大きい。
図6に示すように、固定部材93は、円筒部931と、円筒部931に挿脱可能な挿脱部933と、オペレータに把持される把持部935とを備えて構成される。
挿脱部933は、側板91Aの側から側板91Bの側に向けて付勢されている。そのため、図6に示すように、挿脱部933は、外部から力が加えられていない状態において、側板91B側に突出してフック保持部材91の側板91Bに係合する位置に配置される。すなわち、挿脱部933は、フック保持部材91の回動を阻止する位置に配置される。
把持部935は、挿脱部933を円筒部931に挿入する方向(側板91Bの側から側板91Aの側に向かう向き)に移動させる場合に把持される部分である。把持部935が把持されて挿脱部933が円筒部931に挿入されていくと、フック保持部材91と挿脱部933との係合が解除され、フック保持部材91が図8に示す位置に向けて回動し始める。
図5に示すように、フック8の連結軸711は、回動リンク71とバケット7の背面70との接続側(図面左側)の位置PS1に配置される。また、フック保持部材91の連結軸713は、位置PS1よりもバケットシリンダ61の先端と回動リンク71との接続側(図面右側)の位置PS2に配置される。さらに、固定部材93は、位置PS2よりも更にバケットシリンダ61の先端と回動リンク71との接続側(図面右側)に配置される。
また、フック保持部材91によりフック8が保持されている場合、固定部材93によるフック保持部材91の固定が解除されたとしても、フック保持部材91は図7に示す位置までしか回動しない。これは、フック保持部材91の挿通部材910がフック8の鉤部80の内側に係合し、フック保持部材91の回動が規制されるためである。このとき、図7に示されるように、側面視において、連結軸711と連結軸713と挿通部材910とを結ぶ三角形が形成される。図7の状態では、抜止部材81が開放位置に移動しようとしても挿通部材910と当接するため、挿通部材910によるフック8の保持が外れることはない。
また、フック8がフック保持部材91で保持されていない場合に、固定部材93によるフック保持部材91の固定が解除されると、図8に示すように、フック保持部材91はストッパ95に当接する位置まで回動する。ストッパ95は、回動リンク71の側板71Aから側板71Bに向かって突出するように設けられている。
続いて、上述のフック保持構造を用いて、張出位置にあるフック8を回動リンク71に格納する手順について説明する。
吊り作業を行う場合、フック8は張出位置(すなわち回動リンク71の外側)に張り出している。なお、フック保持部材91は、固定部材93により固定されている。フック保持部材91が固定されていなければ、回動リンク71から張り出して好ましくないためである。
そこで、最初に、固定部材93によるフック保持部材91の固定を解除する。具体的には、固定部材93の挿脱部933を円筒部931に挿入し、挿脱部933とフック保持部材91との係合を解除する。これにより、フック保持部材91は、ストッパ95に当接する位置まで回動する(図8)。
この後、フック8を張出位置から格納位置に向けてゆっくり回動させていく。フック8を回動させていくと、図9に示すように、フック8の抜止部材81とフック保持部材91の挿通部材910とが接触する。
上述のように、フック保持部材91(挿通部材910)の付勢力は、抜止部材81の付勢力よりも大きい。そのため、かかる状態からフック8を更に回動させると、フック8の抜止部材81が挿通部材910に押されて鉤部80の内側に回動し、挿通部材910が鉤部80の外側から内側に移動する。すなわち、フック8を格納位置に回動させていく過程において、フック保持部材91の挿通部材910が自動的にフック8の鉤部80の内側に移動する。そして、挿通部材910が鉤部80の内側に移動した状態で抜止部材81が閉鎖位置に戻り、フック8がフック保持部材91により保持された状態となる。
フック8がフック保持部材91に保持された後、更にフック8を図5に示す位置まで回動させていく。その後、上述の固定部材93を操作してフック保持部材91を固定する。
次に、格納位置に格納されているフック8を張出位置に取り出すための手順について説明する。まず、フック保持部材91の固定部材93による固定を解除する。フック保持部材91の固定が解除されると、フック保持部材91及びそれに保持されたフック8が図7に示す位置まで回動する。この後、フック8とフック保持部材91との位置を調整すると、抜止部材81を開放位置に移動させても挿通部材910と当接しなくなる。ここで、フック8の鉤部80の内側に挿通している挿通部材910を手動で取り外し(抜止部材81を開放位置に動かして、挿通部材910を鉤部80の外側に移動させ)、フック8のみを張出位置に向けて回動させる。一方で、フック保持部材91は、図5に示す位置に移動させ、再度固定部材93で固定する。
以上説明したように、本実施形態では、フック8がフック保持部材91で保持され、フック保持部材91が固定部材93で固定される。そのため、固定部材93によるフック保持部材91の固定が何らかの原因で解除されたとしても、フック8はフック保持部材91により保持されており、フック8及びフック保持部材91は図7に示す位置までしか回動しない。したがって、フック8が張出位置に飛び出さず、フック8をより確実に固定することが可能である。
また、本実施形態では、フック保持部材91の付勢力が抜止部材81の付勢力よりも大きいため、フック8を格納位置に回動させる操作によって挿通部材910をフック8の鉤部80の外側から内側に自動的に移動させることができる。よって、フック8をフック保持部材91に保持させるための操作が簡易である。
また、本実施形態では、フック保持部材91の回動を所定位置で停止させるためのストッパ95が設けられている。そのため、フック保持部材91がフック8を保持していない状態であってもフック保持部材91が回動リンク71から大きく張り出すことがない。
また、本実施形態では、フック保持構造を構成するフック保持部材91と固定部材93とストッパ95とが回動リンク71に対して据え付けられている。そのため、紛失する恐れもなく、また、脱着の工具も必要ないため、作業性がよい。
<2.変形例>
本発明によるフック保持構造及び建設機械は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
上記実施形態では、フック8の鉤部80に挿通部材910を挿通させることにより、フック8を保持する場合を例示したが、これに限定されず、フック8の鉤部80を挟持する等の別の方法でフック8を保持するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、フック保持部材91を所定位置で停止させるストッパ95が回動リンク71に設けられる場合を例示したが、これに限定されず、フック保持部材91の回動域を制限する等の別の方法を採用すれば、ストッパ95は必須ではない。
以上のように本発明にかかるフック保持構造は、回動リンクの格納空間にフックを保持する油圧ショベル等に用いるのに適している。
1 油圧ショベル、2 下部走行体、3 上部旋回体、4 作業アタッチメント、
5 ブーム、6 アーム、7 バケット、8 フック、61 バケットシリンダ、
63 接続リンク、70 背面、71 回動リンク、71A,71B 側板、
80 鉤部、81 抜止部材、81A 基端、81B 先端、91 フック保持部材、
91A,91B 側板、93 固定部材、95 ストッパ、631 連結軸、
633 連結軸、711 連結軸、713 連結軸、910 挿通部材、
931 円筒部、933 挿脱部、935 把持部

Claims (6)

  1. フック保持構造であって、
    建設機械の作業アタッチメントを構成するアームの先端に回動可能に接続されるバケットと、前記バケットを前記アームに対して回動させるバケットシリンダの先端とを接続する回動リンクと、
    前記バケット側にある第1位置を軸として前記回動リンクに回動可能に取り付けられ、前記回動リンクの内側と前記回動リンクの外側との間を移動するフックと、
    前記第1位置よりも前記バケットシリンダの先端側にある第2位置に配置され前記フックの回動軸と平行な軸を支軸として前記回動リンクに回動可能に取り付けられたフック保持手段と、
    を備え、
    前記フック保持手段は、前記フックの鉤部に遊嵌される遊嵌部材を有し、前記フック保持手段が前記フックを保持する状態において、前記フックが前記回動リンクの内側から外側に移動する際に前記遊嵌部材が前記鉤部に当接することで、前記フックの回動を規制することを特徴とするフック保持構造。
  2. 前記フックには、鉤部を閉鎖する閉鎖位置と前記鉤部の内側に移動して前記鉤部を開放する開放位置との間を回動する抜止部材が設けられており、
    前記抜止部材は、前記開放位置から前記閉鎖位置に向かう方向に付勢されており、
    前記フックを前記回動リンクの外側から前記回動リンクの内側に回動させる回動動作に伴って、前記遊嵌部材は、前記抜止部材を前記鉤部の内側に回動させて前記鉤部の外側から内側に移動することを特徴とする請求項1に記載のフック保持構造。
  3. 前記フック保持手段は、前記回動リンクの内側から前記回動リンクの外側に向かう方向に付勢されており、
    前記フック保持構造は、前記フックが前記フック保持手段により保持されていない状態において、前記フック保持手段の前記回動リンクの内側から前記回動リンクの外側への回動を所定位置で停止させるための規制部材を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載のフック保持構造。
  4. 前記フック保持手段は、前記回動リンクの内側から前記回動リンクの外側に向かう方向に付勢されており、
    前記フック保持手段の付勢力は、前記抜止部材の付勢力よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載のフック保持構造。
  5. 前記第2位置よりも更に前記バケットシリンダの先端と前記回動リンクとの接続側にある第3位置に設けられ、前記フック保持手段を前記回動リンクの内側において固定する固定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のフック保持構造。
  6. 建設機械であって、
    作業アタッチメントを構成するアームと、
    前記アームの先端に回動可能に接続されるバケットと、
    前記バケットを前記アームに対して回動させるバケットシリンダと、
    前記バケットと前記バケットシリンダの先端とを接続する回動リンクと、
    前記バケットと前記回動リンクとの接続側にある第1位置を軸として前記回動リンクに回動可能に取り付けられ、前記回動リンクの内側と前記回動リンクの外側との間を移動するフックと、
    前記第1位置よりも前記バケットシリンダの先端側にある第2位置に配置され前記フックの回動軸と平行な軸を支軸として前記回動リンクに回動可能に取り付けられたフック保持手段と、
    を備え、
    前記フック保持手段は、前記フックの鉤部に遊嵌される遊嵌部材を有し、前記フック保持手段が前記フックを保持する状態において、前記フックが前記回動リンクの内側から外側に移動する際に前記遊嵌部材が前記鉤部に当接することで、前記フックの回動を規制することを特徴とする建設機械。
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