JP6671969B2 - ガスグリル - Google Patents

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Description

本発明は、魚などの被調理物を焼くのに用いられるガスグリルに関し、詳しくは、被調理物が載置される被調理物支持体の構成に特徴を有するガスグリルに関する。
近年、魚などの被調理物を調理する調理器として、ガスグリルが広く用いられている。
そして、特許文献1には、そのようなガスグリルとして、グリル庫内の焼き網よりも上方に配設される上バーナと、グリル庫内の焼き網よりも下方に設けられる下バーナと、上バーナおよび下バーナの燃焼状態を制御して自動調理を実行する制御部とを備え、グリル庫内に収容した調理プレートに被調理物を載置して調理を実行するように構成されたガスグリルが記載されている。
この特許文献1のガスグリルは、被調理物との間に調理プレートが介在するため、下バーナの火力の大小に関わらず、被調理物の下面を均一に加熱することができるという特徴を有している。
特開2010−22425号公報
しかしながら、特許文献1のガスグリルをトースターとして用いる場合、下バーナの火炎と被調理物(例えば食パン)との間に調理プレートが介在するため、被調理物中の水分を適度に保ちつつ、被調理物の上下面に適度な焦げ目を付けることは困難であった。
すなわち、被調理物(例えば食パン)の下面に焦げ目を付けようとした場合、下バーナの火炎と被調理物との間に調理プレートが介在するため、下バーナの火炎による加熱時間を長くする必要が生じるが、被調理物との間に調理プレートが介在した状態で下バーナの火炎による加熱時間を長くして被調理物の下面に焦げ目を付けるようにした場合、被調理物(例えば食パン)の表面だけでなく、内部の水分も減少してしまうことになる。
そのため、「外はカリッ、中はしっとり」というように、被調理物(例えば食パン)の内部の水分を適度に保ちつつ、その上下面に適度な焦げ目を付けることが可能なグリルの実現が望まれていた。
本発明は、上記の課題を解決するもので、被調理物の内部の水分を適度に保ちつつ、被調理物の上下面に適度な焦げ目を付けることが可能なガスグリルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のガスグリルは、
被調理物支持体に載置された被調理物を収納するグリル庫と、
前記グリル庫の左右の側壁の、前記被調理物支持体より下方の領域に配設されて、前記グリル庫の左右方向における中央に向かって伸びる火炎を形成する下バーナと、
前記下バーナの火力を制御する制御部と
を備えたガスグリルにおいて、
前記被調理物支持体が、前記被調理物が載置される載置部を備えているとともに、前記載置部が、
板状で複数の貫通孔を有し、周辺の開口率に比べて中央の開口率が大きくなるように構成されている多孔部と、
平面視で所定の幅寸法を有する帯状体からなり、前記多孔部と接触した状態で、前記多孔部を囲繞するように設けられた外枠部とを具備し、
前記載置部は平面形状が方形であり、
前記載置部の前記多孔部は平面視で、前記外枠部の互いに対向する一対の辺間に複数の帯状の板体を懸架することによって構成され、
前記板体の長手方向両端部における板体の前記長手方向に直交する方向の寸法が、前記板体の長手方向中央の前記長手方向に直交する方向の寸法に比べて大きくなるように構成されていること
を特徴としている。
本発明のガスグリルにおいては、前記載置部が金属材料を主体として形成されたものであることが好ましい。
また、前記グリル庫の温度を検出する温度検出手段を備え、前記温度検出手段の検出した温度が所定の温度以上である場合に、前記制御部が、前記下バーナの火力を減少させるように構成されていることが好ましい。
前記多孔部は、周辺の開口率に比べて中央の開口率が大きくなるように構成されていることが好ましい。
本発明のガスグリルは、被調理物支持体が、被調理物が載置される載置部を備えているとともに、載置部が、板状で複数の貫通孔を有する多孔部と、平面視で所定の幅寸法を有する帯状体からなり、上記多孔部と接触した状態で、多孔部を囲繞するように設けられた外枠部とを具備しているので、被調理物中の水分を適度に保ちつつ、被調理物の上下面に適度な焦げ目を付けることが可能な、望ましいグリル調理を行うことができる。
なお、本発明において、載置部は、通常金属を主体とする材料で構成することが望ましいが、金属以外の材料でも、例えば、窒化珪素や窒化アルミニウムなどの、耐熱性に優れ、かつ熱伝導の良好なセラミック材料などを用いることが可能である。
また、載置部の多孔部が平面視で、外枠部の互いに対向する一対の辺間に複数の帯状の板体を懸架することによって構成され、板体の左右端における板体の前後幅が、板体の左右方向中央の前後幅に比べて大きくなるように構成されているので、下バーナの火炎が届きにくい中央領域で加熱不足が生じることのない載置部を複雑な構成を必要となく構成することが可能になる。
本発明において、外枠部が多孔部と接した状態でとは、外枠部と多孔部とが別体として形成され、互いに接触した状態となるように構成されている場合はもちろん、外枠部と多孔部とが一つの材料から一体として形成されている場合(例えば打ち抜きなどの方法で外枠部と多孔部とが一つの材料から形成されている場合など)も含むものである。
また、載置部が金属材料を主体として形成されたものである場合、載置部の熱伝導が良好で、効率のよいグリル調理を行うことが可能になる。
なお、載置部は、例えば、金属からなる載置部本体の表面に、被調理物の焦げた部分が固着しにくく、剥離しやすいような塗料を塗布した構成とすることも可能である。
また、グリル庫の温度を検出する温度検出手段を備え、温度検出手段の検出した温度が所定の温度以上である場合に、制御部が、下バーナの火力を減少させるように構成されている場合、グリル庫内の温度が上昇し過ぎることによる被調理物の過度の焦げ付きを防止することが可能になり、安定したグリル調理を行うことができる。
また、多孔部を、周辺の開口率に比べて中央の開口率が大きくなるように構成することにより、下バーナの火炎が届きにくい中央の加熱不足を軽減して、良好なグリル調理を行うことが可能になる。
本発明の一実施形態(実施形態1)にかかるガスグリルを備えたグリル付きガスコンロの外観構成を示す図である。 本発明の実施形態1にかかるガスグリルを備えたグリル付きガスコンロの構成を示す図である。 本発明の実施形態1にかかるガスグリルを備えたグリル付きガスコンロの、グリル用調理設定入力部の一例を示す図である。 本発明の実施形態1にかかるガスグリルを備えたグリル付きガスコンロの、ガスコンロ部用調理設定入力部の一例を示す図である。 本発明の実施形態1にかかるガスグリルを備えたグリル付きガスコンロの、グリルの構成を示す側面断面図である。 本発明の実施形態1にかかるガスグリルを備えたグリル付きガスコンロの、グリルの構成を示す正面断面図である。 本発明の実施形態1にかかるガスグリルを備えたグリル付きガスコンロの、グリル受皿を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 グリル付きガスコンロの、本発明にかかる被調理物支持体に関連する構成を備えた被調理物支持体を示し、(a)は平面図、(b)は前側から見た図、(c)は後側から見た図、(d)は側面図である。 本発明の実施形態1にかかるガスグリルの下バーナが小火力のときを模式的に示す正断面図である。ただし、被調理物支持体としては、図8に示した被調理物支持体が用いられている。 本発明の実施形態1にかかるガスグリルの下バーナが大火力のときを模式的に示す正断面図である。ただし、被調理物支持体としては、図8に示した被調理物支持体が用いられている。 本発明にかかる被調理物支持体に関連する構成を備えた被調理物支持体の平面図である。 本発明の実施形態にかかる被調理物支持体の平面図である。 本発明にかかる被調理物支持体に関連する構成を備えた被調理物支持体の平面図である。
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態1]
図1は本発明の実施形態1にかかるグリルを備えたグリル付きガスコンロを示す斜視図である。
このグリル付きガスコンロ80は、図1に示すように、コンロ本体81に、加熱手段としてガスバーナからなるコンロバーナを備えたガスコンロ部82と、加熱手段としてガスバーナからなるグリルバーナ(上バーナ41、下左バーナ(左側領域用バーナ)42(42L)、下右バーナ(右側領域用バーナ)42(42R)(図6など参照))を備えたグリル83とを備えたビルトインタイプのグリル付きガスコンロ80である。
このグリル付きガスコンロ80の、本発明が直接関連する特徴的な構成は、機能や動作などを含めて、後に詳しく説明するが、その前に、本発明に関連する各部の構成について説明する。
このグリル付きガスコンロ80において、コンロ本体81の内部の左右方向中央部には、グリル83が配設され、コンロ本体81の中央部前面には、グリル扉83aが配置されている。
コンロ本体81の上面には、手前側左右に各1個と、奥側中央に1個の合計3個のガスコンロ部82(82a,82b,82c)が配設されている。ここで、手前側左右に配設された各ガスコンロ部のうち左側のコンロ部82aが、なべ底の温度を検知して燃焼制御を行うようにしたサーミスタからなる温度センサ82dを有する標準火力の温度センサ付きガスコンロ部となっており、右側のコンロ部82bが、なべ底の温度を検知して燃焼制御を行うようにしたサーミスタからなる温度センサ82dを有する高火力ガスコンロ部となっている。また、奥側中央のコンロ部82cは、なべ底の温度を検知して燃焼制御を行うようにしたサーミスタからなる温度センサ82dを有する温度センサ付き小火力ガスコンロ部となっている。
各ガスコンロ部82(82a,82b,82c)には、鍋などを受け止め支持するための五徳84が配設してある。また、コンロ本体81の上面のガスコンロ部82が配設されていない部分はトッププレートTPにより覆われている。
また、各ガスコンロ部82には、コンロバーナに点火する点火装置としての点火プラグと、コンロバーナの着火を検出する着火検出装置としての熱電対が設けられ、グリル83にも同様に、グリルバーナに点火する点火装置としての点火プラグと、グリルバーナの着火を検出する着火検出装置としての熱電対が設けられる。
図2に示すように、点火プラグ87は、後述する加熱状態調節部85における点火操作に基づき、マイクロコンピュータからなる制御部86により点火動作が行われ、熱電対88において検出された着火(点火)情報は制御部86に認識され、制御部86により点火プラグでの点火処理を終了する。
各コンロバーナおよびグリルバーナには、図2に示すように、都市ガスなどのガス燃料を供給する燃料供給路13pからそれぞれ分岐する分岐供給路13a〜13dが接続されている。燃料供給路13pには電磁弁12が設けられているとともに、各分岐供給路13a〜13dには、ガス燃料の供給量の調節を行うための、ステッピングモータにより駆動されて弁体の開度位置の微調整が可能な流量制御弁90と、流量制御弁90の弁体の開度位置を検出する位置センサ19が設けられている。
電磁弁12および流量制御弁90は、制御部86により制御が行われ、位置センサにおける検出情報は制御部86によって認識・処理される。また、流量制御弁90は、対応するコンロバーナ、グリルバーナが使用されないときには、流量をゼロにして遮断状態となるように切り換えられる。
コンロ本体81の前面の左側上部および右側上部には、それぞれ上記複数のガスコンロ部82の点火、消火、火力調節の操作を行うための加熱状態調節部85(85a,85b,85c)が設けられている。詳しくは、コンロ本体81の前面の左側上部には温度センサ付き標準火力ガスコンロ部82aの点火、消火、火力調節の操作を行うための加熱状態調節部85aが配設され、右側上部には、温度センサ付き高火力ガスコンロ部82bの点火、消火、火力調節の操作を行うための加熱状態調節部85bと、温度センサ付き小火力ガスコンロ部82cの点火、消火、火力調節の操作を行うための加熱状態調節部85cとが配設されている。
また、コンロ本体81の前面の右側上部には、制御部86をはじめ電磁弁12や流量制御弁90、加熱状態調節部などの電気機器への通電の入切を行う自動復帰型で押し釦式の電源スイッチ92が設けられている。
上記各加熱状態調節部85は、前後方向に移動可能な押釦により構成されており、ガスコンロ部82を使用する場合には、押釦よりなる加熱状態調節部85を押し込んで点火操作をすることにより、後退していた加熱状態調節部85が前方に突出して器具栓がONとなり、流出するガス燃料にスパーク放電がなされてガスコンロ部82に点火される。
加熱状態調節部85が突出した状態で加熱状態調節部85が回動操作されると、回動角度がロータリーエンコーダにより検出されて制御部86に認識され、回動角度に応じた開度位置となるようにステッピングモータにより流量制御弁90の弁体が駆動されてガス流量が制御され、ガスコンロ部82の火力調整が行われるように構成されている。一方、消火にあたっては、突出している加熱状態調節部85を押し込み操作することにより器具栓がOFFになってガスコンロ部82が消火される。
また、コンロ本体81の前面左右の下部には、それぞれ操作パネルPが収納可能に設けられている。右側の操作パネルPにはグリル83に関する操作を行うためのグリル83用調理設定入力部が設けてあり、この右側の操作パネルPがグリル側操作パネル93となっている。また、左側の操作パネルPには温度センサ付き標準火力ガスコンロ部82a、温度センサ付き高火力ガスコンロ部82b、温度センサ付き小火力ガスコンロ部82cによる調理設定の入力を行うためのガスコンロ部82用調理設定入力部が設けてあり、この左側の操作パネルPがコンロ部側操作パネル94となっている。
グリル83は、図5、図6に示すように、前面が開口されかつ後面部が閉塞された略箱状の調理領域(加熱室)10を形成するグリル庫1を備えている。
グリル庫1内の下部にはグリル受皿2が設けられ、グリル受皿2上には被調理物95(図9、図10参照)を載置するための被調理物支持体3が配設されており、被調理物支持体3上に載置された被調理物95がグリルバーナにて加熱されるように構成されている。
図3にはグリル83用調理設定入力部の一例を示しており、図4にはガスコンロ部82用調理設定入力部の一例を示している。
グリル83による調理設定の入力を行うためのグリル83用調理設定入力部は図3に示すように、グリル83の点火・消火操作をするための点火・消火スイッチ93a、グリル83による調理時間(焼成時間)を設定するためのタイマスイッチ93b、上火、下火の火力を切換るための火力切替スイッチ93c、焼成するメニューを選んで該当する焼成物に対応した焼成制御を選択するためのメニュースイッチ93d、焼き加減を調整するための焼き加減スイッチ93e、上記タイマスイッチ93b、火力切替スイッチ93c、メニュースイッチ93d、焼き加減スイッチ93eなどを操作して設定した各入力を取り消すための取消しスイッチ93fなどを備えている。
一方、温度センサ付きガスコンロ部82による調理設定の入力を行うためのガスコンロ部82用調理設定入力部は、図4に示すように、温度センサ付きガスコンロ部82による調理時間を設定するためのタイマスイッチ94a、揚げ物、炊飯、湯沸しなどの自動調理のメニューを設定するためのメニュースイッチ(揚げ物スイッチ94d、炊飯スイッチ94e、湯沸しスイッチ94f)、タイマスイッチ94aや上記メニュースイッチを操作して設定した各入力を取り消すための取消しスイッチ94cなどを備えている。
これらのガスコンロ部82用調理設定入力部において温度センサ付きガスコンロ部82における調理設定の入力が行われると、制御部86によりあらかじめ設定された制御内容に基づいて、温度センサ付きガスコンロ部82における火力調整、調理時間などが制御される。この場合、なべ底温度を温度センサ付きガスコンロ部82に設けた温度センサ82dにより検出して、該温度センサ82dで検出したなべ底温度を制御部86に入力し、フィードバック制御により火力調整が行われるように構成されている。
なお、このグリル付きガスコンロ80においては、温度センサ付き標準火力ガスコンロ部82a、温度センサ付き高火力ガスコンロ部82b、温度センサ付き小火力ガスコンロ部82cの内のどのコンロ部に対する調理設定を行うかを切換えるための切替スイッチ94kが設けられており、切替スイッチ94kを何回押すかにより、左コンロ(温度センサ付き標準火力ガスコンロ部82a)、右コンロ(温度センサ付き高火力ガスコンロ部82b)、後ろコンロ(温度センサ付き小火力ガスコンロ部82c)の複数のコンロ部の中から設定するコンロ部の切り替えが行われるように構成されている。
ここで、温度センサ付きガスコンロ部82において自動調理の設定を行う場合は、上記のように加熱状態調節部85を指で押して加熱状態調節部85を前方に突出させる点火操作を行った後、操作パネルPに設けたガスコンロ部82用調理設定入力部で目的とする調理設定の入力を行うことにより、制御部86により、温度センサ付きガスコンロ部82の火力調整、調理時間などが制御され、目的とする自動調理が行われる。
このように、ガスコンロ部82を使用するに際し、手動により加熱を行う場合には、コンロ本体81の前面に露出している加熱状態調節部85を直接指で操作することにより制御部86に指令が与えられ、点火、火力調整、消火が行われ、自動調理を行う場合には、加熱状態調節部85の回動操作位置によらずに制御部86によりガス流量および火力が調整され、自動調理が行われる。
また、自動調理の終了、タイマ機能、安全装置による異常の検知などにより自動消火される場合があるが、この場合には点火・消火操作部は器具栓をONとする状態であっても流量制御弁90または電磁弁12により燃料ガスが遮断されて消火される。
次に、グリル83を使用する場合について説明する。まず、グリル83用調理設定入力部を有する操作パネルPを備えた可動部材の前面上部を押してグリル83用調理設定入力部を有する操作パネルPをコンロ本体81の前面から前方に突出させる(図1参照)。
それから、グリル83用調理設定入力部のメニュースイッチ93dや焼き加減スイッチ93eやタイマスイッチ93bを指で押すことにより、調理メニューや焼き加減や調理時間などのグリル83調理の設定入力を行い、次に、点火・消火スイッチ93aを押してグリル83に点火する(図3参照)。
これによって、制御部86により火力調整、調理時間などの制御が行われ、自動調理が行われる。上記調理設定の入力が終わると、当該可動部材の前面上部を押すことにより、前方に突出していた操作パネルPが収納される。なお、上記グリル83における自動調理中に自動調理を中止したい場合には点火・消火スイッチ93aを指で押すことにより消火して自動調理を中止することができるように構成されている。
メニュースイッチ93dにより切り替えられるメニューとしては、「姿焼」「切身」「干物」があり、焼き加減スイッチ93eについても同様に「弱め」「標準」「強め」の3段階に調節できるように構成されている。そして、調理の具体的なメニュー表(図示せず)が別途用意されており、使用者はこのメニュー表を調理内容の目安として、メニュースイッチ93dおよび焼き加減スイッチ93eを操作して設定を行う。
グリル83は、図5、図6に示すように、略直方体形状を有するグリル庫1内に、後述の複数のバーナ、被調理物支持体3、グリル受皿2などを配設することにより形成されている。また、グリル庫1の背面側には、排気用開口50が形成されている。
グリル83は、グリルバーナとして、グリル庫1の上面側に配設された上バーナ41と下バーナ42を備えている。この実施例では、下バーナ42として、グリル庫1の左右の側壁11に沿ってグリル受皿2よりも上方でかつグリル受皿2に載置された被調理物支持体3の載置部31よりも下側で、前面視左側のグリル庫側壁に沿って配設され、グリル庫1内の調理領域10の左側領域10a(図6)を加熱する下左バーナ(左側領域用バーナ)42Lおよび右側のグリル庫側壁に沿って配設され、右側領域10b(図6)を加熱する下右バーナ(右側領域用バーナ)42Rの2つのバーナを備えている。
そして、このグリル庫1の後部に、グリルバーナの燃焼により被調理物95を加熱したときに発生する煙やグリルバーナから発生する燃焼ガスなどを含む調理排気を排気口91(図1参照)から排気させるための排気筒Hが接続されており、この排気筒H内が排気通路5となっている。排気通路5は、グリル庫1の後端部の排気用開口50からトッププレートTPの排気口91に至るように後方へ行く程上方に位置する傾斜を有しており、調理排気は温度上昇による自然ドラフトによって排気通路5内を通って排気口91より外部に排出される。
また、グリルバーナに供給される二次空気は、二重構造となったグリル扉83aの底面に形成された通気孔83bを経て取り入れられるように構成されており、この二次空気の流動により、グリル受皿2が冷却されるように構成されている。グリル受皿2は、図7に示すように、平面視略矩形状をした上方に開口する容器からなる受け部21と、受け部21の周端から外周に連設されるフランジ部22とからなり、被調理物支持体3の下方に配置されて魚などの被調理物95からの油などを受け止めるもので、グリル庫1の左右の側壁11に設けられた固定レール(図示せず)と、固定レールに支持されて固定レールに沿ってスライド自在な可動レール13とからなるガイドにより支持される。また、グリル受皿2は、その長手方向がグリル庫1の前後方向(奥行き方向)となるように両側の可動レール13上にそれぞれ長辺側のフランジ部22が載置される。なお、この実施例では、長辺側のフランジ部22に形成された位置決め孔24(3mm×21mmの角孔)と、可動レール13の所定の位置に形成された突起(図示せず)が嵌合することにより位置決めが行われるように構成されている。
グリル扉83aには、可動レール13の前端部が連結されており、グリル受皿2は、被調理物支持体3を載置した状態でフランジ部22が可動レール13上に載置される。そして、使用者が、把手にてグリル扉83aを開閉させることにより、グリル受皿2と被調理物支持体3の、グリル庫1への収納、あるいはグリル庫1から取り出しが行われるように構成されている。
被調理物支持体3は、図8に示すように、被調理物95が載置される載置部31と、この載置部31から下方に突設される脚部32(32a,32b)とを備えており、長手方向をグリル受皿2の長手方向(すなわちグリル庫1の前後方向)に沿わせて配置する。載置部31は、平面視で所定の幅寸法(例えば25mm)を有する帯体が略矩形状に配設された金属製の外枠部と、この外枠部に囲繞される領域に配設され、前記外枠部と接触する状態で配設された金属製の多孔部から形成されており、外枠部の長手方向の両端部の、グリル庫1の前後方向の端部となる位置に脚部32が配設されている。ただし、図8に示されている被調理物支持体3は、本発明にかかる被調理物支持体に関連する構成を備えた被調理物支持体である。
なお、被調理物支持体3については、後に詳述する。
脚部32は、板状材料を用いて形成されており、載置部31の下方に気体を通すための開口33が形成されている。また、被調理物支持体3は前側および後側が決まっており、前側の脚部32aには略全域に亘って開口33が形成されているが、後側の脚部32bには、主に上半部に開口33が形成され、下端部には左右に長い切欠状の、冷却用二次空気(後述の被調理物の載置状態検出用排気)の通気口34が別に設けられている。また、後側の脚部32bの開口33の下端部には後述する整流板7が設けてある。
脚部32(32a,32b)の下端部には、グリル受皿2の所定位置に載置するための位置決め部35が形成してある。位置決め部35は、前側の脚部32aおよび後側の脚部32bの下端部に形成する突起からなり、脚部32(32a,32b)の下端部の両側に一つずつ計二つ(両脚部32で計四つ)形成されているとともに、突起位置に対応するグリル受皿2の短辺側のフランジ部22には、突起が挿入される被調理物支持体位置決め孔25が形成されている。
なお、左右の位置決め部35および被調理物支持体位置決め孔25の間の距離を前側と後側とで異ならせることにより、被調理物支持体3の前側と後側の方向に間違いが生じないようにされている。
グリル扉83aは、下半部の後面(グリル庫1内側の面)側が二重構造とされ、内部が空気流路83cとなっている。空気流路83cは上方に開口してグリル庫1内に連通しているとともに、底面に通気孔83bが形成している。
上記のように、二次空気は通気孔83bおよびグリル扉83aの空気流路83cを通ってグリル庫1内に取り入れられ、その一部が被調理物支持体3の上側を通って上バーナ41の燃焼に用いられ、上バーナ41の燃焼排気ガス(図5中の矢印イ)となる。また、二次空気の他の一部は被調理物支持体3の下側を通って下バーナ42(左側領域用バーナ42L、右側領域用バーナ42R)の燃焼に用いられ、下バーナ42の燃焼排気ガス(図5中の矢印ロ)となる。また、二次空気のさらに他の一部は、被調理物支持体3の下側でかつグリル受皿2の上側を通り、下バーナ42の燃焼には用いられずに、グリル受皿2の冷却を行う皿上冷却空気(図5中の矢印ハ)として機能する。二次空気のさらに他の一部は、グリル受皿2の下側でかつグリル庫1の底面14の上側を通ってグリル受皿2の冷却を行う皿下冷却空気(図5中の矢印ニ)として機能する。
また、図5に示すように、グリル83には、排気通路5の内部にフレームアレスター61(消炎部材)が設けられている。フレームアレスター61は、排気通路5の後端部(上端部)より前端部側(グリル庫1側)に近い位置に、排気口91を通して落下侵入した異物を受け止めて滞留させることのない状態で設けられ、排気通路5内におけるフレームアレスター61の設置箇所に、排気口91を通して落下侵入した異物をグリル庫1側に通過させる異物通路Tが形成されている。なお、異物通路Tは、排気通路5を仕切板60にて仕切った下側の排気通路51となっている。
そしてフレームアレスター61は、排気通路5における後端部よりも前端部のグリル庫1側に近い部分でかつ排気用開口50よりも後方に設けられ、排気通路5における排気用開口50の下端部に前記異物通路Tに連通する開口50a(すなわち下側の排気通路51への入口)を形成するように、排気通路5を横断するような態様で設けられている。
また、排気用開口50の被調理物支持体3の後端部近傍から排気通路5内の途中部分にかけて該排気通路5内を上下に仕切る仕切板60が、排気通路5と略平行に、かつ、排気口91を通して落下侵入した異物を受け止め滞留させない状態で設けられている。
そして、排気通路5の底部を構成する排気筒Hの下側面は、排気口91から落下する異物を受け止める位置から、グリル庫1に連結されるまでの間の全領域にわたり、グリル庫1に近づくほど下方に位置するように傾斜した姿勢となるように構成されている。すなわち、排気通路5の下側面と仕切板60とによって異物通路Tが形成されている。
そして、このグリル付きガスコンロ80においては、グリル83に、グリルバーナによる加熱を開始した後の調理工程の初期において、被調理物支持体3における被調理物95の状態、すなわち、被調理物95の被調理物支持体3への載置位置、被調理物95の大きさ、形状、質量などの違いに応じて変化する温度上昇勾配を計測するための温度検出手段53が設けられている。
そして、制御部86が、温度検出手段53の検出情報に基づいて温度上昇勾配を求める判定用情報算出処理、および、その判定用情報算出処理にて求めた温度上昇勾配の情報に基づいて、判定用情報算出処理を実行してから被調理物95に対する加熱を終了するまでの残加熱時間を設定する残加熱時間設定処理を実行するように構成されている。
なお、このグリル付きガスコンロ80においては、温度検出手段53として、被調理物95の熱容量の違いに起因して変化するグリルバーナによる加熱を開始してから設定判別温度に上昇するまでの熱容量判別用経過時間を計測する温度検出手段が設けられており、制御部86が熱容量判別用経過時間を求める判定用情報算出処理を行って、上記温度上昇勾配から残加熱時間を設定する際に前記熱容量判別用経過時間の情報に基づいて、適正な残加熱時間となるような補正を行うように構成されている。
[本発明の特徴的な構成]
次に、本願発明の特徴的な構成について説明する。
上述したように、被調理物支持体3は、図8に示すように、被調理物95が載置される載置部31を備えている。そして、載置部31は、長手方向をグリル受皿2の長手方向(すなわちグリル庫1の前後方向)に沿わせて配置するように構成されている。
また、載置部31は、複数の貫通孔101を有する多孔部110と、平面視で所定の幅寸法(例えば25mm)を有する帯状体からなり、多孔部110と接触した状態で、多孔部110を囲繞するように設けられた外枠部111とを備えている。
なお、この実施形態1のガスグリルの載置部31においては、多孔部110に金属製の線材からなる金網が用いられている。なお、この実施形態1では、金網の縦横の線材により形成される孔の大きさ、配設ピッチは全体で同じであり、開口率も多孔部の中央と周辺とで同じとされている。
また、外枠部111は、所定の幅を持つ金属製の板状部材(帯状体)から形成されている。外枠部111の長手方向の両端部の、グリル庫1の前後方向の端部となる位置には脚部32が配設されている(図8)。
上述のように、載置部31は、多孔部110と、外枠部111とがいずれも金属製で、熱伝導が良好であることから、外枠部111が下バーナ42の火炎によって加熱され、温度が上昇すると、多孔部110の温度も速やかに上昇する。
したがって、下バーナ42の火力が大火力(例えば、左右の合計加熱量が1400kcal/時)で、下バーナ42の火炎がグリル庫左右方向の中央付近まで伸びる形態で形成されるときには、多孔部110を下から上に通過した下バーナ42の火炎による熱気によって、被調理物95が効率よく加熱される(図10参照)。
この実施形態1では、温度検出手段53による検出温度が所定温度(例えば130℃)以上であることを検出すると、制御部86が下バーナ42の火力を設定小火力(例えば、左右の合計加熱量が900kcal/時)まで減少させるように構成されている。
そして、下バーナ42の火力が設定小火力(例えば、左右の合計加熱量が900kcal/時)まで減少して、下バーナ42の火炎がグリル庫左右方向の中央付近まで伸びず、外枠部111にまでしか伸びない形態で形成されるときでも、下バーナ42の火炎によって加熱されて温度が上昇した外枠部111から多孔部110への伝熱により多孔部110の温度が上昇して、多孔部110によって被調理物95が確実に加熱される(図9参照)。
この実施形態1のガスグリルは、上述のように構成されていることから、被調理物95に適度の焦げ目を付けることができる一方で、グリル庫内の温度が上昇し過ぎて、被調理物95に過度の焦げ目がついてしまうことを防止することができる。
したがって、本発明のガスグリルを用いることにより、被調理物中の水分を適度に保ちつつ、被調理物の上下面に適度な焦げ目を付けることが可能になる。
なお、温度検出手段53による検出温度が所定温度以上であることを検出すると、制御部86が下バーナ42の火力を設定小火力(例えば、左右の合計加熱量が900kcal/時)まで減少させるようにした構成は、任意の構成であり、本発明の基本的な構成を備えたガスグリルは、かかる構成を備えていなくてもよい。
[実施形態2]
図11は、本発明の実施形態(実施形態2)にかかる被調理物支持体3を示す平面図である。ただし、図11に示されている被調理物支持体3は、本発明にかかる被調理物支持体に関連する構成を備えた被調理物支持体である。
この実施形態2では、被調理物支持体3の載置部31を構成する多孔部110がパンチングメタルによって構成されている。
なお、図11では、多孔部110と外枠部111とが別体である場合を示しているが、多孔部110の周囲に、貫通孔101を備えていない領域を設けて外枠部とすることも可能である。
そして、多孔部110を構成する平面形状が円形の複数の貫通孔101のうち、中央領域の複数の貫通孔101aは、周辺領域の貫通孔101bよりも直径が大きく形成されており、多孔部110の中央では周辺よりも開口率が大きくなるように構成されている。他の構成は、上述の実施形態1の場合と同様である。
このように多孔部110をパンチングメタルにより構成するようにした場合、下バーナ42の火炎が届きにくい中央領域で加熱不足が生じることのない載置部31を複雑な構成を必要とすることなく構成することが可能になり、本発明をより実効あらしめることができる。
また、この実施形態2のように、中央の貫通孔101aを、周辺の貫通孔101bよりも直径が大きくなるように形成することにより、下バーナの火炎が届きにくい中央の加熱不足を軽減して、良好なグリル調理を行うことが可能になる。
[実施形態3]
図12は、本発明の実施形態(実施形態3)にかかる被調理物支持体3を示す平面図である。
この実施形態3では、被調理物支持体3の載置部31を構成する多孔部110が、平面視で、外枠部111の互いに対向する一対の辺111a,111bの間に複数の帯状の板体112を懸架することによって構成されているとともに、板体112の左右端における板体112の前後幅が、板体の左右方向中央の前後幅に比べて大きくなるように構成されており、隣り合う板体112と板体112の間に貫通孔101が形成されている。これにより、左右方向の中央では周辺よりも開口率が大きい多孔部110が形成される。他の構成は、上述の実施形態1および2の場合と同様である。
なお、図12では、多孔部110を構成する板体112と外枠部111とが別体である場合を示しているが、多孔部110を構成する板体112と外枠部111とを一対に構成することも可能である。
この実施形態3のように構成した場合も、多孔部110左右方向の中央の開口率を、左右方向の端部よりも大きくすることが可能になるため、下バーナの火炎が届きにくい中央の加熱不足を軽減して、良好なグリル調理を行うことが可能になる。
[実施形態4]
図13は、本発明の実施形態(実施形態4)にかかる被調理物支持体3を示す平面図である。ただし、図13に示されている被調理物支持体3は、本発明にかかる被調理物支持体に関連する構成を備えた被調理物支持体である。
この実施形態4では、被調理物支持体3の載置部31を構成する多孔部110が、平面視で、外枠部111の互いに対向する一対の辺111a,111bの間に、平面形状が長方形の複数の板体112を懸架することによって構成されており、隣り合う板体112と板体112の間に貫通孔101が形成されている。なお、板体112の代わりに棒状体を用いることも可能である。
そして、板体112の配設ピッチは、前後方向の中央部で大きく、前後方向奥側端部および手前側端部に近づくほど小さくなるように構成されている。
具体的には、複数の板体112のピッチは、多孔部112の前後の端部では、17.5mmであるのに対し、多孔部112の前後方向の中央においては26.25mmとされており、多孔部110の、前後方向の中央では、前後方向の端部側よりも開口率が大きくなるように構成されている。
他の構成は、上述の実施形態1〜3の場合と同様である。
なお、図13では、多孔部110を構成する板体112と外枠部111とが別体である場合を示しているが、多孔部110を構成する板体112と外枠部111とを一対に構成することも可能である。
この実施形態4のように構成した場合も、多孔部110中央の開口率を大きくすることが可能になるため、中央領域の加熱不足を軽減して、良好なグリル調理を行うことが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 グリル庫
2 グリル受皿
3 被調理物支持体
5 排気通路
7 整流板
10 調理領域
10a 調理領域の左側領域
10b 調理領域の右側領域
31 載置部
32 脚部
41 上バーナ
42 下バーナ
42L 左側領域用バーナ
42R 右側領域用バーナ
50 排気用開口
51 下側の排気通路
52 上側の排気通路
53 温度検出手段
60 仕切板
80 グリル付きガスコンロ
81 コンロ本体
83 グリル
86 制御部
93 グリル側操作パネル
95 被調理物
H 排気筒
101 貫通孔
101a 中央領域の貫通孔
101b 周辺領域の貫通孔
110 多孔部
111 外枠部
111a,111b 一対の辺
112 帯状の板体

Claims (3)

  1. 被調理物支持体に載置された被調理物を収納するグリル庫と、
    前記グリル庫の左右の側壁の、前記被調理物支持体より下方の領域に配設されて、前記グリル庫の左右方向における中央に向かって伸びる火炎を形成する下バーナと、
    前記下バーナの火力を制御する制御部と
    を備えたガスグリルにおいて、
    前記被調理物支持体が、前記被調理物が載置される載置部を備えているとともに、前記載置部が、
    複数の貫通孔を有し、周辺の開口率に比べて中央の開口率が大きくなるように構成されている多孔部と、
    平面視で所定の幅寸法を有する帯状体からなり、前記多孔部と接触した状態で、前記多孔部を囲繞するように設けられた外枠部とを具備し、
    前記載置部は平面形状が方形であり、
    前記載置部の前記多孔部は平面視で、前記外枠部の互いに対向する一対の辺間に複数の帯状の板体を懸架することによって構成され、
    前記板体の長手方向両端部における板体の前記長手方向に直交する方向の寸法が、前記板体の長手方向中央の前記長手方向に直交する方向の寸法に比べて大きくなるように構成されていること
    を特徴とするガスグリル。
  2. 前記載置部が金属材料を主体として形成されたものであることを特徴とする請求項1記載のガスグリル。
  3. 前記グリル庫の温度を検出する温度検出手段を備え、前記温度検出手段の検出した温度が所定の温度以上である場合に、前記制御部が、前記下バーナの火力を減少させるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のガスグリル。
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