JP6669035B2 - 車両用接合構造 - Google Patents

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本発明は、車両用接合構造に関する。
特許文献1には、樹脂成形品及びそのインサート成形方法が開示されている。この樹脂成形品では、樹脂層に金属板が重合わされ、樹脂層の一部が金属板の穴を通して金属板の樹脂層とは反対側の表面へ回込んでかしめ部が形成され、樹脂層に金属板が接合されている。この接合にはインサート成形方法が使用されている。
特開2003−260720号公報
上記樹脂成形品では、樹脂層と金属板とを剥離する方向に力が作用すると、金属板の穴の縁部に沿って樹脂層の一部のかしめ部に応力が集中する。応力が集中すると、応力の集中箇所を起点として、金属板の表面に沿って穴の内部のかしめ部、又は穴の内壁に沿ってかしめ部にクラックが生じ、かしめ部の破断が誘発される。このため、かしめ部の破断を防止して、樹脂層と金属板との接合強度を向上させるには、改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、樹脂成形部と金属板との接合強度を向上させることができる車両用接合構造を得ることが目的である。
請求項1に記載された発明に係る車両用接合構造は、第1接合面を有し、樹脂材料を含んで構成される樹脂成形部と、前記第1接合面に第2接合面を重合わせて配置され、前記第2接合面からこの第2接合面とは反対側の非接合面へ貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔の縁部に一体に形成され、前記縁部から前記樹脂成形部の内部へ前記貫通孔の開口径以上に拡がって延出された折返し部を有する板状の金属板と、前記貫通孔を塞ぎ、前記非接合面に沿って前記貫通孔の外側に張出して形成され、かつ、前記貫通孔及び前記折返し部を介して前記樹脂成形部に一体に形成されて、前記樹脂成形部の前記第1接合面に前記金属板の前記第2接合面を接合するかしめ部と、を備え、前記折返し部の延出端は、平面視で前記貫通孔の外側に円形状に形成されている
上記車両用接合構造では、樹脂成形部の第1接合面に金属板の第2接合面が重合わされて、樹脂成形部に金属板が配置される。金属板は第2接合面から非接合面へ貫通する貫通孔を有し、この金属板はかしめ部により樹脂成形部に接合される。かしめ部は、貫通孔を塞ぎ、非接合面に沿って貫通孔の外側に張出して形成され、かつ、貫通孔を介して樹脂成形部に一体に形成される。
ここで、金属板は折返し部を有する。折返し部は、貫通孔の縁部に一体に形成され、縁部から樹脂成形部の内部へ貫通孔の開口径以上に拡がって延出される。さらに、この延出端は貫通孔の外側に配置される。そして、かしめ部は、貫通孔及び折返し部を介して樹脂成形部に一体に形成される。
このため、応力集中の発生箇所が、樹脂成形部の内部であって、貫通孔の外側になる。これにより、貫通孔の縁部を起点としてかしめ部にクラックが生じることを防止することができる。
また、たとえ、折返し部の延出端近傍において応力集中により樹脂成形部にクラックが生じたとしても、このクラックは貫通孔の外側に発生し、かつ、クラックの伝搬が第1接合面で止まるので、かしめ部にクラックが生じることを防止することができる。
さらに、請求項2に記載された発明に係る車両用接合構造は、請求項1に記載の発明において、前記樹脂成形部は、車両前後方向及び車両幅方向に延在して車両下部を覆う板状のフロアパンであって、クロスメンバ及び左右一対のフロアサイドメンバにより周囲が囲まれた領域内に配置され、前記クロスメンバ及び前記フロアサイドメンバに支持されており、前記金属板は、前記樹脂成形部の補強部材として設けられている。
請求項1に記載された発明に係る車両用接合構造は、かしめ部にクラックが生じることを防止することができるので、樹脂成形部と金属板との接合強度を向上させることができるという優れた効果を有する。
(A)は第1実施の形態に係る車両用接合構造の要部を拡大した断面図(図3、図4のそれぞれに示されるA−A切断線で切った断面図)、(B)は(A)の一部を更に拡大した断面図である。 図1に示される車両用接合構造の金属板の平面図である。 図1に示される車両用接合構造が適用された車両後部のフロア部分の斜視図である。 図3に示されるフロア部分の平面図である。 第2実施の形態に係る車両用接合構造の図1(A)に対応する断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る車両用接合構造について、図1〜図5を用いて説明する。図中、適宜、示される矢印FRは車両前方向を示し、矢印IN方向は車両幅方向内側を示している。また、矢印UPは車両上方向を示している。なお、本発明に係る車両用接合構造の適用方向が本実施の形態に限定されるものではない。
(第1実施の形態)
図1〜図4を用いて、本発明の第1実施の形態に係る車両用接合構造を説明する。車両用接合構造は本実施の形態において自動車等の車両後部に適用されている。
[車両後部の構成]
図3及び図4に示されるように、車両後部30は、図示を省略した車室の後部座席よりも車両後方側に位置する荷室32を備えている。この荷室32には、車両前後方向及び車両幅方向に延在して車両下部を覆う板状のリアフロアパンとしての樹脂成形部12が設けられている。樹脂成形部12は平面視において矩形状に形成されている。
樹脂成形部12の前端部には、車両幅方向を長手方向として延在し、閉断面を有する補強部材としてのクロスメンバ38が配置されている。また、樹脂成形部12の車両幅方向の両端部には、車両前後方向を長手方向として延在する左右一対のリアフロアサイドメンバ36が配置されている。このリアフロアサイドメンバ36は補強部材として使用されている。
樹脂成形部12は、クロスメンバ38及び左右一対のリアフロアサイドメンバ36により周囲が囲まれた領域内に配置され、これらに支持され、かつ、固定されている。リアフロアパンが樹脂成形部12とされているので、鋼板により製作した場合に比べて軽量化を実現することができ、かつ、複雑な形状に製作することができる。
樹脂成形部12の車両前後方向の前端部上には金属板14が設けられている。図2〜図4に示されるように、金属板14は、車両幅方向を長手方向として延在する帯状の金属板本体14Cと、金属板本体14Cに一体に形成され、かつ、金属板本体14Cの車両幅方向中間部から車両前方側に延出された左右一対の帯状延出部14Dとを備えている。
例えば、電気自動車(EV:electric vehicle)、プラグインハイブリッド自動車(PHV:plug-in hybrid vehicle)等の車両では、走行駆動エネルギを補い、回生エネルギを蓄電する大型のバッテリが搭載される。バッテリは、丁度、樹脂成形部12の前端部上に収納されるので、金属板14は樹脂成形部12の補強部材として設けられている。
そして、金属板14は樹脂成形部12に接合され、この接合構造に本実施の形態に係る車両用接合構造10が適用されている。
[車両用接合構造の構成]
図1(A)及び図1(B)に示されるように、車両用接合構造10は、樹脂成形部12と、金属板14と、かしめ部20とを備えている。
樹脂成形部12は樹脂材料を含んで構成されている。樹脂成形部12の車両下方側の表面は裏面12Bとされている。樹脂成形部12の裏面12Bとは反対側の表面は、平面視において少なくとも金属板14と重なる領域(図2〜図4参照)を第1接合面12Aとしている。
樹脂成形部12は、ここでは炭素繊維と樹脂材料との複合材料である炭素繊維強化樹脂材、又はガラス繊維と樹脂材料との複合材料であるガラス繊維強化樹脂材により形成されている。この種の樹脂材は軽量化並びに高剛性化の点において優れた特性を備えている。
金属板14の金属板本体14C及び帯状延出部14D(図2参照)の車両下方側の表面は、樹脂成形部12の第1接合面12Aに重合せて配置され、かつ、第1接合面12Aに接合される第2接合面14Aとされている。金属板14の第2接合面14Aとは反対側の表面は非接合面14Bとされている。
金属板14には、第2接合面14Aから非接合面14Bへ板厚方向に貫通する貫通孔16が配設されている。図2に示されるように、貫通孔16は、金属板本体14Cにその長手方向に沿って所定の間隔において複数個設けられている。配設個数は限定されるものではないが、貫通孔16はここでは4個配設されている。貫通孔16の開口形状は平面視において円形状に形成されている。金属板14は、ここでは鉄等の金属材、又はアルミニウム合金等の軽金属材により形成されている。
図1(A)及び図1(B)に戻って、金属板14には、貫通孔16の縁部に一体に形成された折返し部18が設けられている。折返し部18は、貫通孔16の縁部から樹脂成形部12の内部(車両下方側)へ貫通孔16の図1(B)に示される開口径L1以上に拡がって延出された延出部18Aを備えている。ここでは、延出部18Aは、開口径L1と同一寸法に設定された内径を有し、樹脂成形部12の第1接合面12Aから裏面12Bへ向かって延在する管状に形成されている。そして、延出部18Aの延出方向の延出先端部18Bは貫通孔16の縁部よりも更に外側に折曲げられて、延出先端部18Bの最も下方側の延出端18Cは開口径L1よりも外側に配置されている。すなわち、延出端18Cの開口径L3は、貫通孔16の開口径L1よりも大きい(L3>L1)設定とされている。
また、延出部18Aの第1接合面12Aからの長さ、言い換えると、延出部18Aの金属板14の第2接合面14Aから延出端18Cまでの高さHは、金属板14の厚さよりも大きな寸法とされ、かつ、樹脂成形部12の裏面12Bに達しない寸法とされている。
また、図1(B)に示されるように、貫通孔16の縁部と折返し部18との境界部位には、貫通孔16の内側へ突出する円弧状のアール部R1が設けられている。アール部R1は、例えば延出先端部18Bの表面と延出端18Cの表面とがなす略直角の角部Cの形状に対して、応力が集中し難い形状とされている。
加えて、延出先端部18Bの折曲げ開始の根元部位にも、貫通孔16の内側へ突出する円弧状のアール部R2が設けられている。アール部R2は、アール部R1よりも大きな曲率半径を有し、アール部R1と同様に応力が集中し難い形状とされている。
図1(A)及び図1(B)に示されるように、金属板14は、かしめ部20により、樹脂成形部12にかしめられ、かつ、接合されている。詳しく説明すると、かしめ部20は、かしめ部本体20Bと、かしめ部本体20Bに一体に形成された連結部20Aとを含んで構成されている。かしめ部本体20Bは、金属板14の非接合面14B側において貫通孔16を塞ぎ、非接合面14Bに沿って貫通孔16の外側に張出して形成されている。
図1(B)に示されるように、かしめ部本体20Bの張出しによる直径L2は、当然のことながら貫通孔16の開口径L1よりも大きい寸法(L2>L1)とされ、更に延出端18Cの開口径L3よりも大きい寸法(L2>L3)とされている。かしめ部本体20Bの厚さは、同一方向となる金属板14の厚さよりも大きい寸法とされている。
一方、連結部20Aは、かしめ部本体20Bの下面中央部から貫通孔16及び折返し部18を介して樹脂成形部12に一体に形成されている。より具体的に説明すると、連結部20Aは、貫通孔16の内部及び折返し部18の内部を通って樹脂成形部12に一体に形成されている。
かしめ部20は、樹脂成形部12と金属板14とのインサート成形により形成される。すなわち、かしめ部20は、樹脂成形部12の一部を金属板14の折返し部18及び貫通孔16を通して非接合面14B側へ流動させ、硬化させることにより形成されている。
(本実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用接合構造10では、図1(A)及び図1(B)に示されるように、樹脂成形部12の第1接合面12Aに金属板14の第2接合面14Aが重合わされて、樹脂成形部12に金属板14が配置される。金属板14は第2接合面14Aから非接合面14Bへ貫通する貫通孔16を有し、この金属板14はかしめ部20により樹脂成形部12に接合される。かしめ部20は、貫通孔16を塞ぎ、非接合面14Bに沿って貫通孔16の外側に張出して形成され、かつ、貫通孔16を介して樹脂成形部12に一体に形成される。
ここで、金属板14は折返し部18を有する。図1(B)に示されるように、折返し部18は、貫通孔16の縁部に一体に形成され、縁部から樹脂成形部12の内部へ貫通孔16の開口径L1以上に拡がって延出される。さらに、折返し部18の延出端18Cは開口径L1よりも外側に配置される。そして、かしめ部20は、貫通孔16及び折返し部18を介して樹脂成形部12に一体に形成される。
このため、応力の集中箇所が、樹脂成形部12の内部であって、貫通孔16の外側になる。詳しく説明すると、例えば金属板14上にバッテリ等の積載物が搭載されると、車両走行時に生じる振動により樹脂成形部12から金属板14が剥離する方向への力が作用する。本実施の形態では、樹脂成形部12の内部において、貫通孔16の外側に折返し部18の延出端18Cが配置されているので、延出先端部18Bと延出端18Cとにより形成される角部Cは貫通孔16の外側に位置する。角部Cの近傍では応力が集中し易いが、貫通孔16の縁部では、応力が集中する要因が無くなるので、クラックが発生し難くなる。
つまり、図1(B)に符号B1を付して一点鎖線により囲まれた領域内において、金属板14の非接合面14Bに沿って貫通孔16の内部のかしめ部20にクラックが生じることを防止することができる。また、図1(B)に符号B2を付して一点鎖線により囲まれた領域内において、貫通孔16の内壁に沿ってかしめ部20にクラックが生じることを防止することができる。加えて、かしめ部20は貫通孔16及び折返し部18を介して連結部20Aにより樹脂成形部12に一体に形成されているので、金属板14と樹脂成形部12との接合状態が保持される。
さらに、図1(B)に符号B3を付して一点鎖線により囲まれた領域内において、たとえ、延出端18Cの近傍において応力集中により樹脂成形部12にクラックが生じたとしても、このクラックは、貫通孔16の外側に発生する。しかも、クラックは、樹脂成形部12の内部を伝搬しても第1接合面12Aで止まり、かしめ部20にはクラックが生じない。そして、かしめ部20は貫通孔16及び折返し部18を介して連結部20により樹脂成形部12に一体に形成されているので、金属板14と樹脂成形部12との接合状態が保持される。
従って、本実施の形態に係る車両用接合構造10によれば、かしめ部20にクラックが生じることを防止することができるので、樹脂成形部12と金属板14との接合強度を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る車両用接合構造10では、図1(B)に示されるように、金属板14の貫通孔16の縁部と折返し部18との境界部位にアール部R1が設けられている。加えて、折返し部18の延出先端部18Bの根元部位にもアール部R2が設けられている。このため、貫通孔16の内部、折返し部18の内部の樹脂成形部12に応力が集中し難いので、より一層、樹脂成形部12と金属板14との接合強度を向上させることができる。
(第2実施の形態)
図5を用いて、本発明の第2実施の形態に係る車両用接合構造10を説明する。なお、本実施の形態において、第1実施の形態に係る車両用接合構造10の構成要素と同一又は実質的に同一の構成要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施の形態に係る車両用接合構造10では、金属板14の貫通孔16に一体に形成された折返し部18の形状が異なるだけで、それ以外は第1実施の形態に係る車両用接合構造10と同一である。
図5に示されるように、折返し部18は、貫通孔16の縁部から樹脂成形部12の内部へ貫通孔16の図1(B)に示される開口径L1よりも拡がってテーパ状に延出された延出部18Aを備えている。折返し部18は、第1実施の形態の折返し部18の延出部18Aを省略して延出先端部18Bだけを残した形状とされている。当然のことながら、延出端18Cは貫通孔16の外側に位置する。
このように構成される車両用接合構造10では、第1実施の形態に係る車両用接合構造10により得られる作用及び効果と同様の作用及び効果を得ることができる。
また、本実施の形態に係る車両用接合構造10では、折返し部18の延出部18Aが貫通孔16の縁部において一箇所の折曲げ部位(1回の折曲げ加工)により形成されるので、金属板14の構造及び加工を簡素化することができる。
[上記実施の形態の補足説明]
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、上記実施の形態では、板状の樹脂成形部と金属板との接合構造に車両用接合構造が適用されているが、本発明では、ブロック状の樹脂成形部と金属板との接合構造に車両用接合構造が適用可能である。
また、上記実施の形態では、金属板に配設された貫通孔の平面視における開口形状が円形状とされているが、この形状に本発明は限定されない。例えば、本発明は、貫通孔の開口形状を、楕円形状、長孔形状、矩形状、五角形以上の多角形状としてもよい。
勿論、本発明は、車室後部に限定されるものではなく、車室内等、樹脂成形部と金属板との接合構造を有す部分に広く適用可能である。
10 車両用接合構造
12 樹脂成形部
12A 第1接合面
14 金属板
14A 第2接合面
14B 非接合面
16 貫通孔
18 折返し部
18A 延出部
18C 延出端
20 かしめ部

Claims (2)

  1. 第1接合面を有し、樹脂材料を含んで構成される樹脂成形部と、
    前記第1接合面に第2接合面を重合わせて配置され、前記第2接合面からこの第2接合面とは反対側の非接合面へ貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔の縁部に一体に形成され、前記縁部から前記樹脂成形部の内部へ前記貫通孔の開口径以上に拡がって延出された折返し部を有する板状の金属板と、
    前記貫通孔を塞ぎ、前記非接合面に沿って前記貫通孔の外側に張出して形成され、かつ、前記貫通孔及び前記折返し部を介して前記樹脂成形部に一体に形成されて、前記樹脂成形部の前記第1接合面に前記金属板の前記第2接合面を接合するかしめ部と、
    を備え
    前記折返し部の延出端は、平面視で前記貫通孔の外側に円形状に形成されている車両用接合構造。
  2. 前記樹脂成形部は、車両前後方向及び車両幅方向に延在して車両下部を覆う板状のフロアパンであって、クロスメンバ及び左右一対のフロアサイドメンバにより周囲が囲まれた領域内に配置され、前記クロスメンバ及び前記フロアサイドメンバに支持されており、
    前記金属板は、前記樹脂成形部の補強部材として設けられている請求項1に記載の車両用接合構造。
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