JP6668968B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP6668968B2
JP6668968B2 JP2016120462A JP2016120462A JP6668968B2 JP 6668968 B2 JP6668968 B2 JP 6668968B2 JP 2016120462 A JP2016120462 A JP 2016120462A JP 2016120462 A JP2016120462 A JP 2016120462A JP 6668968 B2 JP6668968 B2 JP 6668968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attachment
suction
vacuum cleaner
electric blower
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016120462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017221549A (ja
Inventor
尭信 近藤
尭信 近藤
昌美 ▲頼▼田
昌美 ▲頼▼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2016120462A priority Critical patent/JP6668968B2/ja
Publication of JP2017221549A publication Critical patent/JP2017221549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6668968B2 publication Critical patent/JP6668968B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、電気掃除機に関する。
特許文献1は、電気掃除機を開示する。当該電気掃除機によれば、電動送風機は、電気掃除機の移動動作の検出結果に基づいて制御される。
特開2015−156900号公報
しかしながら、特許文献1においては、掃除の用途を考慮していない。このため、掃除の用途に対して電動送風機が適切に制御されないこともある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、掃除の用途に応じて「電気掃除機の移動操作の検出結果」を変更または調整することで、手元操作部での掃除用途の指定なしに、電動送風機を制御することができる電気掃除機を提供することである。
この発明に係る電気掃除機は、吸引風を発生させる電動送風機と、前記電動送風機が発生させる吸引風により吸引された塵埃が通過する吸引口と、前記吸引口に着脱自在に設けられた吸引用アタッチメントと、前記吸引口に取り付けられた吸引用アタッチメントの種類を判定するアタッチメント判定器と、外部からの操作を受け付ける手元操作部と、前記手元操作部の移動動作を検出する動作検出器と、前記吸引用アタッチメントの種類の判定結果と前記動作検出器の検出結果とに基づいて前記電動送風機を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記吸引口に取り付けられた吸引用アタッチメントの種類の判定結果と前記動作検出器の検出結果とに基づいて電気掃除機の移動状態を判定する際の閾値を変更する

これらの発明によれば、電動送風機は、吸引口に取り付けられた吸引用アタッチメントの種類の判定結果と動作検出器の検出結果とに基づいて制御される。このため、手元操作部にてアタッチメントの種類を設定する操作なしに、掃除の用途に応じて電動送風機を制御することができる。
この発明の実施の形態1における電気掃除機の斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の概略の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の吸引用アタッチメントの回路図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の概略のブロック図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の動作検出器の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における電気掃除機のアタッチメント判定器の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の状態遷移を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化又は省略化される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の斜視図である。図2はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の概略の縦断面図である。
図1と図2とに示すように、電気掃除機は、本体1と延長管2と吸引用アタッチメント3とを備える。当該電気掃除機は、コードレス式の電気掃除機である。
本体1は、本体吸引口4とサイクロン部5と集塵部6と排気口7とを備える。
本体1は、電池8と電動送風機9と手元操作部10と図示しない一対の本体吸引口電極と制御部11とを備える。
電池8は、本体1に内蔵される。電動送風機9は、本体1に内蔵される。電動送風機9は、図示しないモーターを備える。手元操作部10は、本体1の外面に設けられる。手元操作部10は、スイッチ部10aと報知部10bとを備える。手元操作部10は、制御部11と電気的に接続される。手元操作部10は、外部からの動作を、スイッチ部10aを介して制御部11に伝達する。また、手元操作部10は、制御部11からの信号に基づいて報知部10bを点灯または点滅させる。一対の本体吸引口電極は、本体吸引口4に設けられる。制御部11は、本体1に内蔵される。制御部11は、手元操作部10と図示しない一対の本体吸引口電極とに電気的に接続される。
例えば、延長管2は、直線状に形成される。延長管2は、筒状に形成される。延長管2の一端部は、本体吸引口4に対して着脱自在に設けられる。延長管2の他端部は、吸引口となる。延長管2は、図示しない一対の第1電極と図示しない一対の第2電極と図示しない一対の電線とを備える。
一対の第1電極は、延長管2の一端部に設けられる。一対の第1電極は、延長管2の一側が本体吸引口4に取り付けられた際に一対の本体吸引口電極に電気的に接続される。一対の第2電極は、延長管2の他端部に設けられる。一対の電線は、延長管2に内蔵される。一対の電線の一端部は、一対の第1電極に電気的に接続される。一対の電線の他端部は、一対の第2電極に電気的に接続される。
吸引用アタッチメント3は、延長管2の他端部に対して着脱自在に設けられる。吸引用アタッチメント3は、アタッチメント吸引口12を備える。アタッチメント吸引口12は、吸引用アタッチメント3の一面に形成される。アタッチメント吸引口12は、外側に向けて開口する。
アタッチメント吸引口12と吸引用アタッチメント3と延長管2と本体吸引口4とサイクロン部5と電動送風機9と排気口7とは、一続きにつながる風路となる。
電池8は、電動送風機9と制御部11とに電力を供給する。手元操作部10が外部からの操作を受け付けると、制御部11は、電動送風機9を動作させる。例えば、スイッチ部10aの一部である「入/切ボタン」が押されると、制御部11は、設定された条件に基づいて電動送風機9を動作させる。電動送風機9が動作すると、吸引風が発生する。
アタッチメント吸引口12は、掃除すべき被清掃面に向けられる。例えば、アタッチメント吸引口12は、床面に向けられる。この際、被清掃面の塵埃は、吸引風によりアタッチメント吸引口12に吸引される。当該塵埃は、空気とともに吸引用アタッチメント3の内部と延長管2の内部と本体吸引口4の内部とを通過してサイクロン部5に到達する。当該塵埃は、サイクロン部5において空気から分離される。当該塵埃は、集塵部6に集積される。これに対し、空気は、電動送風機9を通過して排気口7から本体1の外部へ排出される。
次に、図3を用いて、吸引用アタッチメント3の具体例を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の吸引用アタッチメントの回路図である。
図3(a)は、床面に適した吸引用アタッチメント3を示す。床面に適した吸引用アタッチメント3は、一対のアタッチメント電極13aと回転ブラシ14とブラシ用モーター15とアタッチメント判定抵抗16aと機械スイッチ17と備える。
一対のアタッチメント電極13aは、図3(a)においては図示しない延長管2との接続面に設けられる。一対のアタッチメント電極13aは、延長管2の一対の第2電極と一対の電線と一対の第1電極と本体1の一対の本体吸引口電極とを介して制御部11に電気的に接続される。
回転ブラシ14は、円柱状または螺旋状に形成される。回転ブラシ14は、図示しない清掃体を備える。清掃体は、毛状に形成される。清掃体は、回転ブラシ14に植毛される。ブラシ用モーター15は、床面に適した吸引用アタッチメント3の内部に設けられる。ブラシ用モーター15は、2つの電気的接続点を持つ。ブラシ用モーター15の電気的接続点の一側は、アタッチメント電極13aの一方に電気的に接続される。また、回転ブラシ14は、ブラシ用モーター15の回転部の回転に追従して回転する。
アタッチメント判定抵抗16aは、床面に適した吸引用アタッチメント3の内部に設けられる。アタッチメント判定抵抗16aは、2つの電気的接続点を持つ。アタッチメント判定抵抗16aの電気的接続点の一側は、アタッチメント電極13aの一方に電気的に接続される。
機械スイッチ17は、床面に適した吸引用アタッチメント3の内部に設けられる。機械スイッチ17は、第1接点17aと第2接点17bと第3接点17cと図示しない可動部とを備える。第1接点17aは、アタッチメント電極13aの他方に電気的に接続される。第2接点17bは、ブラシ用モーター15の電気的接続点の他側に電気的に接続される。第3接点17cは、アタッチメント判定抵抗16aの電気的接続点の他側に電気的に接続される。可動部は、吸引用アタッチメント3の一面から外側に突き出す。
吸引用アタッチメント3の一面が床面から離れている場合、可動部は、床面からの外圧を受けない。この場合、第1接点17aと第3接点17cとが機械スイッチ17の内部で電気的に接続される。第1接点17aと第2接点17bは、機械スイッチ17の内部で電気的に接続されない。第2接点17bと第3接点17cは、機械スイッチ17の内部で電気的に接続されない。
この際、制御部11は、自らの制御により電池8から自らと一対の本体吸引口電極と延長管2の一対の第1電極と一対の電線と一対の第2電極と一対のアタッチメント電極13aと機械スイッチ17とを介してアタッチメント判定抵抗16aに電力を供給する。その結果、吸引用アタッチメント3の内部の電線において、アタッチメント判定抵抗16aの抵抗値に応じた電流が流れる。
吸引用アタッチメント3の一面が床面に接している場合、可動部は、床面からの外圧を受ける。この場合、第1接点17aと第2接点17bとが機械スイッチ17の内部で電気的に接続される。第1接点17aと第3接点17cは、機械スイッチ17の内部で電気的に接続されない。第2接点17bと第3接点17cは、機械スイッチ17の内部で電気的に接続されない。
この際、制御部11は、自らの制御により電池8から自らと一対の本体吸引口電極と延長管2の一対の第1電極と一対の電線と一対の第2電極と一対のアタッチメント電極13aと機械スイッチ17とを介してブラシ用モーター15に電力を供給する。ブラシ用モーター15は、当該電力により回転する。この際、清掃体は、床面に置かれた絨毯またはフローリングの隙間に入り込んだ細かい塵埃を掻きあげる。その結果、細かい塵埃は、図3(a)においては図示されないアタッチメント吸引口12に吸引されやすくなる。
なお、吸引用アタッチメント3は、延長管2を介さずに本体1の本体吸引口4に直接的に接続されることもある。この場合、一対のアタッチメント電極13aは、本体1の一対の本体吸引口電極を介して制御部11に電気的に接続される。
図3(b)は、布団に適した吸引用アタッチメント3を示す。布団に適した吸引用アタッチメント3は、一対のアタッチメント電極13bとアタッチメント判定抵抗16bとを備える。
一対のアタッチメント電極13bは、図3(b)においては図示しない延長管2との接続面に設けられる。一対のアタッチメント電極13bは、延長管2の一対の第2電極と一対の電線と一対の第1電極と本体1の一対の本体吸引口電極とを介して制御部11に電気的に接続される。アタッチメント判定抵抗16bは、布団に適した吸引用アタッチメント3の内部に設けられる。
制御部11は、自らの制御により電池8から自らと一対の本体吸引口電極と一対のアタッチメント電極13bとを介してアタッチメント判定抵抗16bに電力を供給する。その結果、吸引用アタッチメント3の内部の電線において、アタッチメント判定抵抗16bの抵抗値に応じた電流が流れる。
なお、吸引用アタッチメント3は、延長管2を介さずに本体1の本体吸引口4に直接的に接続されることもある。この場合、一対のアタッチメント電極13bは、本体1の一対の本体吸引口電極を介して制御部11に電気的に接続される。
次に、図4を用いて、制御部11を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の概略のブロック図である。
制御部11は、加速度センサー18と電流検出用抵抗19と電動送風機制御部20とマイコン21(マイクロコンピューター)とを備える。
加速度センサー18は、制御部11の内部に設けられる。電流検出用抵抗19は、制御部11の内部に設けられる。電流検出用抵抗19は、制御部11と吸引用アタッチメント3とを電気的に接続する図示しない電線に直列に接続される。電動送風機制御部20は、制御部11と電動送風機9との間において電気的に接続される。
加速度センサー18とマイコン21とは、動作検出器22として機能する。具体的には、マイコン21は、加速度センサー18による加速度の検出結果に基づいて制御部11の移動動作を判定する。マイコン21は、制御部11の移動動作の判定結果に基づいて電気掃除機の使用状態を判定する。
電流検出用抵抗19とマイコン21とは、アタッチメント判定器23として機能する。具体的には、マイコン21は、電流検出用抵抗19を利用して制御部11から吸引用アタッチメント3に流れる電流の測定結果に基づいて吸引用アタッチメントの種類を判定する。
例えば、手元操作部10の「入/切ボタン」が押されると、電力が制御部11から吸引用アタッチメント3に供給される。
例えば、当該電力がブラシ用モーター15に供給されると、突入電流が瞬間的に吸引用アタッチメント3の内部の電線に流れる。当該突入電流の値は、ブラシ用モーター15の通常回転時において吸引用アタッチメント3の内部の電線に電流よりも大きい値となる。
例えば、当該電力が図4において図示しないアタッチメント判定抵抗16aに供給されると、電流が電流検出用抵抗19に流れる。当該電流の値は、アタッチメント判定抵抗16aの抵抗値に応じた値となる。
マイコン21は、スイッチ部10aからの出力信号と加速度センサー18からの出力信号と電流検出用抵抗19に流れる電流とに基づいて電動送風機制御部20に電動送風機9に対する制御信号を出力する。電動送風機制御部20は、当該制御信号に基づいて電動送風機9の出力を制御する。
次に、図5を用いて、動作検出器22の動作を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の動作検出器の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1において、加速度センサー18とマイコン21とは、電池8から電力の供給を受ける。その後、ステップS2に進む。ステップS2では、マイコン21は、予め設定された期間Rの間の加速度センサー18の出力を判定する。
ステップS2で予め設定された期間Rの間の加速度センサー18の出力がS以上の場合、ステップS3に進む。ステップS3では、マイコン21は、電気掃除機が掃除の動作を行っていると判定する。その後、ステップS2に戻る。
ステップS2で予め設定された期間Rの間において加速度センサー18の出力がS未満の場合、ステップS4に進む。ステップS4では、マイコン21は、電気掃除機が掃除の動作を行っていないと判定する。その後、ステップS2に戻る。
次に、図6を用いて、アタッチメント判定器23の動作を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1における電気掃除機のアタッチメント判定器の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS12は、電気掃除機の電源がOFFの状態である。ステップS12で、手元操作部10の「入/切ボタン」が押されると、ステップS13に進む。ステップS13では、マイコン21は、吸引用アタッチメント3に電力を供給する。その後、ステップS14に進む。
ステップS14では、マイコン21は、一定時間が経過した後に吸引用アタッチメント3に流れる電流の大きさがV以上か否かを判定する。なお、一定時間は、適宜設定される。例えば、一定時間は、吸引用アタッチメント3に流れる突入電流の値が通常の値に戻るまでに要する時間に応じて設定される。
ステップS14で吸引用アタッチメント3に流れる電流の大きさがV以上の場合は、ステップS15に進む。ステップS15では、マイコン21は、接続されている吸引用アタッチメント3は床面に適した「床面用」の吸引用アタッチメント3であると判定する。マイコン21は、「床面用」の吸引用アタッチメント3の一面が床面に接していると判定する。
ステップS14で吸引用アタッチメント3に流れる電流の大きさがV未満の場合は、ステップS16に進む。ステップS16では、マイコン21は、吸引用アタッチメント3に流れる電流の大きさがX以上か否かを判定する。
ステップS16で吸引用アタッチメント3に流れる電流の大きさがX以上の場合は、ステップS17に進む。ステップS17では、マイコン21は、接続されている吸引用アタッチメント3は「床面用」の吸引用アタッチメント3であると判定する。マイコン21は、「床面用」の吸引用アタッチメント3の一面が床面から離れていると判定する。
ステップS16で吸引用アタッチメント3に流れる電流の大きさがX未満の場合は、ステップS18に進む。ステップS18では、マイコン21は、吸引用アタッチメント3に流れる電流の大きさがW以上か否かを判定する。
ステップS18で吸引用アタッチメント3に流れる電流の大きさがW以上の場合は、ステップS19に進む。ステップS19では、マイコン21は、接続されている吸引用アタッチメント3は布団に適した「布団用」の吸引用アタッチメント3であると判定する。
ステップS18で吸引用アタッチメント3に流れる電流の大きさがW未満の場合は、ステップS20に進む。ステップS20では、マイコン21は、吸引用アタッチメント3が接続されていないと判定する。
次に、図7を用いて、電気掃除機の状態遷移を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の状態遷移を説明するためのフローチャートである。
ステップS21では、電気掃除機の状態は、第1状態である。電気掃除機の状態が第1状態のとき、電動送風機9と吸引用アタッチメント3とは、電力の供給を受けない。この際、「入/切ボタン」が押されると、ステップS22に進む。
ステップS22では、電気掃除機の状態は、第1状態から第2状態に遷移する。電気掃除機の状態が第2状態のとき、吸引用アタッチメント3は、電力の供給を受け、電動送風機9は、電力の供給を受けない。その後、ステップS23に進む。
ステップS23では、マイコン21は、予め設定された一定時間が経過した後に、接続されている吸引用アタッチメント3の種類を判定する。
ステップS23で接続されている吸引用アタッチメント3が「床面用」の吸引用アタッチメント3の場合は、ステップS24に進む。ステップS23で吸引用アタッチメント3が接続されていない場合も、ステップS24に進む。
ステップS24では、電気掃除機の状態は、予め設定された一定時間が経過した後に、第2状態から第3状態に遷移する。電気掃除機の状態が第3状態のとき、電動送風機9と吸引用アタッチメント3とは、電力の供給を受ける。その後、ステップS25に進む。
ステップS25では、マイコン21は、加速度センサー18からの出力に基づいた移動速度が閾値A以下か否かを判定する。ステップS25で移動速度が閾値Aよりも大きい場合は、ステップS25が繰り返される。ステップS25で移動速度が閾値A以下の場合は、ステップS26に進む。
ステップS26では、電気掃除機の状態は、第3状態から第4状態に遷移する。電気掃除機の状態が第4状態のとき、消費電力の削減と電池8の劣化の防止とを目的として、マイコン21は、電動送風機9の出力を減らす制御を行う。例えば、電動送風機9の出力は、電気掃除機の状態が第3状態のときの出力の10%程度となる。さらに、マイコン21は、吸引用アタッチメント3への電力の供給を遮断する。この際、電動送風機9への出力は、完全に遮断されるわけではない。このため、電気掃除機の電源が入っていることは、使用者に報知される。
その後、ステップS27に進む。ステップS27では、マイコン21は、予め設定された一定時間が経過したか否かを判定する。
ステップS27で予め設定された一定時間が経過していない場合は、ステップS28に進む。ステップS28では、マイコン21は、加速度センサー18からの出力に基づいた移動速度が閾値B以上か否かを判定する。
ステップS28で移動速度が閾値B未満の場合は、ステップS27に戻る。ステップS28で移動速度が閾値B以上の場合は、マイコン21は、掃除が再開されたと判定する。この場合、ステップS24に戻る。
ステップS27で予め設定された一定時間が経過した場合は、マイコン21は、掃除が再開されないと判定する。この場合、ステップS21に戻る。
ステップS23で接続されている吸引用アタッチメント3が「布団用」の吸引用アタッチメント3の場合は、ステップS29に進む。
ステップS29では、電気掃除機の状態は、予め設定された一定時間が経過した後に、第2状態から第5状態に遷移する。電気掃除機の状態が第5状態のとき、電動送風機9と吸引用アタッチメント3とは、電力の供給を受ける。この際、電動送風機9の出力は、電気掃除機の状態が第2状態のときの出力の80%程度となる。その後、ステップS30に進む。
ステップS30では、マイコン21は、加速度センサー18からの出力に基づいた移動速度が閾値C以下か否かを判定する。ステップS30で移動速度が閾値Cよりも大きい場合は、ステップS30が繰り返される。ステップS30で移動速度が閾値C以下の場合は、ステップS31に進む。
ステップS31では、電気掃除機の状態は、第5状態から第6状態に遷移する。電気掃除機の状態が第6状態のとき、消費電力の削減と電池8の劣化の防止とを目的として、マイコン21は、電動送風機9の出力を減らす制御を行う。例えば、電動送風機9の出力は、電気掃除機の状態が第5状態のときの出力の10%程度となる。さらに、マイコン21は、吸引用アタッチメント3への電力の供給を遮断する。この際、電動送風機9への出力は、完全に遮断されるわけではない。このため、電気掃除機の電源が入っていることは、使用者に報知される。
その後、ステップS32に進む。ステップS32では、マイコン21は、予め設定された一定時間が経過したか否かを判定する。
ステップS32で予め設定された一定時間が経過していない場合は、ステップS33に進む。ステップS33では、マイコン21は、加速度センサー18からの出力に基づいた移動速度が閾値D以上か否かを判定する。
ステップS33で移動速度が閾値D未満の場合は、ステップS32に戻る。ステップS33で移動速度が閾値D以上の場合は、マイコン21は、掃除が再開されたと判定する。この場合、ステップS29に戻る。
ステップS32で予め設定された一定時間が経過した場合は、マイコン21は、掃除が再開されないと判定する。この場合、ステップS21に戻る。
以上で説明した実施の形態1によれば、電動送風機9は、吸引用アタッチメント3の種類の判定結果と動作検出器22の検出結果とに基づいて制御される。このため、手元操作部10にてアタッチメントの種類を設定する操作なしに、掃除の用途に応じて電動送風機9を制御することができる。
より具体的には、電動送風機9は、吸引用アタッチメント3の種類の判定結果と加速度センサー18からの出力に基づいた移動速度とに基づいて制御される。このため、掃除の用途に応じて電動送風機9をより適切に制御することができる。
また、電気掃除機の状態を判定する際の閾値は、吸引用アタッチメント3の種類に応じて変更される。例えば、アタッチメント毎の移動速度において、「速い」と「普通」と「ゆっくり」と「停止」とを判定する際の閾値は、吸引用アタッチメント3の種類に応じて変更される。例えば、アタッチメント毎の移動速度において、「速い」と「普通」と「ゆっくり」と「停止」とは、表1のように移動時の加速度に基づいて判定される。
Figure 0006668968
このため、電気掃除機による掃除が行われている際に掃除していないとマイコン21により誤判定されることを抑制できる。例えば、布団に対する掃除動作は、床面に対する掃除動作よりもゆっくりしている。床面に対する掃除動作時においては、電動送風機9の振動が床面を通じて加速度センサー18に伝わる。この場合でも、マイコン21による誤判定を抑制できる。この際、掃除の用途を設定する操作ボタンは不要である。このため、操作ボタンと配線とを削減することができるだけでなく、掃除の用途を設定する動作が不要となる。その結果、電気掃除機の使い勝手を向上することができる。
集塵方式が紙パック式の電気掃除機において、吸引用アタッチメント3の種類の判定結果に基づいて電動送風機9を制御してもよい。また、商用電源から電力が供給されるスタンド式の電気掃除機において、吸引用アタッチメント3の種類の判定結果に基づいて電動送風機9を制御してもよい。さらに、延長管2が蛇腹式のホースである電気掃除機において、吸引用アタッチメント3の種類の判定結果に基づいて電動送風機9を制御してもよい。これらの場合も、掃除の用途に応じて電動送風機9を制御することができる。
また、動作検出器22を手元操作部10の内部に設けてもよい。この際、吸引用アタッチメント3の種類の判定結果と加速度センサー18からの出力に基づいた移動速度とに基づいて電動送風機9を制御すればよい。この場合も、掃除の用途に応じて電動送風機9をより適切に制御することができる。
また、電気掃除機の使用状態として複数の使用状態を判定してもよい。例えば、予め設定された期間Rの間の加速度センサー18の出力がI以上の場合に、電気掃除機の状態を状態Lに遷移させてもよい。例えば、予め設定された期間Rの間の加速度センサー18の出力がJ以上でありI未満の場合に、電気掃除機の状態を状態Mに遷移させてもよい。例えば、予め設定された期間Rの間の加速度センサー18の出力がJ未満の場合に、電気掃除機の状態を状態Nに遷移させてもよい。
また、吸引用アタッチメント3に流れる電流をカレントトランス、または、ホール素子を利用した電流センサーで検出してもよい。また、アタッチメント判定抵抗の抵抗値に応じて2つ以上の吸引用アタッチメント3の種類を判定してもよい。
また、手元操作部10において、スイッチ部10aの一部に、電動送風機9のモーターの出力を切り替えるスイッチを設けてもよい。例えば、スイッチ部10aの一部に、電動送風機9のモーターの出力を「強」および「弱」の一方から他方に切り替えるスイッチを設けてもよい。例えば、当該スイッチが操作された際、表2のように電動送風機9のモーターの出力を切り替えるようにしてもよい。
Figure 0006668968
1 本体、 2 延長管、 3 吸引用アタッチメント、 4 本体吸引口、 5 サイクロン部、 6 集塵部、 7 排気口、 8 電池、 9 電動送風機、 10 手元操作部、 10a スイッチ部、 10b 報知部、 11 制御部、 12 アタッチメント吸引口、 13a、13b アタッチメント電極、 14 回転ブラシ、 15 ブラシ用モーター、 16a、16b アタッチメント判定抵抗、 17 機械スイッチ、 17a 第1接点、 17b 第2接点、 17c 第3接点、 18 加速度センサー、 19 電流検出用抵抗、 20 電動送風機制御部、 21 マイコン、 22 動作検出器、 23 アタッチメント判定器

Claims (2)

  1. 吸引風を発生させる電動送風機と、
    前記電動送風機が発生させる吸引風により吸引された塵埃が通過する吸引口と、
    前記吸引口に着脱自在に設けられた吸引用アタッチメントと、
    前記吸引口に取り付けられた吸引用アタッチメントの種類を判定するアタッチメント判定器と、
    外部からの操作を受け付ける手元操作部と、
    前記手元操作部の移動動作を検出する動作検出器と、
    前記吸引用アタッチメントの種類の判定結果と前記動作検出器の検出結果とに基づいて前記電動送風機を制御する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記吸引口に取り付けられた吸引用アタッチメントの種類の判定結果と前記動作検出器の検出結果とに基づいて電気掃除機の移動状態を判定する際の閾値を変更する電気掃除機。
  2. 前記制御部は、前記手元操作部が受け付けた操作と前記吸引口に取り付けられた吸引用アタッチメントの種類の判定結果と前記動作検出器の検出結果とに基づいて前記電動送風機を制御する請求項1に記載の電気掃除機。
JP2016120462A 2016-06-17 2016-06-17 電気掃除機 Active JP6668968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016120462A JP6668968B2 (ja) 2016-06-17 2016-06-17 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016120462A JP6668968B2 (ja) 2016-06-17 2016-06-17 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017221549A JP2017221549A (ja) 2017-12-21
JP6668968B2 true JP6668968B2 (ja) 2020-03-18

Family

ID=60686151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016120462A Active JP6668968B2 (ja) 2016-06-17 2016-06-17 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6668968B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6919601B2 (ja) * 2018-03-06 2021-08-18 三菱電機株式会社 電気掃除機
JP6922842B2 (ja) * 2018-05-22 2021-08-18 三菱電機株式会社 電気掃除機
DE102018126138A1 (de) 2018-10-22 2020-04-23 Miele & Cie. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Erkennen eines Typs einer motorbetriebenen Bürste für einen Staubsauger, Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben eines Staubsaugers, motorbetriebene Bürste für einen Staubsauger und Staubsauger

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006051187A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機
JP2008061924A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP2008188289A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Toshiba Tec Corp 電気掃除機
JP5350755B2 (ja) * 2008-11-13 2013-11-27 株式会社東芝 電気掃除機
JP2011010743A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 電気掃除機
JP5830712B2 (ja) * 2010-12-20 2015-12-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気掃除機
JP2013202094A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Toshiba Corp 電気掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017221549A (ja) 2017-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6668968B2 (ja) 電気掃除機
JP6492282B2 (ja) 電気掃除機
JP2014236780A (ja) 電気掃除機
JP2021069484A (ja) 電気掃除機
JP2008061924A (ja) 電気掃除機
JP5777545B2 (ja) 電気掃除機
JP2013233198A (ja) 電気掃除機
JP4967593B2 (ja) 電気掃除機
JP7291575B2 (ja) 電気掃除機
JP6711089B2 (ja) 電気掃除機
JP6382523B2 (ja) 電気掃除機
JP2006122172A (ja) 電気掃除機
JP2015154850A (ja) 電気掃除機
JP2013202094A (ja) 電気掃除機
JP2011183086A (ja) 電気掃除機
JP2009165749A (ja) 集塵機
JP5075453B2 (ja) 電気掃除機
JP6246511B2 (ja) 電気掃除機
JP2013226287A (ja) 電気掃除機
JP2012217787A (ja) 電気掃除機
JP2010220979A (ja) 電気掃除機
JP2004057450A (ja) 電気掃除機
JP2001218716A (ja) ハンドヘルド電気機器
JP2010051582A (ja) 電気掃除機
JP5214303B2 (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190827

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6668968

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250