JP5075453B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、吸込口体に掃除機本体から電源が供給される動作部とその動作部を制御する制御部とを備えた電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機として、例えば特許文献1に記載された電気掃除機が知られている。この電気掃除機は、ホースに、このホース内の2本の配線を介して掃除機本体から電源が供給される手元回路部が設けられている。手元回路部は、表示や報知などの出力を行う出力手段を備えている。一方、掃除機本体には、ゴミ量検出手段とこのゴミ量検出手段が検出したゴミ量に応じた本体情報を配線に出力する信号送信手段とが設けられている。
そして、ゴミ量に応じて電源電圧を制御することによって本体情報を手元回路部に送信する。手元回路部は制御された電源電圧を検出して、その検出結果を出力手段に出力し、出力手段は本体情報を表示あるいは報知する。この電気掃除機によれば、ホースの配線を増やすことなく手元回路部への電源供給と信号の送信とを行うことができる。
特開2001−104226号公報
上記特許文献1に記載のものは、掃除機本体から手元回路部へ供給される電源の電圧波形を用いて信号を送信するものではあるが、掃除機本体から送信される電源の電圧波形は、信号が送られる側である手元回路部の動作状況に応じて制御されるものではないから、以下の点で課題が残されている。
例えば、吸込口体に回転清掃体を駆動する吸込口モータ等の動作部を設け、これに特許文献1に開示された技術思想を適用して、掃除機本体から吸込口体に供給される電源の電圧波形を動作部の信号とするものにおいては、電源の電圧波形が制御されていることにより電力が制限されてしまう。
そして、掃除機本体では吸込口体に信号が伝わったことが認識できないものであるから、信号を確実に伝達するためには掃除機本体から同じ信号を長い時間かけて出力し続ける必要があった。このため、動作部が動作をしている状態であっても、動作部への電力が制限されてしまうという課題がある。
そこで本発明は上記課題を解決し、掃除機本体から吸込口体への電源の電圧波形を利用して信号とすることができるだけでなく、動作中の動作部への電力低下を抑制することができる電気掃除機を得ることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、電動送風機を備えた掃除機本体と、この掃除機本体に接続され電力線が配設された連通管と、この連通管に接続され前記電動送風機の動作により塵埃を吸い込む吸込口体と、この吸込口体に設けられるとともに前記電力線を介して掃除機本体から電力が供給される電源部と、前記吸込口体に設けられ前記電源部により動作する動作部とを有し、前記掃除機本体に、前記掃除機本体から前記電源部に印加する電圧波形を制御して信号とし、この信号を前記吸込口体に出力する本体制御部を設け、前記吸込口体に、前記信号を検出する検出部とこの検出部の検出結果に基づいて前記動作部を制御する制御部とを設けた電気掃除機であって、前記電力線に流れる電流を検出することで前記動作部の動作を検出する電流検出部を設け、この電流検出部が前記動作部の動作を検出した場合、前記本体制御部は、前記信号を出力するときよりも大きな電力となるように前記電源部に印加する電圧波形を制御するものである。
本発明によれば、掃除機本体から吸込口体への電源の電圧波形を利用して信号とすることができ、しかも、動作中の動作部への電力低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
はじめに、図1、図2および図3を用いて、電気掃除機の全体構成を説明する。電気掃除機は、掃除機本体1と、この掃除機本体1に形成された吸込口2に一端が着脱可能に接続されるホース3と、このホース3の他端に一端が着脱可能に接続される延長管4と、この延長管4の他端に着脱可能に接続される吸込口体5とからなる。ホース3と延長管4とで連通管6が構成される。
掃除機本体1は、電動送風機7、吸込口2を介してホース3と連通する集塵部としての集塵袋8を内部に設け、電動送風機7の吸気風が集塵袋8内を通過することでこの集塵袋8で塵埃を分離し集塵するようになっている。さらに、掃除機本体1の前側下面には旋回自在な旋回輪(図示せず)を、本体1の後側側面には大径の一対の従動後輪9(一方のみ図示)をそれぞれ設けている。
ホース3は、伸縮自在で湾曲可能な略円筒状からなるもので、ハンドル10と電動送風機7の入力等を設定する操作ボタン11とを備えた手元操作管12(手元操作部)を有している。この操作ボタン11は、電動送風機7、吸込口モータ13をそれぞれ異なる駆動状態にする複数種類の運転モードを選択することができるように構成されている。具体的には、図中に示すように、ホース3から延長管4の方向に向けて、電動送風機7の停止設定用の操作ボタン11a、電動送風機7の強入力/弱入力の運転設定用の操作ボタン11b、吸込口モータ13の正転/反転/停止の運転設定用の操作ボタン11cが一列に順次並んで配設されている。
また、ホース3には、電動送風機7の電源例えば交流電源と吸込口体5とを接続するための一対の電力線14が設けられている。さらに、ホース3には、掃除機本体1に設けられた後述する本体制御部と手元操作12とを接続する一対の信号線15が設けられている。信号線15の1本は電力線14を共用している。そして、これら電力線14と信号線15とは、ホース3の一端から他端にわたって配設されている。
延長管4は大径管4aとこの大径管4a内に挿入される小径管4bからなり、小径管4bを大径管4aに対してスライドさせることで延長管4全体を伸縮可能にしている。これら大径管4aと小径管4bとには一対の電力線16が設けられ、この電力線16はホース3に設けられた電力線14と接続されている。
次に、吸込口体5の構成について詳述する。吸込口体5は、この延長管4の先端に着脱可能に取り付けられるもので、被掃除面上の塵埃を吸い込む吸込開口5aを設けている。図2は、吸込口体5の構成を掃除面(底面)側から見た様子を示す平面図である。図2に示すように、吸込口体5には動作部としての吸込口モータ13が配設されており、この吸込口モータ13の回転は、動力伝達機構17により回転清掃体18に伝達されるようになっている。吸込口体5の掃除面(底面)側には、吸込口モータ13の安全スイッチとして機能する掃除面スイッチ19が配設されている。なお、吸込口体5内には、吸込口体制御装置60を実装した吸込口回路基板21が組み込まれている。
次に、掃除機本体1に内蔵された本体制御装置30、吸込口体5に内蔵された吸込口制御装置60を含む回路構成を図3に基づいて説明する。31は商用交流電源で、本体制御装置30において、制御信号で駆動されるスイッチング素子、例えば、双方向性サイリスタ32、電流ヒューズ33、および電動送風機7の一部を構成し交流電源で駆動される整流子モータ(以下、単にモータという)34が直列に接続されている。
電動送風機7は、主にモータ34とこのモータ34で回転されるファン35とから構成されている。モータ34は、例えば、ブラシ(図示せず)と、このブラシに摺動する整流子を備えた電機子34aと界磁巻線34b,34cとから構成されるユニバーサルモータである。ファン35はモータ34の回転軸に接続された遠心型ファンであり、モータ34によりファン35が回転すると、塵埃を含んだ空気が吸込口体5から延長管4、ホース3を介して掃除機本体1に吸い込まれる。36はゼロクロス検出部で、モータ34に印加する交流電源電圧のゼロクロスポイントを検出する。
また、37はマイクロコンピュータからなる本体制御部で、そのI/O部38には、手元操作管12に接続された信号線15が接続され、手元操作管12からは指示信号等がI/O部38に入力される。そして、本体制御部37は、商用交流電源31のゼロクロスタイミングの取込み、手元操作管12からの指示信号等の取込みを行うとともに、双方向性サイリスタ32、および電力線14に接続された電力制御素子としての双方向性サイリスタ39の制御端子に制御信号を出力するようになっている。そして、この制御信号に応じて双方向性サイリスタ39が導通する。したがって、本体制御部37の制御信号で交流電源の電圧波形が位相制御され、この位相制御された電圧波形が信号として吸込口体5に対して出力される。
また、手元操作管12の各操作ボタン11a〜11cとそれぞれ直列に設けられた抵抗部品12a〜12cは、それぞれ異なる抵抗値となっており、本体電源部40の出力電圧の分圧値を操作ボタン11の操作状態に応じて変化させるための回路構成(電圧可変回路)をなしている。そして、操作ボタン11の操作状態に応じて変動する分圧値を、本体制御部37が周期的に読み取る。
本体制御部37は、主に、中央処理部41、メモリ42、前述したI/O部38、およびタイマ43などから構成される。メモリ42は、中央処理部41が実行する制御プログラム、ならびに必要な定数などのデータが予め記憶しており、また、中央処理部41の演算データなどを一時記憶しておくデータ記憶領域ならびに作業領域として使用される。
44は電動送風機7に流れる電流を検出する本体電流検出部で、この本体電流検出部44の出力は本体制御部37に入力される。本体制御部37は、本体電流検出部44の出力に応じて図示しない集塵量報知部を制御する。また、44bは電力線14を流れる電流を検出する電流検出部で、吸込口モータ13の動作を検出する動作検出手段として機能するものである。電力線14を流れる電流は、吸込口体5に配設された動作部としての吸込口モータ13を流れる電流と、後述する吸込口制御部50などを流れる電流を合計した電流である。この電流検出部44bの出力もまた本体制御部37に入力される。
次に、吸込口体5に設けられた吸込口制御装置60の構成を説明する。商用交流電源31に、双方向性サイリスタ39を介して、電源部としての吸込口電源部48が接続されている。この双方向性サイリスタ39の制御信号の出力タイミングは、前述したように本体制御部37が制御する。吸込口電源部48は、電力線16に接続される整流部48a、降圧部48b、定電圧部48cなどから構成されている。整流部48aは例えばダイオードから構成され、定電圧部48cは例えば電解コンデンサから構成されている。整流部48aには、トランジスタ等の4つのスイッチング素子49a〜49dから構成されるブリッジ回路49が接続され、さらに、このブリッジ回路49に吸込口モータ13が接続されている。また、吸込口電源部48は、制御部としての吸込口制御部50の電源としても機能する。
吸込口制御部50は、主に、メモリ51、中央処理部52、I/O部(図示せず)、およびタイマ53から構成される。メモリ51は、吸込口体5に設けられた動作部の動作に係る制御プログラム、ならびに必要な定数などのデータが予め記憶されている。この吸込口制御部50には、電源検出部54が接続される。電源検出部54は、本体制御部37から出力された信号から波形を生成し、吸込口制御部50に出力する役割をする。
吸込口制御部50には、このようにして生成された波形が入力される。そして、この波形情報に応じて、換言すれば本体制御部37からの信号に応じて、ブリッジ回路49の各スイッチング素子49a〜49dへオン、オフの制御信号を出力して、吸込口モータ13の回転速度や回転方向を制御する。例えば、吸込口制御部50が、スイッチング素子49aと49dをオンさせた場合は、掃除面に対して吸込口体5が前方向に進むように回転(正転)し、逆に、スイッチング素子49bと49cをオンさせた場合は、掃除面に対して吸込口体5が後方向に進むように回転(反転)する。
また、本体制御部37は、コンセントが差し込まれて商用交流電源31から電源が供給されると双方向性サイリスタ39の制御端子に所定のタイミングで制御信号を供給して、吸込口体5の電源部48に電力を供給する。これにより、吸込口制御部50は電源が供給されて動作可能となる。このとき、吸込口制御部50で消費する電力は小さいので、電力線14に流れる電流はわずかである。また、この段階では吸込口制御部50はブリッジ回路49の各スイッチング素子49a〜49dに対して何ら出力しない。
このような構成において、手元操作管12の操作ボタン11が操作されると、この操作に基づいた信号が本体制御部37に入力される。電動送風機7を動作させる旨の信号である場合には、本体制御部37から双方向性サイリスタ32の制御端子に制御信号が供給され、電動送風機7が駆動される。本体制御部37は、位相制御により電動送風機7の入力を可変できる。
次に、操作ボタン11が操作されて、吸込口モータ13を動作、例えば正転させる旨の信号が本体制御部37に入力された場合について説明する。本体制御部37は、吸込口モータ13を動作させる旨の信号であると確定すると、図4の(f)に示す制御信号出力区間フラグをHighにする。この制御信号出力区間フラグは、制御信号の出力状態でHighになり、このフラグがHighである状態では、双方向性サイリスタ39の制御端子に例えば図4の(b)に示すタイミング、すなわち電源電圧のゼロクロスポイントから時間tb後のタイミングに制御信号を供給する。制御信号が供給されると、吸込口体端子の間すなわち電力線16には図4の(c)に示す吸込口端子間電圧が発生する。なお、この制御信号の出力タイミングは操作ボタン11の操作に基づいて予め定められたものであり、上述したような電源投入時に吸込口制御部50を動作可能とするために制御信号を供給する場合とは容易に区別が可能となるような異なるタイミングに設定している。また、上述したように吸込口制御部50で電力を消費することによる電流や電圧降下についてはわずかであるので、説明を簡略化するために図4の各図においてはこれらを表していない。
図4の(c)に示す吸込口端子間電圧は、電源検出部54において、双方向性サイリスタ39に並列接続された図示しないスナバ回路による影響が排除されるとともに図4の(d)に示す吸込口電源検出信号に変換される。そして、この吸込口電源検出信号が吸込口制御部50に入力される。吸込口制御部50は、制御部認識区間において、吸込口電源検出信号のHigh時間tdまたはLow時間tc(以下、位相時間という)より、本体制御部37から出力されてきた信号を認識する。そして、吸込口制御部50は、位相時間により認識した信号に応じて吸込口モータ13を駆動する。
吸込口モータ13の動作を検出するために、電力線14に流れる電流を掃除機本体側で検出した波形を図4の(e)に示す。なお、上述したとおり、図4の(e)においても吸込口制御部50が電力を消費することによって流れる電流は示されていない。吸込口制御部50が吸込口モータ13を駆動すると、モータの動作開始による急峻に変化する始動電流Isが流れた後、図4の(c)に示す吸込口端子間電圧よりも位相の遅れた非定常電流Ii1、Ii2・・・が流れ、この電流は徐々に大きくなっていく。掃除機本体側に設けた電流検出部44bは、電力線14を流れる電流を検出して本体制御部37にその電流情報を出力しているが、本体制御部37は図4の(f)の制御信号出力区間フラグがHighになっている状態において、始動電流Isやこれら非定常電流Ii1、Ii2・・・を検出した場合、吸込口モータ13が動作したと認識することができる。
例えば、本体制御部37は、あらかじめ定められた本体制御部認識区間において始動電流Isや非定常電流Ii1、Ii2・・・が所定の回数以上生じた電流波形(以下、戻り信号という)を検出した場合、本体制御部37から出力した信号は吸込口制御部50によって認識され、吸込口モータ13が制御されたと判断する。本体制御部37が戻り信号を受信した後は、これ以上本体制御部37から吸込口制御部50に対して吸込口モータ13を正転させる旨の信号を出力する必要はない。そこで、図4の(f)に示す制御信号出力区間フラグをLowにするとともに、図4の(b)に示すように、次のゼロクロスタイミングに合わせて制御信号をHigh一定に制御する。このように制御信号をHigh一定に制御することで、吸込口モータ13に与えられる電力は、本体制御部37から信号を出力している区間の電力よりも大きくすることができる。また、吸込口モータ13を正転している状態から反転させる場合においては、反転した直後の電力線14に流れる電流波形が停止状態から起動した直後の電流波形とは異なるものの、非定常電流は生じるので、これを戻り信号として本体制御部37が検出することで吸込口モータ13が反転したと認識することができる。
なお、本体制御部37が吸込口モータ13を正転させる旨の信号を出力している状態で、電流検出部44bが戻り信号を検出しないときには、本体制御部37は吸込口モータ13を正転させる旨の信号を出力し続けるようになっている。また、図4の(b)に示すような制御信号をHigh一定に制御している状態で、操作ボタン11が操作されると、その操作に応じた信号が出力されるようになっている。
以上説明したように本実施の形態の電気掃除機によれば、掃除機本体1から吸込口体5に供給される電源の電圧波形を、吸込口モータ13を制御するための信号として利用できる。しかも、操作ボタン11の操作によって吸込口モータ13が動作した後は、掃除機本体1から吸込口体5に供給する電力を大きくするので、電源の電圧波形を信号として利用することに起因して生じる吸込口モータ13のパワー不足を抑制することができる。
また、電力線14に流れる電流により吸込口モータ13の動作を検出する構成としたので、掃除機本体1側で吸込口モータ13の動作を検出できる。このため、吸込口体5側で吸込口モータ13の動作を検出してその検出結果を掃除機本体1に送信するものに比べて、吸込口体5と掃除機本体1とを新たな信号線を必要としないので構成を簡単にすることができる。
しかも、本体制御部37は、操作ボタン11の操作に応じた信号を所定期間だけ出力するのではなく、吸込口モータ13が操作ボタンの操作に応じた動作となったことを認識するまで信号を出力し続けるので、本体制御部37からの信号に応じて吸込口モータ13を確実に制御できる。
上記実施の形態においては動作部は吸込口モータ13であるとして説明したが、この吸込口モータ13は回転清掃体18を駆動したり、あるいは吸込口体5に設けられた走行輪を駆動したりするために設けることが可能である。そして、電流検出部44bは、カレントトランスやシャント抵抗を用いる方法などを使うことができる。なお、電力線14に流れる電流により動作部の動作を検出するものにあっては、上記したように動作部が吸込口制御部50を構成するマイクロコンピュータなどよりも重負荷であることが望ましい。
加えて電流波形については、所定時間内に始動電流Isや非定常電流Ii1、Ii2・・・の発生した回数を検出しているが、本体制御部37において、吸込口制御部50が電力を消費することにより流れる電流値以上の電流値をしきい値としてあらかじめ設定しておき、このしきい値を超えた電流値を検出した場合、戻り信号を検出したと判断することも可能である。また、本体制御部37は、吸込口モータ13の動作が検出された後は制御信号をHigh一定に制御しているが、これに限るものではなく、信号を送っているときの電力よりも大きくなるように制御すればよい。
本発明の実施の形態に係る電気掃除機の構成を示す斜視図。 同実施の形態に係る吸込口体の構成を示す平面図。 同実施の形態に係る電気掃除機の回路構成を示す図。 同実施の形態における各部の電圧、信号波形を示す図。
1 掃除機本
5 吸込口体
連通管
7 電動送風機
13 吸込口モータ(動作部)
14,16 電力線
37 本体制御部
44b 電流検出
48 吸込口電源部(電源部)
50 吸込口制御部(制御部)
54 電源検出部(検出部)

Claims (2)

  1. 電動送風機を備えた掃除機本体と、この掃除機本体に接続され電力線が配設された連通管と、この連通管に接続され前記電動送風機の動作により塵埃を吸い込む吸込口体と、この吸込口体に設けられるとともに前記電力線を介して掃除機本体から電力が供給される電源部と、前記吸込口体に設けられ前記電源部により動作する動作部とを有し、
    前記掃除機本体に、前記掃除機本体から前記電源部に印加する電圧波形を制御して信号とし、この信号を前記吸込口体に出力する本体制御部を設け、
    前記吸込口体に、前記信号を検出する検出部とこの検出部の検出結果に基づいて前記動作部を制御する制御部とを設けた電気掃除機であって、
    前記電力線に流れる電流を検出することで前記動作部の動作を検出する電流検出部を設け、
    この電流検出部が前記動作部の動作を検出した場合、前記本体制御部は、前記信号を出力するときよりも大きな電力となるように前記電源部に印加する電圧波形を制御することを特徴とする電気掃除機
  2. 前記本体制御部は、前記動作部を動作させる旨の信号を出力している場合、前記電流検出部が前記動作部の動作を検出するまで前記信号を出力し続けることを特徴とする請求項記載の電気掃除機。
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