JP4922830B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、吸込口体に、掃除機本体から電源が供給される吸込口モータとその吸込口モータや動作部を制御する制御部とを備えた電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機として、例えば特許文献1に記載された電気掃除機が知られている。この電気掃除機は、例えばホースに、このホース内の2本の配線を介して掃除機本体から電源が供給される手元回路部が設けられている。手元回路部は、表示や報知などの出力を行う出力手段を備えている。一方、掃除機本体には、ゴミ量検出手段とこのゴミ量検出手段が検出したゴミ量に応じた本体情報を配線に出力する信号送信手段とが設けられている。
そして、ゴミ量に応じて電源電圧を制御することによって本体情報を手元回路部に送信する。手元回路部は制御された電源電圧を検出して、その検出結果を出力手段に出力し、出力手段は本体情報を表示あるいは報知する。この電気掃除機によれば、ホースの配線を増やすことなく手元回路部への電源供給と信号の送信とを行うことができる。
特開2001−104226号公報
上記特許文献1には、掃除機本体から掃除機各部へ供給される電源の電圧波形を用いて吸込口体へ信号を送信するという技術思想は開示されているものの、これを実現する具体的構成は開示されていない。本出願の発明者は、掃除機本体から吸込口体へ印加する電源の交流電圧波形を信号として利用することについて検討を重ね、電源の交流電圧波形から指示信号を検出する電気掃除機を発明した。しかしながら、電源から電圧が印加されるモータが吸込口体に備えられていると、モータの回転時にはコミュテータやブラシに起因する電気的なノイズが発生し、モータの停止直後には誘導起電力が生じる。上記の構成の場合、電気的ノイズや誘導起電力は電圧波形を指示信号に変換する際に大きな誤差要因となる等、指示信号の伝達に悪影響を与えるおそれがある。
そこで、本発明は上記課題を解決し、モータを備える吸込口体に対して、電源の電圧波形を信号として利用することができ、しかも信号の検出を正確に行って確実に指示信号の伝達が行える電気掃除機を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の電気掃除機は、電動送風機を備えた掃除機本体と、塵埃を吸い込む吸込口体とがあって、吸込口体には、電力線と接続されて掃除機本体から印加される交流電圧を整流する整流部を備えた電源部と、電源部から電圧が印加される吸込口モータと、吸込口モータにより駆動される回転清掃体と、場合によってはさらに動作部とを備え、掃除機本体には電源部に印加する交流電圧波形を指示信号として出力する本体制御部を備えた電気掃除機であって、吸込口体には、指示信号を検出する信号検出部と、検出された指示信号に基づいて吸込口モータや動作部を制御する吸込口制御部とを備え、信号検出部は整流部の1次側に設けるか、信号検出部を前記整流部の2次側に設けるとともに吸込口モータから信号検出部への電流の逆流を防止する逆流防止部を吸込口モータと信号検出部の間に設けたものである。
本発明によれば、掃除機本体から供給される電圧波形を利用して本体制御部から吸込口体の制御部に指示信号を送ることができ、さらに信号伝達の信頼性を高めることができる。
以下、本発明の第一の実施の形態を、図面を参照して説明する。
はじめに、図1〜図4を用いて、電気掃除機の構成を説明する。電気掃除機は、掃除機本体1と、この掃除機本体1に形成された吸込口2に一端が着脱可能に接続されるホース3と、このホース3の他端に一端が着脱可能に接続される延長管4と、この延長管4の他端に着脱可能に接続される吸込口本体5とからなる。ホース3と延長管4とで連通管6が構成される。
掃除機本体1は、電動送風機7、吸込口2を介してホース3と連通する集塵部としての集塵袋8を内部に設け、電動送風機7の吸気風が集塵袋8内を通過することでこの集塵袋8で塵埃を分離し集塵するようになっている。さらに、本体1の前側下面には旋回自在な旋回輪(図示せず)を、本体1の後側側面には大径の一対の従動後輪9(一方のみ図示)をそれぞれ設けている。
ホース3は、伸縮自在で湾曲可能な略円筒状からなるもので、ハンドル10と電動送風機7の入力等を設定する操作ボタン11とを備えた手元操作管12(手元操作部)を有している。この操作ボタン11は、電動送風機7、吸込口モータ13をそれぞれ異なる駆動状態にする複数種類の運転モードを選択することができるように構成されている。具体的には、図中に示すように、ホース3から延長管4の方向に向けて、電動送風機7の停止設定用の操作ボタン11a、電動送風機7の強入力/弱入力の運転設定用の操作ボタン11b、吸込口モータ13の正転/反転/停止の運転設定用の操作ボタン11cが一列に順次並んで配設されている。
また、ホース3には、電動送風機7の電源例えば交流電源と吸込口体5とを接続するための一対の電力線14が設けられている。さらに、ホース3には、掃除機本体1に設けられた後述する本体制御部と手元操作部12とを接続する一対の信号線15が設けられている。信号線15の1本は電力線14を共用している。そして、これら電力線14と信号線15とは、ホースの3の一端から他端にわたって配設されている。
延長管4は大径管4aとこの大径管4a内に挿入される小径管4bからなり、小径管4bを大径管4aに対してスライドさせることで延長管4全体を伸縮可能にしている。これら大径管4aと小径管4bとには一対の電力線16が設けられ、この電力線16はホース3に設けられた電力線14と接続されている。
次に、吸込口体5の構成について詳述する。吸込口体5は、この延長管4の先端に着脱可能に取り付けられるもので、被掃除面上の塵埃を吸い込む吸込開口5aを設けている。図2は、吸込口体5の構成を掃除面(底面)側から見た様子を示す平面図である。図2に示すように、吸込口体5には吸込口モータ13が配設されており、この吸込口モータ13の回転は、動力伝達機構17により回転清掃体18に伝達されるようになっている。吸込口体5の掃除面(底面)側には、吸込口モータ13の安全スイッチとして機能する掃除面スイッチ19が配設されている。なお、吸込口体5内には、吸込口体制御装置60を実装した吸込口回路基板21が組み込まれている。
次に、掃除機本体1に内蔵された本体制御部30、吸込口体5に内蔵された吸込口制御装置60を含む回路構成を図3に基づいて説明する。31は商用交流電源で、本体制御装置30において、指示信号で駆動されるスイッチング素子、例えば、双方向性サイリスタ32、電流ヒューズ33、および電動送風機7の一部を構成し交流電源で駆動される整流子モータ(以下、単にモータという)34が直列に接続されている。
電動送風機7は、主にモータ34とこのモータ34で回転されるファン35とから構成されている。モータ34は、例えば、ブラシ(図示せず)と、このブラシに摺動する整流子を備えた電機子34aと界磁巻線34b、34cとから構成されるユニバーサルモータである。ファン35はモータ34の回転軸に接続された遠心型ファンであり、モータ34によりファン35が回転すると、塵埃を含んだ空気が吸込口体5から延長管4、ホース3を介して掃除機本体1に吸い込まれる。36はゼロクロス検出部で、モータ34に印加する交流電源電圧のゼロクロスポイントを検出する。
また、37はマイクロコンピュータからなる本体制御装置で、そのI/O部38には、手元操作管12に接続された信号線15が接続され、手元操作管12からは指示信号等がI/O部38に入力される。そして、本体制御装置37は、商用交流電源31のゼロクロスタイミングの取込み、手元操作管12からの指示信号等の取込みを行うとともに、双方向性サイリスタ32、および電力線14に接続された電力制御素子としての双方向性サイリスタ39の制御端子に駆動信号を出力するようになっている。
また、手元操作管12の各操作ボタン11a〜11cとそれぞれ直列に設けられた抵抗部品12a〜12cは、それぞれ異なる抵抗値となっており、本体電源部40の出力電圧の分圧値を操作ボタン11の操作状態に応じて変化させるための回路構成(電圧可変回路)をなしている。そして、操作ボタン11の操作状態に応じて変動する分圧値を、本体制御装置37が周期的に読み取る。
本体制御装置37は、主に、中央処理部41、メモリ42、前述したI/O部38、およびタイマ43などから構成される。メモリ42は、中央処理部41が実行する制御プログラム、ならびに必要な定数などのデータが予め記憶しており、また、中央処理部41の演算データなどを一時記憶しておくデータ記憶領域ならびに作業領域として使用される。
44は電動送風機7に流れる電流を検出する電流検出部で、この電流検出部44の出力は本体制御装置37に入力される。本体制御装置37は、例えば吸込口モータ13の回転/停止や回転方向を変えさせたり、電流検出部44の出力に応じて掃除機本体1に設けられた動作部としての報知部20を動作させて、集塵袋8の集塵量に関する情報を使用者に知らせることができる。
次に、吸込口体5に設けられた吸込口制御装置60の構成を説明する。商用交流電源31に、双方向性サイリスタ39を介して、電源部としての吸込口電源部48が接続されている。この双方向性サイリスタ39の駆動信号の出力タイミングは、前述したように本体制御装置37が制御する。吸込口電源部48は、電力線16に接続されて掃除機本体から印加される交流電圧を整流する整流部48a、降圧部48b、定電圧部48cなどから構成されている。整流部48aは例えば4つのダイオードから構成され、定電圧部48cは例えば電解コンデンサから構成されている。整流部48aの出力側には、トランジスタ等の4つのスイッチング素子49a〜49dから構成されるブリッジ回路49が接続され、さらに、このブリッジ回路49に吸込口モータ13が接続されている。また、吸込口電源部48は、制御部としての吸込口制御部50の電源としても機能する。
吸込口制吸込口制御部50は、主に、メモリ51、中央処理部52、I/O部(図示せず)、およびタイマ53から構成される。メモリ51は、吸込口体5に設けられた動作部の動作に係る制御プログラム、ならびに必要な定数などのデータが予め記憶されている。この吸込口制御部50には、信号検出部54、および動作部としての報知部20が接続される。報知部20は、制御信号でオンオフするスイッチング素子20aおよびLEDなどの発光部20bで構成される。
吸込口制御部50には、信号検出部54から、掃除機本体1より吸込口モータ13に供給される電圧の波形情報、換言すれば指示信号が入力される。信号検出部54は、電力線16に接続される整流部54a、信号整形部54bなどから構成されている。信号検出部54は整流部48aの1次側に接続されている。また、信号検出部54の整流部54aは吸込口電源部48の整流部48aと並列に接続されている。そして、掃除機本体1より吸込口電源部48に供給される電圧の波形情報に応じて、ブリッジ回路49の各スイッチング素子49a〜49dへオン、オフの駆動信号を出力して、例えば、吸込口モータ13の回転速度や回転方向を制御する。例えば、吸込口制御部50が、スイッチング素子49aと49dをオンさせた場合は、掃除面に対して吸込口体5が前方向に進むように回転(正転)し、逆に、スイッチング素子49bと49cをオンさせた場合は、掃除面に対して吸込口体5が後方向に進むように回転(反転)する。
なお、本体制御装置37は、コンセントが差し込まれて商用電源から電源が供給されると双方向性サイリスタ39の制御端子に所定のタイミングで指示信号を供給して、吸込口体5の電源部48に電力を供給する。これにより、吸込口制御部50は電源が供給されて動作可能となる。
このような構成において、手元操作管12の操作ボタン11が操作されると、この操作に基づいた信号が本体制御装置37に入力される。電動送風機7を動作させる旨の信号である場合には、本体制御装置37から双方向性サイリスタ32の制御端子に駆動信号が供給され、電動送風機7が駆動される。本体制御装置37は、位相制御により電動送風機7の入力を可変することができる。
図4は吸込口体各部の電圧・波形を示す図であるが、操作ボタン11cが操作されて、吸込口体5の吸込口モータ13を正転から反転させる旨の信号が本体制御装置37に入力されると、本体制御装置37は双方向性サイリスタ39の制御端子に例えば図4の(b)に示すタイミングで駆動信号を供給する。すなわち、本体制御装置37は、吸込口体5の入力を位相制御する。双方向性サイリスタ39は電源電圧が反転するまで導通するので、吸込口体端子の間すなわち電力線16には図4の(c)に示す電圧が発生する。なお、この駆動信号のタイミングは操作ボタン11の操作に基づいて予め定められたものである。また、電圧波形は、図4の(c)に示すように操作ボタン11cが操作されてから所定期間のみその操作に応じた電圧波形とし、その後は図4の(a)に示される交流電源の電圧波形とする。すなわち、本体制御装置37は図中の検出期間のみ指示信号を出力する。または、本体制御装置37は、手元操作部12の操作ボタン11cが操作されてから次の操作があるまで、同じタイミングで指示信号を出力し続けるようにしてもよい。そして、図4の(d)に示すように電力線16の交流電圧を整流部54aが整流し、この整流電圧を図4の(e)に示すように信号整形部54bが吸込口電源検出信号に変換して吸込口制御部50に出力する。信号検出部54内において、整流部54aが電力線16からの交流信号を直ちに直流信号に変換するので、その後の信号整形が容易になり、また信号検出部54の構成も複雑にならない。そして、吸込口制御部50は検出期間の吸込口電源検出信号に応じて吸込口モータ13を反転させる。その後、信号検出部54は、交流電源の電圧波形から検出した吸込口電源検出信号を吸込口制御部50に対して出力する。
また、図3に示すように、吸込口体5に吸込口モータ13の回転方向を切り替えるためのブリッジ回路49を設け、吸込口モータ13の回転方向を切り替える機能を有している場合、回転方向が切り替わるたびに、吸込口モータ13は停止と始動を繰り返すが、この停止と始動はモータから電気的ノイズが発生しやすい状態である。さらに、吸込口モータ13の回転方向が切り替わるたびに、ブリッジ回路の49を構成するスイッチング素子49a〜49dの各素子からスイッチングノイズが発生する。しかしながら、上記構成によれば、吸込口電源部48の整流部48aの入力側は電力線16に接続され、出力側はブリッジ回路49を介して、吸込口モータ13が接続され、信号検出部54の入力側は整流部48aの1次側の電力線16に接続され、出力側は信号整形部54bを介して、吸込口制御部50に接続されている。
このように信号検出部54の入力側が整流部48aの1次側に接続されているため、すなわち信号検出部54が整流部48aの1次側に設けられているため、吸込口モータ13からの電気的ノイズやスイッチング素子49a〜49dのスイッチングノイズ等の電流の逆流、および吸込口モータ13停止直後に発生する誘導起電力による電流の逆流が整流部48aによって防止されることから、信号検出部54から出力される検出信号は上記のような逆流する電流の影響を受けない。信号検出部54は、図4の(c)に示す電圧波形を検出し、上記のような吸込口モータ13の影響を受けずに、図4の(c)に示す電圧波形を図4の(e)に示す吸込口電源検出信号に変換し、この検出信号を吸込口制御部50に出力することができる。吸込口制御部50は検出信号のハイレベル期間あるいはローレベル期間を測定することによって検出信号を認識し、それに応じて吸込口モータ13を所定の状態に制御する。このように、本体制御部30は、手元操作管12の操作ボタン11Cの操作状態に応じて図4の(b)に示す遅延時間taを変化させ、吸込口制御部50は図4の(e)に示す検出信号のtbまたはtcをタイマ51で測定し、この測定値に応じて吸込口モータ13の動作状態を変える。したがって、吸込口モータ13から信号検出部54へ逆流する電流の影響を受けて吸込口モータの制御が不安定になることを防止できる。
以下、本発明の第二の実施の形態について、図5を参照して説明する。なお、第一の実施の形態と同じ構成要素には同一番号を付与して詳細な説明を省略する。
図5において、吸込口電源部48の整流部48aの入力側は電力線16に接続され、出力側はブリッジ回路49を介して吸込口モータ13が接続されている。また、信号検出部54の入力側は吸込口電源部48の整流部48aの2次側に接続され、出力側は信号整形部54bを介して吸込口制御部50に接続されている。電力線16の交流電圧を整流部48aが整流した電圧は吸込口モータに印加されるとともに、この整流された電圧は信号整形部54bが吸込口電源検出信号に変換して吸込口制御部50に出力する。また、吸込口モータ13と信号検出部54の間には逆流防止部70が設けられている。
このように信号検出部54の入力側は整流部48aの2次側に接続されているため、すなわち、信号検出部54が整流部48aの2次側に設けられているため、信号検出部54に整流電圧を入力するための別個の整流部を設ける必要がない。さらに、吸込口モータ13からの電気的ノイズや例えばスイッチング素子49a〜49dのスイッチングノイズ等の電流の逆流、および吸込口モータ13停止直後に発生する誘導起電力による電流の逆流が逆流防止部70によって防止されることから、信号検出部54から出力される検出信号は上記のような逆流する電流の影響を受けない。信号検出部54は図4の(c)に示す電圧波形を図4の(e)に示す吸込口電源検出信号に変換し、この検出信号を吸込口制御部50に出力することができる。吸込口制御部50は検出信号のハイレベル期間あるいはローレベル期間を測定することによって検出信号を認識し、それに応じて吸込口モータ13を所定の状態に制御する。このように、本体制御部30は、手元操作管12の操作ボタン11Cの操作状態に応じて図4(b)に示す遅延時間taを変化させ、吸込口制御部50は(e)に示す検出信号のtbまたはtcをタイマ51で測定し、この測定値に応じて吸込口モータ13の動作状態を変える。したがって、吸込口モータ13から信号検出部54へ逆流する電流の影響を受けて吸込口モータの制御が不安定になることを防止できる。
なお、第一、第二の実施形態においては、一例として、信号検出部が検出した指示信号に基づいて吸込口モータを制御するものとして説明したが、動作部としての報知部20の制御を行うものでもよい。その際には、電流検出部44の出力に応じて図4(b)に示す遅延時間taを変化させ、吸込口制御部50は(e)に示す検出信号のtbまたはtcをタイマ51で測定し、この測定値に応じて報知部20の動作状態を制御して集塵袋8の集塵量に関する情報を使用者に知らせる。本発明によれば、信号検出部54から出力される検出信号は逆流する電流の影響を受けないため、報知部20の動作が不安定になることにより使用者に誤った報知を行うことを防止することができる。また、指示信号に基づいて制御を行うものが動作部である場合、吸込口モータは指示信号以外のものによって制御されるもの、例えば吸込口体5に設けられたセンサ等により被清掃面の移動方向を検知して吸込口モータ13の回転方向を制御するものであってもよい。
また、第一、第二の実施形態において、図4の(f−1)に示す吸込口モータ13が回転している際の検出区間内には、コミュテータやブラシ(図示せず)に起因する電気的なノイズが発生する。本発明の構成の場合、吸込口モータ13回転時の電気的ノイズは、信号検出部54が電圧波形を吸込口電源検出信号に変換する際に大きな誤差要因となる等、指示信号の伝達に悪影響を与えるおそれがあった。また、非検出区間においても吸込口モータ13の回転により電気的ノイズにより検出信号が影響を受け、吸込口制御部50が検出区間として誤認識するおそれもあった。しかしながら本発明によれば、検出区間あるいは非検出区間での吸込口モータ13回転時の電気的ノイズ等の電流の逆流を防止して吸込口電源検出信号へ影響を与えずにすむので、吸込口モータあるいは動作部の制御が不安定になることを防止することができる。
また、第一、第二の実施形態において、図4の(f−2)に示すように吸込口制御部50が検出区間に入ったことを認識した後で吸込口モータ13を停止した際、吸込口モータ13は惰性で回転して誘導起電力が生じる。本発明の構成の場合、この誘導起電力に伴うノイズは電源検出部54が電圧波形を吸込口電源検出信号に変換する際に大きな誤差要因となる等、制御信号の伝達に悪影響を与えるおそれがあった。しかしながら、本発明によれば、吸込口モータ13を停止した際の誘導起電力に伴う電流の逆流を防止して吸込口電源検出信号へ影響を与えずにすむので、吸込口モータあるいは動作部の制御が不安定になることを防止することができる。
さらに、図4の(d)に示すように、信号検出部54の整流部54aは全波整流部として説明してきたが、半波整流部としも構わない。但し、本体制御装置37が位相制御により吸込口体5へ信号を伝達する場合、全波整流の整流部54aは、半波整流の整流部54aと比較して、本体制御部30からの単位時間あたりの信号受信回数が2倍になることから、信号伝達効率が高くなる。したがって、吸込口モータ13の動作切替え反応も向上する。
本発明に係る電気掃除機の構成を示す斜視図。 本発明に係る吸込口本体の構成を示す平面図。 本発明の第一の実施形態に係る電気掃除機の回路構成を示す図。 本発明における各部の電圧、信号波形を示す図。 本発明の第二の実施形態に係る電気掃除機の回路構成を示す図。
符号の説明
1 掃除機本体
5 吸込口体
7 電動送風機
13 吸込口モータ
14 電力線
16 電力線
30 本体制御部
39 双方向性サイリスタ(電力制御素子)
48 吸込口電源部(電源部)
48a 整流部
50 吸込口制御部
54 信号検出部
70 逆流防止部

Claims (4)

  1. 電動送風機を備えた掃除機本体と、
    前記掃除機本体に接続され、電力線が配設された連通管と、
    前記連通管に接続され、前記電動送風機の動作により塵埃を吸い込む吸込口体とがあって、
    前記吸込口体には、
    前記電力線と接続されて掃除機本体から印加される交流電圧を整流する整流部を備えた電源部と、
    前記電源部から電圧が印加される吸込口モータと、
    前記吸込口モータにより駆動される回転清掃体とを備え、
    前記掃除機本体には、
    前記電源部に印加する交流電圧波形を指示信号として出力する本体制御部を備えた電気掃除機において、
    前記吸込口体には、
    前記指示信号を検出する信号検出部と、
    検出された指示信号に基づいて前記吸込口モータを制御する吸込口制御部とを備え、
    前記信号検出部は前記整流部の1次側に設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 電動送風機を備えた掃除機本体と、
    前記掃除機本体に接続され、電力線が配設された連通管と、
    前記連通管に接続され、前記電動送風機の動作により塵埃を吸い込む吸込口体とがあって、
    前記吸込口体には、
    前記電力線と接続されて掃除機本体から印加される交流電圧を整流する整流部を備えた電源部と、
    前記電源部から電圧が印加される吸込口モータと、
    前記吸込口モータにより駆動される回転清掃体と、
    前記電源部から電圧が印加される動作部とを備え、
    前記掃除機本体には、
    前記電源部に印加する交流電圧波形を指示信号として出力する本体制御部を備えた電気掃除機において、
    前記吸込口体には、
    前記指示信号を検出する信号検出部と、
    検出された指示信号に基づいて前記動作部を制御する吸込口制御部とを備え、
    前記信号検出部は前記整流部の1次側に設けたことを特徴とする電気掃除機。
  3. 電動送風機を備えた掃除機本体と、
    前記掃除機本体に接続され、電力線が配設された連通管と、
    前記連通管に接続され、前記電動送風機の動作により塵埃を吸い込む吸込口体とがあって、
    前記吸込口体には、
    前記電力線と接続されて掃除機本体から印加される交流電圧を整流する整流部を備えた電源部と、
    前記電源部から電圧が印加される吸込口モータと、
    前記吸込口モータにより駆動される回転清掃体とを備え、
    前記掃除機本体には、
    前記電源部に印加する交流電圧波形を指示信号として出力する本体制御部を備えた電気掃除機において、
    前記吸込口体には、
    前記指示信号を検出する信号検出部と、
    検出された指示信号に基づいて前記吸込口モータを制御する吸込口制御部とを備え、
    前記信号検出部を前記整流部の2次側に設けるとともに、前記吸込口モータから前記信号検出部への電流の逆流を防止する逆流防止部を吸込口モータと前記信号検出部の間に設けたことを特徴とする電気掃除機。
  4. 電動送風機を備えた掃除機本体と、
    前記掃除機本体に接続され、電力線が配設された連通管と、
    前記連通管に接続され、前記電動送風機の動作により塵埃を吸い込む吸込口体とがあって、
    前記吸込口体には、
    前記電力線と接続されて掃除機本体から印加される交流電圧を整流する整流部を備えた電源部と、
    前記電源部から電圧が印加される吸込口モータと、
    前記吸込口モータにより駆動される回転清掃体と、
    前記電源部から電圧が印加される動作部とを備え、
    前記掃除機本体には、
    前記電源部に印加する交流電圧波形を指示信号として出力する本体制御部を備えた電気掃除機において、
    前記吸込口体には、
    前記指示信号を検出する信号検出部と、
    検出された指示信号に基づいて前記動作部を制御する吸込口制御部とを備え、
    前記信号検出部を前記整流部の2次側に設けるとともに、前記吸込口モータから前記信号検出部への電流の逆流を防止する逆流防止部を吸込口モータと前記信号検出部の間に設けたことを特徴とする電気掃除機。
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