JP2000000191A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000000191A
JP2000000191A JP16962798A JP16962798A JP2000000191A JP 2000000191 A JP2000000191 A JP 2000000191A JP 16962798 A JP16962798 A JP 16962798A JP 16962798 A JP16962798 A JP 16962798A JP 2000000191 A JP2000000191 A JP 2000000191A
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裕夫 大島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気掃除機本体内の本体回路部と手元操作部
内の手元回路部とを接続する配線数を削減し、操作性の
よい電気掃除機を提供する。 【解決手段】 本体回路部8と手元回路部15とを接続
する配線をホース9内の2本の配線16のみとし、本体
回路部8において商用電源1を半波整流手段3により半
波整流した半波整流電圧を配線16に出力するととも
に、前記半波整流電圧が出力されない半周期の期間に手
元回路部15がZVS発生手段10で発生した信号ZV
Sに同期して出力した制御信号を、ZVS発生手段4で
発生した信号ZVSに同期して信号検出手段5で検出
し、信号受信手段6により前記制御信号に対応する位相
制御タイミング信号を生成して駆動手段7によりモータ
2を駆動する。なお、信号ZVSは所定整流電圧以上で
ある整流電圧の期間を示す信号である。また、制御信号
は使用者が入力した運転モードに対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手元回路部にマイ
クロコンピュータなどを搭載し、前記手元回路部から本
体回路部へ複雑な運転制御のための指示信号を通信する
床移動タイプ電気掃除機の制御回路に係わり、とくに前
記本体回路部と前記手元回路部間の通信に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気掃除機の動作制御がますます
複雑化しているが、手元操作を可能にする手元回路部と
本体回路部との間の配線数が課題である。
【0003】従来、手元操作部にセンサなどを配置し、
前記センサの出力に対応して電気掃除機を運転制御する
ために、第1の手段として、ホースを介して本体回路部
から手元回路部へ、前記手元回路部を動作させるための
電力供給線を2本、前記手元回路部から本体回路部への
運転指示信号線を2本との計4本の配線を備える構成が
あり、第2の手段として、電灯線HAと同様に、商用電
源線に高周波信号を重畳し、本体回路部から手元回路部
への電力供給と、手元回路部から本体回路部への運転指
示信号の伝送とを2本の配線で行う構成がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
掃除機において、前記第1の手段では、ホース内配線が
4本必要であるため、ホースの外径が太くなって屈曲性
が悪くなったり、重量増のために掃除作業時の操作性が
悪くなる問題があった。また、前記第2の手段では、商
用電源線に高周波信号を重畳する回路が複雑であるため
回路規模が大きくなり、電気掃除機本体や手元操作部も
大きく、かつ重くなり、前記第1の手段と同様に掃除作
業時の操作性が悪くなるとともに、商品の価格が高くな
るなどの問題があった。
【0005】本発明は上記の課題を解決するもので、少
ない信号線数と簡単な構成で、本体回路部から手元回路
部へ電力を供給するとともに、手元回路部から本体回路
部へ通信して制御できるようにした電気掃除機を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、本体回路部と手元回路部とを接続する配線を前記ホ
ース内に2本のみ備え、前記本体回路部は、商用電源の
半波整流電圧を前記配線に出力するとともに、前記半波
整流電圧が出力されないつぎの半周期の期間に前記手元
回路部から出力されている制御信号を所定タイミングで
受信して前記モータの位相制御タイミング信号を生成
し、前記手元回路部は、前記配線に出力されている前記
半波整流電圧により手元回路部を駆動する電力を供給さ
れるとともに、使用者の操作入力に対応する前記制御信
号を前記半波整流電圧が出力されない半周期の期間に前
記所定タイミングで前記配線に出力するようにした電気
掃除機である。
【0007】これにより、本体回路部と手元回路部とを
接続する配線を2本のみとし、前記配線により本体回路
部から手元回路部へ商用電源の半波整流電力を供給でき
るとともに、前記配線により手元回路部から本体回路部
へ制御信号を前記半波整流電圧と干渉しないように送信
して制御することができる。
【0008】請求項2に係わる本発明は、本体回路部と
手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に2本のみ
備え、前記本体回路部は、商用電源の半波整流電圧の所
定整流電圧以上のみ前記配線に出力するとともに、前記
半波整流電圧が出力されないつぎの半周期の期間に前記
手元回路部から出力されている制御信号を所定タイミン
グで受信して前記モータの位相制御タイミング信号を生
成し、前記手元回路部は、前記配線に出力されている前
記半波整流電圧により手元回路部を駆動する電力を供給
されるとともに、使用者の操作入力に対応する前記制御
信号を前記半波整流電圧が出力されていない半周期の期
間に前記所定タイミングで前記配線に出力するようにし
た電気掃除機である。
【0009】これにより、本体回路部と手元回路部とを
接続する配線を2本のみとし、前記配線により本体回路
部から手元回路部へ商用電源の半波整流電力を供給でき
るとともに、前記配線により手元回路部から本体回路部
へ制御信号を前記半波整流電圧と干渉しないように送信
して制御することができ、かつ制御信号の送受信におけ
る本体回路部と手元回路部とにおけるタイミングの同一
性に係わる精度を高めて正確な制御ができる。
【0010】請求項3に係わる本発明は、手元回路部は
制御信号を符号化信号として出力し、本体回路部は前記
符号化信号を解読してモータを制御するようにした請求
項1ないし請求項2のいずれかに係わる電気掃除機であ
る。
【0011】これにより、制御信号を符号信号化して、
センサ信号など複雑な制御信号を用いた制御が可能とな
り、精度よくモータを位相制御することが可能になる。
【0012】請求項4に係わる本発明は、本体回路部と
手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に2本のみ
備え、前記本体回路部は、商用電源に接続された絶縁ト
ランスの2次側から交流電圧を前記配線に出力するとと
もに、前記絶縁トランスの1次側の電圧変化を検出して
前記手元回路部から出力されている制御信号を受信して
前記モータの位相制御タイミング信号を生成し、前記手
元回路部は、前記配線に出力されている前記交流電圧に
より手元回路部を駆動する電力を供給されるとともに、
使用者の操作入力に対応する前記制御信号を前記配線に
出力するようにした電気掃除機である。
【0013】これにより、本体回路部と手元回路部とを
接続する配線を2本のみとし、絶縁トランスを介して前
記配線により本体回路部から手元回路部へ交流電力を供
給できるとともに、前記配線と絶縁トランスとを介して
手元回路部から本体回路部へ制御信号を送信して制御す
ることができ、かつ絶縁トランスにより本体回路部と手
元回路部とが電気的に絶縁することができる。
【0014】請求項5に係わる本発明は、本体回路部と
手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に2本のみ
備え、前記本体回路部は、商用電源の交流電圧を信号電
流検出手段を直列に介して前記配線に出力するととも
に、前記信号電流検出手段により前記配線に前記手元回
路部から出力されている制御信号の電流を所定のタイミ
ングで受信して前記モータの位相制御タイミング信号を
生成し、前記手元回路部は、前記配線の交流電圧により
手元回路部を駆動する電力を供給されるとともに、使用
者の操作入力に対応する前記制御信号の電流を信号電流
送信手段により前記所定のタイミングで前記配線に出力
するようにした電気掃除機である。
【0015】これにより、本体回路部と手元回路部とを
接続する配線を2本のみとし、フォトトライアックカプ
ラによる信号電流検出手段と双方向性フォトカプラによ
る信号電流送信手段とにより配線と信号処理に係わる手
段とをほぼ絶縁することができる。
【0016】請求項6に係わる本発明は、本体回路部と
手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に2本のみ
備え、前記本体回路部は、商用電源の全波整流電圧をゼ
ロ交差時点を挟む所定期間を除いて前記配線に出力する
とともに、前記所定期間に前記手元回路部から出力され
ている制御信号を所定タイミングで受信して前記モータ
の位相制御タイミング信号を生成し、前記手元回路部
は、前記配線に出力されている前記全波整流電圧により
手元回路部を駆動する電力を供給されるとともに、使用
者の操作入力に対応する前記制御信号を前記所定期間に
前記所定タイミングで前記配線に出力するようにした電
気掃除機である。
【0017】これにより、本体回路部と手元回路部とを
接続する配線を2本のみとし、前記配線により本体回路
部から手元回路部へ商用電源の全波整流電力を供給でき
るとともに、前記配線により手元回路部から本体回路部
へ制御信号を前記全波整流電圧と干渉しないように送信
して制御することができるとともに、手元回路部への電
力供給が全波整流電力であるため、電気掃除機の吸い込
み具の1つであるパワーノズルを使用する場合に性能を
十分に発揮させることができる。
【0018】請求項7に係わる本発明は、本体回路部と
手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に2本のみ
備え、前記本体回路部は、商用電源の全波整流電圧を電
流検出手段を介して前記配線に出力するとともに、前記
電流検出手段により前記配線の電流を検出して前記手元
回路部から出力されている位相制御タイミング信号の電
流を受信し、前記手元回路部は、前記配線に出力されて
いる前記全波整流電圧により手元回路部を駆動する電力
を供給されるとともに、使用者の操作入力に対応する前
記位相制御タイミング信号の電流を所定タイミングで前
記配線に出力するようにした電気掃除機である。
【0019】これにより、本体回路部と手元回路部とを
接続する配線を2本のみとし、前記配線により本体回路
部から手元回路部へ商用電源の全波整流電力を供給でき
るとともに、前記配線により手元回路部から本体回路部
へ位相制御タイミング信号を電流により伝送しているた
め、構成が簡単になる。
【0020】請求項8に係わる本発明は、本体回路部
は、本体内でゴミ量や電動送風機の吸い込み力などを検
出した情報を、制御信号の受信と半周期ごとに交互に配
線に出力し、手元回路部は前記情報を、前記制御信号の
送信と半周期ごとに交互に配線から受信するようにした
請求項4ないし請求項7のいずれかに係わる電気掃除機
である。
【0021】これにより、本体回路部と手元回路部とを
接続する配線を2本のみとし、かつ信号の伝達を双方向
に各半周期ごとに交互に行っているため、簡単な回路構
成で手元−本体間の双方向通信を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】請求項1に係わる本発明におい
て、制御信号はモータを位相制御するための位相制御タ
イミングを指示する信号を意味し、制御する位相角に相
当する時間幅を有するパルス信号とすることができる。
上記の制御信号を出力する所定タイミングは半波整流電
圧のゼロクロス時点とすればよい。なお、実施例のよう
に、半波整流電圧が所定整流電圧以上であることを示す
信号ZVSの立ち下がりを出力のタイミングとし、ゼロ
クロス時点と上記信号ZVSの立ち下がり時点との時間
差分だけ制御信号の時間幅を長く設定するようにしても
よい。本体回路部における信号の受信は、配線の電圧が
所定検出電圧以上である期間を信号として受信する。こ
の信号には半波整流電圧と前記制御信号とが含まれるの
で、実施例では半波整流電圧の期間を信号ZVSを基準
に除去して制御信号のみ分離するとするが、制御信号の
立ち下がり時点が位相制御のタイミングを与えるので、
この場合には必ずしも上記の分離は必要でない。ただ
し、制御信号を符号化信号とした場合には分離する方が
確実である。
【0023】請求項2に係わる本発明において、半波整
流電圧の内、所定整流電圧以上を配線に出力する。すな
わち、半波整流電圧を信号ZVSに連動して出力し、残
りの部分は出力しない。この場合には配線における半波
整流電圧の立ち上がりと立ち下がりとは信号ZVSのそ
れらと同一であり、この半波整流電圧を配線に出力する
ことは信号ZVSを手元回路部に与えているのと同等の
意味がある。したがって、手元回路部における信号ZV
Sの検出を容易にし、かつ手元回路部で発生した信号Z
VSと本体回路部で発生した信号ZVSとの同一性、同
期性を向上させる。他の手段については請求項1に係わ
る本発明と同じである。
【0024】請求項3に係わる本発明において、符号化
信号は前記制御信号をデジタル符号化した信号を意味
し、位相制御タイミングをパルス信号の立ち下がりで与
えるよりも高精度化できるとともに、他の情報の送受信
に利用することもでき、複雑な制御を可能にする。他の
手段については請求項1ないし請求項2に係わる本発明
と同じである。
【0025】請求項4に係わる本発明において、絶縁ト
ランスは、交流電圧を配線に供給するとともに、手元回
路部で前記配線に出力した制御信号を本体回路部に伝達
する手段を意味する。手元回路部を本体回路部から絶縁
するとともに、手元回路部に供給する交流電圧を低い電
圧で供給することを可能にする。この場合、手元回路部
においては直流電源化する整流が必要である。
【0026】請求項5に係わる本発明において、信号電
流送信手段および信号電流検出手段は、制御信号を電流
により送信および受信する手段を意味し、実施例では制
御信号に対応してフォトトライアックカプラの2次側で
配線を短絡させ、電流制限抵抗で制限された電流まで増
加させる。本体回路部では配線の電流を双方向性フォト
カプラで検出して電流の増減から制御信号を受信する。
なお、前記双方向性フォトカプラの1次側は交流電圧を
手元回路部に供給する経路とする。これらの素子を用い
ることにより、配線と信号処理に係わる手段とをほぼ絶
縁することができる。この場合、手元回路部においては
直流電源化する整流が必要である。
【0027】請求項6に係わる本発明において、全波整
流電圧の内のゼロクロス時点を挟む所定期間を除いて配
線に出力する。前記所定期間は時間軸指定であっても、
また電圧軸指定であってもよいが、実施例では時間軸指
定とし、全波整流電圧を所定のタイミングでスイッチン
グして配線に出力する。この全波整流電圧が出力されな
い期間に制御信号を出力するが、その手段については実
施例1ないし実施例3と同じでよい。
【0028】請求項7に係わる本発明において、全波整
流電圧を配線に出力し、この点で交流電圧を出力する請
求項5に係わる本発明と異なる。制御信号を電流により
送受信し、それらの手段は請求項5に係わる本発明の場
合と同じでもよいが、単方向電流であることから双方向
性の素子でなくてもよい。
【0029】請求項8に係わる本発明において、手元回
路部から本体回路部への送信と、本体回路部から手元回
路部への送信とを、半周期ごとに交互に行うものとす
る。信号の送受信に係わる手段は、電圧信号、または電
流信号のいずれであってもよい。
【0030】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の電気掃除機の第
1の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0031】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。電気掃除機の本体回路部8において、1は商用電
源、2は電動送風機の吸引力を発生させるモータ、3は
商用電源1を半波整流した半波整流電圧をホース9内の
2本の配線16に出力する半波整流手段、4は前記配線
16における電圧が所定整流電圧以上である期間を示す
信号ZVSを発生するZVS発生手段、5は配線16に
おける電圧が所定検出電圧以上の期間を信号として検出
する信号検出手段、6は信号検出手段5が検出した信号
と前記信号ZVSとから手元回路部15が送信した制御
信号を検出し、前記制御信号に対応する位相制御タイミ
ング信号を生成する信号受信手段、7は前記位相制御タ
イミング信号によりモータ2を駆動する駆動手段であ
る。なお、所定整流電圧のレベル>検出電圧のレベルと
している。
【0032】また、手元回路部15において、10は前
記信号ZVSを発生するZVS発生手段、11は使用者
が運転モードなどを操作入力する操作手段、12は前記
操作手段11の入力に対応してモータ2を位相制御する
制御信号を生成する信号発生手段、13は前記制御信号
を配線16に出力する信号送信手段、14は配線16に
おける半波整流電圧を手元回路部15の中で使用する電
源電圧に変換し、ZVS発生手段10、操作手段11、
信号発生手段12、および信号送信手段13に電力を供
給する電源手段である。
【0033】上記構成において、その動作を説明する。
図2は本実施例の動作を示す波形図である。図2(a)
は配線16における電圧波形、図2(b)はZVS発生
手段4およびZVS発生手段10が発生した信号ZVS
の電圧波形、図2(c)は信号検出手段5が検出した信
号の電圧波形、図2(e)は信号受信手段6が生成した
位相制御タイミング信号の電圧波形を示す。
【0034】図2(a)に示したように、本体回路部8
では半波整流手段3が商用電源1の半波整流電圧を配線
16に出力する。手元回路部15では、電源手段14が
その半波整流電圧を所定の電圧に変換して内部の各手段
に電力を供給するとともに、ZVS発生手段10が半波
整流電圧から前記信号ZVSを発生し、前記信号ZVS
の立ち下がりのタイミングで前記制御信号を配線16に
出力する。これにより、配線16には電力を供給する半
波整流電圧と制御信号とをほとんど重畳しないように印
加している。
【0035】使用者が操作手段11から任意の運転モー
ドを入力すると、信号発生手段12は前記操作入力に対
応した制御信号を生成し、信号送信手段13はZVS発
生手段10で発生した信号ZVSの立ち下がりのタイミ
ングで前記制御信号を配線16に出力する。このとき、
前記制御信号の立ち下がりが位相制御のタイミングを与
えるようにするために、信号ZVSの立ち下がりと半波
整流電圧のゼロクロス時点との時間差△Tを制御位相角
に加算して補正したパルス幅のパルスを制御信号とする
ことにより、制御信号を半波整流電圧が出力されないつ
ぎの半周期の期間に出力したのと同等にできる。これに
より半波整流電圧と制御信号とが干渉することはない。
なお、上記補正をしない制御信号を用いる場合には、信
号ZVSの立ち下がりから前記△Tを経過した時点で配
線16に出力すればよい。いずれにしても、制御信号の
立ち下がりが位相制御タイミングを与えるように出力す
ることにより、電源手段14への半波整流電力供給と本
体回路部8への制御信号とが干渉しないように配線16
に出力することができる。
【0036】本体回路部8内の信号検出手段5は、配線
16における電圧が所定検出電圧以上の期間を信号とし
て検出しており、図2(a)に示した電圧から図2
(c)に示した信号を検出する。信号受信手段6は信号
検出手段5が検出した上記信号と前記信号ZVSとから
制御信号を分離して求め、その立ち下がりのタイミング
で、図2(d)に示した位相制御タイミング信号を生成
して駆動手段7に与える。駆動手段7は前記位相制御タ
イミング信号によりモータ2を所定の運転モードで運転
する。なお、図2(d)に示した位相制御タイミング信
号のうち、波形(B)で示した位相制御タイミング信号
は、波形(A)で示した位相制御タイミング信号から半
周期遅れたタイミングで生成することができる。この周
期は信号ZVSの周期から求められることは言うまでも
ない。
【0037】以上のように本実施例によれば、本体回路
部8と手元回路部15とを接続する配線をホース9内の
2本の配線16のみとし、本体回路部8から手元回路部
15へ配線16を介して半波整流電圧により電力を供給
するとともに、手元回路部15から本体回路部8へは前
記半波整流電圧を避けた期間に制御信号を配線16を介
して送信することにより、ホース9内を2本の配線16
のみとしながら電力供給と信号送受信とを実現でき、ホ
ース9内の配線を最低限にして軽量化および柔軟化し、
操作性のよい電気掃除機を提供することができる。
【0038】(実施例2)以下、本発明の電気掃除機の
第2の実施例について図面を参照しながら説明する。図
3は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、実
施例1と同じ構成要素には同一番号を付与して詳細な説
明を省略する。本実施例が実施例1と異なる点は、本体
回路部8にZVS電力供給手段17を設け、前記信号Z
VSの期間以外では半波整流電圧を配線16に出力せ
ず、その期間に制御信号を出力することにより、半波整
流電圧波形が信号ZVSの成分を含むようにし、その波
形からZVS発生手段10が発生した信号ZVSと本体
回路部8における信号ZVSとの同一性、同期性を高め
ていることにある。
【0039】図3において17は信号ZVSに連動して
半波整流電圧を配線16に出力するZVS電力供給手段
である。
【0040】上記構成においてその動作を説明する。図
4は本実施例の動作を示す波形図である。図4(a)は
ホース9内の配線16における電圧波形、図4(b)は
ZVS発生手段4およびZVS発生手段10が発生した
信号ZVSの電圧波形、図4(c)は信号検出手段5が
検出した信号の電圧波形である。図4(a)に示したよ
うに、本実施例では、ZVS発生手段4が発生した信号
ZVSに連動して半波整流電圧を配線16に出力する。
【0041】本体回路部8内のZVS発生手段4は、半
波整流電圧から図4(b)に示した信号ZVSを発生す
る。すなわち、ZVS電力供給手段17は、図4(a)
に示したように、前記信号ZVSに連動して半波整流電
圧を配線16に出力する。
【0042】手元回路部15のZVS発生手段10は上
記の波形から信号ZVSを容易に発生することができ
る。すなわち上記の波形は前記所定整流電圧以下では信
号ZVSそのものの波形であるからである。以降、実施
例1と同様に、信号送信手段13は、信号発生手段12
が生成した制御信号を信号ZVSの立ち下がりのタイミ
ングで配線16に出力する。したがって、手元回路部1
5への電力供給期間を避け、半波整流電圧と制御信号と
が全く干渉しない構成としている。本体回路部8におけ
る信号検出手段5は図4(c)に示した信号を検出し、
信号受信手段6は位相制御タイミング信号を生成して駆
動手段7に出力し、駆動手段7はモータ2を駆動する。
なお、前記制御信号の生成に係わる補正の要点は実施例
1と同様である。
【0043】以上のように本実施例によれば、本体回路
部8と手元回路部15とを接続する配線をホース9内の
2本の配線16のみとし、本体回路部8から手元回路部
15へ配線16を介して半波整流電圧を信号ZVSに連
動して供給するとともに、手元回路部15から本体回路
部8へは前記半波整流電圧を避けた期間に制御信号を配
線16を介して送信することにより、ホース9内を2本
の配線16のみとしながら電力供給と信号送受信とを実
現できるとともに、信号ZVSの波形が明確に半波整流
電圧の波形に現れるので手元回路部における信号ZVS
の発生精度を高くして制御精度を向上させながら、ホー
ス9内の配線を最低限にして操作性のよい電気掃除機を
提供することができる。
【0044】(実施例3)以下、本発明の電気掃除機の
第3の実施例について図面を参照しながら説明する。図
5は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、実
施例1と同じ構成要素には同一番号を付与して詳細な説
明を省略する。本実施例が実施例1と異なる点は、符号
化手段18と解読手段19とを備え、制御信号を符号化
信号に変換して出力するようにしたことにある。
【0045】図5において、18は操作手段11で入力
された運転モードに対応する制御信号を符号化信号に変
換する符号化手段、19は信号検出手段5が検出した前
記符号化信号を解読する解読手段である。
【0046】上記構成において、その動作を説明する。
図6は本実施例の動作を示す波形図である。図6(a)
はホース内配線電圧波形、(b)はZVS発生手段4お
よびZVS発生手段10が発生した信号ZVSの電圧波
形、(c)は信号検出手段5が検出した信号の電圧波形
である。半波整流手段3は商用電源1を半波整流して配
線16に出力し、手元回路部15の電源手段14へ半波
整流電力を供給する。本体回路部8内のZVS発生手段
4および手元回路部15内のZVS発生手段10は、前
記半波整流電力から図6(a)に示した信号ZVSを発
生する。使用者が操作手段11から任意の運転モードを
入力すると、信号発生手段12は操作入力に対応した制
御信号を生成し、符号化手段18は前記制御信号を符号
化信号に変換して信号送信手段13に与える。信号送信
手段13はこの符号化信号を信号ZVSの立ち下がりの
タイミングで配線16に出力する。その波形は図6
(a)に示したように、実施例1と同様、信号送信手段
13は半波整流電圧による電力供給のタイミングを避
け、残りの半周期の期間で制御信号を出力して、電源手
段14への半波整流電力供給と信号重畳とが干渉いない
構成としている。なお、符号化信号を出力するタイミン
グに係わる要点は実施例1と同様であるが、符号化信号
が正確に解読されるためには、符号化信号全体が半波整
流電圧が印加されない半周期に納まることが重要であ
る。
【0047】本体回路部8において、信号検出手段5
は、図6(a)のホース内配線電圧から図6(c)に示
した信号を検出して解読手段19に与える。解読手段1
9はその信号を解読して制御信号に変換し、信号受信手
段6に与える。信号受信手段6は前記制御信号に基づい
て位相制御タイミング信号を生成し、駆動手段7により
モータ2を所定の運転モードで運転する。本実施例の場
合、符号化信号は単に位相角のみでなく、多くの情報を
備えることができるので、複雑な制御も可能になる。
【0048】以上のように本実施例によれば、実施例1
ないし実施例2と同様の効果を得るとともに、制御信号
を符号化信号として送受信することにより、手元回路部
15内に設けた各種のセンサ、たとえば、ホース内を通
過する塵埃を検出する赤外線センサを設け、前記センサ
からの情報に応じて電気掃除機をより複雑に制御して運
転することができる。
【0049】(実施例4)以下、本発明の電気掃除機の
第4の実施例について図面を参照しながら説明する。図
7は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、実
施例1と同じ構成要素には同一番号を付与して詳細な説
明を省略する。本実施例が実施例1と異なる点は、絶縁
トランス21を備え、本体回路部8から手元回路部15
へは半波整流電圧ないし全波整流電圧でなく、交流電圧
を配線16を介して出力するとともに、本体回路部8と
手元回路部15とを電気的に絶縁していることにある。
【0050】図において、20は商用電源1に挿入した
抵抗、21は一次側が抵抗20を介して商用電源1に接
続され、二次側が配線16に接続された絶縁トランス、
22は絶縁トランス21の一次側電圧値を検知する電圧
検知手段である。
【0051】上記構成においてその動作を説明する。使
用者が操作手段11から任意の運転モードを入力する
と、信号発生手段12は操作入力に応じた制御信号を生
成して信号送信手段13に与える。信号送信手段13
は、前記制御信号を配線16に出力する。このとき、絶
縁トランスの一次側電圧は二次側の制御信号の電圧に対
応して変動する。この変動量を電圧検知手段22が検出
し、その検出結果を制御信号として信号受信手段6に出
力する。信号受信手段6は制御信号に対応する位相制御
タイミング信号を生成して駆動手段7に出力することに
より、モータ2を所定の運転モードで運転する。
【0052】以上のように本実施例によれば、本体回路
部8と手元回路部15とを接続する配線をホース9内の
2本の配線16のみとし、本体回路部8から手元回路部
15へ絶縁トランス21と配線16とを介して交流電圧
を供給するとともに、手元回路部15から本体回路部8
へは制御信号を配線16を介して送信することにより、
ホース9内を2本の配線16のみとしながら電力供給と
信号送受信とを実現できるとともに、本体回路部8と手
元回路部15とを電気的に絶縁できるので部品の耐圧や
構造を簡素化して小型軽量化に貢献させながら、ホース
9内の配線を最低限にして操作性のよい電気掃除機を提
供することができる。
【0053】(実施例5)以下、本発明の電気掃除機の
第5の実施例について図面を参照しながら説明する。図
8は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
7と同じ構成要素には同一番号を付与して詳細な説明を
省略する。本実施例が実施例4と異なる点は、絶縁トラ
ンス21による交流電力の供給および信号の送受に代え
て、双方向性フォトカプラからなる信号電流検出手段2
3とフォトトライアックカプラからなる信号電流送信手
段25とにより交流電力を供給するとともに制御信号を
電流により送受信するようにしたことにある。
【0054】図において、23は双方向性フォトカプラ
からなる信号電流検出手段であり、その1次側が配線1
6に直列に挿入され、配線16に商用電源1の交流電圧
を出力するとともに、手元回路部15の手元回路部15
から送られてくる制御信号の電流を信号ZVSに同期し
て受信する。また、25はフォトトライアックカプラよ
りなる信号電流送信手段であり、信号発生手段12によ
り生成された制御信号を電流により送信する。なお、2
4は電流制限抵抗である。
【0055】上記構成においてその動作を説明する。商
用電源1の交流電圧が信号電流検出手段23を構成する
双方向性フォトカプラの1次側を介して配線16に出力
され、手元回路部15の電源手段14はその交流電圧を
所定の電圧に変換して手元回路部15内の各手段に電源
を供給する。使用者が操作手段11から任意の運転モー
ドを入力すると、信号発生手段12は操作入力に対応し
た制御信号を生成し、ZVS発生手段10の信号ZVS
に同期して所定のタイミングで前記制御信号を信号電流
送信手段25のフォトトライアックカプラの1次側に与
える。フォトトライアックカプラの2次側は配線16に
並列に接続されており、1次側に入力した制御信号に対
応してオン・オフ動作し、オンとなったときには配線1
6を短絡して電流制限抵抗24により制限された大きい
電流を流す。したがって、配線16には制御信号の電流
が交流電流に重畳して流れることになる。
【0056】本体回路部8において、信号電流検出手段
23の双方向性フォトカプラは、配線16を流れる制御
信号の電流をZVS発生手段4に同期して所定のタイミ
ングで検出し、制御信号の信号受信手段6に出力する。
信号受信手段6は前記制御信号に対応する位相制御タイ
ミング信号を生成して駆動手段7に出力する。駆動手段
7はその位相制御タイミング信号によりモータ2を所定
の運転モードで運転する。
【0057】以上のように本実施例によれば、本体回路
部8と手元回路部15とを接続する配線をホース9内の
2本の配線16のみとし、本体回路部8から双方向性フ
ォトカプラを介して交流電圧を配線16に出力するとと
もに、手元回路部15からは制御信号の電流をフォトト
ライアックにより配線16に出力することにより、ホー
ス9内を2本の配線16のみとしながら電力供給と信号
送受信とを実現できるとともに、配線16と信号処理に
係わる手段とを電気的にほぼ絶縁できるので部品の耐圧
や構造を簡素化して小型軽量化に貢献させながら、ホー
ス9内の配線を最低限にして操作性のよい電気掃除機を
提供することができる。
【0058】(実施例6)以下、本発明の電気掃除機の
第6の実施例について図面を参照しながら説明する。図
9は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、図
3と同じ構成要素には同一番号を付与して詳細な説明を
省略する。本実施例が実施例2と異なる点は、半波整流
電圧に代えて全波整流電圧を出力し、前記全波整流電圧
を出力しないようにした所定期間に制御信号を出力する
ようにしたことにある。
【0059】図において、26は商用電源1のゼロクロ
ス時点を挟む所定期間で全波整流手段27の全波整流電
圧を配線16に出力せず、他の期間で全波整流電圧を配
線16に出力するように切り替えるスイッチ手段であ
る。
【0060】上記構成においてその動作を説明する。図
10は本実施例の動作を示す波形図である。図10
(a)はホース9内の配線16における電圧波形、図1
0(b)はZVS発生手段4およびZVS発生手段10
は発生する信号ZVSの電圧波形、図10(c)は信号
検出手段5が検出した信号の電圧波形である。本実施例
では、図10(a)に示したように、全波整流電圧をゼ
ロクロス時点を挟む所定期間で配線16に印加せず、そ
の期間に符号化信号を出力するようにしている。なお、
図面の簡単のために符号化手段および解読手段を省略し
て描いている。
【0061】本体回路部8において、スイッチ手段26
と全波整流手段27とにより所定の期間を除いた全波整
流電圧が配線16に印加される。手元回路部15におい
て、電源手段14は前記全波整流電圧を所定の電圧に変
換し、内部の各手段に電力を供給する。使用者が操作手
段11により任意の運転モードを入力すると、信号発生
手段12は前記入力に対応する制御信号の符号化信号を
出力し、信号送信手段13はZVS発生手段10で検出
した信号ZVSの立ち下がりのタイミングで前記符号化
信号を配線16に出力する。したがって、配線16には
全波整流波形と符号化信号とが干渉しないように出力さ
れる。他の動作は実施例2ないし実施例3と同じであ
り、説明を省略する。
【0062】以上のように本実施例によれば、本体回路
部8と手元回路部15とを接続する配線をホース9内の
2本の配線16のみとし、本体回路部8からゼロクロス
時点を挟む所定期間を除いた全波整流電圧を配線16に
出力するとともに、手元回路部15から前記所定期間に
制御信号を配線16に出力することにより、ホース9内
を2本の配線16のみとしながら電力供給と信号送受信
とを実現できるとともに、電力を多量に送ることができ
るのでパワーノズルなどを容易に駆動して本来の機能を
充分に発揮させながら、ホース9内の配線を最低限にし
て操作性のよい電気掃除機を提供することができる。
【0063】(実施例7)以下、本発明の電気掃除機の
第7の実施例について図面を参照しながら説明する。図
11は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、
実施例6と同じ構成要素には同一番号を付与して詳細な
説明を省略する。本実施例が実施例6と異なる点は、全
波整流電圧を常時出力とするとともに、モータ2を制御
する位相制御タイミング信号を配線16に出力し、前記
位相制御タイミング信号のパルスによる配線16の電流
変化を検出するようにしたことにある。
【0064】図において、28は手元回路部15からホ
ース9内の2本の配線16を経て送られてくる位相制御
タイミング信号の電流変化を検出して信号受信手段6へ
与える電流検出手段である。
【0065】上記構成において、その動作を説明する。
図12は本実施例の動作を示す波形図である。図12
(a)はホース内配線電流波形、(b)はZVS発生手
段10は発生する信号ZVSの反転電圧波形、(c)は
電流検出手段28が検出した波形の電圧波形である。
【0066】全波整流手段27は商用電源1を全波整流
し、ホース9内の配線16を介して手元回路部15の電
源手段14へ全波整流電力を供給する。手元回路部15
内のZVS発生手段10は、前記全波整流電圧から図1
2(b)に示した信号ZVSを発生する。使用者が操作
手段11から任意の運転モードを入力すると、信号発生
手段12は、その入力に対応した位相制御タイミング信
号を生成し、信号送信手段13は、前記位相制御タイミ
ング信号を前記信号ZVSを基準に所定のタイミングで
配線16に出力する。これにより、図12(a)に示し
たように、配線16には前記位相制御タイミング信号の
電流がパルス状に重畳される。本体回路部8において、
電流検出手段28は、図12(a)に示したホース内配
線電流から、位相制御タイミング信号を電流変化により
検出し、図12(c)に示したように位相制御タイミン
グ信号を直接的に出力する。信号受信手段6は前記位相
制御タイミング信号を整形して駆動手段7に与え、モー
タ2を運転する。
【0067】以上のように本実施例によれば、本体回路
部8と手元回路部15とを接続する配線をホース9内の
2本の配線16のみとし、本体回路部8から全波整流電
圧を配線16に出力するとともに、手元回路部15から
位相制御タイミング信号を配線16に出力することによ
り、ホース9内を2本の配線16のみとしながら電力供
給と信号送受信とを実現でき、かつ信号を制御信号に代
えて位相制御タイミング信号をパルス状に出力すること
により構成が簡単になり、ホース9内の配線を最低限に
して操作性がよく、かつ構成の簡単な電気掃除機を提供
することができる。
【0068】(実施例8)以下、本発明の電気掃除機の
第8の実施例について図面を参照しながら説明する。な
お、実施例1ないし実施例7と同じ構成要素には同一番
号を付与して詳細な説明を省略する。図において、29
は電気掃除機本体のゴミ量や吸い込み力を検知するゴミ
量検知手段、30は手元回路部15から送られてくる制
御信号を信号ZVSに同期して受け取ったり、前記ゴミ
量検知手段29の検出内容を手元回路部15に送信した
りする本体送受信手段、31は信号ZVSに同期して信
号発生手段12が生成した制御信号を送信したり、本体
回路部8から送られてくる信号を受信したりする手元送
受信手段、32は手元送受信手段31が受信した内容を
出力する出力手段である。
【0069】上記構成においてその動作を説明する。全
波整流手段27は商用電源1を全波整流し、ホース9内
の配線16を介して手元回路部15の電源手段14へ全
波整流電圧を供給する。本体回路部8内のZVS発生手
段4および手元回路部15内のZVS発生手段10は、
前記全波整流電圧から信号ZVSを発生する。使用者が
操作手段11から任意の運転モードを入力すると、信号
発生手段12は操作入力に対応した制御信号を符号化信
号に変換して出力し、手元送受信手段31により前記符
号化信号を配線16に出力する。信号発生手段12はZ
VS発生手段10の信号ZVSにより全波整流手段27
の出力がオフとなって期間を検知し、手元回路部15へ
の電力供給タイミングを避けて符号化信号を出力してい
る。これにより、電源手段14への電力供給と符号化信
号とが干渉しない構成としている。
【0070】本体送受信手段30は、ホース内配線電圧
より検出した信号を信号受信手段6に与える。信号受信
手段6は本体送受信手段30からの符号化信号を受けて
制御信号を発生し、駆動手段7によりモータ2を所定の
運転モードで運転する。また、ゴミ量検知手段29は電
気掃除機本体内のゴミ量を検出し、その内容を本体送受
信手段30から手元回路部15へ送信する。その信号を
手元送受信手段31が受信し、受信内容を出力手段32
により出力する。
【0071】以上のように本実施例によれば、本体回路
部8と手元回路部15とを接続する配線をホース9内の
2本の配線16のみとし、本体回路部8から手元回路部
15へ配線16を介して全波整流電圧を所定期間を除い
て供給するとともに、手元回路部15と本体回路部8と
の間で、前記全波整流電圧を避けた前記所定期間に手元
回路部15の制御信号や本体回路部8の情報を半周期ご
とに交互に配線16を介して送受信することにより、ホ
ース9内を2本の配線16のみとしながら多量の電力供
給と相互の信号送受信とを実現できる、ホース9内の配
線を最低限にして多機能で操作性のよい電気掃除機を提
供することができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1に係わる本発明は、電気掃除機
本体の内部に設けられ、電動送風機のモータを運転する
本体回路部と、前記電気掃除機本体に一端が連結された
ホースの他端近傍における手元操作部に設けられ、前記
本体回路部の運転動作を遠隔制御する手元回路部とを備
えるとともに、前記本体回路部と前記手元回路部とを接
続する配線を前記ホース内に2本のみ備え、前記本体回
路部は、商用電源の半波整流電圧を前記配線に出力する
とともに、前記半波整流電圧が出力されないつぎの半周
期の期間に前記手元回路部から出力されている制御信号
を所定タイミングで受信して前記モータの位相制御タイ
ミング信号を生成し、前記手元回路部は、前記配線に出
力されている前記半波整流電圧により手元回路部を駆動
する電力を供給されるとともに、使用者の操作入力に対
応する前記制御信号を前記半波整流電圧が出力されない
半周期の期間に前記所定タイミングで前記配線に出力す
るようにした電気掃除機とすることにより、ホース内の
2本の配線のみで本体回路部から手元回路部へ電力を供
給し、手元回路部から本体回路部へ制御信号を送信する
ことができ、ホースの軽量化による電気掃除機の操作性
を向上させるとともに、従来の2線通信方式と比較して
簡単な回路構成とすることができるため、本体や手元回
路部の小型・軽量化を可能にすることができる。
【0073】請求項2に係わる本発明は、電気掃除機本
体の内部に設けられ、電動送風機のモータを運転する本
体回路部と、前記電気掃除機本体に一端が連結されたホ
ースの他端近傍における手元操作部に設けられ、前記本
体回路部の運転動作を遠隔制御する手元回路部とを備え
るとともに、前記本体回路部と前記手元回路部とを接続
する配線を前記ホース内に2本のみ備え、前記本体回路
部は、商用電源の半波整流電圧の所定整流電圧以上のみ
前記配線に出力するとともに、前記半波整流電圧が出力
されないつぎの半周期の期間に前記手元回路部から出力
されている制御信号を所定タイミングで受信して前記モ
ータの位相制御タイミング信号を生成し、前記手元回路
部は、前記配線に出力されている前記半波整流電圧によ
り手元回路部を駆動する電力を供給されるとともに、使
用者の操作入力に対応する前記制御信号を前記半波整流
電圧が出力されていない半周期の期間に前記所定タイミ
ングで前記配線に出力するようにした電気掃除機とする
ことにより、ホース内の2本の配線のみで本体回路部か
ら手元回路部へ電力を供給し、手元回路部から本体回路
部へ制御信号を送信することができ、ホースの軽量化に
よる電気掃除機の操作性向上が図れるとともに、手元回
路部における位相制御タイミングの精度も向上し、精度
よくモータを制御することができる。
【0074】請求項3に係わる本発明は、手元回路部は
制御信号を符号化信号として出力し、本体回路部は前記
符号化信号を解読してモータを制御するようにした請求
項1ないし請求項2のいずれかに係わる電気掃除機とす
ることにより、センサ信号など複雑な制御信号を用いた
位相制御ができ、複雑な制御を可能とすることができ
る。
【0075】請求項4に係わる本発明は、電気掃除機本
体の内部に設けられ、電動送風機のモータを運転する本
体回路部と、前記電気掃除機本体に一端が連結されたホ
ースの他端近傍における手元操作部に設けられ、前記本
体回路部の運転動作を遠隔制御する手元回路部とを備え
るとともに、前記本体回路部と前記手元回路部とを接続
する配線を前記ホース内に2本のみ備え、前記本体回路
部は、商用電源に接続された絶縁トランスの2次側から
交流電圧を前記配線に出力するとともに、前記絶縁トラ
ンスの1次側の電圧変化を検出して前記手元回路部から
出力されている制御信号を受信して前記モータの位相制
御タイミング信号を生成し、前記手元回路部は、前記配
線に出力されている前記交流電圧により手元回路部を駆
動する電力を供給されるとともに、使用者の操作入力に
対応する前記制御信号を前記配線に出力するようにした
電気掃除機とすることにより、絶縁トランスを用いて本
体回路部と手元回路部とを電気的に絶縁して、部品の耐
圧や構造を簡素化して小型軽量化を実現しながら、ホー
スの軽量化により電気掃除機の操作性を向上させること
ができる。
【0076】請求項5に係わる本発明は、電気掃除機本
体の内部に設けられ、電動送風機のモータを運転する本
体回路部と、前記電気掃除機本体に一端が連結されたホ
ースの他端近傍における手元操作部に設けられ、前記本
体回路部の運転動作を遠隔制御する手元回路部とを備え
るとともに、前記本体回路部と前記手元回路部とを接続
する配線を前記ホース内に2本のみ備え、前記本体回路
部は、商用電源の交流電圧を信号電流検出手段を直列に
介して前記配線に出力するとともに、前記信号電流検出
手段により前記配線に前記手元回路部から出力されてい
る制御信号の電流を所定のタイミングで受信して前記モ
ータの位相制御タイミング信号を生成し、前記手元回路
部は、前記配線の交流電圧により手元回路部を駆動する
電力を供給されるとともに、使用者の操作入力に対応す
る前記制御信号の電流を信号電流送信手段により前記所
定のタイミングで前記配線に出力するようにした電気掃
除機とすることにより、フォトトライアックカプラによ
る信号電流送信手段と双方向性フォトカプラによる信号
電流検出手段とを用いて本体回路部と手元回路部を電気
的にほぼ絶縁して、本体や手元回路部を小型軽量化しな
がら、ホースを軽量化して電気掃除機の操作性を向上さ
せることができる。
【0077】請求項6に係わる本発明は、電気掃除機本
体の内部に設けられ、電動送風機のモータを運転する本
体回路部と、前記電気掃除機本体に一端が連結されたホ
ースの他端近傍における手元操作部に設けられ、前記本
体回路部の運転動作を遠隔制御する手元回路部とを備え
るとともに、前記本体回路部と前記手元回路部とを接続
する配線を前記ホース内に2本のみ備え、前記本体回路
部は、商用電源の全波整流電圧をゼロ交差時点を挟む所
定期間を除いて前記配線に出力するとともに、前記所定
期間に前記手元回路部から出力されている制御信号を所
定タイミングで受信して前記モータの位相制御タイミン
グ信号を生成し、前記手元回路部は、前記配線に出力さ
れている前記全波整流電圧により手元回路部を駆動する
電力を供給されるとともに、使用者の操作入力に対応す
る前記制御信号を前記所定期間に前記所定タイミングで
前記配線に出力するようにした電気掃除機とすることに
より、手元回路部への電力供給が全波整流電力であるた
め、電気掃除機の吸い込み具の1つであるパワーノズ
ル、すなわちモータによりブラシを回転させて塵埃をか
き集める吸い込み具を使用する場合に、パワーノズルの
性能を十分に発揮させることができる。
【0078】請求項7に係わる本発明は、電気掃除機本
体の内部に設けられ、電動送風機のモータを運転する本
体回路部と、前記電気掃除機本体に一端が連結されたホ
ースの他端近傍における手元操作部に設けられ、前記本
体回路部の運転動作を遠隔制御する手元回路部とを備え
るとともに、前記本体回路部と前記手元回路部とを接続
する配線を前記ホース内に2本のみ備え、前記本体回路
部は、商用電源の全波整流電圧を電流検出手段を介して
前記配線に出力するとともに、前記電流検出手段により
前記配線の電流を検出して前記手元回路部から出力され
ている位相制御タイミング信号の電流を受信し、前記手
元回路部は、前記配線に出力されている前記全波整流電
圧により手元回路部を駆動する電力を供給されるととも
に、使用者の操作入力に対応する前記位相制御タイミン
グ信号の電流を所定タイミングで前記配線に出力するよ
うにした電気掃除機とすることにより、手元回路部への
電力供給が全波整流電力であり、かつ位相制御タイミン
グ信号を電流により出力しているため、回路構成が簡単
になり、本体や手元回路部の小型軽量化により電気掃除
機の操作性を向上させることができる。
【0079】請求項8に係わる本発明は、本体回路部
は、本体内でゴミ量や電動送風機の吸い込み力などを検
出した情報を、制御信号の受信と半周期ごとに交互に配
線に出力し、手元回路部は前記情報を、前記制御信号の
送信と半周期ごとに交互に配線から受信するようにした
請求項4ないし請求項7のいずれかに係わる電気掃除機
とすることにより、手元回路部への電力供給を全波整流
電力としてパワーノズルを充分に駆動させることができ
るとともに、本体回路部と手元回路部とが信号を双方向
に各半周期ごとに交互に送受信することにより、単にモ
ータを制御できるのみならず、電気掃除機本体で検出し
たゴミ量や吸い込み力に係わる情報を手元操作部に伝達
して出力することもでき、使い勝手のよい電気掃除機を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の第1の実施例の構成を示
すブロック図
【図2】同実施例の動作を示す波形図
【図3】本発明の電気掃除機の第2の実施例の構成を示
すブロック図
【図4】同実施例の動作を示す波形図
【図5】本発明の電気掃除機の第3の実施例の構成を示
すブロック図
【図6】同実施例の動作を示す波形図
【図7】本発明の電気掃除機の第4の実施例の構成を示
すブロック図
【図8】本発明の電気掃除機の第5の実施例の構成を示
すブロック図
【図9】本発明の電気掃除機の第6の実施例の構成を示
すブロック図
【図10】同実施例の動作を示す波形図
【図11】本発明の電気掃除機の第7の実施例の構成を
示すブロック図
【図12】同実施例の動作を示す波形図
【図13】本発明の電気掃除機の第8の実施例の構成を
示すブロック図
【符号の説明】
1 商用電源 2 モータ 3 半波整流手段 4 ZVS発生手段 5 信号検出手段 6 信号受信手段 7 駆動手段 8 本体回路部 9 ホース 10 ZVS発生手段 11 操作手段 12 信号発生手段 13 信号送信手段 14 電源手段 15 手元回路部 16 配線 17 ZVS電力供給手段 18 符号化手段 19 解読手段 20 抵抗 21 絶縁トランス 22 電圧検知手段 23 信号電流検出手段 24 電流制限抵抗 25 信号電流送信手段 26 スイッチ手段 27 全波整流手段 28 電流検出手段 29 ゴミ量検知手段 30 本体送受信手段 31 手元送受信手段 32 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 晃博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B006 GA00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気掃除機本体の内部に設けられ、電動
    送風機のモータを運転する本体回路部と、前記電気掃除
    機本体に一端が連結されたホースの他端近傍における手
    元操作部に設けられ、前記本体回路部の運転動作を遠隔
    制御する手元回路部とを備えるとともに、前記本体回路
    部と前記手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に
    2本のみ備え、前記本体回路部は、商用電源の半波整流
    電圧を前記配線に出力するとともに、前記半波整流電圧
    が出力されないつぎの半周期の期間に前記手元回路部か
    ら出力されている制御信号を所定タイミングで受信して
    前記モータの位相制御タイミング信号を生成し、前記手
    元回路部は、前記配線に出力されている前記半波整流電
    圧により手元回路部を駆動する電力を供給されるととも
    に、使用者の操作入力に対応する前記制御信号を前記半
    波整流電圧が出力されない半周期の期間に前記所定タイ
    ミングで前記配線に出力するようにした電気掃除機。
  2. 【請求項2】 電気掃除機本体の内部に設けられ、電動
    送風機のモータを運転する本体回路部と、前記電気掃除
    機本体に一端が連結されたホースの他端近傍における手
    元操作部に設けられ、前記本体回路部の運転動作を遠隔
    制御する手元回路部とを備えるとともに、前記本体回路
    部と前記手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に
    2本のみ備え、前記本体回路部は、商用電源の半波整流
    電圧の所定整流電圧以上のみ前記配線に出力するととも
    に、前記半波整流電圧が出力されないつぎの半周期の期
    間に前記手元回路部から出力されている制御信号を所定
    タイミングで受信して前記モータの位相制御タイミング
    信号を生成し、前記手元回路部は、前記配線に出力され
    ている前記半波整流電圧により手元回路部を駆動する電
    力を供給されるとともに、使用者の操作入力に対応する
    前記制御信号を前記半波整流電圧が出力されていない半
    周期の期間に前記所定タイミングで前記配線に出力する
    ようにした電気掃除機。
  3. 【請求項3】 手元回路部は制御信号を符号化信号とし
    て出力し、本体回路部は前記符号化信号を解読してモー
    タを制御するようにした請求項1ないし請求項2のいず
    れかに記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 電気掃除機本体の内部に設けられ、電動
    送風機のモータを運転する本体回路部と、前記電気掃除
    機本体に一端が連結されたホースの他端近傍における手
    元操作部に設けられ、前記本体回路部の運転動作を遠隔
    制御する手元回路部とを備えるとともに、前記本体回路
    部と前記手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に
    2本のみ備え、前記本体回路部は、商用電源に接続され
    た絶縁トランスの2次側から交流電圧を前記配線に出力
    するとともに、前記絶縁トランスの1次側の電圧変化を
    検出して前記手元回路部から出力されている制御信号を
    受信して前記モータの位相制御タイミング信号を生成
    し、前記手元回路部は、前記配線に出力されている前記
    交流電圧により手元回路部を駆動する電力を供給される
    とともに、使用者の操作入力に対応する前記制御信号を
    前記配線に出力するようにした電気掃除機。
  5. 【請求項5】 電気掃除機本体の内部に設けられ、電動
    送風機のモータを運転する本体回路部と、前記電気掃除
    機本体に一端が連結されたホースの他端近傍における手
    元操作部に設けられ、前記本体回路部の運転動作を遠隔
    制御する手元回路部とを備えるとともに、前記本体回路
    部と前記手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に
    2本のみ備え、前記本体回路部は、商用電源の交流電圧
    を信号電流検出手段を直列に介して前記配線に出力する
    とともに、前記信号電流検出手段により前記配線に前記
    手元回路部から出力されている制御信号の電流を所定の
    タイミングで受信して前記モータの位相制御タイミング
    信号を生成し、前記手元回路部は、前記配線の交流電圧
    により手元回路部を駆動する電力を供給されるととも
    に、使用者の操作入力に対応する前記制御信号の電流を
    信号電流送信手段により前記所定のタイミングで前記配
    線に出力するようにした電気掃除機。
  6. 【請求項6】 電気掃除機本体の内部に設けられ、電動
    送風機のモータを運転する本体回路部と、前記電気掃除
    機本体に一端が連結されたホースの他端近傍における手
    元操作部に設けられ、前記本体回路部の運転動作を遠隔
    制御する手元回路部とを備えるとともに、前記本体回路
    部と前記手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に
    2本のみ備え、前記本体回路部は、商用電源の全波整流
    電圧をゼロ交差時点を挟む所定期間を除いて前記配線に
    出力するとともに、前記所定期間に前記手元回路部から
    出力されている制御信号を所定タイミングで受信して前
    記モータの位相制御タイミング信号を生成し、前記手元
    回路部は、前記配線に出力されている前記全波整流電圧
    により手元回路部を駆動する電力を供給されるととも
    に、使用者の操作入力に対応する前記制御信号を前記所
    定期間に前記所定タイミングで前記配線に出力するよう
    にした電気掃除機。
  7. 【請求項7】 電気掃除機本体の内部に設けられ、電動
    送風機のモータを運転する本体回路部と、前記電気掃除
    機本体に一端が連結されたホースの他端近傍における手
    元操作部に設けられ、前記本体回路部の運転動作を遠隔
    制御する手元回路部とを備えるとともに、前記本体回路
    部と前記手元回路部とを接続する配線を前記ホース内に
    2本のみ備え、前記本体回路部は、商用電源の全波整流
    電圧を電流検出手段を介して前記配線に出力するととも
    に、前記電流検出手段により前記配線の電流を検出して
    前記手元回路部から出力されている位相制御タイミング
    信号の電流を受信し、前記手元回路部は、前記配線に出
    力されている前記全波整流電圧により手元回路部を駆動
    する電力を供給されるとともに、使用者の操作入力に対
    応する前記位相制御タイミング信号の電流を所定タイミ
    ングで前記配線に出力するようにした電気掃除機。
  8. 【請求項8】 本体回路部は、本体内でゴミ量や電動送
    風機の吸い込み力などを検出した情報を、制御信号の受
    信と半周期ごとに交互に配線に出力し、手元回路部は前
    記情報を、前記制御信号の送信と半周期ごとに交互に配
    線から受信するようにした請求項4ないし請求項7のい
    ずれかに記載の電気掃除機。
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