JP2001103742A - スイッチング電源装置 - Google Patents
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Y02B70/10—Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構成で動作待機状態での消費電力を低
減可能なスイッチング電源装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明のスイッチング電源装置は、一次
巻線5aへの電流供給を制御するスイッチング素子4
と、接続された電気素子で決定されるスイッチング周波
数でスイッチング素子4をスイッチング制御しこのスイ
ッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御して二次
巻線5bの出力電圧を安定出力させるスイッチング制御
回路1とを有するスイッチング電源装置において、二次
巻線5bの出力電圧の供給を受ける負荷が待機モードに
なるとこの負荷から出力される指示に従って前記スイッ
チング周波数を下げるようにスイッチング制御回路1へ
の電気素子の接続を切り替える切替部13を設けたもの
である。
減可能なスイッチング電源装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明のスイッチング電源装置は、一次
巻線5aへの電流供給を制御するスイッチング素子4
と、接続された電気素子で決定されるスイッチング周波
数でスイッチング素子4をスイッチング制御しこのスイ
ッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御して二次
巻線5bの出力電圧を安定出力させるスイッチング制御
回路1とを有するスイッチング電源装置において、二次
巻線5bの出力電圧の供給を受ける負荷が待機モードに
なるとこの負荷から出力される指示に従って前記スイッ
チング周波数を下げるようにスイッチング制御回路1へ
の電気素子の接続を切り替える切替部13を設けたもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スイッチング電源装置を搭載する
家庭電化製品のほとんどは、この製品の制御をマイコン
で行っている。また、それらの家庭電化製品は終日通電
されており、使用時のみ使用者がリモコンを入力するな
どの操作することにより、負荷側が動作するようにマイ
コンで制御されている。しかしながら、製品を使用する
とき以外でも通電状態である為に一定の電力が消費され
る。この消費電力は、待機時電力と呼ばれ、省エネルギ
ーの観点から低減することが望まれている。
家庭電化製品のほとんどは、この製品の制御をマイコン
で行っている。また、それらの家庭電化製品は終日通電
されており、使用時のみ使用者がリモコンを入力するな
どの操作することにより、負荷側が動作するようにマイ
コンで制御されている。しかしながら、製品を使用する
とき以外でも通電状態である為に一定の電力が消費され
る。この消費電力は、待機時電力と呼ばれ、省エネルギ
ーの観点から低減することが望まれている。
【0003】以下に従来のスイッチング電源装置につい
て図9を用いて説明する。図9には、トランス5の一次
巻線5aに流れる電流のオンオフの比を制御することに
より出力電圧を安定化させる方式の他励型スイッチング
電源装置の回路構成を示している。このスイッチング電
源装置は、図9に示すように、スイッチング素子4のオ
ンオフの比を制御することで出力電圧を安定化させるス
イッチング制御回路1と、スイッチング周波数を決定す
る抵抗2と、スイッチング周波数を決定するコンデンサ
3と、スイッチング制御回路1からのオンオフ信号によ
り制御されてトランス5の一次巻線5aに流れる電流を
オンオフするスイッチング素子4と、一次巻線5aに電
磁結合された三次巻線5cと出力電圧を得るための二次
巻線5bとを有するトランス5と、二次巻線用整流ダイ
オード6と、二次巻線用整流コンデンサ7と、スイッチ
ング制御回路1の起動用の抵抗8と、スイッチング素子
4に流れる電流を検出するための抵抗9と、三次巻線用
整流コンデンサ10と、三次巻線用整流ダイオード11
とで構成されている。
て図9を用いて説明する。図9には、トランス5の一次
巻線5aに流れる電流のオンオフの比を制御することに
より出力電圧を安定化させる方式の他励型スイッチング
電源装置の回路構成を示している。このスイッチング電
源装置は、図9に示すように、スイッチング素子4のオ
ンオフの比を制御することで出力電圧を安定化させるス
イッチング制御回路1と、スイッチング周波数を決定す
る抵抗2と、スイッチング周波数を決定するコンデンサ
3と、スイッチング制御回路1からのオンオフ信号によ
り制御されてトランス5の一次巻線5aに流れる電流を
オンオフするスイッチング素子4と、一次巻線5aに電
磁結合された三次巻線5cと出力電圧を得るための二次
巻線5bとを有するトランス5と、二次巻線用整流ダイ
オード6と、二次巻線用整流コンデンサ7と、スイッチ
ング制御回路1の起動用の抵抗8と、スイッチング素子
4に流れる電流を検出するための抵抗9と、三次巻線用
整流コンデンサ10と、三次巻線用整流ダイオード11
とで構成されている。
【0004】スイッチング素子4をオンオフ制御するス
イッチング制御回路1からのスイッチング周波数は、こ
のスイッチング制御回路1に接続される抵抗2とコンデ
ンサ3の定数の積(時定数)により決定される。但し、
この抵抗2はスイッチング制御回路1の内部において定
まった定数に固定されている場合もある。スイッチング
制御回路1は、起動用の電源が抵抗8を介して供給さ
れ、スイッチング素子4がオンオフを開始するとトラン
ス5の三次巻線5cの両端に矩形波が発生し、それを三
次巻線用整流コンデンサ10と三次巻線用整流ダイオー
ド11とにより整流し、起動後の電源供給はこの三次巻
線用整流コンデンサ10と三次巻線用整流ダイオード1
1とにより行われる。また、スイッチング素子4には直
列に抵抗9が接続してあり、スイッチング制御回路1
は、この抵抗9の両端の電圧が設定された値を超えると
過電流保護が働き、そのサイクルではそれ以上オン期間
が続かないように制御を行なう。
イッチング制御回路1からのスイッチング周波数は、こ
のスイッチング制御回路1に接続される抵抗2とコンデ
ンサ3の定数の積(時定数)により決定される。但し、
この抵抗2はスイッチング制御回路1の内部において定
まった定数に固定されている場合もある。スイッチング
制御回路1は、起動用の電源が抵抗8を介して供給さ
れ、スイッチング素子4がオンオフを開始するとトラン
ス5の三次巻線5cの両端に矩形波が発生し、それを三
次巻線用整流コンデンサ10と三次巻線用整流ダイオー
ド11とにより整流し、起動後の電源供給はこの三次巻
線用整流コンデンサ10と三次巻線用整流ダイオード1
1とにより行われる。また、スイッチング素子4には直
列に抵抗9が接続してあり、スイッチング制御回路1
は、この抵抗9の両端の電圧が設定された値を超えると
過電流保護が働き、そのサイクルではそれ以上オン期間
が続かないように制御を行なう。
【0005】トランス5の二次巻線5bに発生した矩形
波を二次巻線用整流ダイオード6と二次巻線用整流コン
デンサ7とで整流して直流電圧を出力している。以上の
ように構成されたスイッチング電源装置では、自己で消
費される電力、即ち、スイッチング損失は、定格負荷時
では主にスイッチング素子4,二次巻線用整流ダイオー
ド6の自己損失に起因するものがほとんどであるが、負
荷電流の流れていない軽負荷時では、二次巻線用整流ダ
イオード6の電力消費は無視できる程度となる。スイッ
チング素子4の自己損失はオン・オフの際に発生するの
で、軽負荷時にはその大部分のスイッチングロスはスイ
ッチング素子4のみとなる。これはトランジスタのオン
オフには時間がかかるためで、電圧が印加されている状
態で電流が流れるのでその分が発熱となり電力損失とな
る。
波を二次巻線用整流ダイオード6と二次巻線用整流コン
デンサ7とで整流して直流電圧を出力している。以上の
ように構成されたスイッチング電源装置では、自己で消
費される電力、即ち、スイッチング損失は、定格負荷時
では主にスイッチング素子4,二次巻線用整流ダイオー
ド6の自己損失に起因するものがほとんどであるが、負
荷電流の流れていない軽負荷時では、二次巻線用整流ダ
イオード6の電力消費は無視できる程度となる。スイッ
チング素子4の自己損失はオン・オフの際に発生するの
で、軽負荷時にはその大部分のスイッチングロスはスイ
ッチング素子4のみとなる。これはトランジスタのオン
オフには時間がかかるためで、電圧が印加されている状
態で電流が流れるのでその分が発熱となり電力損失とな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のスイッチ
ング電源装置では、スイッチング周波数はスイッチング
制御回路1に接続される抵抗2とコンデンサ3により一
意に決定するため、軽負荷時でもスイッチング周波数が
変わらず、スイッチング素子4のオンオフによる自己損
失はある値以下には減少できないため、動作待機状態で
の消費電力も無視できないくらい大きいという問題があ
る。
ング電源装置では、スイッチング周波数はスイッチング
制御回路1に接続される抵抗2とコンデンサ3により一
意に決定するため、軽負荷時でもスイッチング周波数が
変わらず、スイッチング素子4のオンオフによる自己損
失はある値以下には減少できないため、動作待機状態で
の消費電力も無視できないくらい大きいという問題があ
る。
【0007】そこでこれを解決するために特開平9−1
40128号公報に記載されたスイッチング電源装置が
提案されているが、このスイッチング電源装置では、マ
イクロコンピュータ(以下、マイコンと略す。)がスイ
ッチング制御回路に発振周波数をパルス波で出力するこ
とで待機モード時の発振周波数を制御しスイッチング損
失の低減を図っており、マイコンがスイッチング制御回
路の発振周波数をパルス波で出力する必要があるため、
マイコンのプログラムの繁雑性や、スイッチング制御回
路自体が特殊なものになること、またパルス波伝達時の
ノイズを除去しなければならないという問題がある。
40128号公報に記載されたスイッチング電源装置が
提案されているが、このスイッチング電源装置では、マ
イクロコンピュータ(以下、マイコンと略す。)がスイ
ッチング制御回路に発振周波数をパルス波で出力するこ
とで待機モード時の発振周波数を制御しスイッチング損
失の低減を図っており、マイコンがスイッチング制御回
路の発振周波数をパルス波で出力する必要があるため、
マイコンのプログラムの繁雑性や、スイッチング制御回
路自体が特殊なものになること、またパルス波伝達時の
ノイズを除去しなければならないという問題がある。
【0008】本発明は、簡易な構成で動作待機状態での
消費電力を低減可能なスイッチング電源装置を提供する
ことを目的とする。
消費電力を低減可能なスイッチング電源装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング電
源装置は、一次巻線への電流供給を制御するスイッチン
グ素子と、接続された電気素子で決定されるスイッチン
グ周波数で前記スイッチング素子をスイッチング制御し
このスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御
して二次巻線の出力電圧を安定出力させる制御回路とを
有するスイッチング電源装置において、前記二次巻線の
出力電圧の供給を受ける負荷が待機モードになるとこの
負荷から出力される指示に従って前記スイッチング周波
数を下げるように前記制御回路への電気素子の接続を切
り替える切替部を設けたものである。
源装置は、一次巻線への電流供給を制御するスイッチン
グ素子と、接続された電気素子で決定されるスイッチン
グ周波数で前記スイッチング素子をスイッチング制御し
このスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御
して二次巻線の出力電圧を安定出力させる制御回路とを
有するスイッチング電源装置において、前記二次巻線の
出力電圧の供給を受ける負荷が待機モードになるとこの
負荷から出力される指示に従って前記スイッチング周波
数を下げるように前記制御回路への電気素子の接続を切
り替える切替部を設けたものである。
【0010】本発明によると、簡易な構成で待機モード
時の消費電力を低減したスイッチング電源装置を得るこ
とができる。
時の消費電力を低減したスイッチング電源装置を得るこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一次巻線への電流供給を制御するスイッチング素子
と、接続された電気素子で決定されるスイッチング周波
数で前記スイッチング素子をスイッチング制御しこのス
イッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御して二
次巻線の出力電圧を安定出力させる制御回路とを有する
スイッチング電源装置において、前記二次巻線の出力電
圧の供給を受ける負荷が待機モードになるとこの負荷か
ら出力される指示に従って前記スイッチング周波数を下
げるように前記制御回路への電気素子の接続を切り替え
る切替部を設けたスイッチング電源装置としたものであ
り、出力負荷が軽くなる待機モード時には制御回路に接
続されスイッチング周波数を決定する電気素子の値を可
変してスイッチング周波数を低下させることができ、ス
イッチング素子の自己損失を削減することができ、簡易
な構成で待機モード時の消費電力を低減することができ
るスイッチング電源装置を得ることができる。
は、一次巻線への電流供給を制御するスイッチング素子
と、接続された電気素子で決定されるスイッチング周波
数で前記スイッチング素子をスイッチング制御しこのス
イッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御して二
次巻線の出力電圧を安定出力させる制御回路とを有する
スイッチング電源装置において、前記二次巻線の出力電
圧の供給を受ける負荷が待機モードになるとこの負荷か
ら出力される指示に従って前記スイッチング周波数を下
げるように前記制御回路への電気素子の接続を切り替え
る切替部を設けたスイッチング電源装置としたものであ
り、出力負荷が軽くなる待機モード時には制御回路に接
続されスイッチング周波数を決定する電気素子の値を可
変してスイッチング周波数を低下させることができ、ス
イッチング素子の自己損失を削減することができ、簡易
な構成で待機モード時の消費電力を低減することができ
るスイッチング電源装置を得ることができる。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、スイッ
チング周波数を決定する電気素子に少なくともコンデン
サを用い、切替部を、二次巻線の出力電圧の供給を受け
る負荷が待機モードになるとこの負荷から出力される指
示に従ってオンされるスイッチに、直列に変更用コンデ
ンサを接続しこれを前記コンデンサに並列に接続するか
または、並列に変更用コンデンサを接続しこれを前記コ
ンデンサに接続してスイッチング周波数を下げるよう構
成した請求項1記載のスイッチング電源装置としたもの
であり、待機モード時、即ち、軽負荷時にスイッチング
周波数を低下させる具体的な構成を実現できる。
チング周波数を決定する電気素子に少なくともコンデン
サを用い、切替部を、二次巻線の出力電圧の供給を受け
る負荷が待機モードになるとこの負荷から出力される指
示に従ってオンされるスイッチに、直列に変更用コンデ
ンサを接続しこれを前記コンデンサに並列に接続するか
または、並列に変更用コンデンサを接続しこれを前記コ
ンデンサに接続してスイッチング周波数を下げるよう構
成した請求項1記載のスイッチング電源装置としたもの
であり、待機モード時、即ち、軽負荷時にスイッチング
周波数を低下させる具体的な構成を実現できる。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、スイッ
チング周波数を決定する電気素子を抵抗とコンデンサと
し、切替部を、二次巻線の出力電圧の供給を受ける負荷
が待機モードになるとこの負荷から出力される指示に従
ってオフされるスイッチを、前記抵抗に直列に接続しこ
のスイッチに並列に変更用抵抗を接続するかまたは、変
更用抵抗に直列に接続しこれらと並列に前記抵抗を接続
してスイッチング周波数を下げるよう構成した請求項1
記載のスイッチング電源装置としたものであり、待機モ
ード時、即ち、軽負荷時にスイッチング周波数を低下さ
せる具体的な構成を実現できる。
チング周波数を決定する電気素子を抵抗とコンデンサと
し、切替部を、二次巻線の出力電圧の供給を受ける負荷
が待機モードになるとこの負荷から出力される指示に従
ってオフされるスイッチを、前記抵抗に直列に接続しこ
のスイッチに並列に変更用抵抗を接続するかまたは、変
更用抵抗に直列に接続しこれらと並列に前記抵抗を接続
してスイッチング周波数を下げるよう構成した請求項1
記載のスイッチング電源装置としたものであり、待機モ
ード時、即ち、軽負荷時にスイッチング周波数を低下さ
せる具体的な構成を実現できる。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、負荷と
スイッチとの間に信号伝達回路を設けた請求項1から請
求項3に記載のスイッチング電源装置としたものであ
り、スイッチング電源装置を一次側回路と二次側回路と
の間で絶縁している場合でも、本スイッチング電源装置
を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷時にスイ
ッチング電源装置の発振周波数を低下させスイッチング
素子での損失を減少させ待機モード時の消費電力を低減
することができる。
スイッチとの間に信号伝達回路を設けた請求項1から請
求項3に記載のスイッチング電源装置としたものであ
り、スイッチング電源装置を一次側回路と二次側回路と
の間で絶縁している場合でも、本スイッチング電源装置
を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷時にスイ
ッチング電源装置の発振周波数を低下させスイッチング
素子での損失を減少させ待機モード時の消費電力を低減
することができる。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、一次巻
線への電流供給を制御するスイッチング素子と、接続さ
れた電気素子で決定されるスイッチング周波数で前記ス
イッチング素子をスイッチング制御しこのスイッチング
周波数のオンオフ比をデューティ制御して二次巻線の出
力電圧を安定出力させる制御回路とを有するスイッチン
グ電源装置において、前記二次巻線の負荷が軽負荷であ
ることを検出する検出手段と、前記検出手段からの指示
を受けると前記スイッチング周波数を下げるように前記
制御回路への電気素子の接続を切り替える切替部とを設
けたスイッチング電源装置としたものであり、出力負荷
が軽くなる待機モード時には制御回路に接続されスイッ
チング周波数を決定する電気素子の値を可変してスイッ
チング周波数を低下させることができ、スイッチング素
子の自己損失を削減することができ、簡易な構成で待機
モード時の消費電力を低減することができるスイッチン
グ電源装置を得ることができる。
線への電流供給を制御するスイッチング素子と、接続さ
れた電気素子で決定されるスイッチング周波数で前記ス
イッチング素子をスイッチング制御しこのスイッチング
周波数のオンオフ比をデューティ制御して二次巻線の出
力電圧を安定出力させる制御回路とを有するスイッチン
グ電源装置において、前記二次巻線の負荷が軽負荷であ
ることを検出する検出手段と、前記検出手段からの指示
を受けると前記スイッチング周波数を下げるように前記
制御回路への電気素子の接続を切り替える切替部とを設
けたスイッチング電源装置としたものであり、出力負荷
が軽くなる待機モード時には制御回路に接続されスイッ
チング周波数を決定する電気素子の値を可変してスイッ
チング周波数を低下させることができ、スイッチング素
子の自己損失を削減することができ、簡易な構成で待機
モード時の消費電力を低減することができるスイッチン
グ電源装置を得ることができる。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、スイッ
チング周波数を決定する電気素子に少なくともコンデン
サを用い、検出手段を、二次巻線に設けた検出抵抗でこ
の二次巻線の出力電流を検出する電流検出回路とし、切
替部を、前記電流検出回路によりオンオフ制御されるス
イッチに、直列に変更用コンデンサを接続しこれを前記
コンデンサに並列に接続するかまたは、並列に変更用コ
ンデンサを接続しこれを前記コンデンサに接続して前記
電流検出回路からの指示を受けるとこのスイッチをオン
し前記スイッチング周波数を下げるよう構成した請求項
5記載のスイッチング電源装置としたものであり、待機
モード時、即ち、軽負荷時にスイッチング周波数を低下
させる具体的な構成を実現できる。
チング周波数を決定する電気素子に少なくともコンデン
サを用い、検出手段を、二次巻線に設けた検出抵抗でこ
の二次巻線の出力電流を検出する電流検出回路とし、切
替部を、前記電流検出回路によりオンオフ制御されるス
イッチに、直列に変更用コンデンサを接続しこれを前記
コンデンサに並列に接続するかまたは、並列に変更用コ
ンデンサを接続しこれを前記コンデンサに接続して前記
電流検出回路からの指示を受けるとこのスイッチをオン
し前記スイッチング周波数を下げるよう構成した請求項
5記載のスイッチング電源装置としたものであり、待機
モード時、即ち、軽負荷時にスイッチング周波数を低下
させる具体的な構成を実現できる。
【0017】本発明の請求項7に記載の発明は、スイッ
チング周波数を決定する電気素子を抵抗とコンデンサと
し、検出手段を、二次巻線に設けた検出抵抗でこの二次
巻線の出力電流を検出する電流検出回路とし、切替部
を、前記電流検出回路によりオンオフ制御されるスイッ
チを、前記抵抗に直列に接続しこのスイッチに並列に変
更用抵抗を接続するかまたは、変更用抵抗に直列に接続
しこれらと並列に前記抵抗を接続して前記電流検出回路
からの指示を受けるとこのスイッチをオフし前記スイッ
チング周波数を下げるよう構成した請求項5記載のスイ
ッチング電源装置としたものであり、待機モード時、即
ち、軽負荷時にスイッチング周波数を低下させる具体的
な構成を実現できる。
チング周波数を決定する電気素子を抵抗とコンデンサと
し、検出手段を、二次巻線に設けた検出抵抗でこの二次
巻線の出力電流を検出する電流検出回路とし、切替部
を、前記電流検出回路によりオンオフ制御されるスイッ
チを、前記抵抗に直列に接続しこのスイッチに並列に変
更用抵抗を接続するかまたは、変更用抵抗に直列に接続
しこれらと並列に前記抵抗を接続して前記電流検出回路
からの指示を受けるとこのスイッチをオフし前記スイッ
チング周波数を下げるよう構成した請求項5記載のスイ
ッチング電源装置としたものであり、待機モード時、即
ち、軽負荷時にスイッチング周波数を低下させる具体的
な構成を実現できる。
【0018】本発明の請求項8に記載の発明は、電流検
出回路とスイッチとの間に信号伝達回路を設けた請求項
5または請求項7に記載のスイッチング電源装置とした
ものであり、スイッチング電源装置を一次側回路と二次
側回路との間で絶縁している場合でも、本スイッチング
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時にスイッチング電源装置の発振周波数を低下させスイ
ッチング素子での損失を減少させ待機モード時の消費電
力を低減することができる。
出回路とスイッチとの間に信号伝達回路を設けた請求項
5または請求項7に記載のスイッチング電源装置とした
ものであり、スイッチング電源装置を一次側回路と二次
側回路との間で絶縁している場合でも、本スイッチング
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時にスイッチング電源装置の発振周波数を低下させスイ
ッチング素子での損失を減少させ待機モード時の消費電
力を低減することができる。
【0019】以下、本発明のスイッチング電源装置を具
体的な実施の形態に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1に示した本発明の実施の形態1に
記載のスイッチング電源装置は、前述の従来例と同様
に、一次巻線5aへの電流供給を制御するスイッチング
素子4と、接続された電気素子で決定されるスイッチン
グ周波数でスイッチング素子4をスイッチング制御しこ
のスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御し
て二次巻線5bの出力電圧を安定出力させるスイッチン
グ制御回路1とを有するスイッチング電源装置であっ
て、二次巻線5bの出力電圧の供給を受ける負荷が待機
モードになるとこの負荷から出力される指示に従って前
記スイッチング周波数を下げるようにスイッチング制御
回路1への電気素子の接続を切り替える切替部13を設
けた点が前述の従来例とは異なっている。
体的な実施の形態に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1に示した本発明の実施の形態1に
記載のスイッチング電源装置は、前述の従来例と同様
に、一次巻線5aへの電流供給を制御するスイッチング
素子4と、接続された電気素子で決定されるスイッチン
グ周波数でスイッチング素子4をスイッチング制御しこ
のスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御し
て二次巻線5bの出力電圧を安定出力させるスイッチン
グ制御回路1とを有するスイッチング電源装置であっ
て、二次巻線5bの出力電圧の供給を受ける負荷が待機
モードになるとこの負荷から出力される指示に従って前
記スイッチング周波数を下げるようにスイッチング制御
回路1への電気素子の接続を切り替える切替部13を設
けた点が前述の従来例とは異なっている。
【0020】前記負荷は、本実施の形態1のスイッチン
グ電源装置を使用する機器において、この機器の動作モ
ードが通常動作モードであるのか軽負荷となる待機モー
ドであるのかを自己検出し出力指示できる演算部を有し
ているものである。この演算部としては、例えば、機器
の動作を掌握可能なマイコン12やマイクロプロセッサ
などがあるが、ここではこの演算部をマイコン12とし
て説明する。
グ電源装置を使用する機器において、この機器の動作モ
ードが通常動作モードであるのか軽負荷となる待機モー
ドであるのかを自己検出し出力指示できる演算部を有し
ているものである。この演算部としては、例えば、機器
の動作を掌握可能なマイコン12やマイクロプロセッサ
などがあるが、ここではこの演算部をマイコン12とし
て説明する。
【0021】スイッチング素子4をオンオフ制御するス
イッチング制御回路1からのスイッチング周波数は、こ
のスイッチング制御回路1に接続される電気素子として
の抵抗2とコンデンサ3との定数の積(時定数)により
決定される。但し、この抵抗2はスイッチング制御回路
1の内部において定まった定数に固定されている場合も
ある。
イッチング制御回路1からのスイッチング周波数は、こ
のスイッチング制御回路1に接続される電気素子として
の抵抗2とコンデンサ3との定数の積(時定数)により
決定される。但し、この抵抗2はスイッチング制御回路
1の内部において定まった定数に固定されている場合も
ある。
【0022】マイコン12は、例えば、二次巻線5bの
出力電圧で動作し本スイッチング電源装置を使用する機
器の待機モードを検出して指示を出力するよう構成され
ている。切替部13は、マイコン12によりオンオフ制
御されスイッチング周波数を切り替えるための電気的ス
イッチであるスイッチ14に直列にスイッチング周波数
を変更するための変更用コンデンサ15を接続しこれを
コンデンサ3に並列に接続しマイコン12からの前記指
示を受けるとこのスイッチ14をオンし前記スイッチン
グ周波数を下げるよう構成されている。
出力電圧で動作し本スイッチング電源装置を使用する機
器の待機モードを検出して指示を出力するよう構成され
ている。切替部13は、マイコン12によりオンオフ制
御されスイッチング周波数を切り替えるための電気的ス
イッチであるスイッチ14に直列にスイッチング周波数
を変更するための変更用コンデンサ15を接続しこれを
コンデンサ3に並列に接続しマイコン12からの前記指
示を受けるとこのスイッチ14をオンし前記スイッチン
グ周波数を下げるよう構成されている。
【0023】ここで、このスイッチング電源装置の通常
動作モードでの動作について説明する。スイッチング制
御回路1は、起動用の電源が抵抗8を介して供給され、
スイッチング素子4がオンオフを開始するとトランス5
の三次巻線5cの両端に矩形波が発生し、それを三次巻
線用整流コンデンサ10と三次巻線用整流ダイオード1
1とにより整流し、起動後の電源供給はこの三次巻線用
整流コンデンサ10と三次巻線用整流ダイオード11と
により行われる。また、スイッチング素子4には直列に
抵抗9が接続してあり、スイッチング制御回路1は、こ
の抵抗9の両端の電圧が設定された値を超えると過電流
保護が働き、そのサイクルではそれ以上オン期間が続か
ないように制御を行なう。
動作モードでの動作について説明する。スイッチング制
御回路1は、起動用の電源が抵抗8を介して供給され、
スイッチング素子4がオンオフを開始するとトランス5
の三次巻線5cの両端に矩形波が発生し、それを三次巻
線用整流コンデンサ10と三次巻線用整流ダイオード1
1とにより整流し、起動後の電源供給はこの三次巻線用
整流コンデンサ10と三次巻線用整流ダイオード11と
により行われる。また、スイッチング素子4には直列に
抵抗9が接続してあり、スイッチング制御回路1は、こ
の抵抗9の両端の電圧が設定された値を超えると過電流
保護が働き、そのサイクルではそれ以上オン期間が続か
ないように制御を行なう。
【0024】トランス5の二次巻線5bに発生した矩形
波を二次巻線用整流ダイオード6と二次巻線用整流コン
デンサ7とで整流して直流出力を得ている。ここで、こ
のスイッチング電源装置の待機モードでの動作について
説明する。マイコン12は、スイッチング電源装置の出
力電圧で動作し、リモコンからの信号や本体の電源スイ
ッチの状態を検出することで、本スイッチング電源装置
を使用する機器の動作モードが待機モードか通常動作モ
ードかの判断ができる。待機モード時は、このマイコン
12に直接つながるスイッチ14に直流電圧出力を送
り、このスイッチ14をオンする。その結果、変更用コ
ンデンサ15はコンデンサ3と並列接続となり、スイッ
チング制御回路1から見るとコンデンサ容量が増加した
ように見える。
波を二次巻線用整流ダイオード6と二次巻線用整流コン
デンサ7とで整流して直流出力を得ている。ここで、こ
のスイッチング電源装置の待機モードでの動作について
説明する。マイコン12は、スイッチング電源装置の出
力電圧で動作し、リモコンからの信号や本体の電源スイ
ッチの状態を検出することで、本スイッチング電源装置
を使用する機器の動作モードが待機モードか通常動作モ
ードかの判断ができる。待機モード時は、このマイコン
12に直接つながるスイッチ14に直流電圧出力を送
り、このスイッチ14をオンする。その結果、変更用コ
ンデンサ15はコンデンサ3と並列接続となり、スイッ
チング制御回路1から見るとコンデンサ容量が増加した
ように見える。
【0025】一般にコンデンサ容量と抵抗の値により発
振周波数が決定されるスイッチング制御回路の場合、コ
ンデンサ3への定電流充電,定電流放電を行なってコン
デンサ3の両端に三角波形の発振を行なう。これは次に
示す(式1)で表される。ここで、Vはコンデンサの両
端電圧、Iは充放電を行なう電流値、tは時間、Cはコ
ンデンサ容量である。
振周波数が決定されるスイッチング制御回路の場合、コ
ンデンサ3への定電流充電,定電流放電を行なってコン
デンサ3の両端に三角波形の発振を行なう。これは次に
示す(式1)で表される。ここで、Vはコンデンサの両
端電圧、Iは充放電を行なう電流値、tは時間、Cはコ
ンデンサ容量である。
【0026】 V=I・t/C ・・・・・ (式1) また、抵抗2によりスイッチング制御回路1の内部基準
電圧を抵抗分割し、コンデンサ3への充電電圧が前記内
部基準電圧の抵抗分割した電圧値に達すると、コンデン
サ3への電流を充電から放電に切り替える。よって、
(式1)のVの最大値は、抵抗2の値が大きくなれば大
きくなり、抵抗の値が小さくなれば小さくなる。したが
って、(式1)は次に示す(式2)ように置き換えられ
る。ここで、Rは抵抗2の抵抗値である。
電圧を抵抗分割し、コンデンサ3への充電電圧が前記内
部基準電圧の抵抗分割した電圧値に達すると、コンデン
サ3への電流を充電から放電に切り替える。よって、
(式1)のVの最大値は、抵抗2の値が大きくなれば大
きくなり、抵抗の値が小さくなれば小さくなる。したが
って、(式1)は次に示す(式2)ように置き換えられ
る。ここで、Rは抵抗2の抵抗値である。
【0027】 R∝I・t/C ・・・・・ (式2) (式2)により、スイッチング制御回路1の発振周波数
fは、次に示す(式3)で表される。なお、コンデンサ
3には定電流が流れているので、Iは充電時,放電時そ
れぞれで定数となる。 f=1/t∝I/(C・R) ・・・・・ (式3) 以上により、スイッチング制御回路1の発振周波数は、
抵抗2,コンデンサ3のそれぞれに反比例することとな
る。
fは、次に示す(式3)で表される。なお、コンデンサ
3には定電流が流れているので、Iは充電時,放電時そ
れぞれで定数となる。 f=1/t∝I/(C・R) ・・・・・ (式3) 以上により、スイッチング制御回路1の発振周波数は、
抵抗2,コンデンサ3のそれぞれに反比例することとな
る。
【0028】本実施の形態1では、待機モード時には、
スイッチ14がオンして変更用コンデンサ15がコンデ
ンサ3に並列接続となるので、スイッチング制御回路1
のコンデンサ容量は大きくなり、結果として発振周波数
は通常動作モード時に比べて下がることになる。発振周
波数が下がることにより、単位時間当たりのスイッチン
グ回数が減少、即ち、スイッチング素子4での損失が減
少する。
スイッチ14がオンして変更用コンデンサ15がコンデ
ンサ3に並列接続となるので、スイッチング制御回路1
のコンデンサ容量は大きくなり、結果として発振周波数
は通常動作モード時に比べて下がることになる。発振周
波数が下がることにより、単位時間当たりのスイッチン
グ回数が減少、即ち、スイッチング素子4での損失が減
少する。
【0029】このように構成したため、本スイッチング
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時であるときには、マイコン12からの直流出力制御信
号によりスイッチング電源装置の発振周波数を低下させ
るよう制御し、単位時間当たりのスイッチング回数を減
少させることができ、スイッチング素子4での損失を減
少させることができるので、待機モード時の消費電力を
低減することができ、機器が待機モード時、即ち、軽負
荷時であるときのスイッチング電源装置の変換効率を改
善することができる。
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時であるときには、マイコン12からの直流出力制御信
号によりスイッチング電源装置の発振周波数を低下させ
るよう制御し、単位時間当たりのスイッチング回数を減
少させることができ、スイッチング素子4での損失を減
少させることができるので、待機モード時の消費電力を
低減することができ、機器が待機モード時、即ち、軽負
荷時であるときのスイッチング電源装置の変換効率を改
善することができる。
【0030】(実施の形態2)図2に示した本発明の実
施の形態2に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態1と同様のスイッチング電源装置であって、マ
イコン12とスイッチ14との間に信号伝達回路16を
設けた点が前述の実施の形態1とは異なっている。
施の形態2に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態1と同様のスイッチング電源装置であって、マ
イコン12とスイッチ14との間に信号伝達回路16を
設けた点が前述の実施の形態1とは異なっている。
【0031】この信号伝達回路16としては、例えば、
フォトカプラなどがあり、送り側と受け側とが絶縁され
ていても信号の伝達が可能なものである。この実施の形
態2のスイッチング電源装置を図2を用いて説明する。
図2に示すように、マイコン12の出力端子とスイッチ
14の間に信号伝達回路16を挿入することにより、一
次側回路と二次側回路との間を絶縁するなどとした場合
にでも、マイコン12から信号伝達回路16を経てスイ
ッチ14に直流電圧出力を送り、このスイッチ14をオ
ンすることができる。その結果、変更用コンデンサ15
はコンデンサ3と並列接続となり、スイッチング制御回
路1から見るとコンデンサ容量が増加したように見える
のでスイッチング制御回路1のコンデンサ容量は大きく
なり、結果としてスイッチング制御回路1の発振周波数
は通常動作モード時に比べて下がることになる。発振周
波数が下がることにより、単位時間当たりのスイッチン
グ回数が減少、即ち、スイッチング素子4での損失が減
少する。
フォトカプラなどがあり、送り側と受け側とが絶縁され
ていても信号の伝達が可能なものである。この実施の形
態2のスイッチング電源装置を図2を用いて説明する。
図2に示すように、マイコン12の出力端子とスイッチ
14の間に信号伝達回路16を挿入することにより、一
次側回路と二次側回路との間を絶縁するなどとした場合
にでも、マイコン12から信号伝達回路16を経てスイ
ッチ14に直流電圧出力を送り、このスイッチ14をオ
ンすることができる。その結果、変更用コンデンサ15
はコンデンサ3と並列接続となり、スイッチング制御回
路1から見るとコンデンサ容量が増加したように見える
のでスイッチング制御回路1のコンデンサ容量は大きく
なり、結果としてスイッチング制御回路1の発振周波数
は通常動作モード時に比べて下がることになる。発振周
波数が下がることにより、単位時間当たりのスイッチン
グ回数が減少、即ち、スイッチング素子4での損失が減
少する。
【0032】このように構成したため、スイッチング電
源装置を一次側回路と二次側回路との間で絶縁している
場合でも、本スイッチング電源装置を使用する機器が待
機モード時、即ち、軽負荷時であるときには、マイコン
12からの直流出力制御信号によりスイッチング電源装
置の発振周波数を低下させるよう制御し、単位時間当た
りのスイッチング回数を減少させることができ、スイッ
チング素子4での損失を減少させることができるので、
待機モード時の消費電力を低減することができ、機器が
待機モード時、即ち、軽負荷時であるときのスイッチン
グ電源装置の変換効率を改善することができる。
源装置を一次側回路と二次側回路との間で絶縁している
場合でも、本スイッチング電源装置を使用する機器が待
機モード時、即ち、軽負荷時であるときには、マイコン
12からの直流出力制御信号によりスイッチング電源装
置の発振周波数を低下させるよう制御し、単位時間当た
りのスイッチング回数を減少させることができ、スイッ
チング素子4での損失を減少させることができるので、
待機モード時の消費電力を低減することができ、機器が
待機モード時、即ち、軽負荷時であるときのスイッチン
グ電源装置の変換効率を改善することができる。
【0033】なお、前述の実施の形態1および実施の形
態2では、切替部13を、スイッチ14に直列に変更用
コンデンサ15を接続しこれをコンデンサ3に並列に接
続してスイッチング周波数を下げるよう構成している
が、図10に示すようにスイッチ14に並列に変更用コ
ンデンサ15を接続しこれをコンデンサ3に接続してス
イッチング周波数を下げるよう構成した場合であって
も、前述の実施の形態1および実施の形態2と同様の効
果を有する。
態2では、切替部13を、スイッチ14に直列に変更用
コンデンサ15を接続しこれをコンデンサ3に並列に接
続してスイッチング周波数を下げるよう構成している
が、図10に示すようにスイッチ14に並列に変更用コ
ンデンサ15を接続しこれをコンデンサ3に接続してス
イッチング周波数を下げるよう構成した場合であって
も、前述の実施の形態1および実施の形態2と同様の効
果を有する。
【0034】(実施の形態3)図3に示した本発明の実
施の形態3に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態1と同様のスイッチング電源装置であって、前
述の実施の形態1の切替部13に替えて、マイコン12
によりオンオフ制御されるスイッチ14を抵抗2に直列
に接続しこのスイッチ14に並列に変更用抵抗17を接
続しマイコン12からの指示を受けるとこのスイッチ1
4をオフし前記スイッチング周波数を下げるよう構成し
た切替部13aを設けた点が前述の実施の形態1とは異
なっている。
施の形態3に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態1と同様のスイッチング電源装置であって、前
述の実施の形態1の切替部13に替えて、マイコン12
によりオンオフ制御されるスイッチ14を抵抗2に直列
に接続しこのスイッチ14に並列に変更用抵抗17を接
続しマイコン12からの指示を受けるとこのスイッチ1
4をオフし前記スイッチング周波数を下げるよう構成し
た切替部13aを設けた点が前述の実施の形態1とは異
なっている。
【0035】この実施の形態3のスイッチング電源装置
を図3を用いて説明する。図3に示すように、オンオフ
の比を制御することにより出力電圧を安定化させる方式
のスイッチング制御回路1に接続する抵抗2とコンデン
サ3の時定数によりスイッチング周波数は決定される。
マイコン12は、スイッチング電源装置の出力電圧で動
作し、リモコンからの信号や本体の電源スイッチの状態
を検出することで、本スイッチング電源装置を使用する
機器の動作モードが待機モードか通常動作モードかの判
断ができる。通常動作モード時は、スイッチ14はオン
しており、変更用抵抗17はスイッチ14により短絡さ
れている。待機モード時は、マイコン12の直流電圧出
力によりスイッチ14をオフする。その結果、変更用抵
抗17は抵抗2と直列接続となりスイッチング制御回路
1から見ると抵抗値が増加したように見える。
を図3を用いて説明する。図3に示すように、オンオフ
の比を制御することにより出力電圧を安定化させる方式
のスイッチング制御回路1に接続する抵抗2とコンデン
サ3の時定数によりスイッチング周波数は決定される。
マイコン12は、スイッチング電源装置の出力電圧で動
作し、リモコンからの信号や本体の電源スイッチの状態
を検出することで、本スイッチング電源装置を使用する
機器の動作モードが待機モードか通常動作モードかの判
断ができる。通常動作モード時は、スイッチ14はオン
しており、変更用抵抗17はスイッチ14により短絡さ
れている。待機モード時は、マイコン12の直流電圧出
力によりスイッチ14をオフする。その結果、変更用抵
抗17は抵抗2と直列接続となりスイッチング制御回路
1から見ると抵抗値が増加したように見える。
【0036】この実施の形態3では、待機モード時には
変更用抵抗17が抵抗2に直列接続となるのでスイッチ
ング制御回路1のスイッチング周波数を決定する抵抗値
は大きくなり、結果として発振周波数は通常動作モード
時に比べて下がることとなる。発振周波数が下がること
により、単位時間当たりのスイッチング回数が減少、即
ち、スイッチング素子4での損失が減少する。
変更用抵抗17が抵抗2に直列接続となるのでスイッチ
ング制御回路1のスイッチング周波数を決定する抵抗値
は大きくなり、結果として発振周波数は通常動作モード
時に比べて下がることとなる。発振周波数が下がること
により、単位時間当たりのスイッチング回数が減少、即
ち、スイッチング素子4での損失が減少する。
【0037】このように構成したため、本スイッチング
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時であるときには、マイコン12からの直流出力制御信
号によりスイッチング電源装置の発振周波数を低下させ
るよう制御し、単位時間当たりのスイッチング回数を減
少させることができ、スイッチング素子4での損失を減
少させることができるので、待機モード時の消費電力を
低減することができ、機器が待機モード時、即ち、軽負
荷時であるときのスイッチング電源装置の変換効率を改
善することができる。
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時であるときには、マイコン12からの直流出力制御信
号によりスイッチング電源装置の発振周波数を低下させ
るよう制御し、単位時間当たりのスイッチング回数を減
少させることができ、スイッチング素子4での損失を減
少させることができるので、待機モード時の消費電力を
低減することができ、機器が待機モード時、即ち、軽負
荷時であるときのスイッチング電源装置の変換効率を改
善することができる。
【0038】(実施の形態4)図4に示した本発明の実
施の形態4に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態3と同様のスイッチング電源装置であって、マ
イコン12とスイッチ14との間に信号伝達回路16を
設けた点が前述の実施の形態3とは異なっている。
施の形態4に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態3と同様のスイッチング電源装置であって、マ
イコン12とスイッチ14との間に信号伝達回路16を
設けた点が前述の実施の形態3とは異なっている。
【0039】この信号伝達回路16としては、例えば、
フォトカプラなどがあり、送り側と受け側とが絶縁され
ていても信号の伝達が可能なものである。この実施の形
態4のスイッチング電源装置を図4を用いて説明する。
図4に示すように、マイコン12の出力端子とスイッチ
14の間に信号伝達回路16を挿入することにより、一
次側回路と二次側回路の間を絶縁するなどとした場合に
でも、マイコン12から信号伝達回路16を経てスイッ
チ14に直流電圧出力を送り、スイッチ14をオン,オ
フすることができる。その結果、変更用抵抗17は抵抗
2と直列接続となりスイッチング制御回路1から見ると
スイッチング周波数を決定する抵抗値が増加したように
見えるので、結果としてスイッチング制御回路1の発振
周波数は通常動作モード時に比べて下がることとなる。
発振周波数が下がることにより、単位時間当たりのスイ
ッチング回数が減少、即ち、スイッチング素子4での損
失が減少する。
フォトカプラなどがあり、送り側と受け側とが絶縁され
ていても信号の伝達が可能なものである。この実施の形
態4のスイッチング電源装置を図4を用いて説明する。
図4に示すように、マイコン12の出力端子とスイッチ
14の間に信号伝達回路16を挿入することにより、一
次側回路と二次側回路の間を絶縁するなどとした場合に
でも、マイコン12から信号伝達回路16を経てスイッ
チ14に直流電圧出力を送り、スイッチ14をオン,オ
フすることができる。その結果、変更用抵抗17は抵抗
2と直列接続となりスイッチング制御回路1から見ると
スイッチング周波数を決定する抵抗値が増加したように
見えるので、結果としてスイッチング制御回路1の発振
周波数は通常動作モード時に比べて下がることとなる。
発振周波数が下がることにより、単位時間当たりのスイ
ッチング回数が減少、即ち、スイッチング素子4での損
失が減少する。
【0040】このように構成したため、スイッチング電
源装置を一次側回路と二次側回路との間で絶縁している
場合でも、本スイッチング電源装置を使用する機器が待
機モード時、即ち、軽負荷時であるときには、マイコン
12からの直流出力制御信号によりスイッチング電源装
置の発振周波数を低下させるよう制御し、単位時間当た
りのスイッチング回数を減少させることができ、スイッ
チング素子4での損失を減少させることができるので、
待機モード時の消費電力を低減することができ、機器が
待機モード時、即ち、軽負荷時であるときのスイッチン
グ電源装置の変換効率を改善することができる。
源装置を一次側回路と二次側回路との間で絶縁している
場合でも、本スイッチング電源装置を使用する機器が待
機モード時、即ち、軽負荷時であるときには、マイコン
12からの直流出力制御信号によりスイッチング電源装
置の発振周波数を低下させるよう制御し、単位時間当た
りのスイッチング回数を減少させることができ、スイッ
チング素子4での損失を減少させることができるので、
待機モード時の消費電力を低減することができ、機器が
待機モード時、即ち、軽負荷時であるときのスイッチン
グ電源装置の変換効率を改善することができる。
【0041】なお、前述の実施の形態3および実施の形
態4では、切替部13aを、スイッチ14を抵抗2に直
列に接続しこのスイッチ14に並列に変更用抵抗17を
接続してスイッチング周波数を下げるよう構成している
が、図11に示すようにスイッチ14を変更用抵抗17
に直列に接続しこれらと並列に抵抗2を接続してスイッ
チング周波数を下げるよう構成した場合であっても、前
述の実施の形態3および実施の形態4と同様の効果を有
する。
態4では、切替部13aを、スイッチ14を抵抗2に直
列に接続しこのスイッチ14に並列に変更用抵抗17を
接続してスイッチング周波数を下げるよう構成している
が、図11に示すようにスイッチ14を変更用抵抗17
に直列に接続しこれらと並列に抵抗2を接続してスイッ
チング周波数を下げるよう構成した場合であっても、前
述の実施の形態3および実施の形態4と同様の効果を有
する。
【0042】なお、前述の実施の形態1〜実施の形態4
では、マイコンを用いているが、マイクロプロセッサな
どであっても良いし、マイコン以外であっても負荷の動
作モードが待機モードであることをこの負荷で自己検出
し出力指示できるものであれば、前述と同様の効果を有
する。 (実施の形態5)図5に示した本発明の実施の形態5に
記載のスイッチング電源装置は、前述の従来例と同様
に、一次巻線5aへの電流供給を制御するスイッチング
素子4と、接続された電気素子で決定されるスイッチン
グ周波数でスイッチング素子4をスイッチング制御しこ
のスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御し
て二次巻線5bの出力電圧を安定出力させるスイッチン
グ制御回路1とを有するスイッチング電源装置であっ
て、二次巻線5bの負荷が軽負荷であることを検出する
検出手段としての電流検出回路19と、この電流検出回
路19からの指示を受けると前記スイッチング周波数を
下げるようにスイッチング制御回路1への電気素子の接
続を切り替える切替部13とを設けた点が前述の従来例
とは異なっている。
では、マイコンを用いているが、マイクロプロセッサな
どであっても良いし、マイコン以外であっても負荷の動
作モードが待機モードであることをこの負荷で自己検出
し出力指示できるものであれば、前述と同様の効果を有
する。 (実施の形態5)図5に示した本発明の実施の形態5に
記載のスイッチング電源装置は、前述の従来例と同様
に、一次巻線5aへの電流供給を制御するスイッチング
素子4と、接続された電気素子で決定されるスイッチン
グ周波数でスイッチング素子4をスイッチング制御しこ
のスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ制御し
て二次巻線5bの出力電圧を安定出力させるスイッチン
グ制御回路1とを有するスイッチング電源装置であっ
て、二次巻線5bの負荷が軽負荷であることを検出する
検出手段としての電流検出回路19と、この電流検出回
路19からの指示を受けると前記スイッチング周波数を
下げるようにスイッチング制御回路1への電気素子の接
続を切り替える切替部13とを設けた点が前述の従来例
とは異なっている。
【0043】この電流検出回路19は、二次巻線5bに
設けた検出抵抗としての電流検出用抵抗18でこの二次
巻線5bの出力電流を検出するものである。この実施の
形態5のスイッチング電源装置を図5を用いて説明す
る。図5に示すように、オンオフの比を制御することに
より出力電圧を安定化させる方式のスイッチング制御回
路1に接続する抵抗2とコンデンサ3の時定数によりス
イッチング周波数は決定される。
設けた検出抵抗としての電流検出用抵抗18でこの二次
巻線5bの出力電流を検出するものである。この実施の
形態5のスイッチング電源装置を図5を用いて説明す
る。図5に示すように、オンオフの比を制御することに
より出力電圧を安定化させる方式のスイッチング制御回
路1に接続する抵抗2とコンデンサ3の時定数によりス
イッチング周波数は決定される。
【0044】二次側出力に電流が流れると、直列に挿入
された電流検出用抵抗18の両端に電圧が発生する。こ
の電圧を検出し、定めておいた電圧値以下、即ち、二次
側の出力電流値が定めておいた値以下になれば電流検出
回路19の出力に直流出力制御信号が発生するようにし
ておく。軽負荷時はこの電流検出回路19に直接つなが
るスイッチ14に直流電圧出力を送り、スイッチ14を
オンする。その結果、変更用コンデンサ15はコンデン
サ3と並列接続となりスイッチング制御回路1から見る
とコンデンサ容量が増加したように見える。
された電流検出用抵抗18の両端に電圧が発生する。こ
の電圧を検出し、定めておいた電圧値以下、即ち、二次
側の出力電流値が定めておいた値以下になれば電流検出
回路19の出力に直流出力制御信号が発生するようにし
ておく。軽負荷時はこの電流検出回路19に直接つなが
るスイッチ14に直流電圧出力を送り、スイッチ14を
オンする。その結果、変更用コンデンサ15はコンデン
サ3と並列接続となりスイッチング制御回路1から見る
とコンデンサ容量が増加したように見える。
【0045】この実施の形態5においては、軽負荷時に
は変更用コンデンサ15がコンデンサ3に並列接続とな
るのでスイッチング制御回路1のコンデンサ容量は大き
くなり、結果として発振周波数は通常負荷時に比べて下
がることとなる。発振周波数が下がることにより、単位
時間当たりのスイッチング回数が減少、即ち、スイッチ
ング素子4での損失が減少する。
は変更用コンデンサ15がコンデンサ3に並列接続とな
るのでスイッチング制御回路1のコンデンサ容量は大き
くなり、結果として発振周波数は通常負荷時に比べて下
がることとなる。発振周波数が下がることにより、単位
時間当たりのスイッチング回数が減少、即ち、スイッチ
ング素子4での損失が減少する。
【0046】このように構成したため、本スイッチング
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時であるときには、二次側の電流検出用抵抗18の両端
電圧を検出した電流検出回路19からの直流出力制御信
号によりスイッチング電源装置の発振周波数を低下させ
るよう制御し、単位時間当たりのスイッチング回数を減
少させることができ、スイッチング素子4での損失を減
少させることができるので、待機モード時の消費電力を
低減することができ、機器が待機モード時、即ち、軽負
荷時であるときのスイッチング電源装置の変換効率を改
善することができる。
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時であるときには、二次側の電流検出用抵抗18の両端
電圧を検出した電流検出回路19からの直流出力制御信
号によりスイッチング電源装置の発振周波数を低下させ
るよう制御し、単位時間当たりのスイッチング回数を減
少させることができ、スイッチング素子4での損失を減
少させることができるので、待機モード時の消費電力を
低減することができ、機器が待機モード時、即ち、軽負
荷時であるときのスイッチング電源装置の変換効率を改
善することができる。
【0047】(実施の形態6)図6に示した本発明の実
施の形態6に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態5と同様のスイッチング電源装置であって、電
流検出回路19とスイッチ14との間に信号伝達回路1
6を設けた点が前述の実施の形態5とは異なっている。
施の形態6に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態5と同様のスイッチング電源装置であって、電
流検出回路19とスイッチ14との間に信号伝達回路1
6を設けた点が前述の実施の形態5とは異なっている。
【0048】この信号伝達回路16としては、例えば、
フォトカプラなどがあり、送り側と受け側とが絶縁され
ていても信号の伝達が可能なものである。この実施の形
態6のスイッチング電源装置を図6を用いて説明する。
図6に示すように、電流検出回路19の出力端子とスイ
ッチ14の間に信号伝達回路16を挿入することによ
り、一次側回路と二次側回路の間を絶縁するなどとした
場合にでも、電流検出回路19から信号伝達回路16を
経てスイッチ14に直流電圧出力を送り、スイッチ14
をオンすることができる。その結果、変更用コンデンサ
15はコンデンサ3と並列接続となりスイッチング制御
回路1から見るとコンデンサ容量が増加したように見え
るのでスイッチング制御回路1のコンデンサ容量は大き
くなり、結果としてスイッチング制御回路1の発振周波
数は通常動作モード時に比べて下がることになる。発振
周波数が下がることにより、単位時間当たりのスイッチ
ング回数が減少、即ち、スイッチング素子4での損失が
減少する。
フォトカプラなどがあり、送り側と受け側とが絶縁され
ていても信号の伝達が可能なものである。この実施の形
態6のスイッチング電源装置を図6を用いて説明する。
図6に示すように、電流検出回路19の出力端子とスイ
ッチ14の間に信号伝達回路16を挿入することによ
り、一次側回路と二次側回路の間を絶縁するなどとした
場合にでも、電流検出回路19から信号伝達回路16を
経てスイッチ14に直流電圧出力を送り、スイッチ14
をオンすることができる。その結果、変更用コンデンサ
15はコンデンサ3と並列接続となりスイッチング制御
回路1から見るとコンデンサ容量が増加したように見え
るのでスイッチング制御回路1のコンデンサ容量は大き
くなり、結果としてスイッチング制御回路1の発振周波
数は通常動作モード時に比べて下がることになる。発振
周波数が下がることにより、単位時間当たりのスイッチ
ング回数が減少、即ち、スイッチング素子4での損失が
減少する。
【0049】このように構成したため、スイッチング電
源装置を一次側回路と二次側回路との間で絶縁している
場合でも、本スイッチング電源装置を使用する機器が待
機モード時、即ち、軽負荷時であるときには、電流検出
回路19からの直流出力制御信号によりスイッチング電
源装置の発振周波数を低下させるよう制御し、単位時間
当たりのスイッチング回数を減少させることができ、ス
イッチング素子4での損失を減少させることができるの
で、待機モード時の消費電力を低減することができ、機
器が待機モード時、即ち、軽負荷時であるときのスイッ
チング電源装置の変換効率を改善することができる。
源装置を一次側回路と二次側回路との間で絶縁している
場合でも、本スイッチング電源装置を使用する機器が待
機モード時、即ち、軽負荷時であるときには、電流検出
回路19からの直流出力制御信号によりスイッチング電
源装置の発振周波数を低下させるよう制御し、単位時間
当たりのスイッチング回数を減少させることができ、ス
イッチング素子4での損失を減少させることができるの
で、待機モード時の消費電力を低減することができ、機
器が待機モード時、即ち、軽負荷時であるときのスイッ
チング電源装置の変換効率を改善することができる。
【0050】なお、前述の実施の形態5および実施の形
態6では、切替部13を、スイッチ14に直列に変更用
コンデンサ15を接続しこれをコンデンサ3に並列に接
続してスイッチング周波数を下げるよう構成している
が、図10に示すようにスイッチ14に並列に変更用コ
ンデンサ15を接続しこれをコンデンサ3に接続してス
イッチング周波数を下げるよう構成した場合であって
も、前述の実施の形態5および実施の形態6と同様の効
果を有する。
態6では、切替部13を、スイッチ14に直列に変更用
コンデンサ15を接続しこれをコンデンサ3に並列に接
続してスイッチング周波数を下げるよう構成している
が、図10に示すようにスイッチ14に並列に変更用コ
ンデンサ15を接続しこれをコンデンサ3に接続してス
イッチング周波数を下げるよう構成した場合であって
も、前述の実施の形態5および実施の形態6と同様の効
果を有する。
【0051】(実施の形態7)図7に示した本発明の実
施の形態7に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態5と同様のスイッチング電源装置であって、前
述の実施の形態5の切替部13に替えて、電流検出回路
19によりオンオフ制御されるスイッチ14を抵抗2に
直列に接続しこのスイッチ14に並列に変更用抵抗17
を接続しこの電流検出回路19からの指示を受けるとこ
のスイッチ14をオフし前記スイッチング周波数を下げ
るよう構成した切替部13aを設けた点が前述の実施の
形態5とは異なっている。
施の形態7に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態5と同様のスイッチング電源装置であって、前
述の実施の形態5の切替部13に替えて、電流検出回路
19によりオンオフ制御されるスイッチ14を抵抗2に
直列に接続しこのスイッチ14に並列に変更用抵抗17
を接続しこの電流検出回路19からの指示を受けるとこ
のスイッチ14をオフし前記スイッチング周波数を下げ
るよう構成した切替部13aを設けた点が前述の実施の
形態5とは異なっている。
【0052】この実施の形態7のスイッチング電源装置
を図7を用いて説明する。図7に示すように、オンオフ
の比を制御することにより出力電圧を安定化させる方式
のスイッチング制御回路1に接続する抵抗2とコンデン
サ3の時定数によりスイッチング周波数は決定される。
二次側出力に電流が流れると、直列に挿入された電流検
出用抵抗18の両端に電圧が発生する。この電圧を検出
し、定めておいた電圧値以下、即ち、二次側の出力電流
値が定めておいた値以下になれば電流検出回路19の出
力に直流出力制御信号が発生するようにしておく。通常
負荷時、このスイッチ14はオンしており、変更用抵抗
17はスイッチ14により短絡されている。軽負荷時は
電流検出回路19の直流電圧出力によりスイッチ14を
オフする。その結果、変更用抵抗17は抵抗2と直列接
続となりスイッチング制御回路1から見ると抵抗値が増
加したように見える。
を図7を用いて説明する。図7に示すように、オンオフ
の比を制御することにより出力電圧を安定化させる方式
のスイッチング制御回路1に接続する抵抗2とコンデン
サ3の時定数によりスイッチング周波数は決定される。
二次側出力に電流が流れると、直列に挿入された電流検
出用抵抗18の両端に電圧が発生する。この電圧を検出
し、定めておいた電圧値以下、即ち、二次側の出力電流
値が定めておいた値以下になれば電流検出回路19の出
力に直流出力制御信号が発生するようにしておく。通常
負荷時、このスイッチ14はオンしており、変更用抵抗
17はスイッチ14により短絡されている。軽負荷時は
電流検出回路19の直流電圧出力によりスイッチ14を
オフする。その結果、変更用抵抗17は抵抗2と直列接
続となりスイッチング制御回路1から見ると抵抗値が増
加したように見える。
【0053】この実施の形態7では、軽負荷時には変更
用抵抗17が抵抗2に直列接続となるので、スイッチン
グ制御回路1のスイッチング周波数を決定する抵抗値は
大きくなり、結果として発振周波数は通常動作モード時
に比べて下がることとなる。発振周波数が下がることに
より、単位時間当たりのスイッチング回数が減少、即
ち、スイッチング素子4での損失が減少する。
用抵抗17が抵抗2に直列接続となるので、スイッチン
グ制御回路1のスイッチング周波数を決定する抵抗値は
大きくなり、結果として発振周波数は通常動作モード時
に比べて下がることとなる。発振周波数が下がることに
より、単位時間当たりのスイッチング回数が減少、即
ち、スイッチング素子4での損失が減少する。
【0054】このように構成したため、本スイッチング
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時であるときには、二次側の電流検出用抵抗18の両端
電圧を検出した電流検出回路19からの直流出力制御信
号によりスイッチング電源装置の発振周波数を低下させ
るよう制御し、単位時間当たりのスイッチング回数を減
少させることができ、スイッチング素子4での損失を減
少させることができるので、待機モード時の消費電力を
低減することができ、機器が待機モード時、即ち、軽負
荷時であるときのスイッチング電源装置の変換効率を改
善することができる。
電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、軽負荷
時であるときには、二次側の電流検出用抵抗18の両端
電圧を検出した電流検出回路19からの直流出力制御信
号によりスイッチング電源装置の発振周波数を低下させ
るよう制御し、単位時間当たりのスイッチング回数を減
少させることができ、スイッチング素子4での損失を減
少させることができるので、待機モード時の消費電力を
低減することができ、機器が待機モード時、即ち、軽負
荷時であるときのスイッチング電源装置の変換効率を改
善することができる。
【0055】(実施の形態8)図8に示した本発明の実
施の形態8に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態7と同様のスイッチング電源装置であって、電
流検出回路19とスイッチ14との間に信号伝達回路1
6を設けた点が前述の実施の形態7とは異なっている。
施の形態8に記載のスイッチング電源装置は、前述の実
施の形態7と同様のスイッチング電源装置であって、電
流検出回路19とスイッチ14との間に信号伝達回路1
6を設けた点が前述の実施の形態7とは異なっている。
【0056】この実施の形態8のスイッチング電源装置
を図8を用いて説明する。図8に示すように、電流検出
回路19の出力端子とスイッチ14の間に信号伝達回路
16を挿入することにより、一次側回路と二次側回路の
間を絶縁するなどとした場合にでも、電流検出回路19
から信号伝達回路16を経てスイッチ14に直流電圧出
力を送り、スイッチ14をオン,オフすることができ
る。その結果、変更用抵抗17は抵抗2と直列接続とな
りスイッチング制御回路1から見るとスイッチング周波
数を決定する抵抗値が増加したように見えるので、結果
としてスイッチング制御回路1の発振周波数は通常動作
モード時に比べて下がることとなる。発振周波数が下が
ることにより、単位時間当たりのスイッチング回数が減
少、即ち、スイッチング素子4での損失が減少する。
を図8を用いて説明する。図8に示すように、電流検出
回路19の出力端子とスイッチ14の間に信号伝達回路
16を挿入することにより、一次側回路と二次側回路の
間を絶縁するなどとした場合にでも、電流検出回路19
から信号伝達回路16を経てスイッチ14に直流電圧出
力を送り、スイッチ14をオン,オフすることができ
る。その結果、変更用抵抗17は抵抗2と直列接続とな
りスイッチング制御回路1から見るとスイッチング周波
数を決定する抵抗値が増加したように見えるので、結果
としてスイッチング制御回路1の発振周波数は通常動作
モード時に比べて下がることとなる。発振周波数が下が
ることにより、単位時間当たりのスイッチング回数が減
少、即ち、スイッチング素子4での損失が減少する。
【0057】このように構成したため、スイッチング電
源装置を一次側回路と二次側回路との間で絶縁している
場合でも、本スイッチング電源装置を使用する機器が待
機モード時、即ち、軽負荷時であるときには、二次側の
電流検出用抵抗18の両端電圧を検出した電流検出回路
19からの直流出力制御信号によりスイッチング電源装
置の発振周波数を低下させるよう制御し、単位時間当た
りのスイッチング回数を減少させることができ、スイッ
チング素子4での損失を減少させることができるので、
待機モード時の消費電力を低減することができ、機器が
待機モード時、即ち、軽負荷時であるときのスイッチン
グ電源装置の変換効率を改善することができる。
源装置を一次側回路と二次側回路との間で絶縁している
場合でも、本スイッチング電源装置を使用する機器が待
機モード時、即ち、軽負荷時であるときには、二次側の
電流検出用抵抗18の両端電圧を検出した電流検出回路
19からの直流出力制御信号によりスイッチング電源装
置の発振周波数を低下させるよう制御し、単位時間当た
りのスイッチング回数を減少させることができ、スイッ
チング素子4での損失を減少させることができるので、
待機モード時の消費電力を低減することができ、機器が
待機モード時、即ち、軽負荷時であるときのスイッチン
グ電源装置の変換効率を改善することができる。
【0058】なお、前述の実施の形態7および実施の形
態8では、切替部13aを、スイッチ14を抵抗2に直
列に接続しこのスイッチ14に並列に変更用抵抗17を
接続してスイッチング周波数を下げるよう構成している
が、図11に示すようにスイッチ14を変更用抵抗17
に直列に接続しこれらと並列に抵抗2を接続してスイッ
チング周波数を下げるよう構成した場合であっても、前
述の実施の形態7および実施の形態8と同様の効果を有
する。
態8では、切替部13aを、スイッチ14を抵抗2に直
列に接続しこのスイッチ14に並列に変更用抵抗17を
接続してスイッチング周波数を下げるよう構成している
が、図11に示すようにスイッチ14を変更用抵抗17
に直列に接続しこれらと並列に抵抗2を接続してスイッ
チング周波数を下げるよう構成した場合であっても、前
述の実施の形態7および実施の形態8と同様の効果を有
する。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明のスイッチング電源
装置によれば、一次巻線への電流供給を制御するスイッ
チング素子と、接続された電気素子で決定されるスイッ
チング周波数で前記スイッチング素子をスイッチング制
御しこのスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ
制御して二次巻線の出力電圧を安定出力させる制御回路
とを有するスイッチング電源装置において、前記二次巻
線の出力電圧の供給を受ける負荷が待機モードになると
この負荷から出力される指示に従って前記スイッチング
周波数を下げるように前記制御回路への電気素子の接続
を切り替える切替部を設けた場合や、前記二次巻線の負
荷が軽負荷であることを検出する検出手段と、前記検出
手段からの指示を受けると前記スイッチング周波数を下
げるように前記制御回路への電気素子の接続を切り替え
る切替部とを設けた場合では、出力負荷が軽くなる待機
モード時には制御回路に接続されスイッチング周波数を
決定する電気素子の値を可変してスイッチング周波数を
低下させることができ、スイッチング素子の自己損失を
削減することができ、簡易な構成で待機モード時の消費
電力を低減することができるスイッチング電源装置を得
ることができる。
装置によれば、一次巻線への電流供給を制御するスイッ
チング素子と、接続された電気素子で決定されるスイッ
チング周波数で前記スイッチング素子をスイッチング制
御しこのスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ
制御して二次巻線の出力電圧を安定出力させる制御回路
とを有するスイッチング電源装置において、前記二次巻
線の出力電圧の供給を受ける負荷が待機モードになると
この負荷から出力される指示に従って前記スイッチング
周波数を下げるように前記制御回路への電気素子の接続
を切り替える切替部を設けた場合や、前記二次巻線の負
荷が軽負荷であることを検出する検出手段と、前記検出
手段からの指示を受けると前記スイッチング周波数を下
げるように前記制御回路への電気素子の接続を切り替え
る切替部とを設けた場合では、出力負荷が軽くなる待機
モード時には制御回路に接続されスイッチング周波数を
決定する電気素子の値を可変してスイッチング周波数を
低下させることができ、スイッチング素子の自己損失を
削減することができ、簡易な構成で待機モード時の消費
電力を低減することができるスイッチング電源装置を得
ることができる。
【0060】また、スイッチング周波数を決定する前記
電気素子に少なくともコンデンサを用い、前記切替部
を、二次巻線の出力電圧の供給を受ける負荷が待機モー
ドになるとこの負荷から出力される指示に従ってオンさ
れるスイッチに、直列に変更用コンデンサを接続しこれ
を前記コンデンサに並列に接続するかまたは、並列に変
更用コンデンサを接続しこれを前記コンデンサに接続し
てスイッチング周波数を下げるよう構成したスイッチン
グ電源装置の場合や、スイッチング周波数を決定する前
記電気素子を抵抗とコンデンサとし、前記切替部を、二
次巻線の出力電圧の供給を受ける負荷が待機モードにな
るとこの負荷から出力される指示に従ってオフされるス
イッチを、前記抵抗に直列に接続しこのスイッチに並列
に変更用抵抗を接続するかまたは、変更用抵抗に直列に
接続しこれらと並列に前記抵抗を接続してスイッチング
周波数を下げるよう構成したスイッチング電源装置の場
合では、待機モード時、即ち、軽負荷時にスイッチング
周波数を低下させる具体的な構成を実現できる。
電気素子に少なくともコンデンサを用い、前記切替部
を、二次巻線の出力電圧の供給を受ける負荷が待機モー
ドになるとこの負荷から出力される指示に従ってオンさ
れるスイッチに、直列に変更用コンデンサを接続しこれ
を前記コンデンサに並列に接続するかまたは、並列に変
更用コンデンサを接続しこれを前記コンデンサに接続し
てスイッチング周波数を下げるよう構成したスイッチン
グ電源装置の場合や、スイッチング周波数を決定する前
記電気素子を抵抗とコンデンサとし、前記切替部を、二
次巻線の出力電圧の供給を受ける負荷が待機モードにな
るとこの負荷から出力される指示に従ってオフされるス
イッチを、前記抵抗に直列に接続しこのスイッチに並列
に変更用抵抗を接続するかまたは、変更用抵抗に直列に
接続しこれらと並列に前記抵抗を接続してスイッチング
周波数を下げるよう構成したスイッチング電源装置の場
合では、待機モード時、即ち、軽負荷時にスイッチング
周波数を低下させる具体的な構成を実現できる。
【0061】また、前記検出手段を、二次巻線に設けた
検出抵抗でこの二次巻線の出力電流を検出する電流検出
回路としたスイッチング電源装置の場合では、待機モー
ド時、即ち、軽負荷時にスイッチング周波数を低下させ
る具体的な構成を実現できる。また、前記負荷または前
記電流検出回路と、前記スイッチとの間に信号伝達回路
を設けた場合では、スイッチング電源装置を一次側回路
と二次側回路との間で絶縁している場合でも、本スイッ
チング電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、
軽負荷時に、スイッチング電源装置の発振周波数を低下
させてスイッチング素子での損失を減少させることがで
き、待機モード時の消費電力を低減することができる。
検出抵抗でこの二次巻線の出力電流を検出する電流検出
回路としたスイッチング電源装置の場合では、待機モー
ド時、即ち、軽負荷時にスイッチング周波数を低下させ
る具体的な構成を実現できる。また、前記負荷または前
記電流検出回路と、前記スイッチとの間に信号伝達回路
を設けた場合では、スイッチング電源装置を一次側回路
と二次側回路との間で絶縁している場合でも、本スイッ
チング電源装置を使用する機器が待機モード時、即ち、
軽負荷時に、スイッチング電源装置の発振周波数を低下
させてスイッチング素子での損失を減少させることがで
き、待機モード時の消費電力を低減することができる。
【図1】本発明の実施の形態1のスイッチング電源装置
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
【図2】本発明の実施の形態2のスイッチング電源装置
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態3のスイッチング電源装置
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
【図4】本発明の実施の形態4のスイッチング電源装置
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
【図5】本発明の実施の形態5のスイッチング電源装置
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
【図6】本発明の実施の形態6のスイッチング電源装置
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
【図7】本発明の実施の形態7のスイッチング電源装置
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
【図8】本発明の実施の形態8のスイッチング電源装置
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
【図9】従来のスイッチング電源装置の構成を示す回路
図
図
【図10】本発明の実施の形態1,2,5,6とは別の
切替部の構成を示す回路図
切替部の構成を示す回路図
【図11】本発明の実施の形態3,4,7,8とは別の
切替部の構成を示す回路図
切替部の構成を示す回路図
1 スイッチング制御回路 2 抵抗 3 コンデンサ 4 スイッチング素子 5 トランス 6 二次巻線用整流ダイオード 7 二次巻線用整流コンデンサ 8 抵抗 9 抵抗 10 三次巻線用整流コンデンサ 11 三次巻線用整流ダイオード 12 マイコン 13 切替部 13a 切替部 14 スイッチ 15 コンデンサ 16 信号伝達回路 17 変更用抵抗 18 電流検出用抵抗 19 電流検出回路
Claims (8)
- 【請求項1】一次巻線への電流供給を制御するスイッチ
ング素子と、接続された電気素子で決定されるスイッチ
ング周波数で前記スイッチング素子をスイッチング制御
しこのスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ制
御して二次巻線の出力電圧を安定出力させる制御回路と
を有するスイッチング電源装置において、 前記二次巻線の出力電圧の供給を受ける負荷が待機モー
ドになるとこの負荷から出力される指示に従って前記ス
イッチング周波数を下げるように前記制御回路への電気
素子の接続を切り替える切替部を設けたスイッチング電
源装置。 - 【請求項2】スイッチング周波数を決定する電気素子に
少なくともコンデンサを用い、 切替部を、二次巻線の出力電圧の供給を受ける負荷が待
機モードになるとこの負荷から出力される指示に従って
オンされるスイッチに、直列に変更用コンデンサを接続
しこれを前記コンデンサに並列に接続するかまたは、並
列に変更用コンデンサを接続しこれを前記コンデンサに
接続してスイッチング周波数を下げるよう構成した請求
項1記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項3】スイッチング周波数を決定する電気素子を
抵抗とコンデンサとし、 切替部を、二次巻線の出力電圧の供給を受ける負荷が待
機モードになるとこの負荷から出力される指示に従って
オフされるスイッチを、前記抵抗に直列に接続しこのス
イッチに並列に変更用抵抗を接続するかまたは、変更用
抵抗に直列に接続しこれらと並列に前記抵抗を接続して
スイッチング周波数を下げるよう構成した請求項1記載
のスイッチング電源装置。 - 【請求項4】負荷とスイッチとの間に信号伝達回路を設
けた請求項1から請求項3に記載のスイッチング電源装
置。 - 【請求項5】一次巻線への電流供給を制御するスイッチ
ング素子と、接続された電気素子で決定されるスイッチ
ング周波数で前記スイッチング素子をスイッチング制御
しこのスイッチング周波数のオンオフ比をデューティ制
御して二次巻線の出力電圧を安定出力させる制御回路と
を有するスイッチング電源装置において、 前記二次巻線の負荷が軽負荷であることを検出する検出
手段と、 前記検出手段からの指示を受けると前記スイッチング周
波数を下げるように前記制御回路への電気素子の接続を
切り替える切替部とを設けたスイッチング電源装置。 - 【請求項6】スイッチング周波数を決定する電気素子に
少なくともコンデンサを用い、 検出手段を、二次巻線に設けた検出抵抗でこの二次巻線
の出力電流を検出する電流検出回路とし、 切替部を、前記電流検出回路によりオンオフ制御される
スイッチに、直列に変更用コンデンサを接続しこれを前
記コンデンサに並列に接続するかまたは、並列に変更用
コンデンサを接続しこれを前記コンデンサに接続して前
記電流検出回路からの指示を受けるとこのスイッチをオ
ンし前記スイッチング周波数を下げるよう構成した請求
項5記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項7】スイッチング周波数を決定する電気素子を
抵抗とコンデンサとし、 検出手段を、二次巻線に設けた検出抵抗でこの二次巻線
の出力電流を検出する電流検出回路とし、 切替部を、前記電流検出回路によりオンオフ制御される
スイッチを、前記抵抗に直列に接続しこのスイッチに並
列に変更用抵抗を接続するかまたは、変更用抵抗に直列
に接続しこれらと並列に前記抵抗を接続して前記電流検
出回路からの指示を受けるとこのスイッチをオフし前記
スイッチング周波数を下げるよう構成した請求項5記載
のスイッチング電源装置。 - 【請求項8】電流検出回路とスイッチとの間に信号伝達
回路を設けた請求項5または請求項7に記載のスイッチ
ング電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27541999A JP2001103742A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27541999A JP2001103742A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | スイッチング電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=17555255
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JP27541999A Pending JP2001103742A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | スイッチング電源装置 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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