JP2004072878A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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林 和治
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Abstract

【課題】軽負荷時の消費電力を極力抑え、高効率な電力供給を行うことができるスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】スイッチング素子51とスイッチング信号制御回路52と発振周波数切換回路56などを備えた制御回路5と、トランス4の2次巻線4cと同極性の電圧を発生する制御巻線4bの整流および平滑後の電圧をモニタすることで軽負荷状態を検出し、発振周波数切換回路56の入力端子に軽負荷時のみハイレベルの信号を入力することのできる軽負荷状態検出回路20とを備え、軽負荷状態に発振周波数切換回路56により発振周波数を1/2に低下させる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直流入力電圧をスイッチングして変圧し整流平滑することにより、所望の直流電圧を出力するスイッチング電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、家庭用および産業用の各種電子機器に対して電力を供給するための電源装置として広く使用されているスイッチング電源装置を、以下に説明する。
【0003】
図3は従来のスイッチング電源装置の一構成例を示す回路ブロック図である。図3において、1は入力側主端子、2はダイオードブリッジ等からなる整流器、3は入力平滑コンデンサである。4は電圧変換用のトランス(変圧器)で、1次巻線4a、制御巻線4bおよび2次巻線4cを有している。制御巻線4bと2次巻線4cには、整流ダイオード6、10がそれぞれ接続されており、その接続は巻線の巻き始め側、または巻き終わり側のどちらか同じ側とすることで、制御巻線4bと2次巻線4cに発生するそれぞれの電圧を同極性(同位相)とする。
【0004】
2次巻線4c側には、出力側主端子14との間に、ダイオード10、出力電圧平滑コンデンサ11および出力電圧検出回路13からなる出力整流平滑回路が接続され、さらに出力側主端子14を通じて負荷15が接続されている。
【0005】
出力電圧検出回路13は、電圧降下型素子として例えばツェナーダイオード12と、上記の出力整流平滑回路において整流および平滑された第2の直流電圧の変動により、制御回路5がスイッチング素子51を制御するための信号を制御回路5へ伝達する絶縁信号伝達手段7を構成する絶縁信号送信部7bとで構成される。
【0006】
この絶縁信号伝達手段7で送受信される信号は、絶縁信号送信部7bを通る電流値により規定される。つまり、第2の直流電圧が、出力電圧検出回路13により規定された電圧値を基準とし、それよりも電圧値が高くなれば絶縁信号送信部7bを通る電流値が多くなり、その電流値の変化を絶縁信号送信部7bで検出し、その検出信号が絶縁信号受信部7aに送られて、絶縁信号受信部7aのトランジスタなどの半導体で形成されたスイッチがオンとなり、逆に、第2の直流電圧が出力電圧検出回路13で規定された基準電圧値より低くなれば、絶縁信号送信部7bを通る電流値は少なくなるため、絶縁信号送信部7bでの検出信号は停止し、絶縁信号受信部7aのスイッチはオフとなる。
【0007】
制御巻線4b側には、ダイオード6とコンデンサ8とで構成された整流平滑回路が接続され、さらに絶縁信号伝達手段7の絶縁信号受信部7aを介して、スイッチング信号制御回路52と発振周波数切換回路56へ接続されている。通常の動作状態においては、第2の直流電圧の変動により、絶縁信号送信部7bより送られるスイッチング素子51を制御するための信号を、絶縁信号受信部7aで受けて、制御回路5へ供給される電流値ICは変化する。ここで、この制御回路5へ供給される電流値は、絶縁信号伝達手段7の信号受信部7aを介して供給される。
【0008】
パワーMOSFETなどのスイッチング素子51により、入力平滑コンデンサ3から1次巻線4aを通じてスイッチング素子51に供給される第1の直流電圧に対して行われるスイッチング動作は、絶縁信号伝達手段7の絶縁信号受信部7aを介して、絶縁信号送信部7bの電流値の変化に応じて制御回路5に供給される制御電圧VCを基にして、制御回路5内にあるスイッチング信号制御回路52からの交流信号により、ドライブ回路55を通じて行われる。
【0009】
54は制御回路5の回路電流を供給するための内部回路電流供給回路で、53は回路電流の切替スイッチである。起動時は、切替スイッチ53がオンとなっているため、1次巻線4aから制御回路電源電圧用のコンデンサ9へ電流ICが供給されコンデンサ9に充電される。この充電された制御回路電源電圧用コンデンサ9により、制御回路5の電源電圧を生成している。起動後は、切替スイッチ53がオフとなるため、内部回路電流供給回路54からの電流供給がなくなり、制御巻線4bから絶縁信号伝達手段7の絶縁信号受信部7aを介して制御回路電源電圧用コンデンサ9が充電され、制御回路5へ電源電圧が供給されるようになる。
【0010】
56は制御回路5の発振周波数切換回路である。発振周波数切換回路56の入力端子FREQを制御回路5の基準電位(ローレベル)と接続すると、スイッチング信号制御回路52に第1の周波数(F0)で発振するように信号を出力し、また、発振周波数切換回路56の入力端子を制御回路5の電源電位(ハイレベル)と接続すると、スイッチング信号制御回路52に例えば第1の周波数の1/2である第2の周波数(F0/2)で発振するように信号を出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような従来のスイッチング電源装置の構成では、図3に示すように、負荷15が重い場合など、負荷15に供給する電力が多く必要なときは、発振周波数切換回路56の入力端子FREQを制御回路5の基準電位(ローレベル)と接続し固定することで、スイッチング信号制御回路52により第2の周波数にくらべてより高い第1の周波数で発振させるが、逆に、負荷15が軽くなった場合にも、そのまま高い第1の周波数で発振し続けるためスイッチングロスが大きくなり、消費電力が大きくなるという問題点を有していた。
【0012】
また、負荷15が軽い場合など、負荷15に供給する電力が少なくてよいときは、発振周波数切換回路56の入力端子FREQを制御回路5の電源電位(ハイレベル)と接続し固定することで、スイッチング信号制御回路52により第1の周波数にくらべてより低い第2の周波数で発振させるが、逆に、負荷15が重くなった場合にも、そのまま低い第2の周波数で発振し続けるため負荷15に供給する電力が少なくなり、負荷15に十分な電力を供給するためには時間がかかるという問題点を有していた。
【0013】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、軽負荷時には、そのときの消費電力を可能な限り低減し、高効率な電力供給を行うことができ、負荷への無駄な電力供給をなくして全消費電力を必要最低限に抑えることができるスイッチング電源装置を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の請求項1に記載のスイッチング電源装置は、入力側からの第1の直流電圧が供給される1次巻線、前記1次巻線と電気的に絶縁された2次巻線および制御巻線を有する変圧器と、前記入力側から前記1次巻線までに介装され、前記第1の直流電圧の前記1次巻線への供給をオンオフしてスイッチングするスイッチング素子と、前記スイッチング素子によるスイッチングの周波数を制御する制御回路と、前記スイッチング素子のスイッチングにより、前記2次巻線に発生する交流電圧を整流および平滑して第2の直流電圧を生成して、出力側に接続された負荷に供給する出力整流平滑回路と、前記出力整流平滑回路からの第2の直流電圧の変化を検出して送信する手段、および、前記送信手段と電気的に絶縁された状態で前記送信手段により検出された前記第2の直流電圧の変化を受信する手段を有し、前記受信手段により、前記第2の直流電圧の変化に応じて、前記制御巻線からの交流電圧に基づく直流電圧をオンオフして前記制御回路への電源供給を制御する絶縁信号伝達手段と、前記出力側に接続された負荷の重みに応じて変化する前記制御巻線からの交流電圧に基づく直流電圧を基に、前記負荷が軽い軽負荷状態を検出したときに、前記制御回路が前記軽負荷状態に対応するスイッチング周波数に制御するための周波数制御信号を、前記制御回路に供給する軽負荷状態検出回路とを備え、前記軽負荷状態検出回路を、前記軽負荷状態を検出したときには、前記制御回路が前記スイッチング周波数を通常時より低くなるように制御する前記周波数制御信号を、前記制御回路に供給するよう構成したことを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項2に記載のスイッチング電源装置は、請求項1に記載のスイッチング電源装置であって、軽負荷状態検出回路は、前記制御巻線からの交流電圧に基づく直流電圧を基に、軽負荷状態の検出を示す検出電圧を、抵抗分割により、前記検出電圧が、定常動作時には前記軽負荷状態の非検出を示す高い値になり、軽負荷時には当該状態の検出を示す低い値になるように、設定するよう構成したことを特徴とする。
【0016】
以上により、重負荷時にはその重負荷に対して必要十分な電力を供給し、軽負荷時には、スイッチング素子をドライブするためのスイッチング信号の発振周波数を低下させて、軽負荷に対して必要最小限の電力供給を可能とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示すスイッチング電源装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0018】
図1は本実施の形態のスイッチング電源装置の一構成例を示す回路ブロック図である。図1において、1は入力側主端子、2はダイオードブリッジ等からなる整流器、3は入力平滑コンデンサである。4は電圧変換用のトランス(変圧器)で、1次巻線4a、制御巻線4bおよび2次巻線4cを有している。制御巻線4bと2次巻線4cには、整流ダイオード6、10がそれぞれ接続されており、その接続は巻線の巻き始め側、または巻き終わり側のどちらか同じ側とすることで、制御巻線4bと2次巻線4cに発生するそれぞれの電圧を同極性(同位相)とする。
【0019】
2次巻線4c側には、出力側主端子14との間に、ダイオード10、出力電圧平滑コンデンサ11および出力電圧検出回路13からなる出力整流平滑回路が接続され、さらに出力側主端子14を通じて負荷15が接続されている。
【0020】
出力電圧検出回路13は、電圧降下型素子として例えばツェナーダイオード12と、上記の出力整流平滑回路において整流および平滑された第2の直流電圧の変動により、制御回路5がスイッチング素子51を制御するための信号を制御回路5へ伝達する絶縁信号伝達手段7を構成する絶縁信号送信部7bとで構成される。
【0021】
この絶縁信号伝達手段7で送受信される信号は、絶縁信号送信部7bを通る電流値により規定される。つまり、第2の直流電圧が、出力電圧検出回路13により規定された電圧値を基準とし、それよりも電圧値が高くなれば絶縁信号送信部7bを通る電流値が多くなり、その電流値の変化を絶縁信号送信部7bで検出し、その検出信号が絶縁信号受信部7aに送られて、絶縁信号受信部7aのトランジスタなどの半導体で形成されたスイッチがオンとなり、逆に、第2の直流電圧が出力電圧検出回路13で規定された基準電圧値より低くなれば、絶縁信号送信部7bを通る電流値は少なくなるため、絶縁信号送信部7bでの検出信号は停止し、絶縁信号受信部7aのスイッチはオフとなる。
【0022】
制御巻線4b側には、ダイオード6とコンデンサ8とで構成された整流平滑回路が接続され、さらに絶縁信号伝達手段7の絶縁信号受信部7aを介して、スイッチング信号制御回路52と発振周波数切換回路56へ接続されている。通常の動作状態においては、第2の直流電圧の変動により、絶縁信号送信部7bより送られるスイッチング素子51を制御するための信号を、絶縁信号受信部7aで受けて、制御回路5へ供給される電流値ICは変化する。ここで、この制御回路5へ供給される電流値は、絶縁信号伝達手段7の信号受信部7aを介して供給される。
【0023】
パワーMOSFETなどのスイッチング素子51により、入力平滑コンデンサ3から1次巻線4aを通じてスイッチング素子51に供給される第1の直流電圧に対して行われるスイッチング動作は、絶縁信号伝達手段7の絶縁信号受信部7aを介して、絶縁信号送信部7bの電流値の変化に応じて制御回路5に供給される制御電圧VCを基にして、制御回路5内にあるスイッチング信号制御回路52からの交流信号により、ドライブ回路55を通じて行われる。
【0024】
54は制御回路5の回路電流を供給するための内部回路電流供給回路で、53は回路電流の切替スイッチである。起動時は、切替スイッチ53がオンとなっているため、1次巻線4aから制御回路電源電圧用のコンデンサ9へ電流ICが供給されコンデンサ9に充電される。この充電された制御回路電源電圧用コンデンサ9により、制御回路5の電源電圧を生成している。起動後は、切替スイッチ53がオフとなるため、内部回路電流供給回路54からの電流供給がなくなり、制御巻線4bから絶縁信号伝達手段7の絶縁信号受信部7aを介して制御回路電源電圧用コンデンサ9が充電され、制御回路5へ電源電圧が供給されるようになる。
【0025】
56は制御回路5の発振周波数切換回路である。発振周波数切換回路56の入力端子FREQを制御回路5の基準電位(ローレベル)と接続すると、スイッチング信号制御回路52に第1の周波数(F0)で発振するように信号を出力し、また、発振周波数切換回路56の入力端子を制御回路5の電源電位(ハイレベル)と接続すると、スイッチング信号制御回路52に例えば第1の周波数の1/2である第2の周波数(F0/2)で発振するように信号を出力する。
【0026】
以上のようなスイッチング電源装置において、負荷が重い場合など定常動作時は、出力電圧検出回路13内の絶縁信号伝達手段7の絶縁信号送信部7bからの信号が、1次側の絶縁信号受信部7aへ伝わり、絶縁信号受信部7aのスイッチがオンし、制御巻線4bから信号受信部7aを介して制御回路電源電圧用コンデンサ9へ電流が供給され、さらに制御回路5に電源電圧が供給されて、第2の直流電圧の上昇に伴い、トランス4の制御巻線4bの電圧も上昇する。
【0027】
このとき、軽負荷状態検出回路20において、ダイオードなどの整流器6とコンデンサ8により整流および平滑されたトランス4の制御巻線4bの電圧は、抵抗24と抵抗25とにより抵抗分割され、この抵抗分割された電圧値VRLがPNPトランジスタ23のオン電圧よりも高い値となり、PNPトランジスタ23はオフとなって、発振周波数切換回路56の入力端子FREQは、抵抗22を介して基準電位に接続されているため、軽負荷状態の検出ではない状態であるので第1の周波数で発振し続ける。
【0028】
逆に、負荷15が軽くなった場合には、2次側の出力電圧値が出力電圧検出回路13で規定された電圧値より出力電圧が下がったとき、出力電圧検出回路13内の絶縁信号伝達手段7の絶縁信号送信部7bからの信号が発信されず、1次側の絶縁信号受信部7aへ伝わらないため、絶縁信号受信部7aのスイッチがオフし、制御回路5内のスイッチング信号制御回路52に供給される電流値が減少することにより、スイッチング素子51のスイッチングを行うが、2次側の出力電圧値の低下に伴いトランス4の制御巻線4bの整流および平滑後の電圧VFBも低下するため、軽負荷状態検出回路20内の抵抗24と25で分割された電圧VRLも比例して低下し、PNPトランジスタ23がオンし、コンデンサ21と抵抗22に電流が供給され、発振周波数切換回路56の入力端子FREQの電圧VFRは、PNPトランジスタ23を介して制御回路5の電源電位と接続されており、第2の周波数(例えばF0/2)で発振する。
【0029】
軽負荷状態を検出する電圧VRLを、抵抗分割により、定常動作時には、軽負荷状態という検出をしない、つまりPNPトランジスタ23がオンしない高い電圧値になり、軽負荷時には、PNPトランジスタ23がオンし、軽負荷状態を検出する低い電圧値になるように、抵抗24、25の分割比を設定することにより、軽負荷状態検出回路20は、定常動作のスイッチング電源の動作には影響しないように構成されている。
【0030】
以上のように構成されたスイッチング電源装置について、軽負荷時における動作を以下に説明する。
図2は本実施の形態のスイッチング電源装置の動作を説明するためのタイムチャートである。なお、図2(d)の実線は図1に示す本実施の形態の回路構成とした場合の波形であり、破線は図3に示す従来の回路構成とした場合の波形である。
【0031】
軽負荷時、負荷15への第2の直流電圧Voは緩やかに変動し(図2(a))、制御巻線4bに発生する電圧と、2次巻線4cに発生する電圧とは同極性のため、第2の直流電圧Voの変動と共に、制御巻線4bの整流、平滑化された電圧VFBも変動し、VFBを抵抗分割することにより生成している軽負荷検出電圧VRLも同様に変動する(図2(b))。
【0032】
軽負荷検出電圧VRLが、PNPトランジスタ23のオン電圧以下になりオンすると、発振周波数切換回路56の入力端子電圧VFRは、基準電位(ローレベル)から制御回路5の電源電位VC(ハイレベル)に切り換わる(図2(c))。そうすることで、連続的に発振している状態において、発振周波数切換回路56により、発振周波数は第1の周波数(F0)から第2の周波数(F0/2)に切り換わる(図2(d)の実線)。
【0033】
このようにして、スイッチング素子51を流れる電流波形の発振回数が減ることにより、入力電力を低減させることができ、また、スイッチングロスを低減させることも可能となるため、軽負荷時の高効率化と低消費電力化が図れる。
【0034】
その結果、軽負荷時には、そのときの消費電力を可能な限り低減し、高効率な電力供給を行うことができ、負荷への無駄な電力供給をなくして全消費電力を必要最低限に抑えることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、重負荷時にはその重負荷に対して必要十分な電力を供給し、軽負荷時には、スイッチング素子をドライブするためのスイッチング信号の発振周波数を低下させて、軽負荷に対して必要最小限の電力供給を実現することができる。
【0036】
そのため、軽負荷時には、そのときの消費電力を可能な限り低減し、高効率な電力供給を行うことができ、負荷への無駄な電力供給をなくして全消費電力を必要最低限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のスイッチング電源装置の一構成例を示す回路ブロック図
【図2】同実施の形態のスイッチング電源装置の動作を説明するためのタイムチャート
【図3】従来のスイッチング電源装置の一構成例を示す回路ブロック図
【符号の説明】
1  入力側主端子
2  整流器
3  入力コンデンサ
4  トランス
4a  1次巻線
4b  制御巻線
4c  2次巻線
5  制御回路
6、10  整流器
7  絶縁信号伝達手段
7a  絶縁信号受信部
7b  絶縁信号送信部
8、9、21  コンデンサ
11  出力コンデンサ
12  ツェナーダイオード
13  出力電圧検出回路
14  出力側主端子
15  負荷
20  軽負荷状態検出回路
22、24、25  抵抗
23  PNPトランジスタ
51  スイッチング素子
52  スイッチング信号制御回路
53  切替スイッチ
54  内部回路電流供給回路
55  ドライブ回路
56  発振周波数切換回路

Claims (2)

  1. 入力側からの第1の直流電圧が供給される1次巻線、前記1次巻線と電気的に絶縁された2次巻線および制御巻線を有する変圧器と、前記入力側から前記1次巻線までに介装され、前記第1の直流電圧の前記1次巻線への供給をオンオフしてスイッチングするスイッチング素子と、前記スイッチング素子によるスイッチングの周波数を制御する制御回路と、前記スイッチング素子のスイッチングにより、前記2次巻線に発生する交流電圧を整流および平滑して第2の直流電圧を生成して、出力側に接続された負荷に供給する出力整流平滑回路と、前記出力整流平滑回路からの第2の直流電圧の変化を検出して送信する手段、および、前記送信手段と電気的に絶縁された状態で前記送信手段により検出された前記第2の直流電圧の変化を受信する手段を有し、前記受信手段により、前記第2の直流電圧の変化に応じて、前記制御巻線からの交流電圧に基づく直流電圧をオンオフして前記制御回路への電源供給を制御する絶縁信号伝達手段と、前記出力側に接続された負荷の重みに応じて変化する前記制御巻線からの交流電圧に基づく直流電圧を基に、前記負荷が軽い軽負荷状態を検出したときに、前記制御回路が前記軽負荷状態に対応するスイッチング周波数に制御するための周波数制御信号を、前記制御回路に供給する軽負荷状態検出回路とを備え、前記軽負荷状態検出回路を、前記軽負荷状態を検出したときには、前記制御回路が前記スイッチング周波数を通常時より低くなるように制御する前記周波数制御信号を、前記制御回路に供給するよう構成したことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 軽負荷状態検出回路は、前記制御巻線からの交流電圧に基づく直流電圧を基に、軽負荷状態の検出を示す検出電圧を、抵抗分割により、前記検出電圧が、定常動作時には前記軽負荷状態の非検出を示す高い値になり、軽負荷時には当該状態の検出を示す低い値になるように、設定するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
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