JP6649188B2 - 放射線検出カセッテ - Google Patents

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Description

本発明は、筐体内に放射線検出器を収容した放射線検出カセッテに関するものである。
従来、X線撮影などの放射線撮影において、放射線検出カセッテが広く利用されている。放射線検出カセッテは、矩形状の筐体と、その筐体内に収容され、被検者を透過した放射線を検出する放射線検出器とを備えた可搬型の放射線検出装置である。
放射線検出カセッテは、被検者を立位姿勢または臥位姿勢で撮影する据え置き型の撮影台に取り付けて使用することが可能である他、据え置き型の撮影台では撮影困難な部位(例えば四肢)を撮影するためにベッド上に置いたり、被検者自身に持たせたりして使用される。また、自宅療養中の高齢者、並びに事故および災害等による急病人を撮影するため、撮影台の設備がない病院外に持ち出して使用されることもある。
特開2010−147376号公報 特開2013−204127号公報 特開2012−213922号公報
ここで、従来の放射線検出カセッテの筐体は、放射線照射側に配置された、放射線を透過する透過板と、その透過板に対向して配置された背面板とを備え、背面板としては、たとえばMg、Al(アルミニウム)およびZn(亜鉛)からなるMg合金が利用されていた。
しかしながら、背面板の内表面(放射線検出器側の面)には、リブなどの肉厚構造体が形成されており、放射線検出器を透過した放射線が、この肉厚構造体によって散乱し、その散乱線が再び放射線検出器に入射してアーチファクトを生じる問題がある。
また、放射線検出カセッテは、人によって持ち運ばれるものであるため、より軽量であることが望ましい。
さらに、放射線検出カセッテは、消毒および殺菌の際に用いられるエタノールおよび過酢酸、並びに被検者の血液といった電解質にさらされるため、筐体に使用される金属には耐食性が要求される。
なお、特許文献1から特許文献3には、電子機器の筐体の材料としてMgおよびLiを含む合金を用いることについて開示があるが、放射線検出カセッテに関する開示は何もない。
本発明は、上記の問題に鑑み、筐体内で発生した散乱線に起因するアーチファクトを抑制することができ、さらに軽量化および耐食性の向上を図ることができる放射線検出カセッテを提供することを目的とする。
本発明の放射線検出カセッテは、放射線を検出する放射線検出器と、放射線検出器を収容する筐体とを備え、筐体の放射線照射側とは反対側の面部分が、MgおよびLiを含む合金であって、Liを0.1重量%以上含む合金から形成され、合金の一部または全部の外表面に保護膜が設けられている。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいては、筐体内において、放射線検出器に対して放射線照射側とは反対側に、厚さが0.1mm未満の鉛を含む放射線遮蔽板を設けることができる。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいては、放射線検出器と筐体の面部分の内表面とを直接対向させることができる。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいては、放射線検出器と筐体の面部分との間に、放射線検出器を支持する支持体を設け、支持体と筐体の面部分の内表面とを直接対向させることができる。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいては、筐体に対して、放射線遮蔽体を着脱可能に構成することができる。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、放射線遮蔽体は、筐体に対して着脱可能に取り付けられる取り付け部材を有することが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、合金に締結される雄ねじは非金属性とすることが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいては、合金からなる雌ねじ部に非金属性のインサートを設けることが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいては、合金からなる雌ねじ部の内表面に塗装またはコーティング処理を施すことが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、保護膜は、Ca、Bおよび金属の少なくとも1つを含むことが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいては、面部分が凹部を有し、凹部の周辺部に第1の保護膜が設けられ、凹部の底部に第2の保護膜が設けられ、第1の保護膜の端部とその端部に隣接する第2の保護膜の端部とがオーバーラップしているか、または2mm以下の隙間を形成していることが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、保護膜は、樹脂シートであることが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、保護膜は、鉛を含むことが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、筐体は、放射線照射側とは反対側の面部分を含む筐体部材と、その筐体部材の周縁部に勘合する勘合部材とを備え、筐体部材と勘合部材とが勘合する部分の隙間に防水構造を設けることができる。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、保護膜は、筐体の放射線照射側の面の少なくとも周辺部に設けることが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、保護膜は、筐体の放射線照射側とは反対側の面の少なくとも周辺部に設けることが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、上記周辺部に設けられた保護膜の厚さは、その周辺部以外の範囲に設けられた保護膜の厚さよりも大きいことが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、合金に含まれるLiは5重量%以上25%重量以下であることが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、合金は、Alを含むことが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、合金に含まれるAlは1重量%以上12重量%以下であることが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、合金は、Caを含むことが好ましい。
また、上記本発明の放射線検出カセッテにおいて、合金に含まれるCaは0.3重量%以上7重量%以下であることが好ましい。
本発明の放射線検出カセッテによれば、放射線を検出する放射線検出器と、放射線検出器を収容する筐体とを備え、筐体の放射線照射側とは反対側の面部分が、MgおよびLiを含む合金であって、Liを0.1重量%以上含む合金から形成される。
MgおよびLiを含む合金は、従来用いられていたMg合金よりも放射線透過性が高い。したがって、筐体の放射線照射側とは反対側の面部分の内表面(放射線検出器側の面)に形成されたリブなどの肉厚構造体に起因する散乱線の発生を抑制することができ、アーチファクトの発生を抑制することができる。
また、MgおよびLiを含む合金は、従来用いられていたMg合金よりも比重が小さいので、軽量化を図ることができる。さらに、従来の放射線検出カセッテ内に設けられていた上記散乱線を吸収するための鉛を含む放射線遮蔽板を薄型化または省略することができので、さらに軽量化を図ることができる。
また、MgおよびLiを含む合金の一部または全部の外表面に保護膜を設けるようにしたので、耐食性を向上させることができる。
本発明の放射線検出カセッテの一実施形態を放射線照射側からみたときの外観を示す斜視図 本発明の放射線検出カセッテの一実施形態を放射線照射側とは反対側からみたときの外観を示す斜視図 図2に示す放射線検出カセッテを矢印A方向から見た図 図2に示す放射線検出カセッテを矢印B方向から見た図 雌ねじ部に設けられるインサートを示す図 図1に示す放射線検出カセッテのC−C線断面図 本発明の放射線検出カセッテのその他の実施形態を示す断面図 本発明の放射線検出カセッテのその他の実施形態を示す断面図 放射線検出カセッテの筐体に対して着脱可能に構成された放射線遮蔽部の一例を示す図 裏面筐体部に形成された凹部周辺の概略構成を示す断面図 筐体を構成する枠体のその他の実施形態を示す図
以下、本発明の放射線検出カセッテの一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態の放射線検出カセッテ1を放射線照射側からみたときの外観を示す斜視図であり、図2は、本実施形態の放射線検出カセッテ1を放射線照射側とは反対側からみたときの外観を示す斜視図である。また、図3は、図2に示す放射線検出カセッテ1を矢印A方向から見た図であり、図4は、図2に示す放射線検出カセッテ1を矢印B方向から見た図である。
本実施形態の放射線検出カセッテ1は、放射線検出器20と、放射線検出器20を収容する筐体10とを備えている。
筐体10は、図1〜図4に示すように、矩形状に形成されたものであり、放射線照射側に配置される透過板11と、放射線照射側とは反対側の面部分を有する裏面筐体部12と、枠体13とを備えている。
透過板11は、放射線の透過性が高いカーボン材料から形成されたものであり、軽量かつ剛性の高いものである。
裏面筐体部12は、Mg(マグネシウム)およびLi(リチウム)を含む合金であって、Liを0.1重量%以上含む合金から形成されたものである。MgおよびLiを含む合金は、従来の放射線検出カセッテの裏面筐体部の材料として使用されていたMg合金(Al3%:Zn1%:Mg96%)よりも比重が小さいので、放射線検出カセッテ1の軽量化を図ることができる。また、MgおよびLiを含む合金は、Mg合金よりも放射線透過性が高い。したがって、裏面筐体部12の内表面(放射線検出器側の面)に形成されたリブなどの肉厚構造体に起因する散乱線の発生を抑制することができる。これにより、従来の放射線検出カセッテ内に設けられていた上記散乱線を吸収するための鉛を含む放射線遮蔽板を薄型化または省略することができ、さらに軽量化を図ることができる。MgおよびLiを含む合金としては、たとえばLi14重量%、Al9重量%およびMg77重量%の合金を用いることができる。Liの含有量としては、5重量%以上25%重量以下であることが好ましい。Liの含有量を25%重量以下とすることによって、製造を容易にすることができる。また、Alの含有量としては、1重量%以上12重量%以下であることが好ましい。Alの含有量を1重量%以上とすることによって耐食性を向上させることができる。また、Alの含有量を12重量%以下とすることによって軽量化を図ることができる。
また、裏面筐体部12は、図3および図4に示すように、その側周面部12aが緩やかな傾斜面で形成されている。このように側周面部12aを傾斜面で形成することによって、たとえばベッドに寝た被検者の放射線画像を撮影する場合において、被検者とベッドとの間に放射線検出カセッテ1を挿入し易くすることができる。
また、裏面筐体部12には、図2に示すように、放射線検出器20に対して電力を供給するバッテリ16が収容される凹部12bが形成されている。なお、図2は、凹部12bの中にバッテリ16が収容された状態を示している。
また、裏面筐体部12には、雌ねじ部12cが形成されている。雌ねじ部12cには、雄ねじ17が嵌入されており、これにより裏面筐体部12に対して筐体10内に収容された支持部材などの部材が固定されている。
ここで、本実施形態の裏面筐体部12は、上述したように、MgおよびLiを含む合金から形成されているが、MgおよびLiを含む合金は、電食しやすい。すなわち、MgおよびLiを含む合金に対して異種金属が接触した場合、水などの電解質が作用するとイオン化傾向が大きいMgおよびLiを含む合金が侵食する。医療機器は、消毒および殺菌されるので、水以外にもエタノールおよび過酢酸などの様々な電解質にさらされ、電食が問題となる。
したがって、MgおよびLiを含む合金からなる雌ねじ部12cに対して嵌入される雄ねじ17は、樹脂またはセラミックなどの非金属であることが望ましい。
また、雌ねじ部12cの電食を防止する方法としては、これに限らず、たとえば図5に示すように雌ねじ部12c内に非金属性のインサート18を設け、このインサート18に対して雄ねじを嵌入させるようにしてもよい。これにより、金属性の雄ねじを用いたとしても、雌ねじ部12cに対して雄ねじが直接接触するのを防止することができる。
または、雌ねじ部12cの内表面に塗装または非金属性の材料によるコーティング処理を施すようにしてもよい。たとえばインサート18を雌ねじ部12cに挿入後に化成処理などを施す場合、雌ねじ部12cとインサート18との間で電食が発生する可能性があるが、上述したように雌ねじ部12cの内表面に塗装またはコーティング処理を施すことにより、雌ねじ部12cとインサート18との間の電食も防止することができる。
枠体13は、四隅がR面取りされた金属製の枠から構成されたものである。枠体13は、裏面筐体部12の周縁部に勘合するように構成されている。また、枠体13に対して透過板11を嵌め込んだ状態で裏面筐体部12に勘合させることによって、裏面筐体部12に対して透過板11が固定される。
また、枠体13には、図3および図4に示すように、雌ねじ部13aが形成されている。雌ねじ部13aは、枠体13を貫通して形成され、雄ねじ15が嵌入される。枠体13の雌ねじ部13aに嵌入された雄ねじ15は、裏面筐体部12まで到達し、裏面筐体部12に形成された雌ねじ部(図示省略)に勘合する。これにより透過板11が嵌め込まれた枠体13が裏面筐体部12に固定されて一体化される。なお、雄ねじ15についても、裏面筐体部12の雌ねじ部との接触による電食を防止するために、樹脂またはセラミックなどの非金属であることが望ましい。また、これに限らず、上述したように、裏面筐体部12に形成された雌ねじ部に対してインサートを設けるようにしたり、裏面筐体部12に形成された雌ねじ部の内表面に塗装またはコーティング処理を施したりしてもよい。
図6は、図1の放射線検出カセッテ1のC−C線断面図である。なお、図6に示す断面図は、放射線検出カセッテ1の概略構成を表す模式図であって、各部のサイズは正確なものではないものとする。
図6に示すように、裏面筐体部12の外表面には保護膜30が設けられている。本実施形態においては、上述したように、MgおよびLiを含む合金から裏面筐体部12を形成している。これにより放射線検出カセッテ1の軽量化を図ることができるが、一方で、放射線検出カセッテ1は、殺菌および消毒などが施されるため、あるいは患者の血液などの電解質溶液にさらされる場合があるため、耐食性が要求される。MgおよびLiを含む合金は、Liを含まないMg合金と比較すると耐食しやすい。そこで、本実施形態においては、上述したように保護膜30を設けるようにしたので、耐食性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態においては、裏面筐体部12の外表面の全部に保護膜30を設けるようにしたが、これに限らず、裏面筐体部12の外表面の一部の保護膜30を設けるようにしてもよい。具体的には、裏面筐体部12の側周面部12aは、放射線検出カセッテ1を被検者とベッドとの間に挿入する際にベッドと接触する部分である。したがって、裏面筐体部12の側周面部12aは、すなわち筐体10の放射線照射側とは反対側の面の周辺部は、ベッドとの接触によって擦れるため、耐傷性が要求される。したがって、少なくとも裏面筐体部12の側周面部12aに保護膜30を設けることが望ましい。保護膜30を設ける範囲は、裏面筐体部12の側端から30mm以上50mm以下の範囲とすることが好ましい。このような範囲に保護膜30を設けることによって、裏面筐体部12の外表面の全部に保護膜30を設ける場合と比較すると軽量化を図ることができる。また、裏面筐体部12の外表面の全部に保護膜30を設ける場合においても、裏面筐体部12の側周面部12aにおける保護膜30の厚さを、それ以外の範囲に設けられた保護膜30の厚さよりも大きくすることが好ましい。
また、本実施形態の放射線検出カセッテ1においては、図6に示すように、保護膜30は、裏面筐体部12の外表面から連続して枠体13の外表面13bまで設けられている。枠体13の放射線照射側の外表面13b、すなわち筐体10の放射線照射側の面の周辺部は、放射線検出カセッテ1を被検者とベッドとの間に挿入する際に被検者と接触する部分である。よって、枠体13の放射線照射側の外表面13bは、被検者との接触によって擦れるため、耐傷性が要求される。したがって、少なくとも枠体13の放射線照射側の外表面13bに保護膜30を設けることが望ましい。保護膜30を設ける範囲は、放射線検出領域以外の範囲に設けることが望ましい。また、裏面筐体部12の外表面から連続して枠体13の外表面13bの全部に保護膜30を設ける場合においても、枠体13の外表面13bにおける保護膜30の厚さを、それ以外の範囲に設けられた保護膜30の厚さよりも大きくすることが好ましい。
保護膜30としては、樹脂シートを用いることが望ましい。樹脂シートは、取り扱いおよび貼り付けが容易である。樹脂シートとしては、たとえばポリ塩化ビニルのシートを用いることができる。ただし、保護膜30としては、これに限らず、たとえばリン酸系またはクロム系の化成処理を施すことによって保護膜30を形成するようにしてもよい。または、無電解メッキ処理などのメッキ処理によって保護膜30を形成したり、もしくは溶剤塗装および粉体塗装などの塗装処理によって保護膜30を形成するようにしてもよい。また、耐食性をより向上させるために、保護膜30にAlを含めるようにしてもよい。
次に、放射線検出カセッテ1の筐体10内の概略構成について、図6を参照しながら説明する。放射線検出カセッテ1の筐体10内には、図6に示すように、放射線検出器20と、放射線遮蔽板40と、支持体50とが設けられている。
放射線検出器20は、被検者を透過した放射線を検出するものであり、矩形状の検出器である。本実施形態の放射線検出器20は、入射した放射線を可視光に変換するシンチレータ層(蛍光体層)21と、シンチレータ層21から発せられた可視光を光電変換して放射線画像信号を出力するTFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス基板22とを備えている。TFTアクティブマトリクス基板22上には、シンチレータ層21からの可視光に応じた電荷を蓄積する複数の画素が配列された矩形状の撮像領域が形成されている。なお、本実施形態においては、図6において矢印Xで示す放射線照射側から、TFTアクティブマトリクス基板22およびシンチレータ層21をこの順に配置するようにしたが、これに限らず、逆に、放射線照射側から、シンチレータ層21およびTFTアクティブマトリクス基板22をこの順に配置するようにしてもよい。
また、筐体10内には放射線検出器20の他に、TFTのゲートにゲートパルスを与えてTFTをスイッチングさせるゲートドライバ、および画素に蓄積された電荷を、放射線画像を表すアナログの電気信号に変換して出力する信号処理回路等を備えた撮影制御部等が設けられている。
また、本実施形態においては、放射線検出器20として、放射線を一旦可視光に変換した後に光電変換する、いわゆる間接変換方式の放射線検出器20を用いるようにしたが、これに限らず、放射線を直接電荷信号に変換する、いわゆる直接変換方式の放射線検出器を用いるようにしてもよい。また、本実施形態においては、TFTアクティブマトリクス基板22を用いた、いわゆるTFT読取方式の放射線検出器を用いるようにしたが、これに限らず、放射線の照射によって一旦電荷を蓄積し、その後、励起光の照射によって蓄積電荷を読み出して放射線画像信号を取得する、いわゆる光読取方式の放射線検出器を用いるようにしてもよい。
放射線遮蔽板40は、筐体10内において、放射線検出器20に対して放射線照射側とは反対側に設けられたものであり、厚さが0.1mm未満の鉛を含む板状部材から形成されたものである。
放射線遮蔽板40は、裏面筐体部12の内表面に形成されたリブ12dなどの肉厚構造体に起因する散乱線を吸収するものである。本実施形態においては、上述したように裏面筐体部12をMgおよびLiを含む合金から形成するようにしたので、散乱線の発生自体を抑制することができる。したがって、放射線遮蔽板40を従来よりも薄型化することができ、軽量化を図ることができる。なお、本実施形態においては、放射線遮蔽板40の材料として鉛を用いるようにしたが、これに限らず、SUS(Steel Special Use Stainless)、鉄およびタングステンなどのその他の放射線吸収材料を用いるようにしてもよい。
放射線遮蔽板40と放射線検出器2とは、たとえば粘着テープなどを用いて接着されている。
支持体50は、放射線検出器20および放射線遮蔽板40を支持するものであり、放射線を透過するカーボン材料から形成されたものである。本実施形態の支持体50は、裏面筐体部12に対して固定され、これにより放射線検出器20および放射線遮蔽板40が裏面筐体部12に対して固定される。
なお、本実施形態においては、上述したように放射線遮蔽板40を設けるようにしたが、放射線遮蔽板40を省略するようにしてもよい。すなわち、図7に示すように、放射線遮蔽板40を設けることなく、支持体50と裏面筐体部12の内表面とが直接対向するようにしてもよい。なお、支持体50と裏面筐体部12の内表面とが直接対向しているとは、支持体50と裏面筐体部12の内表面との間に、その他の部材が存在しないことをいう。
また、放射線遮蔽板40を設けない構成は、図7に示す構成に限らず、図8に示すように、支持体50を透過板11側に固定し、その支持体50に対して放射線検出器20を設け、放射線検出器20と裏面筐体部12の内表面とが直接対向するようにしてもよい。なお、放射線検出器20と裏面筐体部12の内表面とが直接対向しているとは、放射線検出器20と裏面筐体部12の内表面との間に、その他の部材が存在しないことをいう。また、図7および図8に示す構成においても、シンチレータ層21およびTFTアクティブマトリクス基板22の配置は、逆にするようにしてもよい。
また、本実施形態の放射線検出カセッテ1においては、図6に示すように、裏面筐体部12の周縁部分と枠体13とが勘合する部分の隙間に防水構造70を設けるようにしてもよい。防水構造70としては、たとえばゴムパッキンを用いることができ、裏面筐体部12の周縁部分と枠体13との勘合によってゴムパッキンがつぶれることによって液密に封止することができ、消毒および殺菌の際に用いられる水、エタノールおよび過酢酸などの液体が筐体10内に入るのを防止することができる。なお、本実施形態においては、裏面筐体部12が、本発明の筐体部材に相当し、枠体13が、本発明の勘合部材に相当するものである。ただし、本実施形態のような構成に限らず、たとえば枠体13と透過板11とを一体化するようにしてもよく、その場合、その一体化したものが勘合部材に相当するものである。
また、上記実施形態の放射線検出カセッテ1をベッド上に設置して使用したり、立位撮影の撮影台に設置して使用したりする場合、放射線検出カセッテ1を透過した放射線がベッドまたは撮影台などの構造物に反射して放射線検出カセッテ1内の放射線検出器20に入射し、アーチファクトが発生する場合がある。したがって、このようなアーチファクトの発生を防止するため、放射線検出カセッテ1の放射線照射側とは反対側の位置に、鉛を含む放射線遮蔽体を設けるようにしてもよい。
そして、この放射線遮蔽体は、筐体10に対して着脱可能とすることが好ましい。このように構成することによって、必要に応じて放射線遮蔽体を筐体10に取り付けることができ、必要がない場合には、筐体10から取り外すことによって、放射線検出カセッテ1を軽量化することができ、持ち運びも楽である。
図9は、筐体10に対して着脱可能な放射線遮蔽体60の一例を示す図である。放射線遮蔽体60は、鉛を含む放射線遮蔽板62と、放射線遮蔽板62が収容される筐体部61と、取り付け部材63とを備えている。なお、図9に示す矢印X方向が放射線照射方向である。
放射線遮蔽板62としては、たとえば鉛からなる0.5mmの板、SUSからなる1.5mmの板、タングステンからなる1.5mmの板、および鉄からなる2.0mmの板などを用いることができる。
取り付け部材63は、筐体部61の対向する辺にそれぞれ設けられている。各取り付け部材63は、回動軸63aを中心として、矢印D方向に回動するものである。そして、各取り付け部材63が、放射線検出カセッテ1の筐体10の対向する辺にそれぞれ勘合することによって、放射線遮蔽体60が放射線検出カセッテ1の筐体10に対して取り付けられる。図9は、放射線遮蔽体60を筐体10に取り付けた状態を示しており、放射線遮蔽体60が筐体10から取り外される場合における取り付け部材63の状態を点線で示している。
図9に示す構成のように、放射線遮蔽体60側に取り付け部材63を設けることによって、放射線検出カセッテ1の筐体10に対して特別な加工も施す必要がない。したがって、サイズさえ合えばどのような筐体10でも取り付けることができるので、放射線検出カセッテ1をカスタマイズする必要がなく、コストの削減を図ることができる。ただし、放射線遮蔽体を着脱可能とする構成としては、図9に示す構成に限らず、その他の構成を採用するようにしてもよい。
また、ベッドまたは撮影台などによって反射した放射線に起因するアーチファクトを抑制する方法としては、保護膜30に鉛を含ませ、保護膜30によってベッドまたは撮影台などによって反射した放射線を吸収させるようにしてもよい。この場合、保護膜30の厚さは0.2mm程度であることが好ましく、鉛は、50重量%程度含むことが好ましい。
また、上記実施形態の放射線検出カセッテ1においては、上述したように耐浸食性および耐傷性を持たせるために保護膜30を設けるようにしたが、この保護膜30に防火エンクロージャー機能を持たせることがさらに好ましい。具体的には、保護膜30が、Ca(カルシウム)、B(ホウ素)および金属の少なくとも1つを含むことが好ましい。たとえば保護膜30として樹脂シートを用いる場合には、Ca(カルシウム)、B(ホウ素)および金属の少なくとも1つを含む樹脂シートを用いるようにすればよい。または、保護膜30として塗装膜を用いる場合には、塗料に金属を含ませるようにすればよい。保護膜30に含める金属としては、たとえばCa(カルシウム)などがある。
また、上述したように保護膜30に防火エンクロージャー機能を持たせる場合、保護膜30を裏面筐体部12の全表面に設けることが望ましいが、本実施形態の放射線検出カセッテ1においては、上述したように裏面筐体部12にバッテリが収容される凹部12bが形成されているので、たとえば保護膜30として樹脂シートを用いた場合、凹部12b内と凹部12bの周辺部とに一様に樹脂シートを張り合わせることが難しい。
そこで、凹部12b内と凹部12bの周辺部とに、別々の樹脂シートを張り合わせることが好ましい。図10は、図2に示す放射線検出カセッテ1の凹部12bおよびその周辺部の矢印E−E線断面図を示す図である。なお、図10においては、凹部12b内に設置されるバッテリ16は図示していない。図10に示すように、凹部12bの周辺部に第1の保護膜31を設け、凹部の底部に第2の保護膜32を設けることが好ましい。そして、第1の保護膜31の端部31aとその端部31aに隣接する第2の保護膜32の端部32aとの隙間d1は2mm以下とすることが好ましい。または、第1の保護膜31の端部31aと第2の保護膜32の端部32aとをオーバーラップさせるようにしてもよい。
また、裏面筐体部12の軽量化のためには、図10に示すように凹部12bの底部に開口12eを形成することが好ましい。このように開口12eを設けることはEMC(Electro-Magnetic Compatibility)の観点からは良くないことであるため、従来の放射線検出カセッテにおいては、この開口を設けないようにするか、もしくはシート部材を用いて開口を閉じる必要があった。
これに対し、本実施形態の放射線検出カセッテ1は、裏面筐体部12の材料として、MgおよびLiを含む合金を使用しているので、従来のMg合金を使用した場合よりも、EMCが向上する。したがって、従来の放射線検出カセッテのようなシート材部材を設ける必要がなく、図10に示すように、開口12eの近傍に支持部材としての中板80を配置することができる。中板80は、金属から形成されるものである。開口12eと中板80との隙間d2は、2mm以下とすることが好ましい。
また、保護膜30ではなく、裏面筐体部12の合金にCaを含めるようにしてもよい。Caの含有量としては、0.3重量%以上7重量%以下であることが好ましい。Caの含有量を0.3重量%以上とすることによって、難燃性を向上させることができる。また、Caの含有量を7重量%以下とすることによって、軽量化を図ることができる。Caを含む合金としては、たとえばLi14重量%、Al9重量%、Ca1重量%およびMg76重量%の合金を用いることができる。
また、保護膜30と裏面筐体部12の合金との両方にCaを含ませるようにしてもよい。
また、上記実施形態の放射線検出カセッテ1は、上述したように枠体13を備えているが、枠体13は、図11に示すように、裏面筐体部12の側端の位置(図11において点線で示す位置)よりも外側に突出するように形成することが好ましい。このような構成とすることによって、たとえば放射線検出カセッテ1が地面に落下した際の耐衝撃性を向上させることができる。
また、放射線検出カセッテ1の耐衝撃性を向上させる方法としては、保護膜30を塗装膜から形成する場合には、その塗装厚を50μm以上として、クッション性を持たせることが好ましい。また、塗装膜を2層以上形成し、その総厚を50μm以上としてもよい。また、保護膜30として樹脂シートを用いる場合には、50μm以上の樹脂シートを用いることが好ましい。
また、上記実施形態の放射線検出カセッテ1の保護膜30については、撥水コーティング処理または撥水塗装処理を施すことが好ましい。これにより、さらに耐食性を向上させることができる。
1 放射線検出カセッテ
2 放射線検出器
10 筐体
11 透過板
12 裏面筐体部
12 裏面筐体部
12a 側周面部
12b 凹部
12c 雌ねじ部
12d リブ
12e 開口
13 枠体
13a 雌ねじ部
13b 外表面
15 雄ねじ
16 バッテリ
17 雄ねじ
18 インサート
20 放射線検出器
21 シンチレータ層
22 アクティブマトリクス基板
30 保護膜
31 第1の保護膜
31a 端部
32 第2の保護膜
32a 端部
40 放射線遮蔽板
50 支持体
60 放射線遮蔽体
61 筐体部
62 放射線遮蔽板
63 取り付け部材
63a 回動軸
70 防水構造
80 中板
d1 隙間
d2 隙間

Claims (20)

  1. 放射線を検出する放射線検出器と、
    前記放射線検出器を収容する筐体とを備え、
    前記筐体の前記放射線照射側とは反対側の面部分が、MgおよびLiを含む合金であって、Liを0.1重量%以上含む合金から形成され、
    前記合金の一部または全部の外表面に保護膜が設けられており、
    前記筐体内において、前記放射線検出器に対して前記放射線照射側とは反対側に、厚さが0.1mm未満の鉛を含む放射線遮蔽板が設けられている放射線検出カセッテ。
  2. 放射線を検出する放射線検出器と、
    前記放射線検出器を収容する筐体とを備え、
    前記筐体の前記放射線照射側とは反対側の面部分が、MgおよびLiを含む合金であって、Liを0.1重量%以上含む合金から形成され、
    前記合金の一部または全部の外表面に保護膜が設けられており、
    前記放射線検出器と前記筐体の面部分との間に、前記放射線検出器を支持する支持体が設けられており、前記支持体と前記筐体の面部分の内表面とが直接対向している放射線検出カセッテ。
  3. 前記筐体に対して、放射線遮蔽体が着脱可能に構成されている請求項1または2項記載の放射線検出カセッテ。
  4. 前記放射線遮蔽体が、前記筐体に対して着脱可能に取り付けられる取り付け部材を有する請求項記載の放射線検出カセッテ。
  5. 前記合金に締結される雄ねじが非金属性である請求項1からいずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  6. 前記合金からなる雌ねじ部に非金属性のインサートが設けられている請求項1からいずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  7. 前記合金からなる雌ねじ部の内表面に塗装またはコーティング処理が施されている請求項1からいずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  8. 前記保護膜が、Ca、Bおよび金属の少なくとも1つを含む請求項1からいずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  9. 前記面部分が凹部を有し、前記凹部の周辺部に第1の前記保護膜が設けられ、前記凹部の底部に第2の前記保護膜が設けられ、前記第1の保護膜の端部と該端部に隣接する前記第2の保護膜の端部とがオーバーラップしているか、または2mm以下の隙間を形成している請求項1からいずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  10. 前記保護膜が、樹脂シートである請求項1からいずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  11. 前記保護膜が、鉛を含む請求項1から10いずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  12. 前記筐体が、前記放射線照射側とは反対側の面部分を含む筐体部材と、該筐体部材の周縁部に勘合する勘合部材とを備え、
    前記筐体部材と前記勘合部材とが勘合する部分の隙間に防水構造が設けられている請求項1から11いずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  13. 前記保護膜が、前記筐体の前記放射線照射側の面の少なくとも周辺部に設けられている請求項1から12いずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  14. 前記保護膜が、前記筐体の前記放射線照射側とは反対側の面の少なくとも周辺部に設けられている請求項1から13いずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  15. 前記周辺部に設けられた保護膜の厚さが、前記周辺部以外の範囲に設けられた保護膜の厚さよりも大きい請求項13または14記載の放射線検出カセッテ。
  16. 前記合金に含まれるLiが5重量%以上25%重量以下である請求項1から15いずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  17. 前記合金が、Alを含む請求項1から16いずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  18. 前記合金に含まれるAlが1重量%以上12重量%以下である請求項17記載の放射線検出カセッテ。
  19. 前記合金が、Caを含む請求項1から18いずれか1項記載の放射線検出カセッテ。
  20. 前記合金に含まれるCaが0.3重量%以上7重量%以下である請求項19記載の放射線検出カセッテ。
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