JP2016104116A - 放射線画像撮影装置 - Google Patents

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雅輝 立石
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Abstract

【課題】比較的大きな装置構成であっても、使い勝手のよい放射線画像撮影装置を提供する。【解決手段】放射線画像撮影装置10では、放射線検出器40と、筐体20とを備えている。放射線画像撮影装置10は、各々放射線画像を検出する検出面を有する複数の放射線検出器40を備えている。また、筐体20は、天板24、及び天板24の縁部に設けられた側壁であるフレーム本体30を備え、フレーム本体30には凹部28が設けられており、天板24の表面に沿った方向に検出面が並べられた状態で複数の放射線検出器40を収容する。【選択図】図2

Description

本発明は、放射線画像撮影装置に関する。
従来、被写体を撮影する放射線画像撮影装置として、例えば医療診断を目的とした放射線撮影を行う放射線画像撮影装置が知られている。放射線画像撮影装置は、放射線照射装置から照射され、被写体を透過した放射線を放射線検出器により検出して放射線画像を撮影する。放射線検出器は、照射された放射線に応じた電荷を発生することにより放射線画像を検出する一方、発生した電荷を収集して読み出すことにより放射線画像の撮影を行う。
大きな被写体、例えば、人体の胸部、腹部、及び脚部等を含む被写体を一度に撮影する場合等、放射線画像を検出する検出面が並べられた状態で筐体に収容された複数の放射線検出器を備えた放射線画像撮影装置により撮影を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、複数の輝尽性蛍光体ディテクタを備えた長尺の放射線画像撮影装置によりデジタル長尺撮影を行う技術が記載されている。
ところで、放射線画像の撮影を異なる場所や、異なる撮影台等により行うにあたり、放射線画像撮影装置の設置位置を移動させるために、筐体に把手(いわゆる取っ手)を設ける技術が知られている。特許文献2には、放射線検出器を収容するハウジング(筐体)に把手部材が設けられた放射線画像撮影装置が記載されている。
特開2002−85392号公報 特開2009−237074号公報
しかしながら、上述した複数の放射線検出器を備えた放射線画像撮影装置を移動させる場合、単一の放射線検出器を備えた放射線画像撮影装置よりも大きくて重いため、使い勝手の面において問題があった。
また、単一の放射線検出器を備えた放射線画像撮影装置であっても、比較的大型の放射線検出器である場合、複数の放射線検出器を備えた場合の放射線画像撮影装置と同様に使い勝手の面において問題があった。
また、上述した把手を有する放射線画像撮影装置を用いる場合、把手が被写体に接触したり、所定位置に放射線画像撮影装置を設置する場合に邪魔になったりするため、使い勝手の面において問題があった。
本発明は、比較的大きな装置構成であっても、使い勝手のよい放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の放射線画像撮影装置は、各々放射線画像を検出する検出面を有する複数の放射線検出器と、天板、及び天板の縁部に設けられた側壁を備え、側壁には凹部が設けられており、天板の表面に沿った方向に検出面が並べられた状態で複数の放射線検出器を収容する筐体と、を備える。
本発明の放射線画像撮影装置の放射線検出器は、照射された放射線に応じた電荷を発生するセンサ部と、センサ部から電荷を読み出して出力するスイッチ素子と、を各々備えた複数の画素を備える。
本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、凹みの内部が密閉されていてもよい。
本発明の放射線画像撮影装置の側壁には、凹部が複数設けられていてもよい。
本発明の放射線画像撮影装置の天板は、矩形状であり、側壁は、対向して設けられた一対の側壁を備え、凹部は、一対の側壁の各々に少なくとも1つ設けられていてもよい。
本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、一対の側壁の対向する位置に設けられていてもよい。
本発明の放射線画像撮影装置の天板は、矩形状であり、側壁は、天板の長手方向の縁部に設けられた一対の側壁を備え、凹部は、一対の側壁に設けられていてもよい。
また、本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、対向して設けられた一対の側壁の各々に一対ずつ設けられていてもよい。
また、本発明の放射線画像撮影装置の一方の側壁の一対の凹部、及び他方の側壁の一対の凹部は、各々、人の両手により把持可能な位置に設けられていてもよい。
また、本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、対向して設けられた一対の側壁の各々に、天板の表面に沿った方向に対して、長尺状に設けられていてもよい。
また、本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、天板の表面に沿った方向に対して、天板側から反対側に向けて膨らんだ平面視円弧状に設けられていてもよい。
また、本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、対向して設けられた一対の側壁の各々に、天板の表面に沿った方向に対して並べて、複数設けられていてもよい。
また、本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、天板の表面に沿った方向に対して、天板側から反対側に向けて膨らんだ平面視円弧状に並べられていてもよい。
本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、自装置が撮影台に固定される場合の固定部となってもよい。ここで言う「自装置」とは、放射線画像撮影装置自体のことをいう。
本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、被写体を透過した放射線に含まれる散乱線を除去するグリッドを用いて被写体の撮影を行う場合で、かつ自装置がグリッドに固定される場合の固定部となってもよい。
また、本発明の放射線画像撮影装置の凹部は、固定部となる場合で、かつ自装置がねじにより撮影台に固定される場合の、ねじがねじ込まれるねじ穴が凹みの内部に設けられていてもよい。ねじにかえて、ボルトおよびナット、スクリュー、スタッド、ビス等を用いて撮影台に固定してもよい。
本発明の放射線画像撮影装置の天板には、凹部の位置が表示されていてもよい。
本発明の放射線画像撮影装置の凹部の大きさは、自装置を人が把持する場合の人の把持部分の大きさにより規定されてもよい。
本発明の放射線画像撮影装置の複数の放射線検出器は、隣接する放射線検出器の端部同士が重複された状態で並べられて筐体に収容されていてもよい。
本発明の放射線画像撮影装置の複数の放射線検出器は、一体的に形成されていてもよい。
また、本発明の放射線画像撮影装置は、放射線画像を検出する検出面を有し、かつ検出面が予め定められた大きさ以上の大きさとされた単一の放射線検出器と、天板、及び天板の縁部に設けられた側壁を備え、側壁には凹部が設けられており、天板の表面に検出面を対向させて単一の放射線検出器を収容する筐体と、を備える。
本発明によれば、比較的大きな装置構成であっても、放射線画像撮影装置の使い勝手がよくなる、という効果が得られる。
実施の形態の放射線画像撮影装置を立位台に設置した場合の放射線Rの照射側から見た斜視図である。 実施の形態の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 実施の形態の放射線画像撮影装置のフレーム本体の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 実施の形態の放射線画像撮影装置を臥位台に設置した場合の側面図である。 実施の形態の筐体の内部に収容される放射線検出器の配置状態の一例を表す側面図及び平面図である。 実施の形態の放射線画像撮影装置の固定部分の図1におけるA−A切断線による断面図である。 凹部を利用して放射線画像撮影装置とグリッドとを固定した状態を示す、図6に対応する断面図である。 凹部を利用して放射線画像撮影装置と撮影台及びグリッドとを固定した状態を示す、図6に対応する断面図である。 変形例1の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 変形例2の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 変形例3の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 変形例4の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 変形例5の放射線画像撮影装置のフレーム本体の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 変形例6の放射線画像撮影装置のフレーム本体の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 ねじ穴を有さない凹部を利用して、放射線画像撮影装置を撮影台に固定した場合の、図6に対応する断面図の一例である。 図3に示した上記実施の形態の放射線画像撮影装置のフレーム本体に、検出面が予め定められた大きさ以上の大きさとされた単一の放射線検出器が収容された状態を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 実施の形態の筐体の内部に収容される放射線検出器の撮影有効領域の端部同士が重複されない配置状態の一例を表す側面図及び平面図である。 凹部の位置を天板の撮影面に表示した放射線画像撮影装置の一例である。 放射線画像撮影装置のその他の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。 放射線画像撮影装置のその他の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図である。
以下、各図面を参照して本発明に係る実施の形態を説明する。なお、図面において同一機能を有する部分には同一符号が付されており、重複する説明は適宜省略する。
図1には、本実施の形態の放射線画像撮影装置を立位台に設置した場合の放射線Rの照射側から見た斜視図を示す。放射線画像撮影装置10は、例えば、立位状態、または椅子あるいは車椅子に着座した座位状態にある被検者(被写体の一例)を撮影する場合、立てた状態で立位台90に設置される。
図1において、矢印X方向は、放射線Rの照射方向に対して直交する水平方向である。矢印Y方向は放射線Rの照射方向と一致する水平方向である。また、矢印Z方向は鉛直方向である。矢印X方向、矢印Y方向、及び矢印Z方向は、XYZ座標におけるX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向と一致する方向である。
図1に示したように、放射線画像撮影装置10は、一方の対辺(図1に示す例では、Z軸方向に沿った辺)を長手方向とし、他方の対辺(図1に示す例では、X軸方向に沿った辺)を短手方向とする矩形平板状の筐体20を備えている。筐体20は、天板24と、背面板26と、筐体の側壁であるフレーム本体30とを備えている。なお、本実施の形態において、「矩形」とは、角部が面取りされたものも含む。
天板24は、フレーム本体30に固定されており、筐体20の外部側の面が撮影面25とされている。撮影面25には、図示を省略した放射線照射装置の線源から放射線Rが照射される。また、天板24(撮影面25)に対向して背面板26が、フレーム本体30に固定されている。
放射線画像撮影装置10の筐体20は、背面板26が撮影台13に接しており、撮影台13に、板金16及びねじ18により固定されている。図2には、本実施の形態の放射線画像撮影装置10の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示す。また、図3には、本実施の形態の放射線画像撮影装置10のフレーム本体30の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示す。なお、図2の平面図では、凹部28の内部の形状を天板24上に点線にて図示している。また、図2及び図3では、平面図におけるX軸方向及びY軸方向を図示している。なお、以下では、平面図及び側面図を図示した図面においては、平面図におけるX軸方向及びY軸方向を図示する。
図2及び図3に示すように、筐体20のフレーム本体30における長手側の側壁(以下、「長手側の側壁」という。)である第1フレーム32及び第2フレーム34の側面には、ねじ穴29(図2等参照)を有する凹部28〜28(詳細後述、複数の凹部を総称する場合は、「凹部28」という)が設けられており、ねじ18は、各凹部28のねじ穴29に板金16を介してねじ込まれている。
図1に示すように、撮影台13は、Z軸方向を長手方向とする角柱形状の支持柱12に支持されている。支持柱12の下端部には支持柱12の外側へ広がる底板11が設けられ、底板11により支持柱12を介して撮影台13及び放射線画像撮影装置10が安定的に支持される。放射線画像撮影装置10は、撮影台13への取付け、及び撮影台13からの取外しが可能とされている。
一方、図4には、本実施の形態の放射線画像撮影装置10を臥位台に設置した場合の側面図を示す。本実施の形態の臥位台92は、被検者が上面側において臥位とされる撮影台15と、撮影台15を支持する2つの支持柱14とを含んでいる。放射線画像撮影装置10は、例えば、臥位状態の被検者を撮影する場合、図4に示すように、横にした状態で臥位台92の撮影台15の上面に設置される。
本実施の形態では、図4に示したように、臥位台92上に設置した状態で放射線画像撮影装置10を用いる場合は、撮影台15に放射線画像撮影装置10を固定しないで用いている。なお、図1に示した、立位台90に設置した状態で放射線画像撮影装置10を用いる場合と同様に、放射線画像撮影装置10を撮影台15に板金16及びねじ18により固定してもよい。また、放射線画像撮影装置10は、撮影台15上に配置するのではなく、撮影室や病室等の床に直接配置してもよい。
放射線画像撮影装置10は、放射線画像撮影装置10と、図示を省略した放射線照射装置との間にポジショニングされた被検者の放射線画像を撮影する機能を有する。図5には、本実施の形態の筐体20の内部に収容される放射線検出器の配置状態の一例を表す側面図及び平面図を示す。図5では、放射線検出器を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示している。
図5に示すように、本実施の形態の放射線画像撮影装置10は、3枚の放射線検出器40〜40(以下、総称する場合は、「放射線検出器40」という)により、放射線画像を撮影する。そのため、筐体20の内部には3枚の放射線検出器40が収容されている。
本実施の形態の放射線画像撮影装置10は、具体例として、放射線Rを一旦、光に変換し、変換した光を電荷に変換する間接変換方式の、いわゆる、DR(Digital Radiography)と呼ばれる放射線検出器40を用いている。本実施の形態の放射線検出器40は、複数の画素(いずれも図示省略)を有するTFT(Thin Film Transistor)ガラス基板42を備えている。複数の画素は、光を受けて電荷を発生し、発生した電荷を蓄積するセンサ部と、センサ部に蓄積された電荷を読み出すためのスイッチ素子であるTFTと、を含む。本実施の形態では、シンチレータ44によって放射線Rから変換された光が照射されることにより、センサ部において電荷が発生する。
放射線検出器40には、さらに、TFTガラス基板42に設けられた各画素のTFTのオンまたはオフを制御するための制御信号が流れるゲート配線、及びゲート配線に制御信号を出力するスキャン信号制御回路(いずれも図示省略)が設けられている。また、放射線検出器40には、さらに、TFTガラス基板42に設けられた各画素から読み出した電荷が流れる信号配線、及び信号配線に流れる電荷を検出する信号検出回路(いずれも図示省略)等が設けられている。
図5に示したように、本実施の形態の放射線画像撮影装置10では、3枚の放射線検出器40が、天板24の表面に沿った方向に検出面が並べられた状態で筐体20に収容されている。なお、本実施の形態において検出面とは、放射線検出器40の放射線Rを検出する側の面をいい、具体的には、TFTガラス基板42における放射線Rの照射側の面をいう。また、放射線検出器40は、放射線Rの入射方向に対して、撮影有効領域(実際に放射線画像の撮影に寄与する画素の領域)の端部同士が重複された状態で並べて配置されている。具体的には、放射線検出器40の撮影有効領域の端部と、放射線検出器40の撮影有効領域の端部とが重複している。また、放射線検出器40の撮影有効領域の端部と、放射線検出器40の撮影有効領域の端部とが重複している。このように、撮影有効領域の端部同士が重複された状態で放射線検出器40を並べて配置することにより、最終的に得られる長尺状の放射線画像の欠損を防止する。重複させる撮影有効領域の範囲は、放射線検出器40(放射線画像撮影装置10)に対して放射線照射装置の線源から照射される放射線Rの入射角度の範囲を考慮して定めることが好ましい。
図5に示すように、本実施の形態の放射線画像撮影装置10では、3枚の放射線検出器40により放射線画像の撮影を行うため、放射線画像撮影装置10全体では、長尺状の放射線画像を撮影することができる。
次に、本実施の形態の放射線画像撮影装置10の筐体20の詳細について説明する。
上述したように、本実施の形態の筐体20は、放射線Rが照射される側、及びその反対側が開口された矩形枠状のフレーム本体30(図3参照)を備えている。
フレーム本体30には、上述したように放射線Rが照射される側に天板24が設けられており、放射線Rが照射される側と反対側に、天板24に対向して背面板26が設けられている。本実施の形態の天板24は、矩形平板状であり、放射線Rを透過し、かつ軽量な材料が用いられる。天板24の具体例としては、炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics)が好適に用いられる。また、背面板26は、矩形平板状であり、例えば、フレーム本体30と同一の材料や炭素繊維強化プラスチック等により形成されている。
フレーム本体30は、各々互いに対向する一対の第1フレーム32及び第2フレーム34と、一対の第3フレーム36及び第4フレーム38と、が組付けられている。一対の第1フレーム32及び第2フレーム34は、上述した長手側の側壁の一部として平行に設けられている。第1フレーム32及び第2フレーム34は、3枚の放射線検出器40を並べて収容可能な長さとされている。一対の第3フレーム36及び第4フレーム38は、短手側の側壁の一部として平行に設けられている。第3フレーム36及び第4フレーム38は、1枚の放射線検出器40を収容可能な長さとされている。
本実施の形態の放射線画像撮影装置10では、第1フレーム32及び第2フレーム34の長さL1を1340mmとしており、第3フレーム36及び第4フレーム38の長さL2を570mmとしている。なお、長尺撮影を考慮すると、長さL1は、600〜1600mm程度が望ましく、長さL2は、400〜600mm程度が望ましい。また、本実施の形態の放射線画像撮影装置10では、放射線画像撮影装置10の厚みとなるフレーム本体30の厚みH1を50mmとしている。
フレーム本体30は、加工性に優れかつ軽量な、例えば軽金属材料、軽合金材料または炭素繊維強化プラスチックにより形成されている。軽金属材料としては例えば、アルミニウムが好適である。また、軽合金材料としては、例えば、アルミニウム合金やマグネシウム合金が好適である。
また、本実施の形態のフレーム本体30は、上述したように凹部28〜28を備えている。具体的には、図2及び図3に示すように、第1フレーム32には、2つの凹部28および28が設けられており、第2フレーム34には、2つの凹部28、28が設けられている。凹部28と凹部28とは、互いに対向する位置に設けられている。また、凹部28と凹部28とは、互いに対向する位置に設けられている。なお、本実施の形態の凹部28は、凹みの内部が密閉されている。また、本実施の形態のフレーム本体30では、内部に貫通する貫通孔は設けられておらず、筐体20全体が密閉状態になっている。
本実施の形態の放射線画像撮影装置10の凹部28は、外部から人間の指が挿入可能な形状及び寸法とされている。具体的には、放射線画像撮影装置10を移動する場合、移動させようとするユーザは、凹部28の把持部分に指(指のみや、指と掌の少なくとも一部を含む部分等。)を挿入して、放射線画像撮影装置10を把持して持ち上げたり、移動したりすることができる。具体的には、本実施の形態の放射線画像撮影装置10では、第1フレーム32側を把持する第1ユーザ、及び第2フレーム34側を把持する第2ユーザの2名のユーザにより放射線画像撮影装置10を移動させることを想定している。このため、第1フレーム32には、第1ユーザの両手に対応して2つの凹部28および28が設けられており、第2フレーム34には、第2ユーザの両手に対応して2つの凹部28および28が設けられている。
なお、本実施の形態における放射線画像撮影装置10の「移動」とは、放射線画像撮影装置10が配置されている場所を移動することに加え、放射線画像撮影装置10の配置状態(例えば、立位台90に設置されている状態や臥位台92に設置されている状態等)を変化させる場合も含む。
そのため、凹部28の大きさ及び配置される位置は、ユーザにより、放射線画像撮影装置10の移動が行いやすい、具体的には、持ち上げたり、運搬したりしやすいことを考慮して設定される。例えば、凹部28の大きさは、人体における、把持部分(指のみや、指と掌の少なくとも一部を含む部分等)の大きさにより規定される。例えば、日本工業規格のJIS C 0920に規定されている関節付きテストフィンガを用い、テストフィンガが十分に挿入できる大きさ、例えば、第1関節まで挿入できる大きさとすることが好ましい。具体例として本実施の形態では、凹部28の大きさとして、幅W1を80mm以上、及び筐体20の厚み方向の長さH2を15mm以上としている。
一般的に、放射線検出器40がDRの場合、いわゆるCR(Computed Radiography)と呼ばれる放射線検出器に比べて、放射線の照射方向に対する厚みが厚くなる。そのため、放射線検出器40としてDRを用いた放射線画像撮影装置10では、放射線検出器をCRとした場合に比べて、放射線画像撮影装置10の厚み(フレーム本体30の厚み)H1が厚くなる。また、放射線画像撮影装置10では、3枚の放射線検出器40の端部同士が重複されているため、放射線検出器40が1枚の場合に比べて厚みが厚くなる。そのため、放射線画像撮影装置10は、フレーム本体30に適度な寸法の凹部28を設けるのに十分な厚みを有している。
また、凹部28の深さ(第3フレーム36及び第4フレーム38の表面に沿った方向の長さ)Dは、放射線画像撮影装置10を把持するのに適切な長さの人の把持部分(指のみや、指と掌の少なくとも一部を含む部分等)が挿入可能な長さとすることが好ましい。なお、一般には、放射線画像撮影装置10が重いほど、凹部28の内部深くまで、指や掌を挿入した方が把持しやすくなる場合が多い。そのため、放射線画像撮影装置10の重さや大きさに応じて、凹部28の深さを設定してもよい。
また、例えば、凹部28の配置される位置としては、第1フレーム32、及び第2フレーム34の各々に設けられている一対の凹部28の各中心の間の間隔L3を、人の左右の手をそれぞれ凹部28に片方ずつ挿入することを想定し、標準体型の成人男子の肩幅を考慮して設定することが好ましい。具体例として本実施の形態では、上記一対の凹部28の中心間の間隔L3を200mm以上、1100mm以下としている。
また、図1に示したように、本実施の形態の凹部28は、放射線画像撮影装置10を撮影台13に固定するための固定部としても用いられる。そのため、凹部28の内部には、予め定められた数(本実施の形態では、2つ)のねじ穴29が設けられている。本実施の形態では、4箇所の凹部28を利用して、放射線画像撮影装置10が撮影台13に固定される。なお、本実施の形態のフレーム本体30では、凹部28に設けられたねじ穴29の最深部が閉塞されており、ねじ穴29の内部も密閉状態になっている。
本実施の形態の放射線画像撮影装置10は、上述したように、固定部材の一例である板金16及びねじ18により、撮影台13に固定される。図6には、本実施の形態の放射線画像撮影装置10の固定部分の図1におけるA−A切断線による断面図を示す。
板金16は、一対の対辺の各々の端部が同一の方向に略90°屈曲された矩形状とされている。図6に示したように、ねじ18のねじ部が凹部28のねじ穴29にねじ込まれることにより、板金16が、フレーム本体30の天板24と撮影台13とを挟み込むことによって、放射線画像撮影装置10を撮影台13に固定する。
なお、本実施の形態では、図1に示したように、放射線画像撮影装置10を、凹部28を利用して立位台90の撮影台13に固定する場合について説明したが、臥位台92の撮影台15に固定する場合も同様の形態で固定可能である。また、放射線画像撮影装置10を撮影台13に固定する場合に限らず、例えば、放射線画像撮影装置10とグリッドとを一体的に固定する場合に、凹部28を利用するようにしてもよい。図7には、凹部28を利用して放射線画像撮影装置10とグリッドとを固定した状態を示す、図6に対応する断面図を示す。一般的に、被検者を透過した放射線Rは、散乱線を含むため、被検者と放射線画像撮影装置10(放射線検出器40)との間に、散乱線を除去するためのグリッド60を配置した放射線画像の撮影が行われている。このようにグリッド60を用いて撮影を行う場合に、グリッド60と、放射線画像撮影装置10とを一体的に固定するために、凹部28を利用するようにしてもよい。この場合、一例として図7に示すように、放射線画像撮影装置10を撮影台13に固定する場合と同様に、ねじ18のねじ部が凹部28のねじ穴29にねじ込まれることにより、板金16が、フレーム本体30の背面板26とグリッド60とを挟み込むことによって、放射線画像撮影装置10とグリッド60とを一体的に固定する。
なお、図8に示すように、凹部28を利用して、放射線画像撮影装置10及びグリッド60を撮影台13に固定してもよいことはいうまでもない。
また、筐体20(フレーム本体30)に設けられる凹部28は、上記図1〜8に示したものに限らない。以下、凹部28のその他の変形例について説明する。
(変形例1)
図9には、本変形例の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示す。なお、図9では、ねじ穴29の図示は省略している。
本変形例の放射線画像撮影装置10では、第1フレーム32及び第2フレーム34の各々において、いずれの位置を把持してもよいように、凹部28の幅W2を上記実施の形態に比較して長くしている。
図9に示すように、本変形例の放射線画像撮影装置10では、各々長尺状の2つの凹部28および28が設けられている。具体的には、第1フレーム32には、凹部28が設けられており、第2フレーム34には、凹部28が設けられている。凹部28及び凹部28は、互いに対向する位置に設けられている。
凹部28および28の幅W2は、上記実施の形態の凹部28〜28の幅W1よりも長い。ここで、幅W2は、上述した間隔L3以上であることが好ましい。凹部28および28の幅W2の具体例としては、上記L3+W1以上が好ましい。なお、幅W2の上限は、放射線検出器40の寸法や枚数、及び放射線画像撮影装置10(フレーム本体30)の大きさ等によって、適宜定めればよい。
このように、本変形例の放射線画像撮影装置10では、凹部28の幅W2を上記実施の形態に比較して長くすることにより、第1フレーム32及び第2フレーム34の各々において、把持可能な位置を増加させる。これにより、本変形例の放射線画像撮影装置10によれば、種々のユーザの体格に対して、放射線画像撮影装置10の把持が容易になる。また、本変形例の放射線画像撮影装置10によれば、放射線画像撮影装置10の移動形態に応じて、把持する位置の自由度が向上する。
(変形例2)
図10には、本変形例の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示す。なお、図10では、ねじ穴29の図示は省略している。
本変形例の放射線画像撮影装置10では、第1フレーム32及び第2フレーム34の各々において、いずれの位置を把持してもよいように、上記実施の形態と同様の凹部28を設けている。この場合、変形例1の凹部28に比較して幅が狭い凹部28を複数設けているため、変形例1に比較して、筐体20の強度が向上する。
図10に示すように、本変形例の放射線画像撮影装置10では、14個の凹部28〜2820が設けられている。具体的には、第1フレーム32には、凹部28〜2813が設けられており、第2フレーム34には、凹部2814〜2820が設けられている。凹部28〜2813の各々と、凹部2814〜2820の各々とは、互いに一対一で対向する位置に設けられている。
なお、凹部28の数は本変形例に限定されるものではない。上述した間隔L3よりも長い範囲にわたって複数の凹部28が設けられていることが好ましく、例えば、第1フレーム32及び第2フレーム34の上記長手方向の全長にわたって設けられていてもよい。
なお、第1フレーム32及び第2フレーム34に、放射線画像撮影装置10に電源電力を供給する電力線や信号線等のコネクタや、各種スイッチ等が設けられている場合は、これらが設けられている場所には、凹部28を設けないことが好ましい。
また各凹部28〜2820の幅W3は、上記実施の形態の凹部28〜28の幅W1と同一としてもよいし、異なっていてもよい。
(変形例3)
図11には、本変形例の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示す。なお、図11では、ねじ穴29の図示は省略している。
本変形例の放射線画像撮影装置10では、ユーザの指の一本一本を各々単独で挿入するための小さな凹部28を複数設けている。
図11に示すように、本変形例の放射線画像撮影装置10では、16個の凹部2821〜2836が設けられている。具体的には、第1フレーム32には、凹部2821〜2828が設けられており、第2フレーム34には、凹部2829〜2836が設けられている。
ここで、凹部2821〜2824の各々と、凹部2829〜2832の各々とは、互いに対向する位置に設けられている。また、凹部2825〜2828の各々と、凹部2833〜2836の各々とは、互いに対向する位置に設けられている。
また、本変形例の凹部2821〜2824は、上記実施の形態の凹部28に対応した位置に設けられており、本変形例の凹部2825〜2828は、上記実施の形態の凹部28に対応した位置に設けられている。また、変形例の凹部2829〜2832は、上記実施の形態の凹部28に対応した位置に設けられており、本変形例の凹部2833〜2836は、上記実施の形態の凹部28に対応した位置に設けられている。
本変形例の凹部28の幅W4は、成人の指1本分が十分に挿入できる大きさとされており、例えば、JIS C 0920に規定されているテストフィンガが十分に挿入可能な大きさとしている。幅W4の具体例としては、13mm以上、30mm以下が好ましい。
なお、本変形例では、親指を除く4本の指に対応して、第1フレーム32及び第2フレーム34の4箇所に各々4つの凹部28を設けているが、凹部28の数は本変形例に限定されるものではない。例えば、凹部28は、第1フレーム32及び第2フレーム34の上記長手方向の全長にわたって設けられていてもよい。
また、第2変形例と同様に、第1フレーム32及び第2フレーム34に、放射線画像撮影装置10に電源電力を供給する電力線や信号線等のコネクタや、各種スイッチ等が設けられている場合は、これらが設けられている場所には、凹部28を設けないようにすることが好ましい。
また各凹部2821〜2836の筐体20の厚み方向の長さH3は、上記実施の形態の凹部28〜28の長さH2と同一としてもよいし、異なっていてもよい。
(変形例4)
図12には、本変形例の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示す。なお、図12では、ねじ穴29の図示は省略している。
本変形例の放射線画像撮影装置10では、凹部28の形状を、筐体20の天板24側から背面板26に向けて膨らんだ側面視円弧状としている。図12に示した放射線画像撮影装置10では、図9に示した変形例1の放射線画像撮影装置10の凹部28、28の形状を、筐体20の天板24側から背面板26に向けて膨らんだ側面視円弧状とした場合を示している。
このように、本変形例の放射線画像撮影装置10では、凹部28の形状を、筐体20の天板24側から背面板26に向けて膨らんだ側面視円弧状としている。そのため、ユーザが、両手の指や両手の指と掌の少なくとも一部を含む部分等を凹部28に挿入した場合における放射線画像撮影装置10の把持のし易さを向上させることができる。
(変形例5)
図13には、本変形例の放射線画像撮影装置の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示す。なお、図13では、ねじ穴29の図示は省略している。
本変形例の放射線画像撮影装置10では、第1フレーム32及び第2フレーム34の各々に、変形例3と同様の形状及び寸法とされた複数の凹部28を、筐体20の天板24側から天板24の反対側である背面板26に向けて膨らんだ側面視円弧状に並べて配置している。図13に示した放射線画像撮影装置10では、図11に示した変形例3の放射線画像撮影装置10の第1フレーム32に設けられた凹部2821〜2828、及び第2フレーム34に設けられた凹部2829〜2836の配列位置を、筐体20の天板24側から背面板26に向けて膨らんだ側面視円弧状とした場合を示している。
図13に示したように、本変形例の放射線画像撮影装置10では、複数の凹部28を、筐体20の天板24側から背面板26に向けて膨らんだ側面視円弧状に並べて配置することにより、ユーザが、両手の指を凹部28に挿入した場合における放射線画像撮影装置10の把持のし易さを向上させることができる。
(変形例6)
図14には、本変形例の放射線画像撮影装置10のフレーム本体30の一例を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示す。
本変形例の放射線画像撮影装置10では、凹みの内部の最深部が密閉されていない貫通孔として凹部28を設けている。
図14に示すように、本変形例の放射線画像撮影装置10では、図2、3に示した凹部28〜28と同様の形状及び寸法の4つの凹部2837〜2840が設けられている。ただし、本変形例の凹部2837〜2840は、凹部28〜28とは異なり、凹みの内部、具体的には、図14に示すように、第1フレーム32及び第2フレーム34に沿った最深部が開口とされた貫通孔とされている。
本変形例の放射線画像撮影装置10のように、上記実施の形態や各変形例1〜5の凹部28は、密閉されていなくてもよく、筐体20の内部において開口を有する貫通孔としてもよい。
なお、本変形例の放射線画像撮影装置10では、凹部28の内部に、ねじ穴29を設けることができないが、ねじ穴29を有してなくても、撮影台13、撮影台15、及びグリッド60(以下、「撮影台13等」という。)と、放射線画像撮影装置10とを固定することができる。
以下、ねじ穴29の有無の如何に係わらず、凹部28を利用して撮影台13等に放射線画像撮影装置10を固定する場合の形態例について説明する。図15には、ねじ穴29を有さない凹部28を利用して、放射線画像撮影装置10を撮影台13に固定した場合の、図6に対応する断面図の一例を示す。図15に示した例では、撮影台13の一端部の側壁にねじ穴29が設けられている。板金16は、凹部28の内部に一方の屈曲端が挿入され、かつ、この屈曲端と他方の屈曲端とでフレーム本体30と撮影台13との各端部を挟み込む状態とされている。この状態で、図15に示したように、ねじ18が撮影台13のねじ穴29に板金16を介してねじ込まれることにより、放射線画像撮影装置10を撮影台13に固定する。この形態により、凹部28にねじ止めを行わなくても、板金16及びねじ18により、放射線画像撮影装置10と撮影台13等とを固定することができる。
以上説明したように、上記各放射線画像撮影装置10では、放射線検出器40と、筐体20とを備えている。放射線画像撮影装置10は、各々放射線画像を検出する検出面を有する複数の放射線検出器40を備えている。また、筐体20は、天板24、及び天板24の縁部に設けられた側壁であるフレーム本体30を備え、フレーム本体30には凹部28が設けられており、天板24の表面に沿った方向に検出面が並べられた状態で複数の放射線検出器40を収容する。
これにより、放射線画像撮影装置10をユーザが把持して移動させる場合、凹部28に自身の把持部分(指のみや、指と掌の少なくとも一部を含む部分等)を挿入して放射線画像撮影装置10を把持することができる。従って、放射線画像撮影装置10を容易に把持することができ、移動を容易に行うことができる結果、使い勝手がよくなる。
一般的に、放射線検出器がDRの場合、電子部品を多く含むため、放射線検出器がCRの場合に比べて非常に重い。そのため、放射線画像撮影装置10がDRの放射線検出器を備えている場合は、CRの放射線検出器を備える場合に比べて、移動が行い難い。また、複数の放射線検出器を備える放射線画像撮影装置10は、重量がさらに増加する。
これに対して上述のように、筐体であるフレーム本体30に凹部28を設けることにより、放射線画像撮影装置10が把持しやすくなり、移動しやすくなる。また、凹部28であれば、放射線画像撮影装置10の筐体20に突起物である把手を設けなくとも、放射線画像撮影装置10が把持しやすくなり、移動しやすくなる。また、筐体20の対辺となる第1フレーム32及び第2フレーム34の各々に凹部28を設けたため、2人のユーザ(第1ユーザ及び第2ユーザ)によって放射線画像撮影装置10を両側から挟み込んで支える状態で移動することができるため、この点でも放射線画像撮影装置10の移動が容易になる。
また、第1フレーム32に設けられた凹部28及び第2フレーム34に設けられた凹部28を互いに対向する位置に配置しているので、この点においても第1ユーザ及び第2ユーザによる放射線画像撮影装置10の移動が容易になる。また、この構成では、放射線画像撮影装置10に対する把持力の付加が均等に分散されるため、放射線画像撮影装置10の移動時における筐体20の変形を抑制することができる。
また、筐体20の長手側の側壁となる第1フレーム32及び第2フレーム34の各々に凹部28を設けたため、この点においても、放射線画像撮影装置10の移動時における筐体20の変形を抑制することができる。
また、上記各放射線画像撮影装置10では、突起物となる把手が設けられていないため、撮影台13等と放射線画像撮影装置10とを固定する場合に、把手が邪魔にならず、固定が容易になる。
また、上記各放射線画像撮影装置10は、撮影台13等に固定する場合、凹部28を固定部として利用することができるため、新たな固定部を筐体20に設ける場合に比較して放射線画像撮影装置10のコストを低減することができる。
また、放射線画像撮影装置10では、凹部28を、放射線画像撮影装置10を移動するための把持と、放射線画像撮影装置10の固定とに兼用することができる。これにより、放射線画像撮影装置10を移動するための把持部となる穴(凹部)と、放射線画像撮影装置10を固定するための穴(凹部)を固定部として別途に設けた場合に比べて、無駄な穴を減らすことができ、筐体20の強度を保つことができる。
また、上記各放射線画像撮影装置10は、図1および4に示したように、縦にした状態及び横にした状態のいずれでも使用することができる。また、撮影台13等に固定して使用することもできるし、床等に置いて使用することもできる。このように、上記各放射線画像撮影装置10は、種々の撮影に対応することができるため、撮影の種類等に応じて、複数種類の放射線画像撮影装置を備えずともよくなり、コストダウンを図ることができる。
以上説明したように、上記各放射線画像撮影装置10によれば、凹部28を筐体20に設けたことにより、比較的大きな装置構成であっても、放射線画像撮影装置10の使い勝手が格段に向上される。
なお、放射線画像撮影装置が、検出面が予め定められた大きさ以上の大きさとされた単一の放射線検出器を備える場合も、複数の放射線検出器40を備えた従来の放射線画像撮影装置と同様の問題が生じ、使い勝手が悪くなる。なお、ここで「検出面の大きさ」とは、面積のことをいう。そのため、検出面が予め定められた大きさ以上の大きさとされた単一の放射線検出器を備える放射線画像撮影装置の筐体も、上記各放射線画像撮影装置10の筐体20と同様の構造とすることが好ましい。
図16に、図3に示した上記実施の形態の放射線画像撮影装置10のフレーム本体30に、検出面が予め定められた大きさ以上の大きさとされた単一の放射線検出器が収容された状態を放射線Rの照射側からみた平面図及び側面図を示す。
本実施の形態において、予め定められた大きさとは、例えば、ユーザが一人で移動が可能な大きさ及び重さの放射線画像撮影装置10に収容可能な大きさである。本実施の形態の放射線画像撮影装置10では、放射線検出器50の検出面の大きさの具体例として、上記放射線検出器40を3枚並べた場合における全体での検出面と同等の大きさとしている。
一般的に、人体の一部である長尺の被写体の撮影において、放射線検出器50の検出面の短辺が約35cm(14インチ)から約43cm(17インチ)である場合、検出面の短辺と長辺との比が1.5以上、4以下であれば、いわゆる脊椎撮影に適用可能である。この場合の放射線検出器50を収容する放射線画像撮影装置10は、一般的に、ユーザが一人で移動し難い大きさ及び寸法となる。
このように、検出面が予め定められた大きさ以上の大きさとされた単一の放射線検出器50を備える放射線画像撮影装置10であっても、フレーム本体30に凹部28が設けられているため、上記各放射線画像撮影装置10と同様に、使い勝手がよくなる。
また、上記各放射線画像撮影装置10では、図5に示したように、複数の放射線検出器40が、撮影有効領域の端部同士が重複された状態で並べて配置されている場合について説明したが、放射線検出器40は、一体的に形成されていてもよい。
また、複数の放射線検出器40は、撮影有効領域の端部同士が重複されない状態で並べて配置されていてもよい。図17には、放射線検出器40の撮影有効領域の端部同士が重複されない配置状態の一例を表す側面図及び平面図を示す。図17に示した場合では、放射線検出器40の端部の端面同士が接触または近接した状態で並べられている。また、図17に示した放射線検出器40のシンチレータ45は、図5に示した放射線検出器40のシンチレータ44と異なり、TFTガラス基板42の検出面全体と同様の大きさを有している。図17に示した一例では、撮影有効領域の隙間を空けずに、放射線検出器40の端部の端面同士を接触または近接した状態で並べている。なお、このように複数の放射線検出器40の端部の端面同士が接触または近接した状態で並べた場合、複数のTFTガラス基板42の検出面全体を覆うように単一のシンチレータを設けてもよい。
なお、凹部28は、上述したように凹みの内部が密閉されていても、密閉されていなくてもよい。すなわち、フレーム本体30に、孔が空いていても、空いていなくてもよい。密閉されている場合は、ユーザが凹部28に指を挿入しても、内部の放射線検出器40等に指先が接触するのを防止することができる。また、密閉されている場合は、筐体20の内部に、血液、水分、及び薬液等の液体や、塵埃等の異物の侵入を防止することができる。また、密閉されている場合は、フレーム本体30に孔が空いていないため、密閉されていない場合に比べて、筐体20の強度が高くなる。また、凹部28の凹みの内部が密閉されていない場合、すなわち、フレーム本体30に孔が空いている場合であっても、筐体20内に内壁が設けられていたり、放射線検出器40が別途、覆われていたりすることが好ましい。この場合は、ユーザが凹部28に指を挿入しても、内部の放射線検出器40等に指先が接触するのを防止することができ、また、異物の侵入を防止することができる。
また、第1フレーム32に設けられた凹部28と、第2フレーム34に設けられた凹部28とは、上述したように互いに対向する位置に配置されていることが好ましいが、必ずしも対向する位置に設けられていなくてもよい。
また、凹部28は、放射線画像撮影装置10の長手側の側壁である第1フレーム32及び第2フレーム34に設けることが好ましいが、短手側の側壁である第3フレーム36及び第4フレーム38に設けてもよい。
また、凹部28の数は、上記実施の形態(各変形例も含む)に記載のものに限定されるものではない。ただし、2人のユーザ(第1ユーザ及び第2ユーザ)により放射線画像撮影装置10を両側から把持することが把持力の分散や移動に要する人数の面での効率の観点から好ましく、フレーム本体30の、互いに対向する2つの側壁に少なくとも1つずつ凹部28が設けられていることが好ましい。
また、放射線画像撮影装置10を撮影台13等に固定する方法は、図6〜8および15に図示した方法に限らない。凹部28を固定部として利用すればよく、その方法は特に限定されない。
また、一例として図15に示したように、凹部28にねじ穴29が設けられていなくても、凹部28を固定部として利用して撮影台13等に放射線画像撮影装置10を固定することができる。このように、凹部28内には、必ずしもねじ穴29が設けられていなくてもよい。
なお、凹部28の位置を上面側からユーザが視認しやすいように、天板24に凹部28の位置を表す表示を行うようにしてもよい。図18には、凹部28の位置を天板24の撮影面25に表示した放射線画像撮影装置10の一例を示す。図18に示した放射線画像撮影装置10では、図2に示した放射線画像撮影装置10において、天板24の撮影面25に、凹部28〜28の位置を表すマーク62が表示されている場合を示している。
また、放射線画像撮影装置10(筐体20)の形状は、上記各放射線画像撮影装置10の形態に限らない。例えば、一例として図19に示すように、フレーム本体30を平面視した場合の背面板26側の寸法が、天板24(撮影面25)側に比べて小さくなっていてもよい。図19のB−B切断線による断面図に示したように、この場合であっても、筐体20に凹部28を設けることができるため、上記各放射線画像撮影装置10と同様の効果が得られる。
また、上記各放射線画像撮影装置10では、長さL1が長さL2よりも長い長尺状の平面視矩形(平面視長方形)である場合について説明したが、放射線画像撮影装置10の形状は長方形に限らない。例えば、図20に示すように、矩形の各辺が同一の長さL4である平面視正方形であってもよい。例えば、放射線検出器40をX軸方向に2枚及びY軸方向に2枚の合計4枚配置する場合等、放射線検出器40を正方形状に配置する場合がこの形態として例示される。この場合であっても、上記各放射線画像撮影装置10と同様に凹部28を設けることにより、放射線画像撮影装置10の使い勝手が向上される。
また、放射線画像撮影装置10及び凹部28の大きさ(寸法)は、上記、実施の形態及び各変形例に限定されない。例えば、凹部28の幅W1〜W3は、放射線検出器40の寸法や枚数、及び放射線画像撮影装置10(フレーム本体30)の大きさ等も考慮して、適宜定めればよい。
また、放射線画像撮影装置10(筐体20)の形状は、平面視矩形状でなくてもよく、例えば、平面視円形状、及びその他の多角形等としてもよい。
また、放射線画像撮影装置10に複数の放射線検出器40を収容する場合は、収容する放射線検出器40の数は、2枚以上であればよく、特に限定されるものではない。
また、被写体は、人でなくてもよく、人以外の動物や植物等の生物や、他の物体であってもよい。
また、放射線画像の撮影に用いられる放射線Rは特に限定されるものではなく、X線やγ線等を適用することができる。
その他、本実施の形態で説明した放射線画像撮影装置10、筐体20、フレーム本体30、及び放射線検出器40の構成及び動作は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることはいうまでもない。
10 放射線画像撮影装置
20 筐体
24 天板
28 凹部
29 ねじ穴
30 フレーム本体
32 第1フレーム
34 第2フレーム
36 第3フレーム
38 第4フレーム
40、50 放射線検出器
62 マーク

Claims (21)

  1. 各々放射線画像を検出する検出面を有する複数の放射線検出器と、
    天板、及び前記天板の縁部に設けられた側壁を備え、前記側壁には凹部が設けられており、前記天板の表面に沿った方向に前記検出面が並べられた状態で前記複数の放射線検出器を収容する筐体と、
    を備えた放射線画像撮影装置。
  2. 前記放射線検出器は、照射された放射線に応じた電荷を発生するセンサ部と、前記センサ部から前記電荷を読み出して出力するスイッチ素子と、を各々備えた複数の画素を備える、
    請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  3. 前記凹部は、凹みの内部が密閉されている、
    請求項1または請求項2に記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記側壁には、前記凹部が複数設けられている、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記天板は、矩形状であり、
    前記側壁は、対向して設けられた一対の側壁を備え、
    前記凹部は、該一対の側壁の各々に少なくとも1つ設けられている、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 前記凹部は、前記一対の側壁の対向する位置に設けられている、
    請求項5に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 前記天板は、矩形状であり、
    前記側壁は、前記天板の長手方向の縁部に設けられた一対の側壁を備え、
    前記凹部は、該一対の側壁に設けられている、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  8. 前記凹部は、対向して設けられた一対の前記側壁の各々に一対ずつ設けられている、
    請求項7に記載の放射線画像撮影装置。
  9. 一方の側壁の一対の前記凹部、及び他方の側壁の一対の前記凹部は、各々、人の両手により把持可能な位置に設けられている、
    請求項8に記載の放射線画像撮影装置。
  10. 前記凹部は、対向して設けられた一対の前記側壁の各々に、前記天板の表面に沿った方向に対して、長尺状に設けられている、
    請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  11. 前記凹部は、前記天板の表面に沿った方向に対して、前記天板側から反対側に向けて膨らんだ平面視円弧状に設けられている、
    請求項10に記載の放射線画像撮影装置。
  12. 前記凹部は、対向して設けられた一対の前記側壁の各々に、前記天板の表面に沿った方向に対して並べて、複数設けられている、
    請求項7から請求項11のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  13. 前記凹部は、前記天板の表面に沿った方向に対して、前記天板側から反対側に向けて膨らんだ平面視円弧状に並べられている、
    請求項12に記載の放射線画像撮影装置。
  14. 前記凹部は、自装置が撮影台に固定される場合の固定部となる、
    請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  15. 前記凹部は、被写体を透過した放射線に含まれる散乱線を除去するグリッドを用いて前記被写体の撮影を行う場合で、かつ自装置が前記グリッドに固定される場合の固定部となる、
    請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  16. 前記凹部は、前記固定部となる場合で、かつ自装置がねじにより撮影台に固定される場合の、該ねじがねじ込まれるねじ穴が凹みの内部に設けられている、
    請求項14または請求項15に記載の放射線画像撮影装置。
  17. 前記天板には、前記凹部の位置が表示されている、
    請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  18. 前記凹部の大きさは、自装置を人が把持する場合の該人の把持部分の大きさにより規定される、
    請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  19. 前記複数の放射線検出器は、隣接する放射線検出器の端部同士が重複された状態で並べられて前記筐体に収容されている、
    請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  20. 前記複数の放射線検出器は、一体的に形成されている、
    請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  21. 放射線画像を検出する検出面を有し、かつ該検出面が予め定められた大きさ以上の大きさとされた単一の放射線検出器と、
    天板、及び前記天板の縁部に設けられた側壁を備え、前記側壁には凹部が設けられており、前記天板の表面に前記検出面を対向させて前記単一の放射線検出器を収容する筐体と、
    を備えた放射線画像撮影装置。
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