JP6644604B2 - ワッシャ - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係るワッシャ1の一例を示す分解斜視図である。ワッシャ1は、環状に形成された平板の部材であるワッシャ本体16を有する。ワッシャ本体16は平板であるため、表裏に互いに平行な端面を有する。ワッシャ本体16の一方の端面を第1面10aと呼び、他方の端面を第2面10bと呼ぶ。
r2=(r1+r3)/2 …(1)
r2=r1+r4 …(2)
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
上述した実施形態において、被覆層15aは油溝13a以外の領域の全部を覆っていたが、一部を覆っていてもよい。例えば、ワッシャ1は、油溝13aと第1テーパ部12aとの間や、油溝13aと第2テーパ部14aとの間に、被覆層15aが被覆されていない部分を有していてもよい。また、被覆層15aは、油溝13aも含めて第1面10aの全体を覆ってもよい。
上述した実施形態において、ワッシャ1の第1面10aには、周方向の一方側に沿って進むほど+z軸方向の高さが減少するように傾斜する第1テーパ部12aと、周方向の他方側に沿って進むほど+z軸方向の高さが減少するように傾斜する第2テーパ部14aと、これら2つのテーパ部のいずれか一方に隣接した1つの油溝13aからなる組が、第1面10aにおいて120度ごとに3つ設けられていたが、これらの組が端面に設けられる数は3つに限られない。これらの組は複数であれば、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
上述した実施形態において、ワッシャ1の第1面10aには油溝13aが、第2面10bには油溝13bがそれぞれ設けられていたが、油溝はいずれか一方の端面にだけ設けられていてもよい。また、油溝は、いずれの端面にも設けられなくてよい。
上述した実施形態において、第1テーパ部12aと第2テーパ部14aとは、稜線Pおよび軸Oを含む平面を鏡面として鏡像対称であったが、非対称であってもよい。例えば相手部材の回転方向が一方向に限定されている場合、潤滑油が誘導される方のテーパ部が、誘導されない側のテーパ部に比べて、軸Oに垂直な面に対する角度が浅いように設計されていればよい。
上述した実施形態において、第1面10aに設けられた被覆層15aは、第2面10bに設けられた被覆層15bと、周方向におけるランド部11a、ランド部11bの位置が異なっていたが、これらの位置が同じであってもよい。
上述した実施形態において、切欠部19は、ワッシャ1の内周面17において、3つのランド部11aおよび3つのランド部11bに相当する合計6箇所にそれぞれ重ねて設けられていたが、ワッシャ1は切欠部19を有していなくてもよい。例えば、内周面17に収容される軸との隙間を通って潤滑油が第1面10aと第2面10bとを行き来するように構成されていてもよい。また、油溝13aやテーパ部12aなどに、軸Oに沿った方向の孔が設けられていてもよい。これらの孔は、潤滑油を通す孔であるため、潤滑油は第1面10aと第2面10bとを行き来する。
上述した実施形態において、第1面10aのうち油溝13aを除く、軸Oに垂直な平面には、被覆層15aがコーティングされていたが、被覆層15aが被覆するワッシャ本体16の端面は、軸Oに垂直な平面に限られない。被覆層15aがコーティングされる第1面10aには、例えば、軸Oに垂直な平面に対して傾斜した斜面を有していてもよい。
10a…第1面
10b…第2面
11a、11b…ランド部
12a、12b…第1テーパ部
13a、13b…油溝
14a、14b…第2テーパ部
15a、15b…被覆層
16…ワッシャ本体
17…内周面
18…外周面
19…切欠部
8a…相手部材
O…軸
P…稜線
Claims (2)
- 環状に形成され、軸方向両側の端面でそれぞれ他の部材と摺動するワッシャ本体と、
前記端面をそれぞれ被覆する、樹脂が含まれた被覆層と、を有し、
前記被覆層は、
周方向の一方側に沿って進むほど前記軸方向の高さが減少するように傾斜する第1テーパ部と、
該周方向の他方側に沿って進むほど前記軸方向の高さが減少するように傾斜する第2テーパ部と、
互いに隣接する前記第1テーパ部と前記第2テーパ部との境界に、前記ワッシャ本体の径方向に沿った稜線と、
互いに隣接しない前記第1テーパ部と前記第2テーパ部との間に、該第1テーパ部または該第2テーパ部に向けて潤滑油を供給する油溝と、を有し、
前記各端面のうち一方の端面に設けられた前記被覆層は、他方の端面に油溝が設けられた前記周方向の位置に前記稜線を有する
ことを特徴とするワッシャ。 - 環状に形成され、軸方向両側の端面でそれぞれ他の部材と摺動するワッシャ本体と、
前記端面をそれぞれ被覆する、樹脂が含まれた被覆層と、を有し、
前記端面は、周方向の一方側に沿って進むほど前記軸方向の高さが減少するように傾斜する第1斜面と、該周方向の他方側に沿って進むほど前記軸方向の高さが減少するように傾斜する第2斜面と、を有し、
前記被覆層は、
前記第1斜面を被覆する第1テーパ部と、
前記第2斜面を被覆する第2テーパ部と、
互いに隣接する前記第1テーパ部と前記第2テーパ部との境界に、前記ワッシャ本体の径方向に沿った稜線と、
互いに隣接しない前記第1テーパ部と前記第2テーパ部との間に、該第1テーパ部または該第2テーパ部に向けて潤滑油を供給する油溝と、を有し、
前記各端面のうち一方の端面に設けられた前記被覆層は、他方の端面に油溝が設けられた前記周方向の位置に前記稜線を有する
ことを特徴とするワッシャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016066168A JP6644604B2 (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | ワッシャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016066168A JP6644604B2 (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | ワッシャ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017180591A JP2017180591A (ja) | 2017-10-05 |
JP6644604B2 true JP6644604B2 (ja) | 2020-02-12 |
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Family Applications (1)
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JP2016066168A Expired - Fee Related JP6644604B2 (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | ワッシャ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6644604B2 (ja) |
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2016
- 2016-03-29 JP JP2016066168A patent/JP6644604B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017180591A (ja) | 2017-10-05 |
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