JP6635291B2 - 隣地空無し、鉄筋コンクリート建物を成形する外断熱の透明仮枠構造 - Google Patents

隣地空無し、鉄筋コンクリート建物を成形する外断熱の透明仮枠構造 Download PDF

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Description

この発明は、鉄筋コンクリート建物の仮枠のせき板に透明平板樹脂を用いた外断熱工法に関するものである。
従来から、RCコンクリート建物の建築工法の一つとして、外壁面に断熱材を施工する外断熱工法がある。建物躯体の外壁に断熱材を施工するため、建物の内部の蓄熱性が高まると共に、年間を通じて室内の温度変動が少なくなり、冷暖房等のエネルギーの消費を抑制し、省エネに貢献している。
さらに、外断熱工法は、内断熱工法で問題となっている内部結露の発生を防止し、カビの発生を抑制し、冷暖房の熱効率が高くなるといった利点がある。
また、建物の躯体が直接外気と接しないため、真夏の暑い太陽熱や、冬の冷害による建物躯体への悪影響を大幅に減少させ、建物躯体の耐久性が向上するといった利点がある。
しかしながら、このような外断熱工法で、RCコンクリート建物を構築しようとした場合、これまでは、躯体コンクリートを構築後、躯体コンクリートの外壁面に断熱材を接着して、その上に耐火材をアンカー等で躯体コンクリートに固定する方法や、ガラス繊維等を躯体コンクリートの外壁面にアンカー等で固定して、その上に耐火モルタル等を施工する方法が行われてきた。
このように、何れの外断熱工法にしても、建築中の建物の外側で人手により断熱材を施工する作業を行う必要があるため、建物の外側に足場を設置しなければならず、都市部の建物が密集した狭小地では、土地の有効利用と云う観点から考えて、実質的には外断熱工法でRCコンクリート建物を建築することは不可能であった。
下記の2件の特許文献においても、いずれもRCコンクリート建物の躯体コンクリートを構築後、躯体コンクリートの外壁面に断熱材を接着剤で張り付け、その断熱材に貼り付けたガラス繊維ネット等をアンカー等で躯体コンクリートに固定したり、又は外断熱用断熱パネルをアンカー等で直接躯体コンクリートに固定している。
特開2003−13583 特開2010−174501
このように、何れの外断熱工法においても、RCコンクリート建物の躯体コンクリートを構築後、躯体コンクリートの外壁面に断熱材を施工するため、建物の外側に足場を設置しなければならず、そのため隣地との間に足場構築用の空間を40cm以上開けなければならず、土地の有効利用の妨げとなっていた。
さらに、鉄筋コンクリート建物の壁と柱を形成する仮枠にコンクリートを打設する際、コンクリートは、材料を適切に選定し施工性能に優れて硬化後の品質が確保されるように配合が行われると、通常は仮枠の中にスムーズに打ち込まれ、しっかりと締め固めをしておけば耐久性のある壁と柱を造ることができる。
しかし、コンクリートを打ち込みやすくすることは、流動性を高めることになり、その流動性に応じて材料分離抵抗性(コンクリートの粘性)を高めなければ、材料分離(粗骨材がモルタル部分から離れる現象)が発生する。
また、材料分離抵抗性を高めても、流動させれば骨材は沈み、流動しやすいモルタルは流れて分離する。
また、一般的にコンクリートの打設時には高周波バイブレーターを使用するが、高周波バイブレーターでコンクリートに振動を長く与えると骨材が沈み材料分離が生じる。
材料分離をすると、モルタルの多い箇所ではひび割れが生じやすくなるものの、ジャンカ(コンクリートの表面に骨材が集まった「豆板」、コンクリートの内部が詰まっていない「空洞」、コンクリートの表面に空洞が見られる「巣」等を総称してジャンカと呼ぶ)はできない。
ジャンカができるのは、骨材が集まるような打ち込みが主原因である。
たとえば、長い斜めシュートでコンクリートを打ち込むと、粗骨材は転がって遠い方に骨材が集まり、モルタルは粘性が高いためシュート面に沿ってゆっくり流れ、シュートの下で分離する。
配筋された仮枠内に斜めシュートを用いて打ち込む場合に、この分離を見逃すと、部分的に粗骨材が集まってジャンカができることがある。
また、ポンプ圧送による打ち込みは、材料分離を少なくさせる打ち込み方法の一つと考えられているが、打ち始めの時点や段取り替えの際に、配管内のコンクリートが落下することになり、骨材が先に走ってジャンカを造ることがある。
ジャンカができる要因にはいくつかのパターンがある。
(1)流動性が不足して未充てんになる場合。
(2)打込み速度が速く締固めが不十分になる場合。
(3)粗骨材が一部に集まる場合(この場合は、高周波バイブレーターで振動を与えてもモルタルは粗骨材の隙間を充てんできない)。
(4)モルタルが仮枠の隙間から抜け出して骨材だけが残される場合。
いずれも材料分離による影響が原因で発生する。
配筋状態や仮枠の形状に応じた施工性能をもつコンクリートであれば、(1)や(2)の原因のジャンカはできないし、仮枠を精度よく組み立てていれば(4)はあり得ない。しかし、(3)の原因は案外と見逃されやすく、ポンプ圧送を用いた施工であるにもかかわらず、ジャンカが生じてしまうことがある。
順調に圧送されている段階では筒先のフレキシブルホースを水平にして打ち込むため、筒先からの落下高さは自ずと小さく問題になるほどの材料分離は生じないが、ところが、仮枠内のコンクリートをバランスよく打ち上げていくためには、筒先を移動する必要が生ずる。
その際には、フレキシブルホース内のコンクリートを一旦吐き出し、ブームを他の場所に移動して打ち込みを再開するが、ブームの中では斜めシュートの材料分離と同様の現象が起き、コンクリートの中で粗骨材が先行して吐き出されてしまう。
このように、仮枠にコンクリートを打ち込む際は、常にジャンカの発生を予測し、事前に対策を講ずることが必要である。
しかしながら、工事現場で一般的に用いられている木製仮枠のほとんどは、厚手のベニヤ板(コンパネ)の片側表面にコンクリートの付着を防ぐよう、平滑にするための塗料が塗布された合板仮枠のため、仮枠内部の打ち込まれたコンクリートの状態を見ることができないためジャンカの生じた場所を特定することができず、従来は、職人の経験と感覚だけで高周波バイブレーター等を使用して対応してきたため、ジャンカの発生を未然に防ぐことは困難であった。
発生したジャンカを補修する一般的な方法としては、ジャンカの程度によりA〜Eの補修方法がある。
A.砂利が表面に露出していない場合。
補修は不要。
B.砂利が露出しているが、表面の砂利を叩いても剥落することがなく、はつり取る必要がない程度。
補修方法は、ポリマーセメントモルタル等を塗布。
C.砂利が露出し、表層の砂利を叩くと剥落する場合。
補修方法は、不用部分をはつり取り正常な部分を露出させ、ポリマーセメントペースト等を塗布後、ポリマーセメントモルタル等を充填。
D.鋼材のかぶりから、やや奥まで砂利が露出し、空洞も観られる場合。
補修方法は、不用部分をはつり取り正常な部分を露出させ、無収縮モルタルを充填する。
E.コンクリートの内部に空洞が多数見られる。
補修方法は、不用部分をはつり取り正常な部分を露出させ、コンクリートで打ち換える。このように、ジャンカを補修する作業には、多くの労力とお金が必要であった。
上記のような問題が発生しているため、半透明の樹脂を用いたパネル仮枠が数社から販売されている。
その中でも日本プラスチック型枠工業会に所属する「天馬株式会社」が製造販売しているリサイクル可能な複合強化プラスチック製型枠、商品名「カタパネル」、さらに、「大和技研工業株式会社」が製造販売しているコンクリート打設用樹脂製型枠、商品名「セフコン」が一般に知られている。
このように、壁面のように平面状の仮枠に用いるプラスチック製仮枠は、前記の会社(天馬株式会社、大和技研工業株式会社)から販売されているが、柱の大きさに応じて使用することが可能な柱用のプラスチック製仮枠は無かった。
特に、鉄筋コンクリート建物の場合は、柱は建物を支えるための最も重要な構造物であり、コンクリートを柱の仮枠に打ち込む際、柱の内部のコンクリートの状態を把握して高周波バイブレーター等を的確な位置に挿入してジャンカの発生を抑えることが重要である。
さらに、これまでもコンクリートを打ち込む際に仮枠内部を観察することができる半透明製のプラスチック製仮枠も市販されているが、プラスチック製仮枠は金型を用いてプレス機により製作するため縦横のサイズが限定され、木製型枠のように縦横サイズを自由に製作することが困難であった。
さらに、市販されているプラスチック製仮枠は、いずれの製品も半透明のため、コンクリート打ち込んでいる最中の仮枠内部のコンクリートの状態を正確に把握することが難しく、そのため、高周波バイブレーター等を的確な位置に挿入し振動時間を調整してジャンカを防ぐことが困難であった。
さらに、コンクリートの角部はジャンカが発生しやすく、欠けやすいので、防止策として、仮枠組立が完成後、角部に面木(三角形をした木材)を固定していた。
本発明は、このような、従来の欠点に鑑みて、隣家との隙間が狭い場合でも、外断熱工法でRCコンクリート建物を建築することを可能とし、さらに、外壁の外側に施工する外壁断熱材にコンクリートを打設する際の仮枠としての機能を持たせるため、従来、建物の外側に構築していた仮枠が不要となり、土地を最大限に活用することができると共に、仮枠のせき板に透明樹脂板を用いたことにより、仮枠にコンクリートを打ち込む際、仮枠内部のコンクリートの状態を観察することができ、さらに透明樹脂板で柱仮枠の角部を成形する際、透明平板樹脂を折り曲げ面取り成形したことにより角部に面木が不要となり、さらに仮枠せき板のサイズを自由に形成できる仮枠を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、鉄筋コンクリート建物を形成する仮枠において、建物外側のせき板を2枚のベニヤ板で発泡スチロールをサンドイッチ状に接着した断熱構造の断熱パネル仮枠で形成すると共に、断熱パネル仮枠の外側に多面形状に成形したステンレス化粧鋼板を配置し、建物内側の仮枠せき板を透明平板樹脂で成形し、隣り合う透明平板樹脂の一方の端部に、先端を斜め形状に成形した挿入用平板樹脂を接着して凸形契合部を形成すると共に、他方の端部に、挿入用平板樹脂を契合させるため、受止用平板樹脂と押え用平板樹脂を重ねて接着して凹形契合部を形成し、挿入用平板樹脂を凹形契合部の透明平板樹脂と押え用平板樹脂の間に挿入し、凹形契合部に取り付けた回転式打掛金具の契合穴を凸形契合部に取り付けたセパレーターとフォームタイナットの間に挟み込み、凸形契合部と凹形契合部を固定し、室内側からセパレーターとプラスチックコーンと仮枠間隔保持材で断熱パネル仮枠とステンレス化粧鋼板を透明平板樹脂に固定したことを特長とする。
請求項1に記載の発明によれば、鉄筋コンクリート建物を形成する仮枠において、建物外側のせき板を2枚のベニヤ板で発泡スチロールをサンドイッチ状に接着した断熱構造の断熱パネル仮枠で形成すると共に、断熱パネル仮枠の外側に多面形状に成形したステンレス化粧鋼板を配置し、建物内側の仮枠せき板を透明平板樹脂で成形し、隣り合う透明平板樹脂の一方の端部に、先端を斜め形状に成形した挿入用平板樹脂を接着して凸形契合部を形成すると共に、他方の端部に、挿入用平板樹脂を契合させるため、受止用平板樹脂と押え用平板樹脂を重ねて接着して凹形契合部を形成し、挿入用平板樹脂を凹形契合部の透明平板樹脂と押え用平板樹脂の間に挿入し、凹形契合部に取り付けた回転式打掛金具の契合穴を凸形契合部に取り付けたセパレーターとフォームタイナットの間に挟み込み、凸形契合部と凹形契合部を固定し、室内側からセパレーターとプラスチックコーンと仮枠間隔保持材で断熱パネル仮枠とステンレス化粧鋼板を透明平板樹脂に固定したことにより、外壁の外側に施工する断熱パネル仮枠とステンレス化粧鋼板に、コンクリートを打設する際の仮枠としての機能を持たせるため、建物の外側に構築していた足場が不要となり、さらに仮枠のせき板に透明樹脂板を用いたことにより、仮枠にコンクリートを打ち込む際、仮枠内部のコンクリートの状態を観察することができると共に、建物外壁にステンレス化粧鋼板を使用したことにより断熱パネル仮枠が直接外気と接しないため、真夏の暑い太陽熱や、冬の冷害による建物躯体への悪影響を大幅に減少させ建物躯体の耐久性を向上すると共に、長期にわたり外壁の保守点検を必要としない鉄筋コンクリート建物を提供することが可能となった。
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図17には、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、鉄筋コンクリート建物の外壁の外側仮枠に用いる断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14の部材を分解図で示す。断熱パネル仮枠1は、ベニヤ板2、4と、板状(縦3m、横50cm、厚さ5cm)に成形した発泡スチロール3で構成し、発泡スチロール3をベニヤ板2、4によりサンドイッチ状に接着剤で貼り合わせることにより、図2で示すような断熱パネル仮枠1が形成される。
同様に、コーナー用断熱パネル仮枠14もコーナー用ベニヤ板5、7と、角部を直角に組み合わせるため角部をL形状にカットしたコーナー用発泡スチロール6で成形し、コーナー用発泡スチロール6がベニヤ板5、7によりサンドイッチ状に接着剤で貼り合わされ、図2で示すようなコーナー用断熱パネル仮枠14が形成される。
このように形成した角部2組のコーナー用断熱パネル仮枠14を組み合わせて仮枠角部を構築するため、パネル仮枠の角部外側には長方形の平板鋼板を等脚台形形状に折り曲げ、左右の面にはボルト13で固定するための穴12を開けた複数個の角部固定鋼板11を配置すると共に、パネル仮枠の角部内側には、長板状の平板鋼板を直角に折り曲げ、さらに両端を並行に折り曲げて折曲部9を成形し、折曲部9にはセパレーターを固定するための複数の穴(図示せず)を開けた断熱パネル仮枠固定鋼板8が配置される。
図2は、図1で説明した断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14をサンドイッチ状に接着材で貼り合わせ、2組のコーナー用断熱パネル仮枠14を直角に組み合わせた角部の仮枠外側に角部固定鋼板11を配置すると共に、角部の仮枠内側に断熱パネル仮枠固定鋼板8を配置し、ボルト13とナット45(図4で示す)で2組のコーナー用断熱パネル仮枠14を固定した状態を示す。
さらに、隣り合う断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14の端部の接合面23を当接させ、隣り合うベニヤ板4とコーナー用ベニヤ板7(同様に、ベニヤ板2とコーナー用ベニヤ板5)を複数本のステープル22で固定することにより断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14(同様に、隣り合う断熱パネル仮枠1と断熱パネル仮枠1)が接合して一体となりパネル仮枠が形成される。
図3は、図2で説明した断熱パネル仮枠1に固定するための壁用ステンレス化粧鋼板26を示す。壁用ステンレス化粧鋼板26は図11の断面図にも示すように、平板のステンレス鋼板を多面形状に折り曲げて成形する外壁用の化粧鋼板で、ステンレス鋼板の両端に壁用ステンレス化粧鋼板26を断熱パネル仮枠1に固定するため約5cm巾の袖固定部29、32を成形し、袖固定部29、32には壁用ステンレス化粧鋼板26を断熱パネル仮枠1に固定するための複数の穴28、33を開けると共に、壁用ステンレス化粧鋼板26の一方の袖固定部29に、隣り合う壁用ステンレス化粧鋼板26の袖固定部32を重ね合せて固定する際、袖固定部29の強度を高めるため、袖固定部29の先端部を折り曲げ袖補強折曲部27を成形し、さらに壁用ステンレス化粧鋼板26の中央部をへの字形に折り曲げてへの字形折曲部30を成形し、そのへの字形折曲部30の両端をさらに折り曲げて袖部31を形成し、さらに袖部31の両端を折り曲げ袖固定部29、32を形成することにより壁用ステンレス化粧鋼板26が形成される。さらに、断熱パネル仮枠1にも壁用ステンレス化粧鋼板26の袖固定部29に開けた穴28に対応する位置に穴21が開けられる。
図4は、壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41を、断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14に配置した状態を図4aの組み立て前の断面図で示すと共に、図4bでは壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41を、セパレーター46、47と袋ナット36で断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14に固定した状態を示す。
図4aは、図2で説明した断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14に固定するための壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41を配置した状態を断面図で示す。コーナー用ステンレス化粧鋼板41は図5の立体図でも示すように、平板状のステンレス鋼板を多面状に折り曲げて形成した化粧鋼板で、コーナー用ステンレス化粧鋼板41の両端には断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14を重ねて固定するための約5cm巾の袖固定部38、44を形成すると共に、一方の袖固定部44には隣り合う壁用ステンレス化粧鋼板26の袖固定部32とコーナー用断熱パネル仮枠14の袖固定部44を重ね合せて固定する際、袖固定部44の強度を高めるため、袖固定部44の端部を折り曲げ袖補強折曲部48が成形されると共に、袖固定部38、44を囲い込むように直角に折り曲げた中央部には角部固定鋼板11の角平面15に当接させるため等脚台形型をした凸形角化粧部42が成形され、さらに、その両脇にも等脚台形型をした凸形化粧部40、43を成形し、さらに、その両脇に袖固定部38、44が形成される。さらに2組のコーナー用断熱パネル仮枠14を直角に組み合わせた角部の室内側には2組のコーナー用断熱パネル仮枠14を固定するための断熱パネル仮枠固定鋼板8を配置すると共に、角部の室外側には、2組のコーナー用断熱パネル仮枠14を仮枠外側から固定するための角部固定鋼板11が配置される。
このように配置された壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41の袖固定部29、38と袖固定部32、44を重ね合せ、壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41をセパレーター46、47と袋ナット36とワッシャー37で断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14に固定した状態を図4bで示す。
図5は、図2で説明した壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41を、断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14に配置した状態を立体図で示す。
図6は、図4、5で説明した壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41の袖固定部を重ね合せ、セパレーターに袋ナット36を固定して壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41を断熱パネル仮枠1、コーナー用断熱パネル仮枠14に固定した状態を示す。図6aは隣り合う断熱パネル仮枠1の袖固定部29、32を重ね合せて、セパレーターに袋ナット36を固定して壁用ステンレス化粧鋼板26を断熱パネル仮枠1に固定した状態を拡大図で示す。隣り合う断熱パネル仮枠1の端の接合面23に対して壁用ステンレス化粧鋼板26の重ね合せた袖固定部29、32の面(約5cm巾)が概ね8対2の比率で隣り合う断熱パネル仮枠1のベニヤ板4に当接するように配置することにより、仮枠にコンクリートを打ち込む際、当接した接合面23にかかるコンクリートの圧力を袖固定部29、32で受け止めることが可能になった。
このように隣り合う断熱パネル仮枠1の端部の接合面23に対して壁用ステンレス化粧鋼板26の重ね合せた袖固定部29、32の面(約5cm巾)が概ね8対2の比率で隣り合う断熱パネル仮枠1のベニヤ板4に当接するように配置する理由は、図3で説明した断熱パネル仮枠1の横巾(約45cm)と壁用ステンレス化粧鋼板26の袖固定部29、32の端部の横幅(約50cm)を統一するためには、壁用ステンレス化粧鋼板26の重ね合せた袖固定部29、32の面を概ね8対2の比率で隣り合う断熱パネル仮枠1に当接するように配置し、袖固定部29、32の中央部に開けた穴28に対して断熱パネル仮枠1の片側に穴21を開け、セパレーターを断熱パネル仮枠1の穴21と壁用ステンレス化粧鋼板26の穴28に挿入して袋ナット36(図4で示す)で固定することにより、隣り合う断熱パネル仮枠1と隣り合う壁用ステンレス化粧鋼板26を連続して固定して仮枠を構成することが可能になった。
このように外断熱の鉄筋コンクリート建物を建築するために使用する断熱パネル仮枠1と壁用ステンレス化粧鋼板26の大きさ(縦横寸法)を統一することにより、工場での大量生産と在庫管理が可能になった。
図7は、図6で説明した壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41と断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14と断熱パネル仮枠固定鋼板8を室内側からセパレーターと当て板とプラスチックコーンを使って組み立てた状態を立体図で示す。断熱パネル仮枠固定鋼板8の折曲部9に開けた穴(図示せず)にボルト69、ナット68でセパレーター54の一端を固定すると共に、セパレーター54の室内側のネジ部にはプラスチックコーン56を取り付ける。さらにセパレーター53の室外側のネジ部に、断熱パネル仮枠1の厚さと袋ナット36(図4に示す)のネジ部の長さを合計したネジ先端から手前の位置に平板状の当て板51を取り付け、断熱パネル仮枠1の穴21(図3に示す)にセパレーター53のネジ部を挿入することにより当て板51をベニヤ板2に当接させ、さらに重ね合せた壁用ステンレス化粧鋼板26の袖固定部29、34の穴28、33にネジ部を挿入して袋ナット36で断熱パネル仮枠1と壁用ステンレス化粧鋼板26をセパレーター53に固定し、さらにセパレーター53の室内側のネジ部にプラスチックコーン57を取り付ける。同様に、セパレーター61の室外側のネジ部に、断熱パネル仮枠1の厚さと袋ナット36(図4に示す)のネジ部の長さを合計したネジ先端から手前の位置に平板状の当て板63を取り付け、断熱パネル仮枠1の穴21(図3に示す)にセパレーター61のネジ部を挿入することにより当て板63をベニヤ板2に当接させ、さらに重ね合せた壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41の袖固定部29、38の穴28、50にネジ部を挿入して袋ナット36で断熱パネル仮枠1と壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41をセパレーター61に固定し、さらにセパレーター61の室内側のネジ部にプラスチックコーン59を取り付ける。同様に、セパレーター58の室外側のネジ部に、断熱パネル仮枠1の厚さと袋ナット36(図4に示す)のネジ部の長さを合計したネジ先端から手前の位置に平板状の当て板60を取り付け、断熱パネル仮枠1の穴21(図3に示す)にセパレーター58のネジ部を挿入することにより当て板60をベニヤ板2に当接させ、さらに重ね合せた壁用ステンレス化粧鋼板26の袖固定部29、34の穴28、33にネジ部を挿入して袋ナット36で断熱パネル仮枠1と壁用ステンレス化粧鋼板26をセパレーター58に固定し、さらにセパレーター58の室内側のネジ部にプラスチックコーン55を取り付ける。同様に、セパレーター64の室外側のネジ部に、断熱パネル仮枠1の厚さと袋ナット36(図4に示す)のネジ部の長さを合計したネジ先端から手前の位置に平板状の当て板62を取り付け、断熱パネル仮枠1の穴21(図3に示す)にセパレーター64のネジ部を挿入することにより当て板62をベニヤ板5に当接させ、さらに重ね合せた壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41の袖固定部32、44の穴33、49にネジ部を挿入して袋ナット36で断熱パネル仮枠1と壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41をセパレーター64に固定し、さらにセパレーター64の室内側のネジ部にプラスチックコーン52を取り付ける。さらに外壁の仮枠には、セパレーター58の室外側のネジ部に、断熱パネル仮枠1の厚さと袋ナット36(図4に示す)のネジ部の長さを合計したネジ先端から手前の位置に平板状の当て板65を取り付け、断熱パネル仮枠1の穴21(図3に示す)にセパレーター66のネジ部を挿入することにより当て板65をベニヤ板2に当接させ、さらに重ね合せた壁用ステンレス化粧鋼板26の袖固定部29、34の穴28、33にネジ部を挿入して袋ナット36で断熱パネル仮枠1と壁用ステンレス化粧鋼板26をセパレーター66に固定し、さらにセパレーター66の室内側のネジ部にプラスチックコーン67を取り付ける。
図8は、図7で説明したプラスチックコーン52、55、56、57、59、67に室内側のせき板を成形する透明樹脂(アクリル、又は塩ビ、又はPET、又はポリカーボネート)の透明平板樹脂(板厚1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mmを部位により適位使用)を取り付けた状態を立体図で示す。透明平板樹脂壁部76の端部には隣り合う透明平板樹脂壁部78と契合させるための凸形契合部77が取り付けられると共に、透明平板樹脂壁部78の端部にも透明平板樹脂壁部76と契合させるための凹形契合部79が取り付けられ、透明平板樹脂壁部78は柱部仮枠を形成するため柱の形状(大きさ)に合わせて直角に折り曲げられて透明平板樹脂柱部81を成形し、さらに直角に折り曲げられて透明平板樹脂柱部83を成形し、さらに直角に折り曲げられて透明平板樹脂壁部84を成形する。
また、透明平板樹脂壁部76、透明平板樹脂壁部78を床スラブに固定するための壁用せき板固定部材95は、L字形に形成した2枚のL形スラブ固定鋼板93、94を上下に重ね、L形スラブ固定鋼板93の挟み部103とL形スラブ固定鋼板94の挟み部104の間に透明平板樹脂壁部76、78を挟み込み、L形スラブ固定鋼板94に開けた穴92とL形スラブ固定鋼板93に開けた穴(図示せず)に床スラブ固定用のビス97を挿入して壁用せき板固定部材95を床スラブに固定することにより透明平板樹脂壁部76、78を床スラブに固定させる。同様に、透明平板樹脂壁部78、透明平板樹脂柱部81、透明平板樹脂柱部83、透明平板樹脂壁部84を床スラブに固定するための柱用せき板固定部材89は、柱の外側形状に合せて形成した2枚の柱形スラブ固定鋼板90と柱形スラブ固定鋼板91を上下に重ね、柱形スラブ固定鋼板90の挟み部102と柱形スラブ固定鋼板91の挟み部101に透明平板樹脂壁部78、透明平板樹脂柱部81、透明平板樹脂柱部83、透明平板樹脂壁部84を挟み込み、柱形スラブ固定鋼板91に開けた穴98と柱形スラブ固定鋼板90に開けた穴(図示せず)に床スラブ固定用のビス97を挿入して柱形スラブ固定鋼板90と柱形スラブ固定鋼板91をビス97で床スラブに固定することにより透明平板樹脂壁部78、透明平板樹脂柱部81、透明平板樹脂柱部83、透明平板樹脂壁部84を床スラブに固定させる。同様に、L字形に形成した2枚のL形スラブ固定鋼板86、87を上下に重ね、L形スラブ固定鋼板86の挟み部99とL形スラブ固定鋼板87の挟み部100の間に透明平板樹脂壁部84を挟み込み、L形スラブ固定鋼板86に開けた穴88とL形スラブ固定鋼板87に開けた穴(図示せず)に床スラブ固定用のビス97を挿入して壁用せき板固定部材85を床スラブにビス97で固定することにより透明平板樹脂壁部84を床スラブに固定させる。
このように図8で説明した壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用ステンレス化粧鋼板41とセパレーターとプラスチックコーンと透明平板樹脂の配置を図12の断面図で示す。図12aの拡大図で示すように、仮枠にコンクリートを打ち込む際、断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14を当接させた接合部23を補強するため、隣り合う壁用ステンレス化粧鋼板26の袖固定部29(約5cm巾)の先端を折り曲げ袖補強折曲部27(約5mm巾)を成形すると共に、壁用ステンレス化粧鋼板26の袖固定部29(約5cm巾)とコーナー用ステンレス化粧鋼板41の袖固定部38を重ね、袖固定部29と袖固定部38の中央部にセパレーター61を挿入するための穴28、50(図3、図5で示す)を開け、袖固定部29(約5cm巾)を断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14の接合部23に対して概ね8対2(袖固定部29(約5cm巾)の8割を断熱パネル仮枠1のベニヤ板4と当接させ、2割をコーナー用断熱パネル仮枠14のコーナー用ベニヤ板7と当接させる。)の割合で当接させるように配置し、袖固定部29、38に開けた穴28、50位置に合せて断熱パネル仮枠1のベニヤ板2、発泡スチロール3、ベニヤ板4に穴21(図3で示す)を開け、セパレーター61を断熱パネル仮枠1の穴21と袖固定部29、38の穴28、50に挿入して袋ナット36でセパレーター61を固定することにより壁用ステンレス化粧鋼板26とコーナー用断熱パネル仮枠14と断熱パネル仮枠1とコーナー用断熱パネル仮枠14がセパレーター61に固定される。
さらに図9で示すように透明平板樹脂柱部83の室内側には、透明平板樹脂柱部83を室内側からセパレーターに固定するため、軽量溝形鋼110(厚さ1.6mm、ウェブ巾50mm、フランジ巾10mm)の透明平板樹脂押え部106(フランジ部)を透明平板樹脂柱部83と相対するように縦に複数本配置し、配置した軽量溝形鋼106の室内側の軽量溝形鋼押え当接部107(フランジ部)に対して、横方向に複数本のL形鋼板111(各辺20mm)を配置し、ボルト112とナット114で複数本の軽量溝形鋼110をL形鋼板111で固定することにより透明せき板押え部材119を構成し、さらに透明せき板押え部材119の室内側には透明せき板押え部材119を透明平板樹脂壁部83に固定するための軽量溝形鋼押え部材115、116と、さらに軽量溝形鋼押え部材115、116を透明せき板押え部材119に固定するための座金付フォームタイ118と座金付フォームタイ118をフォームタイナット113に固定するためのナット117が配置される。
このように図9で説明した透明平板樹脂柱部83と透明せき板押え部材119と座金付フォームタイ118とフォームタイナット113とナット117を配置した状態を図13の断面図で示す。
図10では、図9で説明した透明平板樹脂壁部83の室内側に配置した透明せき板押え部材119を、軽量溝形鋼押え部材115、116と座金付フォームタイ118とナット117で透明平板樹脂壁部83に固定した状態を示す。
なお、図10の説明では透明平板樹脂柱部83に軽量溝形鋼押え部材115、116と座金付フォームタイ118とナット117で透明せき板押え部材119を固定したが、他の透明平板樹脂壁部76、78、さらに透明平板樹脂柱部81、さらに透明平板樹脂柱部84についても、同様に、透明せき板押え部材と軽量溝形鋼押え部材と座金付フォームタイとナットを用いて透明せき板押え部材を透明平板樹脂に固定させる。
このように図10で説明した透明平板樹脂柱部83と透明せき板押え部材119と座金付フォームタイ118とナット117を図14の断面図で示す。図14では仮枠の透明平板樹脂柱部81、83を5本のセパレーター53、54、58、61、64にプラスチックコーン52、55、56、57、59を取り付け、透明平板樹脂柱部81は軽量溝形鋼155と軽量溝形鋼押え部材150とフォームタイナット152と座金付フォームタイ153とナット151で軽量溝形鋼155を透明平板樹脂柱部81に固定すると共に、透明平板樹脂柱部83は軽量溝形鋼110と軽量溝形鋼押え部材115とフォームタイナット137と座金付フォームタイ118とナット117で軽量溝形鋼110を透明平板樹脂柱部83に固定させる。このように固定した軽量溝形鋼押え部材150と軽量溝形鋼押え部材115の端部に、軽量溝形鋼押え部材115、150と同様の形状で軽量溝形鋼押え部材の端部を折り曲げ、端部に軽量溝形鋼押え部材150と軽量溝形鋼押え部材115を固定するための穴を開けた補強用L形鋼板160をボルト159で軽量溝形鋼押え部材150と軽量溝形鋼押え部材115の端部に固定すると共に、プラスチックコーン56にフォームタイナット158を取り付け座金付フォームタイ156とナット157で補強用L形鋼板160をフォームタイナット158に固定することにより、軽量溝形鋼押え部材115と軽量溝形鋼押え部材150と補強用L形鋼板160が一体となり柱部の仮枠が形成される。
図15は、図9、10、11、13で説明したフォームタイナット113、137と軽量溝形鋼押え部材115、116とナット117と、さらに座金付フォームタイ118を図15bの立体図で示す。
図16は、図9、10、15で説明した、断熱パネル仮枠1と透明せき板押え部材119と軽量溝形鋼押え部材115、116と座金付フォームタイ118の断面図である。
図16aで示すように、軽量溝形鋼押え部材115、116は平板鋼板の両端部を互いに逆方向に直角に折り曲げた押え部175、177(厚さ1.6mm、巾15mm)と、支え部176、178(厚さ1.6mm、巾60mm)と、折り曲げ部179、180(厚さ1.6mm、巾15mm)で構成し、このように構成した軽量溝形鋼押え部材115と116透明せき板押え部材119をフォームタイナット137を挟むようにして上下逆さに配置し、軽量溝形鋼押え部材115、116で軽量溝形鋼110を固定するため、フォームタイナット137の室内側に、長方形の平板鋼板をコの字形に折り曲げ、そのウェブ面にフォームタイナット137を固定するための穴167(図15bで示す)を開け、両側のフランジ面の上部にコの字形をした乗せ台166を成形し、下部に柄杓状の挟み込み部168を成形した座金付フォームタイ118を配置し、座金付フォームタイ118の乗せ台166に軽量溝形鋼押え部115の折り曲げ部179を乗せ、挟み込み部168に軽量溝形鋼押え部116の折り曲げ部180を挟み込み、フォームタイナット137を座金付フォームタイ118の穴167(図15bで示す)に挿入し、ナット117で座金付フォームタイ118をフォームタイナット137に固定することにより軽量溝形鋼押え部115、116の押え部175、177が透明せき板押え部材119を固定し、さらに透明せき板押え部材119が透明平板樹脂柱部83を固定することにより室内側のパネル仮枠が構築され、倉庫や施工現場で軽量溝形鋼押え部材115、116を保管する際、軽量溝形鋼押え部115、116を重ねて保管することができるようになるため、狭い倉庫や施工現場で保管することが容易になると共に、軽量な軽量溝形鋼押え部115、116と取り扱いの簡単な座金付フォームタイ118を使用することにより施工現場で仮枠職人さんの労力を軽減させることが可能になった。
図17は、図8、9、10で説明した凸形契合部77と凹形契合部79の構造について説明する。
図17aで示すように、凸形契合部77を構成する挿入用平板樹脂200は、長板状の平板樹脂の先端を斜め形状に成形して透明平板樹脂壁部76の先端に接着剤で固定し、さらにその上面に凹形契合部79との段差を無くすため長板状で中央部に透明平板樹脂壁部76と挿入用平板樹脂200を貫通するための穴209を開けた段差調整平板樹脂201を接着剤で固定することにより、透明平板樹脂壁部76と挿入用平板樹脂200と透明平板樹脂壁部76が凸形に形成され凸形契合部77を形成すると共に、他方の透明平板樹脂壁部78の端部に、受止用平板樹脂204が透明平板樹脂壁部78と長板状の押え用平板樹脂208の間に挟まるように凹形に接着剤で固定した凹形契合部79を形成し、さらに段差調整平板樹脂201に開けた穴209から水平方向の凹形契合部79の透明平板樹脂壁部78と受止用平板樹脂204と押え用平板樹脂208に穴210を開け、凸形契合部77の穴209にプラスチックコーン202を挿入すると共に、凹形契合部79の穴210にボルト206を挿入し、そのボルト210にプラスチックコーン202に嵌め込むことができるように丸形の契合穴205を開けた打掛錠タイプの回転式打掛金具80を取り付け、ナット207で回転式打掛金具80を回転自在に固定し、次に凸形契合部77の挿入用平板樹脂200を凹形契合部79の差込部203に差し込み、つづいて回転式打掛金具80を回転させて回転式打掛金具80の契合穴205をプラスチックコーン202に嵌め込み、つづいてフォームタイナット108をプラスチックコーン202に取り付け、フォームナットナット108を回して締め付けることにより、回転式打掛金具80とフォームタイナット108が固定し、凸形契合部77と凹形契合部78が一体となり図17bで示すように透明平板樹脂契合部105が形成され、透明平板樹脂壁部76と透明平板樹脂壁部76が一体となることにより、複数枚の透明平板樹脂を用い、その複数枚の透明平板樹脂の両端に凸形契合部77と凹形契合部79を形成することにより室内側の仮枠せき板を構成することが可能になった。
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
[発明の実施の形態2]
図18には、この発明の実施の形態2を示す。上記発明の実施の形態1では図9で説明したように、透明平板樹脂柱部83の室内側に透明平板樹脂柱部83を室内側から押えるため、軽量溝形鋼110の透明平板樹脂押え部106(フランジ部)を透明平板樹脂柱部83と相対するように縦に複数本配置し、その軽量溝形鋼110の室内側の軽量溝形鋼押え当接部107(フランジ部)と、横方向に配置した複数本のL形鋼板111をボルト112とナット114で固定していたが、この発明の実施の形態2では透明平板樹脂を室内側から押えるため、軽量溝形鋼221に取り付けた複数本のL形鋼板222のボルト224とナット223を緩めることにより、図18bで示すように透明せき板樹脂押え部材220をコンパクトに畳むことができるようになり施工現場への搬入が容易にできるようになった。その他の構造に関しては、この発明の実施の形態1と同様である。
以下、この発明の実施の形態3について説明する。
[発明の実施の形態3]
図19には、この発明の実施の形態3を示す。上記発明の実施の形態2では図18で説明したように軽量溝形鋼221を押えるためのL形鋼板222を1本の鋼材で成形していたが、この発明の実施の形態3では軽量溝形鋼232を支えるためのL形鋼板を2本のL形鋼板233、238で構成し、2本のL形鋼板233、238を折れ曲り部231で重ね合せてボルト235とナット234で固定したことにより、図19bで示すように、透明せき板樹脂押え部230を中央部で半分に折り曲げ、高さを抑えてコンパクトに畳むことができるようになり、特に、狭い階段での搬入、天井高の低い施工現場への搬入が容易にできるようになった。その他の構造に関しては、この発明の実施の形態2と同様である。
以下、この発明の実施の形態4について説明する。
[発明の実施の形態4]
図20には、この発明の実施の形態4を示す。上記発明の実施の形態1では図3、図11で説明したように、壁用ステンレス化粧鋼板26の形状は、平板のステンレス鋼板を多面形状に折り曲げて形成する外壁用の化粧鋼板で、ステンレス鋼板の両端には断熱パネル仮枠1に壁用ステンレス化粧鋼板26を固定するための約5cm巾の袖固定部29、32を成形し袖固定部29、32の縦方向中央部に複数の穴28、33を開けると共に、一方の袖固定部29に隣り合う袖固定部32を重ね合せて固定する際、袖固定部29、32の強度を高めるため、袖固定部29の端部を折り曲げ袖補強折曲部27を形成すると共に、壁用ステンレス化粧鋼板26の中央部をへの字形に折り曲げたへの字形折曲部30で成形し、さらにへの字形折曲部30の両部を折り曲げて袖部31を形成していたが、この発明の実施の形態4では図20で示すように、壁用ステンレス化粧鋼板245の形状は、壁用ステンレス化粧鋼板245の中央部を等脚台形形状の等脚台形型折曲部246で形成し、等脚台形型折曲部246の両端は、発明の実施の形態1で説明した袖部31と同様に折り曲げ平板形状で形成し、さらに袖部31の両端も袖固定部29、32と同一の形状で形成する。その他の構造に関しては、この発明の実施の形態1と同様である。
以下、この発明の実施の形態5について説明する。
[発明の実施の形態5]
図21には、この発明の実施の形態5を示す。上記発明の実施の形態1では図3、図11で説明したように、壁用ステンレス化粧鋼板26の形状は、平板のステンレス鋼板を多面形状に折り曲げて形成する外壁用の化粧鋼板で、ステンレス鋼板の両端には断熱パネル仮枠1に壁用ステンレス化粧鋼板26を固定するための約5cm巾の袖固定部29、32を成形し袖固定部29、32の縦方向中央部に複数の穴28、33を開けると共に、一方の袖固定部29に隣り合う袖固定部32を重ね合せて固定する際、袖固定部29、32の強度を高めるため、袖固定部29の端部を折り曲げ袖補強折曲部27を形成すると共に、壁用ステンレス化粧鋼板26の中央部をへの字形に折り曲げたへの字形折曲部30で成形し、さらにへの字形折曲部30の両部を折り曲げて袖部31を形成していたが、この発明の実施の形態4では図21で示すように、壁用ステンレス化粧鋼板272の形状は、等脚台形型をした2個の等脚台形型折曲部271、274を隣り合うように並べ、等脚台形型折曲部272と274等脚台形型折曲部を平板で繋ぎ、さらに等脚台形型折曲部272、274の両端には、発明の実施の形態1で説明した袖固定部29、32と同一の形状の平板で構成する。その他の構造に関しては、この発明の実施の形態1と同様である。
以上、実施の形態に基づいて、本発明に係る隣地空無し、鉄筋コンクリート建物を成形する外断熱の透明仮枠構造について詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
図1乃至図14において、断熱パネル仮枠に発泡スチロールを用いると記載したが、硬質ウレタンフォームを用いることも、もちろん可能である。
図3乃至図14において、外壁に壁用ステンレス化粧鋼板とコーナー用ステンレス化粧鋼板を用いると説明したが、ステンレス鋼板に代えてアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板を用いることも、もちろん可能である。
図4乃至図17において、パネル仮枠を固定するために使用する仮枠間隔保持材を、建築業界で一般的に使われている座金付フォームタイ、フォームタイナットと記載したが、「フォームタイ」は岡部株式会社の登録商標であるが、建築業界では日常的に使われており、一般の人でも容易に理解することができるようにこの言葉を使用した。
図9、10において、軽量溝形鋼の軽量溝形鋼押え部をL形鋼板で固定すると説明したが、L形鋼板の代わりにコの字形鋼板を用いて固定することも、もちろん可能である。
本発明の実施の形態1に係る、断熱パネル仮枠の分解図である。 同実施の形態に係る、図1の断熱パネル仮枠の組立図である。 同実施の形態に係る、図2の断熱パネル仮枠に壁用ステンレス化粧鋼板を組み付けた立体図である。 同実施の形態に係る、断熱パネル仮枠とコーナー用断熱パネル仮枠に壁用ステンレス化粧鋼板とコーナー用ステンレス化粧鋼板を配置した状態の断面図である。 同実施の形態に係る、断熱パネル仮枠とコーナー用断熱パネル仮枠を組み立て、その断熱パネル仮枠とコーナー用断熱パネル仮枠に取み付けるための壁用ステンレス化粧鋼板とコーナー用ステンレス化粧鋼板を、仮枠外側に配置した立体図である。 同実施の形態に係る、断熱パネル仮枠とコーナー用断熱パネル仮枠に壁用ステンレス化粧鋼板とコーナー用ステンレス化粧鋼板を取み付けた状態の立体図である。 同実施の形態に係る、図6の仮枠を室内側から示した場合の立体図である。 同実施の形態に係る、図7の立体図に透明平板樹脂で形成したせき板を取み付けた状態の立体図である。 同実施の形態に係る、図8で説明した透明平板樹脂のせき板に、せき板を固定するための透明せき板押え部材を配置した立体図である。 同実施の形態に係る、図9の透明せき板押え部材を、せき板に固定した状態の立体図である。 同実施の形態に係る、組立てた断熱パネル仮枠とコーナー用断熱パネル仮枠に、壁用ステンレス化粧鋼板とコーナー用ステンレス化粧鋼板と透明平板樹脂のせき板を配置した断面図である。 同実施の形態に係る、図11の断熱パネル仮枠とコーナー用断熱パネル仮枠に、壁用ステンレス化粧鋼板とコーナー用ステンレス化粧鋼板と透明平板樹脂のせき板をプラスチックコーンとセパレーターで固定した状態の断面図である。 同実施の形態に係る、図12の透明平板樹脂のせき板を断熱パネル仮枠に固定するための、フォームタイナットと軽量溝形鋼と軽量溝形鋼押え部材と座金付フォームタイを配置した状態の断面図である。 同実施の形態に係る、図13のフォームタイナットと軽量溝形鋼と軽量溝形鋼押え部材と座金付フォームタイを組み立てた状態の断面図である。 同実施の形態に係る、透明平板樹脂のせき板と軽量溝形鋼を固定するための、軽量溝形鋼押え部材と座金付フォームタイの立体図である。 同実施の形態に係る、壁用ステンレス化粧鋼板と透明平板樹脂のせき板と軽量溝形鋼と、フォームタイナットと、座金付フォームタイを組み立てた状態の断面図である。 同実施の形態に係る、隣り合う透明平板樹脂を固定するための凸形契合部と凹形契合部の立体図である。 本発明の実施の形態2に係る、透明せき板押え部材の立体図である。 本発明の実施の形態3に係る、透明せき板押え部材の立体図である。 本発明の実施の形態4に係る、仮枠の断面図である。 本発明の実施の形態5に係る、仮枠の断面図である。
1 断熱パネル仮枠
2 ベニヤ板
3 発泡スチロール
4 ベニヤ板
5 コーナー用ベニヤ板
6 コーナー用発泡スチロール
7 コーナー用ベニヤ板
8 断熱パネル仮枠固定鋼板
9 折曲部
10 穴
11 角部固定鋼板
12 穴
13 ボルト
14 コーナー用断熱パネル仮枠
15 角平面
21 穴
22 ステープル
23 接合面
26 壁用ステンレス化粧鋼板
27 袖補強折曲部
28 穴
29 袖固定部
30 への字形折曲部
31 袖部
32 袖固定部
33 穴
36 袋ナット
37 ワッシャー
38 袖固定部
40 凸形化粧部
41 コーナー用ステンレス化粧鋼板
42 凸形角化粧部
43 凸形化粧部
44 袖固定部
45 ナット
46 セパレーター
47 セパレーター
48 袖補強折曲部
49 穴
50 穴
51 当て板
52 プラスチックコーン
53 セパレーター
54 セパレーター
55 プラスチックコーン
56 プラスチックコーン
57 プラスチックコーン
58 セパレーター
59 プラスチックコーン
60 当て板
61 セパレーター
62 当て板
63 当て板
64 セパレーター
65 当て板
66 セパレーター
67 プラスチックコーン
68 ナット
69 ボルト
75 仮枠
76 透明平板樹脂壁部
77 凸形契合部
78 透明平板樹脂壁部
79 凹形契合部
80 回転式打掛金具
81 透明平板樹脂柱部
82 透明平板樹脂角部
83 透明平板樹脂柱部
84 透明平板樹脂壁部
85 壁用せき板固定部材
86 L形スラブ固定鋼板
87 L形スラブ固定鋼板
88 穴
89 柱用せき板固定部材
90 柱形スラブ固定鋼板
91 柱形スラブ固定鋼板
92 穴
93 L形スラブ固定鋼板
94 L形スラブ固定鋼板
95 壁用せき板固定部材
96 契合部挿入用の欠込み部
97 ビス
98 穴
99 挟み部
100 挟み部
101 挟み部
102 挟み部
103 挟み部
104 挟み部
105 透明平板樹脂契合部
106 透明平板樹脂押え部
107 軽量溝形鋼押え当接部
108 フォームタイナット
110 軽量溝形鋼
111 L形鋼板
112 ボルト
113 フォームタイナット
114 ナット
115 軽量溝形鋼押え部材
116 軽量溝形鋼押え部材
117 ナット
118 座金付フォームタイ
119 透明せき板押え部材
137 フォームタイナット
138 穴
150 軽量溝形鋼押え部材
151 ナット
152 フォームタイナット
153 座金付フォームタイ
154 L形鋼板
155 軽量溝形鋼
156 座金付フォームタイ
157 ナット
158 フォームタイナット
159 ボルト
160 補強用L形鋼板
166 乗せ台
167 穴
168 挟み込み部
175 押え部
176 支え部
177 押え部
178 支え部
179 折り曲げ部
180 折り曲げ部
181 床スラブ
200 挿入用平板樹脂
201 段差調整平板樹脂
202 プラスチックコーン
203 差込部
204 受止用平板樹脂
205 契合穴
206 ボルト
207 ナット
208 押え用平板樹脂
209 穴
210 穴
220 透明せき板押え部材
221 軽量溝形鋼
222 L形鋼板
223 ナット
224 ボルト
225 透明平板樹脂押え部
226 軽量溝形鋼押え当接部
230 透明せき板押え部材
231 折れ曲り部
232 軽量溝形鋼
233 L形鋼板
234 ナット
235 ボルト
236 透明平板樹脂押え部
237 軽量溝形鋼押え当接部
238 L形鋼板
245 壁用ステンレス化粧鋼板
246 等脚台形型折曲部
247 袖部
248 袖部
250 コーナー用ステンレス化粧鋼板
251 セパレーター
252 セパレーター
253 セパレーター
254 セパレーター
255 セパレーター
256 座金付フォームタイ
257 ナット
258 フォームタイナット
259 ボルト
260 補強用L形鋼板
261 プラスチックコーン
262 軽量溝形鋼
263 座金付フォームタイ
264 フォームタイナット
265 ナット
266 軽量溝形鋼押え部材
267 プラスチックコーン
268 仮枠
271 等脚台形型折曲部
272 壁用ステンレス化粧鋼板
273 谷部
274 等脚台形型折曲部
275 コーナー用ステンレス化粧鋼板
277 仮枠
278 セパレーター
279 セパレーター
280 セパレーター
281 セパレーター
282 セパレーター
285 座金付フォームタイ
286 フォームタイナット
287 ナット
288 補強用L形鋼板
289 ボルト
290 軽量溝形鋼
291 座金付フォームタイ
292 ナット
293 フォームタイナット
294 プラスチックコーン
295 軽量溝形鋼押え部材

Claims (1)

  1. 鉄筋コンクリート建物を形成する仮枠において、建物外側のせき板を2枚のベニヤ板で発泡スチロールをサンドイッチ状に接着した断熱構造の断熱パネル仮枠で形成すると共に、断熱パネル仮枠の外側に多面形状に成形したステンレス化粧鋼板を配置し、建物内側の仮枠せき板を透明平板樹脂で成形し、隣り合う透明平板樹脂の一方の端部に、先端を斜め形状に成形した挿入用平板樹脂を接着して凸形契合部を形成すると共に、他方の端部に、挿入用平板樹脂を契合させるため、受止用平板樹脂と押え用平板樹脂を重ねて接着して凹形契合部を形成し、挿入用平板樹脂を凹形契合部の透明平板樹脂と押え用平板樹脂の間に挿入し、凹形契合部に取り付けた回転式打掛金具の契合穴を凸形契合部に取り付けたセパレーターとフォームタイナットの間に挟み込み、凸形契合部と凹形契合部を固定し、室内側からセパレーターとプラスチックコーンと仮枠間隔保持材で断熱パネル仮枠とステンレス化粧鋼板を透明平板樹脂に固定したことを特長とする隣地空無し、鉄筋コンクリート建物を成形する外断熱の透明仮枠構造。
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