JP5854320B2 - 隣地空無し外断熱石貼りrc建築工法 - Google Patents

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Description

この発明は、建物外壁に石材を使用したRCコンクリート建物の外断熱工法に関するものである。
従来から、RCコンクリート建物の建築工法の一つとして、外壁面に断熱材を施工する外断熱工法がある。建物躯体の外壁に断熱材を施工するため、建物の内部の蓄熱性が高まると共に、年間を通じて室内の温度変動が少なくなり、冷暖房等のエネルギーの消費を抑制し、省エネに貢献している。
さらに、外断熱工法は、内断熱工法で問題となっている内部結露の発生を防止し、カビの発生を抑制し、冷暖房の熱効率が高くなると云った利点がある。また、建物の躯体が直接外気と接しないため、真夏の暑い太陽熱や、冬の冷害による建物躯体への悪影響を大幅に減少させ、建物躯体の耐久性が向上すると云った利点がある。
しかしながら、このような外断熱工法で、RCコンクリート建物を構築しようとした場合、これまでは、躯体コンクリートを構築後、躯体コンクリートの外壁面に断熱材を接着して、その上に耐火材をアンカーで躯体コンクリートに固定する方法や、ガラス繊維等を躯体コンクリートの外壁面にアンカーで固定して、その上に耐火モルタル等を施工する方法が行われてきた。
このように、何れの外断熱施工方法にしても、建築中の建物の外側で人手により断熱材を施工する作業を行う必要があるため、建物の外側に足場を設置しなければならず、都市部の建物が密集した狭小地では、土地の有効利用と云う観点から考えて、実質的には外断熱工法でRCコンクリート建物を建築することは不可能であった。
下記の2件の特許文献においても、いずれもRCコンクリート建物の躯体コンクリートを構築後、躯体コンクリートの外壁面に断熱材を接着剤で張り付け、その断熱材に貼り付けたガラス繊維ネット等をアンカー等で躯体コンクリートに固定したり、又は外断熱用断熱パネルをアンカー等で直接躯体コンクリートに固定している。
特開2003−13583 特開2010−174501
このように、何れの外断熱施工方法においても、RCコンクリート建物の躯体コンクリートを構築後、躯体コンクリートの外壁面に断熱材を施工するため、建物の外側に足場を設置しなければならず、そのため隣地との間に足場構築用の空間を約40cm以上開けなければならず、土地の有効利用の妨げとなっていた。
本発明は、このような、従来の欠点に鑑みて、隣家との隙間が狭い場合でも、外断熱工法でRCコンクリート建物を建築する事を可能とし、さらに、外壁の外側に施工する外壁断熱材に、生コンクリートを打設する際の仮枠としての機能を持たせるため、従来、建物の外側に構築していた仮枠が不要となり、土地を最大限に活用する事が出来ると共に、工期が短縮され、安価で容易に施工できる石貼り外断熱工法を提供する事を主な課題とする。
かかる課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、鉄筋コンクリートの外壁を構築する際の仮枠において、建物外側に配置する仮枠に、押出し発泡ポリスチレンをベニヤ板でサンドイッチ状態に接着した断熱構造の堰板の両端の押出し発泡ポリスチレンとベニヤ板にコの字型固定金具と略Z字型固定金具を接着し、コの字型固定金具の建物外側折曲面と略Z字型固定金具の建物外側折曲面に外壁石材を貼付けると共に、このように構成された外断熱仮枠を横方向に複数組並べて,コの字型固定金具と略Z字型固定金具を噛み合わせ、噛み合わせたコの字型固定金具の内側折曲面と略Z字型固定金具の内側折曲部に開けられたセパレーター取付穴にセパレーターを挿入し、セパレーターとナットでコの字型固定金具と略Z字型固定金具を固定すると共に、室内側の仮枠には、堰板と根太で仮枠を構成し、外断熱仮枠と室内側仮枠をセパレーターとプラスチックコーンと仮枠間隔保持材で固定したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、外断熱仮枠に取付ける外壁石材の、上部切断面と下部切断面に複数の欠込部を設けると共に、三角形状の鋼板の端をL字型に折曲げた2枚の鋼板を、背中合わせに重ねて接合した石材固定金具を、外壁石材の欠込部に挿入し、ベニヤ板で押出し発泡ポリスチレンをサンドイッチ状に挟み込んだサンドイッチ断熱材の、石材固定金具の位置に対応する部分に石材固定金具を貫通させる穴を開け、上下に位置する外壁石材をコの字型固定金具の建物外側折曲面と略Z字型固定金具の建物外側折曲面に接着剤で貼付けると共に、サンドイッチ断熱材の石材固定金具用の穴を貫通した石材固定金具の先端を折曲げ、外壁石材をサンドイッチ断熱材に金具止めした事を特徴とする。
請求項3に記載の発明は、コの字型固定金具と略Z字型固定金具を、押出成形された樹脂で構成した事を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、コの字型固定金具と略Z字型固定金具を、それぞれ建物外側部分と建物内側部分に2分割し、建物外側部分は押出成形された樹脂で構成し、建物内側部分は板金加工された鋼板で構成し、このように構成された2個の建物外側部分と建物内側部分を契合させて一体とし、コの字型固定金具と略Z字型固定金具を構成した事を特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、鉄筋コンクリートの外壁を構築する際の仮枠において、建物外側に配置する仮枠に、押出し発泡ポリスチレンをベニヤ板でサンドイッチ状態に接着した断熱構造の堰板の両端の押出し発泡ポリスチレンとベニヤ板にコの字型固定金具と略Z字型固定金具を接着し、コの字型固定金具の建物外側折曲面と略Z字型固定金具の建物外側折曲面に外壁石材を貼付けると共に、このように構成された外断熱仮枠を横方向に複数組並べて,コの字型固定金具と略Z字型固定金具を噛み合わせ、噛み合わせたコの字型固定金具の内側折曲面と略Z字型固定金具の内側折曲部に開けられたセパレーター取付穴にセパレーターを挿入し、セパレーターとナットでコの字型固定金具と略Z字型固定金具を固定すると共に、室内側の仮枠には、堰板と根太で仮枠を構成し、外断熱仮枠と室内側仮枠をセパレーターとプラスチックコーンと仮枠間隔保持材で固定したことにより、従来は、コンクリートの躯体が完成した後、作業員が建物の外側に設置した足場に上ってコンクリートの躯体に断熱材を施工していたが、本発明によれば、あらかじめコンクリートの躯体の外壁に該当する仮枠に、断熱材と外壁石材を組込み、生コンクリート打ち込み後には、建物外側の仮枠が、そのまま外壁となる事を可能としたため、隣家との間に足場を設置する必要が無くなり、都会の狭い敷地でも土地を有効に活用する事が可能となるばかりでなく、現場の足場の悪い状態の中で、コンクリート躯体の外壁断熱材と外壁石材を施工する必要が無くなったため、断熱材と外壁石材の建て付け精度が向上し、工期を短縮する事も可能となった。
請求項2に記載の発明によれば、外断熱仮枠に取付ける外壁石材の、上部切断面と下部切断面に複数の欠込部を設けると共に、三角形状の鋼板の端をL字型に折曲げた2枚の鋼板を、背中合わせに重ねて接合した石材固定金具を、外壁石材の欠込部に挿入し、ベニヤ板で押出し発泡ポリスチレンをサンドイッチ状に挟み込んだサンドイッチ断熱材の、石材固定金具の位置に対応する部分に石材固定金具を貫通させる穴を開け、上下に位置する外壁石材をコの字型固定金具の建物外側折曲面と略Z字型固定金具の建物外側折曲面に接着剤で貼付けると共に、サンドイッチ断熱材の石材固定金具用の穴を貫通した石材固定金具の先端を折曲げ、外壁石材をサンドイッチ断熱材に金具止めしたため、簡単な構造で石材を固定する事が可能となった。
請求項3に記載の発明によれば、コの字型固定金具と略Z字型固定金具を、押出成形された樹脂で構成した事により、安価で大量生産する事が可能となった。
請求項4に記載の発明によれば、コの字型固定金具と略Z字型固定金具を、それぞれ建物外側部分と建物内側部分に2分割し、建物外側部分は押出成形された樹脂で構成し、建物内側部分は板金加工された鋼板で構成し、このように構成された2個の建物外側部分と建物内側部分を契合して一体とし、コの字型固定金具と略Z字型固定金具を構成した事により、金属製の金具でコの字型固定金具5と略Z字型固定金具11を構成した場合に比べ、熱境対策(鋼材を伝わって室内(室外)の熱が室外(室内)に伝わり断熱効果が減少する事を言う)を行う事が可能となり、建物の外断熱効果を更に高めることが可能となった。
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1及至図9は、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、建物外壁に石材を使用したRCコンクリート建物の、外断熱仮枠1を構成する各々部材を分解図で示す。現場で使用する外断熱仮枠1の1組の大きさは、横が約40cm、縦が約3mの大きさになるため、単純に略縮小した図を画いた場合、細部の描写が小さくなり見づらくなってしまうため、図1及至図3と図7、図8では、横方向が約40cmの概中間部に曲線を2本画いて、横方向を縮めて表した。
図1で示すように、外断熱仮枠1は、外壁石材2(縦が約400mm×横が約400mmの石材)、外側ベニヤ板3(縦が約3m×横が約400mm×厚さ3mm)、押出し発泡ポリスチレン8(縦が約3m×横が約400mm×厚さ50mm)、内側ベニヤ板9(縦が約3m×横が約400mm×厚さ3mm)とコの字型固定金具5、略Z字型固定金具11で構成される。コの字型固定金具5は、厚さ0.8mmの鋼板の両端をコの字型に折り曲げると共に、建物内側部分に面する穴付折曲面7には複数のセパレーター取付穴6が開けられる。また、略Z字型固定金具11は、厚さ0.8mmの鋼板の両端を互いに逆方向に折り曲げると共に、建物外側方向の折曲面13がコの字型固定金具5の折曲面4と同様に折り曲げられると共に、建物内側部分に面する穴付折曲面12には複数のセパレーター取付穴10が開けられる。
この場合、コの字型固定金具5と略Z字型固定金具11の穴付折曲面7、穴付折曲面12に開口するセパレーター取付穴6、セパレーター取付穴10の位置は、図6、図7で示すように、外断熱仮枠1を横方向に複数個並べてセパレーターで固定する際に、コの字型固定金具5の穴付折曲面7に開けられたセパレーター取付穴6の位置と、略Z字型固定金具11の穴付折曲面12に開けられたセパレーター取付穴10の位置が、セパレーターを挿入する際に同一穴位置になるように開口穴を開ける事が必要である。
図2は、図1で説明した外側ベニヤ板3と押出し発泡ポリスチレン8と内側ベニヤ板9を接着剤で接着した状態を示す。実際の作業においては、約3m×約90cmに切断された押出し発泡ポリスチレンの両面に3mmの厚さのベニヤ板を接着剤で接着し、プレス機械にかけて圧着した後、所定の大きさ(約40cm×約3m)に切断してサンドイッチ断熱材(堰板)29を製造する。
図3aは、図2で説明したサンドイッチ断熱材(堰板)29に、コの字型固定金具5と略Z字型固定金具11を貼り付けた状態を示す。図2で示すサンドイッチ断熱材(堰板)29の側面23と外側ベニヤ板3の室外面が、コの字型固定金具5の内面22と折曲面4の内側31に対して接着剤で固定され取付けられる。同様に、図2で示すサンドイッチ断熱材(堰板)29の側面27と外側ベニヤ板3の室外面が、略Z字型固定金具11の内面25と折曲面の内側30に対して接着剤で固定され取付けられる。
図3bは、図2と図3aで説明したサンドイッチ状態に接着した断熱構造のサンドイッチ断熱材(堰板)29の両端に接着したコの字型固定金具5の折曲面の外側20と略Z字型固定金具11の折曲面の外側28に対し、接着剤で外壁石材2(約400mm×約400mmの石材)を縦に7枚貼り付けた状態を示す。なお、7枚の外壁石材2を、コの字型固定金具5の折曲面の外側20と略Z字型固定金具11の折曲面の外側28に接着する際に、図4で示すように、外壁石材38、外壁石材39の上部切断面の左右2箇所に、石削込用の丸のこぎりで半円形状の上部欠込部40、上部欠込部41を切断面の中心部に形成すると共に、上部欠込部40、上部欠込部40の室内側に石材固定金具42の接合部47の厚さと同じ厚さの固定金具欠込部46を凹状に欠込むように形成する。さらに外壁石材38、外壁石材39の下部切断面の左右2箇所に、上部欠込部40、上部欠込部41に相対する位置に石削込用の丸のこぎりで半円形状の下部欠込部44、下部欠込部45を形成する。このように構成された上下の外壁石材38、外壁石材39を、コの字型固定金具5の折曲面の外側20と略Z字型固定金具11の折曲面の外側28に対して、接着剤で接合する際に、図4の拡大図2で示す、三角形状で、端をL字型に曲げた2枚の鋼板を背中合わせに重ね、折曲部に近い接合部47を溶接して2枚をT型形状で一体となるように固定した石材固定金具39を、外壁石材38、外壁石材39に設けた下部欠込部45と上部欠込部40(同様に下部欠込部44と上部欠込部41)の間に挿入し、図5aで示すようにサンドイッチ断熱材(堰板)29に開けられた、直径約40mmの石材固定穴24に石材固定金具42、石材固定金具43を挿入し、上下の外壁石材38、外壁石材39は、コの字型固定金具5の折曲面の外側20と略Z字型固定金具11の折曲面の外側28に対して接着剤で接合されると共に、石材固定穴24に挿入された石材固定金具の先端を折り曲げの事により、外壁石材38、外壁石材39は、図5bで示すように内側ベニヤ板9に金具止めされる。このように、上部欠込部40、上部欠込部41の室内側に石材固定金具42の接合部47の厚さと同じ厚さの固定金具欠込部46を凹状に欠込み、その凹状の隙間に石材固定金具39の接合部47を挿入する事により、上下に積み重ねる外壁石材38と外壁石材39の間の隙間を無くなり、上下に積み重ねる外壁石材38を一体として構成する事が可能となる。
図6は、外断熱仮枠を横方向に複数個並べて外壁外側仮枠を構成するため、外断熱仮枠に取付けたコの字型固定金具5と略Z字型固定金具11を、噛み合わせて接合させた状態を平面図で示す。
図6aは、外断熱仮枠を横に2枚並べた状態の断面図をカット図面で示す。黒い太線で画いているのが、コの字型固定金具5と略Z字型固定金具11である。このコの字型固定金具5と略Z字型固定金具11の穴付折曲面7、穴付折曲面12には、図1で説明したセパレーター取付穴6、セパレーター取付穴10が、コの字型固定金具5の外面21と略Z字型固定金具11の外面26を接着剤で組合わせて固定した際に、同位置に位置するように開けられ、図6bに示すように、コの字型固定金具5と略Z字型固定金具11のセパレーター取付穴(図示せず)にセパレーター51が挿入されナット53で固定された後、セパレーター51は、室内側仮枠の堰板50にプラスチックコーン52と共に固定される。なお、コの字型固定金具5のコの字型の内側寸法(図1で説明した折曲面4と穴付折曲面7の内側寸法)は、図6bで示した外側ベニヤ板(厚さ3mm)と押出し発泡ポリスチレン(厚さ50mm)と内側ベニヤ板(厚さ3mm)を合計した厚さ(56mm)にナット53の厚さを加えた寸法とする。また、コの字型固定金具5の外面21の外側幅Aと略Z字型固定金具11の外壁側−穴付折曲面内側Bの寸法は同一寸法で構成され、図6bで示すように、コの字型固定金具5と略Z字型固定金具11を契合した際に、互いに噛み合わさるように構成される。このように構成する事により、互いに横方向に複数組並べた外壁石材の外壁面がフラットな平面状態となる。
図7は、図6で説明した外断熱仮枠を横に3組並べてセパレーター51をコの字型固定金具5と略Z字型固定金具11のセパレーター取付穴にナットで固定した状態を斜視図で示す。
図8は、図7で説明した3組並べてセパレーター51をコの字型固定金具5と略Z字型固定金具11のセパレーター取付穴にナットで固定した外断熱仮枠に、室内側コンクリート仮枠54を組み合わせた状態を示す。室内側コンクリート仮枠54は、一般的なRCコンクリート仮枠で用いている鉄筋コンクリートの仮枠を組み立てるのと同様に、堰板57(ベニヤ板)が根太58で固定され、その根太58を大引(単管)59と仮枠間隔保持材55で固定している。このように施工された仮枠内部に、生コンクリートが打ち込まれ、生コンクリートが固まった後、室内側コンクリート仮枠54を解体する、この際、外断熱仮枠は外壁躯体コンクリートと一体となり、外断熱仮枠に貼付けた外壁石材が建物の外壁となる。
図9は、建物躯体のコーナー部分に外断熱仮枠を施工する際の、コーナー用の外断熱仮枠とコーナー用押出し発泡ポリスチレンを示す。コーナー用外断熱仮枠68、コーナー用外断熱仮枠69は、建物の間口幅に合わせて外壁石材88、外壁石材72の幅を設定し、その外壁石材の幅に合わせて外側ベニヤ板と押出し発泡ポリスチレンと内側ベニヤ板の幅を作成し、外断熱仮枠を製作する。このように製作されたコの字型固定金具90と略Z字型固定金具71に対して三角形状に構成した角部支え金具89を取付けて、ボルトとナットでコの字型固定金具90と略Z字型固定金具71と角部支え金具89を固定し、つづいて角部支え金具89にセパレーター79をナット93で固定し、セパレーター79の他端はプラスチックコーン92で室内側コンクリート仮枠に固定される。なお、コの字型固定金具90と略Z字型固定金具71と外壁石材72、外壁石材88で囲まれた空間には、略四角形状の押出し発泡ポリスチレン70が挿入され接着剤でコの字型固定金具90と略Z字型固定金具71に固定される。
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
[発明の実施の形態2]
図10は、図6で説明したコの字型固定金具5と略Z字型固定金具11を熱境対策(鋼材を伝わって室内(室外)の熱が室外(室内)に伝わり断熱効果が減少する事を言う)のため、それぞれを建物外側方向と建物内側方向に2分割して、建物外側方向を樹脂で形成し、建物内側方向を鋼板で形成し、2分割した建物外側方向を構成した樹脂と、建物内側方向を構成した鋼板を噛合わせた状態を、コの字型固定金具と略Z字型固定金具の断面図を示す。図6では、コの字型固定金具5は一枚の鋼板をコの字型に成形(板金加工)して造られているが、この発明の実施の形態2の、図10では、コの字型固定金具110は建物外側方向と建物内側方向に2分割され、建物外側方向の斜め斜線で囲った建物外側部118は、押出成形された略L型形状の樹脂で形成され、建物内側部111と契合する先端部には、コの字型の形状をしたコの字型契合部116が形成されると共に、建物内側方向の太い実線で示した建物内側部111は、鋼板を板金加工して略L型形状に形成され、建物外側部118と契合する先端部には、柄杓型の形状をした柄杓型契合部115が形成され、建物内側部111の柄杓型契合部115と、建物外側部118のコの字型契合部116が契合されて一体となり、図6で説明したコの字型固定金具5と同様の機能を持つコの字型固定金具110が構成される。
同様に、図6では、略Z字型固定金具11は一枚の鋼板をZ字型に成形(板金加工)して作られているが、この発明の実施の形態2の、図10では、略Z字型固定金具106は建物外側方向と建物内側方向に2分割され、建物外側方向の斜め斜線で囲った建物外側部109は、押出成形された略L字型形状の樹脂で形成され、建物内側部105と契合する先端部には、コの字型の形状をしたコの字型契合部107が形成されると共に、建物内側方向の太い実線で示した建物内側部105は、鋼板を板金加工して略L型形状に形成され、建物外側部109と契合する先端部には、柄杓型の形状をした柄杓型契合部108が形成され、建物内側部105の柄杓型契合部108と、建物外側部109のコの字型契合部107が契合されて一体となり、図6で説明した略Z字型固定金具11と同様の機能を持つ略Z字型固定金具106が構成される。このように、コの字型固定金具5と略Z字型固定金具11を2分割して鋼材と樹脂で成形し、これらを契合させて一体のコの字型固定金具110と略Z字型固定金具106とする事により、熱境対策(鋼材を伝わって室内(室外)の熱が室外(室内)に伝わり断熱効果が減少する事を言う)を行う事が可能となり、外断熱の効果を一層発揮させる事が可能となる。その他の構造は、この発明の実施の形態1と同様である。
以上の実施の形態に基づいて、本発明に係る隣地空無し外断熱石貼りRC建築工法について詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
図1において、断熱材の押出し発泡ポリスチレンを挟み込むために、ベニヤ板を使用したが、ベニヤ板に変えてメラミン合板等を使用することは、もちろん可能である。さらに、ベニヤ板の厚さに関して3mmと表記したが、外壁に使用する石材の大きさによりベニヤ板の厚さを変える事は可能である。
図1において、外壁石材の大きさを、縦が約400mm×横が約400mmの石材と表現したが、このサイズにこだわらず、他のサイズの石材を用いる事も、もちろん可能である。この場合には、外断熱仮枠の横方向の大きさも、もちろん石材の大きさに合わせて変化させる事は当然である。
図4、図5において上部欠込部と下部欠込部が形成された外壁石材について説明したが、この外壁に用いる石材に関しては、天然石材、人工石材、タイル等の素材を用いる事も、もちろん可能である。
図4において、石材固定金具39は、三角形状の鋼板をL字型に折曲げ、2枚を背中合わせに重ねてT形状に接合しているが、三角形状の鋼板については、この形状にこだわらず、台形、長方形等の形状の鋼材を用いる事も、もちろん可能である。
この発明の実施の形態1に係る、外断熱仮枠を構成する各々部材を分解図で表し、斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図1で説明した外断熱仮枠のベニヤ板と押出し発泡ポリスチレンを接着した状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図2で説明した外断熱仮枠の各々部材を組立てた状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、外壁石材を仮枠に金具止めするため、外壁石材に金具止めを取付けるための欠込部と石材固定金具を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図4で説明した外壁石材と石材固定金具を組立て、断熱材に取付けた状態を示す。 同実施の形態に係る、外断熱仮枠を構成する各々部材と、その組立後を分かりやすく平面図で示す。 同実施の形態に係る、図3で説明した外断熱仮枠を横方向に噛み合わせて並べた状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、図7で説明した外断熱仮枠に、鉄筋、室内側コンクリート仮枠を配置した状態を斜視図で示す。 同実施の形態に係る、外断熱仮枠のコーナー部分を平面図で示す。 この発明の実施の形態2に係る、外断熱仮枠を構成する各々部材と、その組立後を分かりやすく平面図で示す。
1 外断熱仮枠
2 外壁石材
3 外側ベニヤ板
4 折曲面
5 コの字型固定金具
6 セパレーター取付穴
7 穴付折曲面
押出し発泡ポリスチレン
9 内側ベニヤ板
10 セパレーター取付穴
11 Z字型固定金具
12 穴付折曲面
13 折曲面
20 折曲面の外側
21 外面
22 内面
23 側面
24 石材固定穴
25 内面
26 外面
27 側面
28 折曲面の外側
29 サンドイッチ断熱材(堰板)
30 折曲面の内側
31 折曲面の内側
38 石材固定金具
39 石材固定金具
40 上部欠込部
41 上部欠込部
42 石材固定金具
43 石材固定金具
44 下部欠込部
45 下部欠込部
46 固定金具欠込部
47 接合部
48 組込部
49 折り曲げ形状
50 堰板
51 セパレーター
52 プラスチックコーン
53 ナット
54 室内側コンクリート仮枠
55 仮枠間隔保持材
56 鉄筋
57 堰板
58 根太
59 大引(単管)
68 コーナー用外断熱仮枠
69 コーナー用外断熱仮枠
70 押出し発泡ポリスチレン
71 Z字型固定金物
72 外壁石材
73 内側ベニヤ板
74 外側ベニヤ板
75 押出し発泡ポリスチレン
76 コの字型固定金具
77 押出し発泡ポリスチレン
78 セパレーター
79 セパレーター
80 セパレーター
81 室内側コンクリート仮枠
82 室内側コンクリート仮枠
83 押出し発泡ポリスチレン
84 Z字型固定金物
85 内側ベニヤ板
86 押出し発泡ポリスチレン
87 外側ベニヤ板
88 外側石材
89 角部支え金具
90 コの字型固定金具
91 プラスチックコーン
92 プラスチックコーン
93 ナット
99 外断熱仮枠
100 外断熱仮枠
101 外壁石材
102 外側ベニヤ板
103 押出し発泡ポリスチレン
104 内側ベニヤ板
105 建物内側部
106 Z字型固定金物
107 コの字型契合部
108 柄杓型契合部
109 建物外側部
110 コの字型固定金具
111 建物内側部
112 内側ベニヤ板
113 押出し発泡ポリスチレン
114 外側ベニヤ板
115 柄杓型契合部
116 コの字型契合部
117 外壁石材
118 建物外側部

Claims (4)

  1. 鉄筋コンクリートの外壁を構築する際の仮枠において、建物外側に配置する仮枠に、押出し発泡ポリスチレンをベニヤ板でサンドイッチ状態に接着した断熱構造の堰板の両端の押出し発泡ポリスチレンとベニヤ板にコの字型固定金具と略Z字型固定金具を接着し、コの字型固定金具の建物外側折曲面と略Z字型固定金具の建物外側折曲面に外壁石材を貼付けると共に、このように構成された外断熱仮枠を横方向に複数組並べて,コの字型固定金具と略Z字型固定金具を噛み合わせ、噛み合わせたコの字型固定金具の内側折曲面と略Z字型固定金具の内側折曲部に開けられたセパレーター取付穴にセパレーターを挿入し、セパレーターとナットでコの字型固定金具と略Z字型固定金具を固定すると共に、室内側の仮枠には、堰板と根太で仮枠を構成し、外断熱仮枠と室内側仮枠をセパレーターとプラスチックコーンと仮枠間隔保持材で固定したことを特徴とする隣地空無し外断熱石貼りRC建築工法。
  2. 外断熱仮枠に取付ける外壁石材の、上部切断面と下部切断面に複数の欠込部を設けると共に、三角形状の鋼板の端をL字型に折曲げた2枚の鋼板を、背中合わせに重ねて接合した石材固定金具を、外壁石材の欠込部に挿入し、ベニヤ板で押出し発泡ポリスチレンをサンドイッチ状に挟み込んだサンドイッチ断熱材の、石材固定金具の位置に対応する部分に石材固定金具を貫通させる穴を開け、上下に位置する外壁石材をコの字型固定金具の建物外側折曲面と略Z字型固定金具の建物外側折曲面に接着剤で貼付けると共に、サンドイッチ断熱材の石材固定金具用の穴を貫通した石材固定金具の先端を折曲げ、外壁石材をサンドイッチ断熱材に金具止めした事を特徴とする請求項1に記載の隣地空無し外断熱石貼りRC建築工法。
  3. コの字型固定金具と略Z字型固定金具を、押出成形された樹脂で構成した事を特徴とする請求項1に記載の隣地空無し外断熱石貼りRC建築工法。
  4. コの字型固定金具と略Z字型固定金具を、それぞれ建物外側部分と建物内側部分に2分割し、建物外側部分は押出成形された樹脂で構成し、建物内側部分は板金加工された鋼板で構成し、このように構成された2個の建物外側部分と建物内側部分を契合させて一体とし、コの字型固定金具と略Z字型固定金具を構成した事を特徴とする請求項1に記載の隣地空無し外断熱石貼りRC建築工法。
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