JP3653069B2 - 組立式捨型枠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、住宅用の基礎、壁などの構築に用いられる組立式捨型枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄筋コンクリート製の基礎や壁の構築は、鉄筋を組んでその両側に合板や金属板などからなる型枠を配置し、セパレーターによって型枠間をつないで型枠間にコンクリートを打設し、コンクリートの硬化後、型枠を外すのが一般的である。
【0003】
しかし、これらの工事には現場において多くの手間と熟練した作業者を必要とするため、鉄筋や型枠をユニット化したもの、軽量な捨型枠を使用するものなどが種々開発されている。
【0004】
例えば、特開平9−13390号公報には、「コンクリート基礎あるいは壁体の構築方法」として、発泡合成樹脂からなる対向する一対の捨型枠と、これらの型枠が外方に膨出するのを防止するセパレーターと、予め鉄筋が縦横に連結された鉄筋材と、型枠が内方に倒れ込むのを防止するスペーサーとをそれぞれ別体に形成し、現場近くで組み込んで一体化させるものが記載されている。
【0005】
また、特開平9−100539号公報には、「型枠パネルの支持構造」として、発泡合成樹脂からなる捨型枠の下端を配筋としてのベース筋に設けた受け部に嵌合し、セパレーターを用いずに設置できるようにしたものが記載されている。
【0006】
さらに、特開平10−46713号公報には、「コンクリート壁用または基礎用型枠」として、型枠の軽量化を図るとともに、型枠自体に断熱性を持たせて外断熱構造とするために、壁や基礎の幅方向に対向する一組のコンクリート型枠部材のうち、少なくとも一方のコンクリート型枠部材に発泡ポリスチレンや発泡ポリウレタンなどの発泡合成樹脂の型枠を用い、その内面にスペーサー機能を有する鉄筋棒等の横部材の一端を嵌着可能な凸部を所定間隔おきに一体成形したものが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
我が国で従来から一般的だった内断熱構造については、結露などによるカビや冷暖房効率などの問題が指摘され、欧米で一般的な外断熱構造が注目されている。
【0008】
上述した従来技術の中には発泡合成樹脂からなる捨型枠の利用により外断熱を可能としたものもあるが、捨型枠として利用する場合、コンクリートとの付着性の問題、構造体の一部としての強度の問題、表面仕上材の取付けの問題などがある。
【0009】
また、発泡合成樹脂のパネルを捨型枠として利用する場合、軽量であるという利点がある反面、コンクリートの打設圧に対応させるためにはパネル厚が大きくなり、結果として基礎や壁の厚さが大きくなってしまうという問題もある。
【0010】
また内側に配筋される鉄筋やスペーサー、セパレーターなどについても、発泡合成樹脂は変形しやすく、例えば特開平10−46713号公報記載の発明のようにスペーサー機能を有する鉄筋棒などを一体成形の凸部に嵌着する場合、十分な定着強度を得ることが難しい。
【0011】
本願発明は、従来技術における上述のような課題の解決を目的としたものであり、軽量で取扱いやすく、組立に熟練を要さず、コンクリートとの付着性に優れ、外断熱構造の建物の構築にも適した組立式捨型枠を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係る組立式捨型枠は、対向する一対の捨型枠と、前記捨型枠どうしを所定間隔をおいて連結保持するスペーサー兼用の複数の連結材とを備え、前記捨型枠はコンクリートが打設される内面側に配した網状体と外面側に配した化粧パネルとを有し、前記網状体の内面側には前記連結材の端部を固定するための溝部を有する受け金具が設けられ、前記連結材の端部を前記受け金具の溝部内で固定できるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
捨型枠の内面側を網状体で構成したことで、対向する捨型枠間に打設されるコンクリートとの高い付着性が得られる他、網状体であることから軽量であり、捨型枠全体としての取扱いや組立作業が容易となる。網状体は形態を保持できるものであれば、材質等、特に限定されない。
【0014】
連結材は一般的には棒状または帯板状の部材の両端に、受け金具の溝部内に固定可能な端部を形成したものであり、機能的には従来のセパレーターやスペーサーのように対向する型枠間の間隔を保持する機能を有する。
【0015】
連結材の固定の形態としては、連結材の端部を溝部の開口側から挿入し、受け金具に設けたねじ式の固定具で締め付けるもの、楔等で固定するもの、連結材の端部自体が楔になっているもの、連結材の端部に雄ねじが形成され、受け金具に設けた雌ねじあるいは受け金具の溝部内に配置したナットあるいは雌ねじを形成した止め具等にねじ式に固定するものなどが考えられる。
【0016】
いずれの場合も、連結材をコンクリート内に埋没させることができ、また内面側の受け金具に固定するため、取扱いが容易である。
【0017】
また、外面側に化粧パネルを設けていることで、捨型枠間へのコンクリートの打設とその硬化により作業を完了させることができ、外表面の仕上げ作業を別途行わなくてもよい。
【0018】
なお、内面側の網状体と外面側の化粧パネルの間に、あらかじめ発泡ポリスチレンや発泡ポリウレタンなどの発泡合成樹脂からなる断熱パネルを挟み込んでおくこともできる。
【0019】
請求項2は、請求項1に係る組立式捨型枠おいて、前記網状体がメタルラス、パンチングメタル、FRP製網状体のいずれかであることを特徴とするものである。
【0020】
メタルラス、パンチングメタル、FRP製網状体等はコンクリートとの高い付着性能が得られ、また高い引張強度を有するため、コンクリートの引張補強材としての機能を発揮させることができる他、捨型枠自身についても十分な剛性・強度が得られるという利点がある。
【0021】
請求項3は、請求項1または2に係る組立式捨型枠において、前記溝部が前記捨型枠の水平方向に連続的または断続的に形成されており、隣接する捨型枠どうしを連結するための接続金具が該溝部内に嵌入されるようになっていることを特徴とするものである。
【0022】
受け金具の溝部は、対向する捨型枠どうしを連結保持するための連結材の端部を固定するための空間を与えているが、請求項3はこの溝部にさらに接続金具を嵌入させ、横方向に隣接する捨型枠どうしの連結にも利用するものである。捨型枠どうしをまっすぐ継ぎ足す位置では接続金具も帯板等、直線状のものが用いられるが、建物の隅角部等においては、直角等、所定の角度で屈曲させた接続金具を用いることができる。
【0023】
請求項4は、請求項1、2または3に係る組立式捨型枠において、前記対向する一対の捨型枠の少なくとも一方の捨型枠について、前記網状体が薄肉中空の箱状に形成されていることを特徴とするものである。
【0024】
網状体はコンクリートとの付着等の目的では1枚ものでもよいが、壁厚方向に二重の箱状に形成することで網状体内部に断熱空間を形成させることができる。
【0025】
薄肉中空というのは、断熱空間として必要な厚さがあればよく、断熱材を装填しない場合には数mmから十数mm程度の厚さが適当であると考えられる。捨型枠の内面側にコンクリートが打設されるため、厚すぎるとコンクリートの打設により変形するおそれがある。
【0026】
また、コンクリートは前面の網状体と付着させる必要があり、網状体の網目の大きさや材質によっては箱状に形成した内側にコンクリートが入り込むことが考えられるため、その場合には網目を小さくしたりあるいは内側にコンクリートの侵入を抑制するためのシート状、板状、または立体網目状の材料等を装填してもよい。
【0027】
対向する一対の捨型枠の少なくとも一方の捨型枠についてとしたのは、本願発明の組立式捨型枠を例えば戸建住宅の基礎梁や壁などの構築に適用する場合において、コンクリート基礎梁またはコンクリート壁の室外側または室内側のいずれかに断熱空間が形成されればよいためである。もちろん、室内外両側に箱状に形成された網状体を用いてもよいが、本願発明は特に冷暖房効率がよく、結露等の問題が生じにくい外断熱構造に適している。
【0028】
請求項5は請求項4に係る組立式捨型枠において、箱状に形成された前記網状体の内側に断熱材が装填されていることを特徴とする請求項4記載の組立式捨型枠。
【0029】
箱状に形成された前記網状体の内側に、断熱材、例えばグラスウールや合成樹脂発泡体等を装填することで、さらに断熱性が高まるようにしたものである。本発明では捨型枠の内側に箱状の空間が形成されていることで、工場または現場で断熱材を容易に装填することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1は、本願発明の組立式捨型枠を布基礎の構築に適用した場合の一実施形態を示したものである。この例では、組立式捨型枠を基礎底部用と布基礎部用と2段に使用している。
【0031】
捨型枠1は、外面側のモルタルあるいは化粧板からなる化粧パネル2と内面側のエキスパンドメタル等からなる網状体3を一体化したもので、網状体3の内面側には、対向する捨型枠1どうしをつなぐ連結材5を止め付けるための受け金具4が取り付けられている。
【0032】
化粧パネル2がモルタルの場合は、網状体3の上にモルタルを打設したり、あるいは塗布することで捨型枠1が形成される。また、化粧パネル2が合成樹脂板あるいは木材等の場合は、接着剤や金具で固定し、一体化することができる。
【0033】
本実施形態では、網状体2の内面側に取り付けられている受け金具4はL型断面の金具であり、網状体2との間に溝部を形成している。なお、受け金具4は捨型枠1の長手方向に連続する長尺の部材でもよいし、連結材5を止め付ける位置にだけ取り付けるものでもよい。
【0034】
本実施形態における連結材5は、鉄筋5aの両端に受け金具4の溝部に嵌合する頭部5bを設けたものであり、この頭部5bを嵌合させた状態で、受け金具4に設けたねじ式の締付け具4aで固定している。
【0035】
図示した例では、基礎底部用の捨型枠1については、受け金具4の溝部が下向きに開口し、その垂下片部分に形成したねじ孔に螺合するボルトを締付け具4aとしてねじ込み、溝部に嵌合した連結材5端部の頭部5bを網状体3側に押し付けている。
【0036】
また、布基礎部用の捨型枠1については、受け金具4の溝部が上向きに開口し、その立上片部分に形成したねじ孔に螺合するボルトを締付け具4aとしてねじ込み、溝部に嵌合した連結材5端部の頭部5bを網状体3側に押し付けている。
【0037】
溝部の開口方向は基礎部分の配筋や作業性を考慮して決めればよく、特に限定されないが、上向きに開口するようにすれば、連結材5の頭部5bを受け金具4の溝部に落とし込むだけで仮の位置決めができ、かつ捨型枠を自立させることができるという利点がある。
【0038】
現場作業としては、まず基礎底部用の捨型枠1を向き合わせて設置し、これらを連結材5でつなぐ。連結材5の寸法は、捨型枠1の外面側の化粧パネル2どうしの表面間の距離が構築する基礎底部の幅となるように設定され、従って、連結材5で対向する捨型枠1をつなぐことで捨型枠1どうしの位置決めが完了する。
【0039】
次に、捨型枠1間の鉄筋の配筋を行う。配筋は基礎底部部分だけでもよいが、布基礎部部分の配筋を同時に行ってもよく、またあらかじめ縦横の鉄筋を組んだ状態で設置することもできる。
【0040】
布基礎部用の捨型枠1も同様に向き合わせて設置し、連結材5でつなぐ。配筋を基礎底部部分と布基礎部部分とで別々に行う場合には、この後、布基礎部部分の配筋を行う。
【0041】
コンクリートの打設は基礎底部部分と布基礎部部分とを分けて行ってもよいし、同時に行ってもよい。同時に行う場合には、図中、二点鎖線で示す基礎底部用の捨型枠1と布基礎部用の捨型枠1との間にも型枠(捨型枠であるか否かは問わない)を設置する必要があり、また布基礎部用の捨て型枠1の下端の支持が必要となる。
【0042】
図2は、本願発明の組立式捨型枠を外断熱構造の壁体の構築に適用した場合の一実施形態を示したものである。
【0043】
本実施形態では、室外側(図中、左側)の捨型枠1aの網状体3aを、薄肉中空の箱状に形成し、その内側にグラスウール等の断熱材6を充填してある。このように構成することで、対向する捨型枠3,3a間を連結材5でつなぎ、配筋を行ってコンクリートを打設することにより、外断熱構造のコンクリート壁が容易に構築できる。
【0044】
なお、断熱材6としては、この他、発泡スチレン、発泡ポリウレタン等の板状に成形したものでもよい。また、本実施形態では、断面コ字状の受け金具4を網状体3,3aに上向きに開口するように取り付け、両端に雄ねじを切った連結材5を受け金具4の溝部内でナット4bにより固定している。
【0045】
図示した例では室内側(図中、右側)については、図1の実施形態の場合と同様に、単に板状の網状体3を化粧パネル2と一体化しているが、室内側についても室外側と同様に網状体を薄肉中空の箱状に形成し、その内側に断熱材を充填してもよい。
【0046】
図3は、本願発明の組立式捨型枠を外断熱構造の壁体の構築に適用した場合の他の実施形態における室外側の型枠部分を示したものである。
【0047】
本実施形態における室外側の捨型枠1aのパネル部分の基本構成は、図2の実施形態の場合とほぼ同じであり、化粧パネル2の内面側に、薄肉中空の箱状に形成した網状体3aを一体化し、その内側にグラスウール等の断熱材6を充填してある。
【0048】
本実施形態は、連結材5の端部を止め付けるための溝部を形成する受け金具4を、隣接する捨型枠どうしを連結するためにも利用したものであり、金属製の帯板からなる接続金具7を隣接する捨型枠1a間(図では隣接する捨型枠の図示を省略)にまたがるように受け金具4の溝部に嵌入させることで、隣接する捨型枠1aどうしを直線的に接続できるようにしている。
【0049】
図3(a) では、受け金具4の溝部に対し接続金具7を水平方向から嵌入するように示しているが、隣接する捨型枠1aを並べた状態で、接続金具7を受け金具4の溝部に上から落とし込んでもよい。
【0050】
図示した例では、受け金具4の内側の立上片および接続金具7に、それぞれ連結材5を挿通可能な貫通孔8,9が形成され、ナット状の締付け具4cに固定するようになっているが、連結材5や接続金具7の固定方法については、図1のような締付け具4aを用いる方法の他、種々の形態が考えられ、また連結材5の固定と接続金具7の固定は別個に行ってもよい。
【0051】
また、図示した例では、接続金具7として長尺のものを示しているが、捨型枠どうしの連結位置近傍のみに嵌入される短尺のものであってもよい。図3(b) はコーナー部に使用される接続金具7aの一例を示したものである。
【0052】
【発明の効果】
本願発明の組立式捨型枠は、捨型枠の内面側を網状体で構成したことで、対向する捨型枠間に打設されるコンクリートとの高い付着性が得られる他、網状体であることから軽量であり、捨型枠全体としての取扱いや組立作業が容易となる。
【0053】
連結材は、網状体の内面側に設けた受け金具に固定して、コンクリート内に埋没させることができ、取扱いが容易であり、また連結材として鉄筋を用い、配筋の一部として利用することもできる。
【0054】
外面側に化粧パネルを一体化していることで、捨型枠間へのコンクリートの打設とその硬化により作業を完了させることができ、外表面の仕上げ作業を別途行う必要がない。
【0055】
請求項2に係る発明の場合、メタルラス、パンチングメタル、FRP製網状体等はコンクリートとの高い付着性能が得られ、また高い引張強度を有するため、コンクリートの引張補強材としての機能を発揮させることができる他、捨型枠自身についても十分な剛性・強度が得られる。
【0056】
請求項3に係る発明は、連結材の端部を固定するための空間を与えている受け金具の溝部を、横方向に隣接する捨型枠どうしの連結にも利用するものであり、捨型枠の位置決め、据付け作業等、現場作業がさらに簡単になる。
【0057】
請求項4、5に係る発明では、捨型枠自体に断熱構造が組み込むことができ、冷暖房効率がよく、結露等の問題が生じにくい外断熱構造を簡単に構築することができる。
【0058】
また、網状体の内側に断熱材を充填して断熱性を高める場合、捨型枠の内側に箱状の空間が形成されていることで、断熱材を工場または現場で容易に装填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の組立式捨型枠を布基礎の構築に適用した場合の一実施形態を示す鉛直断面図である。
【図2】 本願発明の組立式捨型枠を外断熱構造の壁体の構築に適用した場合の一実施形態を示す鉛直断面図である。
【図3】 本願発明の組立式捨型枠を外断熱構造の壁体の構築に適用した場合の他の実施形態における室外側の型枠部分を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1a…捨型枠、2…化粧パネル、3,3a…網状体、4…受け金具、4a…締付け具、4b…ナット、4c…ナット状締付け具、5…連結材、5a…鉄筋、5b…頭部、6…断熱材、7…接続金具、7a…コーナー部接続金具、8,9…貫通孔

Claims (5)

  1. 対向する一対の捨型枠と、前記捨型枠どうしを所定間隔をおいて連結保持するスペーサー兼用の複数の連結材とを備え、前記捨型枠はコンクリートが打設される内面側に配した網状体と外面側に配した化粧パネルとを有し、前記網状体の内面側には前記連結材の端部を固定するための溝部を有する受け金具が設けられ、前記連結材の端部を前記受け金具の溝部内で固定できるようにしたことを特徴とする組立式捨型枠。
  2. 前記網状体がメタルラス、パンチングメタルまたはFRP製網状体のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の組立式捨型枠。
  3. 前記溝部が前記捨型枠の水平方向に連続的または断続的に形成されており、隣接する捨型枠どうしを連結するための接続金具が該溝部内に嵌入されるようになっていることを特徴とする請求項1または2記載の組立式捨型枠。
  4. 前記対向する一対の捨型枠の少なくとも一方の捨型枠について、前記網状体が薄肉中空の箱状に形成されていることを特徴とする請求項1、2または3記載の組立式捨型枠。
  5. 箱状に形成された前記網状体の内側に断熱材が装填されていることを特徴とする請求項4記載の組立式捨型枠。
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