JP5752339B1 - ブラスチック製基礎枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】施行後にコンクリート基礎と一体化されるプラスチック製の基礎枠とその施行法を提供する。【解決手段】プラスチック製枠板1の内側面の上縁には下方に向かって開口する上レール溝11が形成され、下縁には上方に向かって開口する下レール溝12が形成され、これら上レール溝11と下レール溝12間に連結具3の連結棒31の端部が取り付けられる矩形状の駒32が摺動可能に係合している。同様に、プラスチック製枠板2の内側面の上縁には下方に向かって開口する上レール溝21が形成され、下縁には上方に向かって開口する下レール溝22が形成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、建築物の基礎を作る際にコンクリートを流し込むプラスチック製基礎枠と施行法に関する。
建築物のコンクリート製基礎は、立上り部のみからなる布基礎及び底板と立上り部からなるベタ基礎があるが、何れの場合も立上り部の成形には、2枚のスチール製型枠板を所定間隔だけ離間して固定し、これら対向する2枚のスチール製型枠板間にセメントを流し込むようにしている。
上述した2枚のスチール製の型枠板は重量が大で錆などが発生する不利がある。そこで、特許文献1及び2には基礎を成形するための型枠ではないが、プラスチック製の型枠が提案されている。
特許文献1に提案されるプラスチック製の型枠は、縦横に複数枚の型枠を使用する際に、隣接する型枠同士はフック状の連結具で連結し、横方向に配置された複数の型枠は1本の連結棒で連結し、木製の型枠からプラスチック製の型枠に変えた場合の欠点である釘打ちを不要としたものである。
特許文献2に開示されるプラスチック製の型枠は、板状の型枠の一部に隣接する型枠の凸部が係合する凹部を形成することで、多数の型枠を縦横に連結可能としている。
特開平5-248084号公報 特開平6-093724号公報
特許文献1及び2に開示されるプラスチック製型枠は、コンクリートが固まった後に取り外し、再度利用するようにしている。また取り外す際に簡単に取り外すことができるように、コンクリートと接する面を平滑面とし、この面に離型剤を塗布しておく場合もある。
従来は上記したように再利用するために、基礎枠の取り外し作業が必要となり、このため工期が長くなり、人権費もその分掛かっている。そこで、プラスチック製基礎枠をそのまま残してしまうことも考えられる。
しかしながら、そのまま残すと、従来にあってはコンクリートと接する面はコンクリート表面を化粧面とするために平滑面となっており、且つ離型剤が塗布されている場合もある。そのため、施行後に基礎枠のみが外れてしまい、後処理が面倒になる。
上記課題を解決するため本発明に係るプラスチック製基礎枠は、一対のプラスチック製枠板と、これら一対のプラスチック製枠板が施行後もコンクリートと一体で残るために一対のプラスチック製枠板を連結するプラスチック製の連結具からなり、前記プラスチック製枠板のコンクリートと接する内側面にはコンクリートが入りこむ凹部が形成され、更に前記対をなすプラスチック製枠板の内側面には長さ方向に沿って少なくとも1本のレール溝が形成され、前記レール溝間に連結具の端部が取り付けられる駒が摺動可能に係合している。
この場合、レール溝がコンクリートが入りこむ凹部になる。このような構成とすれば、コンクリートと枠板とが一体化し、且つ連結具をレールに沿って移動することで下から伸びている鉄筋を避けることができる。
更に簡単に鉄筋を避けるには、駒を円形として回転可能とし、駒間の連結棒を湾曲させるようにしてもよい。
また、本発明に係るプラスチック製基礎枠を用いた施行方法は、少なくとも一方の面にコンクリートが入りこむ凹部が形成された一対のプラスチック製枠板を用意し、これら一対のプラスチック製枠板の凹部が形成された面が対向するように空間を設けて配置し、更に連結具で一対のプラスチック製枠板を連結し、この状態の一対のプラスチック製枠板間の空間にコンクリートを流し込み、そのままコンクリートとプラスチック製枠板とを一体化するようにした。
本発明に係る本発明に係るプラスチック製基礎枠及びそれを用いた施行法によれば、施行後に基礎枠を取り外す必要がないため、それだけ工期が短縮され、人件費も安くなる。
特に基礎枠を構成する枠板の内側面にレール溝等のコンクリートが入りこむ凹部を形成したので、コンクリートの食いつきがよく、施行後に枠板が剥がれるおそれがない。
また、施行後は基礎の外側面がプラスチックになるので、汚れが付着しても落としやすく、更にコンクリートで強度は十分であるが、更に基礎枠分の強度が高まる。
本発明に係る基礎枠を構成する部材の分解斜視図 連結具の別実施例を示す斜視図 基礎の立上り部の施工前の状態を示す断面図 基礎の立上り部の施工後の状態を示す断面図
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明に係る基礎枠は一対のプラスチック製枠板1、2とこれらプラスチック製枠板1、2を連結する連結具3から構成される。
プラスチック製枠板1の内側面の上部には長さ方向に沿って内側に向かって開口する上レール11が取付けられ、その下方には内側に向かって開口する下レール12が平行に取付けられ、同様に、プラスチック製枠板2の内側面の上部には長さ方向に沿って内側に開口する上レール溝21が形成され、その下方には内側に向かって開口する下レール12が平行に取付けられている。
そして、上レール11、21間と下レール12、22間に、連結具3の連結棒31の端部が取り付けられる矩形状の駒32が摺動可能に係合している。連結具3としては金属製でもプラスチック製でもよい。
図1に示すように駒32が矩形状の場合には、駒32はレール溝11、12に沿って摺動することで、自由に位置を決定することができ、例えば下方から鉄筋が突出している場合に、それを避けることができる。
また図2の別実施例に示すように、駒32を円形とし且つ連結棒31を湾曲させれば、回転させるだけで下方からの鉄筋を避けることができる。
以上の構成のプラスチック製基礎枠を用いて施行する例を以下に示す。尚、図3ではベタ基礎の立上り部の施工を示しているが、布基礎にあっても本発明は同様に適用できる。
先ず、図3の状態では底板4の部分は既にコンクリートが打設され、底板4内には鉄筋5が埋設され、更に底板4の周辺部及び中央部等から上方に向かって鉄筋6が突出している。
そして、プラスチック製枠板1、2間に形成されている空間の中央に鉄筋6が位置するように、プラスチック製枠板1、2をセットする。この場合、鉄筋6と連結具3とが干渉しないようにするのは、前記した通りである。
次いで、図4に示すように、プラスチック製枠板1、2間の空間にコンクリート7を流し込む。流し込まれたコンクリート7は、上レール11、21及び下レール12、22に入り込む。尚、コンクリート7が入り込む凹部としては、前記のレール溝に限らず、別途コンクリートが入り込む凹部を形成してもよい。
尚、枠板1、2のいずれも長さ方向の端部は流し込んだコンクリートが流出しないように図3の右側部分に示した枠板1、2のように閉じられている。
上レール溝11、21及び下レール溝12、22にコンクリートが入り込んで固まることで、プラスチック製枠板1、2とコンクリート7とは一体化し、施行後にプラスチック製枠板1、2が外れることはない。
本発明に係るプラスチック製基礎枠は、布基礎及びベタ基礎のいずれにも用いることができる。
1、2…プラスチック製枠板、11、21…上レール溝、12、22…下レール溝、3…連結具、31…連結棒、32…駒、4…底板、5、6…鉄筋、7…コンクリート。

Claims (2)

  1. コンクリートを流し込んで基礎を施行する基礎枠であって、この基礎枠は一対のプラスチック製枠板と、これら一対のプラスチック製枠板が施行後もコンクリートと一体で残るために一対のプラスチック製枠板を連結するプラスチック製の連結具からなり、前記プラスチック製枠板のコンクリートと接する内側面にはコンクリートが入りこむ凹部が形成され、更に前記プラスチック製枠板の内側面には長さ方向に沿って少なくとも1本の内側に開口するレール溝が形成され、対向する前記プラスチック製枠板のレール溝間に連結具の端部が取り付けられる駒が摺動可能に係合していることを特徴とするプラスチック製基礎枠。
  2. 請求項1に記載のプラスチック製基礎枠において、前記連結具は駒を円形とすることで前記レール溝内で回転可能とされ、また駒間の連結棒が湾曲していることを特徴とするプラスチック製基礎枠。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0660636U (ja) * 1993-02-01 1994-08-23 朗 堤 型 枠
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