JP2014118711A - 打設用型枠パネルおよび建築基礎構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基礎の長さ方向に連結される複数の打設用型枠パネルの全長を、基礎の長さに合わせて容易に調整でき、施工作業性を高めることができる打設用型枠パネルおよび建築基礎構造を提供する。
【解決手段】 打設用型枠パネル30は、パネル長さ方向Xの端部に形成される薄板状の連結片部36と、対向面連結部材22の掛かり部22bを支持する支持部33と、を有する。連結片部36は、隣接する打設用型枠パネル30Pの連結片部36Pに重なって連結されると共に、連結片部36Pとの重ね代が調整可能である。支持部33は、パネル長さ方向Xに延びる形態で構成されており、対向する打設用型枠パネル30Qとの相対位置に合わせ、掛かり部22bを支持する位置がパネル長さ方向Xにおいて調整可能である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、打設用型枠パネルおよび建築基礎構造に関する。
従来、パネル状の型枠を用いて、建築基礎を打設する各種の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、互いに対向して配置されるコンクリート打設用の1対の基礎断熱型枠が開示される。各基礎断熱型枠は、パネル状に形成され、その長さ方向の端部の一面側には、切欠部が形成されている。この基礎断熱型枠を基礎の長さ方向に複数連結する場合、隣り合う基礎断熱型枠の切り欠き同士を突き合わせて、溝部を形成する。そして、この溝部に補強材を嵌め合せることにより、隣り合う基礎断熱型枠を連結する。
ところで、基礎の長さは、基礎に要求される仕様によって様々である。近年、様々な長さの基礎に対して柔軟に対応できる施工作業性の良い型枠パネルが要望されている。このような要望に応えるため、基礎の長さ方向に連結される複数の型枠パネルの全長を、基礎の長さに合わせて容易に調整できる技術が望まれている。
特許3515431号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術は、基礎断熱型枠の端部同士を単に突き合わせ、基礎断熱型枠を複数連結する技術であり、この技術では、連結される基礎断熱型の全長を容易に調整することはできない。すなわち、従来は、連結される複数の基礎断熱型の全長を基礎の長さに合わせるためには、長さの異なる多種の基礎断熱型を用意したり、あるいは、一部の基礎断熱型を切断したりする必要があった。結果、基礎断熱型の製造コストが高くなり、しかも、基礎の施工作業性が悪かった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、基礎の長さ方向に連結される複数の打設用型枠パネルの全長を、基礎の長さに合わせて容易に調整でき、施工作業性を高めることができる打設用型枠パネルおよび建築基礎構造を提供することにある。
このような目的を達成するため、本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明は、水平方向に延びる基礎の長さ方向に複数連結され、且つ、前記基礎の厚み方向両側に対向して配置される打設用型枠パネルであって、前記基礎の長さ方向に沿うパネル長さ方向の端部に所定の幅で形成される段差部と、前記段差部によって前記パネル長さ方向の端部に前記所定の幅で形成される薄板状の連結片部と、対向する他の打設用型枠パネルとの対向面に設けられ、前記対向する他の打設用型枠パネルとの対向面間を連結する対向面連結部材の端部を支持する支持部と、を有し、前記連結片部は、前記パネル長さ方向に隣接する他の打設用型枠パネルの連結片部に重なって連結されると共に、前記隣接する他の打設用型枠パネルの連結片部との重ね代が前記所定の幅内において調整可能であり、前記支持部は、前記パネル長さ方向に延びる形態であり、前記対向する他の打設用型枠パネルとの相対位置に合わせ、前記対向面連結部材の端部を支持する位置が前記パネル長さ方向において調整可能である、ことを特徴とする。
この構成によれば、隣り合う2枚の打設用型枠パネルにおいて、連結片部同士の重ね代が所定の幅内で調整可能であるため、この重ね代を適宜調整することにより、基礎の長さ方向に連結される複数の打設用型枠パネルの全長を、基礎の長さに合わせて容易に調整することができる。結果、基礎の施工作業性を高めることができる。また、様々な長さの基礎に柔軟に対応できるので、長さの異なる多種の打設用型枠パネルを用意する必要がなくなり、打設用型枠パネルの製造コストを低く抑えることができる。
また、対向する打設用型枠パネルの対向面間を対向面連結部材で連結したので、基礎の打設時に、打設用型枠パネルがコンクリートによって内側から圧力を受けても外側に開いたり倒れたりする心配がない。加えて、パネル長さ方向に延びる支持部では、対向する他の打設用型枠パネルとの相対位置に合わせ、対向面連結部材の端部を支持する位置がパネル長さ方向において調整可能である。このため、対向する打設用型枠パネル同士が完全に正対しない(対向する打設用型枠パネル同士がパネル長さ方向において異なる位置になる)場合であっても、打設用型枠パネルの対向面間を垂直に連結する方向に対向面連結部材を延ばすことができる。これにより、高い連結強度を得ることができ、且つ、対向面間の距離を対向面連結部材によって確実に保持することができる。
(2)本発明では、(1)の構成において、前記支持部は、前記パネル長さ方向に長い長穴、または、前記パネル長さ方向に長い長溝を有することを特徴とする。
この構成によれば、パネル長さ方向に長い長穴、または、パネル長さ方向に長い長溝で支持部を構成することにより、対向する他の打設用型枠パネルとの相対位置に合わせ、対向面連結部材の端部を支持する位置をパネル長さ方向において調整することができる。
(3)本発明は、(1)または(2)の構成において、合成樹脂を発泡剤で発泡させた芯材と、前記芯材を包む合成樹脂製の防蟻層と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、打設用型枠パネルを基礎施工後もそのまま残しておくことで、断熱パネルとして利用することができる。また、芯材を構成する発泡成形体は、剥き出しの状態であると白蟻により被害を受け易いが、本発明では、合成樹脂製の防蟻層で芯材が包まれているので、白蟻から芯材を保護することができる。
(4)本発明は、(1)〜(3)のいずれかの構成において、上下対称形状に形成されることを特徴とする。
この構成によれば、打設用型枠パネルを上下方向に反転することにより、打設用型枠パネルの使用向きを2方向から選択することができる。これにより、打設用型枠パネルの使用向きの制約が少なくなり、基礎の施工作業性を一層高めることができる。
(5)本発明は、(1)〜(4)のいずれかの構成において、前記対向面に対して直交する方向に突出する固定用片部を下端に有することを特徴とする。
この構成によれば、基礎の一部や地盤などに固定用片部を固定することができる。これにより、基礎や地盤などに対して打設用型枠パネルを強固に固定することができ、自立安定性の高い打設用型枠パネルを得ることができる。
(6)本発明は、水平方向に延びる基礎と、前記基礎を打設する型枠装置とを有する建築基礎構造であって、前記型枠装置は、前記基礎の長さ方向に複数連結され、且つ、前記基礎の厚み方向両側に対向して配置される打設用型枠パネルを有し、前記打設用型枠パネルは、前記基礎の長さ方向に沿うパネル長さ方向の端部に所定の幅で形成される段差部と、前記段差部によって前記パネル長さ方向の端部に前記所定の幅で形成される薄板状の連結片部と、対向する他の打設用型枠パネルとの対向面に設けられ、前記対向する他の打設用型枠パネルとの対向面間を連結する対向面連結部材の端部を支持する支持部と、を有し、前記連結片部は、前記パネル長さ方向に隣接する他の打設用型枠パネルの連結片部に重なって連結されると共に、前記隣接する他の打設用型枠パネルの連結片部との重ね代が前記所定の幅内において調整可能であり、前記支持部は、前記パネル長さ方向に延びる形態であり、前記対向する他の打設用型枠パネルとの相対位置に合わせ、前記対向面連結部材の端部を支持する位置が前記パネル長さ方向において調整可能である、ことを特徴とする。
この構成によれば、隣り合う2枚の打設用型枠パネルにおいて、連結片部同士の重ね代が所定の幅内で調整可能であるため、この重ね代を適宜調整することにより、基礎の長さ方向に連結される複数の打設用型枠パネルの全長を、基礎の長さに合わせて容易に調整することができる。結果、基礎の施工作業性を高めることができる。また、様々な長さの基礎に柔軟に対応できるので、長さの異なる多種の打設用型枠パネルを用意する必要がなくなり、打設用型枠パネルの製造コストを低く抑えることができ、安価な建築基礎構造を提供することができる。
また、対向する打設用型枠パネルの対向面間を対向面連結部材で連結したので、基礎の打設時に、打設用型枠パネルがコンクリートによって内側から圧力を受けても外側に開いたり倒れたりする心配がない。加えて、パネル長さ方向に延びる支持部では、対向する他の打設用型枠パネルとの相対位置に合わせ、対向面連結部材の端部を支持する位置がパネル長さ方向において調整可能であるため、対向する打設用型枠パネル同士が完全に正対しない(対向する打設用型枠パネル同士がパネル長さ方向において異なる位置になる)場合であっても、打設用型枠パネルの対向面間を垂直に連結する方向に対向面連結部材を延ばすことができる。これにより、高い連結強度を得ることができ、且つ、対向面間の距離を対向面連結部材によって確実に保持することができる。
本発明によれば、基礎の長さ方向に連結される複数の打設用型枠パネルの全長を、基礎の長さに合わせて容易に調整でき、施工作業性を高めることができる打設用型枠パネルおよび建築基礎構造を提供することができる。
本発明に係る建築基礎構造の縦断面図である。 図1に示される建築基礎構造から立ち上がり部を省略した図である。 図2のA矢視図であり、型枠装置の平面図である。 図3のB部における型枠装置の構成要素の分解斜視図である。 図4のC−C線断面図である。 図4のD−D線断面図である。 図4のE矢視図であり、打設用型枠パネルの正面図である。 端部連結部材の断面図である。 打設用型枠パネルにおける端部の連結部分の平面図である。 樹脂シートおよび成形金型の構成を説明する図である。 シート押し出し工程を説明する図である。 芯材セット工程を説明する図である。 成形工程を説明する図である。 取り出し工程を説明する図である。 (a)および(b)は、打設用型枠パネルの作用説明図である。 第1変形例に係る打設用型枠パネルの斜視図である。 第2変形例に係る打設用型枠パネルの断面図である。 第3変形例に係る打設用型枠パネルの斜視図である。
(実施形態)
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。また、図面は、符号の向きに見るものとする。
図1に示すように、実施形態の建築基礎構造10は、地盤11に設けられて建築物(図示省略)の荷重を支持する基礎12と、この基礎12の立ち上がり部15(後述)を打設する型枠装置20とを有する。
(基礎12の構成)
基礎12は、底盤部13および立ち上がり部15により構成される。
この例では、地盤11に敷き詰められた砕石16の上に、捨てコンクリート17を打設し、この捨てコンクリート17の上に防湿シート18を介して、底盤部13を打設する。なお、ここでは、建築物底部の下に広く成形される底盤部13(いわゆるベタ基礎)を例示したが、底盤部13は、逆T字状の布基礎におけるいわゆるフーチングであってもよい。
立ち上がり部15は、底盤部13から上方に突出し、且つ、建築物の土台の下面に沿って水平方向に一定の幅で延びて、建築物の土台を支持する部分であり、本発明にいう「水平方向に延びる基礎」に相当する。立ち上がり部15は、底盤部13の上に設置される型枠装置20により打設される。
(型枠装置20の全体構成)
続いて、型枠装置20の全体構成を図2、図3に基づいて説明する。
図2は、型枠装置20の内側の構成を表すため、図1に示される建築基礎構造10から立ち上がり部15を省略した図である。また、図3は、図2のA矢視図であり、型枠装置20の平面図である。
図3に示すように、型枠装置20は、打設用型枠パネル30(以下、単に「型枠パネル30」と称する。)と、平面視でL字状の隅部用パネル40と、端部連結部材21と、対向面連結部材22と、シール材23とによって構成される。
この例では、立ち上がり部15(図1参照)の長さ方向に沿う、矢印Xで示すパネル長さ方向(以下、「パネル長さ方向X」と称する。)に、型枠パネル30を複数連結する。また、立ち上がり部15(図1参照)の厚み方向両側に対向させて型枠パネル30を配置し、さらに、隅部用パネル40を角部に適宜配置することにより、互いに平行な複数(この例では、2つ)の第1成形空間25と、第1成形空間25に対して直交する方向に延びる第2成形空間26とを形成する。型枠装置20が組まれた後、第1成形空間25および第2成形空間26にはコンクリートが流し込まれ、これにより、所定の形状(この例では、Fの字状)の立ち上がり部15(図1参照)が成形される。なお、型枠パネル30の配置は、この例に格別に限定されるものでなく、打設する立ち上がり部15(図1参照)の形態に応じて任意に変更可能である。
(型枠パネル30の構成)
次に、型枠パネル30の構成を図4〜図7に基づいて説明する。
以下の説明では、1枚の型枠パネル30に隣接する他の型枠パネル30およびその構成要素を説明する際、必要に応じて、これらの符号に「P」を後続させる。また、1枚の型枠パネル30に対向する他の型枠パネル30およびその構成要素を説明する際、必要に応じて、これらの符号に「Q」を後続させる。
図4に示すように、型枠パネル30は、主要素であるパネル本体部31と、対向する他の型枠パネル30Qとの対向面32(パネル本体部31の内側面)に設けられる支持部33とにより、構成される。
パネル本体部31は、板状を呈する。パネル本体部31の外形形状は、各種の形状から選択可能であるが、ここでは、パネル本体部31の外形形状を正方形状または長方形状として、パネル本体部31の水平方向の中心線C(図7参照)に対し、上下対称形状とする。
図5に示すように、パネル本体部31は、パネル長さ方向Xの両端部のうち少なくとも一方に、段差部35および連結片部36を有する。段差部35は、パネル長さ方向Xの端部に所定の幅Wで上下方向に沿って形成される切り欠きである。連結片部36は、この段差部35によってパネル長さ方向Xの端部に所定の幅Wで薄板状に形成される。段差部35のパネル厚み方向の寸法と、連結片部36のパネル厚み方向の寸法とは、同程度の大きさに設定される。
また、型枠パネル30の両端部に段差部35および連結片部36を設ける場合、型枠パネル30の両端部の形状は、互いに相補的な形状に設定される。すなわち、型枠パネル30のパネル長さ方向Xの両端部のうち、一方の端部では、連結片部36が対向面32側に位置する共に段差部35が対向面32とは反対側に位置し、他方の端部では、段差部35が対向面32側に位置する共に連結片部36が対向面32とは反対側に位置する。
図4に戻る。図4に示すように、連結片部36の上下両端部には、パネル長さ方向Xに長い連結用溝37が設けられる。連結用溝37は、端部連結部材21を掛け止める溝であり、上下2個の連結用溝37は、中心線C(図7参照)に対し、上下方向において対称位置に設けられる。
図5に示すように、連結片部36は、パネル長さ方向Xに隣接する他の型枠パネル30Pの段差部35Pに嵌合した状態で、隣接する他の型枠パネル30Pの連結片部36Pに重なり、端部連結部材21(図4参照)で連結される。そして、隣接する他の型枠パネル30Pに対し、パネル長さ方向Xに沿って接近する方向または離間する方向に型枠パネル30を移動させることにより、連結片部36と連結片部36Pとの重ね代Lが所定の幅W内において調整可能である。
(パネル本体部31の層構成)
図5に示すように、パネル本体部31は、芯材51、防蟻層52および面材53を積層した積層体で構成される。
芯材51は、合成樹脂を発泡剤で発泡させた発泡成形体51A,51Bからなる。発泡成形体51A,51Bには、各種の材料を用いることができるが、熱的および化学的に安定した性質を有するフェノールフォーム(例えば、旭化成建材(株)社製「ネオマフォーム」(登録商標))が好適である。
この例では、長さが等しい2枚の発泡成形体51A,51Bを所定の幅Wだけパネル長さ方向Xにずらして接着剤で接着した芯材51を用いる。このような芯材51を用いることにより、パネル本体部31の両端部のそれぞれに、互いに相補的な形状の段差部35および連結片部36を容易に形成することができる。これに対し、発泡成形体の成形時に、段差部35および連結片部36を同時に成形することにより、1枚の発泡成形体で芯材51を構成することも可能である。しかし、この場合、段差部35および連結片部36を成形する専用の成形金型が別途必要になり、製造コストが高くなる。この点、2枚の発泡成形体51A,51Bからなる芯材51では、発泡成形体51A,51Bのそれぞれが単純な板状であるため、専用の成形金型が不要であり、製造コストを低く抑えることができる。
防蟻層52は、例えば、芯材51をその厚み方向から挟んで包み込む合成樹脂製の1対の内側シート52Aおよび外側シート52Bで構成される。防蟻層52に用いる合成樹脂は、ポリプロピレンなど各種の樹脂から選択可能である。特に、ポリプロピレンは他の樹脂に比べて防蟻効果が高いため好ましい。また、防蟻層52の構成材料には、防蟻作用を有する薬剤を混ぜてもよい。
面材53は、対向面32とは反対側の防蟻層52の外面55に設けられる。面材53は、化粧用のモルタルを型枠パネル30に塗装する際、モルタルに絡んで型枠パネル30にモルタルを良好に付着させる作用をなす。面材53の構成材料は、各種の材料から選択可能であるが、不織布が好適である。
図6に示すように、支持部33は、上下対称形状の部材(ここでは、断面H字状の棒状部材)で構成され、対向面32に上下2本設けられる。これら上下2本の支持部33は、中心線Cに対して等距離に設けられており、上下方向において互いに対称位置に配置される。
図4に戻る。図4に示すように、支持部33は、パネル長さ方向Xに延びる形態であり、この例では、長手方向の一端が連結片部36の先端に位置し、長手方向の他端が段差部35の基端に位置する。すなわち、支持部33は、パネル長さ方向Xにおいて、パネル本体部31の略全体に亘って延びる。
各支持部33は、上側および下側のそれぞれに開放し、且つ、パネル長さ方向Xに長い上下1対の長溝33aを有する。各長溝33aには、対向面連結部材22の掛かり部22b(後述)が差し込み可能であり、長溝33aは、差し込まれた掛かり部22bを支持する。
このように構成される支持部33は、対向する他の型枠パネル30Qとの相対位置に合わせ、対向面連結部材22の掛かり部22bを支持する位置がパネル長さ方向Xにおいて調整可能である。
なお、支持部33の本数は、格別に限定されるものではなく、1本または3本以上であってもよい。また、支持部33は、各種の材料で構成可能であるが、防蟻層52に溶着可能な材料で構成することが好ましい。例えば、防蟻層52を合成樹脂(例えば、ポリプロピレン)で構成した場合、支持部33を防蟻層52と同じ合成樹脂(例えば、ポリプロピレン)で構成することで、支持部33が防蟻層52に溶着可能となり、支持部33を容易に対向面32に取り付けることができる。
以上、説明した型枠パネル30では、図7に示すように、パネル本体部31および支持部33を上下対称形状とし、且つ、連結用溝37および支持部33を上下方向において対称位置に配置したので、型枠パネル30は、中心線Cに対して上下対称形状に形成される。
(端部連結部材21の構成)
図8に示すように、端部連結部材21は、下方に開放するコ字状に形成される部材であり、連結用溝37に嵌合する折り曲げ部21aを両端に有する。端部連結部材21の構成材料は、任意であるが、例えば、コ字状に折り曲げた金属板で端部連結部材21を構成することができる。端部連結部材21は、型枠パネル30の連結片部36と、隣接する他の型枠パネル30Pの連結片部36Pとを重ね、この重ねた連結片部36,36Pを厚み方向に挟持して連結する。
(対向面連結部材22の構成)
図4に戻る。図4に示すように、対向面連結部材22は、型枠パネル30と、対向する他の型枠パネル30Qとの対向面32,32Q間を連結する棒状部材であり、対向面32,32Q間を垂直に延びる連結部材本体22aと、この連結部材本体22aの両端に形成され連結部材本体22aに対して直角に折れ曲がる掛かり部22bとからなる。対向面連結部材22の構成材料は、任意であるが、例えば、両端を直角に折り曲げた細長い金属板で対向面連結部材22を構成することができる。
このように構成される対向面連結部材22は、型枠パネル30の長溝33aと、対向する他の型枠パネル30Qの長溝33aに、両端部の掛かり部22bが差し込まれて支持されることで、対向面32,32Q間を連結し、且つ、対向面32,32Q間の距離を保持する機能を発揮する。
(シール材23の構成)
図9に示すように、シール材23は、型枠パネル30の連結片部36と、隣接する他の型枠パネル30Pの連結片部36Pとの間に介在するシート状の部材であり、対向面32,32Q(図4参照)間にコンクリートが流し込まれたとき、連結片部36と連結片部36Pの隙間56からコンクリートが漏れ出すこと(いわゆるノロ漏れ)を防ぐ作用をなす。シール材23には、例えば、水溶紙を用いることができる。
(型枠パネル30の製造方法)
続いて、型枠パネル30の製造方法を図10〜図14に基づいて説明する。
図10に示すように、この製造方法では、溶融状態の熱可塑性樹脂からなる1対の樹脂シート61A,61Bと、芯材51と、面材用シート62と、2本の支持部33と、成形金型70とを用いる。製造方法は、シート押し出し工程、芯材セット工程、成形工程、取り出し工程を含む。
1対の樹脂シート61A,61Bは、内側シート52A(図6参照)の素材である樹脂シート61Aと、外側シート52B(図6参照)の素材である樹脂シート61Bとからなる。これら樹脂シート61A,61Bは、それぞれ、押出装置の押出スリット63から所定の厚みで連続的に押し出されると共に、1対のローラ64によって下方に送り出される。
成形金型70は、互いに合わさる1対の分割型71A,71Bで構成される。
分割型71Aは、パネル本体部31(図6参照)の対向面32(図6参照)側を成形する成形面72Aを有し、この成形面72Aの外周部には、パネル本体部31(図6参照)の外周縁に合わせて形成される環状のピンチオフ部73Aが設けられる。また、成形面72Aには、上下2個の凹部75が設けられており、これら上下2個の凹部75のそれぞれには、支持部33が挿入・保持される。
一方、分割型71Bは、パネル本体部31(図6参照)の面材53(図6参照)側を成形する成形面72Bを有し、この成形面72Bの外周部には、ピンチオフ部73Aに合わさる環状のピンチオフ部73Bが設けられる。このピンチオフ部73Bには、面材53(図6参照)の素材である面材用シート62がセットされる。
図11に示すように、シート押し出し工程では、押出装置の押出スリット63から1対の樹脂シート61A,61Bを所定の厚みで押し出し、1対のローラ64によって、型開きされた1対の分割型71A,71Bの間に樹脂シート61A,61Bを垂下させる(矢印(1))。
図12に示すように、芯材セット工程では、1対の分割型71A,71Bの間に垂下した1対の樹脂シート61A,61Bの間に、芯材51をセットする(矢印(2))。
図13に示すように、成形工程では、1対の分割型71A,71Bを型締めして、芯材51、樹脂シート61A,61Bおよび面材用シート62を1対の分割型71A,71Bで挟む(矢印(3),(4))。これにより、成形面72Aでパネル本体部31(図6参照)の対向面32(図6参照)側を成形し、成形面72Bでパネル本体部31(図6参照)の面材53(図6参照)側を成形すると共に、1対の樹脂シート61A,61Bで芯材51の外周縁を包み、ピンチオフ部73A,73Bで1対の樹脂シート61A,61Bを潰して溶着する。これと同時に、樹脂シート61Aに支持部33の側面を押し付けて、樹脂シート61Aに支持部33を溶着する。
図14に示すように、取り出し工程では、1対の分割型71A,71Bを型開きし(矢印(5),(6))、成形体76を取り出す。そして、ピンチオフ部73A,73Bよりも外側の不要部分(いわゆるバリ)76aを成形体76から取り除く(矢印(7))。これにより、芯材51および防蟻層52が積層され、且つ、面材53および支持部33がインサート成形により一体化した型枠パネル30(図6参照)を得る。
以上、説明した実施形態の作用・効果について述べる。
本実施形態によれば、隣り合う2枚の型枠パネル30において、連結片部36同士の重ね代Lが所定の幅W内で調整可能であるため、重ね代Lを適宜調整することにより、立ち上がり部15の長さ方向に連結される複数の型枠パネル30の全長を、立ち上がり部15の長さに合わせて容易に調整することができる。結果、基礎12の施工作業性を高めることができる。また、様々な長さの立ち上がり部15に柔軟に対応できるので、長さの異なる多種の型枠パネルを用意する必要がなくなり、型枠パネル30の製造コストを低く抑えることができる。
また、対向面32,32Q間を対向面連結部材22で連結したので、立ち上がり部15の打設時に、コンクリートによって型枠パネル30が内側から圧力を受けても外側に開いたり倒れたりする心配がない。
加えて、パネル長さ方向Xに延びる支持部33では、対向する他の型枠パネル30Qとの相対位置に合わせ、対向面連結部材22の掛かり部22bを支持する位置がパネル長さ方向Xにおいて調整可能である。このため、対向する型枠パネル30,30Q同士が完全に正対しない(対向する型枠パネル30,30Q同士がパネル長さ方向Xにおいて異なる位置になる)場合であっても、対向面32,32Q間を垂直に連結する方向に対向面連結部材22を延ばすことができる。
これに対して、支持部33がパネル長さ方向Xに延びる形態ではなく、対向面連結部材22の掛かり部22bを1点で支持する形態である場合、対向する型枠パネル30,30Q同士が完全に正対しないと、より長い対向面連結部材22を別途準備しない限り、対向面32,32Q間を対向面連結部材22で連結することができない。仮に、対向面32,32Q間をより長い対向面連結部材22で連結することができても、対向面32,32Q間を垂直に連結する方向に対向面連結部材22を延ばすことができないため、連結強度が低くなると共に、対向面32,32Q間の距離を一定に保持することはできない。
この点、実施形態では、対向面32,32Q間を垂直に連結する方向に対向面連結部材22を延ばすことができる。例えば、図15(a)に示すように、対向する2枚の型枠パネル30,30Qの位置が、パネル長さ方向Xにおいて相対的に距離δ1ずれた場合であっても、対向面連結部材22の掛かり部22bの位置がパネル長さ方向Xにおいて調整可能であるため、対向面32,32Q間を垂直に連結する方向に対向面連結部材22を延ばすことができる。さらに、本実施形態では、パネル長さ方向Xにおいて、パネル本体部31全体に亘って支持部33を延ばしたので、図15(b)に示すように、対向する2枚の型枠パネル30,30Qの位置が、パネル長さ方向Xにおいて、型枠パネル30の1枚分の距離(連結片部36の幅Wを除く)δ2ずれた場合であっても、対向面32,32Q間を垂直に連結する方向に対向面連結部材22を延ばすことができる。
結果、型枠パネル30,30Qに高い連結強度を付与することができ、且つ、対向面32,32Q間の距離を確実に保持することができる。
また、基礎12の施工後も型枠パネル30をそのまま残しておくことで、断熱パネルとして利用することができる。仮に、芯材51を構成する発泡成形体51A,51Bが剥き出しの状態である場合、白蟻により被害を受け易いが、型枠パネル30では、合成樹脂製の防蟻層52で芯材51が包まれているので、白蟻から芯材51を保護することができる。
加えて、型枠パネル30が上下対称形状に形成されるので、型枠パネル30を上下方向に反転することにより、型枠パネル30の使用向きは、2方向から選択可能となる。したがって、型枠パネル30の特定の端部(例えば、隅部用パネル40に連結される端部など)において、連結片部36の向きを内向き(対向面32側に向く方向)とするか、または、外向き(面材53側に向く方向)とするかを任意に選択することができる。結果、型枠パネル30の配置や使用向きの制約が少なくなり、基礎12の施工作業性を一層高めることができる。
(型枠パネルの変形例)
次に、型枠パネルの変形例を図16〜図18に基づいて説明する。
なお、前述した型枠パネル30と共通する要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
(第1変形例)
前述した型枠パネル30(図4参照)では、断面H字状の棒状部材で支持部33を構成したが、本発明にいう「支持部」の構成は、断面H字状の棒状部材の他、各種の構成から選択可能である。
例えば、図16に示すように、第1変形例に係る型枠パネル80では、長穴81を有する支持部82を対向面32に設ける。支持部82は、対向面32に取り付けられる座部82aと、この座部82aに両端が連なるコ字状の受け部82bとからなる。長穴81は、座部82aと受け部82bとの間に形成されるパネル長さ方向Xに長い穴である。この長穴81の上下の開口部81aには、対向面連結部材22の掛かり部22bが差し込み可能であり、開口部81aは、前述した長溝33a(図4参照)と同様の作用をなす。
この第1変形例においても、前述した型枠パネル30(図4参照)と同様の作用を得ることができ、パネル長さ方向Xに連結される複数の型枠パネル80の全長を、立ち上がり部15(図1参照)の長さに合わせて容易に調整でき、施工作業性を高めることができる。
(第2変形例)
前述した型枠パネル30(図6参照)では、上下両側に開放した断面H字状の棒状部材で支持部33を構成したが、本発明にいう「支持部」は、この他、上側のみに開放したものでもよい。
例えば、図17に示すように、第2変形例に係る型枠パネル90では、上側のみに開放した断面コ字状の棒状部材で支持部91を構成する。
この第2変形例においても、上下対称形状とした構成による作用を除き、前述した型枠パネル30(図6参照)と同様の作用が得られ、パネル長さ方向Xに連結される複数の型枠パネル90の全長を、立ち上がり部15(図1参照)の長さに合わせて容易に調整でき、施工作業性を高めることができる。
(第3変形例)
図18に示すように、第3変形例に係る型枠パネル100は、対向面32に対して直交する方向に突出する固定用片部101をパネル本体部31の少なくとも下端に有する。この例では、パネル本体部31の上下両端に固定用片部101を設ける。型枠パネル100では、底盤部13(図1参照)などに固定用片部101を載せ、固定用片部101に釘などの固定部材を打ち込むことにより、底盤部13(図1参照)などに固定用片部101を固定することができる。
この第3変形例においても、前述した型枠パネル30(図4参照)と同様の作用を得ることができることに加え、底盤部13などに対して型枠パネル100を強固に固定することができ、自立安定性の高い型枠パネル100を得ることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 建築基礎構造
15 立ち上がり部(水平方向に延びる基礎)
20 型枠装置
21 端部連結部材
22 対向面連結部材
22b 掛かり部(対向面連結部材の端部)
30 型枠パネル
30P 隣接する他の型枠パネル
30Q 対向する他の型枠パネル
32 対向面
32Q 対向面
33 支持部
33a 長溝
35 段差部
35P 段差部
36 連結片部
36P 連結片部
51 芯材
52 防蟻層
80 型枠パネル
81 長穴
82 支持部
90 型枠パネル
91 支持部
100 型枠パネル
101 固定用片部
L 重ね代
W 所定の幅
X パネル長さ方向

Claims (6)

  1. 水平方向に延びる基礎の長さ方向に複数連結され、且つ、前記基礎の厚み方向両側に対向して配置される打設用型枠パネルであって、
    前記基礎の長さ方向に沿うパネル長さ方向の端部に所定の幅で形成される段差部と、
    前記段差部によって前記パネル長さ方向の端部に前記所定の幅で形成される薄板状の連結片部と、
    対向する他の打設用型枠パネルとの対向面に設けられ、前記対向する他の打設用型枠パネルとの対向面間を連結する対向面連結部材の端部を支持する支持部と、
    を有し、
    前記連結片部は、前記パネル長さ方向に隣接する他の打設用型枠パネルの連結片部に重なって連結されると共に、前記隣接する他の打設用型枠パネルの連結片部との重ね代が前記所定の幅内において調整可能であり、
    前記支持部は、前記パネル長さ方向に延びる形態であり、前記対向する他の打設用型枠パネルとの相対位置に合わせ、前記対向面連結部材の端部を支持する位置が前記パネル長さ方向において調整可能である、
    ことを特徴とする打設用型枠パネル。
  2. 前記支持部は、前記パネル長さ方向に長い長穴、または、前記パネル長さ方向に長い長溝を有することを特徴とする請求項1に記載の打設用型枠パネル。
  3. 合成樹脂を発泡剤で発泡させた芯材と、
    前記芯材を包む合成樹脂製の防蟻層と、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の打設用型枠パネル。
  4. 上下対称形状に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の打設用型枠パネル。
  5. 前記対向面に対して直交する方向に突出する固定用片部を下端に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の打設用型枠パネル。
  6. 水平方向に延びる基礎と、前記基礎を打設する型枠装置とを有する建築基礎構造であって、
    前記型枠装置は、
    前記基礎の長さ方向に複数連結され、且つ、前記基礎の厚み方向両側に対向して配置される打設用型枠パネルを有し、
    前記打設用型枠パネルは、
    前記基礎の長さ方向に沿うパネル長さ方向の端部に所定の幅で形成される段差部と、
    前記段差部によって前記パネル長さ方向の端部に前記所定の幅で形成される薄板状の連結片部と、
    対向する他の打設用型枠パネルとの対向面に設けられ、前記対向する他の打設用型枠パネルとの対向面間を連結する対向面連結部材の端部を支持する支持部と、
    を有し、
    前記連結片部は、前記パネル長さ方向に隣接する他の打設用型枠パネルの連結片部に重なって連結されると共に、前記隣接する他の打設用型枠パネルの連結片部との重ね代が前記所定の幅内において調整可能であり、
    前記支持部は、前記パネル長さ方向に延びる形態であり、前記対向する他の打設用型枠パネルとの相対位置に合わせ、前記対向面連結部材の端部を支持する位置が前記パネル長さ方向において調整可能である、
    ことを特徴とする建築基礎構造。
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