JP6635018B2 - 原稿読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿読取装置及びこれを用いた画像形成装置に関し、特に、原稿の画像を読み取る動作についての技術に関する。
スキャナー等の原稿読取装置は、一般に、原稿を載置するためのコンタクトガラスと、コンタクトガラスに対して開閉可能に設けられる原稿押さえカバーと、原稿読取領域に移動可能な移動機構(キャリッジ)上に設けられるとともに、コンタクトガラスに載置された原稿を読み取る読取部とを具備している。また、画像形成装置は、このような原稿読取装置による読み取りで得られた画像データに基づいて、原稿の画像を記録媒体に印刷する。
上記のような原稿読取装置では、ユーザーの操作指示によって、原稿の読み取り動作(スキャン動作)の開始が指示されると、コンタクトガラス上の原稿に対しキャリッジが原稿読取領域の一方の端部側から他方の端部側に移動して読取部がその原稿を読み取る。また、このような原稿読取装置では、読取部が原稿を読み取った後、キャリッジは原稿読取領域の他方の端部側から一方の端部側に移動して当該一方の端部側に予め定められた待機位置に戻る往復移動を行って、当該原稿読取装置は待機状態となる。すなわち、このような原稿読取装置では、キャリッジが待機位置に移動するまでは、次の原稿に対するスキャン動作を行うことができずに、当該次のスキャン動作を素早く行うことは難しい。
また、従来の原稿読取装置には、例えば下記特許文献1に示されるように、原稿読取領域の一方の端部側から他方の端部側へのキャリッジの移動(往路)中に読取部にスキャン動作を行わせる第1の読み取り制御と、原稿読取領域の他方の端部側から一方の端部側へのキャリッジの移動(復路)中に読取部にスキャン動作を行わせる第2の読み取り制御とを行い、上述の往路及び復路においてスキャン動作を実施する技術が提案されている。
特開2012−65188号公報
しかしながら、上記のような従来の原稿読取装置では、上記第1及び第2の読み取り制御を行って読取部がスキャン動作を終了した場合でも、キャリッジは原稿読取領域の一方の端部側に予め定められた待機位置に移動されていた。このため、この従来の原稿読取装置では、在来の原稿読取装置と同様に、次のスキャン動作を素早く行うことは困難なことがあり、ユーザーの利便性を向上させることは難しい。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、原稿読取領域において原稿読取時の両移動方向に移動して読取部がスキャン動作可能な場合に、一旦スキャン動作を終えた後の次のスキャン動作の再開を素早く行うことを目的とする。
本発明の一局面に係る原稿読取装置は、原稿を載置するためのコンタクトガラスと、
予め定められた原稿読取領域の一方の端部側から他方の端部側に向かう第1の方向と前記原稿読取領域の前記他方の端部側から前記一方の端部側に向かう第2の方向とに往復移動可能とされた移動機構を有し、当該移動機構が前記原稿読取領域の前記第1の方向または前記原稿読取領域の前記第2の方向に移動して前記コンタクトガラスに載置された原稿を読み取る読取部と、
記憶部と、
前記読取部による原稿の読み取り動作が終了した場合に、前記原稿読取領域の前記一方の端部側に予め定められた第1の読取基準位置及び前記原稿読取領域の前記他方の端部側に予め定められた第2の読取基準位置のいずれか一方の読取基準位置に、前記移動機構を移動させ、前記移動機構の移動先の情報を前記記憶部に記憶させる動作制御部と、
前記コンタクトガラスに対して開閉可能に設けられる原稿押さえカバーと、
前記原稿押さえカバーが開状態であるか閉状態であるかを検出する開閉センサーと、
表示部と、
前記動作制御部が前記いずれか一方の読取基準位置に前記移動機構を移動させた後に前記原稿押さえカバーが開状態にされたことが前記開閉センサーによって検出された場合に、前記表示部に、前記読取部で次に読み取られる原稿の載置位置として、前記コンタクトガラス上における、前記記憶部に記憶されている前記移動先の情報によって示されている前記読取基準位置側を示す旨のメッセージを表示させ、前記原稿押さえカバーが開状態にされたことが前記開閉センサーによって検出されていない場合には、前記メッセージを前記表示部に表示させない制御部と、を備え
前記動作制御部が、前記原稿読取領域において予め定められた移動量以上に前記移動機構を移動させて、前記読取部に原稿の読み取り動作を行わせた場合には、前記動作制御部は、その原稿の読み取り動作の前に移動させていた前記いずれか一方の読取基準位置とは異なる他方の読取基準位置に前記移動機構を移動させ、
前記動作制御部が、前記原稿読取領域において予め定められた移動量未満に前記移動機構を移動させて、前記読取部に原稿の読み取り動作を行わせた場合には、前記動作制御部は、その原稿の読み取り動作の前に移動させていた前記いずれか一方の読取基準位置と同じ読取基準位置に前記移動機構を移動させる、ものである。
また、本発明の他の一局面に係る画像形成装置は、上記原稿読取装置と、前記原稿読取装置によって読み取りで得られた原稿の画像データに基づいて、記録媒体に画像形成を行う画像形成部と、を備える。
本発明によれば、原稿読取領域において原稿読取時の両移動方向に移動して読取部がスキャン動作可能な場合に、一旦スキャン動作を終えた後の次のスキャン動作の再開を素早く行うことが可能になる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の外観を示した斜視図である。 一実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 読取部の内部構成を模式的に示した透過平面図である。 A3サイズの原稿に対する動作制御部の制御例を説明する図である。 A6サイズの原稿に対する動作制御部の制御例を説明する図である。 制御ユニットにおける処理動作の一例を示したフローチャートである。 表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。 表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。
以下、本発明の一実施形態に係る原稿読取装置及び画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の外観を示した斜視図である。図2は、一実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。図3は、読取部の内部構成を模式的に示した透過平面図である。
画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機であり、制御ユニット10、原稿給送部6、読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD(Hard Disk Drive)92、定着部13、給紙部14、操作部47、開閉センサー15、第1原稿センサー16、及び第2原稿センサー17を含んで構成されている。
また、この画像形成装置1には、本実施形態の原稿読取装置が用いられている。例えば、本実施形態の原稿読取装置は、少なくとも、読取部5と、原稿押さえカバーとしての原稿給送部6と、開閉センサー15と、後述の制御部、動作制御部、及び表示部を備えて構成されている。
読取部5は、光照射部を使って原稿を照射し、その反射光を受光することによって、原稿から画像を読み取る。読取部5は、搬送読取用コンタクトガラス161と、載置読取用コンタクトガラス162と、第1の白色基準板331と、第2の白色基準板332と、キャリッジ34と、を備えている。また、読取部5には、上記反射光を集光する集光レンズと、集光された反射光を受光するCCD(Charge Coupled Device)センサーとが設けられている(図示せず。)。尚、載置読取用コンタクトガラス162は、特許請求の範囲におけるコンタクトガラスの一例である。また、載置読取用コンタクトガラス162の左端及び右端には、図3に示すように、ユーザーが原稿を載置読取用コンタクトガラス162に載置する際の基準となる基準点が矢印L及び矢印Rによってそれぞれ左端L及び右端Rとして示されている。
第1の白色基準板331は、搬送読取用コンタクトガラス161と載置読取用コンタクトガラス162の左端側(一方の端部側)との間に主走査方向に延びて設けられた白色板である。第2の白色基準板332は、載置読取用コンタクトガラス162の右端側(他方の端部側)で主走査方向に延びて設けられた白色板である。これら第1及び第2の白色基準板331及び332は、シェーディング補正に用いられるものであり、第1及び第2の各白色基準板331及び332から読み取られた画像データが白色基準データとして用いられる。
キャリッジ34は、LED(Light Emitting Diode)などの光源(図略)と、原稿によって反射された読取光を上記CCDセンサーに向けて反射する複数のミラー(図略)とを備えている。また、読取部5は、例えば、ステップモーターからなる駆動モーター(図略)を備え、当該駆動モーターからの駆動源により、動作制御部102等による制御の下、キャリッジ34は移動機構として、上記主走査方向に直交する方向である、副走査方向(本実施形態では、予め定められた原稿読取領域)に往復移動可能に設けられている。また、この原稿読取領域は、載置読取用コンタクトガラス162の全域(つまり、上記左端Lと右端Rとの間の全ての領域)である。更に、読取部5は、原稿読取領域の全域に亘って原稿の読み取り動作を行う。
また、キャリッジ34は、読取部5での原稿の読み取り動作(以下、スキャン動作ともいう。)が終了した場合に、動作制御部102による制御で、次のスキャン動作に備えて、副走査方向の一方の端部側(図3の左側)に予め定められた第1のホームポジションHP1及び副走査方向の他方の端部側(図3の右側)に予め定められた第2のホームポジションHP2のいずれか一方のホームポジション(待機位置)に移動されて、待機状態とされる。尚、第1及び第2のホームポジションHP1及びHP2は、それぞれ特許請求の範囲における第1及び第2の読取基準位置の一例である。また、第1のホームポジションH
P1と第2のホームポジションHP2とは、載置読取用コンタクトガラス162の副走査方向での中央位置に対して、互いに等距離の位置に予め設定されている。
また、読取部5では、動作制御部102による制御で、副走査方向の2つの各方向で互いに独立したスキャン動作が行われる。すなわち、読取部5は、動作制御部102による制御で、キャリッジ34が第1のホームポジションHP1から副走査方向の右側に向かう方向(つまり、副走査方向の一方の端部側から他方の端部側に向かう第1の方向)に移動して、原稿のエッジが載置読取用コンタクトガラス162の左端Lに合わせられて載置された当該原稿を読み取る。また、この第1の方向でのスキャン動作とは別個に、読取部5は、動作制御部102による制御で、キャリッジ34が第2のホームポジションHP2から副走査方向の左側に向かう方向(つまり、副走査方向の他方の端部側から一方の端部側に向かう第2の方向)に移動して、原稿のエッジが載置読取用コンタクトガラス162の右端Rに合わせられて載置された当該原稿を読み取る。
尚、上記の説明以外に、例えば画像形成装置1において、動作制御部102による制御で、載置読取用コンタクトガラス162上の1つの原稿に対して、第1のホームポジションHP1から副走査方向の右側に向かう第1の方向及び第2のホームポジションHP2から副走査方向の左側に向かう第2の方向の両方向でスキャン動作が行われる構成でもよい。
原稿給送部6は、読取対象の原稿を読取部5へ給送する。また、原稿給送部6は、読取部5の上面にヒンジ等によって開閉可能に構成され、原稿給送部6は、読取部5の載置読取用コンタクトガラス162上に載置された原稿を読み取る場合に原稿押さえカバーとして機能する。すなわち、この原稿給送部6は、特許請求の範囲における原稿押さえカバーの一例である。
画像形成部12は、印刷すべき画像のトナー像を用紙(記録媒体)上に形成する。画像メモリー32は、読取部5による読み取りで得られた原稿の画像データを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存したりするための領域である。
HDD92は、読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
定着部13は、用紙上のトナー像を、熱圧着により用紙に定着させる。給紙部14は、給紙カセットに収容された用紙をピックアップして搬送する。
開閉センサー15は、原稿給送部6が原稿押さえカバーとして開状態であるか閉状態であるかを検出し、検出信号を制御ユニット10に出力する。
例えば開閉センサー15には、当該開閉センサー15の内部から載置読取用コンタクトガラス162の上方に突出するように付勢された突出部材15a(図1)が含まれている。そして、開閉センサー15では、その検出信号の値が突出部材15aの突出量に応じて変化する。すなわち、開閉センサー15では、開けられた原稿給送部6がユーザーにより閉じられていくにつれて、突出部材15aが原稿給送部6の下面と接触して、当該突出部材15aは開閉センサー15の内部に押し込まれる。原稿給送部6が閉じられるに従って、突出部材15aの押し込まれる度合いが大きくなり、突出部材15aの突出量が予め定められた値未満となると、開閉センサー15の検出信号の値は開状態の値から閉状態の値に変化する。一方、閉じられた原稿給送部6がユーザーにより開けられていくにつれて、突出部材15aが原稿給送部6の下面から離間して、当該突出部材15aは開閉センサー15の内部から突出する。原稿給送部6が開けられるに従って、突出部材15aの押し込まれる度合いが小さくなり、突出部材15aの突出量が予め定められた値以上となると、開閉センサー15の検出信号の値は閉状態の値から開状態の値に変化する。
第1原稿センサー16は、原稿給送部6への原稿の有無を検出し、検出信号を制御ユニット10に出力する。例えば、この第1原稿センサー16には、光センサーが用いられており、原稿給送部6にセットされた原稿の先端を光センサーで検出することによって当該原稿の有無を検出し、その検出結果を検出信号として制御ユニット10に出力する。
第2原稿センサー17は、載置読取用コンタクトガラス162の下方に原稿サイズに対応して設けられた複数の光センサー(図略)を備え、載置読取用コンタクトガラス162に載置された原稿の有無、そして原稿のサイズを検出し、検出信号を制御ユニット10に出力する。つまり、この第2原稿センサー17では、上記複数の光センサーが複数の各原稿サイズに応じて設置されている。また、これらの各光センサーには、例えば原稿に向けて光を照射し、原稿に反射される光を受光する反射型の光センサーが用いられている。第2原稿センサー17では、光センサーが光を受光したときに原稿が有ることを検出し、更には光を受光した光センサーの設置位置によって当該原稿のサイズを検出して、その検出結果を検出信号として制御ユニット10に出力する。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示するLCD等の表示部473を備えている。表示部473はタッチパネルになっており、操作者は画面表示されるボタンやキーに触れて画像形成装置1を操作することができる。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro-processing unit)等である。制御ユニット10は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る制御部100と、操作受付部101と、動作制御部102と、を備えている。
制御ユニット10は、HDD92にインストールされている制御プログラムに従った上記プロセッサーによる動作により、制御部100、操作受付部101、及び動作制御部102として機能するものである。但し、制御部100等は、制御ユニット10による制御プログラムに従った上記プロセッサーによる動作によらず、それぞれハードウェア回路により構成することも可能である。
制御部100は、原稿給送部6、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、給紙部14、操作部47、開閉センサー15、第1原稿センサー16、及び第2原稿センサー17と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
操作受付部101は、ユーザーからの操作を受け付ける。
動作制御部102は、読取部5の駆動制御を司る。例えば動作制御部102は、読取部5に載置読取用コンタクトガラス162に載置された原稿を読み取らせる制御等を行う。また、動作制御部102は、読取部5によるスキャン動作が終了した場合に、第1のホームポジションHP1及び第2のホームポジションHP2のいずれか一方のホームポジションに、キャリッジ34を移動させる。更に、動作制御部102は、キャリッジ34を移動させた場合に、その移動先の情報、つまり第1及び第2のホームポジションHP1及びHP2のうち、どちらのホームポジションにキャリッジ34を移動させて待機状態としたかについて図略のメモリーに記憶させる。
また、動作制御部102は、キャリッジ34の移動量が予め定められた移動量を超えているか否かを判別して、第1または第2のホームポジションHP1またはHP2にキャリッジ34を移動させる。
例えば、動作制御部102は、上記原稿読取領域において予め定められた移動量、例えば原稿読取領域の全域を第1及び第2の方向(副走査方向)に移動する場合における移動量の半分の値以上にキャリッジ34を移動させて、読取部5に原稿の読み取り動作を行わせた場合には、動作制御部102は、その原稿の読み取り動作の前に移動させていたいずれか一方のホームポジションとは異なる他方のホームポジションにキャリッジ34を移動させる。
詳細にいえば、図4に例示するように、キャリッジ34が第1のホームポジションHP1で待機状態である場合に、A3サイズの原稿が載置読取用コンタクトガラス162の左端Lに合わせて当該載置読取用コンタクトガラス162上に載置され、ここで動作制御部102には、上記第2原稿センサー17からの検出信号や操作部47に対するユーザーの操作入力によって、A3サイズの原稿に対するスキャン動作を行うことが要求されるものとする。このとき、動作制御部102は、図4の矢印S1方向(上記第1の方向)にキャリッジ34を移動させつつ読取部5に左端Lからスキャン動作を実行させる。その後、動作制御部102は、キャリッジ34をA3サイズの原稿の右端部A3Eまで移動させ当該A3サイズの原稿に対する読取部5のスキャン動作を終了させると、動作制御部102は、このスキャン動作の前に待機していた第1のホームポジションHP1ではなく、図4の矢印M1方向にキャリッジ34を進めて、第2のホームポジションHP2に移動させる。これにより、本実施形態では、動作制御部102が原稿読取領域の全域を第1及び第2の方向(副走査方向)に移動する場合における移動量の半分の値以上の移動量でキャリッジ34を移動させた場合に、当該キャリッジ34を待機位置まで移動させる移動時間を短くすることができ、次のスキャン動作の再開までに要する時間を短縮することが可能になる。
また、動作制御部102は、上記原稿読取領域において予め定められた移動量、例えば原稿読取領域の全域を第1及び第2の方向(副走査方向)に移動する場合における移動量の半分未満の値にキャリッジ34を移動させて、読取部5に原稿の読み取り動作を行わせた場合には、動作制御部102は、その原稿の読み取り動作の前に移動させていたいずれか一方のホームポジションにキャリッジ34を移動させる。
詳細にいえば、図5に例示するように、キャリッジ34が第2のホームポジションHP2で待機状態である場合に、A6サイズの原稿が載置読取用コンタクトガラス162の右端Rに合わせて当該載置読取用コンタクトガラス162上に載置され、ここで動作制御部102には、上記第2原稿センサー17からの検出信号や操作部47に対するユーザーの操作入力によって、A6サイズの原稿に対するスキャン動作を行うことが要求されるものとする。このとき、動作制御部102は、図5の矢印S2方向(上記第2の方向)にキャリッジ34を移動させつつ読取部5に右端Rからスキャン動作を実行させる。その後、動作制御部102は、キャリッジ34をA6サイズの原稿の右端部A6Eまで移動させ当該A6サイズの原稿に対する読取部5のスキャン動作を終了させると、動作制御部102は、図5の矢印R1方向にキャリッジ34を移動させ、このスキャン動作の前に待機していた第2のホームポジションHP2に移動させる。これにより、本実施形態では、動作制御部102が原稿読取領域の全域を第1及び第2の方向(副走査方向)に移動する場合における移動量の半分未満の値の移動量でキャリッジ34を移動させた場合に、当該キャリッジ34を待機位置まで移動させる移動時間を短くすることができ、次のスキャン動作の再開までに要する時間を短縮することが可能になる。
制御部100は、動作制御部102がいずれか一方のホームポジションにキャリッジ34を移動させた場合に、読取部5で次に読み取られる原稿を、載置読取用コンタクトガラス162上においてキャリッジ34を移動させたホームポジション側に載置する旨のメッセージを表示部473に表示させる。
例えば、制御部100は、動作制御部102が第1のホームポジションHP1にキャリッジ34を移動させて停止させた場合に、載置読取用コンタクトガラス162での当該第1のホームポジションHP1側に読取部5で次に読み取られる原稿を載置する旨のメッセージ(すなわち、載置する場所を示す情報)を表示部473に表示させてユーザーに報知させる(詳細は後述)。また、制御部100は、動作制御部102が第2のホームポジションHP2にキャリッジ34を移動させて停止した場合に、載置読取用コンタクトガラス162での当該第2のホームポジションHP2側に読取部5で次に読み取られる原稿を載置する旨(すなわち、載置する場所を示す情報)を表示部473に表示させてユーザーに報知させる(詳細は後述)。
更に、本実施形態では、原稿押さえカバーとしての原稿給送部6が開状態にされたことを開閉センサー15が検出した場合に、制御部100は、読取部5で次に読み取られる原稿を載置する載置読取用コンタクトガラス162上の場所を表示部473によってユーザーに報知させる。
尚、表示部473によってユーザーに報知させる上述の説明以外に、制御部100が、スピーカー等の音声出力部や載置読取用コンタクトガラス162の近傍に設けられた表示ランプ等を用いて、次のスキャン動作を行う場合での原稿の載置場所をユーザーに報知させる構成でもよい。
次に、図6乃至図8を参照して、制御ユニット10で行われる処理動作の一例について具体的に説明する。図6は、制御ユニットにおける処理動作の一例を示したフローチャートである。図7は、表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。図8は、表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。尚、以下の説明では、制御部100及び動作制御部102の動作について主に説明する。
動作制御部102は、読取部5でのスキャン動作を終了したか否かについて判別する(S1)。動作制御部102は、スキャン動作を終了していないとき(S1でNO)、当該スキャン動作を継続させる。
一方、動作制御部102が、スキャン動作を終了したとき(S1でYES)、動作制御部102は、キャリッジ34の移動量が予め定められた移動量を超えているか否かを判別して、第1または第2のホームポジションHP1またはHP2にキャリッジ34を移動させる。その後、動作制御部102は、第1のホームポジションHP1にキャリッジ34を移動させたかどうかについて判別する(S2)。
動作制御部102は、第1のホームポジションHP1にキャリッジ34を移動させた場合(S2でYES)、図略のメモリー等に対し、キャリッジ34を第1のホームポジションHP1に移動させて待機させたことを記憶させる(S3)。
その後、制御部100は、開閉センサー15から検出信号を取得して、この検出信号に基づいて、開閉センサー15によって原稿給送部(原稿押さえカバー)6が開状態にされたことが検出されたかどうかについて判別する(S4)。制御部100は、原稿給送部6が開状態にされたことが検出されなければ(S4でNO)、画像形成装置1を待機状態とする。
制御部100は、原稿給送部6が開状態にされたことが検出されると(S4でYES)、上記メモリー等から第1のホームポジションHP1にキャリッジ34を待機させたことを取得する(S5)。
続いて、制御部100は、次の読取対象の原稿を第1のホームポジションHP1側に載置する旨、例えば左端Lに合わせて当該原稿を載置する旨のメッセージを、表示部473に表示させることにより、ユーザーに報知する(S6)。つまり、制御部100は、図7に例示するように、ユーザーに対し、次のスキャン動作での原稿を載置する載置読取用コンタクトガラス162上の場所を示すメッセージを表示部473に表示させる。このため、本実施形態では、ユーザーにより、第1のホームポジションHP1側の載置読取用コンタクトガラス162の左端Lに合わせて、次に読み取られる原稿を容易に載置させることができるとともに、スキャン動作の再開を素早く行うことが可能になる。また、本実施形態では、原稿給送部6が開状態にされたことを検出した場合に、上記メッセージを表示させているので、ユーザーに対して必要なときのみ当該メッセージを報知させることができる。
一方、動作制御部102は、第2のホームポジションHP2にキャリッジ34を移動させた場合(S2でNO)、上記メモリー等に対し、キャリッジ34を第2のホームポジションHP2に移動させて待機させたことを記憶させる(S7)。
その後、制御部100は、開閉センサー15から検出信号を取得して、この検出信号に基づいて、開閉センサー15によって原稿給送部(原稿押さえカバー)6が開状態にされたことが検出されたかどうかについて判別する(S8)。制御部100は、原稿給送部6が開状態にされたことが検出されなければ(S8でNO)、画像形成装置1を待機状態とする。
制御部100は、原稿給送部6が開状態にされたことが検出されると(S8でYES)、上記メモリー等から第2のホームポジションHP2にキャリッジ34を待機させたことを取得する(S9)。
その後、制御部100は、次の読取対象の原稿を第2のホームポジションHP2側に載置する旨、例えば右端Rに合わせて当該原稿を載置する旨のメッセージを、表示部473に表示させることにより、ユーザーに報知する(S10)。つまり、制御部100は、図8に例示するように、ユーザーに対し、次のスキャン動作での原稿を載置する載置読取用コンタクトガラス162上の場所を示すメッセージを表示部473に表示させる。このため、本実施形態では、ユーザーにより、第2のホームポジションHP2側の載置読取用コンタクトガラス162の右端Rに合わせて、次に読み取られる原稿を容易に載置させることができるとともに、スキャン動作の再開を素早く行うことが可能になる。また、本実施形態では、原稿給送部6が開状態にされたことを検出した場合に、上記メッセージを表示させているので、ユーザーに対して必要なときのみ当該メッセージを報知させることができる。
このように、本実施形態では、動作制御部102が第1または第2のホームポジションHP1またはHP2にキャリッジ34を移動させた場合に、制御部100は、表示部473に、読取部5で次に読み取られる原稿を、載置読取用コンタクトガラス162上においてキャリッジ34を移動させた第1または第2のホームポジションHP1またはHP2側に載置する旨のメッセージをユーザーに表示させる。これにより、本実施形態では、原稿読取領域において原稿読取時の両移動方向に移動して読取部5がスキャン動作可能な場合に、一旦スキャン動作を終えた後の次のスキャン動作の再開を素早く行うことができる。
また、他の実施形態に係る画像形成装置1では、動作制御部102は、上記予め定められた移動量が、例えば原稿読取領域の全域を第1及び第2の方向(副走査方向)に移動する場合における移動量の半分未満の値である場合において、以下に示す条件を満たす場合では、上記実施形態と異なり、その原稿の読み取り動作の前に移動させていたいずれか一方のホームポジションとは異なる他方のホームポジションにキャリッジ34を移動させる。
例えば、予め定められた移動量が、原稿読取領域の全域を第1及び第2の方向に移動する場合における移動量の半分未満の値であって、動作制御部102が、キャリッジ34を第1の方向に移動させて、読取部5に原稿の読み取り動作を行わせている場合において、第2の方向に当該キャリッジ34を移動させて、その原稿の読み取り動作の前に移動させていたいずれか一方のホームポジションに当該キャリッジ34を戻すのに要する移動時間よりも、第1の方向に当該キャリッジ34を移動させて、その原稿の読み取り動作の前に移動させていたいずれか一方のホームポジションとは異なる他方のホームポジションに当該キャリッジ34を移動させるのに要する移動時間の方が短くなる移動量を示す値である条件を満たす場合では、動作制御部102は、図4に示した場合と同様に、その原稿の読み取り動作の前に移動させていたいずれか一方のホームポジションとは異なる他方のホームポジションにキャリッジ34を移動させる。つまり、本実施形態では、キャリッジ34を駆動する上記駆動モーターの回転方向の切替動作や当該駆動モーターの慣性等の駆動モーターの回転駆動などの影響に基づき、動作制御部102が駆動モーターの正回転を継続してキャリッジ34を進めさせたときに要する移動時間が、動作制御部102が駆動モーターを逆回転させてキャリッジ34を戻すときに要する移動時間よりも短くなる場合、動作制御部102は、キャリッジ34を進めさせて、上記他方のホームポジションにキャリッジ34を移動させる。
また、上記実施形態において、図1乃至図8を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
5 読取部
6 原稿給送部(原稿抑押さえカバー)
12 画像形成部
34 キャリッジ
100 制御部
102 動作制御部
162 載置読取用コンタクトガラス
473 表示部
HP1 第1のホームポジション(第1の読取基準位置)
HP2 第2のホームポジション(第2の読取基準位置)

Claims (4)

  1. 原稿を載置するためのコンタクトガラスと、
    予め定められた原稿読取領域の一方の端部側から他方の端部側に向かう第1の方向と前記原稿読取領域の前記他方の端部側から前記一方の端部側に向かう第2の方向とに往復移動可能とされた移動機構を有し、当該移動機構が前記原稿読取領域の前記第1の方向または前記原稿読取領域の前記第2の方向に移動して前記コンタクトガラスに載置された原稿を読み取る読取部と、
    記憶部と、
    前記読取部による原稿の読み取り動作が終了した場合に、前記原稿読取領域の前記一方の端部側に予め定められた第1の読取基準位置及び前記原稿読取領域の前記他方の端部側に予め定められた第2の読取基準位置のいずれか一方の読取基準位置に、前記移動機構を移動させ、前記移動機構の移動先の情報を前記記憶部に記憶させる動作制御部と、
    前記コンタクトガラスに対して開閉可能に設けられる原稿押さえカバーと、
    前記原稿押さえカバーが開状態であるか閉状態であるかを検出する開閉センサーと、
    表示部と、
    前記動作制御部が前記いずれか一方の読取基準位置に前記移動機構を移動させた後に前記原稿押さえカバーが開状態にされたことが前記開閉センサーによって検出された場合に、前記表示部に、前記読取部で次に読み取られる原稿の載置位置として、前記コンタクトガラス上における、前記記憶部に記憶されている前記移動先の情報によって示されている前記読取基準位置側を示す旨のメッセージを表示させ、前記原稿押さえカバーが開状態にされたことが前記開閉センサーによって検出されていない場合には、前記メッセージを前記表示部に表示させない制御部と、を備え
    前記動作制御部が、前記原稿読取領域において予め定められた移動量以上に前記移動機構を移動させて、前記読取部に原稿の読み取り動作を行わせた場合には、前記動作制御部は、その原稿の読み取り動作の前に移動させていた前記いずれか一方の読取基準位置とは異なる他方の読取基準位置に前記移動機構を移動させ、
    前記動作制御部が、前記原稿読取領域において予め定められた移動量未満に前記移動機構を移動させて、前記読取部に原稿の読み取り動作を行わせた場合には、前記動作制御部は、その原稿の読み取り動作の前に移動させていた前記いずれか一方の読取基準位置と同じ読取基準位置に前記移動機構を移動させる、原稿読取装置。
  2. 前記予め定められた移動量は、前記原稿読取領域の全域を前記第1及び前記第2の方向に移動する場合における移動量の半分の値である請求項に記載の原稿読取装置。
  3. 前記予め定められた移動量は、前記原稿読取領域の全域を前記第1及び前記第2の方向に移動する場合における移動量の半分未満の値であって、
    前記動作制御部が、前記移動機構を前記第1の方向に移動させて、前記読取部に原稿の読み取り動作を行わせている場合において、前記第2の方向に当該移動機構を移動させて、その原稿の読み取り動作の前に移動させていた前記いずれか一方の読取基準位置に当該移動機構を戻すのに要する移動時間よりも、前記第1の方向に当該移動機構を移動させて、その原稿の読み取り動作の前に移動させていた前記いずれか一方の読取基準位置とは異なる他方の読取基準位置に当該移動機構を移動させるのに要する移動時間の方が短くなる移動量を示す値である請求項に記載の原稿読取装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の原稿読取装置と、
    前記原稿読取装置によって読み取りで得られた原稿の画像データに基づいて、記録媒体に画像形成を行う画像形成部と、を備える画像形成装置。
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