JP6629623B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、病院で用いられるナースコールシステムにおいて、特に廊下灯に関するものである。
特許文献1は、ナースコール親機と、ナースコール子機と、廊下灯と、を有するナースコールシステムに係る発明であって、ナースコール子機からの呼び出しが成されたら、廊下灯に設けられた液晶表示部において呼出操作をした患者に対応する患者表示領域を識別可能とする表示動作をするとともに当該患者表示領域において呼出操作をした患者の氏名を非表示とする制御を行うことが開示されている。
特開2007‐29543号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示のナースコールシステムにおいては、病室内のベッド数に応じて液晶表示部に表示される患者表示領域の表示パターンは固定されており、病室内におけるベッドレイアウトに対応した液晶表示部の表示を行うことができない場合があった。
そこで、本発明は、廊下灯において病室内のベッドレイアウトに対応した患者情報の表示が可能なナースコールシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のナースコールシステムは、
患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、
前記ナースコール子機が接続され、病室内のベッド近傍に設置されるプレート子機と、
前記ナースコール子機からの呼出を看護師に報知するために前記病室毎に設置された廊下灯と、
看護師が患者からの呼出に応対するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、
前記廊下灯および前記ナースコール親機に接続され、前記廊下灯や前記ナースコール親機を制御する制御装置と、
を備えたナースコールシステムであって、
前記廊下灯は、前記ナースコール子機からの呼出に応じて患者情報を表示する第一の表示部と、当該第一の表示部を制御する表示制御部を有し、
前記制御装置あるいは前記ナースコール親機は、前記ナースコール子機の割り付けに対応する異なる数の患者情報表示欄を有する複数の表示パターンを記憶する記憶部を有し、
前記制御装置は、前記記憶部に記憶された前記複数の表示パターンのうち特定の表示パターンにおいて前記ナースコール子機の割り付け設定がされていない患者情報表示欄を非表示とする制御を行うことを特徴とする。
このようなナースコールシステムによれば、廊下灯の第一の表示部において病室内のベッドレイアウトに対応した患者情報の表示が可能となり、患者情報の視認性を向上させることができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記記憶部は、各廊下灯のID情報、各廊下灯に接続可能な前記ナースコール子機の台数、各廊下灯に関連付けられた各病室内に実際に設置される前記ナースコール子機のID情報を管理する管理テーブルを記憶し、
前記制御装置は、各廊下灯に接続可能な前記ナースコール子機の台数と実際に設置された前記ナースコール子機の台数とが一致しているかを判断し、不一致の場合には前記特定の表示パターンにおいて前記ナースコール子機が割り付けられていない患者情報表示欄を非表示とすることが好ましい。
この構成によれば、管理テーブルでナースコール子機の接続可能台数と実際の接続台数との一致/不一致情報等を管理することにより、特定の表示パターンにおける患者情報表示欄の非表示設定を容易に行うことができる。
また、本発明のナースコールシステムにおいて、
前記ナースコール親機は第二の表示部を備え、
前記制御装置は、前記廊下灯の前記第一の表示部における前記患者情報表示欄の非表示に基づき、前記ナースコール親機の前記第二の表示部における患者情報の表示態様を設定することが好ましい。
この構成によれば、廊下灯での患者情報表示欄の非表示設定に応じてナースコール親機の表示部における情報の表示を連動させることで効率的なシステム設定を行うことができる。
本発明のナースコールシステムによれば、廊下灯において病室内のベッドレイアウトに対応した患者情報の表示が可能となる。
本発明の実施形態に係るナースコールシステムの構成図である。 図1のナースコールシステムが備える液晶廊下灯の機能ブロック図である。 図1の制御装置の位置関連情報記憶部に記憶された管理テーブルおよび廊下灯表示パターンの一例を示す図である。 (a)は、3床の病室のレイアウトを示す概略図であり、(b)は、当該3床の病室に設けられた液晶廊下灯の表示の一例を示す図である。
以下、本実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るナースコールシステムの構成図である。
図1に示すように、ナースコールシステム100は、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機10と、ナースコール子機10が接続され病室内のベッド近傍の壁面に設置されるプレート子機15と、病室近傍の廊下壁面に設置される液晶廊下灯30(廊下灯の一例)と、液晶廊下灯30および後述するナースコール親機50に接続され、ナースコール子機10や液晶廊下灯30、ナースコール親機50等の各機器を制御する制御装置40と、ナースステーションに設置され看護師が患者からの呼出に応対するためのナースコール親機50と、を備えている。ナースコール親機50は、各種情報を表示する大型のディスプレイ51(第二の表示部の一例)を備えている。ナースコールシステム100は、さらに、制御装置40に接続され、看護師が携行する携帯端末60の通話接続を制御するためのIP交換機(IP PBX)70と、携帯端末60とIP交換機70との間で無線通信を行う基地局71とを備えている。
本実施形態において、病室R1内には4床のベッドがあり、各床にそれぞれナースコール子機10およびプレート子機15が配置されている。すなわち、病室R1内には4セットのナースコール子機10およびプレート子機15が設けられており、各プレート子機15が病室R1近傍の廊下壁面に設置された液晶廊下灯30と通信可能に接続されている。また、病室R1とは異なる病室R2には、3床のベッドがあり、各床にそれぞれナースコール子機10およびプレート子機15が配置されている。すなわち、病室R2内には3セットのナースコール子機10およびプレート子機15が設けられており、各プレート子機15が病室R2近傍の廊下壁面に設置された液晶廊下灯30と通信可能に接続されている。
図1に示すように、制御装置40は、記憶部41と、制御装置40を制御する制御装置CPU42とを備えている。記憶部41は、患者関連情報を記憶する患者関連情報記憶部41aと、患者の位置関連情報を記憶する位置関連情報記憶部41bとを備えている。患者関連情報記憶部41aには、患者の氏名や年齢等の患者情報や、患者の看護区分や診療科目等の看護情報、ナースコール子機10の子機IDと患者情報との関係等が記憶されている。また、位置関連情報記憶部41bには、後述の管理テーブル等が記憶されている。
図2は、液晶廊下灯30の機能ブロック図である。
図2に示すように、液晶廊下灯30は、ナースコール子機10からの呼出に対して患者情報を表示するためのモニタ31(第一の表示部の一例)と、モニタ31を制御するための表示制御部32と、を備えている。液晶廊下灯30は、さらに、呼出操作に応じて点滅あるいは点灯する(呼出)表示灯33と、各種情報の表示/非表示を行うための操作ボタン34と、スタッフコール等の呼出に対して復旧操作するための復旧ボタン35と、モニタ31に表示する情報を記憶する記憶部36とを備えている。表示制御部32、表示灯33、操作ボタン34、復旧ボタン35および記憶部36は、廊下灯CPU37によって制御されている。表示制御部32および廊下灯CPU37は、通信インタフェース38およびHUBを介して、制御装置40と通信可能となっている。なお、本例では、制御装置40の患者関連情報記憶部41aおよび位置関連情報記憶部41bに記憶された情報(後述の図3に示される管理テーブル等の情報)は、制御装置40から通信インタフェース38に定期的に送信され、記憶部36に記憶される。
図3は、制御装置40の位置関連情報記憶部41bに記憶された管理テーブルと、当該管理テーブルに対応する廊下灯表示パターンの一例を示している。
図3の管理テーブルに示すように、位置関連情報記憶部41bには、各液晶廊下灯30の「廊下灯ID」と、各液晶廊下灯30に接続可能なナースコール子機10の台数を示す「ナースコール子機接続可能台数」と、実際に各液晶廊下灯30に接続されているナースコール子機10の「子機ID」と、各廊下灯に対応する「廊下灯表示パターン」P1〜P10とが記憶されている。なお、図3に示す管理テーブルの他に、位置関連情報記憶部41bには、各プレート子機15のID(プレート子機ID)と位置情報であるベッド番号や病室番号の関係、子機IDとプレート子機IDとの関係、廊下灯IDと病室番号との関係等が記憶されている。さらに、位置関連情報記憶部41bには、ナースコール親機50のディスプレイ51に病棟レイアウトに合わせて患者情報を表示するための病棟レイアウトが記憶されている。
例えば、「廊下灯ID:1」の液晶廊下灯30は、接続可能なナースコール子機台数が1台であり、実際に接続されているナースコール子機10は1台(子機ID:0001)である。また、「廊下灯ID:5」の液晶廊下灯30は、接続可能なナースコール子機台数が4台であり、実際に接続されているナースコール子機10は4台(子機ID:0010〜0013)である。さらに、「廊下灯ID:8:の液晶廊下灯30は、接続可能なナースコール子機台数が6台であり、実際に接続されているナースコール子機10は6台(子機ID:0021〜0026)である。このように、管理テーブルにおいて、廊下灯ID:1〜6、8の液晶廊下灯については、接続可能なナースコール子機の台数と実際に接続されているナースコール子機の台数とが一致している。一方、「廊下灯ID:7」の液晶廊下灯30は、接続可能なナースコール子機台数が4台であるが、実際に接続されているナースコール子機10は3台(子機ID:0018〜0020)である。また、「廊下灯ID:9」の液晶廊下灯30は、接続可能なナースコール子機台数が4台であるが、実際に接続されているナースコール子機10は2台(子機ID:0027、0028)である。さらに、「廊下灯ID:10」の液晶廊下灯30は、接続可能なナースコール子機台数が3台であるが、実際に接続されているナースコール子機10は2台(子機ID:0029、0030)である。このように、管理テーブルにおいて、廊下灯ID:7、9、10の液晶廊下灯については、接続可能なナースコール子機の台数と実際に接続されているナースコール子機の台数とが一致していない。
ところで、従来は、各液晶廊下灯に表示されるべき患者情報表示欄の数に応じて、各患者情報表示欄ができるだけ大きく表示されるように表示パターンが設定されていた(例えば、表示パターンP1〜P6、P8参照)。すなわち、病室内のベッド数に応じて液晶廊下灯のモニタに表示される患者情報表示欄の表示パターンは固定されており、病室内におけるベッドレイアウトに対応する表示を行うことができない場合があった。
このような課題を解決するため、本実施形態においては、制御装置40は、各液晶廊下灯30に接続可能なナースコール子機台数と実際に接続されているナースコール子機台数とが一致しているか否かを判断し、接続可能台数と実際の接続台数との一致・不一致に応じて表示パターンを変更するように制御している。例えば、廊下灯ID:1〜6、8の液晶廊下灯30のように接続可能なナースコール子機台数と実際に接続されているナースコール子機台数とが一致している場合には、制御装置40は、従来と同様に、患者情報表示欄の数に応じて各表示欄ができるだけ大きく表示されるような表示パターンP1〜P6、P8を設定する。一方、廊下灯ID:7、9、10の液晶廊下灯30のように接続可能なナースコール子機台数と実際に接続されているナースコール子機台数とが一致していない場合には、制御装置40は、複数の表示パターンのうち接続可能なナースコール子機台数に応じた特定の表示パターンを選択するとともに、当該特定の表示パターンにおいてナースコール子機10の割り付け設定がされていない患者情報表示欄を非表示とする。例えば、制御装置40は、廊下灯ID:7の液晶廊下灯30については、接続可能なナースコール子機台数が4台であるため4床用の表示パターンを選択するとともに、実際に接続されているナースコール子機のID(0018〜0020)を読み取って、ナースコール子機10の割り付け設定がされていない患者情報欄を非表示とする表示パターンP7を設定する。また、制御装置40は、廊下灯ID:9の液晶廊下灯30においては、接続可能なナースコール子機台数が4台であるため4床用の表示パターンを選択するとともに、実際に接続されているナースコール子機のID(0027,0028)を読み取って、ナースコール子機10の割り付け設定がされていない患者情報欄を非表示とする表示パターンP9を設定する。また、制御装置40は、廊下灯ID:10の液晶廊下灯30においては、接続可能なナースコール子機台数が3台であるため3床用の表示パターンを選択するとともに、実際に接続されているナースコール子機のID(0029,0030)を読み取って、ナースコール子機10の割り付け設定がされていない患者情報欄を非表示とする表示パターンP10を設定する。
このような構成のナースコールシステム100の初期設定および初期登録について、以下説明する。
例えば、ナースコールシステム100の施工時に、初期設定が行われる。制御装置40の患者関連情報記憶部41aには、患者情報(ナースコール子機10の子機IDと患者情報との関係を含む)や看護情報等の情報が登録される。また、制御装置40の位置関連情報記憶部41bには、プレート子機15の位置(すなわち、各病室におけるベッドレイアウト)、液晶廊下灯30の位置(廊下灯ID)等から構成される病棟レイアウト情報や、各液晶廊下灯30に対するナースコール子機10の接続可能台数(廊下灯ID毎の子機接続可能台数)等が登録される。これらの情報は、システム施工時に制御装置40に接続される図示しないパーソナルコンピュータやサーバ等から送信され得る。
初期設定が終了したら、各ナースコール子機10を病室のベッドレイアウト(ベッド位置)に合わせて設けられた各プレート子機15に差し込む。これにより、制御装置40において初期登録が開始される。具体的には、ナースコール子機10がプレート子機15に差し込まれると、プレート子機15はナースコール子機10と通信してナースコール子機10から子機ID情報を受信し、受信した子機IDに自身のID(プレート子機ID)を付加した子機登録信号を生成して液晶廊下灯30へ送信する。
各病室近傍に設置された液晶廊下灯30の廊下灯CPU37は、プレート子機15から子機登録信号を受信する。廊下灯CPU37は、受信した子機登録信号に自身の廊下灯IDの情報を付加した初期登録信号を、通信インタフェース38を介して制御装置40の制御装置CPU42へ送信する。
初期登録信号を受けた制御装置40の制御装置CPU42は、初期登録信号から廊下灯IDを読み取って、位置関連情報記憶部41bの情報を参照して液晶廊下灯30の位置を特定する。また、制御装置CPU42は、初期登録信号からプレート子機IDを読み取って、位置関連情報記憶部41bの情報を参照して液晶廊下灯30に接続されているプレート子機15の位置を特定する。また、制御装置CPU42は、ナースコール子機10の子機IDを読み取って患者関連情報記憶部41aの情報を参照して患者を特定する。このように、制御装置CPU42は、位置関連情報記憶部41bの管理テーブルを参照して、液晶廊下灯30の廊下灯IDおよび位置、接続可能なナースコール子機台数、液晶廊下灯30に実際に接続されている(病室内に実際に設置されている)ナースコール子機10の子機IDおよび位置を認識し、各液晶廊下灯30に対してベッドレイアウトに応じた表示パターンを設定して初期登録を完了する。具体的には、制御装置CPU42は、各液晶廊下灯30に接続可能なナースコール子機10の台数に基づき所定の表示パターンを選択し、各液晶廊下灯30に接続可能なナースコール子機10の台数と実際に設置されたナースコール子機10の台数とが一致しているかを判断する。ナースコール子機10の台数が不一致の場合には、制御装置CPU42は、選択した所定の表示パターンにおいて病室内に実際に設置されたナースコール子機10が割り付けられていない患者情報表示欄を非表示とし、当該表示パターンを各液晶廊下灯30の廊下灯IDと関連付けて位置関連情報記憶部41bに記憶する。
その後、制御装置CPU42は、患者関連情報記憶部41aに記憶された患者情報や位置関連情報記憶部41bに記憶された表示パターンを液晶廊下灯30に送信する。
また、制御装置CPU42は、位置関連情報記憶部41bに記憶されている病棟レイアウト情報をナースコール親機50へ送信する。病棟レイアウト情報を受信したナースコール親機50は、ディスプレイ51に病棟レイアウトを表示する。このレイアウト上の個々のベッド位置には、患者氏名等の患者情報が合わせて表示される。
こうして初期設定および初期登録が終了したら、ナースコールシステム100は、患者からの呼び出しを待つ待受状態となる。
以下、3床用の病室を一例として、液晶廊下灯30に表示される表示パターンの例を説明する。図4(a)は、3床の病室のレイアウトを示す概略図であり、図4(b)は、当該3床の病室に設けられた液晶廊下灯の表示の一例を示す図である。
図4(a)に示すように、病室R2内には3つのベッドB1〜B3が配置されているとともに、入り口近傍の右側には例えばトイレが設置されている。すなわち、この病室R2は、本来であればベッド4床用の病室としてベッドを4台配置することも可能であるが、ベッド1床分の代わりにトイレが設置されている。各ベッドB1〜B3の近傍の壁面にはナースコール子機10が接続されたプレート子機15が設置されている。ナースコール子機10には、関連付けられている各ベッドB1〜B3に応じて、それぞれ子機IDが割り当てられている。ここで、ベッドB1用のナースコール子機10の子機IDは「0018」、ベッドB2用のナースコール子機10の子機IDは「0019」、ベッドB3用のナースコール子機10の子機IDは「0020」とする。病室R2の入り口近傍の廊下には液晶廊下灯30が設置されている。この液晶廊下灯30については、位置関連情報記憶部41bの管理テーブルで、接続可能な子機台数が4台として登録されている。
図4(a)に示す例の場合には、各ナースコール子機10(ID:0018〜0020)が病室R2のベッドレイアウトに合わせてベッドB1〜B3の近傍に設置された各プレート子機15に差し込まれている。液晶廊下灯30の廊下灯CPU37は、各プレート子機15から各ナースコール子機10の子機ID情報(ID:0018〜0020)やプレート子機IDを含む子機登録信号を受信し、当該子機登録信号に自身の廊下灯IDを付加した初期登録信号を制御装置40の制御装置CPU42へ送信する。初期登録信号を受信した制御装置CPU42は、位置関連情報記憶部41bに記憶された管理テーブル(図3参照)を参照して、初期登録信号に基づく情報を登録する。具体的には、制御装置CPU42は、管理テーブルにおいて、病室R2に対応する液晶廊下灯30の廊下灯ID「7」の欄に、当該液晶廊下灯30に接続されているナースコール子機10の子機ID「0018〜0020」を登録する。そして、制御装置CPU42は、ID:7の液晶廊下灯30に接続可能なナースコール子機台数(4台)から4床用の表示パターンを選択し、実際に接続されているナースコール子機10の子機IDからベッドレイアウトに応じた表示パターンを設定する。具体的には、図4(a)に示される病室R2の場合には、(4つの患者情報表示欄が2行2列で配列される)4床用の表示パターンを選択し、当該4床用の表示パターンにおいてナースコール子機10が接続されていない患者情報表示欄を非表示とする制御を行うことで、図3の表示パターンP7を設定する。そして、制御装置CPU42は、設定された表示パターンP7を病室R2の液晶廊下灯30に送信する。
上記のように特定の表示パターンP7が設定された病室R2の液晶廊下灯30について、図4(b)を参照して、患者から呼出がなされた時の動作を以下説明する。なお、患者が看護師を呼び出すためにナースコール子機10を操作することにより行われる液晶廊下灯30での報知、ナースコール親機50や携帯端末60での報知および通話等については従来と同様であるため、詳細は省略するものとし、以下の動作は液晶廊下灯30の動作を中心に説明する。
待ち受け状態では、液晶廊下灯30のモニタ31は消灯した状態である。
ベッドB2の患者がベッドB2近傍のプレート子機15に接続されたナースコール子機10(ID:0019)で呼出操作を行うと、液晶廊下灯30の表示灯33が点滅するとともに、モニタ31には表示パターンP7が表示される。図4(b)に示すように、表示パターンP7は、病室R2のベッドレイアウトに応じた表示であって、患者情報表示欄A1〜A3を含んでいる。すなわち、モニタ31の左側には、ベッドB1に対応する患者情報表示欄A1とベッドB2に対応する患者情報表示欄A2が上下に配置され、モニタ31の右側にはベッドB3に対応する患者情報表示欄A3が上側に(患者情報表示欄A1と並列して)配置されている。このとき、モニタ31には、呼出を行ったベッドB2の患者に対応した患者情報表示欄A2に当該患者に関する患者情報が表示されるが、他の患者の患者情報表示欄A1,A3にはマスクがかけられた状態となり、患者情報表示欄A1,A3には患者情報が表示されることはない。これにより、患者のプライバシーの保護を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るナースコールシステム100においては、液晶廊下灯30は、ナースコール子機10からの呼出に応じて患者情報を表示するモニタ31と、モニタ31を制御する表示制御部32を有している。そして、制御装置40は、ナースコール子機10の割り付けに対応する異なる数の患者情報表示欄を有する複数の表示パターンP1〜P10を記憶する記憶部41を有し、複数の表示パターンP1〜P10のうち特定の表示パターンにおいてナースコール子機10の割り付け設定がされていない患者情報表示欄を非表示とする制御を行う。このようなナースコールシステム100の構成によれば、液晶廊下灯30において病室内のベッドレイアウトに対応した患者情報の表示が可能となり、患者情報の視認性を向上させることができる。
また、制御装置40の記憶部41は、各廊下灯30のID情報、各廊下灯30に接続可能なナースコール子機10の台数、各廊下灯30に関連付けられた各病室内に実際に設置されるナースコール子機10のID情報を管理する管理テーブルを記憶し、制御装置40は、各廊下灯30に接続可能なナースコール子機10の台数と実際に設置されたナースコール子機10の台数とが一致しているかを判断し、不一致の場合には特定の表示パターンにおいて実際に病室内に設置されたナースコール子機10が割り付けられていない患者情報表示欄を非表示とすることが好ましい。この構成によれば、管理テーブルで各廊下灯30へのナースコール子機10の接続可能台数と実際の接続台数との一致/不一致情報等を管理することにより、特定の表示パターンにおける患者情報表示欄の非表示設定を容易に行うことができる。
また、ナースコール親機50はディスプレイ51を備え、制御装置40は、液晶廊下灯30のモニタ31における患者情報表示欄の非表示設定に基づき、ナースコール親機50のディスプレイ51における患者情報の表示態様を設定することが好ましい。この構成によれば、液晶廊下灯30での患者情報表示欄の非表示設定に応じてナースコール親機50における情報の表示を連動させることで効率的なシステム設定を行うことができる。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
上記実施の形態においては、患者関連情報記憶部41aや管理テーブルを含む位置関連情報記憶部41bは、制御装置40の記憶部41に含まれる構成となっているが、ナースコール親機50が備える記憶部(図示省略)に含まれる構成としても良い。
また、上記実施の形態においては、ナースコールシステム100の施工時に行われる初期設定および初期登録において、各液晶廊下灯30に対してベッドレイアウトに応じた表示パターンが設定されるが、この例に限られない。システム施工時だけでなく、ベッドレイアウトが変更された場合にも、制御装置40は、変更されたレイアウトに応じて、各液晶廊下灯30の表示パターンを設定することができる。
また、上記実施の形態においては、各廊下灯30に接続可能なナースコール子機10の台数と実際に設置されたナースコール子機10の台数とが不一致の場合には特定の表示パターンにおいて実際に病室内に設置されたナースコール子機10が割り付けられていない患者情報表示欄を非表示とする構成としているが、この例に限られない。例えば、図3の廊下灯ID:2の液晶廊下灯30の例において、病室内の左側に2台のベッドが配置され、右側にトイレや浴室等の共用設備が配置されているとする。この場合には、当該液晶廊下灯30に接続可能なナースコール子機10の台数と病室内に実際に設置されたナースコール子機10の台数とがともに2台で一致していたとしても、ナースコールシステム100の初期設定時に図3の表示パターンP5,P6を選択するとともに当該表示パターンP5,P6において右側の2つの患者情報表示欄を非表示とし、図3の表示パターンP9のように表示させることもできる。
また、上記実施の形態においては、患者関連情報記憶部41aに登録される患者関連情報や位置関連情報記憶部41bに登録される位置関連情報は、システム施工時等に制御装置40に接続されるパーソナルコンピュータやサーバ等から送信される構成となっているがこの例に限られない。例えば、これらの情報は、ナースコールシステムに接続される不図示のオーダリングシステムから送信されても良い。オーダリングシステムは、各患者の患者情報を含む病院に関する情報を一括して管理するものであり、例えば施設の管理室等の所定の場所に設置されている。
10:ナースコール子機、15:プレート子機、30:液晶廊下灯(廊下灯の一例)、31:モニタ(第一の表示部の一例)、32:表示制御部、33:(呼出)表示灯、36:記憶部、37:廊下灯CPU、38:通信インタフェース、40:制御装置、41:記憶部、41a:患者関連情報記憶部、41b:位置関連情報記憶部、50:ナースコール親機、51:ディスプレイ(第二の表示部の一例)、60:携帯端末、70:IP交換機(IP PBX)、71:基地局、100:ナースコールシステム

Claims (2)

  1. 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、
    前記ナースコール子機が接続され、病室内のベッド近傍に設置されるプレート子機と、
    前記ナースコール子機からの呼出を看護師に報知するために前記病室毎に設置された廊下灯と、
    看護師が患者からの呼出に応対するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、
    前記廊下灯および前記ナースコール親機に接続され、前記廊下灯や前記ナースコール親機を制御する制御装置と、
    を備えたナースコールシステムであって、
    前記廊下灯は、前記ナースコール子機からの呼出に応じて患者情報を表示する第一の表示部と、当該第一の表示部を制御する表示制御部を有し、
    前記制御装置あるいは前記ナースコール親機は、前記ナースコール子機の割り付けに対応する異なる数の前記廊下灯における患者情報表示欄を有する複数の表示パターンを記憶する記憶部を有し、
    前記記憶部は、各廊下灯のID情報、各廊下灯に接続可能な前記ナースコール子機の台数、各廊下灯に関連付けられた各病室内に実際に設置される前記ナースコール子機のID情報を管理する管理テーブルを記憶し、
    前記制御装置は、前記各廊下灯に接続可能な前記ナースコール子機の台数と前記各病室内に実際に設置された前記ナースコール子機の台数とが一致しているかを判断し、不一致の場合には前記複数の表示パターンのうち特定の表示パターンにおいて実際に設置された前記ナースコール子機が割り付けられていない患者情報表示欄を非表示とすることを特徴とする、ナースコールシステム。
  2. 前記ナースコール親機は第二の表示部を備え、
    前記制御装置は、前記廊下灯の前記第一の表示部における前記患者情報表示欄の非表示に基づき、前記ナースコール親機の前記第二の表示部における患者情報の表示態様を設定することを特徴とする、請求項1に記載のナースコールシステム。
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