JP2006095078A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ナースコール親機での所定の操作により、廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切り替えることができるようにする。
【解決手段】本発明のナースコールシステムは、ベッド子機4からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯3と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機1とを備えている。
廊下灯3は、通常時には患者の患者情報が非映示とされた待ち受け画面が表示され、ベッド子機4からの呼び出し時または廊下灯3で所定の操作により患者の患者情報が映示された患者情報画面に切り替えて表示する電子表示部31と、ベッド子機4からの呼び出しを知らせる表示灯32とを有しており、待ち受け画面が表示されている状態時にナースコール親機1で予め定められた操作を行ったとき待ち受け画面を患者情報画面に切替える制御を行なうCPU18、23を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明はナースコールシステムに係わり、特に、ナースコール親機での操作により、廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切り替えること等ができるナースコールシステムに関する。
従来から、この種のナースコールシステムとして、ナースセンターに設けられたデータ伝送装置(ナースコール親機)と、このデータ伝送装置とデジタル回線を介し接続され、かつ廊下灯の病室の出入口の近くに設けられ、データ伝送装置を介し任意に作成された病院にとって必要とされる各種情報を液晶表示する患者情報板(電子表示部)とを備えた構成のものが知られている(例えば、特許文献1)。
このような構成のナースコールシステムによれば、患者の各種の情報を、ナースセンター側での操作により病室の出入口に設けられた患者情報板に表示させることができるため、看護師の労力の軽減を図ることができる。
特開平10−192349号公報(段落番号「0006」、「0022」および図1)
しかしながら、このような構成のナースコールシステムにおいては、廊下灯の所定の操作によらなければ廊下灯の患者情報板(電子表示部)に患者情報を表示させることができないという難点があった。また、廊下灯の患者情報板(電子表示部)には患者の氏名のみが表示され、患者の担当医師や診療科目などが表示されないため、当該患者の担当医師や診療科目を把握するためには、ナースコール親機に患者情報を表示させなければならないという難点があり、さらに、当該医師が担当する患者(以下「担当医師の患者」という。)や当該診療科目に所属する患者(以下「診療科目の患者」という。)が何れの病室に居るのかを容易に把握することができないという難点があった。特に回診時は、同時に多数の廊下灯の患者情報を一度に表示しなければならないため、操作が面倒であった。
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、ナースコール親機での所定の操作により、廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切り替えることができ、また、ナースコール親機の患者表示領域を点灯、点滅若しくは色変更することができるナースコールシステムを提供することを目的としている。
上述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるナースコールシステムは、患者が看護師を呼び出すためのベッド子機と、ベッド子機からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、ナースコール親機および廊下灯を制御する制御機とを備え、廊下灯は、通常時には患者の患者情報が非映示とされた待ち受け画面が表示され、ベッド子機からの呼び出し時または廊下灯で所定の操作により患者の患者情報が映示された患者情報画面に切り替えて表示する電子表示部と、ベッド子機からの呼び出しを知らせる表示灯とを有し、待ち受け画面が表示されている状態時にナースコール親機で予め定められた操作を行ったとき待ち受け画面を患者情報画面に切替える制御を行なうCPUを備えたものである。
本発明の第2の態様は、第1の態様であるナースコールシステムにおいて、患者情報は、担当医師情報、廊下灯IDと関連付けられており、ナースコール親機で担当医師選択操作と予め定められた操作を行なったとき担当医師選択操作で選択された担当医師の患者がいる廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切替える制御を行なうCPUを備えたものである。
本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様であるナースコールシステムにおいて、患者情報は、診療科目情報、廊下灯IDと関連付けられており、ナースコール親機で診療科目選択操作と予め定められた操作を行なったとき診療科目選択操作で選択された診療科目の患者がいる廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切替える制御を行なうCPUを備えたものである。
本発明の第4の態様は、第1の態様乃至第3の態様の何れかの態様であるナースコールシステムにおいて、ナースコール親機は、患者情報を患者毎に表示するための患者表示領域を有し、患者情報は、担当医師情報、廊下灯IDと関連付けられており、ナースコール親機で担当医師選択操作と予め定められた操作を行なったとき担当医師選択操作で選択された担当医師の患者がいる廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切替える制御を行なうと同時に、担当医師選択操作で選択された担当医師の患者の患者表示領域を点灯若しくは点滅又は色変更する制御を行なうCPUを備えたものである。
本発明の第5の態様は、第1の態様乃至第4の態様の何れかの態様であるナースコールシステムにおいて、ナースコール親機は、患者情報を患者毎に表示するための患者表示領域を有し、患者情報は、診療科目情報、廊下灯IDと関連付けられており、ナースコール親機で診療科目選択操作と予め定められた操作を行なったとき診療科目選択操作で選択された担当医師の患者がいる廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切替える制御を行なうと同時に、診療科目選択操作で選択された診療科目の患者の患者表示領域を点灯若しくは点滅又は色変更する制御を行なうCPUを備えたものである。
本発明の第6の態様は、第1の態様乃至第5の態様の何れかの態様であるナースコールシステムにおいて、ナースコール親機で予め定められた操作を行なったとき廊下灯の表示灯を特定のパターンで点灯若しくは点滅させる制御を行なうCPUを備えたものである。
本発明の第7の態様であるナースコールシステムは、患者が看護師を呼び出すためのベッド子機と、ベッド子機からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、ナースコール親機および廊下灯を制御する制御機とを備え、ナースコール親機は、患者情報を患者毎に表示するための患者表示領域を有し、患者情報は、担当医師情報、廊下灯IDと関連付けられており、ナースコール親機で担当医師選択操作を行なったとき担当医師選択操作で選択された担当医師の患者の患者表示領域を点灯若しくは点滅又は色変更する制御を行なう制御機CPUを備えたものである。
本発明の第8の態様であるナースコールシステムは、患者が看護師を呼び出すためのベッド子機と、ベッド子機からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、ナースコール親機および廊下灯を制御する制御機とを備え、ナースコール親機は、患者情報を患者毎に表示するための患者表示領域を有し、患者情報は、診療科目情報、廊下灯IDと関連付けられており、ナースコール親機で診療科目選択操作を行なったとき診療科目選択操作で選択された診療科目の患者の患者表示領域を点灯若しくは点滅又は色変更する制御を行なうCPUを備えたものである。
本発明の第1の態様乃至第8の態様のナースコールシステムによれば、次のような効果を奏する。
第1に、ナースコール親機での操作により、廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切替えることができるため、従来のように廊下灯での個別の操作が不要となり、同時に多数の廊下灯を切り替えることから回診時の操作も容易となり、ひいては看護の効率を改善することができる上、誤って無関係の患者に係る廊下灯に患者情報を表示する虞もなくなる。
第2に、ナースコール親機での担当医師選択操作や診療科目操作により、特定の担当医師若しくは診療科目に該当する患者の患者情報のみを表示させることができるため、プライバシー保護の面で有効である。
第3に、ナースコール親機の患者表示領域を点灯、点滅若しくは色変更させることができるため、回診時に1回の操作で担当患者を同時に表示できるため、操作がさらに容易となり、特定の担当医師若しくは診療科目に該当する患者を視覚的に把握でき、利便性が向上する。
第4に、ナースコール親機での操作により、廊下灯の表示灯を特定のパターンで点灯若しくは点滅させるため、医師若しくは看護師等は、特定の担当医師若しくは診療科目に該当する患者のいる病室を容易に見つけることができ、迅速な対応が可能となる。
以下、本発明のナースコールシステムを適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。
図1は、本発明の一実施例におけるナースコールシステムのシステム構成図、図2は、同ナースコールシステムにおけるナースコール親機、廊下灯および制御機のブロック図を示している。
図1において、本発明のナースコールシステムは、病室A、B内の各患者ベッドの近傍に設置され患者が看護師を呼び出すためのベッド子機4と、必要により、病室A、B内の各トイレ内に設置され患者が看護師を呼び出すためのトイレ子機5と、病室A、B内の各入口付近に設けられベッド子機4からの呼び出しを看護師に知らせるための複数の液晶廊下灯等から成る廊下灯3と、ナースステーション内に設置され患者からの呼び出しに応答するためのマルチチャンネルナースコールPC等から成るナースコール親機1と、共用部等に設置されナースコール親機1および廊下灯3を制御する制御機2とを備えている。ここで、制御機2は、第1の伝送路L1を介してナースコール親機1に、第2の伝送路L2を介して各廊下灯3に接続され、各廊下灯4には、第3の伝送路L3を介して対応するベッド子機4に、第4の伝送路L4を介して対応するトイレ子機5にそれぞれ接続されている。
ナースコール親機1は、図2に示すように、患者情報や看護情報等を表示するLCD(liquid crystal display:液晶ディスプレイ)11、LCD11の所定の位置に文字や絵を表示するためのLCD駆動回路12、患者からの呼出により呼出音を放音するための呼出音発生回路13、患者と通話をするためのスピーカ14、マイク15および通話回路16、各種入力を行なうためのタッチパネル17、各部(回路)を制御するCPU(以下「親機CPU」という。)18および親機インターフェース(以下、インターフェースを「I/F」という。)19の各部(回路)を備えている。ここで、親機CPU18は、LCD11、LCD駆動回路12、呼出音発生回路13、通話回路16、タッチパネル17および親機I/F19に接続され、LCD11にはLCD駆動回路12が、呼出音発生回路13にはスピーカ14が、通話回路16にはスピーカ14、マイク15および親機I/F19がそれぞれ接続されている。
制御機2は、後述する患者ごとの担当医師情報21a、診療科目情報21b、患者情報21cを記憶するメモリ21、第1、第2の制御機I/F22a、22bおよび各部(回路)を制御するCPU(以下「制御機CPU」という。)23の各部(回路)を備えている。ここで、制御機CPU23は、メモリ21および第1、第2の制御機I/F22a、22bに接続され、第1の制御機I/F22aには、第1の伝送路L1を介して親機I/F19が接続されている。
各廊下灯3は、それぞれ同様の構成とされ、それぞれ、患者情報を表示するLCD、有機EL若しくはプラズマディスプレイ等から成る電子表示部31、ベッド子機4からの呼び出しを知らせる表示灯32、復旧ボタン33、各部(回路)を制御するCPU(以下「廊下灯CPU」という。)34および第1、第2、第3の廊下灯I/F35a、35b、35cの各部を備えている。ここで、廊下灯CPU34は、電子表示部31、表示灯32、復旧ボタン33および第1、第2、第3の廊下灯I/F35a、35b、35cに接続され、第1の廊下灯I/F35aには第2の伝送路L2を介して第2の制御機I/F22bが接続され、第2の廊下灯I/F35bには第3の伝送路L3を介してベッド子機4が接続され、第3の廊下灯I/F35cには第4の伝送路L4を介してトイレ子機5が接続されている。
図3(a)は、ナースコール親機1の患者情報領域を示しており、この患者情報領域の中央部右側上段には、例えば病室A内に居る患者の氏名「加藤太郎」および当該患者の担当医師の氏名「山田一郎」が、右側下段には例えば病室B内に居る患者の氏名「阿部花子」および当該患者の担当医師の氏名「山田一郎」が表示されている。また、図3(b)は、廊下灯3の電子表示部31における待ち受け画面を示しており、待受時には、プライバシー保護の観点から患者の氏名が表示されず、他の画像(例えばリンゴの絵柄)が表示されている。さらに、図3(c)は、廊下灯3の電子表示部31における患者情報画面を示している。
図4は、制御機2のメモリ21に保存される担当医師情報21a、診療科目情報21bおよび患者情報21cの内容を示しており、図4(a)は、患者IDと、当該患者IDに関連付けられた担当医師を示す担当医師情報を、図4(b)は、患者IDと、当該患者IDに関連付けられた診療科目を示す診療科目情報を、図4(c)は、患者IDと、当該患者IDに関連付けられた患者氏名、担当医師および診療科目を示す患者情報を示している。このような担当医師情報21a、診療科目情報21bおよび患者情報21cは、ナースコール親機1のタッチパネル17若しくは図示しないマウスやキーボード等を用いて所定の操作により作成することができる。なお、担当医師情報21a、診療科目情報21bおよび患者情報21cは、それぞれ患者IDを介して関連付けられているので、以下の説明においては、患者氏名、担当医師情報21aおよび診療科目情報21b等の看護に必要な情報が含まれている患者情報21cを用いて説明する。
次に、このように構成されたナースコールシステムの動作について説明する。なお、(1)例えば、病室A内の患者である加藤太郎(以下「第1の患者」という。)が第1の患者のベッドの近傍に設置されベッド子機(以下「第1のベッド子機」という。)4から呼び出しを行うと、第1のベッド子機4のID(以下「第1のベッド子機のID」という。)を含有する呼出信号が第3の伝送路L3および第1のベッド子機4に対応する廊下灯(以下「第1の廊下灯」という。)3の第2の廊下灯I/F35bを介して第1の廊下灯3の廊下灯CPU(以下「第1の廊下灯CPU」という。)34へ送信される点、(2)かかる呼出信号が第1の廊下灯CPU34で検出されると、第1の廊下灯CPU34の制御により、第1の廊下灯3の表示灯(以下「第1の表示灯」という。)32が点灯若しくは点滅するとともに、第1の廊下灯CPU34から第1のベッド子機のIDおよび第1の廊下灯の廊下灯ID(以下「第1の廊下灯ID」という。)を含有する呼出検出信号が出力され、第1の廊下灯の第1の廊下灯I/F35a、第2の伝送路L2および第2の制御機I/F22bを介して制御機CPU23へ送信される点、(3)制御機2からナースコール親機1に対して呼出種別、第1のベッド子機のIDおよび第1の廊下灯IDが送信され、ナースコール親機1において呼出種別に応じた呼出音で鳴動するとともに、第1のベッド子機4に対応する呼出表示部(不図示)が点滅する点、(4)第1のベッド子機4からの呼び出しに対して、ナースコール親機1は呼出表示部の位置により第1の患者(加藤太郎)を確認してから通話を行い、看護師が呼び出しに対して必要な処理を行う点は従来のナースコールシステムと同様であることから詳細な説明を省略し、ここでは、第1の廊下灯の電子表示部(以下「第1の電子表示部」という。)31における待ち受け画面の表示を患者情報画面の表示に切り替える動作等を中心にして説明する。
先ず、廊下灯3における電子表示部31には、通常時においては、例えば、図3(b)に示すような患者の患者情報が非映示とされた待ち受け画面が表示されている。なお、以下の実施例では、医師「山田一郎」の担当患者として、病室A内の加藤太郎および病室B内の阿部花子が居るものとして説明する。
[実施例1]
いま、ナースセンター内の看護師などがタッチパネル17を用いて、ナースコール親機1のLCD11に表示された例えば待ち受け画面解除の表示部をタッチ操作すると、親機CPU18から操作信号(以下「第1の操作信号」という。)が親機I/F19、第1の伝送路L1、第1の制御機I/F22a、制御機CPU23、第2の制御機I/F22bおよび第2の伝送路L2を介して各廊下灯3の廊下灯CPU34へ送信される。
かかる第1の操作信号が各廊下灯3の廊下灯CPU34で検出されると、各廊下灯CPU34の制御により、各廊下灯3の待ち受け画面(図3(b)参照)が解除され、それぞれ患者情報画面(図3(c)参照)の表示に切り替えられるとともに、各廊下灯3の表示灯32が特定のパターンで点滅または点灯する。
なお、各廊下灯3の患者情報画面は、医師(または看護師)が各廊下灯3の電子表示部31に表示された情報を確認し、各廊下灯3の復旧ボタン33を長押しすること等により、待ち受け画面に戻ることになる。
この実施例においては、ナースコール親機1で予め定められた操作を行なうことにより、各廊下灯3の待ち受け画面を患者情報画面に切り替えることができる。
[実施例2]
いま、ナースセンター内の看護師などがタッチパネル17を用いて、ナースコール親機1のLCD11に表示された例えば医師「山田一郎」の表示部および待ち受け画面解除の表示部をタッチ操作すると、親機CPU18から操作信号(以下「第2の操作信号」という。)が親機I/F19、第1の伝送路L1および第1の制御機I/F22aを介して制御機CPU23へ送信される。
かかる操作信号が制御機CPU23で検出されると、制御機CPU23の制御により、メモリ21に保存された患者情報21cから、医師「山田一郎」の担当患者(「加藤太郎」および「阿部花子」)が読み出され、制御機CPU23から第1、第2の制御信号が出力される。
第1の制御信号は、第2の制御機I/F22bおよび第2の伝送路L2を介して各廊下灯3の廊下灯CPU34へ、第2の制御信号は、前述の第2の操作信号と逆の経路を経由して親機CPU18へそれぞれ送信される。
第1の制御信号が第1の廊下灯CPU34で検出されると、第1の廊下灯CPU34の制御により、第1の廊下灯3の待ち受け画面(図3(b)参照)が解除され、患者情報画面(図3(c)参照)の表示に切り替えられるとともに、第1の表示灯32が特定のパターンで点滅する。また、第1の制御信号が病室Bに対応する廊下灯(以下「第2の廊下灯」という。)3の廊下灯CPU(以下「第2の廊下灯CPU」という。)34で検出されると、第2の廊下灯CPU34の制御により、第1の廊下灯3と同様に、第2の廊下灯3の待ち受け画面が解除され、患者情報画面の表示に切り替えられるとともに、第2の廊下灯3の表示灯32が特定のパターンで点滅する。
さらに、第2の制御信号が親機CPU18で検出されると、親機CPU18の制御により、図3(a)に示すように、ナースコール親機1の患者表示領域に医師「山田一郎」の担当患者である「加藤太郎」および「阿部花子」が点灯、点滅または色変更する。
なお、第1、第2の廊下灯3の患者情報画面は、前述と同様に、医師(または看護師)が第1、第2の廊下灯3の電子表示部31に表示された情報を確認し、第1、第2の廊下灯3の復旧ボタン33を長押しすること等により、待ち受け画面に戻ることになる。
この実施例においては、ナースコール親機1で担当医師選択操作と前述の予め定められた操作を行なうことにより、担当医師選択操作で選択された担当医師の患者が居る廊下灯3の待ち受け画面を患者情報画面に切り替えることができる。
[実施例3]
いま、ナースセンター内の看護師などがタッチパネル17を用いて、ナースコール親機1のLCD11に表示された例えば診療科目「第1内科」の表示部および待ち受け画面解除の表示部をタッチ操作すると、親機CPU18から操作信号(以下「第3の操作信号」という。)が前述の第2の操作信号と同様の経路を経由して制御機CPU23へ送信される。
かかる第3の操作信号が制御機CPU23で検出されると、制御機CPU23の制御により、メモリ21に保存された患者情報21cから、診療科目「第1内科」に属する患者(「加藤太郎」および「阿部花子」)が読み出され、制御機CPU23から第3、第4の制御信号が出力され、第3の制御信号は、第1の制御信号と同様の経路を経由して各廊下灯3の廊下灯CPU34へ、第4の制御信号は、前述の第2の制御信号と同様の経路を経由して親機CPU18へそれぞれ送信される。
そして、第3の制御信号が第1の廊下灯CPU34で検出されると、前述と同様に、第1の廊下灯CPU34の制御により、第1の廊下灯3の待ち受け画面(図3(b)参照)が解除され、患者情報画面(図3(c)参照)の表示に切り替えられるとともに、第1の表示灯32が特定のパターンで点滅する。また、第3の制御信号が第2の廊下灯CPU34で検出されると、前述と同様に、第2の廊下灯CPU34の制御により、第2の廊下灯3の待ち受け画面が解除され、患者情報画面の表示に切り替えられるとともに、第2の廊下灯3の表示灯32が特定のパターンで点滅する。
さらに、第4の制御信号が親機CPU18で検出されると、前述と同様に、親機CPU18の制御により、図3(a)に示すように、ナースコール親機1の患者表示領域に診療科目「第1内科」に属する「加藤太郎」および「阿部花子」が点灯、点滅または色変更する。
なお、第1、第2の廊下灯3の患者情報画面は、前述と同様に、医師(または看護師)が第1、第2の廊下灯3の電子表示部31に表示された情報を確認し、第1、第2の廊下灯3の復旧ボタン33を長押しすること等により、待ち受け画面に戻ることになる。
この実施例においては、ナースコール親機1で診療科目選択操作と前述の予め定められた操作を行なうことにより、診療科目選択操作で選択された診療科目の患者が居る廊下灯3の待ち受け画面を患者情報画面に切り替えることができる。
本発明は、特許請求の範囲内で、次のように、変更、修正を加えることができる。
第1に、前述の実施例においては、ナースコール親機での操作により、廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切替えると同時に担当医師選択操作若しくは診療科目操作で選択された担当医師若しくは診療科目の患者の患者表示領域を点灯、点滅または色変更させる場合について述べているが、担当医師選択操作若しくは診療科目操作で選択された担当医師若しくは診療科目の患者の患者表示領域を点灯、点滅または色変更させずに、廊下灯の待ち受け画面のみを患者情報画面に切替えるようにしてもよい。
第2に、前述の実施例においては、ナースコール親機での操作により、廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切替えると同時に担当医師選択操作若しくは診療科目操作で選択された担当医師若しくは診療科目の患者の患者表示領域を点灯、点滅または色変更させる場合について述べているが、廊下灯の待ち受け画面を患者情報画面に切替えずに、担当医師選択操作若しくは診療科目操作で選択された担当医師若しくは診療科目の患者の患者表示領域のみを点灯、点滅または色変更させてもよい。
第3に、前述の実施例においては、ナースセンター内の看護師などがタッチパネル17を用いて所定の操作を行なう場合について述べているが、マウスやキーボード等を用いて所定の操作を行ってもよい。
第4に、前述の実施例においては、病室内に1台のベッド子機が設置され、2台の廊下灯が設置された場合について述べているが、システムの規模に応じて病室内に2台以上のベッド子機を設置し、1台若しくは3台以上の廊下灯を設置してもよい。
本発明の一実施例におけるナースコールシステムのシステム構成図。 本発明のナースコールシステムにおけるナースコール親機、廊下灯および制御機のブロック図。 各種患者情報の設定内容を示す説明図で、図3(a)はナースコール親機の患者情報領域の説明図、図3(b)は廊下灯の電子表示部における待ち受け画面の説明図、図3(c)は廊下灯の電子表示部における患者情報画面の説明図。 制御機のメモリに保存される担当医師情報、診療科目情報および患者情報の説明図で、図4(a)は担当医師情報の説明図、図4(b)は診療科目情報の説明図、図4(c)は患者情報の説明図。
符号の説明
1・・・ナースコール親機
18・・・CPU(親機CPU)
2・・・制御機
23・・・CPU(制御機CPU)
3・・・廊下灯
31・・・電子表示部
32・・・表示灯
4・・・ベッド子機

Claims (8)

  1. 患者が看護師を呼び出すためのベッド子機(4)と、前記ベッド子機からの呼び出しを前記看護師に知らせるための廊下灯(3)と、前記患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機(1)と、前記ナースコール親機および前記廊下灯を制御する制御機(2)とを備え、
    前記廊下灯は、通常時には前記患者の患者情報が非映示とされた待ち受け画面が表示され、前記ベッド子機からの呼び出し時または前記廊下灯で所定の操作により前記患者の患者情報が映示された患者情報画面に切り替えて表示する電子表示部(31)と、前記ベッド子機からの呼び出しを知らせる表示灯(32)とを有し、
    前記待ち受け画面が表示されている状態時に前記ナースコール親機で予め定められた操作を行ったとき前記待ち受け画面を前記患者情報画面に切替える制御を行なうCPU(18、23)を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記患者情報は、担当医師情報、廊下灯IDと関連付けられており、
    前記ナースコール親機で担当医師選択操作と前記予め定められた操作を行なったとき前記担当医師選択操作で選択された担当医師の患者がいる廊下灯の前記待ち受け画面を前記患者情報画面に切替える制御を行なうCPU(18、23)を備えたことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記患者情報は、診療科目情報、廊下灯IDと関連付けられており、
    前記ナースコール親機で診療科目選択操作と前記予め定められた操作を行なったとき前記診療科目選択操作で選択された診療科目の患者がいる廊下灯の前記待ち受け画面を前記患者情報画面に切替える制御を行なうCPU(18、23)を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のナースコールシステム。
  4. 前記ナースコール親機は、前記患者情報を患者毎に表示するための患者表示領域を有し、
    前記患者情報は、担当医師情報、廊下灯IDと関連付けられており、
    前記ナースコール親機で担当医師選択操作と前記予め定められた操作を行なったとき前記担当医師選択操作で選択された担当医師の患者がいる廊下灯の前記待ち受け画面を前記患者情報画面に切替える制御を行なうと同時に、前記担当医師選択操作で選択された担当医師の患者の患者表示領域を点灯若しくは点滅又は色変更する制御を行なうCPU(18、23)を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載のナースコールシステム。
  5. 前記ナースコール親機は、前記患者情報を患者毎に表示するための患者表示領域を有し、
    前記患者情報は、診療科目情報、廊下灯IDと関連付けられており、
    前記ナースコール親機で診療科目選択操作と前記予め定められた操作を行なったとき前記診療科目選択操作で選択された担当医師の患者がいる廊下灯の前記待ち受け画面を前記患者情報画面に切替える制御を行なうと同時に、前記診療科目選択操作で選択された診療科目の患者の患者表示領域を点灯若しくは点滅又は色変更する制御を行なうCPU(18、23)を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4何れか1項記載のナースコールシステム。
  6. 前記ナースコール親機で前記予め定められた操作を行なったとき前記廊下灯の前記表示灯を特定のパターンで点灯若しくは点滅させる制御を行なうCPU(18、23)を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5何れか1項記載のナースコールシステム。
  7. 患者が看護師を呼び出すためのベッド子機(4)と、前記ベッド子機からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯(3)と、前記患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機(1)と、前記ナースコール親機および前記廊下灯を制御する制御機(2)とを備え、
    前記ナースコール親機は、前記患者情報を患者毎に表示するための患者表示領域を有し、
    前記患者情報は、担当医師情報、廊下灯IDと関連付けられており、
    前記ナースコール親機で担当医師選択操作を行なったとき前記担当医師選択操作で選択された担当医師の患者の患者表示領域を点灯若しくは点滅又は色変更する制御を行なう制御機CPU(18、23)を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  8. 患者が看護師を呼び出すためのベッド子機(4)と、前記ベッド子機からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯(3)と、前記患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機(1)と、前記ナースコール親機および前記廊下灯を制御する制御機(2)とを備え、
    前記ナースコール親機は、前記患者情報を患者毎に表示するための患者表示領域を有し、
    前記患者情報は、診療科目情報、廊下灯IDと関連付けられており、
    前記ナースコール親機で診療科目選択操作を行なったとき前記診療科目選択操作で選択された診療科目の患者の患者表示領域を点灯若しくは点滅又は色変更する制御を行なうCPU(18、23)を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
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