JP6629366B2 - 集合装置 - Google Patents
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Description
本発明は、対象部材を集合させる集合装置に関する。
電動機や発電機などの回転電機は、円筒状に形成されたステータと、ステータの内側に回転自在に配置されたロータとを備える。ステータのステータコアに設けられたスロットに、U字状のコイルセグメント(電気導体)の脚部を挿通した後、突出した部分を周方向に曲げて溶接することにより、コイルを構成する。
特許文献1の電気導体の整列装置及び方法では、U字状の複数の電気導体の一方の脚部を保持する複数の保持部と、複数の保持部を径方向に移動させる移動部とを備え、複数の電気導体を整列させる場合に、一方の脚部を保持した保持部を径方向内側に移動させることで、複数の電気導体を円周方向に重ねながら円環状に整列させている。
しかしながら、特許文献1では、電気導体の一方の脚部を保持した保持部を移動させる移動部が必要となり、装置が複雑化する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で複数の対象部材を集合させることができる集合装置を提供することを目的とする。
本発明の集合装置は、2本の脚部と前記2本の脚部を連結する連結部とを有する複数の対象部材を集合させる集合装置であって、前記対象部材の前記脚部を支持する支持部と、前記支持部とは離間して設けられた基部とを有する複数の支持アームと、第1の円弧状の外周部を有し、前記第1の円弧の曲率中心回りに第1周方向に回転可能に設けられた第1回転部材と、前記第1回転部材の外周部を挟んで曲率中心が前記第1の円弧の曲率中心の反対側にあって第2の円弧状の外周部を有し、前記第2の円弧の曲率中心回りに前記第1周方向とは逆向きの第2周方向に回転可能に設けられた第2回転部材と、前記第1回転部材を前記第1周方向に回転させ、前記第2回転部材を前記第2周方向に回転させる回転機構と、を備え、前記第1回転部材は、前記第1の円弧の径方向において前記支持部を前記基部より外側に位置した状態で前記基部を保持する第1保持部が前記第1回転部材の外周部に沿って所定間隔で複数形成され、回転により前記複数の支持アームのそれぞれを前記第1周方向に回転させ、前記第2回転部材は、前記第2の円弧の径方向において前記支持部を前記基部より内側に位置した状態で前記基部を保持する溝状の第2保持部が外周面に前記所定間隔で複数形成され、回転により、前記複数の支持アームのそれぞれを、前記第2周方向に回転させ、前記回転機構は、前記第1回転部材を前記所定間隔の長さ前記第1周方向に回転させた場合に、前記第2回転部材を前記所定間隔の長さ前記第2周方向に回転させることを特徴とする。なお、前記第2の円弧は、前記第1の円弧に接するように形成されていることが好ましい。
本発明によれば、回転機構は、第1回転部材を所定間隔の長さ第1周方向に回転させた場合に、第2回転部材を所定間隔の長さ第2周方向に回転させるので、第1保持部と第2保持部とが対向するようにすると、第1保持部で保持した基部を、第2保持部で保持するように移動させることができる。
本発明では、第1保持部は、支持部を基部より外側に位置した状態で複数の支持アームのそれぞれの基部を保持し、第2保持部は、支持部を基部より内側に位置した状態で複数の支持アームのそれぞれの基部を保持する。従って、第1保持部を備える第1回転部材では、支持アームの基部が所定長さ移動した場合に、基部よりも外側にある支持部の移動長さは、前記所定長さより長い。これに対し、第2保持部を備える第2回転部材では、支持アームの基部が前記所定長さ移動した場合に、基部よりも内側にある支持部の移動長さは、前記所定長さより短い。このため、複数の支持アームを第1保持部から第2保持部に移動させると、隣り合う支持アームの支持部同士の間隔が狭くなる。
本発明によれば、支持部は、対象部材の脚部を支持しているので、隣り合う支持アームの支持部同士の間隔を狭くすることで、隣り合う対象部材の脚部同士の間隔を狭くすることができる。これにより、複数の対象部材を、第1保持部にガイドされた場合よりも小さい範囲で集合させることができる。
また、前記第1回転部材の曲率半径と、前記第2回転部材の曲率半径とは異なることが好ましい。
この構成によれば、第1回転部材と第2回転部材とのうち、曲率半径が大きい回転部材は、曲率半径が小さい回転部材に比べて、同じ長さ回転する場合に要する回転角度が小さくなる。従って、曲率半径が大きい回転部材は、曲率半径が小さい回転部材より、外周部を設ける角度を小さくすることができる。これにより、曲率半径が小さい回転部材の周囲にスペースを確保したい等の要望に柔軟に対応することができる。
また、前記第1保持部は、前記第1回転部材の外周面に形成された溝により形成されていることが好ましい。
この構成によれば、基部を確実に保持することができ、支持アームの移動時のガタツキを抑制することができる。
さらに、前記第2保持部は、円弧状の溝により形成され、前記基部は、前記第2保持部に嵌合するローラにより形成されていることが好ましい。
この構成によれば、基部はローラであるので、第2保持部で基部を保持した後にも、第2保持部内でローラである基部を回転することができ、支持アームの角度(向き)調整を行うことができる。
また、前記回転機構は、前記第1回転部材の回転中心に設けられた第1プーリと、前記第2回転部材の回転中心に設けられた第2プーリと、回転可能な駆動プーリと、前記駆動プーリを回転するモータと、前記駆動プーリが回転した場合に、前記第1プーリが前記第1周方向に回転し、前記第2プーリが前記第2周方向に回転するように、前記第1プーリと前記第2プーリと前記駆動プーリとに掛け渡されたベルトと、を備えることが好ましい。
この構成によれば、簡単な構成で、第1回転部材を所定間隔の長さ第1周方向に回転させた場合に、第2回転部材を所定間隔の長さ第2周方向に回転させることができる。例えば、第1回転部材の曲率半径と第2回転部材の曲率半径とが同じである場合、第1プーリと第2プーリとは同じ径で形成し、第1回転部材の曲率半径が、第2回転部材の曲率半径の1/3である場合、第1プーリは、第2プーリの3倍の径で形成する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
先ず、回転電機の構造の一例について説明する。
図1及び図2に示すように、電動機や発電機などの回転電機は、円筒状に形成されたステータ1と、ステータ1の内側に回転自在に配置されたロータ(図示せず)とを備える。
ステータ1は、ステータコア2と、コイル3とを備える。ステータコア2は、円筒形状であり、回転軸方向に貫通する複数のスロット2aが周方向に間隔を存して複数設けられている。各スロット2aは、ステータコア2の径方向断面形状がステータコア2の中心側から径方向に向かって放射状に延びるように形成されており、ステータコア2に形成されたスリット2bを介してステータコア2の内周面に連通している。なお、スリット2bは設けなくてもよい。
コイル3は、図3に示すコイルセグメント4をスロット2aに一方から挿入し、スロット2aの他方から突出した突出部分を周方向に捩り曲げて溶接することにより構成される。
コイルセグメント4は、複数本、実施形態では4本の断面長方形状の導体(平角線の導線)を幅の広い方の面が対向するように1列に整列させて1つの束にしてU字状に形成したものであり、一対の脚部4a,4aと、両脚部4a,4aの一方端(図では上端)を連結する頭部4bとからなる。
なお、コイルセグメント4は、複数の平角線を幅方向に整列させた束であればよく、例えば、複数の平角線を幅の狭い方の面が対向するように1列に整列させたものであってもよい。
頭部4bの中央には、平角線の整列方向にS字状に湾曲するS字状部4cが形成されている。また、頭部4bは、その中央(S字状部4cの中央)から両脚部4a,4aに向かって下方に傾斜している。コイルセグメント4の脚部4aは、対応するスロット2aに一方から挿入されている。スロット2aの他方からは、コイルセグメント4の脚部4aが突出している。
スロット2aの他方から突出した脚部4aの突出部分4dは、図4Aに示すように、曲げ装置(図示せず)によりステータコア2の周方向に曲げられ、対応する突出部分4dの先端部4e同士が溶接装置(図示せず)により溶接される。このようにして、径方向に8層(8本)のコイルセグメント4が積層配置されたステータ1が完成する。ここでは、径方向の内側から外側に向かって、1層、2層、・・・、8層の順に並んでいる。
なお、本実施形態のコイル3は、U相、V相、W相からなる3相コイルであり、各スロット2aに挿入されるコイルセグメント4の脚部4aは、周方向に、U相、U相、V相、V相、W相、W相の順に並ぶ。図4Bでは、3つの相のうちの1相のコイル(例えば、U相コイル)のみを示している。
[集合装置]
次に、図5及び図6に示すように、複数、例えば18本のコイルセグメント4を、集合させる集合装置10について説明する。
次に、図5及び図6に示すように、複数、例えば18本のコイルセグメント4を、集合させる集合装置10について説明する。
集合装置10は、円盤状で回転可能な第1回転部11と、外周部が円弧状で回転可能な第2回転部12と、第1回転部11及び第2回転部12により回転される18本の支持アーム13とを備える。第1回転部11及び第2回転部12は、ベース(図示せず)に回転可能に取り付けられている。18本の支持アーム13は、それぞれコイルセグメント4を支持する。
第1回転部11は、18本の支持アーム13を扇状に配置し(図5参照)、第2回転部12は、18本の支持アーム13を集合するように配置する(図6参照)。
本実施形態では、18本の支持アーム13のうち、図5において最も反時計方向D1側にある支持アーム13を、第1の支持アーム13と称し、第1の支持アーム13の時計方向D2側で第1の支持アーム13にリンクする支持アーム13を、第2の支持アーム13と称し、図5において最も時計方向D2側にある支持アーム13を、第18の支持アーム13と称する。
図7に示すように、集合装置10は、第1ガイド板14と、第2ガイド板15と、制御装置16(図9参照)と、第2ガイド板15の上部を覆う上カバー17とを備える。第1ガイド板14及び第2ガイド板15は、ベースに取り付けられている。制御装置16は、集合装置10を統括的に制御する。なお、図7では、支持アーム13の図示を省略している。
第1回転部11は、第1回転板11aと、第1回転板11aとの間で支持アーム13を挟持する第1上板11b(図5参照)と、第1回転板11aの下面に取り付けられた第1プーリ11cとを備える。第1上板11bは、第1回転板11aに取り付けられている。第1上板11bを取り付けると、第1回転板11aと、第1上板11bとの間で支持アーム13は挟持される。これにより、支持アーム13の上下方向のガタツキが抑制される。
第1回転板11aの外周面には、詳しくは後述する支持アーム13の基部21が挿入される溝形状の第1保持部11dが所定ピッチで18個形成されている。第1ガイド板14は、第1回転板11aの外側で円弧状に形成されている。第1ガイド板14は、支持アーム13が反時計方向D1に回転可能になるように、第1保持部11dに挿入された基部21をガイドする。
第2回転部12は、第2回転板12aと、第2回転板12aの下面に取り付けられた第2プーリ12bとを備える。第2プーリ12bは、詳しくは後述するベルト27が巻き掛けられる溝部の径が、第1プーリ11cのベルト27が巻き掛けられる溝部の径より大きく(例えば、3倍)形成されている。なお、第2プーリ12bの溝部の径と、第1プーリ11cの溝部の径とを同じにしてもよい。この場合、第1回転板11aと第2回転板12aとは、同じ径となる。
第2回転板12aの外周面には、支持アーム13の基部21が挿入される溝形状の第2保持部12cが所定ピッチで18個形成されている。第2ガイド板15は、第2回転板12aの外側で円弧状に形成され、支持アーム13が時計方向D2に回転可能になるように、第2保持部12cに挿入された基部21をガイドする。
集合装置10は、駆動プーリ25と、中継プーリ26と、ベルト27と、駆動プーリ25を回転するモータ29(図9参照)とを備える。中継プーリ26は、ベースに回転可能に取り付けられ、モータ29は、ベースに取り付けられている。ベルト27は、第1プーリ11c、第2プーリ12b、中継プーリ26、駆動プーリ25に掛け渡されている。本実施形態では、モータ29は、制御装置16により駆動が制御される。
図8及び図9に示すように、支持アーム13は、第1アーム部13aと、第1アーム部13aの一端部に連設された第2アーム部13bとを備える。第1アーム部13aには、コイルセグメント4の一方の脚部4aが挿入される凹部が形成された第1ホルダ13cが形成されている。
第2アーム部13bには、コイルセグメント4の他方の脚部4aが挿入される凹部が形成された第2ホルダ13dが形成されている。なお、第1ホルダ13cと第2ホルダ13dとは、少なくとも一方を形成すればよい。
第1アーム部13aの他端部は、第1板部13eと第2板部13fとが形成されている。第1板部13eは、第2板部13fより下方に形成されており、第1板部13eと第2板部13fとは、段付き状に形成されている。
第1板部13eの底面には、ローラ形状を有する基部21が反時計方向D1及び時計方向D2に回転可能に取り付けられている。第1板部13eの上面には、基部21と同軸であるリンクシャフト22が立設されている。
第2板部13fには、隣り合う支持アーム13の第1板部13eに設けられたリンクシャフト22が挿入されるリンク孔13gが形成されている。リンクシャフト22が隣り合う支持アーム13のリンク孔13gに挿入されると、隣り合う支持アーム13同士はリンクして一緒に動く状態となる。本実施形態では、18本の支持アーム13は、隣り合うもの同士でリンクした状態となっている。
図9は、第11〜第18の支持アーム13が、隣り合うもの同士でリンクした状態でセットされ、第10の支持アーム13を、第11の支持アーム13にリンクするようにセットする状態を示している。
図10に示すように、集合装置10には、第1ホルダ13cに挿入された脚部4aと、第2ホルダ13dに挿入された脚部4aとが、第1ホルダ13c及び第2ホルダ13dから抜け出るのを防止する抜出防止板31が設けられている。抜出防止板31は、第1ホルダ13c及び第2ホルダ13dの間を通るような円弧状で形成されている。なお、図7〜図9では、抜出防止板31の図示を省略している。
第1ホルダ13c及び第2ホルダ13dに挿入されたそれぞれの脚部4aが、第1回転部11の径方向に移動した場合にも、脚部4aは、抜出防止板31に当接する。これにより、脚部4aが、第1ホルダ13c及び第2ホルダ13dから抜け出るのが防止される。なお、抜出防止板31は設けないようにしてもよい。
図11に示す初期状態では、第1〜第18の支持アーム13は、コルセグメント搬送装置(図示せず)により搬送されたコイルセグメント4が挿入される挿入位置に位置する。このとき、第1の支持アーム13は、基部21が第1回転板11aの第1保持部11dのみにより保持されている。
[コイルセグメント集合]
集合装置10を用いて、複数(18本)のコイルセグメント4を、ステータコア2のスロットのスロット2aに対応した位置に集合させる場合、先ず、制御装置16は、図11に示すように、第1〜第18の支持アーム13が挿入位置に位置するようにセットする。
なお、図11〜図14では、第1上板11b及び上カバー17の図示を省略している。
集合装置10を用いて、複数(18本)のコイルセグメント4を、ステータコア2のスロットのスロット2aに対応した位置に集合させる場合、先ず、制御装置16は、図11に示すように、第1〜第18の支持アーム13が挿入位置に位置するようにセットする。
なお、図11〜図14では、第1上板11b及び上カバー17の図示を省略している。
コイルセグメント搬送装置は、コイルセグメント4を搬送し、一対の脚部4a,4aを第1の支持アーム13の第1ホルダ13c及び第2ホルダ13dに挿入する(挿入制御)。コイルセグメント搬送装置は、上記挿入制御を、第2〜第18の支持アーム13に対しても行う。
次に、制御装置16は、モータ29を駆動して、駆動プーリ25を時計方向D2に回転する。駆動プーリ25が時計方向D2に回転すると、第1プーリ11cは、反時計方向D1に回転し、第2プーリ12bは、時計方向D2に回転する。これにより、第1プーリ11cが取り付けられた第1回転板11aは反時計方向D1に回転し、第2プーリ12bが取り付けられた第2回転板12aは時計方向D2に回転する。
本実施形態では、第2プーリ12bは、ベルト27が巻き掛けられる溝部の径が、第1プーリ11cのベルト27が巻き掛けられる溝部の径の3倍で形成されている。このため、図12に示すように、図11の状態から第1回転板11aが所定角度(例えば、15°)回転すると、第2回転板12aはその1/3となる5°回転する。また、第1回転板11aが15°回転した場合の第1保持部11dの回転円弧長さは、第2回転板12aが5°回転した場合の第2保持部12cの回転円弧長さと同じとなる。
図12に示す状態では、第1の支持アーム13の基部21が、第1回転板11aの第1保持部11dと、第2回転板12aの第2保持部12cとにより保持された状態となる。
図12に示す状態から、第1回転板11aが15°回転し、第2回転板12aが5°回転すると、図13に示すように、第2の支持アーム13の基部21が、第1回転板11aの第1保持部11dと、第2回転板12aの第2保持部12cとにより保持され、第1の支持アーム13の基部21が、第2回転板12aの第2保持部12cのみにより保持された状態となる。
図13に示す状態から、第1回転板11aが15°回転し、第2回転板12aが5°回転すると、図14に示すように、第3の支持アーム13の基部21が、第1回転板11aの第1保持部11dと、第2回転板12aの第2保持部12cとにより保持され、第1及び第2の支持アーム13の基部21が、第2回転板12aの第2保持部12cのみにより保持された状態となる。
図13及び図14に示す状態では、第1の支持アーム13及び第2の支持アーム13は、基部21が第2回転板12aの第2保持部12cのみにより保持された状態で時計方向D2に回転する。
図13及び図14に示す状態では、第1ホルダ13c及び第2ホルダ13dは、基部21よりも、第2回転板12aの径方向における内側に位置する。従って、第1の支持アーム13及び第2の支持アーム13が時計方向D2に回転すると、第1の支持アーム13の第1ホルダ13c及び第2ホルダ13dと、第2の支持アーム13の第1ホルダ13c及び第2ホルダ13dとが近づく。
図14に示す状態では、第1の支持アーム13により支持されたコイルセグメント4の頭部4bと、第2の支持アーム13により支持されたコイルセグメント4の頭部4bとが重なる。
制御装置16は、図12に示す状態から、例えば、第1回転板11aが270°回転し、第2回転板12aが90°回転するように、モータ29を駆動する。これにより、第1〜第18の支持アーム13の基部21が、全て第2回転板12aの第2保持部12cにより保持された状態となる。この状態から更に、制御装置16は、例えば、第1回転板11aが30°回転し、第2回転板12aが10°回転するように、モータ29を駆動する。これにより、図15に示すように、第1〜第18の支持アーム13のそれぞれにより支持されたコイルセグメント4が、重なるように集合される。
コイルセグメント組み付け装置(図示せず)は、重なるように集合された18本のコイルセグメント4を保持して搬送し、脚部4aをステータコア2のスロット2aに挿入する。
集合装置10により集合された18本のコイルセグメント4は、スロット2aに対応した位置に位置決めされる。これにより、18本のコイルセグメント4をスロット2aに確実に挿入することができる。
本実施形態では、第2プーリ12bは、ベルト27が巻き掛けられる溝部の径が、第1プーリ11cのベルト27が巻き掛けられる溝部の径の3倍で形成されているため、第2回転板12aの回転角度は、第1回転板11aの回転角度の1/3となる。従って、第2回転板12aの方位角度を、第1回転板11aの方位角度より小さくすることができ、第1回転板11aの周囲にスペースを確保したい等の要望に柔軟に対応することができる。
また、第2プーリ12bのベルト27が巻き掛けられる溝部の径を、第1プーリ11cのベルト27が巻き掛けられる溝部の径よりも小さくしてもよい。この場合、第1回転板11aの回転角度は、第2回転板12aの回転角度より小さくなる。従って、第1回転板11aの方位角度を、第2回転板12aの包囲角度より小さくすることができ、第2回転板12aの周囲にスペースを確保したい等の要望に柔軟に対応することができる。
なお、上記実施形態では、第1回転板11aの外周面に第1保持部11dを形成しているが、第1保持部11dを形成しないようにしてもよい。この場合、例えば、第1回転板11aの外周面で第1〜第18の支持アーム13の基部21を保持し、第1回転部11が反時計方向D1に回転した場合に一緒に回転し、第18の支持アーム13の基部21を押圧して反時計方向D1に回転させる押圧部材を設ける。これにより、第1回転部11の反時計方向D1への回転に応じて、第1〜第18の支持アーム13を反時計方向D1に回転させることができる。
また、上記実施形態では、第2回転板12aに形成された第2保持部12cにより、支持アーム13の基部21を保持しているが、第2回転板12aに凸部を形成し、支持アーム13に孔や溝を形成し、第2回転板12aの凸部により、支持アーム13の孔や溝を保持する構造でもよい。
上記実施形態では、隣り合う支持アーム13同士をリンクさせているが、リンクさせないようにしてもよい。
上記実施形態では、第1プーリ11c、第2プーリ12b、駆動プーリ25、中継プーリ26、ベルト27、及びモータ29を備える回転機構により、第1回転部11と第2回転部とを逆方向に回転しているが、第1回転部11及び第2回転部12にギヤを設け、これらのギヤを噛合させて、一方のギヤをモータにより回転することで、第1回転部11と第2回転部とを逆方向に回転する回転機構でもよい。
また、ベルト27を、両面ギヤ歯形状が形成されたベルトから構成し、第1プーリ11c、第2プーリ12b、駆動プーリ25、及び中継プーリ26の各軸部の外周面に、ベルトのギヤ歯に噛合するギヤ歯を形成するようにしてもよい。
上記実施形態では、U字状のコイルセグメント4を重ねて集合させる集合装置に本発明を実施しているが、2本の脚部と2本の脚部を連結する連結部とを有する対象部材を集合させる集合装置であれば実施可能である。例えば、H字状やV字状の対象部材を集合させる集合装置に実施してもよい。
1…ステータ、2…ステータコア、2a…スロット、2b…スリット、3…コイル、4…コイルセグメント、4a…脚部、4b…頭部、10…集合装置、11…第1回転部、11a…第1回転板、11b…第1上板、11c…第1プーリ、11d…第1保持部、12…第2回転部、12a…第2回転板、12b…第2プーリ、12c…第2保持部、13…支持アーム、13c…第1ホルダ、13d…第2ホルダ、14…第1ガイド板、15…第2ガイド板、16…制御装置、17…上カバー、21…基部、22…リンクシャフト、25…駆動プーリ、26…中継プーリ、27…ベルト、29…モータ、31…抜出防止板
Claims (5)
- 2本の脚部と前記2本の脚部を連結する連結部とを有する複数の対象部材を集合させる集合装置であって、
前記対象部材の前記脚部を支持する支持部と、前記支持部とは離間して設けられた基部とを有する複数の支持アームと、
第1の円弧状の外周部を有し、前記第1の円弧の曲率中心回りに第1周方向に回転可能に設けられた第1回転部材と、
前記第1回転部材の外周部を挟んで曲率中心が前記第1の円弧の曲率中心の反対側にあって前記第1の円弧に接する第2の円弧状の外周部を有し、前記第2の円弧の曲率中心回りに前記第1周方向とは逆向きの第2周方向に回転可能に設けられた第2回転部材と、
前記第1回転部材を前記第1周方向に回転させ、前記第2回転部材を前記第2周方向に回転させる回転機構と、
を備え、
前記第1回転部材は、前記第1の円弧の径方向において前記支持部を前記基部より外側に位置した状態で前記基部を保持する第1保持部が前記第1回転部材の外周部に沿って所定間隔で複数形成され、回転により前記複数の支持アームのそれぞれを前記第1周方向に回転させ、
前記第2回転部材は、前記第2の円弧の径方向において前記支持部を前記基部より内側に位置した状態で前記基部を保持する溝状の第2保持部が外周面に前記所定間隔で複数形成され、回転により、前記複数の支持アームのそれぞれを、前記第2周方向に回転させ、
前記回転機構は、前記第1回転部材を前記所定間隔の長さ前記第1周方向に回転させた場合に、前記第2回転部材を前記所定間隔の長さ前記第2周方向に回転させることを特徴とする集合装置。 - 請求項1に記載の集合装置において、
前記第1回転部材の曲率半径と、前記第2回転部材の曲率半径とは異なることを特徴とする集合装置。 - 請求項1又は2に記載の集合装置において、
前記第1保持部は、前記第1回転部材の外周面に形成された溝により形成されていることを特徴とする集合装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の集合装置において、
前記第2保持部は、円弧状の溝により形成され、
前記基部は、前記第2保持部に嵌合するローラにより形成されていることを特徴とする集合装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の集合装置において、
前記回転機構は、
前記第1回転部材の回転中心に設けられた第1プーリと、
前記第2回転部材の回転中心に設けられた第2プーリと、
回転可能な駆動プーリと、
前記駆動プーリを回転するモータと、
前記駆動プーリが回転した場合に、前記第1プーリが前記第1周方向に回転し、前記第2プーリが前記第2周方向に回転するように、前記第1プーリと前記第2プーリと前記駆動プーリとに掛け渡されたベルトと、
を備えることを特徴とする集合装置。
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