JP3178468B2 - 車両用交流発電機のステータ製造方法及びその製造装置 - Google Patents

車両用交流発電機のステータ製造方法及びその製造装置

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JP3178468B2 JP2000014820A JP2000014820A JP3178468B2 JP 3178468 B2 JP3178468 B2 JP 3178468B2 JP 2000014820 A JP2000014820 A JP 2000014820A JP 2000014820 A JP2000014820 A JP 2000014820A JP 3178468 B2 JP3178468 B2 JP 3178468B2
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • H02K15/0414Windings consisting of separate elements, e.g. bars, hairpins, segments, half coils
    • H02K15/0421Windings consisting of separate elements, e.g. bars, hairpins, segments, half coils consisting of single conductors, e.g. hairpins
    • H02K15/0428Windings consisting of separate elements, e.g. bars, hairpins, segments, half coils consisting of single conductors, e.g. hairpins characterised by the method or apparatus for simultaneously twisting a plurality of hairpins

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗用車、トラック等
に搭載される車両用交流発電機ステータの製造方法及び
その製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用交流発電機では更なる高出
力化が求められている。そのため、ステータコイルにお
いては、低抵抗化を達成する必要があり、電気導体の全
長低減が要求される。
【0003】従来、車両用交流発電機の高出力化の要請
に応えるため、ステータコアに設けられた複数のスロッ
トに複数のU字状の電気導体を同一方向から差し込み、
それらを接合することによりステータコイルを形成する
ものが国際公開第92/06527号パンフレット(1
992)で提案されている。この構成では、U字状のセ
グメント化された電気導体を規則的に並べることができ
るため、スロット内の電気導体を高占積率化することが
でき、高出力化が可能となる。
【0004】上記従来技術においては、ターン部の捻り
工程では、第16図のように、セグメント301,30
2,303のターン部301a,302a,303aを
保持リング310で保持している。そして、直線部30
1b、302b、303bを捻り治具311及び312
に挿入し、保持リング310を中心にT/2(Tは磁極
角度ピッチを意味する)だけ、捻り治具311及び31
2をそれぞれ逆方向に捻る。その結果、第17図に示す
ように、直線部301b、302b、303bがT/2
捻られたセグメント301,302,303が得られ
る。
【0005】この方法では、セグメント301,30
2,303のターン部301a,302a,303aの
円弧状部分全体を保持リング310で保持しているた
め、保持リング310なしで捻った場合に比べ、保持リ
ング310の中に挿入されたターン部301a,302
a,303aの分コイルエンドが高くなり、ひいてはコ
イル全体が長くなる。
【0006】また、上記従来技術では、ステータコアへ
セグメント301,302,303が挿入される際、セ
グメント301,302,303は、保持リング310
でターン部301a,302a,303aが保持されて
いる。そして、ターン部301a,302a,303a
のみが保持された状態で、ステータコアのスロット内へ
セグメントの直線部301b、302b、303bが挿
入される。
【0007】この方法では、スロットへ挿入する側と反
対側のターン部301a,302a,303aのみでセ
グメント301,302,303を片支持しているた
め、セグメントの直線部301b、302b、303b
の位置決め精度が悪い。そのため、スロットへ挿入する
際に、スロットの内壁面へ干渉し、セグメント301,
302,303へ傷がつく。また、スロット数が増加す
ると、スロット間隔が短くなるため、更に高い位置決め
精度が要求されるが、上記方法ではこの要求を満たすこ
とは困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みなされたものであり、セグメントのスロットへの挿
入時の位置決め精度を向上したステータの製造方法及び
製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、電気導体の直線部を挟持することにより、電気導体
を保持する電気導体保持具と、ステータコアと前記電気
導体保持具とを相対的に軸方向に移動させる軸方向駆動
部と、電気導体のターン部をステータコアの軸方向に加
圧して前記スロット内に押し込む加圧治具とを備え、軸
方向駆動部によるステータコアと電気導体保持具との相
対的移動により、電気導体の直線部先端がステータコア
のスロット内に挿入され、直線部先端がスロット内に挿
入された電気導体を加圧治具がさらに押し込む際に、電
気導体の周方向への移動を制限するために、加圧治具に
は、電気導体のターン部の周方向への動きを制限する周
方向支持部が設けられていることを特徴とする。
【0010】これにより、電気導体がステータコアのス
ロット内に挿入されるときに、電気導体が周方向にずれ
るのを防止することができる。この結果、電気導体のス
ロットの周方向壁面へ干渉することが防止できる。
【0011】なお、請求項2に記載のように、周方向支
持部は、加圧治具の電気導体のターン部との接触面に突
起として形成されることができる。
【0012】また、請求項3の車両用交流発電機ステー
タの製造装置は、ステータコアの他端側には、電気導体
が加圧治具により加圧される際に、電気導体の先端部を
軸方向に支持する軸方向支持部をさらに備えることを特
徴とする。
【0013】これによると、電気導体が加圧治具による
加圧される際には、ターン部と先端部の両方が拘束され
ている。そのため、電気導体がスロット内に押し込まれ
る際には、電気導体が傾くことなく、径方向に対して、
内径側と外径側とが均一にスロット内に挿入される。そ
の結果、電気導体の直線部がスロット内で傷がつくのを
低減することができる。
【0014】請求項4のように、軸方向駆動部によるス
テータコアと電気導体保持具との相対的移動によって電
気導体の直線部先端がステータコアのスロット内に挿入
される際にも、加圧治具に設けられた周方向支持部が、
電気導体のターン部の周方向への動きを制限することが
好ましい。これにより、電気導体によるスロットの周方
向壁面への干渉を防止し、電気導体が傷つくことを防止
できる。
【0015】また、請求項5のように、電気導体の両直
線部の先端は、両直線部の内側に向かって傾斜したテー
パ形状を有することが好ましい。これにより、略U字状
の電気導体の直線部をステータコアのスロットにスムー
ズに挿入することが可能になる。
【0016】請求項8のように、電気導体保持具は、環
状に配列された略U字状の電気導体の外径側に位置する
直線部に当接する外径側保持具と、内径側に位置する直
線部に当接する内径側保持具とを有し、これら外径側保
持具と内径側保持具とによって径方向両側から電気導体
を挟むことが好ましい。これにより、径方向への電気導
体の変位を規制できるので、スロットの径方向内壁面へ
の電気導体の干渉を低減できる。
【0017】また、請求項10のように、外径側保持具
は、環状に配列される略U字状の電気導体の周方向に隣
接する直線部間に挿入される歯部を有することが好まし
い。これにより、周方向への電気導体の変位を規制でき
るので、スロットの周方向内壁面への電気導体の干渉を
低減できる。
【0018】なお、請求項12から請求項14に記載の
車両用交流発電機ステータの製造方法は、上述された製
造装置において実行される製造方法に関するものである
ため、その説明は省略する。
【0019】また、請求項6,請求項7,請求項9,請
求項11及び請求項15のように、ターン部の曲率半径
の異なる2種類の電気導体を多重にして、ステータコイ
ルを製造することもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
に基づいて説明する。
【0021】(第一実施形態)本発明の第一実施形態に
係わる車両用交流発電機ステータの製造方法および製造
装置を図1から図14に基づいて説明する。図1は本発
明の第一実施形態に係るステータの製造に用いられるス
テータコア、インシュレータ及びU字状の電気導体を示
す斜視図である。
【0022】ステータコイルは、環状のステータコア1
に周方向に並んで設けられた複数のスロット2に、複数
のセグメント化されたU字状の電気導体(以下セグメン
トと呼ぶ)3を同一方向から差し込み、それらの先端部
を接合することにより形成される。
【0023】スロット2に差し込まれるセグメント3
は、まず、平角断面の銅線を所定の長さに切断し略U字
状に曲げられる。この略U字状に曲げられたセグメント
3は、図2に示すように大小2種類あり、大セグメント
32のターン部32aが小セグメント31のターン部3
1aを囲むような形状にそれぞれ形成される。なお、大
セグメント32の先端部32d、32eは外側から内側
へ向けて、また小セグメント31の先端部31d、31
eは内側から外側へ向けてそれぞれテーパ状に形成され
ている。
【0024】図3はセグメント3のターン部側捻り治具
の斜視図を示しており、図4はターン部側捻り治具の断
面図を示している。ターン部側捻り治具10は、内側捻
り部11、外側捻り部12、内側捻り部11および外側
捻り部12をそれぞれ回転駆動する回転駆動機構13,
14、コントローラ15、セグメント押さえ16、並び
にセグメント押し上げ治具17等からなる。
【0025】内側捻り部11には、セグメント3の直線
部31b、32bが挿入されて保持されるセグメント挿
入孔111,112が径方向に隣接して穿設されてい
る。このセグメント挿入孔111,112は、製造され
るステータのスロット2の数に対応した数(本実施形態
では36)だけ等間隔で周方向に並べて形成されてい
る。すなわち、本実施形態では、等間隔で周方向に並べ
られた36個のセグメント挿入孔111,112が同心
で形成される。外側捻り部12についても同様に、等間
隔で周方向に並べられた36個のセグメント挿入孔12
1,122が同心で形成される。この結果、内側捻り部
11と外側捻り部12とには、内側から4個のセグメン
ト挿入孔111,112,121,122が並んで形成
される。
【0026】図2のように曲げられた1組の大小のセグ
メント3は、内側捻り部11および外側捻り部12に穿
設されているセグメント挿入孔111,112,12
1,122にターン部31a,32aを多重にしてまと
めて挿入される。すなわち、大セグメント32の直線部
32b,32cは、内側捻り部11の内周側のセグメン
ト挿入孔111と外側捻り部12の外周側のセグメント
挿入孔122とにそれぞれ挿入され、小セグメント31
の直線部31b,31cは、内側捻り部11の外周側の
セグメント挿入孔112と外側捻り部12の内周側のセ
グメント挿入孔121とにそれぞれ挿入される。
【0027】図3に示すように、大小のセグメント3の
組は内側捻り部11および外側捻り部12のセグメント
挿入孔111,112,121,122に周方向に並べ
てセットされる。
【0028】全てのセグメント挿入孔111,112,
121,122にセグメント31,32が挿入された
後、環状のセグメント押さえ16が内側捻り部11およ
び外側捻り部12の上方より大セグメント32のターン
部32aに当接される。小セグメント31のターン部3
1aは大セグメント32のターン部32aに囲まれてい
るため、小セグメント31のターン部31aは大セグメ
ント32のターン部32aによって押さえられる。これ
により、大小のセグメント3がセグメント挿入孔11
1,112,121,122から浮き上がるのを防止す
ることができる。
【0029】図5は、セグメント挿入孔に挿入されてい
るセグメントおよびセグメント押さえを示す部分断面図
である。セグメント押さえ16には、周方向に隣り合う
大小のセグメント3の各ターン部31a,32aの間に
軸方向から挿入される円筒状の突起16aが設けられて
いる。この突起16aは、大小のセグメント3の各ター
ン部31a,32aの径方向のほぼ中央部に位置してい
る。そして、大小のセグメント3の周方向両側からター
ン部31a,32aの中央部分を挟むようにして、セグ
メント3の中央部が周方向に移動するのを制限してい
る。
【0030】内側捻り部11及び外側捻り部12はそれ
ぞれ、コントローラ15によって制御される回転駆動機
構13,14によって回転駆動される。本実施形態で
は、ターン部側捻り治具10の上方から見て、内側捻り
部11は反時計回りに、外側捻り部12は時計回りにそ
れぞれT/2(本実施形態では、1.5スロット分)回
転駆動される。これにより、大小のセグメント3のター
ン部31a,32aが周方向に捻られる。
【0031】セグメント3のターン部31a,32aが
捻られる際、突起16aはターン部31a,32aを周
方向にのみ、しかもターン部31a,32aの径方向の
ほぼ中央部のみを挟んでおり、ターン部31a,32a
の径方向内側と外側の部分を拘束していない。そのた
め、ターン部31a,32a側の捻り工程において、大
小のセグメント3の直線部31b,31c,32b,3
2cが周方向に拡げられると、ターン部31a,32a
の中央のみが位置ずれせずに静止し、ターン部31a,
32aの両側は滑らかな曲線を描いて変形する。この結
果、図6に示されるようにターン部31a,32aが捻
られた大小のセグメント3が得られる。なお、両捻り部
11,12は相対的に回転されることが重要であり、一
方を固定して他方のみを回転駆動してもよい。
【0032】次に、ターン部31a,32a側が捻られ
た大小のセグメント3をターン部側捻り治具10より抜
き出し、大小のセグメント3をステータコア1のスロッ
ト2に挿入する工程について説明する。
【0033】図7はターン部を捻られたセグメントをタ
ーン部側捻り装置から抜き出す工程を示す模式図、図8
は、外径側側面保持具と内径側保持具のセグメント保持
状態を示す図である。内側捻り部11と外側捻り部12
の下方には、セグメント押し上げ治具17が備えられて
いる。ターン部側捻り治具10においてターン部31
a,32a側が捻られた大小のセグメント3は、セグメ
ント押し上げ治具17を上昇させることにより、セグメ
ントの先端部31d,31e,32d,32eが軸方向
上方に押し上げられる。これにより、セグメント31,
32の直線部31b,31c,32b,32cの一部が
セグメント挿入孔111,112,121,122から
上方へ抜け出る。セグメント挿入孔111,112,1
21,122から抜け出た直線部31b,31c,32
b,32cは、外径側側面保持具21及び内径側保持具
22によって保持される。
【0034】外径側側面保持具21は、櫛歯211及び
櫛歯保持部材212とを有している。櫛歯保持部材21
2は円環板状であり、ステータ1のスロット2の数に対
応させて36個の矩形状の孔212aが放射状に形成さ
れている。櫛歯211は、断面矩形状の胴体部211a
と胴体部211aの周方向の片側側面が内径方向に伸び
た歯部211bとから形成されている。なお、櫛歯21
1の胴体部211aの断面形状は、孔212aの形状に
対応させて形成されている。また、櫛歯211の胴体部
211aは、孔212aを貫通している。そして、櫛歯
211は駆動機構215により、径方向に移動可能とな
っている。
【0035】内径側保持具22は、複数個の扇状の内径
側保持部材221及び内径側保持部材221を外径方向
に押し出す押出部材222を有している。内径側保持部
材221の内径側は、上方から下方に向けてテーパ状に
形成されている。また、押出部材222の下部は円錐状
になっており、下方に向けて尖っている。
【0036】櫛歯211は外径方向から内径方向に向け
て移動し、セグメント挿入孔111,112,121,
122から抜け出た周方向に隣接する直線部31b,3
1c,32b,32cの間に歯部211bが挿入され
る。なお、歯部211bの先端はテーパ状に形成されて
おり、周方向に隣接する直線部31b,31c,32
b,32cの間への挿入を容易にしている。
【0037】直線部31b,31c,32b,32c
は、その周方向の側面を一の歯部211bの内側部21
1dと隣接する他の歯部211bの外側部211eとに
よって側面部を保持される。なお、セグメント3は櫛歯
211によって保持される前に、軸方向に押し上げられ
ているため、その押し上げ長さだけ直線部31b,31
c,32b,32cの上端より下方の位置を保持するこ
とが可能である。
【0038】押出部材222は駆動機構223により上
下方向に移動可能である。内径側保持部材221の内径
側は、押出部材222の円錐状部分に接触している。そ
のため、押出部材222が下方に移動することにより、
内径側保持部材221は外径方向に移動する。これによ
り、内径側保持部材221の外周側面221aが、径方
向に並んだセグメント3の最内側の直線部32bに当接
し、4本のセグメント3の直線部31b,31c,32
b,32cを外径方向に押圧する。
【0039】一方、外径側側面保持具21の歯部211
bの根本部分の外径側保持部211cは、櫛歯211が
内径方向に移動することにより、径方向に並んだセグメ
ント3の最外側の直線部32cに当接し、4本のセグメ
ント3の直線部31b,31c,32b,32cを内径
方向に押圧する。これにより、径方向に並んだ4本のセ
グメント3が、内径側保持部材221の外周側面221
aと外径側側面保持具21の外径側保持部211cとに
より、径方向に保持される。
【0040】外径側側面保持具21及び内径側保持具2
2によって直線部31b,31c,32b,32cが周
方向及び径方向に保持された後、外径側側面保持具21
及び内径側保持具22を上方に移動することにより、セ
グメント3をターン部捻り装置10から抜き出す。な
お、外径側側面保持具21及び内径側保持具22の上方
への移動は、外径側側面保持具21を支持している支持
板213と内径側保持具22とを駆動機構214,22
4により同期させて昇降することにより行われる。
【0041】図9は、セグメントの先端部差込工程を示
す図、図10はセグメントから外径側側面保持具及び内
径側保持具を外す工程を示す図、そして図11はセグメ
ントをスロット内に押し込む工程を示す図である。
【0042】図9に示すように、セグメント組付け治具
20の下に、予め各スロット2内にインシュレータ4を
備えたステータコア1が設置される。ステータコア1
は、外径側側面保持具21及び内径側保持具22によっ
て保持されているセグメント3に対応する位置にスロッ
ト2が一致するように周方向の位置決めがなされてい
る。そして、外径側側面保持具21および内径側保持具
22を下降させることにより、ステータコア1の軸方向
上方より、保持されているセグメント3の先端部31
d,31e,32d,32eをスロット2内へ挿入す
る。
【0043】この際、外径側側面保持具21および内径
側保持具22は、押し上げ治具17による押し上げ長さ
だけセグメント3の直線部31b,31c,32b,3
2cの上端より下方の位置を保持している。先端部31
d,31e,32d,32eに近い位置を保持している
ため、スロット2への挿入工程において、ターン部31
a,32aを保持してスロット2に挿入するよりも、位
置決め精度を高くすることを可能としている。すなわ
ち、保持具21,22は、複数のセグメント3を配列状
態のまま搬送可能に保持する保持部材であるとともに、
セグメント3の先端をスロット2の開口に案内する案内
部でもある。また、径方向に並んだ4本のセグメント3
のうち、最外径側の先端部32eと最内径側の先端部3
2dは、前述のように内側に傾斜したテーパ形状となっ
ている。そのため、径方向に並んだ4本のセグメント3
はスロット2内にスムーズに挿入することが可能とな
る。
【0044】また、セグメント3の先端部31d,31
e,32d,32eがスロット2内に挿入される際に
は、ターン部31a,32aの周方向両側は、セグメン
ト押さえ16に形成された突起16aに支持されてい
る。そのため、セグメント3の周方向のずれを防止でき
るので、位置決め精度をさらに向上させることが可能と
なる。
【0045】セグメント3の先端部31d,31e,3
2d,32eがスロット2内に挿入された後、図10に
示すように、外径側側面保持具21を外径方向に移動さ
せるとともに、内径側保持具22を上方に移動させ、セ
グメント3を保持から解放する。そして、図11に示す
ように、上方からセグメント加圧部23を下降させるこ
とにより、セグメント押さえ16を介してセグメント3
のターン部31a,32aを加圧する。そしてセグメン
ト3を所定のコイルエンド高さになるまで、スロット2
内に押し込む。
【0046】スロット2内にセグメント3が押し込まれ
る際には、大セグメント32のターン部32aはセグメ
ント押さえ16によって上方から押さえられている。ま
た、セグメント押さえ16の下面に形成されている突起
16aが周方向両側からターン部31a,32aの中央
部分を挟むことにより、セグメント3の周方向の移動を
制限している。この突起16aにより、セグメント3の
周方向のずれを防止し、セグメント3がスロット2に挿
入される際のスロット2の周方向壁面への干渉を防止
し、セグメント3の傷の発生を防止している。
【0047】径方向に並んだ4本のセグメント3の直線
部31b,31c,32b,32cをスロット2内に挿
入した結果、図12に示す断面図のように、スロット内
には4本のセグメントが並べられる。
【0048】各スロット2にセグメント3を配置した
後、図示せぬ先端部側捻り装置によって、スロット2の
一端より出たセグメント3の直線部31b,31c,3
2b,32cの各層が交互に周回方向逆向きにT/2
(本実施形態では、1.5スロット分)捻られる。すな
わち、本実施形態では、内径側から1層目、3層目の電
気導体3は周回方向にT/2捻られ、2層目、4層目の
電気導体3は、1層目、3層目の電気導体3と逆の周回
方向にT/2捻られる。この各層の捻りの向きは、ステ
ータコア1全周に渡って同一であり、したがって、各層
内では全周にわたり同一方向にセグメント3が傾斜して
いる。
【0049】各セグメント3の直線部31b,31c,
32b,32cを周方向に捻った後、各セグメント3の
先端部31d,31e,32d,32eの絶縁被膜が除
去される。絶縁被膜の除去は、先端部側が捻られた後の
ステータコアを取り出し、セグメント3の先端部31
d,31e,32d,32eを強アルカリに浸して溶か
すことにより行われる。その後、内層側から1層目の先
端部32dと2層目の先端部31d並びに3層目の先端
部31eと4層目の先端部32eが、TIG溶接、ロー
付け、抵抗溶接、電子ビーム溶接、レーザー溶接等を用
いて、電気的導通を得るように接合され、図13に示さ
れるような3相のステータコイルが形成される。
【0050】以上に述べたステータ製造装置によるステ
ータの製造方法は、図14の流れ図に示されている。
【0051】すなわち、複数のセグメント31,32を
製造する工程、ターン部31a,32a側を捻る工程、
ターン部31a,32a側が捻られたセグメント3を抜
き出す工程が行われる。そして、スロット2内にインシ
ュレータ4を備えたステータコアを固定する工程が行わ
れ、そのステータコア1のスロット2内にセグメント3
を挿し込む工程、先端部側を捻る工程、セグメントの先
端部31d,31e,32d,32eを接合する接合工
程が行われる。なお、接合工程に含まれている被膜除去
の工程は、接合工程以前、例えばセグメント製造工程に
含めることも可能である。
【0052】本実施形態では、セグメント3のターン部
31a,32aを捻る際に、突起16aによりターン部
31a,32aの周方向の移動を制限しているが、ター
ン部31a,32a全体を保持していない。そのため、
ターン部31a,32a側のコイルエンドの高さを抑え
ることができ、その結果、コイルエンド長を短くするこ
とが可能となる。
【0053】また、本実施形態では、セグメント3をス
ロット2に挿入する際、ターン部31a,32aでなく
直線部31b,31c,32b,32cを保持してい
る。すなわち、スロット2に挿入されるセグメント3の
先端部31d,31e,32d,32eに近い位置でセ
グメント3を保持している。そのため、ターン部31
a,32aのみでセグメント3を片支持している場合に
比べて、先端部31d,31e,32d,32eの位置
決め精度が向上する。この結果、スロット2へセグメン
ト3を挿入する際に、セグメント3がスロット2の内壁
面へ干渉することによって発生するセグメント3の傷を
低減することが可能となる。なお、この方法では、スロ
ット数が多くなった場合でも、セグメント3の位置決め
精度を確保することが可能である。
【0054】なお、本実施形態では、セグメント3を外
径側側面保持具21の櫛歯211によって周方向に保持
していることにより、スロット2の周方向内壁面へのセ
グメント3の干渉が低減される。また、セグメント3を
内径側保持部材221の外周側面221aと外径側側面
保持具21の外径側保持部211cとによって径方向に
保持していることにより、スロット2の径方向内壁面へ
のセグメント3の干渉が低減される。
【0055】また、本実施形態においては、スロット2
内にセグメント3が押し込まれる際には、突起16aが
周方向両側からターン部31a,32aの中央部分を挟
むことにより、セグメント3の周方向の移動を制限して
いる。この突起16aにより、セグメント3の周方向の
ずれを防止し、セグメント3がスロット2に挿入される
際のスロット2の周方向壁面への干渉を防止している。
【0056】また、本実施形態においては、ターン部3
1a,32a側を捻る工程、ターン部31a,32a側
が捻られたセグメント3を抜き出す工程、ステータコア
1のスロット2内にセグメント3を挿し込む工程、先端
部側を捻る工程、被膜を除去する工程は、複数のセグメ
ント3について同時に行われる。したがって、製造工数
を低減することができ、製造コストを削減することが可
能となる。
【0057】(第二実施形態)図15は本発明の第二実
施形態に係わるステータ製造装置のセグメントをスロッ
ト内に押し込む工程を示す図である。第二実施形態で
は、上記加圧押し込み工程以外の工程は、第一実施形態
と同一である。
【0058】第二実施形態においては、セグメント組み
付け治具20はセグメント軸方向支持部24をさらに備
えている。セグメント軸方向支持部24は、セグメント
3の先端部31d,31e,32d,32eを支持する
ためのもので、ステータコア1にセグメント3の先端部
31d,31e,32d,32eが挿入される側と反対
側に設置される。
【0059】加圧押し込み工程において、セグメント3
は、その先端部31d,31e,32d,32eをセグ
メント軸方向支持部24によって支持されながら、セグ
メント加圧部23によって加圧される。
【0060】これにより、加圧押し込み工程において、
セグメント3はターン部31a,32aと先端部31
d,31e,32d,32eとの両方を拘束されながら
スロット2内に押し込まれる。先端部31d,31e,
32d,32eが支持されていることにより、セグメン
ト3の径方向に対して、内径側と外径側とが均一にスロ
ット2内に挿入される。そのため、セグメント3の直線
部31b,31c,32b,32cがスロット2内で傷
がつくのを低減することができる。
【0061】(他の実施形態)なお、電気導体の断面形
状は、丸断面としてもよい。丸線を使用する場合には、
ターン部側捻り治具10のセグメント挿入孔111,1
12,121,122の形状が丸形とされる。
【0062】また、複数のセグメント3を搬送可能に保
持する保持部材と、複数のセグメント3の直線部31
b,31c,32b,32cの先端部31d,31e,
32d,32eをスロット2の端部開口に案内する案内
部材とを別部材としてもよい。例えば第一実施形態で示
した保持治具21を、軸方向に2層設け、上側保持治具
を専らセグメント保持用の保持部材とし、下側保持治具
をセグメント先端を案内する案内部材とすることができ
る。
【0063】また、複数のセグメント3を多重に配置す
ることなく、径方向に並べてもよい。このようなセグメ
ント配列においても、上述の実施形態の保持具21,2
2は、複数のセグメントを一括して搬送し、ステータコ
ア1に正確に挿入する装置として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係わるステータの製造
に用いられるステータコア、インシュレータ及びセグメ
ントの斜視図である。
【図2】捻り前のセグメントの斜視図である。
【図3】セグメントのターン部側捻り治具の斜視図であ
る。
【図4】ターン部側捻り装置の断面図である。
【図5】セグメントおよびセグメント押さえを示す部分
断面図である。
【図6】捻り後のセグメントの斜視図である。
【図7】セグメントをターン部側捻り装置から抜き出す
工程を示す模式図である。
【図8】外径側側面保持具と内径側保持具によるセグメ
ント保持状態を示す図である。
【図9】セグメントの先端部差し込み工程を示す図であ
る。
【図10】セグメントから外径側側面保持具および内径
側保持具を外す工程を示す図である。
【図11】セグメントをスロット内に押し込む工程を示
す図である。
【図12】ステータの部分的な断面図である。
【図13】ステータの部分的な斜視図である。
【図14】ステータの製造方法を示す流れ図である。
【図15】他の実施形態に係わるセグメントをスロット
内に押し込む工程を示す図である。
【図16】従来のターン部側を捻る治具を示す図であ
る。
【図17】従来のターン部側を捻る治具を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ステータコア 3 電気導体(セグメント) 10 ターン部側捻り治具 15 コントローラ 16 セグメント押さえ 17 セグメント押し上げ治具 20 セグメント組付け治具 21 外径側側面保持具 22 内径側保持具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌倉 洋一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 須子 信雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (56)参考文献 特開 平6−22511(JP,A) 米国特許5628500(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/04 - 15/095

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のスロットが周方向に並んで設けら
    れた環状のステータコアに、セグメント化された略U字
    状の電気導体を組付ける車両用交流発電機ステータの製
    造装置において、 前記電気導体の直線部を挟持することにより、前記電気
    導体を保持する電気導体保持具と、 前記ステータコアと前記電気導体保持具とを相対的に軸
    方向に移動させる軸方向駆動部と、 前記電気導体のターン部を前記ステータコアの軸方向に
    加圧して前記スロット内に押し込む加圧治具とを備え、 前記軸方向駆動部による前記ステータコアと前記電気導
    体保持具との相対的移動により、前記電気導体の直線部
    先端が前記ステータコアの前記スロット内に挿入され、 前記加圧治具が前記直線部先端が前記スロット内に挿入
    された電気導体をさらに押し込む際に、電気導体の周方
    向への移動を制限するために、前記加圧治具には、前記
    電気導体のターン部の周方向への動きを制限する周方向
    支持部が設けられていることを特徴とする車両用交流発
    電機ステータの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記周方向支持部は、前記加圧治具の前
    記電気導体のターン部との接触面に突起として形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の車両用交流発電
    機ステータの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ステータコアの他端側には、前記電
    気導体が前記加圧治具により加圧される際に、前記電気
    導体の先端部を軸方向に支持する軸方向支持部をさらに
    備えることを特徴とする請求項1または2記載の車両用
    交流発電機ステータの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記軸方向駆動部による前記ステータコ
    アと前記電気導体保持具との相対的移動によって前記電
    気導体の直線部先端が前記ステータコアの前記スロット
    内に挿入される際にも、前記加圧治具に設けられた周方
    向支持部が、前記記電気導体のターン部の周方向への動
    きを制限することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の車両用交流発電機ステータの製造装
    置。
  5. 【請求項5】 前記電気導体の両直線部の先端は、両直
    線部の内側に向かって傾斜したテーパ形状を有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    車両用交流発電機ステータの製造装置。
  6. 【請求項6】前記略U字状の電気導体は、前記ターン部
    の曲率半径の異なる2種類の前記電気導体を含み、曲率
    半径の大きなターン部が曲率半径の小さなターン部を囲
    むように前記2種類の電気導体を多重にして前記ステー
    タコアのスロット内に挿入されるものであり、前記加圧
    治具が前記2種類の電気導体をスロット内に押し込む際
    に、前記加圧治具に設けられた周方向支持部はこの2種
    類の電気導体の両ターン部の周方向への動きを制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用交流発電機ス
    テータの製造装置
  7. 【請求項7】前記周方向支持部は、前記曲率半径の大き
    なターン部を有する電気導体のターン部との前記加圧治
    具の接触面に突起として形成され、当該突起が前記曲率
    半径の小さいターン部を有する電気導体のターン部の周
    方向両側に延在することを特徴とする請求項記載の車
    両用交流発電機ステータの製造装置。
  8. 【請求項8】 前記電気導体保持具は、環状に配列され
    た略U字状の電気導体の外径側に位置する直線部に当接
    する外径側保持具と、内径側に位置する直線部に当接す
    る内径側保持具とを有し、これら外径側保持具と内径側
    保持具とによって径方向両側から電気導体を挟むことを
    特徴とする請求項1乃至請求項5記載の車両用交流発電
    機ステータの製造装置。
  9. 【請求項9】 前記略U字状の電気導体は、前記ターン
    部の曲率半径の異なる2種類の前記電気導体を含み、曲
    率半径の大きなターン部が曲率半径の小さなターン部を
    囲むように前記2種類の電気導体を多重にして前記ステ
    ータコアのスロット内に挿入されるものであり、前記外
    形側保持具と内形側保持具とが前記曲率半径の大きなタ
    ーン部を持つ電気導体の外径側に位置する直線部と内径
    側に位置する直線部とにそれぞれ当接することにより、
    前記2種類の電気導体を保持することを特徴とする請求
    項8記載の車両用交流発電機ステータの製造装置。
  10. 【請求項10】 前記外径側保持具は、環状に配列され
    る略U字状の電気導体の周方向に隣接する直線部間に挿
    入される歯部を有することを特徴とする請求項8記載の
    車両用交流発電機ステータの製造装置。
  11. 【請求項11】 前記略U字状の電気導体は、前記ター
    ン部の曲率半径の異なる2種類の前記電気導体を含み、
    曲率半径の大きなターン部が曲率半径の小さなターン部
    を囲むように前記2種類の電気導体を多重にして前記ス
    テータコアのスロット内に挿入されるものであり、前記
    外形側保持具の歯部は径方向に並ぶ前記2種類の電気導
    体の全ての直線部の周方向側面を周方向両側から挟むこ
    とにより前記2種類の電気導体を保持することを特徴と
    する請求項10記載の車両用交流発電機ステータの製造
    装置。
  12. 【請求項12】 多数のスロットが周方向に並んで設け
    られた環状のステータコアに、セグメント化された略U
    字状の電気導体を組付ける車両用交流発電機ステータの
    製造方法において、 前記電気導体の直線部を挟持することにより、前記電気
    導体を保持する保持工程と、 前記直線部を案内しながら、その先端部を、環状のステ
    ータコアに周方向に並んで設けられたスロットに挿し込
    む挿入工程と、 前記電気導体のターン部を前記ステータコアの軸方向に
    加圧して、前記電気導体を前記スロット内に押し込む加
    圧押し込み工程とを有し、 前記加圧押し込み工程では、前記電気導体のターン部の
    中央の前記ステータコアの周方向への動きを制限してい
    ることを特徴とする車両用交流発電機ステータの製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記挿入工程では、前記電気導体のタ
    ーン部の中央の前記ステータコアの周方向への動きを制
    限していることを特徴とする請求項12記載の車両用交
    流発電機ステータの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記加圧押し込み工程では、前記電気
    導体の直線部先端を軸方向に支持することを特徴とする
    請求項12または13記載の車両用交流発電機ステータ
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記略U字状の電気導体は、前記ター
    ン部の曲率半径の異なる2種類の前記電気導体を含み、
    曲率半径の大きなターン部が曲率半径の小さなターン部
    を囲むように前記2種類の電気導体を多重にして前記ス
    テータコアのスロット内に挿入されるものであり、前記
    加圧押し込み工程においてこの2種類の電気導体の両タ
    ーン部の周方向への動きを制限することを特徴とする請
    求項12に記載の車両用交流発電機ステータの製造方
    法。
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