JP2020123997A - 回転電機および回転電機の製造方法 - Google Patents

回転電機および回転電機の製造方法 Download PDF

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孝 石上
佐藤 英樹
Hideki Sato
英樹 佐藤
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敬二 河原
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Hiroshi Kanazawa
宏至 金澤
貴行 近岡
Takayuki Chikaoka
貴行 近岡
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Abstract

【課題】固定子の組立製造時におけるセグメント導体の固定子スロットへの挿入性が損なわれる問題があった。【解決手段】図22(B)に示すように、本実施形態を適用したセグメント導体41、42、43の端末部19には、導体露出部46と皮膜保有部47の境界に段差部48が生じるが、この段差部48は小さい。皮膜保有部47の幅W2はスロット絶縁紙15の内幅Wiより小さく、且つ、皮膜保有部47の幅W2は皮膜保有部27の幅W1に比較して減少している。スロット絶縁紙15の内幅Wiと皮膜保有部47の隙間δは、(W1−Wi)/2から(W2−Wi)/2に減少する。さらに、皮膜保有部47の幅がセグメント導体41、42、43の端末部19に向かって減少している。これにより、スロット絶縁紙15の端部と段差部48の干渉の発生とスロット絶縁紙15の損傷の頻度を下げることができる。【選択図】図22

Description

本発明は回転電機および回転電機の製造方法に関する。
車両等に搭載されて使用される電動機や発電機などの回転電機は、回転可能に設けられた回転子と、この回転子と径方向に対向して配置された固定子とを備えている。固定子は、周方向に配列された複数のスロットを有する固定子鉄心と、この固定子鉄心の複数のスロットに嵌装されたセグメント導体とを備えている。
特許文献1には、周方向に複数のスロットを有する固定子鉄心と、スロットに嵌装されたセグメント導体とを円環状に備える回転電機の固定子が記載されている。そして、各スロットに挿入されたセグメント導体の端部同士が接合されて固定子巻線を構成する。
特開2018−33238号公報
特許文献1に記載の固定子は、固定子の組立製造時におけるセグメント導体の固定子スロットへの挿入性が損なわれる問題があった。
本発明による回転電機は、絶縁皮膜が付与された複数のセグメント導体と、複数のスロットが形成された鉄心とを有し、前記複数のセグメント導体を前記複数のスロットに配置した固定子と、前記固定子の内周側に配置される可動子とを備え、前記セグメント導体は、前記固定子の前記スロット内に配置される直線部と、前記スロット外に配置される端末部とを有し、前記セグメント導体の幅寸法は、前記直線部から前記端末部にかけて、連続的または段階的に小さい。
本発明による回転電機の製造方法は、絶縁皮膜が付与された複数のセグメント導体と、複数のスロットが形成された鉄心とを有し、前記複数のセグメント導体を前記複数のスロットに配置した固定子と、前記固定子の内周側に配置される可動子とを備える回転電機の製造方法であって、前記セグメント導体は、前記固定子の前記スロット内に配置される直線部と前記スロット外に配置される端末部とを有し、前記セグメント導体の中心軸に対して直交2方向から加圧してプレス成形して前記端末部に向かって幅寸法が連続的または段階的に小さくなる絶縁皮膜付きの矩形断面のセグメント導体を得る第一の工程と、前記端末部に向かって幅寸法が連続的または段階的に小さくなる前記セグメント導体を前記スロットの配置に合わせて曲げる第二の工程と、前記曲げられた前記セグメント導体を前記端末部から前記スロットへ挿入する第三の工程とを備える。
本発明によれば、固定子の組立製造時におけるセグメント導体の固定子スロットへの挿入性が向上する。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の発明を実施するための形態の説明により明らかにされる。
回転電機の内部構造の一例を示す断面図である。 固定子を反端末接続側から見た斜視図である。 固定子を端末接続側から見た斜視図である。 ヘアピン形セグメント導体の斜視図である。 口出し線用セグメント導体の斜視図である。 異形セグメント導体の斜視図である。 スロット絶縁部材の斜視図である。 固定子鉄心にシート状絶縁部材を組み込んだ状態を示す図である。 (A)(B)セグメント導体をスロットに挿入する状態を示す図である。 セグメント導体を用いた固定子端末部間にシート状絶縁部材を組み込む状態を示す斜視図である。 (A)(B)セグメント導体の端末部間にシート状絶縁部材を挿入する状態を示す断面図である。 セグメント導体の溶接部に絶縁樹脂を付与した状態を示す図である。 本実施形態における成形前の皮膜付きの丸断面のセグメント導体を示す図である。 本実施形態における成形後の略矩形断面のセグメント導体を示す図である。 セグメント導体の第一の製造方法におけるプレス成形前の断面図である。 セグメント導体の第一の製造方法におけるプレス成形前の斜視図である。 セグメント導体の第一の製造方法におけるプレス成形後の断面図である。 セグメント導体の第二の製造方法におけるプレス成形の斜視図である。 セグメント導体の第二の製造方法におけるセグメント導体の斜視図である。 本実施形態における曲げ成形前のセグメント導体を示す図である。 本実施形態におけるヘアピン形セグメント導体を示す図である。 (A)(B)セグメント導体の端末部をスロット内に挿入する場合の例を示す図である。 (A)(B)セグメント導体の端末部間にシート状絶縁部材を挿入する場合の例を示す図である。 (A)(B)セグメント導体の端末部の溶接部に絶縁樹脂を付与する場合の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
[比較例]
本実施形態を説明する前に、本実施形態と対比するための比較例を図1乃至図12を参照して説明する。
図1は、回転電機1の内部構造の一例を示す断面図である。ハウジング2の内周面に固定子3が焼き嵌めや圧入により固定される。固定子3は、固定子鉄心に形成された複数のスロット(溝)内にエナメル皮膜などの絶縁皮膜が付与されたセグメント導体を複数挿入する。セグメント導体は、スロット内に配置される少なくとも一つの直線部と、固定子3のスロット外に配置される一対の端末部よりなる。そして、セグメント導体の端末部同士をTig溶接やプラズマ溶接、レーザー溶接などを用いて電気的に接合してコイル9を形成している。固定子鉄心は、一般的には厚さ0.1mm〜0.5mm程度の電磁鋼板を打抜き、かしめや溶接などで積層して構成する。
固定子3の内側に回転子鉄心(可動子鉄心)が挿入され、回転子鉄心とシャフト5を一体化して回転子(可動子)6を構成し、ベアリング7で支持する。なお、図1の回転子(可動子)6は外周部に希土類やフェライトなどの永久磁石4を表面に貼り付けた「表面磁石型」(SPM:Surface Permanent Magnet)であるが、永久磁石4を可動子鉄心の溝に埋め込んだ「埋め込み磁石型」(IPM:Interior Permanent Magnet)や、籠形導体を組み込んだ誘導型(IM:Induction Motor)など、様々な形態の回転子(可動子)6が用いられている。
そして、3つの入力端子8の各々に、位相の異なる電圧(U相、V相、W相)を加えると、これと電気的に繋がった固定子3内のコイル9に電流が流れ、電気エネルギーが機械エネルギーに変換されて、回転子(可動子)6が回転する。
ここで、固定子鉄心の外部に軸方向に突出したコイルの一部であるコイルエンド23、24を短くできれば、固定子3の軸方向寸法の短縮の効果に加えてコイル9の電気抵抗が下がり、回転電機は小型で高効率になる。図2は、セグメント導体を用いた固定子3を反端末接続側から見た斜視図である。図3は、セグメント導体を用いた固定子3を端末接続側から見た斜視図である。短コイルエンドを実現する分布巻(Distributed Winding)の固定子の構造として、例えば、図2、図3に示す固定子3が有り、小型で高効率が要求される自動車用の回転電機に用いられている。自動車用の回転電機としては、駆動主機用モータ、電動パワーステアリングやエアコンのコンプレッサ用などの補機用モータ、発電機などがある。
固定子3のスロットに嵌装されるセグメント導体には、エナメルなどの絶縁皮膜の付いた電線(丸断面、角断面のいずれでもよい)を中間部で折り曲げ成形した図4に示すヘアピン形セグメント導体11や、図5に示す口出し線用セグメント導体12、図6に示す異形セグメント導体13がある。これらのセグメント導体は固定子鉄心14に組み込まれている。
図7は、シート状のスロット絶縁紙(例えば、厚さ80μm程度)15の斜視図である。図8は、スロット絶縁紙15を固定子鉄心14のスロット16に組み込んだ状態を示す図である。そして、固定子鉄心14にスロット絶縁紙15を取り付けたスロット16の内側に、複数のヘアピン形セグメント導体11、口出し線用セグメント導体12、異形セグメント導体13の直線部17が挿入される。各セグメント導体11、12、13の端末接続側のコイルエンド23は、固定子鉄心14に組み込む前は、スロット16内に配置される直線部17から延びる直線形状(図4、図5、図6の点線20)である。各セグメント導体11、12、13を固定子鉄心14に組み込んだ後は、固定子鉄心14の軸方向端面から突出した部位を曲げ成形する。これにより、各セグメント導体11、12、13の最終形状(図4、図5、図6の実線21)が得られ、固定子鉄心14の軸方向両端面にコイルエンド23、24が形成される。
図2はヘアピン形セグメント導体11の折り曲げ部18が配置された側を上面にして固定子3を見た斜視図であり、図3は各セグメント導体11、12、13の端末部19が配置された側を上にして固定子3を見た斜視図である。ここで、各セグメント導体11、12、13の端末部19は、他のセグメント導体の端末部19とTig溶接やプラズマ溶接、レーザー溶接などで電気的に接続するため、素材電線の皮膜を予め除去してある。
以上のように、固定子3は、ヘアピン形セグメント導体11を用いることでスロット16間を跨ぐ導体のコイルエンド23、24の干渉を回避し、分布巻でありながら短コイルエンドを実現することができる。
ここで、セグメント導体11、12、13を用いた固定子には、以下に述べる三つの問題があった。
一つ目の問題について、図9を参照して説明する。図9は、セグメント導体11、12、13の端末部19を、スロット絶縁紙15を配置した固定子鉄心14のスロット16内に挿入する様子を示している。図9(A)は、セグメント導体11、12、13の端末部19をスロット16内に挿入する前の状態を、図9(B)は、セグメント導体11、12、13の端末部19をスロット16内に挿入している途中の状態を示す。図9(A)に示すようにセグメント導体11、12、13の端末部19には、導体露出部26と皮膜保有部27の境界に段差部28が生じている。挿入時にセグメント導体11、12、13の先端の位置が微妙にずれると、図9(B)のaに示すように、段差部28がスロット絶縁紙15の端部に当接する。このため、セグメント導体11、12、13の挿入動作停止による固定子の生産効率の低下、スロット絶縁紙15の損傷の原因となる。
次に、二つ目の問題について、図10、図11を参照して説明する。図10は、セグメント導体11、12、13を用いた固定子端末部19間にリング状のシート状絶縁部材29を組み込む状態を示す斜視図である。図11は、セグメント導体11、12、13の端末部19間にシート状絶縁部材29を挿入する状態を示す固定子の径方向の断面図であり、11(A)は、シート状絶縁部材29を挿入する前の状態を、図11(B)は、シート状絶縁部材29を挿入している途中の状態を示す。固定子3に組みつけられたセグメント導体11、12、13の挿入先端側(端末部19)は、図11(A)、図11(B)に示すように固定子の径方向に複数隣接して配置される。この時、径方向に並んだ端末部19間の絶縁(相間or相内)を確保するため、図10に示すように、絶縁紙などのリング状にしたシート状絶縁部材29を端末部19の間に挿入する。しかし、セグメント導体11、12、13の端末部19の場合、導体露出部26と皮膜保有部27の境界の段差部28にシート状絶縁部材29の先端が図11(B)のbに示すように当接する。このため、セグメント導体11、12、13の挿入動作停止による固定子の生産効率の低下、シート状絶縁部材29の損傷の原因となる。
次に三つ目の問題について図12を参照して説明する。図12は、セグメント導体11、12、13の溶接部22に液状または粉体の絶縁樹脂を付与した状態を示す図である。固定子鉄心に組み込んだセグメント導体11、12、13は、隣接する2導体の導体露出部26が溶接され、溶接部22となる。そして、液状、または粉状のエポキシ樹脂などの絶縁樹脂25を塗布して溶接部22の絶縁を確保する場合がある。しかし、図12に示すように、皮膜保有部27と導体露出部26との境界で、絶縁樹脂25が進入する空隙の幅が急激に減少するため、この部分より固定子鉄心側に絶縁樹脂25が浸透せず、近傍の絶縁が不確実になる場合がある。
以下に説明する本実施形態では、上述した三つの問題を解消して、セグメント導体11、12、13のスロット16への挿入性を向上し、セグメント導体11、12、13の端末部19間へのシート状絶縁部材29の挿入性を向上し、セグメント導体11、12、13の端末部19間への絶縁樹脂の浸透性を向上する。
[実施形態]
次に、本実施形態について、図13〜図24を参照して説明する。本実施形態における回転電機は車両等に搭載されて使用される電動機や発電機などである。本実施形態における回転電機はセグメント導体の構成を除くその他の構成は比較例で説明した回転電機と同様であるのでその説明を省略する。
先ず、本実施形態で用いるセグメント導体の製造方法を説明する。
図13に示すように、絶縁皮膜付きの丸断面のセグメント導体30をセグメント導体30の中心軸に対して直交2方向A(図示上下方向)から加圧し、プレス成形する。このように、軸方向と直交する2方向Aから力を加えることで、絶縁皮膜付きの丸断面のセグメント導体30の両端部の材料がセグメント導体30の軸方向に逃げる作用が生じる。連続面のプレスで成形した場合は、絶縁皮膜を維持した状態で、セグメント導体30の中央部からその両端部にかけてセグメント導体30の幅が連続的に減少する。断続面のプレスで成形した場合は、絶縁皮膜を維持した状態で、セグメント導体30の中央部からその両端部にかけてセグメント導体30の幅が段階的に減少する。この結果、図14に示すように成形されたセグメント導体31はその両端部が絶縁皮膜を維持した状態でセグメント導体31の幅が連続的または段階的に減少した略矩形断面の絶縁皮膜付きセグメント導体31を得る。
具体的なセグメント導体の第一の製造方法について図15〜図17を参照して説明する。図15は、プレス成形前の断面図、図16は、プレス成形前の斜視図、図17は、プレス成形後の断面図である。
図15に示すように、絶縁皮膜付きの丸断面のセグメント導体30を凹形状のプレス成形用下型35に挿入し、凸形状をしたプレス成形用上型36を丸断面のセグメント導体30の上方から降下させる。図16に示すように、丸断面のセグメント導体30の長さLよりも、プレス成形用上型36の長さLpは長い。この状態から、プレス成形用上型36を丸断面のセグメント導体30の上方から降下させて、セグメント導体30を全長に渡って成形する。この時、プレス成形用下型35の溝の中のセグメント導体30の両端面は、長手方向に拘束されない。これにより、プレス成形用上型36による押圧時に、セグメント導体30の素材が両端部から外側に逃げることが可能となる。図17に示すように、プレス成形用上型36を所定の位置まで降下すると、セグメント導体30の断面はプレス成形用下型35の凹型の形状に沿った矩形に変形する。そして、プレス成形用下型35の中でセグメント導体30の長手方向の中心から両端に向かってセグメント導体30が長手方向への伸びも発生するため、図14に示すように、両端に向かって矩形の断面形状が減少した成形後のセグメント導体31が得られる。
次に、セグメント導体の第二の製造方法について図18〜図19を参照して説明する。図18は、プレス成形の斜視図、図19は、プレス成形後のセグメント導体31の斜視図である。
図18に示すように、丸断面のセグメント導体30の長さLよりも、プレス成形用上型36の長さLp’は短い。この状態で、絶縁皮膜付きの丸断面のセグメント導体30を凹形状のプレス成形用下型35に挿入し、プレス成形用上型36を丸断面のセグメント導体30の上方から降下させて、セグメント導体30を成形する。すなわち、セグメント導体30の両端部がプレス成形用上型36に接触しない状態で、セグメント導体30が成形される。このようにすると、成形されたセグメント導体31は、図19に示すように、プレス成形用上型36が接触した長さLp’の部位は両端に向かって矩形の断面形状が減少した形状が得られ、両端部は丸断面のままの形状である。この両端の丸断面部を切断することで、両端に向かって矩形の断面形状が減少したセグメント導体31を得ることができる。
以上のようにして成形したセグメント導体31の両端部の皮膜を矩形断面の表面と平行に除去、切断することで導体露出部46とし、図20に示すように中心部から両端部の導体露出部46に向かって、皮膜保有部の幅寸法が連続的または段階的に小さくなる絶縁皮膜付きの矩形断面のセグメント導体32を得ることができる。すなわち、セグメント導体32は、中心部から両端部にかけて、セグメント導体32の長手方向にテーパ形状である。このセグメント導体32をローラーや金型でスロット16の配置に合わせて曲げ成形することで、図21に示すように、皮膜保有部47の幅が直線部17’から端末部19’に向かって減少したヘアピン形セグメント導体41が得られる。
なお、図5に示した口出し線用セグメント導体12も同様に、セグメント導体32をローラーや金型で曲げ成形することで、皮膜保有部47の幅がセグメント導体32の両端末部に向かって減少した口出し線用セグメント導体42(図示省略)が得られる。さらに、図6に示した異形セグメント導体13も同様に、セグメント導体32をローラーや金型で曲げ成形することで、皮膜保有部47の幅がセグメント導体32の両端末部に向かって減少した異形セグメント導体43(図示省略)が得られる。
次に、図22(A)(B)を用いて、セグメント導体41、42、43の端末部19’をスロット16内に挿入する場合を例に説明する。図22(A)は、本実施形態を適用しないセグメント導体11、12、13の例であり、図22(B)は、本実施形態を適用したセグメント導体41、42、43の例である。
図22(A)に示すように、本実施形態を適用しないセグメント導体11、12、13の端末部19には、導体露出部26と皮膜保有部27の境界に段差部28が生じている。皮膜保有部27の幅W1はスロット絶縁紙15の内幅Wiより小さいが、導体露出部26と皮膜保有部27の境界に段差部28が生じ、段差部28がスロット絶縁紙15の端部と接触する。
一方、図22(B)に示すように、本実施形態を適用したセグメント導体41、42、43の端末部19’には、導体露出部46と皮膜保有部47の境界に段差部48が生じるが、この段差部48は、図22(A)に示した本実施形態を適用しない場合の段差部28と比べて小さい。皮膜保有部47の幅W2はスロット絶縁紙15の内幅Wiより小さく、且つ、皮膜保有部47の幅W2は皮膜保有部27の幅W1に比較して減少している。スロット絶縁紙15の内幅Wiと皮膜保有部47の隙間δは、(W1−Wi)/2から(W2−Wi)/2に減少する。さらに、皮膜保有部47の幅がセグメント導体41、42、43の端末部19’に向かって減少している。これにより、セグメント導体41、42、43をスロット16に挿入する際に、スロット絶縁紙15の端部と段差部48との干渉やスロット絶縁紙15の損傷が発生する頻度を下げることができる。
次に、図23(A)(B)を用いて、セグメント導体41、42、43の端末部19’間にシート状絶縁部材29を挿入する場合を例に説明する。図23(A)は、本実施形態を適用しないセグメント導体11、12、13の例であり、図23(B)は、本実施形態を適用したセグメント導体41、42、43の例である。
図23(A)に示すように、本実施形態を適用しないセグメント導体11、12、13の端末部19には、導体露出部26と皮膜保有部27の境界に段差部28が生じている。セグメント導体11、12、13の端末部19の場合、導体露出部26と皮膜保有部27の境界の段差部28にシート状絶縁部材29の先端が接触する。セグメント導体11、12、13の皮膜保有部27における端末部19間の距離Wc1は狭くなっている。
一方、図23(B)に示すように、本実施形態を適用したセグメント導体41、42、43の端末部19’には、導体露出部46と皮膜保有部47の境界に段差部48が生じるが、この段差部48は、図23(A)に示した本実施形態を適用しない場合の段差部28と比べて小さい。さらに、皮膜保有部47の幅がセグメント導体41、42、43の端末部19’に向かって減少している。そのため、セグメント導体41、42、43の皮膜保有部47における端末部19’間の距離Wc2は距離Wc1より広くなる。これにより、端末部19’間へのシート状絶縁部材29の挿入性が向上し、段差部48におけるシート状絶縁部材29の挿入の中断やシート状絶縁部材29の損傷が発生する頻度を減らすことができる。
次に、図24(A)(B)を用いて、セグメント導体41、42、43の端末部19’の溶接部22に液状または粉体の絶縁樹脂25を付与する場合を例に説明する。図24(A)は、本実施形態を適用しないセグメント導体11、12、13の例であり、図24(B)は、本実施形態を適用したセグメント導体41、42、43の例である。
図24(A)に示すように、本実施形態を適用しないセグメント導体11、12、13の端末部19には、導体露出部26と皮膜保有部27の境界に段差部28が生じている。セグメント導体11、12、13の皮膜保有部27における端末部19間の距離Wc1は狭くなっている。このため絶縁樹脂25が進入する空隙の幅が急激に減少するため、この部分より固定子鉄心側に絶縁樹脂25が浸透せず、近傍の絶縁が不確実になる場合がある。
一方、図24(B)に示すように、本実施形態を適用したセグメント導体41、42、43の端末部19’には、導体露出部46と皮膜保有部47の境界に段差部48が生じるが、この段差部48は、図24(A)に示した本実施形態を適用しない場合の段差部28と比べて小さい。さらに、皮膜保有部47の幅がセグメント導体41、42、43の端末部19’に向かって減少している。そのため、セグメント導体41、42、43の皮膜保有部47における端末部19’間の距離Wc2は距離Wc1より広くなる。そして、径方向に隣接する端末部19’の間に液状、もしくは粉状の絶縁樹脂25を付与し、端末部19’の間に浸透させた後に加熱硬化させる。これにより、端末部19’の間への絶縁樹脂25の浸透性が向上し、段差部48の近傍の導体間の確実な絶縁が可能になる。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)回転電機1は、絶縁皮膜が付与された複数のセグメント導体41、42、43と、複数のスロット16が形成された固定子鉄心14とを有し、複数のセグメント導体41、42、43を複数のスロット16に配置した固定子3と、固定子3の内周側に配置される可動子6とを備え、セグメント導体41、42、43は、固定子3のスロット16内に配置される直線部17’と、スロット16外に配置される端末部19’とを有し、セグメント導体41、42、43の絶縁皮膜保有部における幅寸法は、直線部17’から端末部19’にかけて、連続的または段階的に小さい。これにより、固定子の組立製造時におけるセグメント導体の固定子スロットへの挿入性が向上する。
(2)回転電機1の製造方法は、絶縁皮膜が付与された複数のセグメント導体41、42、43と、複数のスロット16が形成された固定子鉄心14とを有し、複数のセグメント導体41、42、43を複数のスロット16に配置した固定子3と、固定子3の内周側に配置される可動子6とを備える回転電機1の製造方法であって、セグメント導体41、42、43は、固定子3のスロット16内に配置される直線部17’とスロット16外に配置される端末部19’とを有し、セグメント導体41、42、43の中心軸に対して直交2方向から加圧してプレス成形して端末部19’に向かって幅寸法が連続的または段階的に小さくなる絶縁皮膜付きの矩形断面のセグメント導体を得る第一の工程と、端末部19’に向かって幅寸法が連続的または段階的に小さくなるセグメント導体41、42、43をスロット16の配置に合わせて曲げる第二の工程と、曲げられたセグメント導体41、42、43を端末部19’からスロット16へ挿入する第三の工程とを備える。これにより、固定子の組立製造時におけるセグメント導体の固定子スロットへの挿入性が向上する。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の特徴を損なわない限り、本発明の技術思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
1 回転電機
2 ハウジング
3 固定子
4 永久磁石
5 シャフト
6 回転子(可動子)
7 ベアリング
8 入力端子
9 コイル
11、41 ヘアピン形セグメント導体
12、42 口出し線用セグメント導体
13、43 異形セグメント導体
14 固定子鉄心
15 スロット絶縁紙
16 スロット
17 直線部
18 折り曲げ部
19、19’ 端末部
22 溶接部
23、24 コイルエンド
25 絶縁樹脂
26 導体露出部
27 皮膜保有部
28 段差部
29 シート状絶縁部材
30、31、32 セグメント導体

Claims (7)

  1. 絶縁皮膜が付与された複数のセグメント導体と、複数のスロットが形成された鉄心とを有し、複数の前記セグメント導体を前記複数のスロットに配置した固定子と、
    前記固定子の内周側に配置される可動子とを備え、
    前記セグメント導体は、前記固定子の前記スロット内に配置される直線部と、前記スロット外に配置される端末部とを有し、前記セグメント導体の幅寸法は、前記直線部から前記端末部にかけて、連続的または段階的に小さい回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記セグメント導体は、前記直線部から前記端末部にかけて、前記セグメント導体の長手方向にテーパ形状である回転電機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転電機において、
    前記固定子の径方向であって、前記セグメント導体の複数の前記端末部の間にシート状絶縁部材を挿入してなる回転電機。
  4. 請求項1または請求項2に記載の回転電機において、
    前記セグメント導体の複数の前記端末部の間に絶縁樹脂を付与した回転電機。
  5. 絶縁皮膜が付与された複数のセグメント導体と、複数のスロットが形成された鉄心とを有し、複数の前記セグメント導体を複数の前記スロットに配置した固定子と、
    前記固定子の内周側に配置される可動子とを備える回転電機の製造方法であって、
    前記セグメント導体は、前記固定子の前記スロット内に配置される直線部と前記スロット外に配置される端末部とを有し、
    前記セグメント導体の中心軸に対して直交2方向から加圧してプレス成形して前記端末部に向かって幅寸法が連続的または段階的に小さくなる絶縁皮膜付きの矩形断面の前記セグメント導体を得る第一の工程と、
    前記端末部に向かって幅寸法が連続的または段階的に小さくなる前記セグメント導体を前記スロットの配置に合わせて曲げる第二の工程と、
    前記曲げられた前記セグメント導体を前記端末部から前記スロットへ挿入する第三の工程とを備える回転電機の製造方法。
  6. 請求項5に記載の回転電機の製造方法において、
    前記セグメント導体の前記端末部の間にシート状絶縁部材を挿入する第四の工程を備える回転電機の製造方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載の回転電機の製造方法において、
    前記セグメント導体の前記端末部に液状または粉体の絶縁樹脂を付与する第五の工程を備える回転電機の製造方法。
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