JP6627844B2 - エンジン - Google Patents
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Description
1.エンジンの全体構成
第1実施形態に係る火花点火式のエンジンの燃焼室構造について、図1を用い説明する。
ピストン5の構成について、図2〜図6を用い説明する。図2は、ピストン5の構成を示す模式斜視図であり、図3は、ピストン5の冠面50の構成を示す模式平面図であり、図4〜図6は、ピストン5の冠面50の構成を示す模式断面図である。
[数1]の関係を換言すると、側方立面部512は、底面部511よりもZ方向に立ち上がった湾曲面を以って構成されている。
ピストン5のキャビティ51と点火プラグ17の着火部170及びインジェクタ18との位置関係について、図7を用いて説明する。図7は、ピストン5のキャビティ51と点火プラグ17の着火部170及びインジェクタ18との位置関係を示す模式平面図である。
ピストン5の冠面50における吸気側平面部53及び吸気側斜面部55とシリンダヘッド4における吸気側天面部43との関係について、図8を用いて説明する。図8は、ピストン5の冠面50における吸気側平面部53及び吸気側斜面部55とシリンダヘッド4における吸気側天面部43との関係を示す模式断面図である。
ピストン5の冠面50における側方立面部512と点火プラグ17の着火部170との位置関係について、図9を用い説明する。図9は、ピストン5の冠面50における側方立面部512と点火プラグ17の着火部170との位置関係を示す模式断面図である。
本実施形態に係る燃料噴射期間及び点火タイミングについて、図10を用い説明する。図10は、燃料噴射期間及び点火タイミングを示すタイムチャートである。
モードIは、エンジン本体1が高負荷低回転領域から高負荷中回転領域までの運転状態にある際に適用されるモードである。
モードIIは、エンジン本体1が高回転領域の運転状態にある際に適用され、SI燃焼を行うモードである。
燃焼室6内で生じるスワール流について、図11を用い説明する。図11は、燃焼室6内に噴射された燃料と燃焼室6内で生じるスワール流とを示す模式平面図である。
燃焼室6内で生じるスキッシュ流について、図12を用い説明する。図12は、(a)が圧縮行程前半でピストン5が上昇中である場合の燃焼室6の状態を示す模式断面図であり、(b)が、ピストン5が圧縮上死点(TDC)付近にあるときの燃焼室6の状態を示す模式断面図である。なお、先の説明で用いた図8についても、適宜用いる。
本実施形態に係るエンジン本体1の燃焼室6では、図8を用いて説明したように、ピストン5が圧縮上死点(TDC)付近にあるときに吸気側斜面部(傾斜面部)55が点火プラグ17の着火部170を指向するように(指向軸DRが着火部170に向くように)形成されているので、吸気側平面部(沿面部)53とシリンダヘッド4の平面部43aとの組み合わせで構成されたスキッシュ流生成部で生成されたスキッシュ流を着火部170に向けて送ることができる。よって、本実施形態に係るエンジン本体1の燃焼室6では、スキッシュ流を利用して点火プラグ17の着火部170及びその周辺の残留ガスを掃気することができる。
第2実施形態に係る火花点火式のエンジンについて、図13を用い説明する。図13は、本実施形態に係る燃料噴射期間及び点火タイミングを示すタイムチャートである。
上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、ピストン5の冠面50における吸気側斜面部55とシリンダヘッド4における斜面部43bとについても、ピストン5が圧縮上死点(TDC)付近にあるときに僅かな隙間G55を空けて対向し、これらの組み合わせを以って第2スキッシュ流生成部を構成することとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、吸気側斜面部55と斜面部43bとが沿っていない形態を採用することもできる。この場合にも、吸気側斜面部55がスキッシュ流を点火プラグ17の着火部170に向けて導く機能を果たすことができる。
2 気筒壁面
3 シリンダブロック
4 シリンダヘッド
5 ピストン
6 燃焼室
17 点火プラグ
18 インジェクタ
41 吸気口
43 吸気側天面部
43a 平面部(対応領域)
43b 斜面部(対応傾斜領域)
50 冠面
51 キャビティ
53 吸気側平面部(沿面部)
55 吸気側斜面部(傾斜面部)
170 着火部
511 底面部
512 側方立面部
514 吸気側立面部
Claims (1)
- 火花点火式のエンジンにおいて、
ピストンの冠面と、
前記ピストンが摺動可能に構成された気筒壁面と、
シリンダヘッドに形成された燃焼室天井面と、
前記燃焼室天井面に取り付けられているとともに、前記燃焼室を臨むように配された着火部を有し、前記ピストンが圧縮上死点又はその近傍にある所定のタイミングで点火するように構成された点火プラグと、
前記燃焼室の天井面に開口された吸気口及び排気口と、を備え、
前記吸気口は機関出力軸方向に並んで形成された第1吸気口と第2吸気口とで構成され、
前記点火プラグは、着火部が前記第1吸気口と前記第2吸気口との間に位置するように設けられ、
前記ピストンの冠面は、
気筒軸方向からの平面視で前記点火プラグの前記着火部の下方を含む領域において、前記気筒軸方向に凹設されて、吸気側立面部及び排気側立面部を有するキャビティと、
前記気筒軸方向からの平面視で前記キャビティを囲む外周部分の一部において、前記ピストンが圧縮上死点にあるときに前記燃焼室天井面における気筒軸方向上方の対応領域に対して隙間を空けて沿う沿面部と、
前記気筒軸方向からの平面視で前記沿面部と前記着火部との間の領域において、前記沿面部および前記キャビティの周縁に連続して設けられ、前記沿面部よりも小面積で前記ピストンが圧縮上死点にあるときに前記点火プラグの前記着火部に指向するように形成された傾斜面部と、を有し、
気筒軸方向の一方側からの平面視において、前記点火プラグの着火部が配置された箇所を基準として、前記吸気口が開口する側を前記燃焼室の吸気口側、前記排気口が開口する側を前記燃焼室の排気口側とするとき、
前記燃焼室天井面は、前記吸気口側の部分が、前記沿面部と前記傾斜面部に沿って形成されるとともに、当該傾斜面部に対応する部分と前記排気口側に対応する部分とが、前記インジェクタが配設された部分を頂点とするペントルーフ形状に構成され、
前記傾斜面部は、前記ペントルーフ形状の吸気口側端部に対応する位置に形成され、気筒軸方向視において、当該傾斜面部の全体が吸排気方向のプラグ着火部と沿面部との間に位置し、
前記燃焼室天井面と前記沿面部及び前記傾斜面部とは、前記ピストンの上昇時にスキッシュ流を生成するスキッシュ流生成部を構成し、
機関出力軸方向おける前記傾斜面部の両側の部分よりも当該傾斜面部の方が燃焼室天井面寄りに位置するように、機関出力軸方向における当該傾斜面部の両端が段差部を介して前記両側の部分に繋がっており、
気筒軸方向において、前記排気側立面部は、高さが前記吸気側立面部よりも高く形成されている、
エンジン。
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