JP6627588B2 - 飲料用容器の栓体 - Google Patents

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Description

本願発明は、飲料注出口部、飲料注出口部を覆う蓋体、蓋体を閉状態にロックするロック手段、ロック手段のロック状態を解除する開閉レバーを備え、開閉レバーの操作により蓋体を開放する飲料容器の栓体の構造に関し、特に開閉レバーの不用意な開閉作動が生じないようにした栓体の構造に関するものである。
最近のステンレスボトルでは、飲料を収容するボトル本体上端側の開口部に、直飲みすることができる飲み口部を備えた栓体を嵌合するとともに、その上部を覆う蓋体を設けたものが多くなっている。
蓋体は、例えば上記栓体の周方向の一側部に設けられたヒンジ部等の軸支部により上下方向に弧回動可能に軸支されており、下方に回動した状態で上記飲み口部を覆い、かつシールする一方、上方から後方に回動した状態で上記飲み口部および飲料注出口部を開放するようになっている。
そして、上記蓋体には、当該蓋体を閉状態にロックするロックレバーと、該ロックレバーのロック状態を解除する開閉レバーが設けられている。
該開閉レバーには、例えば操作の容易なワンプッシュ型のものが多く用いられており、蓋体の前端部に栓体前後方向への押圧回動レバーを設け、該押圧回動レバーを栓体後方に押圧した時にロックレバーのロック状態が解除されるように構成されている(たとえば、特許文献1、2を参照)。
しかし、それだけでは、当該飲料容器を鞄等に入れて持ち運んでいるときに、何かに当たって不用意に開閉レバーが押圧され、蓋体が開かれて、飲料が流出することもある。
そこで、最近では、上記開閉レバー部分にスライド型のロックカバー部材を設け、携帯時などには、当該ロックカバー部材をスライドさせて開閉レバーの押圧操作部を覆い、容易には押圧操作できないようにした安全ロック型構造のものも提供されている。
特開2008−239177号公報 特開2012−121614号公報
しかし、上記安全ロック構造のものの場合にも、あくまでもロックカバー部材をスライドさせて開閉レバーの押圧操作部を覆うことが条件であり、ユーザーがロックカバーを掛け忘れると、従来と全く同様の状態となり、やはり開閉レバーが不用意に押圧される恐れがある。
また、上記安全ロック構造は、単にロックカバー部材をスライドさせて開閉レバーの押圧操作部を覆うだけの構成であるから、鞄の中の他の収納物に当接し、また外部からの衝撃を受けて、ロックカバー部材がスライドし、安全ロックが解除されてしまうということも起こり得る。
そこで、このような事情に鑑み、本願発明者は、上記のような、ボトル本体の開口部に対して取り付けられた飲料注出口を有する栓本体と、該栓本体の周方向一側部に軸支され、上下方向に弧回動開閉する上記飲料注出口のシール機能を備えた蓋と、該蓋を閉状態にロックするロックレバーと、該ロックレバーのロック状態を解除する蓋開閉レバーとを有する飲料容器の栓体において、上記開閉レバーが、栓体垂直方向下方への第1の押圧操作により下降し、該下降状態において、栓体後方への第2の押圧操作がなされた時に、上記ロックレバーのロックを解除するようにすることによって、開閉レバーが、鞄の中の他の収納物に当接し、また外部からの衝撃を受けた程度では容易に開操作されない、より確実な安全ロック構造を提案している。
このような構成によると、まず開閉レバーの蓋体開閉操作が、栓体に対する垂直方向上方から下方への第1の押圧操作と、該第1の押圧操作とは操作方向を異にする栓体に対する前方から後方への第2の押圧操作との2段階の操作を経て行われるようになっており、栓体に対する垂直方向上方から下方への第1の押圧操作のみでは蓋体が開かれることはない。
そして、上記操作方向を異にする第1、第2の押圧状態が、鞄の中での収納物との当接や外部からの衝撃で同時に、また順を追って生じるということは通常は想定できない。したがって、同構成では、開閉レバーの極めて確実な安全ロック機能を実現することができる。
しかし、そうはいっても、鞄の中には色々なものが入れられるので、種々のケースを想定しておく必要がある。
本願発明は、このような事情に基づいてなされたもので、開閉レバーに対して、本来の栓体垂直方向下方への第1の押圧操作による押圧力とは異なる方向の下方への押圧力が作用した時には、開閉レバーの下降を抑制する下降抑制手段を設け、本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力に対しては開閉レバーが下降しにくいようにして、蓋体の開放条件である第2の押圧操作による栓体後方への押圧が生じないようにした飲料容器の栓体を提供することを目的とするものである。
本願各発明は、上記の目的を達成するために、それぞれ次のような有効な課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 請求項1の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、ボトル本体の開口部に対して取り付けられた飲料注出口を有する栓本体と、該栓本体の周方向一側部に軸支され、上下方向に弧回動開閉する上記飲料注出口のシール機能を備えた蓋と、該蓋を閉状態にロックするロックレバーと、該ロックレバーのロック状態を解除する蓋開閉レバーとを備え、上記開閉レバーが、略栓体垂直方向下方への第1の押圧操作により下降し、該下降状態において、栓体後方への第2の押圧操作がなされた時に、上記ロックレバーのロックを解除するようにしてなる飲料容器の栓体であって、上記開閉レバーに対して、上記本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の押圧力が作用した時には、上記開閉レバーの下降を抑制する下降抑制手段を設けたことを特徴としている。
このような構成によると、まず開閉レバーの蓋体開閉操作が、栓体に対する垂直方向上方から下方への第1の押圧操作と、該第1の押圧操作とは操作方向を異にする栓体に対する前方から後方への第2の押圧操作との2段階の操作を経て行われるようになっており、栓体に対する垂直方向上方から下方への第1の押圧操作のみでは蓋体が開かれることはない。
そして、上記操作方向を異にする第1、第2の押圧状態が、鞄の中での収納物との当接や外部からの衝撃で同時に、また順を追って生じるということは通常は想定できない。したがって、同構成では、開閉レバーの極めて確実な安全ロック機能を実現することができる。
しかし、そうはいっても、鞄の中には色々なものが入れられるので、種々のケースを想定しておく必要がある。
そこで、上記のように、上記開閉レバーに対して、上記本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力が作用した時には、上記開閉レバーの下降を抑制する下降抑制手段を設けて、そのような本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力に対しては開閉レバーが下降しにくいようにして、蓋体の開放条件である第2の押圧操作方向への押圧が生じないようにする。その結果、より安全ロック機能が向上する。
(2) 請求項2の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、上記請求項1の発明の課題解決手段の構成において、ロックレバーが蓋体をロックしている状態では、開閉レバーの上端が蓋体の天壁部の一部を構成するように蓋体の天壁部に隣接しており、該隣接部において相互に機能する下降抑制手段が設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、蓋体の天壁部と開閉レバー上端との隣接部において相互に機能する下降抑制手段が効果的に開閉レバーの下降を抑制し、上記開閉レバーに対して、上記本来の略栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力が作用した時にも、そのような本来の略栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力に対して開閉レバーが下降しにくいようにして、不用意に蓋体の開放条件である第2の押圧操作方向への押圧が生じないようにする。その結果、より確実に安全ロック機能が向上する。
(3) 請求項3の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、上記請求項2の発明の課題解決手段の構成において、蓋体の天壁部と開閉レバー上端との隣接部において相互に機能する下降抑制手段は、開閉レバーに対して、本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力が作用した時に相互に係合する凹凸部であることを特徴としている。
このような構成によると、開閉レバーに対して、本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力が作用した時に、蓋体の天壁部と開閉レバー上端との隣接部において相互の凹凸部が係合して、開閉レバーの下降を阻止するようになる。その結果、蓋体のロック状態が確実に維持されるようになる。
以上の結果、本願発明によれば、従来のものに比べて遥かに安全ロック機能が高い飲料容器用の栓体を提供することが可能となる。
本願発明の実施の形態に係る飲料容器の栓体部分を含めた全体の正面側右斜め方向から見た外観斜視図である。 同飲料容器の栓体部分を含めた全体の内部構造を示す縦断面図である。 同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の側面図である。 同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の正面図である。 同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の背面図である。 同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の平面図である。 同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の正面側右斜め方向からの斜視図である。 同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の背面側右斜め方向からの斜視図である。 同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋開状態の側面図である。 同飲料容器の栓体部分の内部構造を示す蓋開状態の斜視図である。 同飲料容器の栓体の蓋下面側部分の構造を示す斜視図である。 同飲料容器の栓体の蓋上面側部分の構造を示す斜視図である。 同飲料容器の栓体の正面側開閉レバーを取り除いた状態における蓋天壁部開口面の凹溝部bの構造を示す正面右斜め方向から見た斜視図である。 同飲料容器の栓体の蓋カバー部分の構造を示す背面側下方から見た斜視図(開閉レバー上昇状態)である。 同飲料容器の栓体の蓋カバー部分の構造を示す背面側下方から見た斜視図(開閉レバー下降状態)である。 同飲料容器の栓体の蓋カバー部分の上下を逆にして示す背面側左上方から見た斜視図(開閉レバー下降状態)である。 同飲料容器の栓体の要部の断面構造を示す拡大断面図である。 同飲料容器の栓体の要部であるロック機構各部分の構造を示す分解斜視図である。 同飲料容器の栓体の要部である開閉レバーの前面側の構造(a)および背面側の構造(b)をそれぞれ示す拡大斜視図である。 同飲料容器の栓体の要部であるスライドレバーの正面側構造(a)、背面側構造(b)、下面側構造(c)をそれぞれ示す拡大斜視図である。 同飲料容器の栓体部分の開閉レバー非操作状態(ロック状態)における開閉レバー下降抑制手段の構成を示す断面図である。 同飲料容器の栓体部分の開閉レバー押圧部に必要な押圧操作以外の押圧力が作用した状態における開閉レバー下降抑制手段の作用を示す図21と同様の断面図である。 同飲料容器の栓体部分の開閉レバー非操作状態(ロック状態)における構成を示す断面図である。 同飲料容器の栓体の開閉レバーを押圧下降させた状態(第1の押圧操作状態)における構成を示す断面図である。 同飲料容器の栓体の開閉レバーを栓体後方に押圧操作した状態(第2の押圧操作状態)における構成を示す断面図である。
以下、添付の図面を参照して、本願発明に係る飲料容器の栓体の実施の形態について説明する。
まず図1および図2には、本願発明の実施の形態に係る飲料容器の栓体のボトル本体を含む全体的な構成が、また図3〜図25には、同栓体の全体および要部の構成がそれぞれ示されている。
この実施の形態では、飲料容器の一例として、保温機能の高い真空二重容器よりなるステンレスボトルが採用されている。
このステンレスボトルのボトル本体1は、例えば図1および図2に示すように、有底筒状構造のステンレス製の内容器1aと同じく有底筒状構造で、内容器1aよりも大径のステンレス製の外ケース1bとからなり、それら各容器1a、1bの上端側開口縁部2a、2b同士を相互に接合一体化することによって、上端側に開口部3を有する真空断熱構造のボトルが形成されている。 このボトル本体1の開口部3には、外周側に位置して段部構造の肩部3cが、また内周側に位置して螺合溝部3d及び小径のネック部3eが設けられている。そして、同開口部3に対して、次に述べるような、栓本体4、栓カバー5、蓋6、蓋カバー7よりなる栓体10が着脱自在に取り付けられている。
栓本体4は、栓パッキンの嵌合部41a、上記ボトル本体1の開口部3の螺合溝部3dへの螺合溝部41bを備え、栓パッキンの嵌合部41aの外周に嵌合された栓パッキン41c、ボトル本体1の開口部3の螺合溝部3dへの螺合溝部41bを介して上記ボトル本体1の開口部3に螺合される注出口形成用の筒体部41と、この筒体部41の上部側に一体に設けられた皿状の飲み口部42とからなり、上記筒体部41の上端と飲み口部42の底部との間には蓋6側に取り付けられた飲み口パッキン66第1のゴム製パッキン66aのシール用座面を形成する水平方向の仕切り壁43が設けられ、同仕切り壁43の中央部に飲料注出用の楕円形上の開口43aが開口されている。
飲み口部42は、口付け部となる開口縁部が略垂直であるが、全体に亘って同一の高さの筒状壁ではなく、口付け部となる前部側が高く、後端側に行くにしたがって水平壁面に近くなるテーパー面形状の開口面を有する筒部壁となっている。そして、上記飲み口部42の高さの高い前端部の下部位置には、後述する蓋6側に設けられたロックレバー84の鉤状の係合片84aが着脱可能に係合する係合溝56が設けられている。また、この飲み口部42内の注出口43aは、例えば図10に示されるように、栓本体4の略中央部にあり、飲み口部42は、同注出口43aを囲む形で設けられているが、該飲み口部42の平面形状は、後端側で口径が少し拡大され、かつ略半円形状にカットされて、後端側に後述するヒンジブラケット53,53を設置できるスペースを形成している。
この栓本体4の上記筒体部41と飲み口部42との間の外周には、上記飲み口部42の形状に対応した所定の外径の栓カバー嵌合用のフランジ部44が設けられており、このフランジ部44に対して、栓本体4の筒体部41外周を覆う栓カバー5が上方側から嵌合一体化されている。この栓カバー5は、上記栓本体4の筒体部41のフランジ部44外周に嵌合される外径寸法を有した円形の水平壁部51と、該水平壁部51の外周端から下方に筒状に延びた側壁部52と、上記飲み口部42の後部形状に対応して上記水平壁部51の上部後端に位置して左右に一対設けられたヒンジブラケット53,53とからなり、上記栓本体4に固定された状態で後述するヒンジ軸54を介して蓋6及び蓋カバー7が前後方向に弧回動開閉可能に軸支されるようになっている。 上記筒状の側壁部52は、上記栓本体4がボトル本体1の開口部3に螺合固定された状態においては、その下部が上記ボトル本体開口部3の肩部に対応して嵌合され、ボトル本体1の開口部3をもカバーするようになっている。
ヒンジブラケット53,53は、上記飲み口部42の後部カット形状に対応して、全体として円形の水平壁部51の後端より所定寸法前側に位置して設けられており、それによって上記栓カバー5の外周円範囲内に収まる状態で斜め後方に所定の高さ起立せしめられている。そして、栓カバー5後端のヒンジブラケット53,53の下部側部分には、蓋6の開放角を大きくするための後方に向けて下降する下降傾斜面59が形成されている。
他方、蓋6は、例えば図11に示されるように、上記飲み口部42の略半円形状の円筒形状(後部カット形状)に対応して、その後端側にヒンジブラケット部63,63および栓カバー5側のヒンジブラケット53,53の連結用開口部(U状の開口)をそれぞれ設けた構造となっており、上記飲み口部42の外周に嵌合し得る外径の天壁部61および筒状の側壁部62を備えた浅い円筒形状に形成されている。そして、その後端側左右のヒンジブラケット部63,63を上述したヒンジ軸54を介して上記栓カバー5のヒンジブラケット53,53の両側に弧回転可能に軸支されている。符号65は、上記ヒンジブラケット53,53の連結用開口部(U状の開口)の内端側中央部に設けられたヒンジカバー55に対する制動部材である。
この場合、上記栓カバー5側のヒンジブラケット53,53の外周には、当該蓋6を、例えば図9および図10のように、後端側水平状態より下方に大きく開放させるためのヒンジバネが各々巻装されており、蓋6は、後述する開閉レバー81により、ロックレバー84を介した栓本体4側係合溝56との係合が解除されると、自動的に図9および図10のように開放される。
上記ヒンジバネを巻装したヒンジブラケット53,53部分およびそれらの間の全体には、例えば図5、図8、図10に示されるように、それらの全体が見えないようにカバーするヒンジカバー55がヒンジブラケット53,53と同様に栓カバー5の水平壁51部分に一体成型されている。このヒンジカバー55部分は、例えば図6の平面図から明らかなように、栓本体4に対して蓋6を閉じたロック状態において、後述する蓋外周面の蓋カバー7の天壁部71および側壁部72外周面と略同一の円形で連続する外周面を形成するように、左右方向および前後方向共に柔らかな曲面に形成されている。
また、上記蓋6の天壁部61の中央部下面には、下方に延びる小径筒状の飲み口パッキン取り付け部64が設けられており、この飲み口パッキン取り付け部64に対して、上記飲み口部42の飲料注出口43aをシールする有底筒状の第1のゴム製パッキン部66aと飲み口部42の上端側上記テーパー面形状の開口面全体をシールするフラットな第2のゴム製パッキン66bとからなるゴム製の飲み口パッキン66が下方側から着脱可能に嵌合されている。蓋6の平面形状は、上記覆うべき飲み口部42の形状に対応して後方に向けて外径を拡大した略半円状の形状となっている。
また、この蓋6の筒状の側壁部62の下端外周には、所定の幅のフランジ部62aが周方向に亘って一体に成型されており、このフランジ部62aを利用して、このフランジ部62aの外周に、次に述べる外装体である蓋カバー7が一体に嵌合されるようになっている。なお、蓋カバー7は、閉状態において、上記栓カバー5と等径の連続感のある正円筒を形成するように、正円形状となっている。したがって、該蓋カバー7を嵌合一体化する上記フランジ部62aの外径は、後端側のヒンジカバー55(ヒンジブラケット53,53)との対応部(コの字状の切り欠き部を形成)を除いて、基本的に正円形状となっている。そして、その前端側所定幅部分は、例えば図10、図17に示すように、上方側に高くなっており、同部分には、後述するロックレバー84の下端側係合片84aを下方に臨ませ、上記飲み口部42の下部に設けた係合溝56に係合させるための開口67が設けられている。
このため、同開口67の前後方向の開口幅は、当該ロックレバー84の係合片84aが栓体前方に回動して、係合溝56内に係合し、また栓体後方に回動して、ロック解除されて係合溝56外部にリリースできるに十分なものとなっている。
すなわち、この蓋6の前端部には、例えば図18から明らかなように、左右に所定の間隔を置いて、レバーピン挿通孔68a,68aを備えたレバーピン軸支ブラケット68,68が設けられており、これらレバーピン軸支ブラケット68,68間にレバーピン90を挿通支持することによって上記ロックレバー84が前後方向に弧回転可能に軸支されるようになっている。そして、このロックレバー84の下端側係合片84aが、図10、図17のように、上記フランジ部62aの前端部側の開口67から下方に臨まされるようになっている。
また、該蓋6の側壁部62前端の上記レバーピン軸支ブラケット68,68間中央部位置には、後述するロックレバーレバースプリング85の一端(後端)を前後方向に支持する筒状のボス部69が設けられており、該ボス部69とロックレバー84の上端側押圧片84b背面側凸状のボス部84dとの間に所定の付勢強度のロックレバーレバースプリング85を設けることにより、ロックレバー84の係合片84aが常時上記飲み口部材42側のロックレバー係合溝56内に係合する方向に付勢している(図17の構成を参照)。
この場合、上記ロックレバー84の上端側押圧片84bの後端は、蓋6のロック状態では、図17および図21から明らかなように、後述する蓋体の開閉レバー81の前面(内面)に当接して後方側への移動が規制されており、開閉レバー81も上方側から垂直方向下方に押圧操作されないので、ロックレバー84は安定したロック状態に維持される。
また、上記蓋6の側壁部62前端の上記レバーピン軸支ブラケット68,68の両側には、後述するスライド部材82をスライド自在に遊嵌するための上下方向のスライド溝60a,60aを備えたスライド部材指示ブラケット60,60が設けられている。
さらに、上記蓋カバー7は、上記蓋6の外周をカバーする平面視正円形の天壁部71および同天壁部71外周から下方に延びた筒状の側壁部72を備えた浅い筒状体よりなり、その前端側には、その天壁部71から側壁部72にかけて後述する開閉レバー嵌合口71a,72a、後端側には、その天壁部71から側壁部72にかけてヒンジ部嵌合口71b,72bが、それぞれ設けられている。また、開閉レバー嵌合口72aの両側壁部の裏面側には、たとえば図14〜図16に示すように、上下方向に延びる開閉レバー81のガイド溝73,73が設けられている。
そして、上記開閉レバー嵌合口71a,72aには、たとえば蓋カバー7の蓋6への組み付け前の段階で、開閉レバー81が上記ガイド溝73,73を利用して上下方向に摺動可能な状態で嵌合される。この嵌合は、上記天壁部71側の嵌合口71a側に押圧部81aが嵌り込み、上記側壁部72側の嵌合口72a側にカバー部81b両側の回動軸81c,81cおよびガイドリブ81d,81dが沿わされる形で嵌合される。
そして、このように開閉レバー81を嵌合した蓋カバー7が、図18に示す、スライド部材82、スライドスプリング83,83、ロックレバー84、ロックレバースプリング85、ヒンジピン90、ヒンジ軸54、ヒンジバネ(図示省略)等が組み付けられた蓋6の上部側に対して、その外周側のフランジ部62aを利用して嵌合され、一体化される。これによって、後述するような有益な作用を果たすオートロック機構を備えた蓋体が形成される。
また、この実施の形態の場合、上記開閉レバー嵌合口71a,72aのうち、天壁部71の開閉レバー嵌合口71aのU状の開口面端部(正面側端部)には、後述するように、左右両方向に延びて所定の長さ、所定の深さの凹部(凹溝)bが設けられている。他方、この開閉レバー嵌合口71a部分に嵌合される開閉レバー81の上端側押圧部81aの対応する端部には、同様の長さで、対応する高さの凸部aが設けられており、それらによって相互に協働(係合)して機能する開閉レバー81の下降抑制手段が形成されている。この下降抑制手段の具体的な構成および作用については、後に詳細に説明する。
該蓋カバー7も、やはり上記蓋6の場合と同様に、全体として前端側の高さが高く、後端側に行くに従って高さが低くなるテーパー面構造の筒状体に形成されている。そして、その筒状の側壁部72の前端部と上記内側の蓋6の側壁部62の前端部との間には、上記蓋6の後方に向けて外径を拡大した略半円状の形状(飲み口部42に対応した形状)と上記蓋カバー7の正円形状との形状差から、左右および前後に亘って所定の大きさの隙間が形成されており、この隙間を利用して、蓋6の開閉機構に安全ロック、メインロックをかけ、また、それら各ロック状態を解除して、蓋6を開閉するための操作方向を異にする2段モーション(ツーアクション)型のオートロック機構が設けられている。
このロック機構は、図17および図18に詳細に示されるように、上方から下方に押圧操作される開閉レバー81と、該開閉レバー81の押圧操作に応じて上下方向にスライド(昇降)する左右方向に長いスライド部材82と、このスライド部材82を常時上昇方向に付勢支持する左右一対のスライドスプリング83,83と、蓋6を閉状態にロックするとともに必要に応じてロック状態を解除するロックレバー84と、このロックレバーを常時ロック方向に付勢するロックレバースプリング85とから構成されている。
開閉レバー81は、図6、図7、図17〜図19に示すように、上記蓋カバー7の天壁部71の前端部の円弧部の一部を形成する少し前方に向けてアール面上に膨らんだ上方から下方への押圧部(押圧操作部)81aおよび側壁部72の前端部の円弧部の一部を形成するカバー部81bからなり、カバー部81bの左右両側部には回動軸(下側)81c,81cおよびガイドリブ(上側)81d,81dが設けられている。そして、それら回動軸81c,81cおよびガイドリブ81d,81dを介して、次に述べるスライド部材82に対して前後方向に弧回転可能な状態で係合支持され、かつ同状態で、上記蓋カバー7の天壁部71前端部から側壁部72前端部の下部側にかけて所定の幅で上下に長く開口された開閉レバー嵌合口71a,72a部分に略同一面状態で遊嵌され、上記ガイドリブ81d,81dによりガイドされながら、次に述べるスライド部材82と共に上下に昇降するとともに、上方から下方に押圧されて下降した位置で上記押圧部81a部分が栓体後方に押圧されると、上記回動軸81c,81cを回動軸として所定角後方に回動し、上記ロックレバースプリング85の付勢力に抗して、後述するロックレバー84のロック解除片84bを後方に押圧傾動させて上記ロックレバー84の係合片84aと上記飲み口部42側の係合溝56との係合を解除し、図9、図10に示すように蓋6を開放するようになっている。
すなわち、同構成では、まず開閉レバー81が、上記蓋カバー7の天壁部71の前端部の円弧部の一部を形成する少し前方に向けてアール面上に膨らんだ上方から下方への押圧部(押圧操作部)81aと側壁部72の前端部の円弧部の一部を形成するカバー部81bとからなっており、同押圧部81aがス直方向下方に押圧操作されていない蓋ロック状態では、例えば図23のように蓋カバー7の天壁部71および側壁部72の前端部の相互に連続する一部を形成している。
ところが、この状態から開閉レバー81の前方に向けてアール面上に膨らんだ上方から下方への押圧部(押圧操作部)81aが押圧されて、たとえば図24に示すように、同開閉レバー81が上記開閉レバー嵌合口72aの下端まで下降すると、該開閉レバー81の押圧部81a後端の上記蓋カバー7の天壁部71の開閉レバー嵌合口71aの開口端部との隣接状態が解かれ、ロックレバー84をロック状態に付勢しているロックレバースプリング85の付勢力に抗して、ロックレバー84のロック解除片84b部分を、例えば図25に示すように、栓体の後方に押すことができ、上記ロックレバー84の係合片84aと上記飲み口部42側係合溝56との係合を解除して、上記図9、図10に示すように蓋6を開放することができる。
そして、一旦蓋6が開放されると、上記開閉レバー81は、上記ロックレバースプリング85およびスライドスプリング83,83の付勢作用で元の状態に戻って安全ロックをかけ、さらに蓋6が閉められると、それに加えて再び図21に示す蓋6のメインロック状態を実現する。
なお、この開閉レバー81が遊嵌されている上記蓋カバー7の側壁部72側の開閉レバー嵌合口72a下部部分は、たとえば蓋6がロック状態にある時には、図1、図3、図4、図17に示すように、上記開閉レバー81が上端側にあるため、所定上下幅(下降ストローク寸法分)だけ開口していて、内側のスライド部材82の本体前面82aが外から見えるようになっている。したがって、同スライド部材82の本体前面82a部分の色を赤くするなどすると、同部分の色からロック状態であることが分かるようになる。
ところで、上記スライド部材82は、例えば図18および図20の(a)〜(c)に示すように、左右に所定の長さを有する円弧状の本体部材82aからなり、その左右両端部82b,82bの上部には、上記開閉レバー81両側の回動軸81c,81cを回動可能に嵌合支持する軸受部82c,82cが、また同外端部には、上記蓋6に設けられたスライド部材指示ブラケット60,60のスライド溝60a,60a内に遊嵌されるスライドリブ82d,82dが設けられている。
そして、上記軸受部82c,82cに上記開閉レバー81両側の回動軸81c,81cを嵌合することによって、上記開閉レバー81が昇降可能、かつ後方に弧回動可能に支持され、さらに、上記スライド部材82は、下部側に上記左右一対のスライドスプリング83,83を介して、それらスライドリブ82d,82dが上記スライド部材指示ブラケット60,60のスライド溝60a,60a内に遊嵌され、常時上方に付勢された状態、すなわち、図7、図17、図21の上記開閉レバー81の押圧部81a上端が上記蓋カバー7の天壁部71の外周部と同一面を形成する非押圧状態(ロックレバー84のロック状態)に維持されるようになっている。
また、同スライド部材82の下面側には、上記スライドスプリング83,83の上端側が嵌合される第1のボス部82f,82fが、また蓋6のフランジ部62a側には、上記スライドスプリング83,83の下端側が嵌合される第2のボス部(図示省略)が設けられ、それらの間に上記スライドスプリング83,83が保持されている。
このように、開閉レバー81が、常時上昇方向に付勢支持された昇降自在なスライド部材82に対して回動軸81c,81cを介して上下方向に昇降可能、かつ前後方向に回動可能に取り付けられており、上記上方から垂直方向下方への押圧操作によってスライド部材82と共に下降し、該下降状態において前方から後方に押圧回動して、ロッククレバー84のロックを解除するようになっていると、開閉レバー81の上下方向の昇降動作と開閉レバー81単独の前後方向の回動動作とを独立した形で容易に実現することができ、また、上記開閉レバー81の栓体に対する上方から下方への押圧操作(安全ロック解除)、前方から後方への押圧操作(メインロック操作)を、それぞれロックレバー84の動作状態と関係なく実現することができる。
このような構成によると、安全ロック解除、安全ロック設定のための開閉レバー81の上下方向の昇降動作と、メインロック解除、メインロック設定のための開閉レバー81の前後方向の回動動作との2つの異なる動作が、ロックレバー84のロック状態、ロック解除状態に関係なく実現される。
すなわち、上記開閉レバー81の上方から下方への第1の押圧操作、前方から後方への第2の押圧操作が、それぞれロックレバー84と機械的に連系することなく、独立した形で実現される。
したがって、開閉レバー81は、スライドスプリング83,83により常時上昇方向に付勢支持されたスライド部材82により、ロックレバー84のロック状態、ロック解除状態と関係なく昇降可能となり、上記安全ロック解除のための上方から下方への第1の押圧操作により下降して安全ロックを解除し、さらに第2の押圧操作により栓体後方に回動してロックレバー84のロックを解除すると、その後はスライド部材82(スライドスプリング83,83)により自動的に元の上昇位置に復帰し、ロックレバー84のロック状態、ロック解除状態の如何に関係なく、安全ロックを設定した状態となる。そのため、より安全ロック機能が高くなる。
また、以上の構成では、そのような作用を果たすスライド部材82やスライドスプリング83,83、ロックレバー84、ロックレバースプリング85、ロックレバーピン90等のロック機構を構成する主要な部品およびヒンジ軸54、ヒンジバネ等を先ず蓋6側に組み付けておき、その上で同蓋6に対して開閉レバー81を嵌合した蓋カバー7を嵌合(無理嵌め)するだけで、ロック機構やヒンジバネを内装した蓋体を構成することができるので、組み付けが容易になる。
また、ヒンジ部には、ヒンジブラケット53,53およびヒンジ軸54、ヒンジバネを覆うヒンジカバー55が設けられ、ヒンジ軸54、ヒンジバネ等が外部から見えないように構成されている。したがって、蓋6との連続感、一体感がより高くなる。
また、以上の構成では、上記開閉レバー81の上端側押圧部81aが蓋体カバー7の天壁部71前端部の一部を構成している。このような構成によると、上述した開閉レバー81の上方から下方への押圧操作を容易に行うことができる。
他方、開閉レバー81は、蓋体カバー7の天壁部71の一部を構成しているために、外部からの衝撃を受けた場合、また鞄の中などで他の収納物に当たった場合などにも、面積の大きな蓋体カバー7部分でカバーされ、開閉レバー81部分のみが単独で不用意に押圧されるということが起こりにくい。
さらに、この発明の実施の形態では、たとえば図13、図21、図15、図16、図17、図21、図22に示されるように、上記開閉レバー81に対して、上記本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる正面または斜め上方からの押圧力が作用した時には、上記開閉レバー81の下降を抑制する下降抑制手段が設けられる。
このように、上記開閉レバー81の押圧部81aに対して、本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる正面または斜め下方への押圧力が作用した時には、上記開閉レバー81の下降を抑制する下降抑制手段を設け、本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の押圧力に対しては上記開閉レバー81が下降しにくいようにすると、より安全ロック機能が向上する。
そして、この実施の形態の場合、すでに述べたように、ロックレバー84が蓋6をロックしている状態では、上記開閉レバー81の上端側押圧部81aが蓋カバー7の天壁部71の一部を構成するように蓋カバー7の天壁部71に隣接している。したがって、上記下降抑制手段は、該隣接部の隣接関係を利用し、同隣接部において相互に機能するような構成が採用される。
そして、同隣接部において相互に機能する構成としては、たとえば上記図13、図21、図15、図16、図17、図21、図22に示されるような、開閉レバー81の上端側押圧部81の端部と蓋カバー7の天壁部71の端部との間で相互に係合する左右方向に所定の長さを有する凸部aと該凸部aを嵌合する凹部bよりなる構成を採用することができる。
このような構成によると、開閉レバー81に対して、本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力が作用した時に、蓋カバー7の天壁部71端部と開閉レバー81の上端側押圧部81a端部との隣接部において設けられる凸部aと凹部bが図22のように係合して、確実に開閉レバー81の下降を阻止するようになる。その結果、蓋体のロック状態が確実に維持されるようになる。
この場合、同開閉レバー81の上端側押圧部81aの端部に設けられた凸部aと蓋カバー7の天壁部71側の端部に設けられた凹部bとの間には、図22の矢印に示すような、本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる正面または斜め上方からの押圧力が作用しない限り、図21に示すように、相互に係合しないクリアランスcが設定されており、本来の垂直方向下方への押圧操作は適正に行われるようになっている。
なお、これら開閉レバー81の上端側押圧部81aの端部と蓋カバー7の天壁部71側の端部との間に設けられる下降抑制手段は、相対的な係合力を実現できるものであれば足り、相互の当接面を摩擦係数の高いものにしたり、シボ加工を施したものでも良い。
1はボトル本体、3は開口部、4は栓本体、5は栓カバー、6は蓋、7は蓋カバー、10は栓体、41は筒体部、42は飲み口部、53はヒンジブラケット、56はロックレバーの係合溝、71a、72aは開閉レバー嵌合孔、81は開閉レバー、82はスライド部材、84はロックレバー、aは凸部、bは凹部である。

Claims (3)

  1. ボトル本体の開口部に対して取り付けられた飲料注出口を有する栓本体と、該栓本体の周方向一側部に軸支され、上下方向に弧回動開閉する上記飲料注出口のシール機能を備えた蓋と、該蓋を閉状態にロックするロックレバーと、該ロックレバーのロック状態を解除する蓋開閉レバーとを備え、上記開閉レバーが、栓体垂直方向下方への第1の押圧操作により下降し、該下降状態において、栓体後方への第2の押圧操作がなされた時に、上記ロックレバーのロックを解除するようにしてなる飲料用容器の栓体であって、上記開閉レバーに対して、上記本来の栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力が作用した時には、上記開閉レバーの下降を抑制する下降抑制手段を設けたことを特徴とする飲料容器の栓体。
  2. ロックレバーが蓋体をロックしている状態では、開閉レバーの上端が蓋体の天壁部の一部を構成するように蓋体の天壁部に隣接しており、該隣接部において相互に機能する下降抑制手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の飲料容器の栓体。
  3. 蓋体の天壁部と開閉レバー上端との隣接部において相互に機能する下降抑制手段は、開閉レバーに対して、本来の略栓体垂直方向下方への押圧力とは異なる方向の下方への押圧力が作用した時に相互に係合する凹凸部であることを特徴とする飲料容器の栓体。
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