JP6547167B2 - 飲料容器の栓体 - Google Patents
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Description
不使用時、蓋体を密閉状態に保持するために栓体の前面にはロック部が備えられており、蓋体を栓本体に係合して閉状態にしたり、ユーザの開操作に応じて係合を解放し、蓋体を開状態にすることができるようになっている。ロック部の係合は、蓋体に形成された係合受け部と、栓本体側に設けられた開操作部材に形成された係合部との係り合いでなされる。そして、開操作部材に対し開操作することにより、係合が外れるようになっている。
また、蓋体を閉じる際、誤って先に上下スライド部材を下動し施錠位置とした状態で蓋体を押し下げると、上下スライド部材が邪魔になって閉じれなくなったり、無理に閉じようとして上下スライド部材や開操作部材を損壊したりする恐れがあった。
また、他の発明では、施錠部を施錠位置にしたまま蓋体を閉じても、円滑に蓋体を閉状態とできる飲料容器の栓体を提供することを、その目的とする。
飲料容器本体の上端部に装着される栓本体と、栓本体の背面側に回動自在に軸支されて栓本体の開口部を閉塞する片開き式の蓋体とを有し、栓本体の前面側に開操作部材の上下方向の中間を水平軸の周りに起伏回動自在に軸支するとともに、開操作部材の上端側を背面方向に付勢する付勢手段を設け、蓋体を閉じると蓋体前面の下端部の当接部が開操作部材の上端部に当接して起こし、開操作部材の上端部に形成した係合部が係合受け部と係合し閉状態となり、開操作部材の下端部を後方へ押圧すると前記係合が解放される飲料容器の栓体において、
蓋体前面の内の係合受け部両脇の近傍に、コ字状の施錠部材の両側部を上下方向に回動自在に支持するとともに、施錠部材を前向きと、上向きまたは斜め上向きの位置を保持するように構成し、
蓋体の係合受け部に開操作部材の係合部が係合した状態で、施錠部材を前向きに回動すると施錠部材が開操作部材の上端部の前面を覆う施錠状態となり、
蓋体の係合受け部に開操作部材の係合部が係合した状態で、施錠部材を上向きまたは斜め上向きに回動すると施錠部材が開操作部材の上端部の前面から離間した開錠状態となるように構成したこと、
を特徴としている。
請求項2記載の発明では、
施錠部材を前向きに回動した状態で蓋体を閉じると、蓋体前面の下端部の当接部が開操作部材の上端部に当接して起こす際、開操作部材の上端部が施錠部材に当たって上向き方向に回動し、係合部と係合受け部の係合を許容するようにしたこと、
を特徴としている。
また、施錠部材を施錠位置としたまま蓋体を閉じようとしたとき、蓋体前面の下端部の当接部が開操作部材の上端部に当接して前方に起こす際に、施錠部材を上向き方向に回動させるので、そのまま円滑に蓋体を閉じて係合受け部と係合部を係合状態とできる。
これらの図において、飲料容器1は上端が開口した真空二重壁構造の容器本体2と、容器本体2の上端部に形成された雄螺子部3に着脱自在に螺合された栓体4とから成り、栓体4は略筒形で内側壁に雌螺子部5が形成されるとともに開口部としての飲み口部6が固着された栓本体7と、栓本体7の背面側の上端に回動自在に軸ピン8により軸支されて栓本体7の飲み口部6を閉塞する片開き式の蓋体9とを有する。蓋体9は軸ピン8に巻装された蓋開用バネ(図示せず)により、常時、蓋体9を全開する方向へ付勢されている。飲み口部6はすり鉢状の底部10に容器本体2の内容物を外部に注出するための注出口11が形成されている。また、飲み口部6の上部前側はユーザが口を付ける立ち上がり部12となっている。飲み口部6の下部の底部10の周囲を囲む周壁13と周壁13の上下方向の途中から側方へ突設された円環状のツバ部14の下面にわたりシール部材15が装着されており、栓本体7と容器本体2の上端の間が水密に密閉されている。
蓋体9の係合凹部28に開閉操作部材22の係合爪24が係合した状態で、施錠部材43を前向きに回動すると施錠部材43が開閉操作部材22の上端部の前面を覆う施錠位置で固定した状態となり、開閉操作部材22の下端部を後方へ押圧しても上端部が施錠部材43に当たって開操作不能となる。施錠部材43を上向きに回動すると施錠部材43が開操作部材22の上端部の前面から離間して開錠位置に固定した状態となり、開閉操作部材22の下端部を後方へ押圧すれば、開閉操作部材22の上端部が前方に起きて係合爪24が係合凹部28から外れ、蓋体9が全開する。
予め、係合爪24が係合凹部28に係合して蓋体9が閉じた状態にあり、施錠部材43が前向きの施錠位置に固定した状態で、内容物を飲みたい場合、まず指で施錠部材43を上向きに回動して開錠する。次に、開閉操作部材22の下端部を圧縮コイルバネ27抗して後方へ押圧し、延設部23を前方に起こして係合爪24を係合凹部28から外す。すると、蓋開用バネ(図示せず)により蓋体9が全開となり、飲み口部6に口を当てて内容物を飲むことができる。
飲料後、蓋体9を閉じる場合、開閉操作部材22の延設部23が後方へ復帰している状態で、ユーザが蓋体9を閉じる方向へ回動し(図5(1)参照)、蓋体9の前面が栓体7の前面に近づいたところで天面16を押下すると、傾斜当接部29が開閉操作部材22の延設部23の背面側の係合爪24の上面30から先端31の間に当接して開閉操作部材22の延設部23を前方に回動させる(図5(2)、(3)参照)。係合爪24の後方へ突設した先端31が傾斜当接部29の前端の乗り越え部32を乗り越えると、圧縮コイルバネ27により開閉操作部材22の上端部が後方に付勢されて係合爪24が係合凹部28と係合し、蓋体9が閉じた状態となる(図5(4)参照)。次に、施錠部材43を前向きに回動させて延設部23の前面を覆い、施錠位置に固定した状態とする(図5(5)参照)。
また、施錠部材43を施錠位置に固定したまま蓋体9を閉じようとしたとき、蓋体9の前面下端部の傾斜当接部29が開閉操作部材22の延設部23の背面側の係合爪24の上面30から先端31の間に当接して開閉操作部材22を前方に起こす際に、施錠部材43が上向きに回動して施錠位置から脱し、係合爪24と係合凹部28の係合を許容するようになる。従って、施錠部材43や開閉操作ブ剤22を損壊させることなく、そのまま円滑に蓋体9を閉じて係合爪24を係合凹部28に係合状態とできる。
また、施錠部材を上向きに回動すると開錠状態となるようにしたが、斜め上向きに回動すると解除状態となるようにしても良い。
2 容器本体
4 栓体
7 栓本体
9 蓋体
20 ロック部
22 開閉操作部材
24 係合爪
25 軸ピン
27 圧縮コイルバネ
28 係合凹部
29 傾斜当接部
40 施錠部
42 軸ピン
43 施錠部材
44 指掛け部
45、46 折り曲げ端部
Claims (2)
- 飲料容器本体の上端部に装着される栓本体と、栓本体の背面側に回動自在に軸支されて栓本体の開口部を閉塞する片開き式の蓋体とを有し、栓本体の前面側に開操作部材の上下方向の中間を水平軸の周りに起伏回動自在に軸支するとともに、開操作部材の上端側を背面方向に付勢する付勢手段を設け、蓋体を閉じると蓋体前面の下端部の当接部が開操作部材の上端部に当接して起こし、開操作部材の上端部に形成した係合部が係合受け部と係合し閉状態となり、開操作部材の下端部を後方へ押圧すると前記係合が解放される飲料容器の栓体において、
蓋体前面の内の係合受け部両脇の近傍に、コ字状の施錠部材の両側部を上下方向に回動自在に支持するとともに、施錠部材を前向きと、上向きまたは斜め上向きの位置を保持するように構成し、
蓋体の係合受け部に開操作部材の係合部が係合した状態で、施錠部材を前向きに回動すると施錠部材が開操作部材の上端部の前面を覆う施錠状態となり、
蓋体の係合受け部に開操作部材の係合部が係合した状態で、施錠部材を上向きまたは斜め上向きに回動すると施錠部材が開操作部材の上端部の前面から離間した開錠状態となるように構成したこと、
を特徴とする飲料容器の栓体。 - 施錠部材を前向きに回動した状態で蓋体を閉じると、蓋体前面の下端部の当接部が開操作部材の上端部に当接して起こす際、開操作部材の上端部が施錠部材に当たって上向き方向に回動し、係合部と係合受け部の係合を許容するようにしたこと、
を特徴とする請求項1記載の飲料容器の栓体。
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