JP3182604U - 魔法瓶の蓋体ロック構造 - Google Patents

Abstract

【課題】簡単な構造で安全に使用でき、また、蓋は自動的に開閉可能で、且つロック機能付きの魔法瓶の蓋体ロック構造を提供する。
【解決手段】本体部（１）と、本体部（１）の上部に設けている蓋体（２）を備え、本体部（１）と蓋体（２）の間にロック構造を設けたものである。ロック構造は、係止爪（３）を有するロック部材（４）を備え、ロック部材（４）の中間部においてヒンジ軸（５）により繋がっている。ロック部材（４）の一方にばね（６）を設け、もう一方は自由端である。この自由端には、係止部材としての係止爪（３）が設けられ、蓋体（２）は同じ係止部材の被係止溝（７）を設ける。これにより、簡単な構造で、安全に使用でき、魔法瓶の蓋を簡単に開けるとロックすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、家庭用魔法瓶に関し、より詳しくは、魔法瓶のロック構造に関するものである。

従来の魔法瓶或いはカップの蓋の開け方法は、主に螺旋式の開け方法を採用している。周知のように、魔法瓶或いはカップに高温の液体を入れており、圧力のある状態で、螺旋式の開け方法で高温の液体は溢れだされてしまい、ユーザに火傷の危険性を齎す可能性がある。
しかし、蓋を自動的に開ける方法で、突然にはね出した構造と、蓋を自動的に閉めることのできない設計理念、ユーザの需要に満たせない。

特開２００７−１２６１８６号公報

本考案は、簡単な構造で安全に使用でき、また、蓋は自動的に開閉可能で、且つロック機能付きの魔法瓶の蓋体ロック構造を提供することを目的とする。

上記課題を解決するために、本考案の蓋体ロック構造は、本体部と該本体部の上部に設けている蓋体を備え、前記本体部と前記蓋体の間にロック構造が設けられ、該ロック構造は係止爪を有するロック部材を備え、該ロック部材の中間部はヒンジ軸により前記本体部と繋がり、前記ロック部材の一方にばねが設けられ、もう一方は自由端であり、かつ係止部材としての前記係止爪が設けられ、前記蓋体は同じ係止部材の被係止溝を設ける。
上記本考案の蓋体ロック構造をさらに改良すると、前記本体部は、前記蓋体と枢着されることがより好ましい。

本考案に係る魔法瓶の蓋体ロック構造によれば、簡単な構造で、安全に使用でき、魔法瓶の蓋を簡単に開けるとロックすることができる。

本考案に係る魔法瓶のロック構造を示す図である。

以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。

実施例１の魔法瓶の蓋体ロック構造は、図１の示すように、本体部１と、本体部の上部に設けている蓋体２を備え、本体部１と蓋体２の間にロック構造を設けたものである。ロック構造は、係止爪３を有するロック部材４を備え、ロック部材４の中間部においてヒンジ軸５により繋がっている。ロック部材４の一方にばね６を設け、もう一方は自由端である。この自由端には、係止部材としての係止爪３が設けられ、蓋体２は同じ係止部材の被係止溝７を設ける。
そして、本体部１は、蓋体２と枢着される。

以上、本考案を実施するための最良の形態を詳細に説明した。
なお、本考案の技術的範囲は、以上の実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的範囲は記述した請求項の内容によって限定される。

本考案に係る魔法瓶の蓋体ロック構造は、魔法瓶に有用である。

１ 本体部
２ 蓋体
３ 係止爪
４ ロック部材
５ ヒンジ軸
６ ばね
７ 被係止溝

Claims (2)

1. 本体部（１）と該本体部（１）の上部に設けている蓋体（２）を備え、前記本体部（１）と前記蓋体（２）の間にロック構造が設けられ、該ロック構造は係止爪（３）を有するロック部材（４）を備え、該ロック部材（４）の中間部はヒンジ軸（５）により前記本体部（１）と繋がり、前記ロック部材（４）の一方にばね（６）が設けられ、もう一方は自由端であり、かつ係止部材としての前記係止爪（３）が設けられ、前記蓋体（２）は同じ係止部材の被係止溝（７）を設けることを特徴とする蓋体ロック構造。
2. 前記本体部（１）は、前記蓋体（２）と枢着されることを特徴とする請求項１に記載の蓋体ロック構造。