JP6346785B2 - 栓体及び栓体を備える容器 - Google Patents
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Description
容器本体と一体となり容器を構成する栓体であって、
前記容器本体の開口部に取り付けられる栓本体部と、
前記栓本体部にヒンジ機構によって開閉可能に取り付けられ、閉状態で前記容器本体の開口を塞ぐ第1蓋部と、
前記栓本体部にヒンジ機構によって開閉可能に取り付けられ、閉状態で前記第1蓋部を外側から覆う第2蓋部と、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とを開方向に付勢する付勢手段と、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とを閉状態に保つロック部と、を備え、
前記第1蓋部には、孔部と、前記第1蓋部が閉状態のときに前記容器本体と前記第1蓋部との間を密封する第1シール材と、が設けられ、
前記第2蓋部には、前記第1蓋部と前記第2蓋部とが閉状態のときに前記孔部を塞ぐ第2シール材が設けられ、
前記ロック部による前記第2蓋部の閉状態が解除されると、前記付勢手段により前記第2蓋部が開状態へと到る動作を開始し、前記第2蓋部が開状態になる過程で前記第2シール材が前記孔部から離れて前記容器本体が通気され、当該通気後に前記付勢手段により前記第1蓋部が開状態へと到る動作が可能となり、前記第2蓋部が開状態となった以後に前記第1蓋部も開状態となる、
ことを特徴とする。
容器本体と一体となり容器を構成する栓体であって、
前記容器本体の開口部に取り付けられる栓本体部と、
前記栓本体部に設けられ、前記開口部と連通して開口した注出口部と、
前記栓本体部にヒンジ機構によって開閉可能に取り付けられ、閉状態で前記注出口部の開口を塞ぐ第1蓋部と、
前記栓本体部にヒンジ機構によって開閉可能に取り付けられ、閉状態で前記第1蓋部を外側から覆う第2蓋部と、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とを開方向に付勢する付勢手段と、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とを閉状態に保つロック部と、を備え、
前記第1蓋部には、孔部と、前記第1蓋部が閉状態のときに前記注出口部と前記第1蓋部との間を密封する第1シール材と、が設けられ、
前記第2蓋部には、前記第1蓋部と前記第2蓋部とが閉状態のときに前記孔部を塞ぐ第2シール材が設けられ、
前記ロック部による前記第2蓋部の閉状態が解除されると、前記付勢手段により前記第2蓋部が開状態へと到る動作を開始し、前記第2蓋部が開状態になる過程で前記第2シール材が前記孔部から離れて前記容器本体が通気され、当該通気後に前記付勢手段により前記第1蓋部が開状態へと到る動作が可能となり、前記第2蓋部が開状態となった以後に前記第1蓋部も開状態となる、
ことを特徴とする。
前記ロック部は、
前記第2蓋部を係止する係止部と、
操作されると、前記係止部を前記第2蓋部の係止を解除する解除方向に移動させる操作部と、
前記係止部を前記解除方向とは反対の係止方向に付勢し、前記操作部が操作されていないときは、前記係止部に前記第2蓋部を係止させることで前記第2蓋部を閉状態に保つロック用弾性部材と、を有する、
ようにしてもよい。
前記操作部は、操作されると、前記係止部を前記解除方向に回転させる、
ようにしてもよい。
ようにしてもよい。
前記操作部と共に移動し、前記第1蓋部を係止する第1係止部と、
前記係止部であって、前記操作部と前記第1係止部との間に位置する第2係止部と、を有し、
前記操作部が押圧操作されると、前記第2係止部の前記第2蓋部への係止が解除され、前記第2蓋部が前記付勢手段の付勢力によって開状態へと到る動作を開始し、
前記操作部が押圧操作されている状態では、押圧された前記操作部と共に移動した前記第1係止部が前記第1蓋部を係止したままで前記第1蓋部は閉状態に保たれており、
前記操作部への押圧操作が終わると、前記ロック用弾性部材の弾性力により前記第2係止部が前記係止方向に移動したことに応じて、前記操作部及び前記第1係止部が押圧操作前の位置に復帰し、前記第1係止部の前記第1蓋部への係止が解除され、前記第1蓋部が前記付勢手段の付勢力によって開状態へと到る動作を開始する、
ようにしてもよい。
前記操作部と共に移動し、前記第1蓋部を係止する第1係止部と、
前記係止部であって、前記操作部と共に移動する第2係止部と、を有し、
前記操作部が押圧操作されると、前記第2係止部の前記第2蓋部への係止が解除され、前記第2蓋部が前記付勢手段の付勢力によって開状態へと到る動作を開始し、
前記操作部が押圧操作されている状態では、押圧された前記操作部と共に移動した前記第1係止部が前記第1蓋部を係止したままで前記第1蓋部は閉状態に保たれており、
前記操作部への押圧操作が終わると、前記ロック用弾性部材の弾性力により前記第2係止部と前記操作部と前記第1係止部とが押圧操作前の位置に復帰し、前記第1係止部の前記第1蓋部への係止が解除され、前記第1蓋部が前記付勢手段の付勢力によって開状態へと到る動作を開始する、
ようにしてもよい。
前記ヒンジ機構に設けられ、前記第1蓋部を開方向に付勢する弾性部材を含む、
ようにしてもよい。
前記付勢手段は、前記第2シール材を含む、
ようにしてもよい。
前記容器は、飲料用容器であり、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とが開状態のとき、前記栓本体部は、前記容器本体の前記開口部側を飲み口として露出させる、
ようにしてもよい。
第1実施形態に係る栓体10は、図1(a)(b)に示すように、容器本体20と一体となって飲料用容器1を構成するものである。飲料用容器1は、例えば、片手で持てる大きさに形成されている。
具体的には、図7に示すように、第1蓋部110の外周にはヒンジ軸A1を受ける軸受部111が栓本体部100の軸受部102を挟むように形成されている。このように形成される軸受部111と、ヒンジ軸A1で連結される栓本体部100の軸受部102によりヒンジ機構30が構成されている。ヒンジ機構30により、第1蓋部110は、ヒンジ軸A1回りに回転可能に取り付けられ、開閉可能となっている。
孔部113は、図3に示すように、第1蓋部110の上端面から下方に凹んで形成された凹部114に形成されている。この凹部114により、後述するように、突出する第2シール材50が設けられた第2蓋部120が適切に閉じられるようになっている。
具体的には、図6、図7に示すように、第2蓋部120の外周にはヒンジ軸A1を受ける軸受部121が、第1蓋部110の軸受部111を挟むように形成されている。これにより、第1蓋部110を開閉可能とするヒンジ機構30を利用して、第2蓋部120も栓本体部100にヒンジ軸A1周りに回転可能に取り付けられ、開閉可能となっている。つまり、ヒンジ機構30は、ヒンジ軸A1を介して栓本体部100の軸受部111に連結される第1蓋部110の軸受部111に加えて、第2蓋部120の軸受部121も備えている。
また、第2シール材50は、その弾性力により、第2蓋部120が閉状態のときに、第2蓋部120を開方向に付勢している。これにより、後述するようにロックを解除すると、第2蓋部120が開方向に回転し、開状態になるようになっている。
第2係合部125の上面部には、後述するロックリング60と嵌合する鍔部126が形成されている。この鍔部126は、図8に示すように、栓体10の閉状態において、一対の壁部104と極力隙間なく連なるように形成されている。
ここからは、主に図9(a)(b)を参照して、栓体10の第1蓋部110及び第2蓋部120の開閉動作を説明する。
操作部133が押圧されると、図9(a)に示すように、第2係止部132の下端が操作部133に押されて、第2係止部132が軸A2を中心に反時計回りに(解除方向に)回転する。これにより、第2係止部132が第2係合部125から離れ、第2蓋部120の係止状態が解除される。そして、第2シール材50の復元力により、第2蓋部120がヒンジ軸A1を中心に同図中、時計回りに回転し、開状態になる。
ここで、第2シール材50が第1蓋部110の孔部113から離れるとは、第2シール材50の少なくとも一部が孔部113から離れることを含む。第2蓋部120が開状態になる過程で、第2シール材50の一部さえ孔部113から離れて、第2シール材50と孔部113との間に隙間が生じれば、容器本体20が通気されるからである。
前述のように、第2蓋部120が開状態になる過程で、孔部113により容器本体20が通気されているため、容器本体20内が減圧状態になっていた場合であっても、第1蓋部110が開く。
一方、第1実施形態に係る栓体10によれば、飲料を飲む際には、このようなパッキンとしての第1シール材40が設けられた第1蓋部110が開状態であるため、パッキンを通過せずに飲料が口元へと運ばれることになる。これにより、飲料の風味を損ねることを防ぐことができる。
一方、第1実施形態に係る栓体10の構造によれば、このようなパッキンとしての第1シール材40を容器本体20の開口側端部近傍に配置することができる。そのため、実質的な飲料の内容量を稼ぐことができる。
ここからは、ロック部を蓋側に設けた第2実施形態に係る飲料用容器201、及び栓体210について、図10〜図14を参照して説明する。なお、前述した飲料用容器1、及び栓体10と同様の機能を持つ各部材については、第1実施形態と同一の符号を付し、異なる箇所の理解を容易にするため、説明を適宜省略する。
第2実施形態に係る栓体210は、図10に示すように、容器本体20と一体となって飲料用容器201を構成する。容器本体20の構造は前述と同様である。
ただし、栓本体部100にロック部230が設けられない点が第1実施形態とは異なっている。
また、図11に示すように、箱状の収納部215のヒンジ軸A1側の壁部215bには、後述するロック用弾性部材234が取り付けられている。
第2シール材50は、その弾性力により、第2蓋部120が閉状態のときに、第2蓋部120を開方向に付勢している。
また、第2係止部232は、操作部233と第1係止部231と一体に形成されている。
つまり、第2係止部232と一体に形成された、操作部233と第1係止部231も容器本体20の径方向にスライド可能になっている。そのため、操作部233が容器本体20の径方向に押圧操作されると、操作部233と共に、第1係止部231と第2係止部232も径方向に移動する。
ここからは、栓体210の第1蓋部110及び第2蓋部120の開閉動作を説明する。
第3実施形態に係る栓体310では、第2実施形態と同様に、第1蓋部110の収納部215にロック部230が設けられている。
第3実施形態においては、第1シール材40は、第1蓋部110が閉状態のときに、飲み口部304と第1蓋部110との間を密封するパッキンとして機能する。
ただし、第3実施形態では、栓体310が開状態となったときに、容器本体320の上端(開口端)が露出せず、栓本体部300に形成された飲み口部304が露出する点が、上記の実施形態と異なっている。
第1蓋部110は、通気用の孔部113が形成されており、閉状態で容器本体20の飲み口24(又は、栓本体部300の飲み口部304)を塞ぐことができれば、形状・サイズなどは任意である。第1実施形態では、第1蓋部110の中央部に孔部113を形成した例を示したが、孔部113は、第1蓋部110の外周側に偏った位置に形成されていてもよい。
第2蓋部120も、閉状態で第1蓋部110の孔部113を密閉する第2シール材50が設けられ、開状態になる過程で第2シール材50が孔部113から離れて容器本体20の通気を可能とするように構成されれば、形状・サイズなどは任意である。
例えば、ユーザのスライド動作、引く動作等を契機に係止を解除する構成としてもよい。例えば、栓本体部100又は第2蓋部120にスライド可能な操作部を配置し、操作部へのスライド操作に応じて第2蓋部120への係止を解除し第1蓋部110を係止し、続いて、操作の解除により第1蓋部110の係止を解除するように構成してもよい。また、ロック部130が押圧やスライドによって操作される操作部を備えず、第2蓋部120を係止する係止部をユーザの手で直接、解除する構成としてもよい。さらに、ユーザの操作により、第2蓋部120と第1蓋部110の係止を同時に解除するようにしてもよい。
例えば、栓本体部100に、二つのヒンジ軸を設け、一方の軸周りに第1蓋部110を開閉可能に設け、他方の軸周りに第2蓋部120を開閉可能に設ける構成も可能である。この場合は、第1蓋部110が開く方向と第2蓋部120が開く方向が一致するように、二つのヒンジ軸を平行に配置することが好ましい。
10,210,310 栓体
100,300 栓本体部
104,204 一対の壁部
A2 軸
110 第1蓋部
112 フランジ部
113 孔部
114 凹部
115,205 第1係合部
120 第2蓋部
125,225 第2係合部
130,230 ロック部
131,231 第1係止部
132,232 第2係止部
133,233 操作部
134,234 ロック用弾性部材
20,320 容器本体
21 底部
22 開口部
24 飲み口
303 飲み口部
30 ヒンジ機構
A1 ヒンジ軸
31 弾性部材
40 第1シール材
50 第2シール材
60 ロックリング
70 第3シール材
Claims (11)
- 容器本体と一体となり容器を構成する栓体であって、
前記容器本体の開口部に取り付けられる栓本体部と、
前記栓本体部にヒンジ機構によって開閉可能に取り付けられ、閉状態で前記容器本体の開口を塞ぐ第1蓋部と、
前記栓本体部にヒンジ機構によって開閉可能に取り付けられ、閉状態で前記第1蓋部を外側から覆う第2蓋部と、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とを開方向に付勢する付勢手段と、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とを閉状態に保つロック部と、を備え、
前記第1蓋部には、孔部と、前記第1蓋部が閉状態のときに前記容器本体と前記第1蓋部との間を密封する第1シール材と、が設けられ、
前記第2蓋部には、前記第1蓋部と前記第2蓋部とが閉状態のときに前記孔部を塞ぐ第2シール材が設けられ、
前記ロック部による前記第2蓋部の閉状態が解除されると、前記付勢手段により前記第2蓋部が開状態へと到る動作を開始し、前記第2蓋部が開状態になる過程で前記第2シール材が前記孔部から離れて前記容器本体が通気され、当該通気後に前記付勢手段により前記第1蓋部が開状態へと到る動作が可能となり、前記第2蓋部が開状態となった以後に前記第1蓋部も開状態となる、
ことを特徴とする栓体。 - 容器本体と一体となり容器を構成する栓体であって、
前記容器本体の開口部に取り付けられる栓本体部と、
前記栓本体部に設けられ、前記開口部と連通して開口した注出口部と、
前記栓本体部にヒンジ機構によって開閉可能に取り付けられ、閉状態で前記注出口部の開口を塞ぐ第1蓋部と、
前記栓本体部にヒンジ機構によって開閉可能に取り付けられ、閉状態で前記第1蓋部を外側から覆う第2蓋部と、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とを開方向に付勢する付勢手段と、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とを閉状態に保つロック部と、を備え、
前記第1蓋部には、孔部と、前記第1蓋部が閉状態のときに前記注出口部と前記第1蓋部との間を密封する第1シール材と、が設けられ、
前記第2蓋部には、前記第1蓋部と前記第2蓋部とが閉状態のときに前記孔部を塞ぐ第2シール材が設けられ、
前記ロック部による前記第2蓋部の閉状態が解除されると、前記付勢手段により前記第2蓋部が開状態へと到る動作を開始し、前記第2蓋部が開状態になる過程で前記第2シール材が前記孔部から離れて前記容器本体が通気され、当該通気後に前記付勢手段により前記第1蓋部が開状態へと到る動作が可能となり、前記第2蓋部が開状態となった以後に前記第1蓋部も開状態となる、
ことを特徴とする栓体。 - 前記ロック部は、
前記第2蓋部を係止する係止部と、
操作されると、前記係止部を前記第2蓋部の係止を解除する解除方向に移動させる操作部と、
前記係止部を前記解除方向とは反対の係止方向に付勢し、前記操作部が操作されていないときは、前記係止部に前記第2蓋部を係止させることで前記第2蓋部を閉状態に保つロック用弾性部材と、を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の栓体。 - 前記係止部は、前記栓本体部に設けられた軸周りに回転可能に設けられ、
前記操作部は、操作されると、前記係止部を前記解除方向に回転させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の栓体。 - 前記係止部は、前記第1蓋部に対してスライド可能に設けられている、
ことを特徴とする請求項3に記載の栓体。 - 前記ロック部は、前記栓本体部に設けられ、
前記操作部と共に移動し、前記第1蓋部を係止する第1係止部と、
前記係止部であって、前記操作部と前記第1係止部との間に位置する第2係止部と、を有し、
前記操作部が押圧操作されると、前記第2係止部の前記第2蓋部への係止が解除され、前記第2蓋部が前記付勢手段の付勢力によって開状態へと到る動作を開始し、
前記操作部が押圧操作されている状態では、押圧された前記操作部と共に移動した前記第1係止部が前記第1蓋部を係止したままで前記第1蓋部は閉状態に保たれており、
前記操作部への押圧操作が終わると、前記ロック用弾性部材の弾性力により前記第2係止部が前記係止方向に移動したことに応じて、前記操作部及び前記第1係止部が押圧操作前の位置に復帰し、前記第1係止部の前記第1蓋部への係止が解除され、前記第1蓋部が前記付勢手段の付勢力によって開状態へと到る動作を開始する、
ことを特徴とする請求項4に記載の栓体。 - 前記ロック部は、前記第1蓋部に設けられ、
前記操作部と共に移動し、前記第1蓋部を係止する第1係止部と、
前記係止部であって、前記操作部と共に移動する第2係止部と、を有し、
前記操作部が押圧操作されると、前記第2係止部の前記第2蓋部への係止が解除され、前記第2蓋部が前記付勢手段の付勢力によって開状態へと到る動作を開始し、
前記操作部が押圧操作されている状態では、押圧された前記操作部と共に移動した前記第1係止部が前記第1蓋部を係止したままで前記第1蓋部は閉状態に保たれており、
前記操作部への押圧操作が終わると、前記ロック用弾性部材の弾性力により前記第2係止部と前記操作部と前記第1係止部とが押圧操作前の位置に復帰し、前記第1係止部の前記第1蓋部への係止が解除され、前記第1蓋部が前記付勢手段の付勢力によって開状態へと到る動作を開始する、
ことを特徴とする請求項5に記載の栓体。 - 前記付勢手段は、
前記ヒンジ機構に設けられ、前記第1蓋部を開方向に付勢する弾性部材を含む、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の栓体。 - 前記第2シール材は、弾性を有し、前記第2蓋部が閉状態のときに前記第2蓋部を開方向に付勢し、
前記付勢手段は、前記第2シール材を含む、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の栓体。 - 前記容器は、飲料用容器であり、
前記第1蓋部と前記第2蓋部とが開状態のとき、前記栓本体部は、前記容器本体の前記開口部側を飲み口として露出させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の栓体。 - 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の栓体と容器本体とを備える容器。
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