JP6228957B2 - ロック付き飲料用容器の栓体 - Google Patents
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Description
飲料用容器本体の上部開口部に着脱可能に装着される栓本体と、前記栓本体の一端にヒンジにより一端側が軸支され、前記栓本体の前記上部開口部を開閉自在に開閉する蓋体と、前記栓本体の他端で前記蓋体を閉状態に保持するロック機構を備えたロック付き飲料用容器の栓体において、
前記ロック機構は、
前記栓本体の他端側の外壁面に設けられた支持片と、前記ヒンジと平行に配置された接合軸により前記支持片の外側面に回動可能に軸支されるロック部材とが設けられ、前記ロック部材は左右のアーム部と、当該アーム部を連結する連結部とを有しており、
前記蓋体の他端側の外壁面に、前記連結部と嵌合されるロック受部が設けられ、
少なくとも一方の前記アーム部の内側面と、前記支持片の外側面との間に、前記接合軸により軸支されて回動可能なロック誘導材が配置されていることを特徴とするロック付き飲料用容器の栓体により解決できる。
図1は、ロック付き飲料用容器の栓体の使用状態の一例を示す全体斜視図である。図2は、ロック付き飲料用容器の栓体の使用状態の一例を示す断面図であり、図1のI−I矢視断面図である。図3、図4は、ロック付き飲料用容器の栓体の分解斜視図である。図3は、図1の矢印X1側から見た分解斜視図であり、図4は図1の矢印X2側から見た分解斜視図である。図5はロック付き飲料用容器の蓋体を構成するロック機構の一部拡大斜視図である。(A)は図1の矢印X1側から見た斜視図であり、(B)は図1の矢印X2側から見た斜視図である。
ロック機構7は、先ず栓本体4に設けられる部材と、蓋体5に設けられる部材とで構成されている。先ず、栓本体4に設けられるロック機構7の構成から説明する。
蓋体5の他端側(矢印Z2側)の外壁面には、ロック部材80の連結部82を掛け止め(嵌合)可能なロック受部51が設けられている。ロック受部51の外周形状は、連結部82の内周形状と略同様にされており、本実施形態ではアーチ型形状に形成されている。ロック受部51の下端面(矢印Y2端面)には、前記した開閉ボタン70の上部を内方可能に凹部が設けられている。また、細示することは省略したが凹部内に、前記した係合片50が水平方向(矢印X1−X2方向)に取付けられている(図2参照)。
(トルク関係)
次に、(1)蓋体5の開動作に連動してロック誘導材90が所定の位置へ移動することを可能にするトルク関係と、(2)蓋体5の閉動作に連動してロック部材80がロック受部51へ掛け止める動作を可能にするトルク関係について説明する。
図6(A)〜(E)は、本発明の実施形態に係るロック付き飲料用容器の栓体の動作を説明するための斜視図を示した。図7(A)〜(E)は、本発明の実施形態に係るロック付き飲料用容器の栓体の動作を説明するための一側から見た断面図を示した。図8(A)〜(E)は、本発明の実施形態に係るロック付き飲料用容器の栓体の動作を説明するための他側から見た断面図を示した。図7は図6(A)の矢印X1側から見たII−II矢視断面図を示し、図8は図6(A)の矢印X2側から見たIII−III矢視断面図を示している。因みに、図6〜図8において各(A)〜(E)はすべて対応した動作状態として示した。即ち(A)は、蓋体5が閉まっており且つロック部材80によりロックされている通常状態を示している。(B)、(C)は、蓋体5の開動作における各部の動作状態を示している。(D)、(E)は、蓋体5の閉動作における各部の動作状態を示している。因みに(A)と(E)は基本的には同じであるが、本実施形態では動作流れの関係上、双方を図示した。
本実施形態に係るロック付き飲料用容器の栓体3は、図6(A)に示す通常状態において、左側のアーム部81Lのカム部81Bはロック誘導材90のカム受部91Bと嵌合された状態である(図7(A)参照)。一方、右側のアーム部81Rのカム部81Bは右側の支持片40Rのカム受部42と嵌合されていない(噛み合っていない)状態である(図8(A)参照)。右側のアーム部81Rのカム部81Bが、カム受部42と嵌合されないのは、前述したようにカム受部42が60°傾斜した位置に形成されているからである。
次に、蓋体5の開動作における各部材の動作状態について、図6〜図8の各(B)、(C)から説明する。ロックされている蓋体5を開くために、利用者は先ずロック部材80を接合軸78を支点に開方向(下方)へ回動させてロック受部51から掛け外す(各(B)参照)。因みにこのときロック部材80の左側のアーム部81Lは、カム部81Bがロック誘導材90のカム受部91Bとの嵌合状態を解除して、摺動面部91Cへ乗り上げた状態にある(図7(B)参照)。一方、右側のアーム部81Rは、カム部81Bが右側の支持片40Rのカム受部42と嵌合されて噛み合った状態となる(図8(B)参照)。つまり、支持片40Rのカム受部42は上記したように60°傾斜する位置に形成されているため、ロック部材80は60°の角度位置で固定される。
次に、蓋体5の閉動作における各部の動作状態について、図6〜図8の各(D)、(E)から説明する。
2 容器本体
3 栓体
30 飲み口部材
4 栓本体
40 支持片
41 貫通孔
42 カム受部
43 切欠き部
5 蓋体
50 接合片
51 ロック受部
54 ヒンジ
7 ロック機構
70 開閉ボタン
71 係合部
72 ボタン操作部
73 スプリング材
78 接合軸
80 ロック部材
81 アーム部
81A 支持部
81B カム部
82 連結部
90 ロック誘導材
91 基部
91A 貫通孔
91B カム受部
91C 摺動面部
91D ばね受け部
92 突起部
100 捻じりばね
101 アーム部
102 巻き部
Claims (7)
- 飲料用容器本体の上部開口部に着脱可能に装着される栓本体と、前記栓本体の一端にヒンジにより一端側が軸支され、前記栓本体の前記上部開口部を開閉自在に開閉する蓋体と、前記栓本体の他端で前記蓋体を閉状態に保持するロック機構を備えたロック付き飲料用容器の栓体において、
前記ロック機構は、
前記栓本体の他端側の外壁面に設けられた支持片と、前記ヒンジと平行に配置された接合軸により前記支持片の外側面に回動可能に軸支されるロック部材とが設けられ、前記ロック部材は左右のアーム部と、当該アーム部を連結する連結部とを有しており、
前記蓋体の他端側の外壁面に、前記連結部と嵌合されるロック受部が設けられ、
少なくとも一方の前記アーム部の内側面と、前記支持片の外側面との間に、前記接合軸により軸支されて回動可能なロック誘導材が配置されていることを特徴とするロック付き飲料用容器の栓体。 - 前記ロック誘導材は、外側面に設けられたカム受部が、一方の前記アーム部の内側面に設けられたカム部と離脱可能に嵌合されて両者が連動して回動可能に構成されており、
前記蓋体を閉める際、前記蓋体の前記ロック受部が、開方向に回動している前記ロック部材に連動して開方向へ移動した前記ロック誘導材を押し下げることで、前記ロック誘導材に連動して前記ロック部材が回動して前記連結部を前記ロック受部へ嵌合させることを特徴とする請求項1に記載のロック付き飲料用容器の栓体。 - 前記ロック誘導材は、
前記カム受部と摺動面部とを有する基部と、基部から栓本体の内方に向かって延在する突起部とを有し、前記栓本体の他端側の上縁部には、前記ロック誘導材の突起部を収納可能な切欠き部を有しており、当該切欠き部に収納された前記突起部の直上位置に前記ロック受部が配置されていることを特徴とする請求項2に記載のロック付き飲料用容器の栓体。 - 前記ロック誘導材は、前記接合軸に取付けられた捻じりばねと連結されており、当該捻じりばねは前記ロック誘導材に対して開方向への付勢力を付与していることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のロック付き飲料用容器の栓体。
- 前記捻じりばねが有するトルク力は、一方のアーム部のカム部と前記ロック誘導材の摺動面部とが有する摺動トルクより大きいことを特徴とする請求項4に記載のロック付き飲料用容器の栓体。
- 他方の前記アーム部の内側面に設けられたカム部は、前記支持片の外側面に設けられたカム受部と離脱可能に嵌合される構成を有しており、
一方の前記アーム部の前記カム部と前記ロック誘導材の前記カム受部とが有する脱出トルクは、他方の前記アーム部の前記カム部と前記支持片の前記カム受部とが有する脱出トルクより大きいことを特徴とする請求項1に記載のロック付き飲料用容器の栓体。 - 前記蓋体を開放する際、前記ロック誘導材が前記ロック受部に押し下げられる位置で、一方の前記アーム部の前記カム部と前記ロック誘導材の前記カム受部とが嵌合されるように、他方の前記アーム部の前記カム部と前記支持片の前記カム受部の形状と位置が決定されていることを特徴とする請求項2に記載のロック付き飲料用容器の栓体。
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