JP3195450U - 飲料容器の栓体 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋部材のロック解除から蓋部材の回転操作までを1操作で連続的に行うことができる飲料容器の栓体を提供する。【解決手段】容器本体CBに装着される口部材10と口部材に嵌め込んで回転操作によって開閉する蓋部材20と蓋部材を全閉位置にロックするロック手段及びロックを解除するロック解除手段とを備える。ロック手段はロック解除位置とロック位置との間で出退可能な先端に係止突起32を有するロック部材31とロック部材をロック位置側に付勢するコイルバネ33と蓋部材を全閉位置まで回転したときに係止突起に係合して蓋部材の開方向への回転操作を阻止する、口部材に設けられた係合部34とを有し、ロック解除手段はロック部材をロック解除位置側に押込み可能に蓋部材に取り付けられ、蓋部材の開方向に押圧することでロック部材をロック解除位置側に押し込む操作部材40を有している。【選択図】図4

Description

この考案は、携帯用魔法瓶や水筒等の携帯用飲料容器に採用されている、容器本体に装着される口部材にねじ込み式の蓋部材が取り付けられた飲料容器の栓体に関する。
この種の栓体としては、例えば、特開2014−97832号公報に開示されたものがある。この栓体は、図9に示すように、容器本体51に装着される、雄ねじ部52aを有する口部材52と、この口部材52の雄ねじ部52aに螺合する雌ねじ部を有する蓋部材53とを備えており、口部材52に対して蓋部材53を全閉位置までねじ込むと、図示しないロック手段によって、蓋部材53がその状態にロックされ、蓋部材53を開方向に回転操作することができないようになっている。
また、この栓体には、ロック手段による蓋部材53のロックを解除するためのロック解除部材54が蓋部材53に設けられており、このロック解除部材54を蓋部材53の径方向に押し込むことによって、蓋部材53のロックが解除され、蓋部材53を開方向に回転操作することができるようになっている。
特開2014−97832号公報
しかしながら、上述したような栓体では、全閉位置にロックされた状態から蓋部材53を緩めて口部材52から取り外そうとすると、まず、ロック解除部材54を蓋部材53の径方向に押し込んで蓋部材53のロックを解除するというロック解除操作を行った後、ロックが解除された蓋部材53を開方向に回転するという回転操作を行う必要があり、一連の動作で連続的に蓋を開けることができないといった問題がある。
そこで、この考案の課題は、蓋部材のロック解除から蓋部材の回転操作までを1アクションで連続的に行うことができる飲料容器の栓体を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る考案は、容器本体に装着される筒状の口部材と、前記口部材の口部に嵌め込んで回転操作によって開閉する蓋部材と、前記口部材の口部に嵌め込んで全閉位置まで回転した前記蓋部材を、その状態にロックするロック手段と、前記ロック手段によるロックを解除するロック解除手段とを備え、前記ロック手段は、ロック解除位置とロック位置との間で前記蓋部材の径方向に出退可能に前記蓋部材に取り付けられた、前記蓋部材の径方向に突出する係止突起を有するロック部材と、前記ロック部材をロック位置側に付勢する付勢手段と、前記蓋部材を全閉位置まで回転したときに、前記ロック部材の前記係止突起に係合して前記蓋部材の開方向への回転操作を阻止する、前記口部材に設けられた係合部とを有し、前記ロック解除手段は、前記ロック部材をロック解除位置側に押込み可能に前記蓋部材に取り付けられた操作部材を有し、前記操作部材は、前記蓋部材の開方向に押圧することで、前記ロック部材をロック解除位置側に押し込むようになっていることを特徴とする飲料容器の栓体を提供するものである。
また、請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案の飲料容器の栓体において、前記操作部材は、前記蓋部材の内周面に沿ってスライド可能に前記蓋部材に支持されており、前記蓋部材は、その周面に前記操作部材が露出する窓部を有していることを特徴としている。
また、請求項3に係る考案は、請求項2に係る考案の飲料容器の栓体において、前記窓部は、前記蓋部材の周面から天面にわたって形成されていることを特徴としている。
また、請求項4に係る考案は、請求項1、2または3に係る考案の飲料容器の栓体において、前記係合部は、前記口部材の内周面に設けられており、前記蓋部材は、前記口部材内に入り込み、全閉位置まで回転したときに前記容器本体の開口部を閉塞する閉塞部を有し、前記ロック部材は、ロック位置側に付勢された状態で、前記係止突起が前記閉塞部の外周面から径方向外側に突出するように、前記閉塞部内に収容されていることを特徴としている。
以上のように、請求項1に係る考案の飲料容器の栓体は、ロック手段による蓋部材のロックを解除するロック解除手段の操作部材は、ロック部材をロック解除位置側に押込み可能に蓋部材に取り付けられており、しかも、操作部材を蓋部材の開方向に押圧することで、ロック部材をロック解除位置側に押し込むようになっているので、蓋部材のロック解除動作と蓋部材の開方向への回転動作とを連続的に行うことができ、全閉位置にロックされた蓋部材を円滑に取り外すことができる。
また、請求項2に係る考案の飲料容器の栓体は、操作部材が、蓋部材の内周面に沿ってスライド可能に蓋部材に支持されており、蓋部材は、その周面に操作部材が露出する窓部を有しているので、蓋部材を開方向に回転させる感覚で蓋部材のロック解除動作を行うことができる。
特に、請求項3に係る考案の飲料容器の栓体は、窓部が、蓋部材の周面から天面にわたって形成されているので、さらに操作性がよい。
また、請求項4に係る考案の飲料容器の栓体は、係合部が口部材の内周面に設けられており、蓋部材は、口部材内に入り込み、全閉位置まで回転したときに容器本体の開口部を閉塞する閉塞部を有し、ロック部材は、ロック位置側に付勢された状態で、係止突起が閉塞部の外周面から径方向外側に突出するように、閉塞部内に収容されているので、ロック解除手段の操作部材を蓋部材の開方向に押圧することによって、操作部材がロック部材を蓋部材の径方向内側に押し込む構成を採用すればよく、構造がシンプルになるという効果が得られる。
この考案に係る栓体の一実施形態が装着された飲料容器を示す正面図である。 同上の栓体から蓋部材を取り外した状態を示す斜視図である。 同上の飲料容器を示す部分拡大縦断面図である。 同上の飲料容器を示す分解斜視図である。 (a)は同上の栓体における蓋部材をロックした状態を示す平面図、(b)は同上の蓋部材のロックを解除した状態を示す平面図である。 (a)は同上の栓体における蓋部材をロックした状態を示す一部切欠断面図、(b)は同上の栓体における蓋部材のロックを解除した状態を示す一部切欠断面図である。 (a)は同上の蓋部材をロックした状態におけるロック部材の係止突起と口部材に設けられた係合部との関係を示す、口部材の底面側から視た一部切欠断面図、(b)は同上の蓋部材のロックを解除した状態におけるロック部材の係止突起と口部材に設けられた係合部との関係を示す、口部材の底面側から視た一部切欠断面図である。 (a)は同上の栓体における蓋部材をロックした状態を示す縦断面図、(b)は同上の栓体における蓋部材のロックを解除した状態を示す縦断面図である。 従来の栓体が装着されている飲料容器を示す分解斜視図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図4は、この考案に係る栓体1が容器本体CBに装着された飲料容器の上部を示している。
前記栓体1は、同図に示すように、容器本体CBに装着される筒状の口部材10と、この口部材10に嵌め込んで回転操作によって開閉する蓋部材20と、口部材10に嵌め込んで全閉位置まで回転した蓋部材20を、その状態にロックするロック手段及びこのロック手段によるロックを解除するロック解除手段とを備えている。
前記口部材10は、図2〜図4に示すように、容器本体CBの上端開口部に装着される大径の装着部11と、この装着部11に連設された、蓋部材20が嵌合する中径の嵌合部12と、この嵌合部12に連設された口部13とを備えており、嵌合部12の内周面側に形成された周溝12aに容器本体CBの上端部がリング状のパッキン14を介して嵌入されていると共に、嵌合部12の外周面には、3つの溝部12bが等角度で形成されている。
前記溝部12bは、嵌合部12の上端から下端に向かって蓋部材20の閉方向に傾斜した状態で延びており、この溝部12bの上端部は、後述する蓋部材20に設けられた凸部21bが進入することができるように、上方側に開放されている。
この溝部12bは、その開放された上端が蓋部材20の開位置に、閉塞された下端が蓋部材20の全閉位置にそれぞれ対応しており、溝部12bの閉塞された下端部には、進入した蓋部材20の凸部21bを溝部12bの下端部に位置決めすることによって蓋部材20を全閉位置に位置決めするために、凸部21bが乗り越えて係合する係止突起12cが設けられている。
前記蓋部材20は、図1〜図4に示すように、略円盤状の上面壁22及び上面壁22の周縁から垂下した周壁23を有する外蓋21と、この外蓋21における上面壁22の下面に取り付けられた、口部材10内に入り込む閉塞部24とを備えており、外蓋21は、上面壁22から周壁23に渡って部分的に形成された、後述するロック解除手段の操作部材40が露出する窓部21aを有している。
前記外蓋21は、その内周面に、口部材10の嵌合部12に形成された溝部12bに嵌合する3つの凸部21bが、各溝部12bに対応するように等角度で形成されており、各凸部21bを口部材10の各溝部12bの開放された上端部に侵入させるように、外蓋21を口部材10の嵌合部12に嵌め込んで全閉位置まで回転させると、凸部21bが溝部12bの閉塞された下端部まで案内され、係止突起12cを乗り越えて蓋部材20が全閉位置に位置決めされるようになっている。
前記閉塞部24は、略円筒状で有底の本体部25と、この本体部25の上端から径方向外側に張り出すフランジ部26とを有しており、本体部25及びフランジ部26における外蓋21の窓部21aに対応する部分が切り欠かれている。
前記本体部25は、図2及び図3に示すように、その下端部に形成された周溝25aにリング状のパッキン27が装着されており、口部材10に嵌め込んだ蓋部材20を全閉位置まで回転させたときに、本体部25が容器本体CBの上端開口部に入り込んで、その上端開口部の内側に張り出した小径部sdにパッキン27が密着することで、容器本体CBの上端開口部を密閉するようになっている。
ロック手段は、ロック解除位置とロック位置との間で蓋部材20の径方向に出退可能に、蓋部材20の閉塞部24の本体部25内に収容された、蓋部材20の径方向に突出する係止突起32を有するロック部材31と、このロック部材31をロック位置側に付勢するコイルバネ33と、蓋部材20を口部材10に嵌め込んで全閉位置まで回転させたときに、ロック部材31の係止突起32に係合して蓋部材20の開方向への回転操作を阻止する、口部材10の口部13の内周面に設けられた、径方向内側に張り出す3つ係合部34とから構成されており、3つの係合部34は、口部材10の嵌合部12に形成された各溝部12bに対応するように等角度で配置されている。
前記蓋部材20の閉塞部24(本体部25)には、図3及び図4に示すように、切欠部の下方側に小孔25bが形成されており、ロック部材31の先端に設けられた係止突起32が小孔25bから突出可能な状態で、閉塞部24の本体部25内に収容されている。
前記係合部34は、蓋部材20を口部材10に嵌め込んで閉方向に回転させたときに、蓋部材20(閉塞部24)の径方向外側に付勢された状態で、閉塞部24の本体部25の外周面(小孔25b)から突出しているロック部材31の係止突起32が蓋部材20(閉塞部24)の径方向内側に押圧されながら移動できるように、蓋部材20の閉方向に向かって徐々に張出量が大きくなった、平面視略三角形状を有しており、蓋部材20を全閉位置まで回転させたときに、ロック部材31の係止突起32が係合部34を乗り越えて、その端面に係止されるようになっている。従って、蓋部材20を口部材10に嵌め込んで全閉位置まで回転させると、蓋部材20がその状態にロックされ、開方向への回転操作が阻止されるようになっている。
前記ロック解除手段は、ロック部材31の先端上部をロック解除位置側に押込み可能な操作部材40を有しており、この操作部材40は、蓋部材20の外蓋21の内周面に沿って所定範囲でスライド可能に外蓋21に支持されている。
前記操作部材40は、蓋部材20の外蓋21の内周面に摺接可能な円弧面によって形成された前面の中央部を部分的に窪ませた操作部41を有しており、この操作部41が外蓋21に形成された窓部21aから露出した状態で、前面における操作部41の両外側部分(円弧面)が、外蓋21の内周面における窓部21aの両外側部分に摺接している。
前記蓋部材20の外蓋21は、図3及び図4に示すように、その窓部21aの下縁から径方向内側に張り出した、操作部材40の下面の前端部を支持する支持片21cを有していると共に、上面壁22における窓部21aの周辺部から下方側に張り出した、操作部材41を外蓋21の内周面に沿うように案内する、外面が円弧状に形成されたガイド片21dを有している。
前記操作部材40は、その上端縁及び中間部から外蓋21の径方向内側に張り出す、先端縁が、外蓋21のガイド片21dの外面と同一の円弧状に形成された当接片42、43を有しており、この当接片42、43が外蓋21のガイド片21dに摺接した状態で、前端部が支持片21cの上に載置されている。
前記操作部材40は、図3、図7(a)、(b)及び図8(a)、(b)に示すように、下端縁から外蓋21の径方向内側に張り出してロック部材31の先端上部に当接する押込片44が、蓋部材20の閉方向側の端部から蓋部材20の開方向側の端部と閉方向側の端部との中間位置付近に渡って形成されており、この押込片44の張出量は、蓋部材20の閉方向側の端部が最も大きく、蓋部材20の開方向側に向かって徐々に小さくなり、そこから蓋部材20の開方向側の端部までは、押込み不能な領域となる。
前記ロック部材31は、コイルバネ33によってロック位置側(外蓋21の径方向外側)に常時付勢されているので、図5(a)、図6(a)、図7(a)及び図8(a)に示すように、操作部材40は、ロック位置側に付勢されているロック部材31に押されて、蓋部材20の閉方向側に移動し、ロック部材31を押し込むことができない、押込片44における蓋部材20の開方向側の端部がロック部材31に当接した状態、即ち、ロック部材31の係止突起32がロック位置まで前進した状態となっている。従って、蓋部材20を口部材10に嵌め込んで全閉位置まで回転させた状態では、同図に示すように、係止突起32によって係合部34が係止され、即ち、ロック手段によって蓋部材20が全閉状態にロックされ、蓋部材20を開方向に回転させることができない状態となる。
この状態から、図5(b)に矢印で示すように、操作部41を蓋部材20の開方向側に押圧することで、操作部材40を蓋部材20の開方向側に摺動させると、図6(b)、図7(b)及び図8(b)に示すように、ロック部材31に対する押込片44の当接位置が張出量の大きい蓋部材20の閉方向側に移動し、これに伴って、ロック部材31が、コイルバネ33の付勢力に抗して、ロック解除位置側(外蓋21の径方向内側)に押し込まれ、ロック部材31の係止突起32がロック位置からロック解除位置に後退するので、蓋部材20を口部材10に嵌め込んで全閉位置まで回転させた状態では、同図に示すように、係止突起32による係合部34の係止が解除され、即ち、ロック手段による蓋部材20のロックが解除され、蓋部材20を開方向に回転させることができる状態となる。
以上のように、この飲料容器の栓体1では、ロック手段による蓋部材20のロックを解除するロック解除手段の操作部材40が、ロック部材31をロック解除位置側に押込み可能に蓋部材20に取り付けられており、しかも、操作部材40を蓋部材20の開方向に押圧することで、ロック部材31をロック解除位置側に押し込むようになっているので、蓋部材20のロック解除動作と蓋部材20の開方向への回転動作とを連続的に行うことができ、全閉位置にロックされた蓋部材20を円滑に取り外すことができる。
また、この栓体1は、操作部材40が、蓋部材20の内周面に沿ってスライド可能に蓋部材20に支持されており、蓋部材20は、その周面に操作部材40の操作部41が露出する窓部21aを有しているので、蓋部材20を開方向に回転させる感覚で蓋部材20のロック解除動作を行うことができる。
特に、窓部21aは、蓋部材20の周面から天面にわたって形成されているので、蓋部材20のロックを解除するために、操作部材40の操作部41を蓋部材20の開方向に押圧しやすく、操作性にも優れている。
また、この栓体1は、ロック手段の係合部34が口部材10の内周面に設けられていると共に、蓋部材20は、口部材10内に入り込み、全閉位置まで回転したときに容器本体CBの開口部を閉塞する閉塞部24を有しており、ロック手段のロック部材31は、コイルバネ33によってロック位置側に付勢された状態で、その係止突起32が閉塞部24の外周面から径方向外側に突出するように、閉塞部24内に収容されているので、構造がシンプルになり、栓体1がコンパクトになる。
なお、上述した実施形態では、口部材10の外周面に3つの溝部12bを等角度で設けると共に、各溝部12bに嵌合可能な3つの凸部21bを蓋部材20の内周面に設けることで、口部材10に対して任意の3位置で蓋部材20を嵌合させることができるようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、溝部や凸部を1つ、2つまたは4つ以上設けることも可能である。
また、上述した実施形態では、ロック部材31の係止突起32に係合して蓋部材20の開方向への回転操作を阻止する3つの係合部34を、口部材10の各溝部12bに対応するように、口部材10の内周面に等角度で設けることで、口部材10に対してどの位置で蓋部材20を嵌合させた場合であっても、全閉位置で蓋部材20をロックすることができるようになっているが、これに限定されるものではなく、口部材10の1つの溝部12bに対応するように、口部材10の内周面に1つの係合部を設けることも可能である。ただし、その場合は、ロック可能な位置でのみ口部材10に対して蓋部材20を嵌合させることができるようにしておく必要がある。
また、上述した実施形態では、蓋部材20の外蓋21の内周面に形成された凸部21bを口部材10の嵌合部12に形成された溝部12bに嵌合させることによって、蓋部材20を口部材10に取り付けるようになっているが、これに限定されるものではなく、例えば、外蓋の内周面に雌ねじを形成すると共に、その雌ねじに螺合する雄ねじを口部材10の嵌合部12の外周面に形成し、蓋部材20を口部材10にねじ込んで取り付けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、蓋部材20の外蓋21に形成された窓部21a内に操作部材40の操作部41を露出させているが、これに限定されるものではなく、例えば、外蓋21の外周面を周方向にスライド可能な操作部材を設けることも可能である。ただし、その場合も、操作部材を蓋部材20の開方向にスライドさせたときに、蓋部材20のロックが解除されるようにしておく必要があることはいうまでもない。
本考案は、携帯用魔法瓶や水筒等の携帯用飲料容器等の飲料容器の栓体として利用することができる。
1 栓体
10 口部材
11 装着部
12 嵌合部
12a 周溝
12b 溝部
12c 係止突起
13 口部
14 パッキン
20 蓋部材
21 外蓋
21a 窓部
21b 凸部
21c 支持片
21d ガイド片
22 上面壁
23 周壁
24 閉塞部
25 本体部
25a 周溝
25b 小孔
26 フランジ部
27 パッキン
31 ロック部材
32 係止突起
33 コイルバネ
34 係合部
40 操作部材
41 操作部
42、43 当接片
44 押込片
CB 容器本体
sd 小径部

Claims (4)

  1. 容器本体に装着される筒状の口部材と、
    前記口部材の口部に嵌め込んで回転操作によって開閉する蓋部材と、
    前記口部材の口部に嵌め込んで全閉位置まで回転した前記蓋部材を、その状態にロックするロック手段と、
    前記ロック手段によるロックを解除するロック解除手段と
    を備え、
    前記ロック手段は、
    ロック解除位置とロック位置との間で前記蓋部材の径方向に出退可能に前記蓋部材に取り付けられた、前記蓋部材の径方向に突出する係止突起を有するロック部材と、
    前記ロック部材をロック位置側に付勢する付勢手段と、
    前記蓋部材を全閉位置まで回転したときに、前記ロック部材の前記係止突起に係合して前記蓋部材の開方向への回転操作を阻止する、前記口部材に設けられた係合部と
    を有し、
    前記ロック解除手段は、前記ロック部材をロック解除位置側に押込み可能に前記蓋部材に取り付けられた操作部材を有し、
    前記操作部材は、前記蓋部材の開方向に押圧することで、前記ロック部材をロック解除位置側に押し込むようになっていることを特徴とする飲料容器の栓体。
  2. 前記操作部材は、前記蓋部材の内周面に沿ってスライド可能に前記蓋部材に支持されており、
    前記蓋部材は、その周面に前記操作部材が露出する窓部を有している請求項1に記載の飲料容器の栓体。
  3. 前記窓部は、前記蓋部材の周面から天面にわたって形成されている請求項2に記載の飲料容器の栓体。
  4. 前記係合部は、前記口部材の内周面に設けられており、
    前記蓋部材は、前記口部材内に入り込み、全閉位置まで回転したときに前記容器本体の開口部を閉塞する閉塞部を有し、
    前記ロック部材は、ロック位置側に付勢された状態で、前記係止突起が前記閉塞部の外周面から径方向外側に突出するように、前記閉塞部内に収容されている請求項1、2または3に記載の飲料容器の栓体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220044066A (ko) * 2020-09-30 2022-04-06 김학래 용이착탈부를 가지는 액체용기

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