JP6627183B2 - 同一車両検出装置、料金収受設備、同一車両検出方法及びプログラム - Google Patents
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Description
しかしながら、上述のフリーフローシステムにおいて、課金処理装置が無線通信装置を通じて車載器から車載器情報を取得する処理と、ナンバープレート読取装置を通じてナンバープレート情報を取得する処理とは、有料道路の交通量等に応じて各処理が行われる順番やタイミングが異なる場合がある。例えば渋滞等により車両の走行速度が遅くなった場合、課金処理装置がナンバープレート読取装置を通じて車両のナンバープレート情報を取得する処理を行ってから、無線通信装置を通じて車載器から車載器情報を取得する処理を行うまでに時間がかかる可能性がある。
このため、車載器から車載器情報を取得する処理と、ナンバープレート読取装置を通じてナンバープレート情報を取得する処理とが異なるタイミングで行われた場合であっても、どの車載器情報とどのナンバープレート情報とが同一の車両に属する情報であるかを検出する精度を向上させる手段が求められていた。
前記同一車両判定部は、前記第一ナンバープレート情報を取得したときに、当該第一ナンバープレート情報と一致する前記第二ナンバープレート情報が前記第二記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定する。また、前記同一車両判定部は、前記第二ナンバープレート情報を取得したときに、当該第二ナンバープレート情報と一致する前記第一ナンバープレート情報が前記第一記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定する。
前記同一車両判定ステップにおいて、前記第一ナンバープレート情報が取得されたときに、当該第一ナンバープレート情報と一致する前記第二ナンバープレート情報が前記第二記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定する。また、前記同一車両判定ステップにおいて、前記第二ナンバープレート情報が取得されたときに、当該第二ナンバープレート情報と一致する前記第一ナンバープレート情報が前記第一記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定する。
前記同一車両判定部は、前記第一ナンバープレート情報が取得されたときに、当該第一ナンバープレート情報と一致する前記第二ナンバープレート情報が前記第二記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定する。また、前記同一車両判定部は、前記第二ナンバープレート情報が取得されたときに、当該第二ナンバープレート情報と一致する前記第一ナンバープレート情報が前記第一記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定する。
以下、第1の実施形態にに係る料金収受システム1について、図1〜図9を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る料金収受システムの全体構成を示す図である。
本実施形態に係る料金収受システム1は、複数の車線を有する有料道路の本線(以下、「本線道路」とも記載する)上に設置された電子料金収受システムである。なお、本実施形態において、有料道路が二つの車線L1及びL2を有する態様について説明する。また、本実施形態では、料金収受システム1が有料道路の出口料金所に設置されている態様について説明する。
本実施形態の料金収受システム1において、本線道路(車線L1及びL2)を走行中の車両Aに搭載されている車載器10と、本線道路(車線L1及びL2)の路側に設置された料金収受設備20とは、無線通信を介して情報及び命令の送受信を行う。
無線通信装置200は、車線L1及びL2を車線幅方向(図1の±Y方向)に跨るように設けられたガントリGに取り付けられ、車線L1及びL2の上空に固定されている。無線通信装置200は、無線通信を介して車載器10との間で情報及び命令の送受信を行う。
本実施形態では、料金収受設備20が一つの車線に対し一つの無線通信装置200を有する態様について説明する。具体的には、図1に示すように、車線L1には無線通信装置200aが設置されており、車線L2には無線通信装置200bが設置されている。無線通信装置200aは車線L1の路面上に規定された所定の通信領域の範囲内に存在する車両Aに搭載された車載器10と電波を介して無線通信を行う。無線通信装置200bは車線L2の路面上に規定された所定の通信領域の範囲内に存在する車両Aに搭載された車載器10と電波を介して無線通信を行う。
なお、本実施形態において、無線通信装置200(無線通信装置200a、200b)は、RFID(Radio Frequency Identifier)通信、DSRC(Dedicated Short Range Communications)通信等を介して車載器10と無線通信を行う。
本実施形態では、料金収受設備20が一つの車線に対し一つのカメラ220を有する態様について説明する。具体的には、図1に示すように、車線L1にはカメラ220aが設置されており、カメラ220aは車線L1の路面上に規定された所定の撮影領域を撮影する。また、車線L2にはカメラ220bが設置されており、カメラ220bは車線L2の路面上に規定された所定の撮影領域を撮影する。
「車載器情報」とは、「車載器ID」と、「ナンバープレート情報(以下、第一ナンバープレート情報)」と、「クレジットカード番号」と、車載器10から「車載器ID」等を取得した「取得日時」及び「車線」とを含む情報である。なお、「車載器ID」は、車載器10に予め記録されている情報であって、車載器10を特定可能な情報である。「第一ナンバープレート情報」は、車載器10に予め記録されている情報であって、車載器10が搭載されている車両Aを特定可能な情報(車両登録情報等)である。「クレジットカード番号」は、車載器10に挿入されているクレジットカードの番号を示す情報である。
同一車両検出装置210は、車載器10から取得した「車載器情報」と、ナンバープレート読取装置230を通じて取得した「カメラ情報」とに基づいて、車線L1及びL2を走行する複数の車両のうち、何れの「車載器情報」に関連する車両と、何れの「カメラ情報」に関連する車両とが同一の車両であるかを検出する。
次に、本実施形態に係る料金収受設備20の機能構成について、図2〜図5を参照して説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る料金収受設備の機能構成を示す図である。
図2に示すように、料金収受設備20のナンバープレート読取装置230は、ナンバープレート情報読取部231と、二重処理確認部232と、記録媒体233と、を備える。
一方、二重処理確認部232は、記録媒体233に同一の「第二ナンバープレート情報」が記録されていない場合、二重処理確認部232は、当該「新たなカメラ情報」を同一車両検出装置210へ送信する。
図2に示すように、同一車両検出装置210は、車載器情報取得部(第一ナンバープレート情報取得部)211と、二重処理確認部212と、カメラ情報取得部(第二ナンバープレート情報取得部)213と、同一車両判定部214と、異常車両処理部215と、記録媒体216と、を備える。
車載器情報取得部211は、無線通信装置200を通じて車載器10から「車載器ID」、「第一ナンバープレート情報」及び「クレジットカード番号」を取得する。
そして、車載器情報取得部211は、図3に示すように、取得した「車載器ID」、「第一ナンバープレート情報」及び「クレジットカード番号」と、これら情報を取得した日時(「取得日時」)及び「車線」とを関連付けた「車載器情報」を、記録媒体216の車載器情報テーブル(第一記録部)T1に記録して蓄積する。
二重処理確認部212は、車載器情報テーブルT1に同一の「第一ナンバープレート情報」が重複して記録されている場合、当該「新たな車載器情報」を車載器情報テーブルT1から削除する。
一方、二重処理確認部212は、車載器情報テーブルT1に同一の「第一ナンバープレート情報」が記録されていない場合、当該「新たな車載器情報」が車載器情報テーブルT1に記録されたことを同一車両判定部214に通知する。
カメラ情報取得部213は、ナンバープレート読取装置230から「カメラ情報」を取得して、記録媒体216のカメラ情報テーブル(第二記録部)T2に記録して蓄積する。
具体的には、図4に示すように、カメラ情報取得部213は、ナンバープレート読取装置230から取得した「カメラ情報」(「第二ナンバープレート情報」、「取得日時」、「車線」)をカメラ情報テーブルT2に記録して蓄積する。
また、カメラ情報取得部213は、「カメラ情報」がカメラ情報テーブルT2に記録されたことを同一車両判定部214に通知する。
また、同一車両判定部214は、同一の車両に属すると判定した「車載器情報」及び「カメラ情報」を、車載器情報テーブルT1及びカメラ情報テーブルT2から削除する。
同一車両判定部214は、同一の車両Aに属すると判定した「車載器情報」及び「カメラ情報」について、「第一ナンバープレート情報」及び「第二ナンバープレート情報」が一致しない場合、当該車両Aは異常車両であると判定する。
また、同一車両判定部214は、「車載器情報」と同一の車両Aに属する「カメラ情報」がカメラ情報テーブルT2に記録されていない場合、当該車両Aは異常車両であると判定する。
更に、同一車両判定部214は、「カメラ情報」と同一の車両Aに属する「車載器情報」が車載器情報テーブルT1に記録されていない場合、当該車両Aは異常車両であると判定する。
同一車両判定部214は、図5に示すように、異常車両であると判定した車両Aに関する「車載器情報」及び「カメラ情報」の少なくとも一方と、「異常内容」とを、「異常車両情報」として記録媒体216の異常車両テーブルT3に記録して蓄積する。本実施形態において、「異常内容」には、車載器10が「第一ナンバープレート情報」により特定される車両とは異なる車両に載せ替えられていることを示す「車載器載せ替え(SWAP)」と、車載器10が「第一ナンバープレート情報」により特定される車両とは異なる車両に載せ替えられている可能性があることを示す「車載器載せ替えの疑い(SUSPECT OF SWAP)」と、車載器10が搭載されていない車両であることを示す「車載器なし(NO OBU(NO ON−BOARD UNIT))」と、のうち何れかが記録される。
同一車両判定部214の処理の詳細については、後述する。
次に、本実施形態に係る料金収受設備20の処理フローについて、図6〜図9を参照して説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る料金収受設備の処理フローを示す第1の図である。
以下、図6を参照して、料金収受設備20の同一車両検出装置210が「車載器情報」を取得した場合の処理について説明する。
具体的には、二重処理確認部212は、車載器情報取得部211が車載器情報テーブルT1に「新たな車載器情報」を記録すると、当該「新たな車載器情報」の「取得日時」から所定時間以内(例えば5分以内)に記録された「過去の車載器情報」を抽出する。二重処理確認部212は、抽出した「過去の車載器情報」のうち何れかが「新たな車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と同一の値を有する場合、車載器情報テーブルT1に重複する「第一ナンバープレート情報」が記録されていると判断する(ステップS101:YES)。この場合、二重処理確認部212は、重複する「新たな車載器情報」を車載器情報テーブルT1から削除して(ステップS102)、処理を終了する。これにより、二重処理確認部212は、車載器情報テーブルT1に同一の「第一ナンバープレート情報」が重複して記録されることを防止する。
一方、二重処理確認部212は、抽出した「過去の車載器情報」の何れも「新たな車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と同一の値を有していない場合、車載器情報テーブルT1に重複する「第一ナンバープレート情報」が記録されていないと判断する(ステップS101:NO)。この場合、二重処理確認部212は、当該「新たな車載器情報」が車載器情報テーブルT1に記録されたことを同一車両判定部214に通知する(ステップS103)。
同一車両判定部214は、「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と一致する「第二ナンバープレート情報」を有する「カメラ情報」がカメラ情報テーブルT2に記録されている場合(ステップS104:YES)、次のステップS105へ進む。
一方、同一車両判定部214は、「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と一致する「第二ナンバープレート情報」を有する「カメラ情報」がカメラ情報テーブルT2に記録されていない場合(ステップS104:NO)、処理を終了する。
例えば、同一車両判定部214が車載器情報テーブルT1の「車載器情報No.1」(図3)が新たに記録された場合を例として説明する。同一車両判定部214は、「車載器情報No.1」の「第一ナンバープレート情報」(「AAAA」)と同一の「第二ナンバープレート情報」をカメラ情報テーブルT2から検索する。ここで、カメラ情報テーブルT2の「カメラ情報No.1」(図4)の「第二ナンバープレート情報」(「AAAA))が、「車載器情報No.1」の「第一ナンバープレート情報」と一致する(ステップS104)。このため、同一車両判定部214は、「車載器情報No.1」と「カメラ情報No.1」とが同一の車両Aに属し、且つ、当該車両Aは「正常」であると判定する(ステップS105)。
以下、図7を参照して、料金収受設備20が「カメラ情報」を取得した場合の処理について説明する。
具体的には、二重処理確認部232は、ナンバープレート情報読取部231が記録媒体233に「新たなカメラ情報」を記録すると、当該「新たなカメラ情報」の「取得日時」から所定時間以内(例えば5分以内)に記録された「過去のカメラ情報」を抽出する。二重処理確認部232は、抽出した「過去のカメラ情報」のうち何れかが「新たなカメラ情報」の「第二ナンバープレート情報」と同一の値を有している場合、記録媒体233に重複する「第二ナンバープレート情報」が記録されていると判断する(ステップS201:YES)。この場合、二重処理確認部232は、当該「新たなカメラ情報」を記録媒体233から削除して(ステップS202)、処理を終了する。これにより、二重処理確認部232は、記録媒体233に同一の「第二ナンバープレート情報」が重複して記録されることを防止する。
一方、二重処理確認部232は、抽出した「過去のカメラ情報」の何れも「新たなカメラ情報」の「第二ナンバープレート情報」と同一の値を有していない場合、記録媒体233に重複する「第二ナンバープレート情報」が記録されていないと判断する(ステップS201:NO)。この場合、二重処理確認部232は、当該「新たなカメラ情報」を同一車両検出装置210へ送信する(ステップS203)。
同一車両判定部214は、「カメラ情報」の「第二ナンバープレート情報」と一致する「第一ナンバープレート情報」を有する「車載器情報」が車載器情報テーブルT1に記録されている場合(ステップS205:YES)、次のステップS206へ進む。
一方、同一車両判定部214は、「カメラ情報」の「第二ナンバープレート情報」と一致する「第一ナンバープレート情報」を有する「車載器情報」が車載器情報テーブルT1に記録されていない場合(ステップS205:NO)、処理を終了する。
図9は、本発明の第1の実施形態に係る料金収受設備の処理フローを示す第4の図である。
以下、図8及び図9を参照して、料金収受設備20の同一車両検出装置210が「車載器情報」又は「カメラ情報」を取得していない期間に行う処理について説明する。なお、本実施形態において、同一車両検出装置210は、図8及び図9に示す処理を一定時間(例えば1分)が経過する度に繰り返し実行するものとする。
同一車両判定部214は、車載器情報テーブルT1に制限時間以上記録されている「車載器情報」が存在する場合(ステップS300:YES)、当該「車載器情報」を抽出する(ステップS301)。
一方、同一車両判定部214は、車載器情報テーブルT1に制限時間以上記録されている「車載器情報」が存在しない場合(ステップS300:NO)、図9に示す処理Aへ進む。
同一車両判定部214は、「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と一致する「第二ナンバープレート情報」を有する「カメラ情報」がカメラ情報テーブルT2に記録されている場合(ステップS302:YES)、当該「車載器情報」と当該「カメラ情報」とが同一の車両Aに属し、且つ当該車両Aに関連する「車載器情報」及び「カメラ情報」は「正常」であると判定する(ステップS303)。この場合、同一車両判定部214は、同一の車両Aに属すると判定した「車載器情報」及び「カメラ情報」を、車載器情報テーブルT1及びカメラ情報テーブルT2から削除して(ステップS304)、処理を終了する。
一方、同一車両判定部214は、「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と一致する「第二ナンバープレート情報」を有する「カメラ情報」がカメラ情報テーブルT2に記録されていない場合(ステップS302:NO)、ステップ305へ進む。
一方、同一車両判定部214は、「車載器情報」の「取得日時」から所定時間以内の「取得日時」を有する「カメラ情報」がカメラ情報テーブルT2に記録されている場合(ステップS305:YES)、更に、当該「車載器情報」及び当該「カメラ情報」が同一の「車線」において取得されたか否かを判断する(ステップS306)。
一方、「車載器情報」の「車線」と、「カメラ情報」の「車線」とが同一である場合(ステップS306:YES)、同一車両判定部214は、当該「車載器情報」及び当該「カメラ情報」が同一の車両Aに属すると判定する。また、同一車両判定部214は、当該「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」及び当該「カメラ情報」の「第二ナンバープレート情報」が一致していないことから、当該車両Aは異常車両(「車載器載せ替え(SWAP)」)であると判定する(ステップS307)。即ち、同一車両判定部214は、当該「車載器情報」を有する車載器10は、予め車載器10に記録されている「第一ナンバープレート情報」により特定される車両とは異なる車両(「第二ナンバープレート情報」を有する車両)に載せ替えられていると判定する。
例えば、同一車両判定部214がステップS301において車載器情報テーブルT1の「車載器情報No.2」(図3)を抽出した場合を例として説明する。同一車両判定部214は、「車載器情報No.2」の「取得日時」(「2015/11/01 10:10」)から所定時間以内に取得された「カメラ情報」をカメラ情報テーブルT2から検索する。ここで、カメラ情報テーブルT2の「カメラ情報No.2」(図4)が、「車載器情報No.2」の「取得日時」から所定時間以内(「2015/11/01 10:12」)に取得されている(ステップS305:YES)。また、「車載器情報No.2」の「車線」(「L2」)と「カメラ情報No.2」の「車線」(「L2」)とが同一であるため(ステップS306:YES)、同一車両判定部214は、「車載器情報No.2」と「カメラ情報No.2」とが同一の車両Aに属すると判定する。そして、同一車両判定部214は、「車載器情報No.2」の「第一ナンバープレート情報」(「BBBB」)と、「カメラ情報No.2」の「第二ナンバープレート情報(「CCCC」)とが一致しないていことから、当該車両Aは異常車両(「車載器載せ替え(SWAP)」)であると判定する(ステップS307)。
そして、同一車両判定部214は、同一の車両Aに属すると判定した「車載器情報」及び「カメラ情報」を、車載器情報テーブルT1及びカメラ情報テーブルT2から削除して(ステップS304)、処理を終了する。
同一車両判定部214は、「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」の一部と一致する「第二ナンバープレート情報」を有する「カメラ情報」がカメラ情報テーブルT2に記録されている場合(ステップS309:YES)、当該「車載器情報」及び当該「カメラ情報」は同一の車両Aに属すると判定する。また、この場合、同一車両判定部214は、車両Aのナンバープレートに汚れが付着していた等の理由により、ナンバープレート読取装置230が「第二ナンバープレート情報」の読み取りを誤ったと判断する。即ち、同一車両判定部214は、同一の車両Aに属する「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と、「カメラ情報」の「第二ナンバープレート情報」とは同一の値であると推定して、当該車両Aの「車載器情報」及び「カメラ情報」は「正常」であると判定する(ステップS310)。
例えば、同一車両判定部214がステップS301において車載器情報テーブルT1の「車載器情報No.3」(図3)を抽出した場合を例として説明する。同一車両判定部214は、「車載器情報No.3」の「取得日時」(「2015/11/01 10:13」)から所定時間以内に取得された「カメラ情報」をカメラ情報テーブルT2から検索する。ここで、カメラ情報テーブルT2の「カメラ情報No.3」(図4)が、「車載器情報No.3」の「取得日時」から所定時間以内(「2015/11/01 10:14」)に取得されている(ステップS305:YES)。しかしながら、「車載器情報No.3」の「車線」(「L1」)と「カメラ情報No.3」の「車線」(「L2」)とが異なっているため(ステップS306:NO)、同一車両判定部214は、更に「車載器情報No.3」の「第一ナンバープレート情報」(「DDDD」)の一部と一致する「第二ナンバープレート情報」をカメラ情報テーブルT2から検索する。図4の例では、カメラ情報テーブルT2の「カメラ情報No.3」の「第二ナンバープレート情報」(「DDDB」)が、「車載器情報No.3」の「第一ナンバープレート情報」(「DDDD」)の一部と一致する(ステップS309:YES)。このため、同一車両判定部214は、「車載器情報No.3」及び「カメラ情報No.3」は同一の車両Aに属し、且つ、当該車両Aの「車載器情報No.3」及び「カメラ情報No.3」は「正常」であると判定する(ステップS310)。
この場合、同一車両判定部214は、同一の車両Aに属すると判定した「車載器情報」(「車載器情報No.3」)及び「カメラ情報」(「カメラ情報No.3」)を、車載器情報テーブルT1及びカメラ情報テーブルT2から削除して(ステップS304)、処理を終了する。
例えば、同一車両判定部214がステップS301において車載器情報テーブルT1の「車載器情報No.4」(図3)を抽出した場合を例として説明する。図4の例では、カメラ情報テーブルT2には、「車載器情報No.4」の「取得日時」(「2015/11/01 10:30」)から所定時間以内に取得された「カメラ情報」が存在せず(ステップS305:NO)、且つ、「車載器情報No.4」の「第一ナンバープレート情報」(「EEEE」)の一部と一致する「第二ナンバープレート情報」が存在しない(ステップS309:NO)。このため、同一車両判定部214は、「車載器情報No.4」と同一の車両Aに属する「カメラ情報」は存在しないと判定する。また、当該車両Aは異常車両(「車載器載せ替えの疑い(SUSPECT OF SWAP)」)であると判定する(ステップS311)。
この場合、同一車両判定部214は、図5に示すように、当該「車載器情報」と、当該「車載器情報」に関連する車両Aの「異常内容」(「車載器載せ替えの疑い(SUSPECT OF SWAP)」)とを関連付けた情報を、「異常車両情報」として異常車両テーブルT3(図5の「異常車両情報No.3」)に記録する(ステップS312)。そして、同一車両判定部214は、当該「車載器情報」を車載器情報テーブルT1から削除して(ステップS313)、処理を終了する。
図9に示すように、同一車両判定部214は、カメラ情報テーブルT2に制限時間以上記録されている「カメラ情報」が存在するか否かを判断する(ステップS320)。
同一車両判定部214は、カメラ情報テーブルT2に制限時間以上記録されている「カメラ情報」が存在する場合(ステップS320:YES)、当該「カメラ情報」を抽出する(ステップS321)。
一方、同一車両判定部214は、カメラ情報テーブルT2に制限時間以上記録されている「カメラ情報」が存在しない場合(ステップS320:NO)、処理を終了する。
この場合、同一車両判定部214は、図5に示すように、当該「カメラ情報」と、当該「カメラ情報」に関連する車両Aの「異常内容」(「車載器なし(NO OBU)」)とを関連付けた情報を、「異常車両情報」として異常車両テーブルT3(図5の「異常車両情報No.2」)に記録する(ステップS323)。そして、同一車両判定部214は、当該「カメラ情報」をカメラ情報テーブルT2から削除して(ステップS324)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る同一車両検出装置210は、車線L1及びL2を走行する車両Aに搭載された車載器10と無線通信を介して取得した「車載器情報」に基づいて、車両Aの「第一ナンバープレート情報」を取得するとともに、当該「車載器情報」を車載器情報テーブルT1に蓄積する車載器情報取得部211と、車線L1及びL2上に規定された領域であって、車両Aのナンバープレートを含む所定領域を撮影するカメラ220により撮影された画像に基づいて読み取られた車両Aの「第二ナンバープレート情報」を含む「カメラ情報」を取得するとともに、当該「カメラ情報」をカメラ情報テーブルT2に蓄積するカメラ情報取得部213と、車載器情報テーブルT1に蓄積された「車載器情報」と、カメラ情報テーブルT2に蓄積された「カメラ情報」とが同一の車両に属するか否かを判定する同一車両判定部214と、を備える。
同一車両判定部214は、「車載器情報」を取得したときに、当該「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と一致する「第二ナンバープレート情報」を有する「カメラ情報」がカメラ情報テーブルT2に記録されている場合、当該「車載器情報」及び当該「カメラ情報」が同一の車両Aに属すると判定する。
また、同一車両判定部214は、「カメラ情報」を取得したときに、当該「カメラ情報」の「第二ナンバープレート情報」と一致する「第一ナンバープレート情報」を有する「車載器情報」が車載器情報テーブルT1に記録されている場合、当該「車載器情報」及び当該「カメラ情報」が同一の車両Aに属すると判定する。
このようにすることで、同一車両判定部214は、「車載器情報」及び「カメラ情報」を取得した順番やタイミングに関わらず、車載器情報テーブルT1に蓄積された「車載器情報」と、カメラ情報テーブルT2に蓄積された「カメラ情報」とのうち、同一の車両Aに属する「車載器情報」及び「カメラ情報」の組み合わせを高い精度で検出することができる。
車載器が当初搭載されていた車両から新たな車両に載せ替えられた場合、当該車載器の「第一ナンバープレート情報」(当初搭載されていた車両のナンバープレート情報)と、当該車載器が現在搭載されている車両のナンバープレート情報(新たな車両のナンバープレート情報)とが異なる可能性がある。この場合、無線通信装置を通じて取得した「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と、ナンバープレート読取装置を通じて取得した「カメラ情報」の「第二ナンバープレート情報」とが一致しない。このように車載器の載せ替えが行われた場合、課金処理装置は、当該「車載器情報」と当該「カメラ情報」とが異なる車両に属すると誤認する可能性がある。この結果、車載器情報に記録されたナンバープレート情報とナンバープレート読取装置を通じて読み取られたナンバープレート情報とが一致しない車両に対しては、正しく課金処理を行えない可能性がある。
しかしながら、本実施形態においては、上述のように「取得日時」から所定時間内且つ同一の「車線」において取得した「車載器情報」及び「カメラ情報」を同一の車両Aに属すると判定する。このため、車載器10の載せ替えを行った等の理由により、「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」と、「カメラ情報」の「第二ナンバープレート情報」とが異なる車両Aが存在していた場合であっても、同一車両判定部214は、当該「車載器情報」及び当該「カメラ情報」が同一の車両Aに属すると判定する。これにより、同一の車両Aに属する「車載器情報」及び「カメラ情報」の組み合わせを、更に高い精度で検出することができる。
このようにすることで、車両Aのナンバープレートに汚れが付着していた等の理由により、「第二ナンバープレート情報」の一部が正しく読み取れなかった場合であっても、同一車両判定部214は、当該「第二ナンバープレート情報」の一部と一致する「第一ナンバープレート情報」が存在する場合は、当該「第二ナンバープレート情報」を有する「カメラ情報」と、当該「第一ナンバープレート情報」を有する「車載器情報」とが同一の車両Aに属すると判定する。これにより、同一の車両Aに属する「車載器情報」及び「カメラ情報」の組み合わせを、更に高い精度で検出することができる。
このようにすることで、同一車両検出装置210は、車載器10の載せ替えを行った等の理由により、「第一ナンバープレート情報」と、「第二ナンバープレート情報」とが異なる車両Aを異常車両として検出することが可能となる。
更に、同一車両判定部214は、異常車両であると判定した車両Aに属する「車載器情報」及び「カメラ情報」と、当該車両Aの「異常内容」とを関連付けた「異常車両情報」を異常車両テーブルT3に記録して蓄積する。これにより、有料道路の管理者等は、異常車両テーブルT3を参照することにより、「車載器載せ替え」による不正を行った車両、「車載器なし」のため課金処理が正常に行えなかった車両等が存在したことを認識することができる。また、有料道路の管理者等は、異常車両テーブルT3に記録された「車載器情報」又は「カメラ情報」に基づいて、異常車両の所有者等へ追加の課金処理、車載器10の使用停止処理等の取締りを行うことができる。
次に、本発明の第1の実施形態の変形例に係る料金収受システム1について、図10〜図11を参照して説明する。
なお、上述の各実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本変形例では、車載器情報取得部211が、「第一ナンバープレート情報」を管理サーバ30から取得する点において、上述の実施形態と異なっている。
図10は、本発明の第1の実施形態の変形例に係る料金収受システムの機能構成を示す図である。
図11は、本発明の第1の実施形態の変形例に係る車載器情報テーブルの一例を示す図である。
図10に示すように、管理サーバ30は、記録媒体300を有している。図11に示すように、記録媒体300には、予め車載器10の「車載器ID」と、車載器10が搭載されている車両Aを特定するための「第一ナンバープレート情報」とが関連付けられた「車載器登録情報」を蓄積する車載器登録テーブルT10が格納されている。
そして、車載器情報取得部211は、取得した「車載器ID」及び「クレジットカード番号」と、これら情報を取得した日時(「取得日時」)及び「車線」とを関連付けた「車載器情報」を、記録媒体216の車載器情報テーブルT1(図3)に記録して蓄積する。
また、車載器情報取得部211は、管理サーバ30に対して広域ネットワーク等を介して通信を行い、取得した「車載器ID」に関連する「第一ナンバープレート情報」を要求する。管理サーバ30は、同一車両検出装置210から受信した「車載器ID」に関連する「第一ナンバープレート情報」を車載器登録テーブルT10から選択する。そして、管理サーバ30は、選択した「第一ナンバープレート情報」を同一車両検出装置210へ送信する。
車載器情報取得部211は、管理サーバ30から受信した「第一ナンバープレート情報」を、「車載器情報」の「第一ナンバープレート情報」に追加して、車載器情報テーブルT1を更新する。
以上のように、本変形例に係る車載器情報取得部211は、車載器10から取得した「車載器ID」及び「クレジットカード情報」と、管理サーバ30から取得した「第一ナンバープレート情報」とを関連付けた「車載器情報」を車載器情報テーブルT1に記録して蓄積する。
このようにすることで、車載器情報取得部211は、上述の第1実施形態と同様の「車載器情報」を、車載器情報テーブルT1に蓄積することができる。
また、この場合、車載器10に「第一ナンバープレート情報」を予め記録する必要がない。このため、車載器10を新たな車両に載せ替える際に、車載器10の記録媒体(不図示)の書き換え等の煩雑な手続きを行わなくても、管理サーバ30の車載器登録テーブルT10を更新するのみの簡易な手続きで「車載器情報」を最新の状態に維持することができる。また、無線通信装置200を通じて車載器10から「第一ナンバープレート情報」を取得する必要がなくなるため、車載器10との間の通信量を削減して通信速度を向上させることが可能である。
また、上述の各実施形態では、料金収受システム1が有料道路の出口料金所に設置されている態様について説明したが、他の実施形態においては入口料金所に設置される態様であってもよい。
10 車載器
20 料金収受設備
200,200a,200b 無線通信装置
210 同一車両検出装置
211 車載器情報取得部(第一ナンバープレート情報取得部)
212 二重処理確認部
213 カメラ情報取得部(第二ナンバープレート情報取得部)
214 同一車両判定部
215 異常車両処理部
216 記録媒体
220,220a,220b カメラ
230 ナンバープレート読取装置
231 ナンバープレート情報読取部
232 二重処理確認部
233 記録媒体
240 課金処理装置
A 車両
G ガントリ
L1,L2 車線
Claims (7)
- 車線を走行する車両に搭載された車載器と無線通信を介して取得した車載器情報に基づいて、前記車両の第一ナンバープレート情報を取得するとともに、当該第一ナンバープレート情報を第一記録部に蓄積する第一ナンバープレート情報取得部と、
前記車線上に規定された領域であって、前記車両のナンバープレートを含む所定領域を撮影するカメラにより撮影された画像に基づいて読み取られた前記車両の第二ナンバープレート情報を取得するとともに、当該第二ナンバープレート情報を第二記録部に蓄積する第二ナンバープレート情報取得部と、
前記第一記録部に蓄積された前記第一ナンバープレート情報と、前記第二記録部に蓄積された前記第二ナンバープレート情報とが同一の車両に属するか否かを判定する同一車両判定部と、を備え、
前記同一車両判定部は、
前記第一ナンバープレート情報を取得したときに、当該第一ナンバープレート情報と一致する前記第二ナンバープレート情報が前記第二記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定し、
前記第二ナンバープレート情報を取得したときに、当該第二ナンバープレート情報と一致する前記第一ナンバープレート情報が前記第一記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定する、
同一車両検出装置。 - 前記同一車両判定部は、
前記第一ナンバープレート情報と一致する前記第二ナンバープレート情報が前記第二記録部に記録されていない場合、当該第一ナンバープレート情報を取得した時刻から所定時間内に、当該第一ナンバープレート情報を取得した車線と同一の車線において取得した前記第二ナンバープレート情報を、当該第一ナンバープレート情報と同一の車両に属すると判定し、
前記第二ナンバープレート情報と一致する前記第一ナンバープレート情報が前記第一記録部に記録されていない場合、当該第二ナンバープレート情報を取得した時刻から所定時間内に、当該第二ナンバープレート情報を取得した車線と同一の車線において取得した前記第一ナンバープレート情報を、当該第二ナンバープレート情報と同一の車両に属すると判定する、
請求項1に記載の同一車両検出装置。 - 前記同一車両判定部は、
前記第一ナンバープレート情報を取得した時刻から所定時間内に、当該第一ナンバープレート情報を取得した車線と同一の車線において取得した前記第二ナンバープレート情報が前記第二記録部に記録されていない場合、当該第一ナンバープレート情報の一部と一致する前記第二ナンバープレート情報を、当該第一ナンバープレート情報と同一の車両に属すると判定し、
前記第二ナンバープレート情報を取得した時刻から所定時間内に、当該第二ナンバープレート情報を取得した車線と同一の車線において取得した前記第一ナンバープレート情報が前記第一記録部に記録されていない場合、当該第二ナンバープレート情報の一部と一致する前記第一ナンバープレート情報を、当該第二ナンバープレート情報と同一の車両に属すると判定する、
請求項2に記載の同一車両検出装置。 - 前記同一車両判定部は、
同一の車両に属すると判定した前記第一ナンバープレート情報と前記第二ナンバープレート情報とが一致しない場合は、当該車両は異常車両であると判定する、
請求項2に記載の同一車両検出装置。 - 車線を走行する車両に塔載された車載器と無線通信を行う無線通信装置と、
前記車線上に規定された領域であって、前記車両のナンバープレートを含む所定領域を撮影するカメラにより撮影された画像に基づいて、前記車両のナンバープレート情報を読み取るナンバープレート読取装置と、
請求項1から4の何れか一項に記載の同一車両検出装置と、
前記無線通信装置を通じて取得した前記車載器の車載器情報及び前記ナンバープレート読取装置により読み取られた前記車両のナンバープレート情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記車両に対する課金処理を行う課金処理装置と、
を備える料金収受設備。 - 車線を走行する車両に搭載された車載器と無線通信を介して取得した車載器情報に基づいて、前記車両の第一ナンバープレート情報を取得するとともに、当該第一ナンバープレート情報を第一記録部に蓄積する第一ナンバープレート情報取得ステップと、
前記車線上に規定された領域であって、前記車両のナンバープレートを含む所定領域を撮影するカメラにより撮影された画像に基づいて読み取られた前記車両の第二ナンバープレート情報を取得するとともに、当該第二ナンバープレート情報を第二記録部に蓄積する第二ナンバープレート情報取得ステップと、
前記第一記録部に蓄積された前記第一ナンバープレート情報と、前記第二記録部に蓄積された前記第二ナンバープレート情報とが同一の車両に属するか否かを判定する同一車両判定ステップと、を有し、
前記同一車両判定ステップにおいて、
前記第一ナンバープレート情報が取得されたときに、当該第一ナンバープレート情報と一致する前記第二ナンバープレート情報が前記第二記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定し、
前記第二ナンバープレート情報が取得されたときに、当該第二ナンバープレート情報と一致する前記第一ナンバープレート情報が前記第一記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定する、
同一車両検出方法。 - 同一車両検出装置のコンピュータを、
車線を走行する車両に搭載された車載器と無線通信を介して取得した車載器情報に基づいて、前記車両の第一ナンバープレート情報を取得するとともに、当該第一ナンバープレート情報を第一記録部に蓄積する第一ナンバープレート情報取得部、
前記車線上に規定された領域であって、前記車両のナンバープレートを含む所定領域を撮影するカメラにより撮影された画像に基づいて読み取られた前記車両の第二ナンバープレート情報を取得するとともに、当該第二ナンバープレート情報を第二記録部に蓄積する第二ナンバープレート情報取得部、
前記第一記録部に蓄積された前記第一ナンバープレート情報と、前記第二記録部に蓄積された前記第二ナンバープレート情報とが同一の車両に属するか否かを判定する同一車両判定部、
として機能させるプログラムであって、
前記同一車両判定部は、
前記第一ナンバープレート情報が取得されたときに、当該第一ナンバープレート情報と一致する前記第二ナンバープレート情報が前記第二記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定し、
前記第二ナンバープレート情報が取得されたときに、当該第二ナンバープレート情報と一致する前記第一ナンバープレート情報が前記第一記録部に記録されている場合、当該第一ナンバープレート情報及び当該第二ナンバープレート情報が同一の車両に属すると判定する、
プログラム。
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