JPH08315196A - 車両特定方法及びシステム - Google Patents

車両特定方法及びシステム

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JPH08315196A
JPH08315196A JP7114641A JP11464195A JPH08315196A JP H08315196 A JPH08315196 A JP H08315196A JP 7114641 A JP7114641 A JP 7114641A JP 11464195 A JP11464195 A JP 11464195A JP H08315196 A JPH08315196 A JP H08315196A
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JP
Japan
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vehicle
registration number
identifier
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photographed
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JP7114641A
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Inventor
Tadashi Nakanishi
正 仲西
Kouichi Katou
晃市 加藤
Noriyoshi Osumi
規由 大隅
Akira Tomono
明 伴野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、フリーフロー方式でノンス
トップ化するサービスについて通行料金や駐車料金が未
払いの違反車両の取締りが低コストで実現できる車両特
定方法及びシステムを提供することである。 【構成】 本発明は、車両100に搭載される固有識別
子が付与されている第1の無線機110と、第1の無線
機110から固有識別子を取得する第2の無線機220
と、車両100の通過を検知する検知手段210と、車
両登録番号を撮影する撮影手段230と、固有識別子と
登録番号を格納する記憶手段360と、固有識別子で記
憶手段360を検索し取得した登録番号と、撮影された
車両登録番号を照合し、照合結果により違反車両を特定
する特定手段330とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両特定方法及びシス
テムに係り、特に、有料道路や駐車場での料金徴収業務
において、無線により電子的に課金等の操作を車両に対
して行う際に、何らかの理由により、課金のための情報
交換が行われなかった場合に、その車両を撮影した画像
情報から目的とする車両を特定する作業を省力化するた
めの車両特定方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】有料道路や駐車場ゲートでの料金徴収業
務において、徴収操作を無線による課金のための情報交
換とし、車両のゲート進入をノンストップ化するサービ
スにおいて、作為的または不注意により無線による課金
のための情報交換を行なえない場合が想定される。例え
ば、意図的に料金支払を回避するため車両に搭載されて
いる無線機の電源をオフにしてゲートに進入することが
考えられる。従って、この場合は、無線機による情報交
換を行うことができないため、課金も不可能である。こ
れらの違反を取り締まるために、陸運登録番号(以下ナ
ンバープレートと呼ぶ)を撮影し、それを読み取る等に
よって、別途その車両を特定する作業が必要となる。
【0003】従来の方法では、無線による情報交換に失
敗した車両のみを確実かつ自動的に撮影するため、ゲー
ト進入路を1台ずつに制限する等の方法が用いられてい
る。また、ノンストップ化の効果を最大限にするため、
ゲート進入路を制限せずに、自由にレーン変更等を許容
する方式(以下、フリーフロー方式と呼ぶ)において、
無線交信する方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、無線による情報交換に失敗した車両のみ
を確実かつ自動的に撮影するため、ゲート進入路を1台
ずつに制限する等の方法が必要である。そのため、安全
のためゲート進入時に車両速度を落とさざるを得ずスム
ーズな走行の妨げになるため、ノンストップ化の効果
(例えば、排ガスの低減化等)が十分に発揮できない。
【0005】また、フリーフロー方式では、ゲート進入
時に複数の車両並進等、近接して同時に進入する可能性
がある。この場合に、無線交信が行われなかった車両の
位置だけを正確に求めることが容易ではなく、当該車両
だけを撮影することは困難であり、フリーフロー方式で
は、固定したカメラの視野内に複数の車両が映り込む可
能性がある。そのため、無線交信に基づく推定位置から
撮影した1枚または複数枚の車両画像中に映り込んだ複
数の車両から違反していない車両を除外し、違反車両の
みを特定する必要がある。
【0006】このように、従来の方法では、有料道路や
駐車場ゲートについて、無線により電子的に課金等の操
作を行い、車両の走行を減速等をせずに、ノンストップ
化するサービスを提供する際に、何らかの理由により無
線による課金のための情報交換を行うことができなかっ
た車両だけを特定する作業が容易ではなく、撮影した画
像情報と課金済みデータを人手により照合するため、人
手を介した作業が十分に軽減できないため、違反車両を
正しく取り締まったサービスを実現するためのコストが
高くなるという問題がある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、有料道路や駐車場ゲートについてゲート進入路を制
限せず自由にレーン変更等を許容するフリーフロー方式
での走行時に減速等をせずに、ノンストップ化するサー
ビスについて通行料金や駐車料金が未払いの違反車両の
取締りが低コストで実現できる車両特定方法及びシステ
ムを提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の更なる目的は、料金徴収を
ノンストップ化することで、料金ゲート付近で多量に発
生する排ガスを低減し、環境保全に貢献できる車両特定
方法及び車両特定システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の車両特定方法
は、一意に付与された識別子を有する通信手段を搭載す
る車両がある地点を通過した際に、該識別子を取得する
と共に、該車両を撮影し、該車両の登録番号と該識別子
との照合を行い、該車両を特定する。
【0010】図1は、本発明の原理を説明するための図
である。本発明は、車両がある地点を通過すると、車両
の通過の検出(ステップ1)に同期して車両の登録番号
を撮影し(ステップ2)、車両との無線交信により識別
子を取得し(ステップ3)、識別子でデータベースを検
索して、識別子に対応する登録番号を取得し(ステップ
4)、撮影された該登録番号とデータベースの検索によ
り取得した登録番号とを照合し(ステップ5)、一致し
ない場合に、撮影された該登録番号の車両を違反車両と
する(ステップ6)。
【0011】また、上記において、違反車両を特定する
際に(ステップ6)、車両との交信が正常に行うことが
できなかった場合に、撮影された登録番号の車両を違反
車両とする。図2は、本発明の原理構成図である。
【0012】本発明は、車両走行路の料金徴収のための
ゲートにおいて課金できなかった車両を特定する車両特
定システムにおいて、車両100に搭載される個々に固
有識別子が一意に付与されている第1の無線機110
と、第1の無線機110との交信を行い、固有識別子を
取得する第2の無線機220と、車両100のゲートの
通過を検知する検知手段210と、ゲートを通過する車
両の車両登録番号を撮影する撮影手段230と、固有識
別子と車両の登録番号を格納する記憶手段360と、第
1の無線機110から取得した固有識別子に基づいて記
憶手段360を検索し、取得した車両の登録番号と、撮
影手段230により撮影された車両登録番号を照合し、
照合結果により違反車両を特定する特定手段330とを
有する。
【0013】また、特定手段330は、第2の無線機よ
り固有識別子が取得できなかった場合に、撮影手段23
0から取得した車両登録番号の車両を違反車両と特定す
る第1の照合手段を含む。また、特定手段330は、撮
影手段230により同時に複数台の車両の車両登録番号
を取得した場合で、かつ第2の無線機により固有識別子
を取得している場合には、固有識別子に対応する車両登
録番号の車両以外の車両を違反車両と特定する第2の照
合手段を含む。
【0014】
【作用】本発明は、有料道路や駐車場ゲートについて、
ゲート進入路を制限せずに自由にレーン変更等を許容す
るフリーフロー方式で車両の走行時に減速等をせずに、
ノンストップ化するサービスを提供する際に、無線交信
に基づく推定位置から撮影した1枚ないし、複数枚の車
両画像のうち、コンピュータによるナンバープレート自
動認識結果と無線交信から得られる無線機の固有コード
と車両の登録番号の対応を示すデータベースの検索結果
から違反していない車両を自動的に除外することができ
るため、その結果、違反車両の特定作業の省力化を図る
ことが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図面と共に、本発明の実施例を説明す
る。図3は、本発明の一実施例のシステム構成図であ
る。同図に示す車両特定システムは、車両100、有料
道路や駐車場ゲートの検知部200及び、計算機300
より構成される。
【0016】車両100は、車載無線機110を搭載し
ている。この車載無線機110は、有料駐車場やゲート
等で所定の条件もとで無線交信が可能な無線通信機器で
あるものとし、各車載無線機毎に一意に設定されている
固有識別コードが付与されている。
【0017】施設側の検知部200は、ゲート進入検出
器210、路側無線機220、車両撮影カメラ230及
び課金部240とを有する。ゲート進入検出器210
は、車両のゲートへの進入を検知するセンサを用いるも
のとする。ゲート進入検出器210は、車両の進入を検
知すると、検知信号を車両撮影カメラ230に送出す
る。
【0018】車両撮影カメラ230は、ゲート進入検出
機210から転送された検知信号をトリガとして起動し
(同期して作動するものとする)、対象となる車両の車
両画像を撮影して、計算機300に転送する。路側無線
機220は、エラー訂正符号を用いて車載無線機110
と交信し、交信が正常であるとき車載無線機110の固
有識別コードを取得できるものとし、当該個別識別コー
ドを計算機300に転送すると共に課金部240にも通
知する。また、車載無線機110の電源がオフになって
いたり、ノイズ等の障害により個別識別コードが受信で
きない場合には、エラー信号を計算機300に転送す
る。
【0019】課金部240は、路側無線機220により
取得した固有識別コードに対応する車両の所有者に対す
る課金処理を行う。なお、課金処理については、本発明
の主旨となるものではないので、その説明を省略する。
課金部240は、課金処理が完了するとその旨を交信結
果取得部310に通知する。具体的には、課金処理終了
フラグを“1”として通知する。また、課金対象データ
が見つからない等の理由により課金処理ができない場合
には、課金処理終了フラグを“0”として通知する。
【0020】計算機300は、交信結果取得部310、
ナンバープレート認識部320、車両特定部330、出
力編集部340、プリンタ350、車両登録データベー
ス360、及び照合結果記憶部370より構成される。
交信結果取得部310は、検知部200の路側無線機2
20から転送された固有識別コードまたは、エラー信
号、通過時刻、及び課金部240から課金処理終了フラ
グを取得する。固有識別コードを取得した場合には、当
該個別識別コードと車両のゲートの通過時刻及び課金処
理終了フラグとを車両特定部330に転送する。また、
エラー信号を取得した場合には、エラー信号と通過時刻
を車両特定部330に転送する。
【0021】ナンバープレート認識部320は、検知部
200の車両撮影カメラ230で撮像された画像を取得
し、ナンバープレート認識技術を用いて自動認識する。
なお、画像からナンバープレート認識処理を行う場合に
は、撮影時の日照変動、プレートの汚れ等の影響で判読
できない文字がある場合を前提とする。また、ナンバー
プレート自動認識技術については、例えば、電気学会技
術報告第512号知的交通計測(知的交通計測調査専門
委員会編)pp.98-99等を参照されたい。このようにして
認識されたナンバープレート情報を車両特定部330に
転送する。
【0022】車両特定部330は、交信結果取得部31
0より固有識別コードを取得すると、当該固有識別コー
ドをキーにして車両登録データベース360を参照し
て、車両登録番号を取得する。また、車両特定部330
は、車両登録データベース360を検索することにより
取得した車両登録番号とナンバープレート認識部320
から取得したナンパープレート情報とを照合する。車両
登録番号の照合の対象は、交信結果取得部310より取
得した通過時刻からn分以内(例えば5分以内)に撮影
されたナンパープレート情報とする。また、ナンバープ
レート等の汚れ等により撮影されたナンバープレート情
報が全て判読できない場合には、判読できない文字を除
外した部分照合とし、この条件で合致したものは同一車
両とする。このとき、判読不能となっているナンバープ
レート情報には、多数の候補が存在するが、所定時間内
に通過した条件を適用すれば、2〜3文字程度が判読で
きなくとも、その他の文字が合致しれいれば、その時間
内に部分照合で同一になる車両が進入する可能性は極め
て小さいと考えられるため、上記の判定は実用上確実と
考えられる。これらの照合結果を照合結果記憶部370
に記録する。
【0023】図4は、本発明の一実施例の照合結果記憶
部の内容の例を示す。同図に示す照合結果記憶部370
は、交信結果取得部310から取得した無線交信情報
と、個別識別コードで車両登録データベース360を検
索して取得した検索情報である登録番号、ナンバープレ
ート認識部320で自動認識された撮影した車両の登録
番号より構成される。無線交信情報は、車両の通過時
刻、課金状況及び固有識別コードより構成され、そのう
ち、課金状況は、交信結果取得部310が課金処理済み
フラグ“1”を取得した場合には、課金済みとして“O
K”が設定され、課金処理済みフラグ“0”を取得した
場合には、“NG”が設定され、固有識別コードが取得
できなかった場合には空欄となる。なお、照合結果記憶
部370は、データを取得する毎に時系列的に追加書込
みされるものとする。
【0024】車両特定部330は、照合結果記憶部37
0より所定の時間毎にデータを取り出して違反車両とそ
れ以外の車両を特定する。車両特定部330は、後述す
る特定方法により、違反車両を特定して出力編集部34
0に転送する。出力編集部340は、違反車両について
違反者召還状等の発行を行う。
【0025】図5は、本発明の一実施例の車両特定の動
作を説明するための図である。 車両がゲートに進入すると、ゲート進入検出器21
0が進入を検知して、車両撮影カメラ230に撮影指示
信号を送出する。 車両撮影カメラ230は、撮影指示信号を受信する
と、ゲートに進入している車両を撮影し、ナンバープレ
ート認識部320に送出する。
【0026】 ナンバープレート認識部320で自動
認識された情報を撮影時刻情報と共に車両特定部330
に転送する。 また、車両がゲートに進入すると、自動的に路側無
線機220は、車載無線機110との交信を行い、交信
結果(固有識別コードまたはエラー信号)と時刻情報と
共に受信して、交信結果取得部310に転送する。
【0027】 交信結果取得部310は、受信した情
報交信結果を車両特定部330に転送する。車両特定部
330は、固有識別コードで車両登録データベース36
0を検索して対応する車両の登録番号を取得する。 車両特定部330は、上記により取得した以下のデ
ータを照合結果記憶部370に書き込む。
【0028】・固有識別コードを取得している場合に
は、車両のゲート通過時刻、車両登録データベース36
0を検索した結果及び固有識別コード、課金完了状況
(OK,NG): ・固有識別コードを取得していない場合には、空欄: ・ナンバープレート認識部320よりナンバープレート
情報を取得している場合は、撮影時刻及び当該ナンバー
プレート情報(判読不能の部分は?で表す): 車両特定部330は、照合結果記憶部370を参照
して、違反車両の特定を行う。
【0029】以下に車両特定部330が車両を特定する
方法を図4の例を用いて説明する説明する。同図の例で
は、車両特定部330は、12:00:00〜12:5
9:59までのデータを照合結果記憶部370より取り
出すものとする。また、無線交信情報と画像からの情報
の照合対象は、通過時刻と撮影時刻の差が5分以内とも
のとする。
【0030】[ケース1] 車両撮影カメラ230で同
時に複数台の車両が撮影されており、1台のみ課金が完
了している場合(通過番号1): ・通過番号1の車両は、12:05:33にゲートを通
過し、路側無線機220で受信した固有識別コードは、
“4670824”であった。この固有識別コード“4
670824”で車両登録データベース360を検索し
た結果、当該車両の登録番号は「相模55し1159」
であることが分かる。さらに課金状況を見ると“OK”
であり、課金が完了している。また、12:05:34
に撮影された画像からの情報には、「相模??し1?5
9」と「湘南?5り419?」の2台の登録番号が撮影
されている。この場合には、個別識別コードに対応する
車両は「相模55し1159」であり、課金された車両
は画像からの情報から「相模??し1?59」の車両で
あると推定されるため、違反車両より除外する。この場
合、同時に撮影された一方の車両「湘南?5り419
?」の車両については違反車両とし、出力編集部340
に当該車両情報を転送する。
【0031】[ケース2] 固有識別コードを取得した
が無線交信において課金できなかった場合(通過番号
2): ・通過番号2の車両は、上記の通過番号1と同時(1
2:05:33)に通過しているが、このとき、無線交
信による課金ミスが発生し、課金が完了していない。こ
のとき、交信結果取得部310で取得した固有識別コー
ドは、“4682940”であり、車両登録データベー
ス360を検索した結果「湘南55り4193」が取得
できる。このとき、画像からの情報が12:05:34
に撮影された車両として、「横浜33ら66??」が取
得されている。この場合には、検索情報の「湘南55り
4193」と画像からの情報「横浜33ら66??」に
より同一の車両ではないと判定される。この場合「横浜
33ら66??」が違反車両として特定される。但し、
ケース1において、同時刻に撮影され、違反車両として
特定されている「湘南?5り419?」について再度違
反車両として特定する。
【0032】[ケース3] 無線交信不能で画像からの
情報のみを取得した場合(通過番号3): ・通過番号3の車両は、画像からの情報により12:1
7:08にゲートを通過しているが、無線交信により課
金ミスが発生しており、固有識別コードが取得できなか
った。この場合、画像からの情報により当該車両は「品
川??ゆ7?54」であることが分かる。この登録番号
は、3文字が判読不能となっているため、この車両に関
してのみ、人手で確認作業を行う。
【0033】[ケース4] 無線交信情報により検索情
報と画像からの情報が合致していると判断される場合
(通過番号4、5、6) ・通過番号4、5、6の車両は、それぞれ、課金が状況
は“OK”であるため、課金が完了しているので違反車
両からは除外する。
【0034】以上の結果により、12:05:34に撮
影されている「湘南?5り419?」と、12:05:
34に撮影されている「横浜33ら66??」及び「品
川??ゆ7?54」を違反車両として特定する。上記の
ようにして、違反車両として特定された車両について
は、当該情報を出力編集部340に転送し、違反車両一
覧表を作成し、プリンタ350より出力する。施設側で
は、このリストを参照して違反車両について違反者召還
状等を発行することも可能である。
【0035】このように、車載無線機110毎に固有識
別コードを付与しておき、施設側のデータベースに固有
識別コード毎に一意に対応する車両登録番号を格納して
おき、交信により取得した通過車両の固有識別コードよ
り車両登録番号を取得し、撮影された車両登録番号と照
合することにより、合致していない場合には、当該車両
を違反車両として特定することが可能となる。
【0036】また、無線交信が不能であるときに、撮影
されたナンバープレートが判読できない文字がある場合
のみ人手で確認作業すればよいため、無線交信により固
有識別コードを取得できれば、自動的に違反車両の特定
を行うことが可能である。また、上記の実施例では、違
反車両を特定しているが、違反していない車両、つま
り、課金が完了している車両を特定し、課金情報を集計
することも可能である。
【0037】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明の車両特定方法及
びシステムによれば、有料道路や駐車場ゲートについて
ゲート進入路を制限せずに自由にレーン変更等を許容す
るフリーフロー方式で車両の走行を減速等をせずにノン
ストップ化するサービスについて、人手で行う違反車両
の特定作業が大幅に減少するため、違反車両の取締りを
従来に比べてより低コストで実現することができる。
【0039】また、料金徴収をノンストップ化すること
ができるため、料金ゲート付近で大量に発生する排ガス
を低減し、環境保全に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図4】本発明の一実施例の照合結果記憶部の内容の例
を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の車両特定の動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
100 車両 110 車載無線機,第1の無線機 200 検知部 210 ゲート進入検出器,検知手段 220 路側無線機,第2の無線機 230 車両撮影カメラ,撮影手段 240 課金部 300 計算機 310 交信結果取得部 320 ナンバープレート認識部 330 車両特定部,特定手段 340 出力編集部 350 プリンタ 360 車両登録データベース,記憶手段 370 照合結果記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伴野 明 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一意に付与された識別子を有する通信手
    段を搭載する車両がある地点を通過した際に、該識別子
    を取得すると共に、該車両を撮影し、該車両の登録番号
    と該識別子との照合を行い、該車両を特定することを特
    徴とする車両特定方法。
  2. 【請求項2】 前記車両がある地点を通過すると、 前記車両の通過の検出に同期して前記車両の登録番号を
    撮影し、 前記車両との無線交信により前記識別子を取得し、 前記識別子でデータベースを検索して、前記識別子に対
    応する登録番号を取得し、 撮影された該登録番号と前記データベースの検索により
    取得した登録番号とを照合し、一致しない場合に、撮影
    された該登録番号の車両を違反車両とする請求項1記載
    の車両特定方法。
  3. 【請求項3】 違反車両を特定する際に、 車両との交信が正常に行うことができなかった場合に、
    撮影された前記登録番号の車両を違反車両とする請求項
    2記載の車両特定方法。
  4. 【請求項4】 車両走行路の料金徴収のためのゲートに
    おいて課金できなかった車両を特定する車両特定システ
    ムにおいて、 車両に搭載される個々に固有識別子が一意に付与されて
    いる第1の無線機と、 前記第1の無線機との交信を行い、前記固有識別子を取
    得する第2の無線機と、前記車両の前記ゲートの通過を
    検知する検知手段と、 前記ゲートを通過する車両の車両登録番号を撮影する撮
    影手段と、 前記固有識別子と車両の登録番号を格納する記憶手段
    と、 前記第1の無線機から取得した前記固有識別子に基づい
    て前記記憶手段を検索し、取得した車両の登録番号と、
    前記撮影手段により撮影された車両登録番号を照合し、
    照合結果により違反車両を特定する特定手段とを有する
    ことを特徴とする車両特定システム。
  5. 【請求項5】 前記特定手段は、 前記第2の無線機より固有識別子が取得できなかった場
    合に、前記撮影手段から取得した前記車両登録番号の車
    両を違反車両と特定する第1の照合手段を含む請求項4
    記載の車両特定システム。
  6. 【請求項6】 前記特定手段は、 前記撮影手段により同時に複数台の車両の車両登録番号
    を取得した場合で、かつ第2の無線機により前記固有識
    別子を取得している場合には、前記固有識別子に対応す
    る車両登録番号の車両以外の車両を違反車両と特定する
    第2の照合手段を含む請求項4記載の車両特定システ
    ム。
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