JPH04125794A - 駐車場管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば有料駐車場などにおいて自動的に駐
車料金を算出し、さらに長時間放置された車両を自動検
出することの可能な駐車場管理装置に関する。

（従来の技術） 従来、有料駐車場での駐車料金の算出および駐車車両の
管理は、駐車料金については、入場時に発行した駐車券
に入場時間を記録し、出湯時に駐車券に記録された入場
時間と出湯時間から自動的にあるいは人手により算出さ
れており、また、駐車車両の管理については、係員が例
えば一定時間ごとに場内を巡回することにより、放置車
両などの不審車両を発見していた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の駐車場管理方法では、
通行券により入場時間を管理しているので通行券を紛失
した場合には正当な駐車料金の自動算出が行なえない。

また、駐車場内巡回のために係員が必要となり、完全な
自動化が行なえないなどの問題点がある。

そこで、本発明は、駐車料金の自動収受および長期間放
置されている放置車両の自動検出を行なうことができる
駐車場管理装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 第１の発明に係る駐車場管理装置は、駐車場などの入口
および出口において、それぞれ進入してくる車両のナン
バプレートを含む情景画像を撮像する入口および出口撮
像手段と、この入口および出口撮像手段で撮像された各
画像情報から、それぞれナンバプレート上に存在する文
字や数字の情報をナンバプレート情報として認識する入
口および出口認識手段と、前記入口認識手段で認識され
たナンバプレート情報と、そのナンバプレート情報に対
応する車両が前記入口を通過した通過時刻を時刻情報と
して記憶する記憶手段と、前記出口認識手段で認識され
たナンバプレート情報を前記記憶手段に記憶されたナン
バプレート情報と照合する照合手段と、この照合手段で
一致が得られた前記記憶手段内のナンバプレート情報に
付随する時刻情報と現時刻情報とから得られる駐車時間
により駐車料金を算出する演算手段と、この演算手段で
算出された駐車料金を収受する料金収受手段と、前記記
憶手段内の前記料金収受手段で駐車料金を収受した車両
のナンバプレート情報およびそれに付随する時刻情報に
、その車両が前記出口を通過したことを示す出口通過情
報を付加する手段と、定期的に前記記憶手段内の出口通
過情報が付加されていないナンバプレート情報に付随す
る時刻情報と現時刻情報とを照合することにより、所定
時間以上放置されている放置車両を検出する検出手段と
を具備している。

第２の発明に係る駐車場管理装置は、駐車場などの入口
および出口において、それぞれ進入してくる車両のナン
バプレートを含む情景画像を撮像する入口および出口撮
像手段と、この入口および出口撮像手段で撮像された各
画像情報から、それぞれナンバプレート上に存在する文
字や数字の情報をナンバプレート情報として認識する入
口および出口認識手段と、前記入口認識手段で認識され
たナンバプレート情報と、そのナンバプレート情報に対
応する車両が前記入口を通過した通過時刻を時刻情報と
して記憶する記憶手段と、前記出口認識手段で認識され
たナンバプレート情報を前記記憶手段に記憶されたナン
バプレート情報と照合する照合手段と、この照合手段で
一致が得られた前記記憶手段内のナンバプレート情報に
付随する時刻情報と現時刻情報とから得られる駐車時間
により駐車料金を算出する演算手段と、この演算手段で
算出された駐車料金を収受する料金収受手段と、この料
金収受手段で駐車料金を収受した車両のナンバプレート
情報およびそれに付随する時刻情報を前記記憶手段内か
ら消去する手段と、定期的に前記記憶手段内のナンバプ
レート情報に付随する時刻情報と現時刻情報とを照合す
ることにより、所定時間以上放置されている放置車両を
検出する検出手段とを具備している。

（作　用） 本発明によれば、上記構成により、駐車場の入口と出口
において車両のナンバプレート情報を読取ることにより
、駐車料金の自動収受および放置車両などの不審車両の
自動検出を行なうことができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は、本発明に係る駐車場管理装置の構成を概略的
に示すものである。すなわち、入口撮像部１および出口
撮像部２は、それぞれ有料駐車場の入口と出口において
、進入してくる車両のナンバプレートを含む前方向画像
を撮像する。ナンバプレート情報検出部３は、入口撮像
部１あるいは出口撮像部２で撮像された画像情報を解析
し、ナンバプレート上に存在するナンバプレート情報を
検出する。ここに、車両に取付けられるナンバプレート
上に存在するナンバプレート情報は、日本国内において
は第４図に示すような様式で表される。すなわち、４桁
以下のアラビア大数字からなる一連車両番号ａｂ２桁以
下のアラビア小数字からなる分類番号す、陸運支局を示
す漢字コードｃ１運送事業に用いられるか否かを表す仮
名／ローマ字コードｄである。

ナンバプレート情報認識部４は、ナンバプレート情報検
出部３で検出されたナンバプレート情報を認識する。ナ
ンバプレート情報照合比較部５は、入口と出口でそれぞ
れ読取ったナンバプレート情報を比較し、一致したナン
バプレート情報に付随する時刻情報を得る。

駐車場料金収受部６は、入場時にメモリ部９に記憶され
た時刻情報と現時刻情報とから得られる駐車時間から駐
車料金を算出して、駐車料金の収受を行ない、駐車料金
収受後、車両２６が出口を通過したことを示す出口通過
情報をメモリ部９内の対応するナンバプレート情報およ
び時刻情報に付加する。

時刻情報比較部７は、一定時間ごとにメモリ部９内のナ
ンバプレート情報を検索し、出口通過情報が付随してい
ないナンバプレート情報の車両の駐車時間を算出し、長
時間駐車している車両のナンバプレート情報を検出する
。

タイマ部８は、時間情報を得る時計機能であり、メモリ
部９は、各種処理に用いられる汎用的な記憶手段、ＣＰ
Ｕｌ０は、主に処理全体の制御を行なうものである。汎
用バス１１は、汎用的なデータ転送に用いられるデータ
バスであり、画像バス１２は、画像情報の転送専用に用
いられるデータバスである。

さらに、それぞれの構成要素について詳細を述べる。入
口撮像部１および出口撮像部２は、たとえば第２図に示
すように構成される。すなわち、テレビジョンカメラ（
以下、単にテレビカメラと略称する）２１、近赤外フラ
ッシュ装置２２、フォトセンサ発光部２３ａ１フォトセ
ンサ受光部２３ｂ％Ａ／Ｄ変換部２４、画像メモリ２５
からなり、それぞれ駐車場の入口と出口に配置される。

第３図に示すごとく、車両２６の進入により、フォトセ
ンサ発光部２３ａから発せられた光が遮られたことをフ
ォトセンサ受光部２３ｂにより検知し、その検知信号に
より近赤外フラッシュ装置２２により近赤外フラッシュ
光を照射するとともに、テレビカメラ２１によりナンバ
プレートを含む車両２６の前方向画像を撮像して取込む
。この取込まれた画像情報は、Ａ／Ｄ変換部２４により
例えば８ビツトのデジタル信号に変換され、いったん画
像メモリ２５に記憶される。、 なお、近赤外フラッシュ装置２２による近赤外フラッシ
ュ光は、照明条件を安定させるためや、夜間照明として
照射されるものであるが、可視光のフラッシュ光では運
転者の妨げとなるために近赤外光が用いられる。

ナンバプレート情報検出部３は、たとえば第５図に示す
ように、２値化処理部３１、一連車両番号検出部３２、
分類番号検出部３３、漢字コード検出部３４、仮名／ロ
ーマ字コード検出部３５から構成されている。

２値化処理部３１は、前記画像メモリ２５に記憶された
撮像画像を、たとえば文字が「１」、背景が「０」の２
値画像に変換する。ナンノ〈プレート画像のように、文
字と背景にコントラストが存在する場合、コントラスト
検出による２値化処理が有効である。このようなコント
ラスト検出による２値化方式としては、たとえば特開昭
６３−３００７４４号公報に開示されている技術が利用
可能である。

一連車両番号検出部３２は、ナンバプレート情報の中で
最も見付けやすい一連車両番号の候補領域を検出する。

一連車両番号の候補領域検出は、たとえばラベリング処
理を前記２値画像に対して施し、「１」で繋がる連結領
域を検出した後、検出された連結領域の縦、横サイズや
各連結領域の並び方などの解析結果により行なわれる。

ラベリング処理は、たとえば第６図に示すように、各連
結領域ごとにラベル付けを行ない、付随情報として連結
領域ごとに外接する長方形の座標ＸＳＩ〜ＸＳ４．　Ｙ
ＳＩ−Ｙ！１ｌｉ４．　ＸＥＩ　〜ＸＥ４．　ＹＥＩ−
ＹＢ２が求められる。車両画像は、フォトセンサにより
ほぼ同一地点で撮像されるため、画像上での一連車両番
号の大きさは一定の変動範囲内にほぼ収まる。また、そ
の並びは第４図の様式に基づくものであり、したがって
連結領域の個々のサイズや面積、および連結領域どうし
の並びの解析により、一連車両番号の候補を検出し得る
。

さらに、分類番号など、その他の情報は、第４図の様式
に基づく相対的な位置関係から容易に検出できる。分類
番号検出部３３、漢字コード検出部３４、仮名／ローマ
字コード検出部３５は、−連車両番号検出部３２から得
られる一連車両番号候補領域の座標情報をもとに相対的
な位置関係から、たとえば一連車両番号候補の検出と同
様な手段を用いてそれぞれの構成要素の検出を試みる。

なお、これら構成要素の検出を一連車両番号候補に対す
る検証手段としてもよい。すなわち、一連車両番号、分
類番号、漢字コード、仮名／ローマ字コードの構成要素
が成り立つとき、その領域を真のナンバプレート領域と
して出力する。

ナンバプレート情報認識部４は、たとえばパターンマツ
チングの手法により、検出されたナンバプレート情報の
認識処理を行なう。ナンバプレート情報検出部３から得
られる座標情報により数字／文字パターンを切出し、該
切出しパターンと基準パターンとを比較して類似度を求
める。類似度は、入力されたパターンと基準パターンと
がどの程度似通っているかを示す数値的な尺度である。

以上のような構成において、駐車場入口においては、第
７図に示すフローチャートの手順により処理が行なわれ
る。すなわち、まず入口撮像部１において、進入してく
る車両２６の前方向画像を撮像する（ステップ１００）
。撮像された画像情報は、ナンバプレート情報検出部３
において２値化処理が施され（ステップ１０１）、さら
に一連車両番号の候補、および対応する分類番号、漢字
コード、仮名・ローマ字コードが検出される（ステップ
１０２〜１０３）。

こうして検出されたナンバプレート情報は、ナンバプレ
ート情報認識部４において個々の要素について認識がな
され（ステップ１０４）　、タイマ部８から得られる時
刻情報とともに、たとえば第８図＜ａ＞に示すようにメ
モリ部９に記憶される（ステップ１０５）。

また、駐車場出口においては、第９図に示すフローチャ
ートの手順により処理が行なわれる。すなわち、まず出
口撮像部２において、進入してくる車両２６の前方向画
像を撮像しくステップ２００）、入口同様に撮像された
画像情報はナンバプレート情報検出部３において２値化
処理が施され（ステップ２０１）、さらに一連車両番号
の候補、および対応する分類番号、漢字コード、仮名・
ローマ字コードが検出される（ステップ２０２〜２０３
）。

こうして検出されたナンバプレート情報は、ナンバプレ
ート情報認識部４において個々の要素について認識がな
される（ステップ２０４）。この認識結果は、ナンバプ
レート情報照合比較部５において、メモリ部９に記憶さ
れた入口での認識結果（ナンバプレート情報）と比較さ
れ（ステップ２０５）、一致するナンバプレート情報が
あれば、そのナンバプレート情報に付随する時刻情報と
タイマ部８から得られる現時刻情報とにより駐車時間を
算出して、対応する駐車料金を算出しくステップ２０６
）、この算出した駐車料金を駐車料金収受部６において
収受する（ステップ２０７）。

また、駐車場料金収受部６では、駐車料金の収受後、車
両２６が出口を通過したことを示す出口通過情報を、た
とえば第８図（ｂ）に示すように、メモリ部９内の対応
するナンバプレート情報および時刻情報に付加記憶する
（ステップ２０８）。

次に、第１０図に示すフローチャートを用いて放置車両
の検出処理について説明する。時刻情報比較部７では、
タイマ部８による時間管理に基づき一定時間ごとに、入
場時にメモリ部９に記憶されたナンバプレート情報およ
びそれに付随する時刻情報の読出しを行なう（ステップ
３００）。そして、読出したナンバプレート情報および
時刻情報に出口通過情報が付加されているか否かをチエ
ツクしくステップ３０１）、出口通過情報が付加されて
いる場合には該当車両は既に出口を通過したということ
になり、時刻情報比較部７は次のナンバプレート情報の
読出しを行なう。

また、上記チエツクの結果、出口通過情報が付加されて
いない場合には、そのナンバプレート情報に付随する時
刻情報とタイマ部８から得られる現時刻情報とを比較し
て駐車時間を算出しくステップ３０２）、該当車両の駐
車時間が所定の時間内であるかどうかを判断する（ステ
ップ３０３）。

このとき、駐車時間が所定時間内であれば問題なしとし
て、次のナンバプレート情報の読出しを行なうが、所定
時間以上であった場合には、放置車両のナンバプレート
情報として検出する（ステップ３０４）。

なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
たとえば駐車料金の収受後、出口を通過した車両のナン
バプレート情報および時刻情報はメモリ部９から消去し
ておき、放置車両の検出は、消去されずにメモリ部９に
残っているナンバプレート情報を一定時間ごとに読出し
、付随する時刻情報を現時刻情報と比較することにより
、駐車時間が所定時間を越えているか否かをチエツクす
るようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、車両のナンバプレ
ート情報を駐車場の入口および出口においてそれぞれ読
取ることにより、駐車料金の自動収受および長期間放置
されている放置車両の自動検出を行なうことができる駐
車場管理装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は全体的な
構成を示すブロック図、第２図は撮像部の構成を示すブ
ロック図、第３図は車両画像の撮像を説明する図、第４
図は自動車に取付けられるナンバプレートの様式を示す
図、第５図はナンバプレート情報検出部の構成を示すブ
ロック図、第６図はラベリング処理を説明する説明図、
第７図は駐車場の入口における処理のフローチャート、
第８図（ａ）はナンバプレート情報と時刻情報の記憶状
態を示すメモリマツプ図、第８図（ｂ）はナンバプレー
ト情報と時刻情報と出口通過情報の記憶状態を示すメモ
リマツプ図、第９図は駐車場の出口における処理のフロ
ーチャート、第１０図は放置車両を検出する処理のフロ
ーチャートである。 １・・・入口撮像部、２・・・出口撮像部、３・・・ナ
ンバプレート情報検出部、４・・・ナンバプレート情報
認識部、５・・・ナンバプレート情報照合比較部、６・
・・駐車場料金収受部、７・・・時刻情報比較部、８・
・・タイマ部、９・・・メモリ部、１０・・・ＣＰＵ。 １１・・・汎用ハス、１２・・・画像ハス。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第 図 Ｃ 第 図 第 図 第 図（ａ） 第 図（ｂ） 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）駐車場などの入口および出口において、それぞれ
   進入してくる車両のナンバプレートを含む情景画像を撮
   像する入口および出口撮像手段と、この入口および出口
   撮像手段で撮像された各画像情報から、それぞれナンバ
   プレート上に存在する文字や数字の情報をナンバプレー
   ト情報として認識する入口および出口認識手段と、 前記入口認識手段で認識されたナンバプレート情報と、
   そのナンバプレート情報に対応する車両が前記入口を通
   過した通過時刻を時刻情報として記憶する記憶手段と、 前記出口認識手段で認識されたナンバプレート情報を前
   記記憶手段に記憶されたナンバプレート情報と照合する
   照合手段と、 この照合手段で一致が得られた前記記憶手段内のナンバ
   プレート情報に付随する時刻情報と現時刻情報とから得
   られる駐車時間により駐車料金を算出する演算手段と、 この演算手段で算出された駐車料金を収受する料金収受
   手段と、 前記記憶手段内の前記料金収受手段で駐車料金を収受し
   た車両のナンバプレート情報およびそれに付随する時刻
   情報に、その車両が前記出口を通過したことを示す出口
   通過情報を付加する手段と、定期的に前記記憶手段内の
   出口通過情報が付加されていないナンバプレート情報に
   付随する時刻情報と現時刻情報とを照合することにより
   、所定時間以上放置されている放置車両を検出する検出
   手段と を具備したことを特徴とする駐車場管理装置。
2. （２）駐車場などの入口および出口において、それぞれ
   進入してくる車両のナンバプレートを含む情景画像を撮
   像する入口および出口撮像手段と、この入口および出口
   撮像手段で撮像された各画像情報から、それぞれナンバ
   プレート上に存在する文字や数字の情報をナンバプレー
   ト情報として認識する入口および出口認識手段と、 前記入口認識手段で認識されたナンバプレート情報と、
   そのナンバプレート情報に対応する車両が前記入口を通
   過した通過時刻を時刻情報として記憶する記憶手段と、 前記出口認識手段で認識されたナンバプレート情報を前
   記記憶手段に記憶されたナンバプレート情報と照合する
   照合手段と、 この照合手段で一致が得られた前記記憶手段内のナンバ
   プレート情報に付随する時刻情報と現時刻情報とから得
   られる駐車時間により駐車料金を算出する演算手段と、 この演算手段で算出された駐車料金を収受する料金収受
   手段と、 この料金収受手段で駐車料金を収受した車両のナンバプ
   レート情報およびそれに付随する時刻情報を前記記憶手
   段内から消去する手段と、 定期的に前記記憶手段内のナンバプレート情報に付随す
   る時刻情報と現時刻情報とを照合することにより、所定
   時間以上放置されている放置車両を検出する検出手段と を具備したことを特徴とする駐車場管理装置。